レポ:第143話「朱き月の夜想曲」

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:開催日|2008年11月16日 :GM|tatari :舞台|帝都グラズヘイム :参加PC|フィリア メゾット・スフォルテンド アレキサンダー -アレキサンダーの根回しにより、カインの呪いを皇帝に恩赦してもらう件で枢機卿会議を開いてもらう手はずが整えられた。その報を聞いたフィリアとメゾットは一路グラズヘイムへ。しかし、合流したPCたちの前に姿を見せたのは聖務枢機卿アルフレッド。アレキサンダーは先行きになんともいえない危ういものを感じるのだった。 -ひとまずは、と根回しの結果か、フィリアとメゾットに直に会って見たいという教理省の主であるヘレネ枢機卿と面会する。熱を込めてカインを野放しにすることの危険性とカインを倒すためにその罪の恩赦が必要であることを訴えるフィリア。だがヘレネの返答は渋く、そのために教理省、ひいては真帝国が形式上だけでも奈落の存在と罪をを赦すわけには行かないと答えを返す。 -ならばカインの罪を赦すのではなく改めて罪を追加する…改めて別の罰、すなわち完全な滅びを与えるという方向なら教義に反することはないのではないか、との提案を出してみるメゾット。本人にとっては何気なく発したものではあったものの、それを聞いたヘレネはその方向なら、と提案に乗ってくれることに。 -それにより会議自体は乗り切れるだろうとアレキサンダー&ヘレネのお墨付きを貰ったフィリアとメゾット。次の手として万全を期すために以前に“旅団”が接触を持ったという積層都市マリアの主、オベール枢機卿に話を持ちかけて協力してもらうことにする。三体の大悪魔のひとりであるカインを滅ぼすため、ということで一も二も無くオベールは協力を受諾する。 -枢機卿の面々は枢機卿会議で案件を通すだけではなく、直接フィリアに謁見して陳情してもらう形を取るのがベストだろうと裏で工作を始める。一方フィリアの元に現れるのはカインの懐刀である“懲罰騎士”ブラスト。カインの不死が破られるはずはないと高をくくるブラストだがフィリアはブラストの再三の勧誘を跳ね除け、そして駆けつけたメゾットに追い払われて退場する。 -結局のところ、先手先手を取れたことによりブラストが姦計をめぐらせるよりも、ロキがちょっかいをかけるよりも先に状況を成立させることに成功する流れに。枢機卿会議はロキが介入する余地なくヘレネの主導で決議が成立。そして、フィリアとメゾットは枢機卿たちの計らいで皇帝に謁見し直接陳情しに向かうのだった。 -グラズヘイムの頂、真帝国皇帝の謁見の間にて。フィリアの熱を入れた言葉に皇帝の唇が動く。覚悟を示せ、との言葉に自らのシャードにその決意を働きかけることでサクセションを果たしてみせるフィリア。それに応えるように皇帝の口からカインの死罪が宣告される! -そこに乱入するのは“懲罰騎士”ブラスト。その焦りよう、そしてカインの声が告げるブラストへの最後通牒は果たして確かにカインの不死の呪いが解かれた事を示していた。だが、襲い掛かるブラストを倒さなければカインの元には辿り着けない。 -戦いは熾烈を極め、その場に居る全員が死を覚悟するほどの激闘だったがアレキサンダーの≪最終戦争≫が滑り込む事によって紙一重の差でメゾットの一撃がブラストを滅ぼす。そしてもはやカインを護る不死の呪いは無く、あとは正面からカインを倒すことが出来ればカインを滅ぼすことが出来るのだ。フィリアにとっての悲願であるカインとの最終決戦がもう間近に迫ろうとしていた。 #comment_num2()

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