啓発問答集

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啓発問答集


ここには人を啓発に到らせる、もしくは啓発から逸れさせる問答を投稿すること。

■ 3 名前: なゆた :2001/08/30 12:26:38
2 すべては無価値である。何故か。

陥落せしボールドホーム。
死者を焼く煙たなびく外壁に座り込む少年ひとり。

深紅のローブをまといし僧侶きたりて曰く。
「すべては無価値である。何故か。」

少年が何と答えたか我は知らず。


僧侶、答えを得て問い返す。

「では、なぜ問いに答うるか?」


これ、虚無の問いなり。

■ 4 名前: Efendi :2002/03/21 21:53:49
3 Re:すべては無価値である。何故か。

これを見たランカー・マイの司祭が言いていわく、

「汝はすべてが無価値であるという。
 なるほど、頭で考えればすべてが無価値に思えてくる。
 それは虚無の罠だ。虚無ほど雄弁なものはない。
 だが同時に、我々は結局のところその虚言を信ずることができず、厳しい冬にこそ種をまく。
 我々をして人間たらしむるのは、知識によらずして真実を知覚できるゆえである。これを智恵という。
 汝これを知らずして、虚無にとらわれたるは字の書けぬ老婆に劣る智恵の持ち主よ。
 汝これを誤って、返って生の喜びを知らず悲しみを伝えるは、ブルーに劣らぬ汚染の源よ。
 汝が自らも含めて無価値であるというならそれもよし。
 無価値な汝を無価値な躯に変えるとしよう。」

■ 5 名前: なゆた :2002/03/21 22:23:38
4 問いを読み解くならば

「私はすべてが無価値であるといっているか」

■ 6 名前: Efendi :2002/03/30 23:02:47
5 Re:問いを読み解くならば

司祭答えていわく、
「そは詭弁なり。すべては無価値なり、と仮定した上でのそなたの問いではないか。
 だが、よろしい。そこまで言うのなら、汝が価値ありと見なすものを答えるがよい。
 我はすでに、存在に価値を認めぬ者こそ無価値である、と明言しておるぞ。」

※ なんだか喧嘩腰になってきちゃって…。ランカー・マイの司祭が言ってるのですよー。Efendi じゃないですよー。

■ 7 名前: なゆた :2002/03/31 10:05:55
6 微笑みて曰く

「君は勝者だ」

彼は立ち去ってゆく。

■ 8 名前: なゆた :2002/03/31 10:10:09
7 考えどころは

さて、啓発問答はガリガリ掘り下げても面白くないので、ここで考えると面白いのは、「少年は何と答えたか」と、「敗者は誰か」というところでしょうか^-^。


ps.まあ、究極的には「彼はなぜ問うのか」ということですが。

■ 9 名前: Efendi :2002/04/01 00:26:32
7 Re:微笑みて曰く

「あ、待って待って、ずるーい。」

このランカー・マイの司祭に友達はいなかった。

■ 10 名前: azatoth :2002/04/01 09:28:12
3 Re:すべては無価値である。何故か。

瓦礫の影にいた男が呟く。
「その仮定自体が無意味だからさ…。」

■ 11 名前: Efendi :2002/04/02 22:30:35
3 誰かさんの場合

陥落間近のホワイトウォール。
死者を焼く煙たなびく外壁に座り込む少女ひとり。

深紅のローブをまといし僧侶きたりて曰く。
「これ、そこな女の子。」
「何、じいちゃん? こんなとこうろついてたら危ないで。」
「すべては無価値である。何故か。」
「ん? あぁ、そんな落ちこまんどいてや。せや、お腹空いてると、そないな不景気なこと考えてしまうんよ。
 ええと…、あ、やっぱりあった、乾パン!」
「これ、わしは物乞いではない。」
「分かってるて。困ったときはお互い様や。
 あぁ、じいちゃん、歯ぁないんか…。
 うん、仕方ない、あても看護婦の端くれや!」
そう言うと、少女は乾パンを口に入れてもぐもぐさせると、
「じいちゃん、水ないねん。こないなおへちゃで悪いけどな、口移しでええか?」
「な、何を言っておる?」
「まぁま、遠慮せんと。」
そう言うと、少女は片手で僧侶の鼻をつまみ、もう片手であごを押さえると、咀嚼した乾パンを僧侶の口に流し込んだ。
「うまいか? うまいやろ。」
「う、ま、まぁな。ありがとう。」
「礼には及ばんて。困ったときは…、って言うたやろ。」
「困っておるのはお主もそうであろう、女の子よ。
 そなた、この街をいかにして脱出するつもりだ?」
「あて、体力には自身あんねん。夜影にまぎれて、こそっと…って考えてんねんけど。」
「それはいかん。まだまだ兵士たちは殺気立っておる。
 わしも礼を返さねばならんな。」
そういうと、僧侶は呼子を取り出して、ひとふき吹いた。すると、最寄のルナー兵が一人駆けて来た。僧侶は彼に、新ペローリア語で以下のように命じた:
「(ここな女性は我々の協力者で、次の任務のために急ぎカーシーへ向かわねばならん。お主、この方をカーシーまで護衛して差し上げろ。
 これを見せれば、検問で時間をとられずに済む。)」
そう言うと、僧侶は兵士に手形のようなものを手渡した。
「女の子よ、この兵士がそなたをカーシーまで護衛してくれる。そこからはそなたの好きにするが良い。」
「え、えぇ? じいちゃん、何者?」
「わしは見ての通りの爺だ。それに、困ったときは…であったろう?
 ほれ、門が閉じてからでは面倒だ、疾く行くがよい。」
「ん。何やら分からんけど、じいちゃんのこと、信じてみることにするわ。
 ほなな、恩にきるで。」

こうして、少女はホワイトウォールを後にした。1時間後、最後の砦が陥落し、ルナーの将軍は兵士たちに略奪を許可した。


■ 12 名前: azatoth :2002/03/25 20:44:36
2 禅は啓発問答?仏教は?内的到達は?


老僧が経を示した。

 『色即是空 空即是色 …』

若き僧がそれを黙って受取る。

 「言葉で理解をしようと思ってはならない。
  言葉は所詮、言葉遊びにしか使えないものだ。」

老僧の言葉に若き僧は答える。

 「それも言葉遊びですか?」

 「そなたの問いも言葉であったが?」

 「ありがとうございます。ありがたく頂戴いたします。」

 「遠路はるばるご苦労なことだ。」

 「私には幸いにも足がありますので…」

 「頭より先に足から生まれたとでも言いたいのか?」

 「お世話になりました。」

 「うむ。君との問答はなかなか楽しかったよ。」

■ 13 名前: なゆた :2002/02/20 22:33:11
2 蜘蛛の女祭曰く

ものごとにはすべて意味があるのです。
意味を見出そうとするならば。

■ 14 名前: Efendi :2002/03/20 22:38:01
2 <登攀>の問答

<登攀>の問答

「君が壁をよじ登っているとき、それが君が壁をよじ登っているのではなく、壁を含めた世界すべてが下っているとは考えられまいか?」

「壁が下っているというのに、こちらが汗して疲労するのはどういうことだ?」

「それは、君が世界の常識に抗おうとするからだ。そのような束縛を離れ、壁が下っていることを知れ。」

「なるほど。では…」

滑落者続出。

■ 15 名前: なゆた :2002/03/31 10:32:33
14 駄目な回答の例

滑落者続出。

だめじゃん(笑)


それはともかく。

「君が壁をよじ登っているとき、それが君が壁をよじ登っているのではなく、壁を含めた世界すべてが下っているとは考えられまいか?」

「壁が下っているというのに、こちらが汗して疲労するのはどういうことだ?」


神知者なゆた(笑)が答えるならば。

「大地はすべてのものを捉えようとする。手足で崖を押し下げることはできるが、大地を引き剥がすのにかかる労力は、君が大地から逃げようが、大地を君から引き剥がそうが常に等価である。これをエネ・・・(以下略)」


      • 科学者じゃん(爆)。

■ 16 名前: azatoth :2002/03/25 20:47:31
2 人生とは、


「人生とは、
 我々が経験したことの連続ではなく、
 経験したと思ったことの連続である。」

      --- H・P・ラヴクラフト

■ 17 名前: なゆた :2002/05/07 00:51:41
2 調和の問い

石は恐怖するか。

■ 18 名前: なゆた :2002/10/08 12:22:40
2 「男と女の間に友情は成立するか」

高校時代に、クラス討論のテーマになった議題。

成立する派としない派にわかれてのディベートをといわれたが、私はどちらにも入らず、「そもそも『友情』の定義って何?それを定義できなければ成立するもしないもないだろう」と言ったら、総スカンを喰らった。

ああ、みんな、感情を共有したいだけで、境界線をつけて判断したいわけじゃないんだなぁ、とすごく悲しくなった。

もともと素養はあったにせよ、これが私の啓発された瞬間と思われる。

■ 19 名前: Efendi :2002/10/08 17:34:51
18 定義づけ

▼ なゆたさん
「そもそも『友情』の定義って何?それを定義できなければ成立するもしないもないだろう」と言ったら、総スカンを喰らった。

ま、高校生らしくも日本人らしくもなくはある。

じゃ、私なりに定義してみましょうか。

まず、「相手の喜びを自分の喜びと認識できる、すなわち喜びを共有できる」と定義するなら、男女友情は成立する。ただし、それが「愛」というなら二言もない。

次に、「相手の行動が理解できる」とすると、一方向のみの友情ということが考えられるかもしれない。これは「師弟」の関係というべき。

もっと狭めて、「相手と同じ目的を共有する」となると、これは「同志」であろう。

現実に言われる「男女で友情は成立しない、男女を結びつけるのはセックスだけ」から演繹するなら、案外、「性の不満を共有できる」のが「友情」なのかもしれない。

ここで「性」を省くなら、男女間でも「友情」は成立するが、もし人間の行動のすべてが(大部分でも)「性」に起因するなら、やはり無理なのか。

個人的に言うなら、一番最初にあげたものは、「愛」ではなく、やはり「友情」なのかもしれない、と思う。
「愛」の定義となると、男から見れば女が陰にしろ肋骨にしろ、自分の半身を乞うのが「愛」であるそうだから。
あるいは「無制限の愛」に対置する「制限付きの愛」のことを「友情」というのか。有限の存在である人間には他者を愛することが出来ない、という前提で。

■ 20 名前: なゆた :2002/12/30 15:16:39
19 もう最近はT_T

愛だの友情だのという話ではなく、

『「相手」とか「自分」って何よ。』

から始まってしまうのでダメダメですT_T。
自分が無数の人格(というか作用)の集合体であるのがひしひしと感じられ、会話をしているとするとそのシチュエーション自体が「自分」であったり、境界がないので自分ではなかったり、ということはいまとなりで片づけをしている子供も自分であったりなかったり、道端に落ちている石も自分であったりなかったり。

すべての場所に存在しつつ、私という存在はなかったり。

愛だの友情だのが存在するしないという論議で言えば、エネルギー状態の特定のピーク形状であるなぁ、とか。


ああ、ダメだなぁ、と感じるのが最後の自我か(笑)。

■ 21 名前: azatoth :2002/10/08 19:49:49
18 実現できた事はないが、あると思っている私


▼ なゆたさん
「そもそも『友情』の定義って何?それを定義できなければ成立するもしないもないだろう」と言ったら、総スカンを喰らった。

ああ、みんな、感情を共有したいだけで、境界線をつけて判断したいわけじゃないんだなぁ、とすごく悲しくなった。

「親友>友達>知人」にまで、境界線を設定している私は、なゆた氏のフレームに近いんですねぇ。
私もUFO談義をしている寮の仲間達に向けて、「そもそもUFOは未確認飛行物体という意味なのだからそれは存在するだろう?」と言ってむちゃむちゃ怒られた覚えがあります。(笑)
だって彼らって「地球外からの飛行物体」として「高次元意識体」と「スペースシップ」をごちゃごちゃに話してるし…。
あ、私がバカにした口調だったから怒ったのか。

# 飲み仲間の元会社の同僚は「異性の友人」に近いのがいるなぁ。
# そういう関係は珍しいから恋愛感情とごっちゃにしやすいのかもねぇ。┐(´ー`)┌

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