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- ハイポイゾアタックの攻撃力アップは+50でした。 -- (名無しさん) &size(80%){2015-12-02 19:57:53} - 毒ダメは5×3 -- (名無しさん) &size(80%){2015-12-09 22:11:38} - 動画を見てると色んな強豪さんが使ってるね。やはりUR並の強さはあるのかしら -- (名無しさん) &size(80%){2015-12-14 14:02:41} - 覚醒で180はサクヤと同じだし毒持ちで大体覚醒でA200ぐらいだからな &br()残り少ない敵ユニットの撤退を助ける◽︎をアームズで振り切れるのは大きい -- (名無しさん) &size(80%){2015-12-21 18:10:43} - 完成時DEFがやや低めな以外欠点らしいものが無いな。その欠点考えてもアームズで生存力補えるし。 &br()こういうのだよ、俺たちがURに求めている物は! -- (名無しさん) &size(80%){2015-12-31 23:34:25} - 考察文の「協調」は「強調」の誤りだと思うのだが、自分は編集出来ない…何方か、お願いします -- (名無しさん) &size(80%){2016-01-04 21:42:54} - アームズWait20秒になりました -- (名無しさん) &size(80%){2016-09-08 21:46:33} - SPヘカテーのフレーバーです &br() &br() &br()さあ次の方どうぞ …まあ 片方の目の赤いあなた モルさん プーさんの推薦で? ふむ それは中々ポイントの高いところですわね――なるほど 話はわかりましたわ ならば この“無敵の女王”たるわたくしの手下たりえる条件についてお話ししましょうか &br() &br()けれど審査は厳しく公平にいきますわよ 贔屓 コネ 賄賂 そういったものは一切受け付けませんわ 大事なのは純粋な向上心 今からするお話に対し あの子たちと共に成長していきたいと思う確かな志 あなたにはそれがおありかしら? &br() &br()まずはひとつめ 姿を見ただけで敵を圧倒する「カリスマ性」――これは絶対無敵に欲しいところですわね &br() &br()――なんです? それは屈強で雄々しい見た目なのか…ですって? いいえ 本当のカリスマ性とは ただ強そうだとか怖そうだとか そういうことではありませんわ &br() &br()たとえばこちらのモルさんをごらんなさい &br() &br()この圧倒的なかわいらしさ… 戦いの最中で出会ったら あなたは勇んで殴りかかることができるかしら? できないでしょう? その可憐さに思わずたじろぎ 戦意を失ってしまうでしょう? &br() &br()ありがちなモブ的存在とは一線を画すこのオーラ この圧倒的なかわいらしさ これこそがわたくしの求めるカリスマというものですわ ねぇモルさん? &br() &br()「…わたし かわいいけど… ヘカテー様がわたしたちを好きすぎるところは たまにちょっとキモ…」 &br() &br()フフ そしてこの塩対応…こんなに可愛らしいのに 甘さのかけらもありませんでしょう? この「ぎゃっぷ」がまた堪まらないのです &br() &br() &br()…さて 次に欲しいのは… わたくしを信じ どこまでもついてくる「覚悟」ですわね &br() &br()たとえばこちらのプーさん はじめはわたくしの用意したお洋服を着るのをとっても渋っていたのです ああ見えて慎ましくかわいらしい子ですから 肌を見せるのに抵抗があったのでしょうね 我慢して ぷるぷるうるうるしていたあの頃のプーさん 今でも忘れられませんわ &br() &br()でも せっかく素晴らしいプロポーションなのですから アピールしていかなければ勿体無いでしょう? &br() &br()今ではすっかり このお洋服も着こなしているわけですけれど どうです? きゅるりんせくしーで すばらしいでしょう? &br() &br()これもプーさんが 確固たる「覚悟」をもって わたくしを信じ ついてきたからこその結果ですわ わたくしとっても誇らしく思ってますの そうでしょうプーさん? &br() &br()「んー 『しんらい』と『あきらめ』は ときに紙一重であるのじゃよーて」 &br() &br()んもう プーさんったら またそんな可愛らしい言葉づかいを… 服装と共に身に着けた 恥じらいなど吹き飛ばす個性的な魅力は超一流 そのよくわからないオリジナリティあふれる話し方で どこまでわたくしを身悶えさせるおつもりなのかしら &br() &br() &br()――とまあ もちろんこれらをはじめから持ち合わせていろというのは どだい無理なお話… &br() &br()でも 安心してくださいな もしあなたが合格した際には この子たちのように これらがしっかりと身につくまで わたくしがしっかりサポートいたしますわ &br() &br()ファッション スキンケアは当然のこと あなたを輝かせる あなただけの個性の引き出して見せますわよ &br() &br()フフ… 実はわたくし ほんのちょっとだけあなたには期待してますの &br() &br()だってあなたは日頃から戦場で モルさん プーさんのお世話をしてくださってますものね おふたりの性格から好み よく知ってくださってるでしょう? &br() &br()さ 今回の『モルさんプーさんのお遊び相手オーディション』 あなたならば きっとこの先も勝ち残っていけるものと―― &br() -- (名無しさん) &size(80%){2016-10-01 20:26:45} - ついでにDATA &br() &br()身長 &br()1.77[meter] &br() &br()体重 &br()無敵の56[kg] &br() &br()住みか &br()冥府『松明を掲げる牝馬の館』 &br() &br()特技 &br()家事全般 &br() &br()苦手 &br()放任 &br() &br()主食 &br()部下の世話焼き &br() -- (名無しさん) &size(80%){2016-10-01 20:28:12} - フレーバー切れてたので。連投申し訳ありません。 &br() &br() &br()ますわ &br() &br()ファッション スキンケアは当然のこと あなたを輝かせる あなただけの個性の引き出して見せますわよ &br() &br()フフ… 実はわたくし ほんのちょっとだけあなたには期待してますの &br() &br()だってあなたは日頃から戦場で モルさん プーさんのお世話をしてくださってますものね おふたりの性格から好み よく知ってくださってるでしょう? &br() &br()さ 今回の『モルさんプーさんのお遊び相手オーディション』 あなたならば きっとこの先も勝ち残っていけるものと―― &br() -- (名無しさん) &size(80%){2016-10-01 20:29:31} - 3.5ヘカテーのフレーバーです。 &br() &br() &br()「まったくあきれたものですわ。」 &br() &br()女神は、優雅なしぐさでカップを傾けお茶を一口飲むと、テーブルを挟んで座す巨大な骨塊の王に視線を向けました。 &br() &br()「冥界を統べる王であるあなたが、近頃は、地上から来た娘にすっかり骨抜きにされているとか… そのようなことでは下の者たちに示しがつきませんわ」 &br() &br()――それは、我が妻のことか? そうだな… あれは肝の据わった娘ではあるが、感情が先立ち危険を顧みぬところがあるゆえ… 何かと、気にはかけている。 &br() &br()「まあ… お噂は本当のようですわね。そもそも、弱く死を恐れるばかりの地上の者などのどこがそんなに良いのやら… 入れ込む理由がまったくわかりませんわ。かつては不死種の中で最も怖れられた一柱であるあなたも、すっかり丸くなってしまった――皆そのように噂しておりますわよ?」 &br() &br()――我にはどうでも良いことだ。言わせておくが良い。…しかし“無敵の女王”よ。お前も近頃、地上の娘をふたり手下に迎え入れたと聞いたが…。 &br() &br()「…へ? え、えぇまあ、ほんの気まぐれですわ。あなた程の方が入れ込む地上の者に、私も少しだけ興味がわきましたので。何も知らずに文句を申し上げるのも、臣の無粋というものでしょう?」 &br() &br()――ふむ。して…どうだ? &br() &br()「…これがもう、本当に大変ですの。ここ最近のわたくし最大の悩みといっても過言ではありませんわ」 &br() &br()――ほう。 &br() &br()「地上で死にかけていたところを拾って連れてきたのですけど… 珍しく信心深い人間だったので、さぞかし立派な冥府の僕になるかと思いきや、片方はおとなしそうに見えて、その実、気の立った野良犬のように、あたりかまわず気持ち悪いのなんのと周りの者をそしりまわりますし、もう片方はぽわぽわと不可思議な言葉で何を話しているのかさっぱり…」 &br() &br()――それは、難儀だな。 &br() &br()「わたくし、自分が無敵なので特に部下とか持たない主義でしょう? 僕と言えば、長いことメガさんたち三姉妹だけでしたし… なので、あの子たちとどのように接すればいいのか本当にわからなくて… 何もかもが未熟で、今もどこかで粗相をしていないかと、只々モヤモヤハラハラドキドキイライラ… この気持ち、なんとお伝えすれば良いものか… ほんっとに地上の者というのは…」 &br() &br()――ならば、放逐すれば良かろう。 &br() &br()「………」 &br() &br()――……? &br() &br()「…それは、できませんわ」 &br() &br()――なぜに。 &br() &br()「わたくしは完全無欠、無敵の女王ですから。私がそのような半端な振る舞いをしたとあれば、我が王であるあなたの品位まで落ちようというもの」 &br() &br()――………。 &br() &br()「…わたくしの僕となったからには、中途半端は許しません。無敵の女王の僕とはなんたるか、みっちりと、あらゆる方面で、完璧無敵の無限大に育て上げて見せますわよ――と、あら? もうこんな時間… 申し訳ありません。わたくしそろそろお暇いたしますわ。お茶をごちそうさま、ハデス王」 &br() &br()――…そうか。ずいぶん慌ただしいのだな。 &br() &br()「ええ、もうすぐあの二人におやつをあげる時間なのです。きっとお腹を空かせているはずですから、…ああ! 急がなければ! …フフ、わたくしですね、最近、“瞬間移動”を身につけましたの。これがとっても便利なもので、無敵の強さに磨きがかかったのもさることながら、何よりあの子らのもとに瞬時に駆けつけられるのですよ。」 &br() &br()――………なる…ほど。 &br() &br()「わたくしの僕の分際で、お腹がすいてひもじいなどと思わせるわけにはいきませんからね。容姿だってきっちりキュルリン悩殺風味に可愛く… あぁ、どんなお洋服が良いかしら… はぁ、地上の者とはなんと手間がかかる…」 &br() &br()――………。 &br() &br()「…と、いけませんわ! では御機嫌よう。繰り返しますが、そんな訳ですので、地上の者に入れ込むのは、ほ・ど・ほ・ど・に、ですわよ?」 &br() &br()女神は早口にそう言うと、その場から光と共にかき消えました。骨塊の王は、舞い散る光を眺めながらお茶をすすり、ぽつりと呟きました。 &br() &br()「……………………お前も、変わったな」 &br() &br() &br()――冥府の王と無敵の女王 いつかのお茶会より -- (名無しさん) &size(80%){2016-10-04 19:46:55}
- ハイポイゾアタックの攻撃力アップは+50でした。 -- (名無しさん) &size(80%){2015-12-02 19:57:53} - 毒ダメは5×3 -- (名無しさん) &size(80%){2015-12-09 22:11:38} - 動画を見てると色んな強豪さんが使ってるね。やはりUR並の強さはあるのかしら -- (名無しさん) &size(80%){2015-12-14 14:02:41} - 覚醒で180はサクヤと同じだし毒持ちで大体覚醒でA200ぐらいだからな &br()残り少ない敵ユニットの撤退を助ける◽︎をアームズで振り切れるのは大きい -- (名無しさん) &size(80%){2015-12-21 18:10:43} - 完成時DEFがやや低めな以外欠点らしいものが無いな。その欠点考えてもアームズで生存力補えるし。 &br()こういうのだよ、俺たちがURに求めている物は! -- (名無しさん) &size(80%){2015-12-31 23:34:25} - 考察文の「協調」は「強調」の誤りだと思うのだが、自分は編集出来ない…何方か、お願いします -- (名無しさん) &size(80%){2016-01-04 21:42:54} - アームズWait20秒になりました -- (名無しさん) &size(80%){2016-09-08 21:46:33} - SPヘカテーのフレーバーです &br() &br() &br()さあ次の方どうぞ …まあ 片方の目の赤いあなた モルさん プーさんの推薦で? ふむ それは中々ポイントの高いところですわね――なるほど 話はわかりましたわ ならば この“無敵の女王”たるわたくしの手下たりえる条件についてお話ししましょうか &br() &br()けれど審査は厳しく公平にいきますわよ 贔屓 コネ 賄賂 そういったものは一切受け付けませんわ 大事なのは純粋な向上心 今からするお話に対し あの子たちと共に成長していきたいと思う確かな志 あなたにはそれがおありかしら? &br() &br()まずはひとつめ 姿を見ただけで敵を圧倒する「カリスマ性」――これは絶対無敵に欲しいところですわね &br() &br()――なんです? それは屈強で雄々しい見た目なのか…ですって? いいえ 本当のカリスマ性とは ただ強そうだとか怖そうだとか そういうことではありませんわ &br() &br()たとえばこちらのモルさんをごらんなさい &br() &br()この圧倒的なかわいらしさ… 戦いの最中で出会ったら あなたは勇んで殴りかかることができるかしら? できないでしょう? その可憐さに思わずたじろぎ 戦意を失ってしまうでしょう? &br() &br()ありがちなモブ的存在とは一線を画すこのオーラ この圧倒的なかわいらしさ これこそがわたくしの求めるカリスマというものですわ ねぇモルさん? &br() &br()「…わたし かわいいけど… ヘカテー様がわたしたちを好きすぎるところは たまにちょっとキモ…」 &br() &br()フフ そしてこの塩対応…こんなに可愛らしいのに 甘さのかけらもありませんでしょう? この「ぎゃっぷ」がまた堪まらないのです &br() &br() &br()…さて 次に欲しいのは… わたくしを信じ どこまでもついてくる「覚悟」ですわね &br() &br()たとえばこちらのプーさん はじめはわたくしの用意したお洋服を着るのをとっても渋っていたのです ああ見えて慎ましくかわいらしい子ですから 肌を見せるのに抵抗があったのでしょうね 我慢して ぷるぷるうるうるしていたあの頃のプーさん 今でも忘れられませんわ &br() &br()でも せっかく素晴らしいプロポーションなのですから アピールしていかなければ勿体無いでしょう? &br() &br()今ではすっかり このお洋服も着こなしているわけですけれど どうです? きゅるりんせくしーで すばらしいでしょう? &br() &br()これもプーさんが 確固たる「覚悟」をもって わたくしを信じ ついてきたからこその結果ですわ わたくしとっても誇らしく思ってますの そうでしょうプーさん? &br() &br()「んー 『しんらい』と『あきらめ』は ときに紙一重であるのじゃよーて」 &br() &br()んもう プーさんったら またそんな可愛らしい言葉づかいを… 服装と共に身に着けた 恥じらいなど吹き飛ばす個性的な魅力は超一流 そのよくわからないオリジナリティあふれる話し方で どこまでわたくしを身悶えさせるおつもりなのかしら &br() &br() &br()――とまあ もちろんこれらをはじめから持ち合わせていろというのは どだい無理なお話… &br() &br()でも 安心してくださいな もしあなたが合格した際には この子たちのように これらがしっかりと身につくまで わたくしがしっかりサポートいたしますわ &br() &br()ファッション スキンケアは当然のこと あなたを輝かせる あなただけの個性の引き出して見せますわよ &br() &br()フフ… 実はわたくし ほんのちょっとだけあなたには期待してますの &br() &br()だってあなたは日頃から戦場で モルさん プーさんのお世話をしてくださってますものね おふたりの性格から好み よく知ってくださってるでしょう? &br() &br()さ 今回の『モルさんプーさんのお遊び相手オーディション』 あなたならば きっとこの先も勝ち残っていけるものと―― &br() -- (名無しさん) &size(80%){2016-10-01 20:26:45} - ついでにDATA &br() &br()身長 &br()1.77[meter] &br() &br()体重 &br()無敵の56[kg] &br() &br()住みか &br()冥府『松明を掲げる牝馬の館』 &br() &br()特技 &br()家事全般 &br() &br()苦手 &br()放任 &br() &br()主食 &br()部下の世話焼き &br() -- (名無しさん) &size(80%){2016-10-01 20:28:12} - フレーバー切れてたので。連投申し訳ありません。 &br() &br() &br()ますわ &br() &br()ファッション スキンケアは当然のこと あなたを輝かせる あなただけの個性の引き出して見せますわよ &br() &br()フフ… 実はわたくし ほんのちょっとだけあなたには期待してますの &br() &br()だってあなたは日頃から戦場で モルさん プーさんのお世話をしてくださってますものね おふたりの性格から好み よく知ってくださってるでしょう? &br() &br()さ 今回の『モルさんプーさんのお遊び相手オーディション』 あなたならば きっとこの先も勝ち残っていけるものと―― &br() -- (名無しさん) &size(80%){2016-10-01 20:29:31} - 3.5ヘカテーのフレーバーです。 &br() &br() &br()「まったくあきれたものですわ。」 &br() &br()女神は、優雅なしぐさでカップを傾けお茶を一口飲むと、テーブルを挟んで座す巨大な骨塊の王に視線を向けました。 &br() &br()「冥界を統べる王であるあなたが、近頃は、地上から来た娘にすっかり骨抜きにされているとか… そのようなことでは下の者たちに示しがつきませんわ」 &br() &br()――それは、我が妻のことか? そうだな… あれは肝の据わった娘ではあるが、感情が先立ち危険を顧みぬところがあるゆえ… 何かと、気にはかけている。 &br() &br()「まあ… お噂は本当のようですわね。そもそも、弱く死を恐れるばかりの地上の者などのどこがそんなに良いのやら… 入れ込む理由がまったくわかりませんわ。かつては不死種の中で最も怖れられた一柱であるあなたも、すっかり丸くなってしまった――皆そのように噂しておりますわよ?」 &br() &br()――我にはどうでも良いことだ。言わせておくが良い。…しかし“無敵の女王”よ。お前も近頃、地上の娘をふたり手下に迎え入れたと聞いたが…。 &br() &br()「…へ? え、えぇまあ、ほんの気まぐれですわ。あなた程の方が入れ込む地上の者に、私も少しだけ興味がわきましたので。何も知らずに文句を申し上げるのも、臣の無粋というものでしょう?」 &br() &br()――ふむ。して…どうだ? &br() &br()「…これがもう、本当に大変ですの。ここ最近のわたくし最大の悩みといっても過言ではありませんわ」 &br() &br()――ほう。 &br() &br()「地上で死にかけていたところを拾って連れてきたのですけど… 珍しく信心深い人間だったので、さぞかし立派な冥府の僕になるかと思いきや、片方はおとなしそうに見えて、その実、気の立った野良犬のように、あたりかまわず気持ち悪いのなんのと周りの者をそしりまわりますし、もう片方はぽわぽわと不可思議な言葉で何を話しているのかさっぱり…」 &br() &br()――それは、難儀だな。 &br() &br()「わたくし、自分が無敵なので特に部下とか持たない主義でしょう? 僕と言えば、長いことメガさんたち三姉妹だけでしたし… なので、あの子たちとどのように接すればいいのか本当にわからなくて… 何もかもが未熟で、今もどこかで粗相をしていないかと、只々モヤモヤハラハラドキドキイライラ… この気持ち、なんとお伝えすれば良いものか… ほんっとに地上の者というのは…」 &br() &br()――ならば、放逐すれば良かろう。 &br() &br()「………」 &br() &br()――……? &br() &br()「…それは、できませんわ」 &br() &br()――なぜに。 &br() &br()「わたくしは完全無欠、無敵の女王ですから。私がそのような半端な振る舞いをしたとあれば、我が王であるあなたの品位まで落ちようというもの」 &br() &br()――………。 &br() &br()「…わたくしの僕となったからには、中途半端は許しません。無敵の女王の僕とはなんたるか、みっちりと、あらゆる方面で、完璧無敵の無限大に育て上げて見せますわよ――と、あら? もうこんな時間… 申し訳ありません。わたくしそろそろお暇いたしますわ。お茶をごちそうさま、ハデス王」 &br() &br()――…そうか。ずいぶん慌ただしいのだな。 &br() &br()「ええ、もうすぐあの二人におやつをあげる時間なのです。きっとお腹を空かせているはずですから、…ああ! 急がなければ! …フフ、わたくしですね、最近、“瞬間移動”を身につけましたの。これがとっても便利なもので、無敵の強さに磨きがかかったのもさることながら、何よりあの子らのもとに瞬時に駆けつけられるのですよ。」 &br() &br()――………なる…ほど。 &br() &br()「わたくしの僕の分際で、お腹がすいてひもじいなどと思わせるわけにはいきませんからね。容姿だってきっちりキュルリン悩殺風味に可愛く… あぁ、どんなお洋服が良いかしら… はぁ、地上の者とはなんと手間がかかる…」 &br() &br()――………。 &br() &br()「…と、いけませんわ! では御機嫌よう。繰り返しますが、そんな訳ですので、地上の者に入れ込むのは、ほ・ど・ほ・ど・に、ですわよ?」 &br() &br()女神は早口にそう言うと、その場から光と共にかき消えました。骨塊の王は、舞い散る光を眺めながらお茶をすすり、ぽつりと呟きました。 &br() &br()「……………………お前も、変わったな」 &br() &br() &br()――冥府の王と無敵の女王 いつかのお茶会より -- (名無しさん) &size(80%){2016-10-04 19:46:55} - ――…そうか。ずいぶん慌ただしいのだな。 &br() &br()「ええ、もうすぐあの二人におやつをあげる時間なのです。きっとお腹を空かせているはずですから、…ああ! 急がなければ! …フフ、わたくしですね、最近、“瞬間移動”を身につけましたの。これがとっても便利なもので、無敵の強さに磨きがかかったのもさることながら、何よりあの子らのもとに瞬時に駆けつけられるのですよ。」 &br() &br()――………なる…ほど。 &br() &br()「わたくしの僕の分際で、お腹がすいてひもじいなどと思わせるわけにはいきませんからね。容姿だってきっちりキュルリン悩殺風味に可愛く… あぁ、どんなお洋服が良いかしら… はぁ、地上の者とはなんと手間がかかる…」 &br() &br()――………。 &br() &br()「…と、いけませんわ! では御機嫌よう。繰り返しますが、そんな訳ですので、地上の者に入れ込むのは、ほ・ど・ほ・ど・に、ですわよ?」 &br() &br()女神は早口にそう言うと、その場から光と共にかき消えました。骨塊の王は、舞い散る光を眺めながらお茶をすすり、ぽつりと呟きました。 &br() &br()「……………………お前も、変わったな」 &br() &br() &br()――冥府の王と無敵の女王 いつかのお茶会より &br() &br()身長 &br()1.77[meter] &br() &br()体重 &br()無敵 &br() &br()冥界での地位 &br()ハデス夫妻に次いで第三位 &br() &br()完璧にしたいもの &br()目につくものすべて &br() &br()完璧にわからないもの &br()自分の気持ち &br() &br()異名 &br()無敵の女王 &br() -- (名無しさん) &size(80%){2016-10-04 19:48:01}

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