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死剣


ダイジェスト:ドラストールの旅団

ドラストールの旅団とは何者か

 彼らは自らを「ドラストールの旅団」と呼ぶが、人は彼らを「ドラストールリバイバー」と呼ぶ。
 そう、彼らは死よりも悪い状況を、己の力を頼りに切り開き、ついに人を凌駕する戦技とともに「生き還った」ものたちであった。

ドラストール・リバイバーズとは何者か(1)

 ワームの友邦帝国の時代。龍の炎繰ると讃えられし匠、デナンテ=R・Rは、真の石さえ精製する力を求め、己が血族と共に忌しの地ドラストールに姿を消した。

 時は過ぎ、1618年。フマクトの戦士ネメシスと仲間は「混沌の王」と呼ばれる吸血鬼を追って古代の寺院に踏み入り、相手と共に転送される。そこはこの世とは思えぬ異形のものどもの闊歩する地であった。
 彼らは混沌の溢れかえる地の中に、不思議と清浄な地を見出す。そしてそこには人の住む村があった。村の名はロンロン。これは混沌に満ちた世に人の住むべき地を定め、人に炎と槍を与えし創造神の名ともされた。
 村人の多くはすでに外界についての知識も興味も失っていたが、幾人かは混沌の地の外側から来た者であり、すなわちドラストールに迷い込み、奇跡的にこの地まで辿り着いた者達であった。
 誰ひとりこの村の位置を示せる者はなく、また歩くたびに変動する地形、恐怖そのものである怪物、道行くものを混沌に貶める魔の瘴気が、この地からの脱出が不可能であることを結論付けていた。

 ロンロンでの生活は過酷という域を超えたものである。聖域に守られた村であろうとも、日に3度は混沌の侵食を受け、村人は女子供の別なく戦い、襲い来るブルーどもの荷を略奪する。
 数百年・幾世代も繰り返されたその生活(そしておそらくこの地の魔力)は、人々をほとんど別の生物に進化させている。
 彼らは最小限しか眠らず、疲れず、強靭な精神力を誇る。そして混沌への憎しみと、その存在へのアンチテーゼが彼らの存在意義である。村人が減ることはすなわち滅亡と同義であり、けして仲間を見捨てず、「もっとも有効な戦い」ではなく「全員が生き延びる闘い」を貫く。

 だが、「混沌の王」がこの地に降り立ったのは偶然ではなかった。彼はついに探し当てたのだ。デナンテ=ロン・ロンの見出した「新しき火」、彼の力をさらに強大にする炎を。
 デナンテはこの地で「新しき火」に辿り着き、その本質に恐怖した。彼は己の子孫達に伝説を語り残し、守人としてこの地に留まらせた。来たるべき力の渇望者に相対するために。
 そしていま――「混沌の王」は聖域を破壊し、混沌の軍勢はロンロンに雪崩れ込んだ。

 ネメシスとランド、そして伝説の武具を見出した村の戦士達は「混沌の王」に傷を負わせ、退けることに成功する。しかし破壊された聖域が戻る術はなく、彼らには村を捨て、外界に脱出する道しか残されてはいなかった。

ドラストール・リバイバーズとは何者か(2)

 いったい幾日が過ぎたのか。
 10年だというものもいる。1日だというものもいる。
 突如として陽が差し、そこが「あそこ」ではないことを告げた。彼らの前には緑の野が開け、そして白髪の娘の屍がネメシスの魔剣によって大地に縫いとめられていた。

 誰もが彼女のことを忘れた。

 彼らが覚えているのは襲い来る魔物。恐怖。そして無限の闘争。その中ではっきりと見えるもの。ネメシスの振る大剣と、その背中。音のない嵐のような、白黒の風景。敵に打ち込む一撃も、腹を貫く牙の痛みも、まるで実感なくスローモーションで過ぎ去ってゆく。
 村での生活も、逃げ惑う日々も、はっきりと覚えているものはいない。ときおり降りかかるフラッシュ・バックも、たいした問題ではない。そうじゃない生活というのはいったいどういうものだ?
 問題は、敵が少ないことだ。空気が重い。息をしている気がしない。
 この目の前で熟睡している輩は何だ? この槍を彼の胸に差し込んでみようか。
 何をしているんだ、こいつらは。敵を打ち倒した時以上の喜びがあるわけないだろう。無駄なことを。
 いったい世界はどうなってしまったんだ。

 彼らが人々の目に止まったのは1619年の秋。長と崇められしネメシスは、ドラストール旅団の結成を宣言。
 そして彼らは今日も、武器を携え、死地を旅して歩く。


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