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Ver3/シェヘラザード - (2016/10/24 (月) 15:39:13) のソース

 シェヘラザード (UR)
:基本情報|
|BGCOLOR(#FFD9B3):名前|シェヘラザード|
|BGCOLOR(#FFD9B3):種族|人獣|
|BGCOLOR(#FFD9B3):ジョブ|ディフェンダー|
|BGCOLOR(#FFD9B3):召喚コスト|60|
|BGCOLOR(#FFD9B3):<タイプ>|調律者|
|BGCOLOR(#FFD9B3):タイプ|テイルズ|
|BGCOLOR(#FFD9B3):HP|550|
|BGCOLOR(#FFD9B3):ATK|80|
|BGCOLOR(#FFD9B3):DEF|100|
|BGCOLOR(#FFD9B3):覚醒|可|
|BGCOLOR(#FFD9B3):超覚醒|可|
|BGCOLOR(#FFD9B3):アーツ|千夜一夜の小さなお城|
|BGCOLOR(#FFD9B3):CV|中原麻衣|
&br()
|>|BGCOLOR(#FFD9B3):アビリティ|
|BGCOLOR(#86CC40):CENTER:召喚|なし|
|BGCOLOR(#FFDC50):CENTER:覚醒|&link_anchor(page=アビリティ詳細/は行,ハイレンジアップ){ハイレンジアップ}|
|~|攻撃力が上がる。さらに、ファイタースタイル時に、射程距離が延びる。|
|BGCOLOR(#FF8383):CENTER:超覚醒|&link_anchor(page=アビリティ詳細/あ行,アラビアン・ナイト){アラビアン・ナイト}|
|~|攻撃した敵ユニットの攻撃間隔を一定時間長くし、射程距離を一定にする。|
|>|BGCOLOR(#FFD9B3):|
|BGCOLOR(#FFD9B3):アーツ|千夜一夜の小さなお城|
|~|【マテリアル】周囲にいる自ユニットすべてのATKを20上げ、移動速度を上げるマテリアルをその場に設置する。|
|BGCOLOR(#FFD9B3):消費マナ|30|
|BGCOLOR(#FFD9B3):耐久力|5|
|BGCOLOR(#FFD9B3):wait時間|?秒|

:ステータス|
|BGCOLOR(#FFD9B3):状態|BGCOLOR(#FFD9B3):HP|BGCOLOR(#FFD9B3):ATK/DEF|
|BGCOLOR(#86CC40):CENTER:召喚|550|80/100|
|BGCOLOR(#FFDC50):CENTER:覚醒|600|150/130|
|BGCOLOR(#FF8383):CENTER:超覚醒|650|220/200 &br()240/200〔マテリアル設置時〕|

:DATA・フレーバーテキスト|
#region(close,Ver3.5)
|>|BGCOLOR(#FFD9B3):Ver3.5|
|BGCOLOR(#FFD9B3):身長|1.63[meter]|
|BGCOLOR(#FFD9B3):体重|47[kg]|
|BGCOLOR(#FFD9B3):職業|語り部|
|BGCOLOR(#FFD9B3):語り部の仕事|あらゆる物語の編纂|
|BGCOLOR(#FFD9B3):趣味|物語集め|
|BGCOLOR(#FFD9B3):特技|夜更かし|
|BGCOLOR(#FFD9B3):イラストレーター|オサム|
|BGCOLOR(#FFD9B3):フレーバーテキスト|
|やっとのことで“夢のカケラ”をひとつ手に入れたアリスたちの前に、ふわりと空飛ぶ絨毯が舞い降りました。魔法の絨毯の上に乗っていたのは、世にも美しいお姫様でした。 &br()&br()「あら、お久しぶりねシェヘラザード。いつぶりかしら…『春の女神』の館への招待状をあなたに頂いた時以来? “語り部”のあなたが、どうして夢の世界に?」 &br()&br()アリスの問いかけに、シェヘラザードは真剣な表情で答えました。 &br()&br()「ごめんなさい、談笑はまたの機会に。ちゃんとした手順を踏んでいない今の私は、ほんの一時の夢……時間がありません」 &br()&br()シェヘラザードがその手に持った巻物を開くと、なんと、巻物に光る文字が浮かび上がりました。 &br()&br()「今より、あなたたちの探す“夢のカケラ”がある物語を語ります。ですので、一刻も早く、全ての“夢のカケラ”を集めてください。もう、夢の世界にも残された時間は多くはありません…」 &br()「あなた今、夢の世界“にも”って言ったわよね? いったい何が起こっているの?」 &br()&br()いぶかしむダークアリスに答えるように、シェヘラザードは呪文を唱えました。すると光る文字が夜空に広がり、夢の国の地図が現れました。 &br()&br()見ると、地図には、何やら黒いもやが浮かびあがっています。それを見たアリスは表情を曇らせました。 &br()&br()「これって、もしかして…」 &br()「そうです… 『混沌』です」 &br()&br()一同に緊張が走りました。 &br()&br()「外の世界で、再び紅蓮の王と混沌の戦いが始まりました。今度の戦いの舞台となったのはマナの大地『レムギア』です。しかし、今回の戦いはどこかおかしい――」&br()「どこがおかしいの? 私、ずっと塔にいたから良く知らなくって」 &br()&br()ラプンツェルが無邪気に尋ねました。 &br()&br()「これまで“混沌”に組する者は“外の世界”にしか現れたことがありませんでした。しかしご覧の通りです、夢の世界にも“混沌”の手が伸びている事がわかったのです。既に『オズの物語』には彼らの軍勢が… 他の物語にもいつ混沌が現れるかわかりません」 &br()&br()シェヘラザードの言葉に、アリスたちは驚きました。“夢の世界”とは、その名の通り、あらゆる夢や空想が姿を持って息づく世界です。 &br()&br()夢の世界に渡るには、<夢の管理人>や、夢の世界にかかわる者の力をかりる以外に方法はありません。特に、誰かの見る夢などではなく、『物語』として完成された世界には、後から登場人物を追加するようなことはできないはずなのです。 &br()&br()「どういうこと? 私たち以外に、自由に夢の世界に渡れる存在なんていないはずよ…?」 &br()「おそらく、夢の世界の住人に、彼らへの協力者がいます。そして、彼らもまた、“夢のカケラ”をあつめ、“あの子の夢”を狙っているのです」 &br()&br()シェヘラザードが呪文を唱えると光の地図に、さらに赤い光が浮かびあがりました。 &br()&br()「これらが残りの“夢のカケラ”のある場所です。残るカケラは4つ――持っているのは『スナーク狩り』のマルジー・スナーク、そして『雪の女王』の女王――」 &br()「なによ、あの人やっぱりウソついてたのね!」 &br()&br()ダークアリスがぷぅっとホホを膨らませます。 &br()&br()「そして、『シンドバッドの冒険』のロック鳥の巣に――それは、私がここに持って来ました」 &br()&br()シェヘラザードは、アリスたちにふたつ目のカケラを渡しました。 &br()&br()「すごい! これで2つ目よ! あと1つの場所がわかれば、きっとすぐにぜんぶ集められるわね!」 &br()&br()ラプンツェルが魔法の髪で拍手をして喜びます。しかし、シェヘラザードは目を閉じて首を振りました。 &br()&br()「それが、最後の“カケラ”、それはあの<赤の女王>が持っているようなのです…」 &br()「それは困ったわね…もう一人の私」 &br()「そうね…困ったわね、もう一人の私」 &br()&br()二人のアリスは困り顔を見合わせました。 &br()&br()「しかし、『混沌』の手に“あの子の夢”が渡れば、外の世界も、そしてこの“夢の世界”も混沌に滅ぼされてしまうでしょう… ですから、なんとしても『混沌』より先に“カケラ”を見つけ出し、元に戻した“あの子の夢”を、彼らの手の届かないところに隠さなければなりません…!」 &br()「待って、シェヘラザード。“あの子の夢”に一体何があるっていうの?」 &br()「そうね、私もそれが聞きたいわ。私は<赤の女王>に“あの子の夢”に閉じ込められていたの。その時に<悪夢の女王>の力をあの夢に置いてきてしまったわ。私はそれを取り戻したいだけだったのだけれど、なにか危険があるのなら是非知りたいところね」 &br()&br()ふたりのアリスの質問に、シェヘラザードは悲し気な表情で答えました。 &br()&br()「“あの子の夢”に隠されたもの……それは、“あの子”が“永遠に眠る”ことにした理由――かつて世界を滅ぼしかけた、『黒い森の闇』、そのものです」 &br()&br()&br()~『スカーレットテイル』その10~|
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:考察|
人獣に新たに登場した60コストディフェンダー。
特筆すべきは覚醒段階で攻撃の射程が伸びること。これによりタワー戦において低コストの荒らしアタッカーを逃しにくく、更に超覚醒した場合攻撃対象にディレイ+レンジダウンを強いるため一方的な攻撃が可能になる。
またマテリアルは伏姫のマテリアルの亜種といってもよく、消費マナやマテリアルの耐久値こそ伏姫のそれよりもコスパが悪いものの、こちらは範囲内の自ユニット全てのATKと移動速度を底上げしてくれる。タワー戦の退却には勿論、逆に逃げる敵に追い打ちをかける際の決定打にもなり得る。
現時点環境においてタワー戦では無類の強さを誇るディフェンダーであることは言うまでもない。が、DEFにおいては普通の60コス相応の値であるため、過信による深追いは禁物。
&br()
マテリアルの範囲が設置時に向いた方向に伸びる長方形とやや特殊。その範囲を活かしてタワー間に陣を敷き詰めることも可能。

:キャラクター説明|
アラジンやシンドバッド、アリババ等で有名なアラビア説話集『千夜一夜物語(アラビアンナイト)』の語り部その人であり伝説上のイラン王妃である。
ペルシャ王朝期のイラン王シャフリヤールは、妻の不貞がきっかけで女性不信となってしまって以来次々と女性を妻に迎えては翌朝には処刑してしまうという凶行を重ねていた。見かねた大臣の娘である才女シェヘラザードが次なる花嫁に名乗りをあげ、毎夜の夜伽の際に不思議な物語を王に聞かせ「続きはまた明日の夜」と物語を締めくくりながら千日の夜(およそ2年と7ヶ月)を生きながらえ、結果見事王を改心させその後も妻として支えたという逸話がある。この時の夜伽の物語をまとめた説話集が千夜一夜物語である。
LoV本編における登場は今回が初だが、派生作品であるLoV煉においてはラスボスである七聖人(七魔神)のひとりとして登場している。こちらとは別人のように性格が違うようだが果たして...?

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