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人獣 Ver3.3/コメントログ」(2015/09/21 (月) 09:16:00) の最新版変更点

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- 伏姫のフレーバー &br()伏は生きていなかった。少なくとも自分ではそう思っていた。物心ついた時、彼女は人と違い、何も感じることができぬ空匣であった。だから、自分は生きてはいないのだろう――幼くも、そう思っていた。 &br()彼女が数え三つになった頃、八つの珠が与えられた。それには、八つの人の徳なる心が納められていた。空匣であった伏は、かくして仮初めの心を手に入れ、人から見ればとても清く美しい、徳高き姫となった。そして、そんな自分を称える周囲の者達を見るにつけ、自分は生きているのかもしれない――そう思い始めていた。 &br()そんな彼女に恋をした者がふたつ。ひとつは清廉な武者、ひとつは獣。しかし、ふたつの想いは伏を苦しめた。人であろうと、獣であろうと、伏は、どうしてもその想いを受け止めることができなかった。なぜなら、彼女の八つの心に、「愛」の字は無かったのだから。人として正しく優しい心を持った伏は、想いに応えられない自分に苦しんだ。こんなに苦しいのなら――その想いは呪い――姫にはそう思えてしまった。だから、この呪縛からふたつの愛を、自分を、解き放とうと、自らの――腹を裂いた。流れ出す命…広がる赤…赤い、光…。 &br()目を開き、伏は見知らぬ地にて息を吐いた。珠が、死を赦さなかったのだ。珠は語った。 &br()「伏姫神よ 伏姫神よ あなたの御身は特別なもの あなたの御身は里見のもの 我ら八珠は御身の命 お隠れなるは罷りなりませぬぞ 全て里見の御ために」 &br()「やはり…そうなのですね…」 伏は、悲しそうに笑った。 &br()――紅焔八犬伝 弐 &br() &br()身長 &br()信あらばその目の通り… &br()体重 &br()仁あらばお赦しを… &br()出身 &br()異界東方国・南総 &br()欲するもの &br()真の自身の心 &br()科せられた使命① &br()里見家の再興 &br()科せられた使命② &br()八珠の犬士探し &br() &br() &br()編集よろしくお願いします -- (名無しさん) &size(80%){2015-04-29 02:38:50} - 豹子頭林冲フレーバー &br()ボロをまとった“如何にも”な一団が寝そべる男を取り囲む。 &br()「テメェがリンチュウとかいう野郎か ここいらでオレらを狩ってるんだってなぁ ヒョウの頭がどうたらというから どれ程の不細工面かと楽しみにしてきたが ずいぶんと優男じゃぁないか えぇ?」 &br()リンチュウと呼ばれた男は、面倒くさそうに立ち上がると、かかってこいという風に、無言でクイクイと手招いた。 &br()「ほうほう 噂通り 人間ごときが生意気なもんだ」 &br()ボロを脱ぎ捨てる一団――オークだ…!しかし男は笑みを浮かべた。 &br()「へぇ こんどは鬼人かよ なるほどなぁ 人のこたぁ言えねぇが こりゃぁたわけた世界だわ どれ チンピラども 優男とは光栄だがよ この姿を見てもそういえるかね? …蛮身 爪牙 天雄星!!」 &br()たちこめる砂煙、一瞬の閃光、響き渡る叫喚、そして――静寂。 &br()「…ってなわけだ 反省したかチンピラァ」 &br()そこには巨大な爪で根こそぎ薙いだかのような、十五尺はあろうかという爪痕、そして二度と反省すること叶わぬオークの群れ。 &br()「おっ死ぬたびに蘇り 宿星の光に導かれていくつかの異界を渡ってきたがよ こいつぁ飛び切りだぜ――しかし懐かしぃじゃねぇか」 &br()そう言って男が見上げる空には、強く輝くいくつかの“宿星”。 &br()「…九紋竜のガキに一丈青の嬢ちゃんか それに… やっぱ おめぇらも生きてたんだなぁ この世界でこの体がどれ程持つかは分からねぇが また あの頃みてぇによ――こいつぁ 楽しみだ」 &br()――水滸伝 暁異聞 巻ノ二 &br() &br()身長 &br()2.3[meter] &br()体重 &br()86[kg] &br()最高速度 &br()67[km/h] &br()梁山泊順位 &br()第6位 &br()前職 &br()八十万禁軍槍棒教頭 &br()患い &br()不知 &br() &br()お願いします -- (名無しさん) &size(80%){2015-04-29 02:41:22} - ヤツフサのデータ載せときますので編集お願いします。 &br() &br()フレーバー &br()いつからそうであったのか。犬は狂おしい程にあの方を欲し、あの方を手に入れるために――首を刈った。 &br()敵の首をとればあの方をくれる、そう犬の主人が約束したからだ。そうしてあの方と夫婦となった犬は、いたく満足であったが、なぜ一介の畜生である自分にそれほどまでの想いが宿り、そのようなことがなし得たのか不可思議ではあった。 &br()その想いは、呪い――悲しい目であの方は言った。そうか、そうかもしれぬなぁ――だがそれよりも、犬には、ただその目が許せず あの方が心から自分のものにならぬのが赦せず、 情動に駆られ――首を刈った。 &br()あの方は、その度に悲しい笑顔をうかべ、最後は犬を呪いから救うため――自らの腹を裂いた。 &br()果たして、犬にかけられた呪いは解け、黒い情動も消えたが 死したあの方への想いだけは、既に犬の血肉と化しており一向に消えなかった。結局、だから犬は――首を刈った。 &br()首を刈れば、またあの方に逢える――いや、それこそがあの方との絆を繋いだ所業――いや、消せぬ想いを晴らすため――いや…これもまた、あの方の優しさがもたらした、呪い、なのか…。そこまで考え、犬はやはり、その見慣れぬ赤い隻眼に、いつものように告げることにした。 &br()「やい 儂の女房を探す手伝いをしろ そのかわり &br() 誰かの首を望むなら この刃と牙で刈り取ってやる」 &br()――紅焔八犬伝 壱 &br() &br()全長 &br()8.8[meter] &br()重量 &br()1.2[t] &br()かつての主家 &br()里見家 &br()育ての母 &br()狸 &br()妻 &br()伏姫 &br()恋敵 &br()丶大法師 &br() -- (名無しさん) &size(80%){2015-04-30 21:54:25} - イデアのデータ編集お願いします &br() &br()フレーバー &br()立って! 男の子でしょ! &br()エタルニア公国近衛師団長イデア・リー! &br()キミを助けに来たよ! &br()詳しい話は後、 &br()まずはあいつをやっつけるよ!! &br() &br()その人は突然現れた。 &br()恐怖によって心を折られていたオレを &br()完全に立ち直らせてくれたんだ。 &br()アニエス様救出に、こんなに心強い味方は &br()いないだろう。 &br()なんといってもあの光の戦士の一人なのだから! &br()そして、共に旅に出て数日。 &br()彼女の作る料理に辟易している。 &br()しかし我慢しなければ。 &br()なんといってもあの光の戦士の一人なのだから! &br()クリスタル正教騎士団三銃士 &br()ユウ・ゼネオルシア &br() &br()身長 &br()1.58[meter](リボン含む) &br()最高速度 &br()156km/h &br()モットー &br()白黒つける &br()好きなラーメン &br()こっさり &br()流派 &br()シンカゲ流 &br()待ち人 &br()待て。いずれ現れる &br() -- (名無しさん) &size(80%){2015-04-30 21:55:53} - いつもありがとうございます &br()ご助力いたす &br()Cツームンズ No3-017 &br()<先導者>バーバリアン &br()人獣・ディフェンダー &br()HP400 ATK 30 &br()DEF25 COST30 &br() &br()召喚 サモンマナ &br()デッキを登録した自ユニットが全て同じ種族のとき、自身の召喚時にマナを生み出す。 &br()覚醒 不可 超覚醒 不可 &br()アーツ なし &br() &br()「将軍 こっち 奴の臭いする」 &br()シャイアンの戦士、ツームーンズ。彼女は、かつて彼女 &br()の部族が戦った敵と行動を共にしている。 &br() &br()だから、彼女は同族からこう呼ばれている。“部族の誇 &br()りを捨てた裏切り者”と。しかし、彼女は戦士の矜持を &br()捨て去ってなどいない。賢き彼女には見えていたのだ。 &br()徹底抗戦の果てにある、滅亡の未来が。草原の友――ジ &br()ェロニモのような生き方は、破滅を招くだけなのだ。 &br() &br()だから、彼女は選んだ。自身が如何に蔑まれようと、た &br()とえ敵に味方することになろうと、仲間と、家族の未来 &br()を手に入れる方法を。 &br() &br()そして今、かつての敵の命を受け、彼女は戦士としての &br()誇りをかけて追いかける。全ての「秘密」を知るもの―― &br()悪魔の左、ビリー・ザ・キッドを。 &br() &br()身長 1.67[meter] &br()体重 51[kg] &br()最高速度 狼が如し &br()出身 シャイアン族 &br()性格 柔軟で聡明 &br()上司 カスター -- (手伝うぞ♂) &size(80%){2015-05-05 23:19:30} - Cニール No3-020 &br()<聖戦士>パラディン &br()人獣・アタッカー &br()HP400 ATK 30 &br()DEF30 COST30 &br() &br()召喚 なし &br()覚醒 ストーンアタック &br()アルカナストーン破壊力が上がる。 &br()超覚醒 エネオブジェアップW &br()周囲に敵軍マナタワー、または敵軍アルカナストーン &br()があると、攻撃力と防御力が上がる。 &br()アーツ なし &br() &br()大鏡の前で男はつぶやいた。「ヘッ こうなるたぁ &br()な... 『教会』の奴らも誤算ってわけだ ...しっかし &br()男前が台無しだぜ」 &br()大きくえぐれた胸の傷は、彼に人ならざる命を与えてい &br()た「魔人の左腕」の力と引き換えに塞がれていた。しか &br()し、左目を縦に走る顔傷までは治癒しきれなかったよう &br()だ。だが、彼は口で言うほどその傷を気にしているよう &br()には見えない。なぜなら、その傷は――。 &br()男は周囲を見渡す。朽ち果てた研究施設。絶望に染まっ &br()た彼は、この場所で『教会』により施術を施され“背教 &br()者”となった。「なんでだろうな... 一度は捨てた相棒 &br()だがよ 昔よりビンビン身近に感じるぜ」そう言って男 &br()は大鏡を叩き割る。その向こうにはハコリをかぶった白 &br()銀の鎧と楯、そして真紅の剣が隠されていた。彼は、ま &br()だうまく動かない左腕をぎこちなく通しながら、鎧を身 &br()に着ける。そして、顔の傷――暗い瞳を湛えた弟の刃に &br()よりつけられた――その傷をそっと撫で、剣を手に取っ &br()た。 &br()「ずいぶんと遠回りしたがよ... ちったぁ兄貴らしいと &br()こみせなきゃな」彼は気づいているだろうか...。その剣 &br()には、かつて彼が宿していたものよりも、かつて幼い兄 &br()弟が憧れた、あの聖戦士のものよりも、ずっと強く眩い &br()聖光が宿っていることを――。 &br() &br()身長 1.80[meter] &br()体重 75[kg] &br()失ったもの 魔人の力 &br()取り戻したもの 聖騎士の力 &br()蘇ったもの 在りし日の記憶 &br()目的 弟の救済 -- (手伝うぞ♂) &size(80%){2015-05-05 23:37:36} - ↑誤字 &br()「ハコリ」ってなんだ、「ホコリ」でお願いします -- (手伝うぞ♂) &size(80%){2015-05-05 23:39:43} - 更新お疲れさまです! -- (名無しさん) &size(80%){2015-05-06 18:48:44} - ウングラのデータを乗せておきます。 &br() &br() &br()HP 500 ATK 80 &br()DEF90 召喚コスト50 &br() &br()キルマナドレイン(超覚醒) &br()自身が敵ユニットを撃破するたびに、マナを入手する。さらに、撃破した敵の所有マナを減らす。 &br() &br()フレーバー &br()その部族は花獣の王と戦い続けていた。その戦いは何代にも渡っていたが、歴代の首長たちは怯むことなく挑み続けた。 &br() &br()今もまた、花粉が立ち込める密林の中、部族は戦っていた。おぞましい花獣を目の前にしたとき、若き戦士たちは恐怖に飲まれた。逃げ出したい――誰もがそう思ったとき、戦士を率いる首長は大きく息を吸い込み、怖気づく戦士たちに向かって叫んだ。 &br() &br()「戦士たちよ! 武勇を示せ! 名を上げよ! &br() 立ち向かうのだ! 英雄となるのだ!」 &br() &br()かつて花獣と戦い、生き残った偉大な戦士である首長の一声。戦士たちはその声に応えるように吼え、一斉に駆け出していく―― &br()次々と花獣の蔓に捕らわれ、みなが食われていく中、ふと、一人の戦士が首長の異変に気づいた。 &br()首長は、焦点の合わない虚ろな目で、口の端から涎を垂らして突っ立っていた。先程までの勇ましい堂々とした雰囲気はまるでない。それどころか、蔦に捕らわれ、食われていく戦士を助けようともしない。彼は、ただ、ひたすら、まるで何かに操られているかのように、ぼそぼそとこう呟いていた。 &br() &br()「行け… あぁ 美味い… もっとたくさん… &br() 立ち向かうのだ…… あぁ 新鮮だ…」 &br()全長 &br()15.4[meter] &br()重量 &br()22[t] &br()最高速度 &br()82[km/h] &br()捕食対象 &br()ここしばらくは人間 &br()花粉の毒 &br()獲物を操る &br()毒の効果期間 &br()長期間・遺伝もする &br() &br() &br() &br() &br() -- (名無しさん) &size(80%){2015-05-09 19:41:44} - 半蔵のテキストを載せます &br()徳川御庭番衆が頭領、服部半蔵――歴史が動く時、その陰に半蔵ありと謳われる彼の身は、今、異界の地“れむぎあ”にあった。 &br()その目的は、幕府が密命――かつて時の狭間に流されし「二振りの妖刀」の回収。 &br()島原に開かれし“げぇと”の向こうに、その妖刀の気を感知した半蔵は、この地へと降り立ったのである。 &br()そして、さらに「妖刀」の気を辿り至ったが、この<魔界城>の天守。半蔵は、其の城が長、天草四朗時貞の背後に立っていた。 &br()「…来ましたか 徳川の犬が」 &br()半蔵はその言葉に返すことなく、無言で首を刈り切った。しかし、切り落とされた天草の首は、ゆらりと宙に浮くと、不敵な笑みをこぼした。 &br()「残念ながら ここにあの『妖刀』はありませんよ &br() クク… 文字通り足が生えて逃げていきました &br() しかし どうあろうと あれは私のもの &br() 犬になどもったいない あなたも柳生の小倅同様 &br() この世界で朽ち果てるがいい」 &br()刹那、天守を包む魔性の炎。嘲笑を上げながら陽炎のように掻き消える天草の首。 &br()「…面妖な術を使う しかし まさか十兵衛ほどの男が… &br() 『村正』に『村雨』 妖刀の呪いとでもいうのか…」 &br()そう呟くと、一陣の風が吹き、半蔵もまた、燃え盛る天守から消え去った。 &br()───『赤月剣風帖』 巻の六 &br()身長 &br()1.75[meter] &br()体重 &br()70[kg] &br()最高速度 &br()夜風の如く &br()主家 &br()徳川家 &br()流派 &br()伊賀流忍術 &br()愛刀 &br()朧と斬月 -- (名無しさん) &size(80%){2015-05-09 19:44:50} - ステラのAって90じゃないですか? -- (名無しさん) &size(80%){2015-05-23 12:06:31} - ギーブルのデータを載せます &br()いい?あなたたち。良い女の条件とは、まずは静かで落ち着きがあること。大声を出して騒ぐなんて、はしたないおブスのやることよ。 &br()次に奥ゆかしさよね。素敵な殿方だからといって、女の方からジロジロ見るなんていやらしい真似は、おブスの中のおブスがやることなの。 &br()そして最後に所作が美しいこと。ドタバタとガサツに振る舞うなんてのは絶対にダメ。品が無いのはおブスの典型なのよ。 &br()さ、わかったわね。それじゃ見てなさい。モテないあなた達に、私が殿方との接し方の見本を見せてあげるわ。 &br() &br()ウフフ。 ごきげんよ~う、トリスタンさ~ん。 何をされているのかしら~? …え? これから水浴び? &br()み………みみみみみ………水浴びぃぃぃぃぃぃぃぃ!? &br()…やだ!ふ、服を脱いでるわ! なんで? 今ここで脱ぐの!? きゃーーーー!!! いいカラダし・て・るぅう!!!(ドタドタバタバタ) いやん! いっっっや~~~ん!!! あたし……照れちゃ~~~う!!!!(ドンガラガッシャーーーン) &br()「ん? パーシ どうしたんだい彼女?」 &br()「さぁな いいから服を着ろ 我らを護る聖杯が穢れる」 &br()全長 &br()小柄な方よ &br()重量 &br()女性に聞くなんて失礼よ! &br()生息域 &br()沼地 &br()肩書き &br()恋愛カウンセラー &br()大嫌いなもの &br()おブスな女 &br()苦手?なもの &br()男の裸 -- (名無しさん) &size(80%){2015-05-26 17:43:53} - STリースのデータ載せときますね &br() &br()ひとりの少女が広大な大地を見下ろしている。 &br() &br()「美獣を追ってこんなに遠くまでやってきたけれど、不思議ね…はじめて来た場所なのに、なつかしい気持ちになる。この土地には、豊かなマナがあふれているのね」 &br() &br()少女は槍と旅の荷物をおろすと、はるか彼方にそびえる巨大な塔に目をやった。 &br() &br()「でも…風が、風が泣いている。この地にも、何かが起きようとしているのね。…マナの女神様、どうかお導きを」 &br() &br() &br()身長 1.67[meter] &br()体重 54[kg] &br()出身 風の王国ローラント &br()所属 アマゾネス軍 &br()使命 エリオットを助ける &br()仇敵 ナバール盗賊団 &br() -- (名無しさん) &size(80%){2015-09-11 01:09:36}
- 伏姫のフレーバー &br()伏は生きていなかった。少なくとも自分ではそう思っていた。物心ついた時、彼女は人と違い、何も感じることができぬ空匣であった。だから、自分は生きてはいないのだろう――幼くも、そう思っていた。 &br()彼女が数え三つになった頃、八つの珠が与えられた。それには、八つの人の徳なる心が納められていた。空匣であった伏は、かくして仮初めの心を手に入れ、人から見ればとても清く美しい、徳高き姫となった。そして、そんな自分を称える周囲の者達を見るにつけ、自分は生きているのかもしれない――そう思い始めていた。 &br()そんな彼女に恋をした者がふたつ。ひとつは清廉な武者、ひとつは獣。しかし、ふたつの想いは伏を苦しめた。人であろうと、獣であろうと、伏は、どうしてもその想いを受け止めることができなかった。なぜなら、彼女の八つの心に、「愛」の字は無かったのだから。人として正しく優しい心を持った伏は、想いに応えられない自分に苦しんだ。こんなに苦しいのなら――その想いは呪い――姫にはそう思えてしまった。だから、この呪縛からふたつの愛を、自分を、解き放とうと、自らの――腹を裂いた。流れ出す命…広がる赤…赤い、光…。 &br()目を開き、伏は見知らぬ地にて息を吐いた。珠が、死を赦さなかったのだ。珠は語った。 &br()「伏姫神よ 伏姫神よ あなたの御身は特別なもの あなたの御身は里見のもの 我ら八珠は御身の命 お隠れなるは罷りなりませぬぞ 全て里見の御ために」 &br()「やはり…そうなのですね…」 伏は、悲しそうに笑った。 &br()――紅焔八犬伝 弐 &br() &br()身長 &br()信あらばその目の通り… &br()体重 &br()仁あらばお赦しを… &br()出身 &br()異界東方国・南総 &br()欲するもの &br()真の自身の心 &br()科せられた使命① &br()里見家の再興 &br()科せられた使命② &br()八珠の犬士探し &br() &br() &br()編集よろしくお願いします -- (名無しさん) &size(80%){2015-04-29 02:38:50} - 豹子頭林冲フレーバー &br()ボロをまとった“如何にも”な一団が寝そべる男を取り囲む。 &br()「テメェがリンチュウとかいう野郎か ここいらでオレらを狩ってるんだってなぁ ヒョウの頭がどうたらというから どれ程の不細工面かと楽しみにしてきたが ずいぶんと優男じゃぁないか えぇ?」 &br()リンチュウと呼ばれた男は、面倒くさそうに立ち上がると、かかってこいという風に、無言でクイクイと手招いた。 &br()「ほうほう 噂通り 人間ごときが生意気なもんだ」 &br()ボロを脱ぎ捨てる一団――オークだ…!しかし男は笑みを浮かべた。 &br()「へぇ こんどは鬼人かよ なるほどなぁ 人のこたぁ言えねぇが こりゃぁたわけた世界だわ どれ チンピラども 優男とは光栄だがよ この姿を見てもそういえるかね? …蛮身 爪牙 天雄星!!」 &br()たちこめる砂煙、一瞬の閃光、響き渡る叫喚、そして――静寂。 &br()「…ってなわけだ 反省したかチンピラァ」 &br()そこには巨大な爪で根こそぎ薙いだかのような、十五尺はあろうかという爪痕、そして二度と反省すること叶わぬオークの群れ。 &br()「おっ死ぬたびに蘇り 宿星の光に導かれていくつかの異界を渡ってきたがよ こいつぁ飛び切りだぜ――しかし懐かしぃじゃねぇか」 &br()そう言って男が見上げる空には、強く輝くいくつかの“宿星”。 &br()「…九紋竜のガキに一丈青の嬢ちゃんか それに… やっぱ おめぇらも生きてたんだなぁ この世界でこの体がどれ程持つかは分からねぇが また あの頃みてぇによ――こいつぁ 楽しみだ」 &br()――水滸伝 暁異聞 巻ノ二 &br() &br()身長 &br()2.3[meter] &br()体重 &br()86[kg] &br()最高速度 &br()67[km/h] &br()梁山泊順位 &br()第6位 &br()前職 &br()八十万禁軍槍棒教頭 &br()患い &br()不知 &br() &br()お願いします -- (名無しさん) &size(80%){2015-04-29 02:41:22} - ヤツフサのデータ載せときますので編集お願いします。 &br() &br()フレーバー &br()いつからそうであったのか。犬は狂おしい程にあの方を欲し、あの方を手に入れるために――首を刈った。 &br()敵の首をとればあの方をくれる、そう犬の主人が約束したからだ。そうしてあの方と夫婦となった犬は、いたく満足であったが、なぜ一介の畜生である自分にそれほどまでの想いが宿り、そのようなことがなし得たのか不可思議ではあった。 &br()その想いは、呪い――悲しい目であの方は言った。そうか、そうかもしれぬなぁ――だがそれよりも、犬には、ただその目が許せず あの方が心から自分のものにならぬのが赦せず、 情動に駆られ――首を刈った。 &br()あの方は、その度に悲しい笑顔をうかべ、最後は犬を呪いから救うため――自らの腹を裂いた。 &br()果たして、犬にかけられた呪いは解け、黒い情動も消えたが 死したあの方への想いだけは、既に犬の血肉と化しており一向に消えなかった。結局、だから犬は――首を刈った。 &br()首を刈れば、またあの方に逢える――いや、それこそがあの方との絆を繋いだ所業――いや、消せぬ想いを晴らすため――いや…これもまた、あの方の優しさがもたらした、呪い、なのか…。そこまで考え、犬はやはり、その見慣れぬ赤い隻眼に、いつものように告げることにした。 &br()「やい 儂の女房を探す手伝いをしろ そのかわり &br() 誰かの首を望むなら この刃と牙で刈り取ってやる」 &br()――紅焔八犬伝 壱 &br() &br()全長 &br()8.8[meter] &br()重量 &br()1.2[t] &br()かつての主家 &br()里見家 &br()育ての母 &br()狸 &br()妻 &br()伏姫 &br()恋敵 &br()丶大法師 &br() -- (名無しさん) &size(80%){2015-04-30 21:54:25} - イデアのデータ編集お願いします &br() &br()フレーバー &br()立って! 男の子でしょ! &br()エタルニア公国近衛師団長イデア・リー! &br()キミを助けに来たよ! &br()詳しい話は後、 &br()まずはあいつをやっつけるよ!! &br() &br()その人は突然現れた。 &br()恐怖によって心を折られていたオレを &br()完全に立ち直らせてくれたんだ。 &br()アニエス様救出に、こんなに心強い味方は &br()いないだろう。 &br()なんといってもあの光の戦士の一人なのだから! &br()そして、共に旅に出て数日。 &br()彼女の作る料理に辟易している。 &br()しかし我慢しなければ。 &br()なんといってもあの光の戦士の一人なのだから! &br()クリスタル正教騎士団三銃士 &br()ユウ・ゼネオルシア &br() &br()身長 &br()1.58[meter](リボン含む) &br()最高速度 &br()156km/h &br()モットー &br()白黒つける &br()好きなラーメン &br()こっさり &br()流派 &br()シンカゲ流 &br()待ち人 &br()待て。いずれ現れる &br() -- (名無しさん) &size(80%){2015-04-30 21:55:53} - いつもありがとうございます &br()ご助力いたす &br()Cツームンズ No3-017 &br()<先導者>バーバリアン &br()人獣・ディフェンダー &br()HP400 ATK 30 &br()DEF25 COST30 &br() &br()召喚 サモンマナ &br()デッキを登録した自ユニットが全て同じ種族のとき、自身の召喚時にマナを生み出す。 &br()覚醒 不可 超覚醒 不可 &br()アーツ なし &br() &br()「将軍 こっち 奴の臭いする」 &br()シャイアンの戦士、ツームーンズ。彼女は、かつて彼女 &br()の部族が戦った敵と行動を共にしている。 &br() &br()だから、彼女は同族からこう呼ばれている。“部族の誇 &br()りを捨てた裏切り者”と。しかし、彼女は戦士の矜持を &br()捨て去ってなどいない。賢き彼女には見えていたのだ。 &br()徹底抗戦の果てにある、滅亡の未来が。草原の友――ジ &br()ェロニモのような生き方は、破滅を招くだけなのだ。 &br() &br()だから、彼女は選んだ。自身が如何に蔑まれようと、た &br()とえ敵に味方することになろうと、仲間と、家族の未来 &br()を手に入れる方法を。 &br() &br()そして今、かつての敵の命を受け、彼女は戦士としての &br()誇りをかけて追いかける。全ての「秘密」を知るもの―― &br()悪魔の左、ビリー・ザ・キッドを。 &br() &br()身長 1.67[meter] &br()体重 51[kg] &br()最高速度 狼が如し &br()出身 シャイアン族 &br()性格 柔軟で聡明 &br()上司 カスター -- (手伝うぞ♂) &size(80%){2015-05-05 23:19:30} - Cニール No3-020 &br()<聖戦士>パラディン &br()人獣・アタッカー &br()HP400 ATK 30 &br()DEF30 COST30 &br() &br()召喚 なし &br()覚醒 ストーンアタック &br()アルカナストーン破壊力が上がる。 &br()超覚醒 エネオブジェアップW &br()周囲に敵軍マナタワー、または敵軍アルカナストーン &br()があると、攻撃力と防御力が上がる。 &br()アーツ なし &br() &br()大鏡の前で男はつぶやいた。「ヘッ こうなるたぁ &br()な... 『教会』の奴らも誤算ってわけだ ...しっかし &br()男前が台無しだぜ」 &br()大きくえぐれた胸の傷は、彼に人ならざる命を与えてい &br()た「魔人の左腕」の力と引き換えに塞がれていた。しか &br()し、左目を縦に走る顔傷までは治癒しきれなかったよう &br()だ。だが、彼は口で言うほどその傷を気にしているよう &br()には見えない。なぜなら、その傷は――。 &br()男は周囲を見渡す。朽ち果てた研究施設。絶望に染まっ &br()た彼は、この場所で『教会』により施術を施され“背教 &br()者”となった。「なんでだろうな... 一度は捨てた相棒 &br()だがよ 昔よりビンビン身近に感じるぜ」そう言って男 &br()は大鏡を叩き割る。その向こうにはハコリをかぶった白 &br()銀の鎧と楯、そして真紅の剣が隠されていた。彼は、ま &br()だうまく動かない左腕をぎこちなく通しながら、鎧を身 &br()に着ける。そして、顔の傷――暗い瞳を湛えた弟の刃に &br()よりつけられた――その傷をそっと撫で、剣を手に取っ &br()た。 &br()「ずいぶんと遠回りしたがよ... ちったぁ兄貴らしいと &br()こみせなきゃな」彼は気づいているだろうか...。その剣 &br()には、かつて彼が宿していたものよりも、かつて幼い兄 &br()弟が憧れた、あの聖戦士のものよりも、ずっと強く眩い &br()聖光が宿っていることを――。 &br() &br()身長 1.80[meter] &br()体重 75[kg] &br()失ったもの 魔人の力 &br()取り戻したもの 聖騎士の力 &br()蘇ったもの 在りし日の記憶 &br()目的 弟の救済 -- (手伝うぞ♂) &size(80%){2015-05-05 23:37:36} - ↑誤字 &br()「ハコリ」ってなんだ、「ホコリ」でお願いします -- (手伝うぞ♂) &size(80%){2015-05-05 23:39:43} - 更新お疲れさまです! -- (名無しさん) &size(80%){2015-05-06 18:48:44} - ウングラのデータを乗せておきます。 &br() &br() &br()HP 500 ATK 80 &br()DEF90 召喚コスト50 &br() &br()キルマナドレイン(超覚醒) &br()自身が敵ユニットを撃破するたびに、マナを入手する。さらに、撃破した敵の所有マナを減らす。 &br() &br()フレーバー &br()その部族は花獣の王と戦い続けていた。その戦いは何代にも渡っていたが、歴代の首長たちは怯むことなく挑み続けた。 &br() &br()今もまた、花粉が立ち込める密林の中、部族は戦っていた。おぞましい花獣を目の前にしたとき、若き戦士たちは恐怖に飲まれた。逃げ出したい――誰もがそう思ったとき、戦士を率いる首長は大きく息を吸い込み、怖気づく戦士たちに向かって叫んだ。 &br() &br()「戦士たちよ! 武勇を示せ! 名を上げよ! &br() 立ち向かうのだ! 英雄となるのだ!」 &br() &br()かつて花獣と戦い、生き残った偉大な戦士である首長の一声。戦士たちはその声に応えるように吼え、一斉に駆け出していく―― &br()次々と花獣の蔓に捕らわれ、みなが食われていく中、ふと、一人の戦士が首長の異変に気づいた。 &br()首長は、焦点の合わない虚ろな目で、口の端から涎を垂らして突っ立っていた。先程までの勇ましい堂々とした雰囲気はまるでない。それどころか、蔦に捕らわれ、食われていく戦士を助けようともしない。彼は、ただ、ひたすら、まるで何かに操られているかのように、ぼそぼそとこう呟いていた。 &br() &br()「行け… あぁ 美味い… もっとたくさん… &br() 立ち向かうのだ…… あぁ 新鮮だ…」 &br()全長 &br()15.4[meter] &br()重量 &br()22[t] &br()最高速度 &br()82[km/h] &br()捕食対象 &br()ここしばらくは人間 &br()花粉の毒 &br()獲物を操る &br()毒の効果期間 &br()長期間・遺伝もする &br() &br() &br() &br() &br() -- (名無しさん) &size(80%){2015-05-09 19:41:44} - 半蔵のテキストを載せます &br()徳川御庭番衆が頭領、服部半蔵――歴史が動く時、その陰に半蔵ありと謳われる彼の身は、今、異界の地“れむぎあ”にあった。 &br()その目的は、幕府が密命――かつて時の狭間に流されし「二振りの妖刀」の回収。 &br()島原に開かれし“げぇと”の向こうに、その妖刀の気を感知した半蔵は、この地へと降り立ったのである。 &br()そして、さらに「妖刀」の気を辿り至ったが、この<魔界城>の天守。半蔵は、其の城が長、天草四朗時貞の背後に立っていた。 &br()「…来ましたか 徳川の犬が」 &br()半蔵はその言葉に返すことなく、無言で首を刈り切った。しかし、切り落とされた天草の首は、ゆらりと宙に浮くと、不敵な笑みをこぼした。 &br()「残念ながら ここにあの『妖刀』はありませんよ &br() クク… 文字通り足が生えて逃げていきました &br() しかし どうあろうと あれは私のもの &br() 犬になどもったいない あなたも柳生の小倅同様 &br() この世界で朽ち果てるがいい」 &br()刹那、天守を包む魔性の炎。嘲笑を上げながら陽炎のように掻き消える天草の首。 &br()「…面妖な術を使う しかし まさか十兵衛ほどの男が… &br() 『村正』に『村雨』 妖刀の呪いとでもいうのか…」 &br()そう呟くと、一陣の風が吹き、半蔵もまた、燃え盛る天守から消え去った。 &br()───『赤月剣風帖』 巻の六 &br()身長 &br()1.75[meter] &br()体重 &br()70[kg] &br()最高速度 &br()夜風の如く &br()主家 &br()徳川家 &br()流派 &br()伊賀流忍術 &br()愛刀 &br()朧と斬月 -- (名無しさん) &size(80%){2015-05-09 19:44:50} - ステラのAって90じゃないですか? -- (名無しさん) &size(80%){2015-05-23 12:06:31} - ギーブルのデータを載せます &br()いい?あなたたち。良い女の条件とは、まずは静かで落ち着きがあること。大声を出して騒ぐなんて、はしたないおブスのやることよ。 &br()次に奥ゆかしさよね。素敵な殿方だからといって、女の方からジロジロ見るなんていやらしい真似は、おブスの中のおブスがやることなの。 &br()そして最後に所作が美しいこと。ドタバタとガサツに振る舞うなんてのは絶対にダメ。品が無いのはおブスの典型なのよ。 &br()さ、わかったわね。それじゃ見てなさい。モテないあなた達に、私が殿方との接し方の見本を見せてあげるわ。 &br() &br()ウフフ。 ごきげんよ~う、トリスタンさ~ん。 何をされているのかしら~? …え? これから水浴び? &br()み………みみみみみ………水浴びぃぃぃぃぃぃぃぃ!? &br()…やだ!ふ、服を脱いでるわ! なんで? 今ここで脱ぐの!? きゃーーーー!!! いいカラダし・て・るぅう!!!(ドタドタバタバタ) いやん! いっっっや~~~ん!!! あたし……照れちゃ~~~う!!!!(ドンガラガッシャーーーン) &br()「ん? パーシ どうしたんだい彼女?」 &br()「さぁな いいから服を着ろ 我らを護る聖杯が穢れる」 &br()全長 &br()小柄な方よ &br()重量 &br()女性に聞くなんて失礼よ! &br()生息域 &br()沼地 &br()肩書き &br()恋愛カウンセラー &br()大嫌いなもの &br()おブスな女 &br()苦手?なもの &br()男の裸 -- (名無しさん) &size(80%){2015-05-26 17:43:53} - STリースのデータ載せときますね &br() &br()ひとりの少女が広大な大地を見下ろしている。 &br() &br()「美獣を追ってこんなに遠くまでやってきたけれど、不思議ね…はじめて来た場所なのに、なつかしい気持ちになる。この土地には、豊かなマナがあふれているのね」 &br() &br()少女は槍と旅の荷物をおろすと、はるか彼方にそびえる巨大な塔に目をやった。 &br() &br()「でも…風が、風が泣いている。この地にも、何かが起きようとしているのね。…マナの女神様、どうかお導きを」 &br() &br() &br()身長 1.67[meter] &br()体重 54[kg] &br()出身 風の王国ローラント &br()所属 アマゾネス軍 &br()使命 エリオットを助ける &br()仇敵 ナバール盗賊団 &br() -- (名無しさん) &size(80%){2015-09-11 01:09:36} - まいったな… &br()いきなり頭の奥に衝撃があって、その日の晩から、 &br()また夜ごとに「あの世界の夢」を見るようになった。 &br()いや、以前見た場所とは、微妙に違うのか…? &br()少なくとも、あの「巨大な塔」… &br()あんなものは、前は無かった。 &br() &br()現実みたいな生々しさで、まるで本物の異世界に &br()迷い込んだような気さえする。 &br()また戦えって事なのか? だとすると、厄介だな… &br()以前より、ずっと怪物の数が多い! &br() &br()でも倒さない限り夢を見続けるというなら、やるしかない。 &br()こんな事で、菜々子や堂島さんに心配はかけられない… &br()全力でいくぞ! 「ペルソナ!!!」 &br() &br()身長 &br()NO DATA &br()体重 &br()NO DATA &br()所属 &br()自称"特別捜査隊" &br()ペルソナ &br()イザナギ &br()アルカナ &br()愚者 [Fool] &br()守りたい &br()菜々子 &br() -- (名無しさん) &size(80%){2015-09-21 09:16:00}

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