イムヌス教
Terra Romance世界において、最も人々に信仰されているとされており、全ての善なる存在の源にして世界の創造主たる白き神への崇拝と、白き神によって世界に使わされた聖女、聖人や使徒の言行を信じ従う伝統的宗教。全ての宗教の中で、最も人口数が多い。
一神教で、白き神が世界の創造主であり人々の善を司る存在だとされる。
また次に聖女聖人という「神の娘、子供ら」という人々も同時に崇拝対象となっており、それらを崇拝するのは彼らの父であり神である白き神を崇拝するのと同じだとされる。
なお、最初の聖人にして聖女アグネスのみが白き神の半身とされ、その他の聖人は人の胎内で神の祝福と使命を得たといわれる。神そのものから生まれた聖人は聖女アグネスのみとされる。
教派
平仮名読み(ミレナリストシュギハ)
聖戦から千年後、白き神と黒き神が直接対決し、白き神の勝利によって世界は救済され、白き神の元に世界は永遠の楽園となる という信仰の解釈によってイムヌス教を信じる者達の事。千年の苦しみの後に作られる王国、という意味。
平仮名読み(アポカリスハ)
聖戦から千年後に白き神と黒き神の対決により世界は滅亡する という信仰の解釈によってイムヌス教を信じる者達の事。肉体と世界は滅びるが、イムヌス教信者は神と一つになり、新たなる世界の創造主となる という解釈もある。
平仮名読み(セイジョハ・アグネスハ)
イムヌス教の一番最初の聖人にして、白き神が自らの半身とする聖女アグネスを主に信仰し、白き神=アグネスとみなす解釈を行う者達の事。聖女や聖人らに祈りを捧げることで、死後白き神が統治する永遠の楽園へ誘われる というもの。千年王国主義派の分流を持つ。
組織
イムヌス教にて武力を司る一派。教会・大聖堂の守護と警備にあたり、要人から一般使徒の守護まで担う騎士兵団。十五歳~五十五歳ぐらいまでの健常な男性で構成されており、ほとんどの国で常備帯剣や幾つかの特権を行使することができる。なお、【騎士団】は現在二つの流派に分かれており「正教徒」と「清教徒」が存在する。二つの違いは信仰の解釈及び「正教徒」が両手剣を主に使用するのと、「清教徒」が片手剣or双剣を使用するなど細かい部分に違いがある。
イムヌス教にて教えを司る一派。修道女と修道士の育成とイムヌス教の伝統技術や伝承などを保存、後世に継ぐための機関。国立神学校で修道女・修道士また詩人や楽師まで育てている。
イムヌス教にて司法を司る一派。またイムヌス伝承魔術とよばれるイムヌス教の秘跡や奇跡の力を受け継ぐ一族もこの一派に加入し、一族の血の保全に務めることになっている。イムヌス教の司法機関・聖徒公会議もこの派閥が管轄となっている。一般使徒らから見ると馴染みの薄い派閥である。
主に教会に所属し、悪魔祓いや聖別などといった魔を清める、あるいは祓う技術を持つ派閥。第二派閥【族長】と違うのは、魔の対処が実践であるという表の実行部隊である。後は教会などで教典や聖人への祈りや信者の管理などを行う。
イムヌス教にて暗殺を司る一派で、非公式となっている。イムヌス異端者及び、白き神の教義に反する、もしくはイムヌス教の信仰そのものを危うくさせる存在や偽典といったものを秘密裏に消去するために作られた組織。実行部隊はイムヌス天使アラスと右目の取引を行い、異端者及び七十七悪魔を識別する「アラスの右目」によって悪魔を判定し、狩り出していくという。なお、この組織には魔族やそのハーフ、はては敵対者である悪魔すら存在するという噂があるが…?
教典
白暦一年から遅くても白暦九十八年までに成立したとされるイムヌス教の教えを説いた「石典(セキテン…外側の装丁が白い大理石で作られている。なお現在は通常白く加工した布生地を貼り付けた普通の書物の普及が広まっている)」を教典として扱っている。また、その後七十七悪魔と聖人らの聖戦を描いた「戦典」、聖女や聖人、使徒の言葉を載せた「白典」などが教典として存在する。
以下から非公式及び存在するが教典として認定されていないもの
イムヌス教教典としては異端書に当たるが、イムヌス教の祝詞や賛美歌のルーツとなった歌や言葉が記されているという謎の楽典。なお、これらが基になっているならば、イムヌス教の天使召喚言語や伝承魔術文字が解明されれば白き神やイムヌス教の解明に繋がるとされる。
死せる物語が横たわる棺、という記載のみが「戦典」に記されていた謎の魔術書?「戦典」では老賢者クラトルでさえ、その死絶えた書物の中身を恐れて開かなかったという。
歴史
白暦元年
白暦1年
白暦100年
白暦200年
白暦300年
白暦400年
白暦500年
白暦600年
白暦700年
白暦800年~現在のTerra Romance世界の時間軸
七英雄
- アオキ・イクヤ
- イシェク・イムヌス
- クラトル・オンディーヌ
- シェザンヌ
なお、大陸の北と南で後の三人については意見の相違があり、現在イムヌス聖徒公会議にて検討されている。名前が違うだけだったり、また同じ人物に思えないなど、さまざまな説が飛び交っている。
南大陸
- ハルンピュア
- イーゼ・アンドリューシャ
- マルガリータ・ジュゼッペ
北大陸
イムヌス教信者の生活
朝
昼
夕
夜
夜明け
イムヌスの奇跡、また魔法と魔術について
伝承魔術
「聖剣」
「聖杯」
「聖痕」
「赤い靴」
「」
祭典、祝日など
聖女降臨祭(アグネス・デイ)
聖騎士戴冠祭(イシェク・デイ)
聖王誕生祭(コンケェラー・デイ)
復活大祭
天使降臨祭
聖グラナダリア祭(別名・白き音楽祭)
白き万聖節(別名・殉教者の日)
受難の1週間
一日目
二日目
三日目
四日目
五日目
六日目
七日目
異端の区分
最終更新:2007年07月02日 22:32