キャンペーン > 道標 > 20030621


第11話:響鼓


バルミーリア「アルテンセン卿は、皇帝が非道なことをしているのならば、それからも守ってくださるとおっしゃいました」
カル「それはウソにきまってマス!」


日没の直前、シンクレオがマントで姿を消し、見張りのトロウルキンを殺すと、エドアルドが先陣をきってトロウルの洞穴に突入。
逃げ惑うトロウルキンを蹴散らしながら、ひと部屋に踏み込んだエドに、不意打ちでヘビーメイスを打ちつけながら一体のトロウルが現れる。
一呼吸おいて二体が交錯し、エドが受け止めたはずの一撃は、獰猛な衝撃力で盾越しに頭蓋を破壊した。
とっさに準備していた癒しをエドに与えたリュナロンの左腕がメイスで打ち潰され、牙で引きちぎられる。
かろうじて意識を取り戻したエドが、臥したままトロウルの足の腱を断ち切り、逆脚に深々とシミターを突き立てると、トロウルは昏倒した。


サイサン「おぃ、こりゃトロウルの太鼓だぞ。さっさとにげねぇと。」
カル「いや、少なくとも明日の昼まではここにいるのデス!」


洞穴の中でこどもらを見出した一行は、外がトロウルに囲まれていることに気がつく。
シンクレオが姿消しのマントで様子を見て回ると、少なくとも5組のトロウル部隊が周囲を囲んでいる。ザーカストの身を案じたシンクレオは見張り場所に戻るが彼の姿は見えず、かわりに洞窟の様子を伺おうとする泥糞を見つける。彼の見ている前で、泥糞は巨大な虫に驚き、トロウルのいるあたりへ突っ込んでいった。

使えそうな物資を調達に行ったゲラーフは、トロウルの死体が持ち去られていることに気がついた。すでに敵も斥候を送り込んでいるのだ。
夜半過ぎ、ひときわ太鼓が大きく打ち鳴らされ、トロウルの突入が始まる。
あわや戦闘開始かと思われたとき、二体のトロウルに小突かれながら「話をするといってますー!」と泥糞が突き出されてきた。


カル「ド、ドドウルがぢがづいでぐるおどがじまずぅ」
サイサン「だーかーらー、逃げようっていったのによう」


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