「レポ:第103話「世界を調律する者」」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら
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:開催日|2008年8月19日
:GM|tatari
:舞台|グラズヘイム~天使ラジエルの情報世界
:参加PC|ベルティルデ
カトレイア
レイナ・ドラッヘンクロイツ
-メフィストフェレスの契約書を解読する作業を続けるベルティルデ、だが難航する作業の合間にロキ神が夢に現れ手を貸すから自分の下まで来るように促す。胡散臭い提案ではあるが、きっとその方が面白いのだろう、とロキの言を信用する事にしたベルティルデはカトレイアとレイナに声をかけ、一路グラズヘイムまで向かう事にしたのだった。
-アルフレッド枢機卿=ロキの言によれば人の身で機械神の言語を解読するためには天使ラジエルが守護・管理する『ラジエルの書(セファー・ラジエル)』を見る必要がある、とのことでラジエルが統べる情報世界へのゲートを用意してみせる。帰り道すら保証されていない危険な賭けではあるが、“機械神の言語を解読できれば帰ることも可能なはず”と決意を固めたクエスターたちはロキの誘いに乗り一路ラジエルの管理する情報世界へ。
-どうやらセフィロトを初めとするあらゆるカバラの根源であり、無数のプログラムによる“情報”で構成されているらしい奇妙な情報世界に降り立つPC達。そこで出会ったのは悪性のプログラムやイレギュラーを“掃除”して回るのが仕事だというラプラス。ペテンと言いくるめスレスレの話術で適当にその場を誤魔化したベルティルデ達一行はひとまずラプラスの案内で安全なスペースに逃れ、そこで彼女の話を聞く事に。
-彼女の話を総合することで、どうやらメフィストフェレスを倒すため、という本来の目的を訴えることで空間の主ラジエルとの交渉が可能であろうと判断した一行は事情を話すことでラプラスと共に最奥のラジエルに正面から面会しに行く事にした。
-中途バグのように立ち塞がる“結界”を魔術法則に則ってカトレイアが華麗に片付けて見せたり、ベルティルデが情報世界の“法則”を早くも理解しはじめて情報の海から自身のカバラ兵団を創り出す応用を始めたり、真似したレイナのシャードが暴走をはじめ奈落めいた瘴気があたりを侵食し始めるトラブルがあったりと色々あったものの、特に問題も無く一行はラプラスの案内のままにラジエルの待つ最奥に辿り着く。
-プラーンから逸脱する存在であるメフィストフェレスを滅ぼすという目的そのものには同調できるというラジエル。だが、やはりそれを為そうとするクエスターたちもプラーンを乱す存在である危険性が高いと言うラジエルは、PC達一人一人にメフィストフェレスと戦う理由を問いただし、その上でクエスターの力量を測ることでクエスターという存在そのものを測ろうとする。
-数々の支援特技を使いこなす外部ユニットにベルティルデを遥かに凌ぐソーサラー特技を披露するラジエルだったが、外部ユニットをカトレイアに落とされきった時点で≪ソウルリンク≫+≪ヒールⅡ≫を使いこなしMPを回復させ続けるレイナとカバラ兵団を盾にしながら≪リバースドラッグ≫でMPを防御に回せるベルティルデのコンビが形成した半永久機関を突破できないことを悟り(PC達の火力が低いせいでHP自体はまだ半分以上残っていたものの)潔く敗北を認めるのだった。
-一行は首尾よくラジエルに認められ、代表としてベルティルデがその秘奥である『ラジエルの書』を理解する事になる。メフィストフェレスを倒したらその“知識”を返しに来るとラジエルと約束した一行は早速世界法則を完全理解してのけたベルティルデが開けたゲートを潜って元のミッドガルドへと帰るのだった。
-最後の武器、メフィストフェレスを滅ぼす術を手にした一行、決着の時は静かに刻一刻と迫りつつあるのだった。
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