レポ:第183話「魔剣の生まれた日」

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:開催日|2009年2月1日 :GM|s/t :舞台|過去のミッドガルド :参加PC|カイエ ヴォルフガング -シナリオクラフトによるセッション。テンプレートは「時空漂流」。 -ウルカヌスの元でいつもどおり丁稚紛いの生活を送るカイエの元にティーネがカールスルーエを携えて訪ねてくる。なんでもトールの映し身との一件を境にうんともすんとも反応しなくなってしまったらしく、原因を知りたいのだとか。ウルカヌスの知識では問題がわからず、カイエはウルカヌスの命で“旅団”の知識人たちの知恵を借りにカーゴに出向く。しかし、一番にヴォルフガングと会ったところでモノも言わぬカールスルーエから不気味な魔力の波動が迸り、2人を包み込んでしまう。 -意識を取り戻した2人が見たのはカールスルーエを名乗る男。姿格好はそのまんまなアルメリア=リリィの存在からここが過去、それもカールスルーエが魔剣になる直前の世界である事を察した2人。リリィの助言により時を飛ばされた原因である魔剣を再び見つけるために魔剣へと転化する儀式をしに行ったカールスルーエの後を追いかけることするのだった。 -そこはラグナロク直後、そして“闇の王”シグルドが封印された直後のミッドガルド。まだ奈落の影が薄いその地を歩くうちに(中途でまだアルフレッドではないロキにちょっかいを出されもしたが)2人は高度なレリクスが散見される古代の儀式場に辿り着く。だが、2人の行く手を機械天使が遮って引き返すように促す。機械神の勢力は産み出されるカールスルーエという魔剣を将来の脅威に思い、その儀式を妨害しようとしていたのだ。そうはさせじ、と集まる機械神の群れをまだ人であったカールスルーエと共に撃退する2人。 -そして、儀式が始まる。全ては再び“闇の王”が現れたとき、自分たちと同じような思いをする人間が居なくてもいいように。冥府の主ハデスとの契約、そして古代のアルフが集めた技術と魔法によってシグルドの親友カールスルーエは一振りの魔剣へとその姿を転じる。だがその時、世界がセピア色に反転したかと思うや否や、魔剣へと化したカールスルーエにまとわりつく黒い影、2人を過去に飛ばした不気味な魔力の波動が2人に襲い掛かってくる。 -漆黒の、そして機械仕掛けの翼を広げるそれは機械神がカールスルーエにかけた呪いの具現。現在の魔剣カールスルーエにかけられていた呪いが解けかかっている力に反発し、手当たり次第に魔剣の側の人間を巻き込んでこうして直接滅ぼそうとしているのだ。人であったころのカールスルーエが所持する特技の一部にソードマスター特技、そして機械神の権能の一部を使いこなす影。だが首尾よく2人をブレイクさせるまでは良かったもののやはりヴォルフガングのロックの前に打つ手を無くし、カイエの一閃によって逆に砕かれ、その力を霧散させるのだった。 -呪いが砕けたことによって、現代へと戻ることが出来た2人。こうして魔剣にかけられていた呪いは解け、いつもどおり(?)のカールスルーエが戻ってきたのだった。 #comment_num2()

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