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ベル

「ベル」(2016/12/22 (木) 21:34:24) の最新版変更点

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<img alt="" src="//www30.atwiki.jp/kight_high?cmd=upload&act=open&pageid=30&file=%E3%83%99%E3%83%AB.png" style="line-height:1.6em;width:480px;height:640px;" /> <h1>ベル（Bel）</h1> 元ネタ：<a href="https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%AB%E3%83%89%E3%82%A5%E3%82%AF">マルドゥク</a> 出身地：バビロン 年齢：8000歳くらい ・KAKEIさん家のナタ君と自称自警団を組んでる。 ---- ◾︎身体的なあれこれ <ul><li>４つの金の目がある。何事も見通せる力があり、その力が強すぎて今は二つを縫い付けてある。</li> <li>黒髪がふわふわ。</li> <li style="line-height:20.8px;"> 4つ耳がある。なんでも聞けるけど、これもまた力が強すぎるから、残り２つを猫の耳（スフィンクスモデル）にしてある。</li> <li>折れそうなほど細い。事実めちゃくちゃ病弱</li> </ul> ◾︎精神的なあれこれ <ul><li>おおらかで細かいことを気にしない性格をしている。</li> <li>世間知らずで、王様気質。素が偉そうだが悪気はない。</li> <li>人が好き。竜や蛇も好きらしい。なんか昔飼ってたんだとか。</li> <li>怒ったり泣いたりは全然しない。いつもにこにこしている。</li> <li>ずいぶん大人びた言動が多く、たまに物事を見通したような顔をしている。</li> </ul> ◾︎ストーリー概略 <ul><li>マルドゥクは、全知の神エンキの息子として生まれた。その眼は何事も見通し、その耳は何事も聞きとおせる万能の力を持っていた。マルドゥクは人の世をすべ、バベルの都市にまつりあげられる神となる。</li> <li style="line-height:20.8px;"> 飛ぶ鳥を落とす勢いで尊大な王であったマルドゥク。誰もが「ヴェール（わが主人）」と呼びあがめた。</li> <li style="line-height:20.8px;"> だがマルドゥクには、自分のその眼で、自身の将来も見えていた。都市が衰え、自身をあがめる人も減り、自身の死ぬ姿が。それが天の定めた道ならば、マルドゥクはそれに従うつもりだった。</li> <li style="line-height:20.8px;"> はたして自分の力が衰え、部下も手放した。文明が終わるころ、マルドゥクもそっと目を閉じた。</li> <li style="line-height:20.8px;">それを助けたのは、マルドゥクが以前対峙したアンズーである<a href="//www30.atwiki.jp/kight_high/pages/13.html">ズー</a>だった。</li> <li style="line-height:20.8px;"><a href="//www30.atwiki.jp/kight_high/pages/13.html" style="line-height:20.8px;">ズー</a>が自分を助ける事態は、マルドゥクに見えていなかった未来だ。瀕死の体であったマルドゥクは、その体を保つことができなかった。目覚めたマルドゥクは夢国にいて、ベッドの中だった。</li> <li style="line-height:20.8px;">そこに<a href="//www30.atwiki.jp/kight_high/pages/13.html" style="line-height:20.8px;">ズー</a>の姿はなかった。自分の体も、ずいぶんと小さい。鏡を見てようやく、自身の体が子供になっていることに気が付いた。</li> <li style="line-height:20.8px;"> 夢国には、自身の息子もいた。すべての運命が描かれている天命の書板を、彼に譲ったことをマルドゥクは思い出した。マルドゥクを尊敬していた息子は、父の死に耐え切れずそれを書き換えたのだった。</li> <li style="line-height:20.8px;"> だが、息子は父の姿を見て絶望した。目の前にいるのは、あの日の栄光などどこにもない、幼い少年だ。それは息子の望んだものではなかった。息子から拒絶の言葉を吐かれ、マルドゥクはむなしく微笑んだ。</li> <li style="line-height:20.8px;">それでも自身の存在を忘れぬよう「ベル」と名乗るようになった。</li> </ul> <ここから現在> <ul><li style="line-height:20.8px;"><a href="//www30.atwiki.jp/kight_high/pages/12.html">シルシュ</a>が自分を探しているのは知っている。だけど、息子のように今の自分の姿を見て、拒絶されるのが怖い。</li> <li>将来の行く末を見る能力はいまだに使えるけれど、それを使うとしばらく寝込む。</li> <li>その目玉を「アクセサリーにしたいから使わないなら下さいな」って<a href="//www30.atwiki.jp/kight_high/pages/31.html">ディアス</a>に渡した。</li> <li><a href="//www30.atwiki.jp/kight_high/pages/31.html">ディアス</a>はその眼をもってみたものの、あまりに力が強いために<a href="//www30.atwiki.jp/kight_high/pages/31.html">ディアス</a>でさえも持っているだけで重たくて、アクセサリーにするのにも難しいようだった。</li> <li>しかし、それを使って<a href="//www30.atwiki.jp/kight_high/pages/12.html" style="line-height:20.8px;">シルシュ</a>にベルが死んだことを信じ込ませることには成功する。</li> </ul> <ここから未来の話> <ul><li>ベルの消息を探して、<a href="//www30.atwiki.jp/kight_high/pages/12.html" style="font-family:arial, sans-serif;font-size:14px;line-height:20.8px;">シルシュ</a>は夢国にたどり着く。ベルは出会った瞬間逃げ出すが、少し走るだけでも息切れを起こして、倒れこむほどせき込むからだでは<a href="//www30.atwiki.jp/kight_high/pages/12.html" style="font-family:arial, sans-serif;font-size:14px;line-height:20.8px;">シルシュ</a>から逃げることはできなかった。</li> <li>そんな情けない姿を見せても、幼い子供の姿でも、<a href="//www30.atwiki.jp/kight_high/pages/12.html" style="font-family:arial, sans-serif;font-size:14px;line-height:20.8px;">シルシュ</a>はベルを「ヴェール」と呼んだ。俺の主と、泣いて縋りついた。その姿を見て、ベルの心も救われた。</li> <li>ひとしきり二人で泣いた後、ベルは<a href="//www30.atwiki.jp/kight_high/pages/12.html" style="font-family:arial, sans-serif;font-size:14px;line-height:20.8px;">シルシュ</a>に優しく問う。「おれはこんな姿になってしまったが、おれとともにあるか？」と。</li> <li><a href="//www30.atwiki.jp/kight_high/pages/12.html" style="font-family:arial, sans-serif;font-size:14px;line-height:20.8px;">シルシュ</a>は悩むそぶりを見せた。そして、「守りたい人ができたんだ」と、そういった。</li> <li>ベルは笑って、シルシュの頭を撫でる。そしてその眼を開き、ささやいた。</li> </ul> 「おまえは船に乗っている。揺蕩うどちらが海瀬かわからぬ道だ。 　おまえは一羽の鷺に出会う。傷を負った鷺を、どうするのかはお前次第だ。 　鷺の傷が癒えたときが、おまえの道の答えだよ」 　　 ◾︎そのほかなんか ・ルー・ガルー お父さんのエンキ神。山羊の角に魚の尾を持つ。淡水から淡水に移動する。ベルのことは捨て駒的な扱いな感じ。自分の兄である最高神エンリルに大変な懸想をしている。 <img alt="" src="http://www30.atwiki.jp/kight_high?cmd=upload&act=open&pageid=30&file=bel1.png" style="width:480px;height:480px;" /> <img alt="" src="http://www30.atwiki.jp/kight_high?cmd=upload&act=open&pageid=30&file=bel2.png" style="width:480px;height:463px;" /> <img alt="" src="http://www30.atwiki.jp/kight_high?cmd=upload&act=open&pageid=30&file=%E3%81%82%E3%81%82%E3%81%82.png" style="width:480px;height:655px;" /> <img alt="" src="http://www30.atwiki.jp/kight_high?cmd=upload&act=open&pageid=30&file=%E3%81%97%E3%82%8B%E3%81%B9%E3%82%8B.png" style="width:480px;height:480px;" /> <img alt="" src="http://www30.atwiki.jp/kight_high?cmd=upload&act=open&pageid=30&file=%E3%81%97%E3%82%8B%E3%81%B9%E3%82%8B2.png" style="width:480px;height:576px;" /> <img alt="" src="http://www30.atwiki.jp/kight_high?cmd=upload&act=open&pageid=30&file=%E3%81%B9%E3%82%8B.png" style="width:480px;height:576px;" />

<img alt="" src="//www30.atwiki.jp/kight_high?cmd=upload&act=open&pageid=30&file=%E3%83%99%E3%83%AB.png" style="line-height:1.6em;width:480px;height:640px;" /> <h1>ベル（Bel）</h1> 元ネタ：<a href="https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%AB%E3%83%89%E3%82%A5%E3%82%AF">マルドゥク</a> 出身地：バビロン 年齢：8000歳くらい ・KAKEIさん家のナタ君と自称自警団を組んでる。 ---- ◾︎身体的なあれこれ <ul><li>４つの金の目がある。何事も見通せる力があり、その力が強すぎて今は二つを縫い付けてある。</li> <li>黒髪がふわふわ。</li> <li style="line-height:20.8px;"> 4つ耳がある。なんでも聞けるけど、これもまた力が強すぎるから、残り２つを猫の耳（スフィンクスモデル）にしてある。</li> <li>折れそうなほど細い。事実めちゃくちゃ病弱</li> </ul> ◾︎精神的なあれこれ <ul><li>おおらかで細かいことを気にしない性格をしている。</li> <li>世間知らずで、王様気質。素が偉そうだが悪気はない。</li> <li>人が好き。竜や蛇も好きらしい。なんか昔飼ってたんだとか。</li> <li>怒ったり泣いたりは全然しない。いつもにこにこしている。</li> <li>ずいぶん大人びた言動が多く、たまに物事を見通したような顔をしている。</li> </ul> ◾︎ストーリー概略 <ul><li>マルドゥクは、全知の神エンキの息子として生まれた。その眼は何事も見通し、その耳は何事も聞きとおせる万能の力を持っていた。マルドゥクは人の世をすべ、バベルの都市にまつりあげられる神となる。</li> <li style="line-height:20.8px;"> 飛ぶ鳥を落とす勢いで尊大な王であったマルドゥク。誰もが「ヴェール（わが主人）」と呼びあがめた。</li> <li style="line-height:20.8px;"> だがマルドゥクには、自分のその眼で、自身の将来も見えていた。都市が衰え、自身をあがめる人も減り、自身の死ぬ姿が。それが天の定めた道ならば、マルドゥクはそれに従うつもりだった。</li> <li style="line-height:20.8px;"> はたして自分の力が衰え、部下も手放した。文明が終わるころ、マルドゥクもそっと目を閉じた。</li> <li style="line-height:20.8px;">それを助けたのは、マルドゥクが以前対峙したアンズーである<a href="//www30.atwiki.jp/kight_high/pages/13.html">ズー</a>だった。</li> <li style="line-height:20.8px;"><a href="//www30.atwiki.jp/kight_high/pages/13.html" style="line-height:20.8px;">ズー</a>が自分を助ける事態は、マルドゥクに見えていなかった未来だ。瀕死の体であったマルドゥクは、その体を保つことができなかった。目覚めたマルドゥクは夢国にいて、ベッドの中だった。</li> <li style="line-height:20.8px;">そこに<a href="//www30.atwiki.jp/kight_high/pages/13.html" style="line-height:20.8px;">ズー</a>の姿はなかった。自分の体も、ずいぶんと小さい。鏡を見てようやく、自身の体が子供になっていることに気が付いた。</li> <li style="line-height:20.8px;"> 夢国には、自身の息子もいた。すべての運命が描かれている天命の書板を、彼に譲ったことをマルドゥクは思い出した。マルドゥクを尊敬していた息子は、父の死に耐え切れずそれを書き換えたのだった。</li> <li style="line-height:20.8px;"> だが、息子は父の姿を見て絶望した。目の前にいるのは、あの日の栄光などどこにもない、幼い少年だ。それは息子の望んだものではなかった。息子から拒絶の言葉を吐かれ、マルドゥクはむなしく微笑んだ。</li> <li style="line-height:20.8px;">それでも自身の存在を忘れぬよう「ベル」と名乗るようになった。</li> </ul> <ここから現在> <ul><li style="line-height:20.8px;"><a href="//www30.atwiki.jp/kight_high/pages/12.html">シルシュ</a>が自分を探しているのは知っている。だけど、息子のように今の自分の姿を見て、拒絶されるのが怖い。</li> <li>将来の行く末を見る能力はいまだに使えるけれど、それを使うとしばらく寝込む。</li> <li>その目玉を「アクセサリーにしたいから使わないなら下さいな」って<a href="//www30.atwiki.jp/kight_high/pages/31.html">ディアス</a>に渡した。</li> <li><a href="//www30.atwiki.jp/kight_high/pages/31.html">ディアス</a>はその眼をもってみたものの、あまりに力が強いために<a href="//www30.atwiki.jp/kight_high/pages/31.html">ディアス</a>でさえも持っているだけで重たくて、アクセサリーにするのにも難しいようだった。</li> <li>しかし、それを使って<a href="//www30.atwiki.jp/kight_high/pages/12.html" style="line-height:20.8px;">シルシュ</a>にベルが死んだことを信じ込ませることには成功する。</li> </ul> <ここから未来の話> <ul><li>ベルの消息を探して、<a href="//www30.atwiki.jp/kight_high/pages/12.html" style="font-family:arial, sans-serif;font-size:14px;line-height:20.8px;">シルシュ</a>は夢国にたどり着く。ベルは出会った瞬間逃げ出すが、少し走るだけでも息切れを起こして、倒れこむほどせき込むからだでは<a href="//www30.atwiki.jp/kight_high/pages/12.html" style="font-family:arial, sans-serif;font-size:14px;line-height:20.8px;">シルシュ</a>から逃げることはできなかった。</li> <li>そんな情けない姿を見せても、幼い子供の姿でも、<a href="//www30.atwiki.jp/kight_high/pages/12.html" style="font-family:arial, sans-serif;font-size:14px;line-height:20.8px;">シルシュ</a>はベルを「ヴェール」と呼んだ。俺の主と、泣いて縋りついた。その姿を見て、ベルの心も救われた。</li> <li>ひとしきり二人で泣いた後、ベルは<a href="//www30.atwiki.jp/kight_high/pages/12.html" style="font-family:arial, sans-serif;font-size:14px;line-height:20.8px;">シルシュ</a>に優しく問う。「おれはこんな姿になってしまったが、おれとともにあるか？」と。</li> <li><a href="//www30.atwiki.jp/kight_high/pages/12.html" style="font-family:arial, sans-serif;font-size:14px;line-height:20.8px;">シルシュ</a>は悩むそぶりを見せた。そして、「守りたい人ができたんだ」と、そういった。</li> <li>ベルは笑って、シルシュの頭を撫でる。そしてその眼を開き、ささやいた。</li> </ul> 「おまえは船に乗っている。揺蕩うどちらが海瀬かわからぬ道だ。 　おまえは一羽の鷺に出会う。傷を負った鷺を、どうするのかはお前次第だ。 　鷺の傷が癒えたときが、おまえの道の答えだよ」 　　 ◾︎そのほかなんか ・ルー・ガルー お父さんのエンキ神。山羊の角に魚の尾を持つ。淡水から淡水に移動する。ベルのことは捨て駒的な扱いな感じ。自分の兄である最高神エンリルに大変な懸想をしている。 <img alt="" src="//www30.atwiki.jp/kight_high?cmd=upload&act=open&pageid=30&file=%E3%81%B9%E3%82%8B.png" style="width:480px;height:576px;" /> <img alt="" src="//www30.atwiki.jp/kight_high?cmd=upload&act=open&pageid=30&file=bel1.png" style="width:480px;height:480px;" /> <img alt="" src="//www30.atwiki.jp/kight_high?cmd=upload&act=open&pageid=30&file=bel2.png" style="width:480px;height:463px;" /> <img alt="" src="//www30.atwiki.jp/kight_high?cmd=upload&act=open&pageid=30&file=%E3%81%82%E3%81%82%E3%81%82.png" style="width:480px;height:655px;" /> <img alt="" src="//www30.atwiki.jp/kight_high?cmd=upload&act=open&pageid=30&file=%E3%81%97%E3%82%8B%E3%81%B9%E3%82%8B.png" style="width:480px;height:480px;" /> <img alt="" src="//www30.atwiki.jp/kight_high?cmd=upload&act=open&pageid=30&file=%E3%81%97%E3%82%8B%E3%81%B9%E3%82%8B2.png" style="width:480px;height:576px;" />

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