レポ:第39話「悲劇の森」

開催日
2008/3/15
GM
龍希
舞台
黄金の森
参加PC
ノアラ
メゾット・スフォルテンド
アリーシャ・ヒンデンブルク
ハインツ

  • 黄金の森にある遺跡の調査を引き受けた“旅団”の一行。ところが、肝心の遺跡はノアラの昔暮らしていた集落のあたりにあるらしいのだが、その集落は帝国軍の襲撃で滅んでおり、その際に発生した奈落が今もあって危険な場所だったのだ。リンクスの女王クレメンスから最近になってその奈落が拡大している理由を調べてくれたら、遺跡の調査に協力するという提案を受け、それを引き受けるハインツ達。
  • 一方メゾットは同じエレメンタラーのレナという少女から、彼女の故郷を滅ぼした奈落を滅する手伝いを頼まれ黄金の森へとやってきていた。レナの故郷の村はノアラの故郷のすぐ近くにあり、帝国軍の襲撃の直後に発生した奈落は彼女の村を滅ぼしていたのだ。
  • レナは奈落の側で、その奈落の核であるグレンというリンクスの少年と対峙する。それをとめに入ったレナの弟セルジュは、奈落を滅ぼすのに手段を選ばないレナは弟ごと攻撃し、セルジュは大怪我をおってしまう。アリーシャの手当てで一命をとりとめたセルジュ。PCの介入もあって二人はその場を離れるのだった。
  • おのおののNPCから詳しい話を聞く一行。グレンとレナはかつて互いに愛を誓い合ったはずであった。だが、グレンは人間を愛した記憶をなくしており、レナは愛する心を精霊にささげてしまっていた。互いに憎悪を燃やし戦う二人。セルジュの父が、以前に遺跡を調べていた人物であることを知ったPCはその資料から、その遺跡に眠るレリクスが感情を増幅するものであり、今暴走状態にあることを知る。
  • 「カイルとフリーデルトの悲劇」・・・愛し合った二人が、互いに二組あい、最後には殺しあってしまう物語。そのとおりに殺しあう二人を何とかしようとするPC達は、手段を選ばず暴走していく二人をとめるため、それぞれが行う儀式を妨害する。
  • かつてレナとグレンが愛を誓った場所、そこで互いに対峙する二人。けれど二人の心の底にはそのときの絆と愛は確かに残っていた。グレンが作った二人おそろいの黄金の指輪、今ではシャードが輝き互いの左手の薬指にはまるその指輪がその絆の証拠。必死の説得でそれを思い出しかけた二人に、暴走したレリクスが洗脳を施しPC達に襲いかかる。レリクスも、自分が力を貸し、愛を誓った人がいずれその思いを風化し、互いに憎みあうのを長い間見続け、嘆き、悲しみ、絶望して奈落に染まっていたのだ。悲劇をとめるため、ノアラとメゾットのシャードもアルシャードへと進化しサクセサー達に力を貸す。
  • 熾烈を極める戦闘のなか、戦術ミスとダイス目の悪さが重なり、《カバーリング》に飛んだ《虚無の咆哮》によってアリーシャが死亡。けれど、その尊い犠牲はグレンとレナに記憶と愛を取り戻すことに成功する。
  • 二人は互いの絆と誓いを確かめるために旅にでることに。セルジュは、自分の頼みを聞いてくれたアリーシャが死んでしまったことを悲しみ、強くなるために“旅団”と一緒に旅をすることに。悲劇は止まった。けれど、“旅団”はまた、尊い犠牲を払うことになってしまったのだった。
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最終更新:2008年03月20日 21:17
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