粗悪なおっさん

基本情報

名前 粗悪なおっさん
ジャンル ゲーム
性別 男の子
マイク あるよ

配信内容

  • アラド戦記
  • MHP3
  • たまに他ゲーム

粗悪なおっさんの特徴等

  • 英語力は皆無(英検4級落ちるくらい)
  • 退魔9:1プリースト
  • ブタさん
  • 特殊職業モルステップに転職済
  • ヘルでダクスチ様に20分かけるという。それは毎日のことだった・・・。
  • ノイアKで1時間40分、補給Hで1時間かかかるが、本人はむしろ音速でクリアできていると満足している。
  • 休日は嫁さんを働かせて自分は仮面ライダーV3の足をちぎってひたすら投げてる。
  • 普通にゲームを進めると、誰もやりたくないような縛り状況になる傾向がある。
  • 下手に安価を取るより本人に任せたほうが、ひどい惨状が期待できる。
  • 究極のヒットリカバリーを得た代償として、等価交換の法則で【真理の扉】に九九の知識を奪われた。そのため7の段以降の九九が大変苦手。
  • モルステップを見たとある武人は「素晴らしい…まるでディスクの精神が形になったようだ…」と敬意を持って呟いた。
  • どんなにダンジョンクリアに時間がかかろうとも「神は言っている。ここで(勝負を)投げるべきではないと。投げるのはディスクだけにしろと」という信念を貫く。
  • 久々にアベンジャーを動かし西部線奪還へ向かい、何事もないかのようにUを選択→28分の時間と8枚のコインを使いクリア→モルステップ「なんだ、普通やないか」
  • ドラゴンダンジョン(ミディアム)のクリアタイム30分→リスナー「草生える」→モルステップ「割とふつうやないか」

粗悪なおっさんのm9プレイ、神プレイ

  • ビルマルクEXにて2部屋目オイル+爆弾で1名を道連れに無理心中を決行
  • リハビリにスカサの巣Kにてボスのスカサと25分間の死闘。見事に勝利(使用コイン数3枚,修理費46k)
  • ハーメルンExヘルで約30分以上の死闘を成し遂げガチムチから勝利を得た
  • 9月6日の配信において死亡の塔ソロクリア達成
  • 8月20日 タコ狩人がコメント欄へ登場
  • 11月21日ゴルゴとの死闘にてゴブリン王国Kを出す
  • 3週間の激闘の末、イレーヌ・レンブラントを撃破(TODr)


+モルステップについて
-モルステップについて

+職業
-職業
「ダッキングもボディブローもできない。だけど俺達だって戦えることを証明してやろうじゃないか」
どんな困難に遭遇しようと自身が目指す道を諦めず、挑戦する不屈の人々がいる。
脚が悪くスウェーやダッキングを行えないもの。拳を壊しボディブローやマシンガンジャブを扱えないもの。
そしてその両方のハンデを有するもの。しかし彼らは諦めなかった。
限られた武器でアラド大陸を駆ける彼らを、その祖モルステップに敬意を表し『モルファイター』と称する。

+覚醒
-覚醒
みじめだった。
インファイターとしての資質は、同輩達のそれとは比べ物にもならなかった。

才気溢れる天才達の中で、私はどこまでもみじめだった。
嫉妬、自己嫌悪、絶望……胸に救う劣等感は私をさいなみ、日々私の魂を蝕んでいた。

私の意思を通すことができたのは、誰も見向きもしなかった『ディスク投擲』ということだけ。
しかし、誰もが見向きもしなかったこの技こそが、私の唯一の指針となったのだった。

自分にも何か才能がある、きっといつか見つかるだろうと思っていた。
絶望の果てにあっても一心にディスクを投げ続けた。
そして人生の成熟期を迎える今になって、私に与えられた才能は『ディスク投擲』だと知った。
過ぎ去った人生を振り返り得られた答えがそれだった。

修練の中で得たこの投擲こそが己の意思で生きていることの証明であった。

私は見た。私の渾身の投擲で、空中で散っていくかつての強敵達を。
そして今、私には一片の悔いもない。資産こそ必要であったが、もう他のものに劣っているとは思わなかった。

敵を蒸発させる投擲。それを行うその拳が、ゴッドハンドと呼ばれるのにさほど時間はかからなかった。

しかし、より強い力を得た結果、その体は更に悲鳴を上げることになる・・・・・・。
拳の負担が少ないとはいえ、多様し続けてきたラッキーストレート。そして過度のディスク投擲。
その結果、彼らの拳と肩は限界をもうすぐ迎えるほど摩耗していた。
だが、当分はゴッドハンド達が冒険者として活躍することは間違いないだろう。
しかし、彼らはすぐに考えなくてはいけない。
更に限られた武器から、より飛躍する方法を。

+モルファイター覚醒ストーリー
-モルファイター覚醒ストーリー
異端な道を突き進むという事は、他の全ての者が歩まなかった道を
自ら切り開いて行くという事である。
プリーストの中でも冷酷なまでに、自らの拳で偽装者を抹殺するインファイター達。
この中でただ一人、彼らの使う"神格拳"を受け入れず、自己流の格闘法で偽装者を殲滅せんとする者がいた。
師も同志も持たぬ彼にたちはだかる多くの壁は、他の者に比べより高く厳しく立ちはだかるに違いない。
しかしそれらを乗り越えていくうちに彼の決して挫ける事のない絶対的な精神力、衝撃に対する超越したリカバリーの高さは
いつしか他のインファイター達を圧倒するまでに成長していた。
偽装者達を殲滅していくプリーストの中で一際輝いた勇姿は
多くの人の目に焼きつき、深く脳裏に刻まれるだろう。
これまでも、そしてこれからも現れる事の無い、唯一の武器を背負った最初で最後のインファイター
彼の事を人は皆"モルファイター(Mol Fighter)"と呼んだ。

+血塗られた覚醒の記録
-血塗られた覚醒の記録
―私は諦めなかった
このアラド大陸での生活は何度も心が折れそうになった。
周りの者に比べ、私はあまりに非力だった。
平均的な才能を有するものが悠々と数分でクリアする場所。
私はその何十倍の時間をかけて、命ぎりぎりのラインで突破するのがやっとだった。
だけど諦めることはしなかった。何の武器もなかったが、執念だけを腹に抱えて私はアラド大陸を生きていた。
認めるのが嫌だった。認めたくなかった。
私にだって何かできることはあるのだとそう信じていた
どんな困難にだって負けてきた。
だけどひたすら足掻き、最後には勝利をつかんできた。
その結果だけが、周りとの差が開く劣等感で砕け散りそうになる私の心を何とか繋ぎとめていた。
私は、諦めたくなかったのだ。

だけど、けれども………

―――どうしても突破出来なかった。

ミニタウ・タウ発生装置・タウキャプテン。
この無限機関だけは突破することが出来なかった。
覚醒の登竜門と言われるこの場所を、私は突破出来なかった。
―――私は数え切れない挫折を味わってきたが、本当の挫折というものを思い知った。

考えた考えた考えた考えた考えた考えた考えた考えた考えた!
あらゆる方法をシミュレートした!
あらゆる手段を以て対抗策を練った!
だがどんなに計算しても、そこにあるのはただ完全なる敗北だけだった……………
私は、このアラド大陸から去ることを考え始めた。

…………ただしこの時、私は1つの可能性を無意識の内に排除していた。

ディスク投擲。
ただの金持ちの遊びとしか使われなかったこの道具。
最初から期待をかけるのも愚かと思えるこの道具の存在を、私は無意識に避けていた。

しかしながら、この円盤状の物体が
私の砕け散った自尊心を束ねる希望となった。

―――きっかけは単純だった。
ただ、まだ試してなかった。シミュレートしても量り知れなかった。
最後まで諦めきれなかった―諦めることを覚えてなかったからこそ辿りつけたのかもしれない。

最初はうまくできなかった。
適切な使い方をしなければ、ディスクは壊れかけの私の拳以下のダメージしか叩き出さなかった。
だがコツをつかんだら、こいつは…ディスクは、私の胸に希望の火種を灯してくれた。

目標となる敵を宙に浮かせ、障害物となりえる物――者でもいい。
この二つの対象をできる限り密着させ、そしてその隙間…微かに見える【爆破点】に目掛け、渾身の力をもってディスクを投擲する。
―運動エネルギーを…ありったけの力を込めて【起爆装置】を叩き起こす!

―――次の瞬間に眼前に広がるのは、幾度も私の胸に挫折という杭を打ってきた強敵が、空中に散り去る姿であった。
劣等感しか知らなかった私の心に、暗闇だった空間に、一筋の希望の光が届いたような高揚感を覚えた。
幾千もの敗北を経験し、数える事もおぞましい挫折を味わい、ようやくここに開花した。
気がつけば私は咆哮を上げていた。全身の血の気が沸騰しそうな興奮だった。私は今生の喜びを噛み締めていた。
『私は今まで死んでいたのかもしれない』

―――――覚醒
絶望の味しか知らなかった心が、歓喜の味に震えた日だった

+使用スキル
-使用スキル
主に4種類に分けられる
全てに言えることだが、モルファイターは使えるウェポンが少ないので、どのスキルも貴重な存在である。
何1つ軽んずることをしない。それは己の命を救うスキルなのだから。

  • 拳・脚への負担が少ない武器や全体運動のスキル(空斬打、落鳳錘、スマッシャー)
肉体のハンデを有するモルファイターだが、これらのスキルは問題なく使用できる。

  • 拳への負担が大きいゆえに多用出来ない危険なスキル(ホーリーカウンター、ラッキーストレート、セカンドアッパー)
モルファイター達は長い年月をかけ、拳への衝撃を全身を使って和らげ、封印されたはずの拳を開放することできた。
しかしながら多用することは己の破滅を招くので、過度の使用は厳禁。

  • 肉体ではなく知能を用いるスキル(昇天陣、憤怒の鷲掴み、ストライキング、スローヒール)
肉体にハンデを抱えるモルファイター達は、己の知能すら総動員せねばこのアラド大陸を生き抜くことはできない。
だが、悲しいかな。彼らの知能は一般レベルとはいえ、特別優秀というわけでもなかったのだ。
故に主力にはなりえない。

  • 覚醒スキル(ディスク投擲)
幾千ものハンデと戦い、数え切れない苦渋を舐め、計り知れない不屈の精神を持ったモルファイターの祖・モルステップが長き人生の中で手に入れた 『全て遠き理想郷』
別段優れているわけじゃない。才能があったわけでもない。ただ彼は何億という投擲を行ってきた。その手に滲む血をも枯らした拳が生み出すディスク投擲は、敵を空気と同化させる神のごとき覚醒技へと昇華した。
この覚醒技を生み出したモルステップを、モルファイター達は日々崇拝している。
ご存知モルファイターの覚醒スキル。
ただのディスク投擲とは違い、敵を瞬時に蒸発させる。
アラド大陸でも屈指の強さを誇る覚醒スキルである。

+Report:the reason he doesn't use Will Driver
-,Report:the reason he doesn't use Will Driver

世のインファイター達はウィルドライバーという技を使う。
自らの武器を大地に刺し、武器を媒介にして大地からエネルギーをもらうのだ。
彼らの武器が大地に刺しているだけで傷つくのは、その媒介になった時の負担からである。
武器を自ら捨てるというリスクを負い、彼らは強くなるのだ。
そのリスクの大きさと、にも関わらず全てのインファイターが躊躇うことなく行うことから、
彼らが手にする力がいかに大きいものか、想像するのは容易いだろう。

その二つの拳だけで敵と対峙するのは、そうそうできるものではない。
怖くて膝が震えるだろう。できることなら逃げたいだろう。
しかし、彼らは1人ではない。 彼らの拳には母なる大地のエネルギーが宿っているのだから。


―――では、なぜモルファイター達はウィルドライバーを行わないのか?
彼らの祖・モルステップはこう考えたと後世に語られている。


確かにウィルドライバーを使えば大地からエネルギーを得ることができるであろう。
しかし大地を傷つけるのは、生まれながらにしてぼろぼろな存在であった彼には躊躇われた。
満身創痍である彼には、この美しい星を自分と同じ存在にはできなかった。
他者を傷つけてまで得る力に、何の魅力を感じなかった。
どんなに強くなれようとも、それで不幸になるものがいるのなら、その力は使うべきではないのだ。
強奪して、掠めとって、搾取して、手に入れる力なんて彼には必要ないのだ。



ただし、これ以上に、こんなことは忘れてもいいほど、彼がウィルドライバーをしない理由があった。

モルステップはそのぼろぼろな体を引きずり、このアラド大陸を生き抜いてきた。
そう、己の力だけで生きてきたのである。
だから、だから………だから絶対………

―――どうしても他者の力には頼りたくなかった。
それがたとえ母なる大地であろうとも。
彼は己の力だけで生きて行きたかった。

志半ばで倒れ、その身が滅びることになろうとも、
この不完全な体一つで生き抜くことはできるのだと後世の者の指針になるのなら、何の悔いはない。
常に全力で生き抜いてきた結果がそんな救済であるのなら、彼は満足であった。

故にどんな障害が立ちはだかろうとも、どんな困難と出会おうとも、どんな強敵と相見えようとも
彼は絶対に、己の力だけで生きていこうと心に刻んでいた。

それは愚かなこだわりかもしれない。
しかし、そのこだわりがあったからこそ彼はここまで生きてこれたのだ。
モルステップがモルステップであるために必要な要素の一つであったことは疑うまでも無い。


武器を捨てるから力はもらえて当然? ―【代償】
他者を蔑ろにしてまで手に入れる力? ―【犠牲】
自分を捨て依存して生きていく人生? ―【意地】


モルファイター達がウィルドライバーをしない理由。
それはただ一つの 意地 であった。

+選択 選んだ道、選ぶ道
-選択 選んだ道、選ぶ道

 モルステップは今のスタイルに不満など無かった。自ら考え、自ら作り、自らたどり着いた最善のスタイルと信じているから。周りから邪道のインファイターと蔑まれても、彼はまったく気にかけなかった。

 ただ、モルステップを蔑む人々も、一目を置くスキルがあった。

 ―――ホーリーカウンター

 モルステップのホーリーカウンターは、同門からも賞賛された。
誰よりも上手く、誰よりも的確に、そして何よりも美しい。
ホーリーカウンターだけに限れば、彼はどのインファイターよりも優れていた。

 モルステップは今のスタイルに不満など無い。しかし、一つだけ欲しいと思うスキルがあった。

 ―――サイドワインダー
 あれさえあれば、決闘場で苦渋を舐める相手に届くかもしれないと思った。抜群の攻撃範囲。そして自分に引き寄せることができる性能。長射程の攻撃が来るかもしれないという相手への威圧感。サイドワインダー一つで、これら三つを得ることができる。

 そんなことを考え、森の中で鍛錬していた時、
彼の前に森の女神が現れた。

 女神はこう尋ねた
汝、新たなる力を欲するか。汝、そのための犠牲を払う覚悟はあるか。よかろう、ならばホーリカウンターと引き換えだ。

 モルステップは、即座に答えた。『いらない』と。
サイドワインダーは欲しい。だけどホーリーカウンターは自分の誇りだから。
力のために魂は売れない。手足を犠牲にしてもいいが心臓は犠牲にできない。
彼の命を支えているものだから、いらないと。


 女神はその返答に至極満足そうに微笑んだ。
もしサイドワインダーを選択していれば、代償なしで与えてやるつもりだった。だがその瞬間に彼の誇りが消えるだろうとも思っていた。故に、満足だった。

 女神は霧散するように消えていった。

  モルステップは今のスタイルに不満など無い。これが、彼が選んだ道だから。そしてこれが、彼が選ぶ道だから。



+モルの名を受け継ぎし者
-モルの名を受け継ぎし者

君達は信じられるだろうか?
少なくとも私は認知するどころかそれが存在することを考えるこそすらできなかった。
そう  モルステップという存在を称えその名を己に取り込んだ者達がいることを。

--現在アラド大陸に存在するモルファイターは決して多くはない

---モルスッテプ(絶対に許さんぞ)
西洋甲冑を着込んだ彼は【モルファイター】の始めであるモルステップと【インファイター】という同じ道を歩み
しかしそれでいてモルステップとは少々違う道を選んだモルファイターだ。

彼は【モルファイター】にしては珍しく【武器を刺す】という行為を行う
しかしそれは決して威力を求めるために行うのではない
その行為は【モルファイター】と認められないのかもしれない
【モルファイター】を侮辱する行為にはなってしまうかもしれない
けれども彼は彼なりにモルステップを敬いそれを己のバトルスタイルに取り込んだ結果なのだ
彼の拳は怒りや侮蔑の意味は秘めていない
その拳は愛する者を守るために振りかざされる

武器と拳を駆使するモルファイター それが彼なのだ。

---ゴッドモル(トミー)
モルファイターの中ではモルスッテプと同列に異端の存在とも言える
頭部が虎という点も異端なわけなのだが・・・
モルファイターは普通【インファイター】として修行を行う
しかしこのモルファイターは【クルセイダー】として修行を積んだ極めて珍しいモルファイターなのである
クルセイダーの中で殴りクルセイダーという珍しい職もいるのだが
それとも少し違う
魔法と拳 それの両立を行った モルファイターだ

モルステップを基本としているクルセイダー。
彼はモルファイターと変わらぬ動きを行うと同時にクルセ特有の聖なる力を振りかざす

ただただ祈るようにそれでいて美しい。
その姿は 白い天使が制裁を下しているようだった。


+The Episode of Avenger
-The Episode of Avenger
―――どうしても めることが 出来 なかった。
同じ プリースト出身 としながら、どうしても あいつ だけは 許容 できなかった。
――― アベンジャー
われた に手を出した かなる 背徳者
しかしモルステップが っているのは、彼が ダークサイド ちたからではない。


アベンジャー。
彼が魔に堕ちたのは、運命を呪ったわけでも、世界を恨んだわけでも、人類に絶望したわけでもない。

―――彼には愛する者がいた。二人は豊かではなかったが、幸せな日々を過ごしていた。
………しかしある日、その最愛の命が魔の者に奪われた。
彼は復讐を近い、何度も何度もかの者に戦いを挑んだ。
だが理想とは裏腹に、突きつけられる現実は常に―――
―――完璧すぎる敗北であった。
1%の勝機すら見いだせない。勝機という言葉を考える事すらおこがましい。
彼の心にはいつからか絶望が巣食い、瞳は濁った光を灯していた。
『勝てない、もうオレの力では勝てない』そう認識した彼は、禁じられた古文書に手を出した。
かつてGBL教で考えられていたという魔の力。危険すぎるゆえに封印された力。
それは悪魔と契約を結び、己の力を強化するという狂気に満ちた研究であった。
危険と理解しながらも、彼はその力を欲した。どうしても力が欲しかった。
失敗すれば死ぬと悟っていた。むしろ失敗して死にたかったのかもしれない。
恋人を失った深い悲しみから開放されるなら、それでもいいと考えていた。
彼女の元にいけるならば、死ぬことも悪くないと思っていた。

力を手に入れる儀式は想像よりも遙かに簡単なものだった。
痛みも苦しみもなく、彼は力を手に入れた。何の代償も感じなかった。
………もっとも彼が力を手に入れる条件を満たしていただけだったのだが。
力を手に入れる条件は3つある。
1.最も愛する者を失っていること。
2.汝が胸に絶望を宿していること。
3.生への執着がとても小さく、死を望んでいること
彼は偶然にも、……必然だったのかもしれないが、その条件を満たしていた。
そうして、彼は古文書に アベンジャー と記される存在となった。

―――その力は圧倒的だった。
幾度も膝をつけ、何度も死の境をさ迷わせた仇敵はあっけないほど容易に倒すことが出来た。
しかし、そこに歓喜の喜びはなかった。殺生の罪悪感さえなかった。
あまりに圧倒的で、そこには何もなかった。
勝利してもなお満たされることの無いその心。
それこそが悪魔に捧げた己が一部だと悟った。

アベンジとリベンジ。
日本語訳ではどちらも復讐となるが、そこには厳密的な違いがある。
アベンジとは被害者のために仇を取ることであり、リベンジとは被害者本人が恨みを晴らすことである。
彼は敵を討つことは出来た。
しかし、その心にからみつく深い絶望を取り除くことは出来なかった。
なぜなら彼はアベンジャー。
自分の恨みを晴らすリベンジャーではなかったのだから。
いつしか彼の復讐は、愛する者を奪われた悲しみのためではなく、
その絶望を植えつけた者に対する報復になっていた。
暗く濁った瞳からは、乾くことの無い涙が溢れ続けたという。


この話を聞いて、誰が彼を否定できようか。
ずっと守っていたかった者を奪われ、仇を討ちたかった為に禁断の力に手を出した彼を、
誰が否定できるというのか。
その結果復讐の目的が入れ替わったとしても、誰が彼を責められるのか。


それでもモルステップは彼を否定する。どうしても認めるわけにはいかないと、彼を否定する。
それはプリーストにあるまじき復讐心を攻めているわけでも、復讐の目的が変わったからでもない。
ましてや禁じられた力を手にしたからでもない。
問題はその過程であった。
悪魔に対して仇を討とうとするものが、何故悪魔の力に頼ったのか。
魔の者に負けた者が、何故魔に堕ちたのか。
そこに絶望があったのは心得ていた。
しかし、だからこその疑問であった。


だって、魔の力に頼った時点で、魔に勝てないと自分で証明してしまっている。
魔に対して仇討ちをする過程で、魔の者には勝てないと降参してしまっているんだ。
どうして誰も彼に教えてあげなかったのか。
どうして誰か彼に聞いてあげなかったのか。
その方法は、目的に沿っていないと。
その方法で、彼は満足できるのかと。

魔に屈したかったわけでは、ないのだから。
諦めてはいけなかった。絶対に守り通さなければいけないものが、そこにはあった。


モルステップはそう彼に説いた。
彼はしばし放心し、言葉の意味を少しずつ消化した。
そして頭を抱え、嗚咽混じりに血の涙を流したという。
そう、彼はアベンジャーだったのだ。
勝てないなんていう理由で、ダークサイドに堕ちてはいけなかった。
彼はリベンジャーになりたかったわけではない。
ただ彼女の無念を晴らしたかっただけなのだから。
散っていった彼女の想いを背負うアベンジャーでいたかったのだから。

ようやくずっと抱えていた絶望の正体が分かった。
彼はモルステップにそう感謝した。
絶望は与えられたものでも、根付いたものでもなかった。
自らに原因があった。自らが生み出していた。

一度禁忌に触れたその身体が元に戻ることはない。
未来永劫罪の十字架を背負い続けるだろう。
しかし彼の瞳にはかつての輝きがあった。
ようやく痛みを取り戻した。
痛いっていうのは、生きている証だから。
この痛みさえあれば、オレは生きていける。
―――その表情は眩しいほどの笑顔だった。


+許せないモノ×譲れないモノ
-許せないモノ×譲れないモノ
モルステップに一通の挑戦状が送られた。
送った相手は………

―――ユール・オズアンス
プリーストという道に全てを捧げる、神を愛し神に愛されし者。
数多くある可能性と未来を捨て、プリーストにこだわり続ける男。

―――【モルステップ】と【ユール・オズアンス】の戦闘スタイルには共通する所が多い。
何も知らない人が見れば、二人は同門の仲間と思われるだろう。
ディスクを多用する点も同じである。
だが、意外にも二人はその戦闘スタイルを完成させる段階まで全く互いを知らなかった。

ディスク投擲を始めた時期はビルマルクで共通していたし、投擲技術の高さも拮抗していた。
酷似し過ぎている戦闘スタイル。
自分のドッペルゲンガーと言える存在。
互いの存在を知った二人は、当然のように驚いた。

しかし、大抵の場合、ユールはモルステップの模倣と見られることが多かった。
確かに戦闘スタイルはとてもよく似ているが、何故だろうか。
この戦闘スタイルを始めたのはむしろユールの方が早かったし、
知名度もモルステップに劣っていなかった。
しかし………残酷だが、二人が決闘場でぶつかった場合
必ずモルステップが勝つのだ。
『モルステップのほうが強い』『奴は所詮モルステップのマネごと』『贋作がオリジナルに勝てるはずがないか』『プリーストなんてものに拘らなければなぁ』
罵声も皮肉も、常にユールに向けられていた。

―――許せなかった
それは自分のスタイルが劣化とされるからではなく、自分に似たスタイルに敗北することが。

負けることは当たり前とも思えた。
モルステップには、ユールから見れば目眩がするような技術が数多くあったから。
インファイターがインファイターたる所以であり、攻撃範囲をまったくの別物に昇華させる【拳気放出】………拳を壊したモルステップがこれを有し、五体満足なユールに無いのは、なんと皮肉なことか。
無限のコンボを可能とする【ドライアウト】………ラッキーストレートからスマッシャーやセカンドアッパーに繋げる技術に何度膝を折ったか。

そして何よりも羨ましく見えたのは………
―――【ホーリーカウンター】
傍目から見ればただの神への祈り。
だが実際は、目の前の相手を哀れむ姿である。
目の前の相手が無様に敗北する姿を予感し、憐れむ姿である。
一度カウンターが発動すれば、それは刹那に相手に叩き込む死神の杭となる。
脳髄に刻まれる敗北の痛み。
遠ざかる勝利の足音。

この攻撃の前に何度勝てる試合を砕かれたことか。
攻撃の起点、高速移動による急速接近、並びに戦線離脱、カウンターによる主導権の奪取。
4つもこなせるこの高等技術は、心の底から欲しいと思った。

モルステップは挑戦状で指定された場所に着いた。
既にその場所にはユールが佇んでいた。

―――なぜ負けることは当たり前と思っているのに、挑戦状を送ったのか
簡単だ。たとえそう思っていても、簡単に納得できる生物ではないのだ、男というものは。
愚かであり、だからこそ美しくもある。

ユールが静かに語り出した。
「挑戦を受けてくれてありがとう。…挑戦状を送った理由ですか。いいでしょう。戦いの前に少し話しましょう。
僕はこの戦闘スタイルを誇りに思っている。たとえ貴方の劣化と蔑まれても、気にしない。
………あなたは強い。対峙しているだけで、強烈な吐き気に襲われるほどに。
だけどね、僕がどんなに努力して貴方を超えようとしても、貴方はいつもその一つ上を行ってしまう
僕が貴方と初めて決闘で手を合わせた時も。あの敗北によって僕があの夜どんなに悔しかったか…。
貴方に…、貴方に理解できますか? このままじゃだめなんだ。負け犬に慣れてしまう。
二位じゃだめなんだ。僕は、一位になりたい。一位を目指さない敗者なんて、ただの死体と同じだ。
今こそ、貴方を倒し、貴方の引き立て役だった過去に決別させてもらいます。
………あの世で僕にわび続けろ。モルステップ………ッ!!!」

戦闘は最初から嵐のようだった。
ここは決闘場ではない、手加減も遠慮も慈悲もない。
ただ全力で互いを殺しあうだけ。

形勢は誰の目から見ても明らかだった。
モルステップは息ひとつ切れてなく、対するユールは全身ぼろぼろだった。
ユールが踏み込みを開始する。
それを嘲笑うかのようにモルステップがホーリーカウンターで一蹴する。
彼の希望を何度かき消したか分からないその攻撃にまたも膝を折る。

もう十分戦った。僕はプリーストとしてよく戦った。………そう諦めれば楽ってことぐらい彼が一番よくわかってる。でも………
………『まだ立つか』モルステップが呟いた。
何度でも立ち上がる。灼熱に燃える太陽のようにまぶしい勝利を手にするまで。たとえ其の身体がイカルスの翼と同じく近づけば近づくほど溶ける運命にあろうとも。手が届くまで繰り返してやる。

このスタイルを最初に確立した誇りがある。
このスタイルでは、負けられない。
意地がある。このスタイルを最初に始め、貫いてるという意地が。
それだけは絶対に譲れない。
「攻撃の手札が貴方の方が多いとか、貴方の方が優れているとか、貴方は僕に負けたことがないとか、何ら一つ関係ない!」
超えるべき壁でも、挫折の味を叩き込む強敵でもない。
ただ目の前に居るのはまるで自分。………自分には、何があっても負けられない。
「貴方に負けたあの日の悔しさを、忘れることはできない………」
『だが、君の負けだ』
「黙れよ、うるさいんだよ、インファイターッ!!」

―インファイター
――あぁ
―――それは
――――わたしの

―――――モルステップは久方ぶりの興奮を覚えた。
それは相手が好敵手だからでも、鬼気迫るオーラからでもない。
自分を、まだインファイターと呼んでくれる人がいたから。
自分をまだインファイターと覚えてる人がいた。
あぁ…そうだ。私はインファイター。
胸を震わせるほどの感動だった。
ならば全力でぶつからねば無礼だと、彼は改めて全身に力を込める。

再びモルステップはホーリーカウンターの準備運動に入る。
全ての希望を刈り取る死神の鎌。
攻撃が速すぎて何が起こったか分からないと傍観者は言うが、被害者にはその一瞬が、死刑を宣告された罪人の如く悠久に感じる。なるほど。これを遂行するのはインファイターしか無理であろう。
慈愛の心を持っているものに、こんな残酷な攻撃はできまい。

悔いも、懺悔も、希望も、絶望も残らず消し去ってしまう。
あるのは絶対なる『無』だけ。

彼も何度この攻撃に希望を消されたか。
蘇る敗戦の記憶。ひしひしと感じる死の気配。
本能がここに居る事を拒否して逃げ出そうとしている。
それを全力で押さえ込む。
勝機は見えている。
たとえそれと付随して幾百の死線が見えても、関係がない。

ユールは正面から受け入れる。
ずっと思い描いてきた勝利の方程式を体現する。
ただ、真正面から………スマッシャーで跳ね返した。

幾度も狙い何度も失敗した狙い。
ようやく成功を手にする。
この戦いにおいてひたすら見ていた勝機に、今ようやくたどり着いた。

倒れたモルステップは現状を理解できない。
ただの一度も投げられることなんてなかったのだ。彼の聖なる攻撃技術が敗れることなんてなかった。

その隙をユールが逃すはずもない。
ずっと手を伸ばして掴んだ一縷の好機。
手を離したらもう二度と手に入らない細すぎる糸。
ユールは武器を一気に振り上げ、
―――そのまま後ろに倒れてしまった。

すでに肉体は限界を超えていた。
ただ一回の振り下ろし攻撃すら、身体は耐えきれなかった。

モルステップはゆっくりと立ち上がる。 見下ろされた格好で、ユールは悔しそうに呟く。
また届かなかったかと。
モルステップは満足そうに微笑むと、その場を去っていった。

「負けられないんだ。
僕はどんな職でもやっていけるって証明したいんだ。
そんな想いを生まれたときから、ずっと背負っている!
そんな宿命を僕は恨んだりしなかった!
むしろ光栄だった!僕がその証明を出来るなら!
だけど、だけど!勝てない…!
あんたみたいに武器を刺さずに金持ちの道楽をしているわけじゃないんだ!
なのに、なんで、なんで勝てないッ………!」

『訂正しろ。私はふざけてなどいない』

モルステップが振り返り反論する。
『私はこのスタイルを認めさせたい。
そして普及させたい。
だから私だって負けるわけにはいかない。
武器を友とするインファイターこそ、王道だと』
そして踵を返し、また歩いて行く。

ユールはその後ろ姿を悔しそうに見ることしかできない。
『モルステップはインファイターとしてまるで才能がない』と世間は言うが、僕から見れば、宝石のように輝くものをいくつも持っているじゃないか。
決して僕の手に届かないもの。
決して僕が手にすることはできない宝物。
けれどそこに後悔はない。ユールはプリーストを貫いていることに、一切の後悔なんて持っていない。プリーストで勝つことに意味がある。プリーストであることに意義がある。プリーストを貫く意地がある。

「次は負けねぇぞインファイター」
負けはしたが、得るものはなかった。
その収穫を噛み締め、彼は眠りに落ちた。


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  • 【PS2】第2次スーパーロボット大戦α
+・【PS2】テイルズオブデスティニー
  • 【PS2】テイルズオブデスティニー
 ~縛り内容~
  ・操作キャラ固定
   コングマンのみを使用。
   (ただし進行の都合上、コングマン使用不可の時はスタン)
  ・ショートカットでの仲間の技禁止
  ・雑魚戦含めて終始難易度カオス
  ・強制部分以外の引継ぎ要素禁止
  ・逃げない
  ・フラッシュガード禁止
 ~状況~
  ・ミクトラン撃破でエンディングまで
  • 【PS2】リアルロボットレジメント
  • 【PS2】ロックマン パワーバトルファイターズ(特殊武器無しノーコンテニューエクストリーム打開)
  • 【PSP】アーマード・コア ラストレイヴン
+・【PSP】ヴァルキリープロファイル レナス
  • 【PSP】ヴァルキリープロファイル レナス
 ~縛り内容~
  ・ネタバレは事故後で。
  ・メンバ(レナス、洵、グレイ、バドラック)
  ・上位変換なし
  ・ガッツは6が2人、4が2人まで
  ・魔法使いなし
  ・レナスは剣
  ・オートアイテム無し
  ・なにより初プレイ
 ~状況~
  ・Bエンド(全ダンジョン打開、ブラッドヴェイルも打開)
  • 【PSP】グレイトバトルフルブラスト(アシスト、エンブレム全回収)
  • 【PSP】THEXDER NEO(100面制覇)
  • 【PSP】バトルドッヂボール3(新闘球王クリア、リーグ無限ループまで到達)
  • 【PSP】ロストヒーローズ

粗悪なおっさんにして欲しいゲーム

順位 選択肢 得票数 得票率 投票
1 アラド戦記 14 (44%)
2 悪魔城ドラキュラ 月下の夜想曲 7 (22%)
3 英語の勉強 4 (13%)
4 マラド戦記 3 (9%)
5 がんばれゴエモン 2 (6%)
6 弁慶外伝 2 (6%)
その他
投票総数 32


粗悪なおっさんのステータス(10点満点)

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