レポ:第128話「闇の聖杯・後編」

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:開催日|2008年10月4日 :GM|tatari :舞台|ウィンカスター :参加PC|レイナ・ドラッヘンクロイツ リジル メゾット・スフォルテンド 篠宮ホクト -シナリオクラフトによるセッション。テンプレートは「白日の恐怖劇」。 -ますます不気味な胎動を早めるレイナの抱える奈落、“マグダラの聖母”。ウィンカスターを訪れていた一行はレイナの奈落が暴走を始める瞬間に立ち会う事になる。そこに現れたのは“朱色の亡霊”ナイグンゲ、「逃げられないように」とウィンカスターを囲う結界を張った挙句、レイナに奈落を受け入れる事を強要する。その言葉を拒絶するクエスターたちだったが、“ならば現実を見るが良い”とその場から消えるナイグンゲを尻目にレイナから漏れいずる狂気と奈落の瘴気が結界に覆われたウィンカスター全体に広がっていく……現実に孵る悪夢、狂気の宴が始まろうとしていた。 -次々と現実のものになる悪夢の光景。死人が蘇り、PCたちのトラウマが現実のものへと転化される。悪夢に取り殺されるかのように、現実になった様々な幻想によって死んでいく街の人々。そして判明することはレイナの奈落に対処する術は存在しないという絶望的な事実。それでも一行はひとまず被害を抑えるため、ウィンカスターからの脱出、すなわち結界を張ったナイグンゲを探すのだった。 -だが、急ぐ一行の前に立ち塞がり、行く手を阻んだのはノルンのハンターやG=M社のエージェントたち。彼らはレイナがこの事件の現況である事を突き止め(あるいはナイグンゲに吹き込まれ)レイナの殺害によって、街の惨劇を食い止めようと目論む。もちろん、受け入れるわけにも行かないが、逆にハンターやエージェントたちを殺害するわけにも行かずただその場から強引に逃走する羽目に。そうしている間にも増える惨劇の犠牲者たち、もはや一刻の猶予も無い事態。だが、ようやく追いついたナイグンゲの前には彼女のかつての同志達であり、彼女と同じ絶望に堕ちた“ティルヴィング”の精鋭が待ち構える。 -冒頭と同じ要求をレイナに突きつけるナイグンゲ。彼女が堕ちいった疑問、それは奈落が本当に悪なのか、というもの。そのための奈落側の“指導者”を産むものとして“ティルヴィング”はレイナを求める。それは希望を信じ、奈落の絶望を否定する探求者たちと相容れることはなく、両者の溝はもはや争う以外には埋めようもない。“朱色の亡霊”ナイグンゲとレイナ・ドラッヘンブルク、数百年の時を経た因縁に決着を付ける戦いが幕を開ける… -物理型3体に魔法型3体のお供を連れたナイグンゲとの戦闘。首尾よく火力担当のメゾットやリジルの速攻で魔法型は行動を回す前に殲滅したものの、≪レンジドカバー≫まで備えた物理型の排除には相当に手間取る。なおそれを乗り越えナイグンゲを追い詰めたところで、ナイグンゲが第二形態に移行、高位のBマジシャン特技やウィザード&アーク・ウィザード特技を全開で使いこなすナイグンゲ・第二形態を前に苦戦を強いられるが、結局は主戦力が物理型であることも手伝って総力戦の結果、かろうじてナイグンゲを押し切る。 -滅びさるナイグンゲ、そしてそこに現れるのは全ての元凶にして黒幕たる“月の魔女”グナーデ。レイナがその奈落の宿命から解き放たれる方法は存在しない事を改めて告げ、“月の魔女”は決着はまた別の機会、と言って去っていった。小康状態に陥るも、晴れることの無いレイナに潜む奈落。しかし希望を捨てず、その術を探し続けるからこそ彼らは探求者なのだとしたら、彼らの旅はまだ終わらない。理想郷アスガルドを探し出す、その日までは… #comment_num2()
:開催日|2008年10月4日 :GM|tatari :舞台|ウィンカスター :参加PC|レイナ・ドラッヘンクロイツ リジル メゾット・スフォルテンド 篠宮ホクト -シナリオクラフトによるセッション。テンプレートは「白日の恐怖劇」。 -ますます不気味な胎動を早めるレイナの抱える奈落、“マグダラの聖母”。ウィンカスターを訪れていた一行はレイナの奈落が暴走を始める瞬間に立ち会う事になる。そこに現れたのは“朱色の亡霊”ナイグンゲ、「逃げられないように」とウィンカスターを囲う結界を張った挙句、レイナに奈落を受け入れる事を強要する。その言葉を拒絶するクエスターたちだったが、“ならば現実を見るが良い”とその場から消えるナイグンゲを尻目にレイナから漏れいずる狂気と奈落の瘴気が結界に覆われたウィンカスター全体に広がっていく……現実に孵る悪夢、狂気の宴が始まろうとしていた。 -次々と現実のものになる悪夢の光景。死人が蘇り、PCたちのトラウマが現実のものへと転化される。悪夢に取り殺されるかのように、現実になった様々な幻想によって死んでいく街の人々。そして判明することはレイナの奈落に対処する術は存在しないという絶望的な事実。それでも一行はひとまず被害を抑えるため、ウィンカスターからの脱出、すなわち結界を張ったナイグンゲを探すのだった。 -だが、急ぐ一行の前に立ち塞がり、行く手を阻んだのはノルンのハンターやG=M社のエージェントたち。彼らはレイナがこの事件の現況である事を突き止め(あるいはナイグンゲに吹き込まれ)レイナの殺害によって、街の惨劇を食い止めようと目論む。もちろん、受け入れるわけにも行かないが、逆にハンターやエージェントたちを殺害するわけにも行かずただその場から強引に逃走する羽目に。そうしている間にも増える惨劇の犠牲者たち、もはや一刻の猶予も無い事態。だが、ようやく追いついたナイグンゲの前には彼女のかつての同志達であり、彼女と同じ絶望に堕ちた“ティルヴィング”の精鋭が待ち構える。 -冒頭と同じ要求をレイナに突きつけるナイグンゲ。彼女が堕ちいった疑問、それは奈落が本当に悪なのか、というもの。そのための奈落側の“指導者”を産むものとして“ティルヴィング”はレイナを求める。それは希望を信じ、奈落の絶望を否定する探求者たちと相容れることはなく、両者の溝はもはや争う以外には埋めようもない。“朱色の亡霊”ナイグンゲとレイナ・ドラッヘンブルク、数百年の時を経た因縁に決着を付ける戦いが幕を開ける… -物理型3体に魔法型3体のお供を連れたナイグンゲとの戦闘。首尾よく火力担当のメゾットやリジルの速攻で魔法型は行動を回す前に殲滅したものの、≪レンジドカバー≫まで備えた物理型の排除には相当に手間取る。なおそれを乗り越えナイグンゲを追い詰めたところで、ナイグンゲが第二形態に移行、高位のBマジシャン特技やウィザード&アーク・ウィザード特技を全開で使いこなすナイグンゲ・第二形態を前に苦戦を強いられるが、結局は主戦力が物理型であることも手伝って総力戦の結果、かろうじてナイグンゲを押し切る。 -滅びさるナイグンゲ、そしてそこに現れるのは全ての元凶にして黒幕たる“月の魔女”グナーデ。レイナがその奈落の宿命から解き放たれる方法は存在しない事を改めて告げ、“月の魔女”は決着はまた別の機会、と言って去っていった。ホクトの≪稲荷明神≫の力によって一応小康状態に陥るも、晴れることの無いレイナに潜む奈落。しかし希望を捨てず、その術を探し続けるからこそ彼らは探求者なのだとしたら、彼らの旅はまだ終わらない。理想郷アスガルドを探し出す、その日までは… #comment_num2()

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