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内傷病弁証

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kuteikai

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内傷病弁証(ないしょうびょうべんしょう)とは、四診によって集められた情報を整理するための弁証の一つであり、八綱弁証において内傷病と判断された病態について行う。内傷病とは外邪が体に侵入して裏に達して起こる病のことである。

内傷病弁証は一般弁証ともいい、八綱弁証において裏証と判断された病(内傷病)に対して行われるが、一般弁証という術語は通常八綱弁証も含んだ一連の弁証を指し示すことが多い。

目次

八綱弁証

詳しくは八綱弁証を参照されたい。

病因病邪弁証

病因病邪弁証では、生活での問題、外邪の襲撃、内邪の発生などから、疾病の原因を整理する。疾病の原因となる発病因子には外因(外邪)と内因(内邪)がある。人体の何が損傷しているか(気血津液弁証)、人体のどこが損傷しているか(臓腑弁証)など、次の弁証へのステップにもなる。

日常生活で考えるべき要因
年齢、食生活、性生活、労働、運動、睡眠
その他に考えるべき要因
既存の疾病、外傷、自然条件、外邪、内邪

詳しくは病因病邪弁証を参照されたい。

関連リンク→病因論


気血津液弁証

気血津液弁証では、人体構成要素である気・血・津液のうち何がどのように損傷しているかを考える。詳しくは気血津液弁証を参照されたい。

関連リンク→気血津液学説


臓腑弁証

臓腑弁証では、人体のどこが損傷しているか、つまり病因病邪弁証気血津液弁証で扱った異常が臓腑のどこで起こっているのかを特定する。詳しくは臓腑弁証を参照されたい。

関連リンク→臓象学説



(編集者:宮崎大学)
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