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イクリプス・レイ(R) :基本情報| |BGCOLOR(#FFD9B3):名前|イクリプス・レイ| |BGCOLOR(#FFD9B3):種族|不死| |BGCOLOR(#FFD9B3):ジョブ|ディフェンダー| |BGCOLOR(#FFD9B3):召喚コスト|50| |BGCOLOR(#FFD9B3):<タイプ>|魔械人| |BGCOLOR(#FFD9B3):タイプ|イクリプス| |BGCOLOR(#FFD9B3):HP|500| |BGCOLOR(#FFD9B3):ATK|70| |BGCOLOR(#FFD9B3):DEF|80| |BGCOLOR(#FFD9B3):覚醒|可| |BGCOLOR(#FFD9B3):超覚醒|可| |BGCOLOR(#FFD9B3):アーツ|無| |BGCOLOR(#FFD9B3):CV|???| &br() |>|BGCOLOR(#FFD9B3):アビリティ| |BGCOLOR(#86CC40):CENTER:召喚|なし| |BGCOLOR(#FFDC50):CENTER:覚醒|なし| |BGCOLOR(#FF8383):CENTER:超覚醒|&link_anchor(page=アビリティ詳細/ま行,アビリティ){蝕みの蒼}| |~|攻撃力と防御力が上がり、自身の降魔と魔神に与えるダメージが上がる。ただし、自身が戦場に出ている間、自ユニットの降魔と魔神の攻撃力と防御力が下がる。| :ステータス| |BGCOLOR(#FFD9B3):状態|BGCOLOR(#FFD9B3):HP|BGCOLOR(#FFD9B3):ATK/DEF| |BGCOLOR(#86CC40):CENTER:召喚|500|70/80| |BGCOLOR(#FFDC50):CENTER:覚醒|550|90/100| |BGCOLOR(#FF8383):CENTER:超覚醒|600|210/220〔アビリティ発動時〕| :DATA・イラスト・フレーバーテキスト| #region(close,Ver3.5(Ver DS)) |BGCOLOR(#FFD9B3):Ver3.5(Ver DS)| |BGCOLOR(#FFD9B3):身長|1.76[meter]|~| |BGCOLOR(#FFD9B3):体重|61[kg]|~| |BGCOLOR(#FFD9B3):最高速度|55[km/h]|~| |BGCOLOR(#FFD9B3):その存在|不確定|~| |BGCOLOR(#FFD9B3):その力|紅き波動|~| |BGCOLOR(#FFD9B3):その運命|17番目の因子|~| |BGCOLOR(#FFD9B3):イラストレーター|輪くすさが|~| |BGCOLOR(#FFD9B3):フレーバーテキスト| |目に映ったのは、紅い部屋だった。&br()彼は、繰り返し、繰り返し――その時、彼に意識があったとしたならば――そのままの意味通り、もう、数えることが出来ぬほどの時を繰り返し、「この部屋」を訪れていた。&br() しかし、彼は今、“初めて”この部屋を認識した。 &br()突然芽生えた“意識”には、当然ながら何の記憶も無く、自身の存在、場所、全てがわからなかった。手足がある。自分は、人のようなものらしい――人? 自分は、人という概念を知っている――いや、自分は、本当に人なのだろうか…?&br()  そんな疑問をきっかけに、空だった水甕に瞬時に水があふれるように、一気になだれ込んだ大量の“世界の認識”が脳をかき回す。同時に、彼は体に鈍い痛みを感じて顔をしかめた。 &br()見ると、胸から腹にかけて、亀裂のように開いた大きな傷がある。その傷口は紅く光っており、粒子状の紅光が絶えず漏れ出しては、空中に霧散していた。&br() 彼は、情報の洪水に痛む頭を押さえつつ、その光にどうしようもなく惹かれ、おそるおそる傷に触れようとした、その時、 &br()「触れない方が良いでしょう。一時的に不安定になってはいますが、じきにふさがります」 &br()顔を上げると、目の前に女が立っていた。妙な装甲に身を包み、仮面で顔を隠した女――彼女は、自らをドゥクスと名乗った。&br() 彼はしばらくドゥクスをまじまじと見ていたが、ドゥクスが一歩足を前に出した途端、驚いたように後ろへ飛び退く。 &br()「私が怖いですか? …無理もありませんね。『彼ら』を複製して作られた模造品であるイクリプスのあなたが、突然魂を宿してしまったのですから… しかし驚きました。心だけでなく、姿までも変容し始めている…傷を良く見せてください」 &br()ドゥクスはそう言うと、先ほどよりもゆっくりと歩み寄る。しかし、それにあわせて彼もまたじりじり後ずさるので、ドゥクスは立ち止まり、柔らかな口調で語りかけた。 &br()「仕方ありませんね… 安心してください。今ここにあなたを傷つけるものはいない。その傷が癒えるまで、ここにいるといいでしょう」 &br()どこに行けばよいのかもわからなかったので、そのまま彼は、この紅い部屋でドゥクスと共に過ごした。&br()ドゥクスは彼と程よく距離を取り、時折彼に話しかけては、しばしの時を穏やかに過ごした。そうしている内に、気づくと傷は癒えていた。 &br()ある時、眠りに落ちた彼は、夢を見た。 &br()――紅い光… 焔を纏った紅い瞳の男… 周りには片方の目に赤い瞳を持った若者たち… 自分は彼らと共に戦い続け、ぼろぼろに傷つき、その傷からは絶え間なく紅い光が漏れている――光――紅い光――紅い光が…襲って来る――!! &br()彼は、言い知れぬ恐怖を感じて飛び起きた。 &br()息荒く目覚めた彼の目に飛び込んできたのは、視界を埋める部屋の“紅”。気づくと、自らの体からも紅い光が立ち昇っている。彼はたまらなくなり、思わず部屋を飛び出した。 &br()部屋の先も紅だった、どこを見ても紅、紅、紅――紅紅紅紅紅紅――!&br()夢中で走り、目の前の扉を乱暴に開け放ち、彼は足を止めた。 &br()彼が見たものは、彼のさざ波立った心を優しく包み込むような、清涼な光を放つ蒼い月。 &br()――外か――今は夜で――あれは、月―― &br()彼は不思議だった。目に入るものが何か、全て理解できている。なのに―― &br()――オレはオレのことを何も知らない。 &br()「オレは何だ… どうやって生まれて、どうやって生きてきた…!?」 &br()背後に気配を感じ、振り返ると、ドゥクスが立っていた。 &br()「あなたは、自分のことを知りたいのですか?」 &br()彼は無言で答えた。 &br()ドゥクスは、少し迷うように押し黙ったが、やがて静かに言った。 &br()「……あなたが誰で、どのようにして生まれてきたか… 私は教えることができます。ただ…つらく、苦しい思いをするかもしれません。それに、それを知れば、あなたは再び戦いを選ぶことに――そうせずにはいられなくなるやしれないのです。それでも、知りたいのですか?」&br()その言葉に、彼は空を見上げ、しばらく蒼い月をみつめると、ゆっくりと頷いた。 | #endregion :考察| 超覚醒アビリティ「蝕みの蒼」は自身のATKとDEFを+40するアビリティ、また降魔・魔神への攻撃時に固定ダメージを与えるというもの&br()(+50ダメージ)&br()しかしその代償に自身の降魔・魔神のATKとDEFが-20される。&br()アビリティ説明で少し勘違いをしやすく、「自身の降魔と魔神に与えるダメージ~」とあるが、この自身とは「自分の降魔」ではなく「イクリプス・レイ」のことを指す。&br()デメリットが決して無視出来ない値のため、降魔を使わないUS依存か固定値持ちの降魔での運用がベター。 :キャラクター説明| デフォルト降魔~蒼月の魔蝕~とは同時登録不能(降魔カードを登録してくださいと出る) :関連カード| ---- コメント *編集が苦手な方はこちらへ情報提供お願いします #comment_num2(size=85,vsize=3,nsize=30,num=20)
イクリプス・レイ(R) :基本情報| |BGCOLOR(#FFD9B3):名前|イクリプス・レイ| |BGCOLOR(#FFD9B3):種族|不死| |BGCOLOR(#FFD9B3):ジョブ|ディフェンダー| |BGCOLOR(#FFD9B3):召喚コスト|50| |BGCOLOR(#FFD9B3):<タイプ>|魔械人| |BGCOLOR(#FFD9B3):タイプ|イクリプス| |BGCOLOR(#FFD9B3):HP|500| |BGCOLOR(#FFD9B3):ATK|70| |BGCOLOR(#FFD9B3):DEF|80| |BGCOLOR(#FFD9B3):覚醒|可| |BGCOLOR(#FFD9B3):超覚醒|可| |BGCOLOR(#FFD9B3):アーツ|無| |BGCOLOR(#FFD9B3):CV|???| &br() |>|BGCOLOR(#FFD9B3):アビリティ| |BGCOLOR(#86CC40):CENTER:召喚|なし| |BGCOLOR(#FFDC50):CENTER:覚醒|なし| |BGCOLOR(#FF8383):CENTER:超覚醒|&link_anchor(page=アビリティ詳細/ま行,アビリティ){蝕みの蒼}| |~|攻撃力と防御力が上がり、自身の降魔と魔神に与えるダメージが上がる。ただし、自身が戦場に出ている間、自ユニットの降魔と魔神の攻撃力と防御力が下がる。| :ステータス| |BGCOLOR(#FFD9B3):状態|BGCOLOR(#FFD9B3):HP|BGCOLOR(#FFD9B3):ATK/DEF| |BGCOLOR(#86CC40):CENTER:召喚|500|70/80| |BGCOLOR(#FFDC50):CENTER:覚醒|550|90/100| |BGCOLOR(#FF8383):CENTER:超覚醒|600|210/220〔アビリティ発動時〕| :DATA・イラスト・フレーバーテキスト| #region(close,Ver3.5(Ver DS)) |BGCOLOR(#FFD9B3):Ver3.5(Ver DS)| |BGCOLOR(#FFD9B3):身長|1.76[meter]|~| |BGCOLOR(#FFD9B3):体重|61[kg]|~| |BGCOLOR(#FFD9B3):最高速度|55[km/h]|~| |BGCOLOR(#FFD9B3):その存在|不確定|~| |BGCOLOR(#FFD9B3):その力|紅き波動|~| |BGCOLOR(#FFD9B3):その運命|17番目の因子|~| |BGCOLOR(#FFD9B3):イラストレーター|輪くすさが|~| |BGCOLOR(#FFD9B3):フレーバーテキスト| |目に映ったのは、紅い部屋だった。&br()彼は、繰り返し、繰り返し――その時、彼に意識があったとしたならば――そのままの意味通り、もう、数えることが出来ぬほどの時を繰り返し、「この部屋」を訪れていた。&br() しかし、彼は今、“初めて”この部屋を認識した。 &br()突然芽生えた“意識”には、当然ながら何の記憶も無く、自身の存在、場所、全てがわからなかった。手足がある。自分は、人のようなものらしい――人? 自分は、人という概念を知っている――いや、自分は、本当に人なのだろうか…?&br()  そんな疑問をきっかけに、空だった水甕に瞬時に水があふれるように、一気になだれ込んだ大量の“世界の認識”が脳をかき回す。同時に、彼は体に鈍い痛みを感じて顔をしかめた。 &br()見ると、胸から腹にかけて、亀裂のように開いた大きな傷がある。その傷口は紅く光っており、粒子状の紅光が絶えず漏れ出しては、空中に霧散していた。&br() 彼は、情報の洪水に痛む頭を押さえつつ、その光にどうしようもなく惹かれ、おそるおそる傷に触れようとした、その時、 &br()「触れない方が良いでしょう。一時的に不安定になってはいますが、じきにふさがります」 &br()顔を上げると、目の前に女が立っていた。妙な装甲に身を包み、仮面で顔を隠した女――彼女は、自らをドゥクスと名乗った。&br() 彼はしばらくドゥクスをまじまじと見ていたが、ドゥクスが一歩足を前に出した途端、驚いたように後ろへ飛び退く。 &br()「私が怖いですか? …無理もありませんね。『彼ら』を複製して作られた模造品であるイクリプスのあなたが、突然魂を宿してしまったのですから… しかし驚きました。心だけでなく、姿までも変容し始めている…傷を良く見せてください」 &br()ドゥクスはそう言うと、先ほどよりもゆっくりと歩み寄る。しかし、それにあわせて彼もまたじりじり後ずさるので、ドゥクスは立ち止まり、柔らかな口調で語りかけた。 &br()「仕方ありませんね… 安心してください。今ここにあなたを傷つけるものはいない。その傷が癒えるまで、ここにいるといいでしょう」 &br()どこに行けばよいのかもわからなかったので、そのまま彼は、この紅い部屋でドゥクスと共に過ごした。&br()ドゥクスは彼と程よく距離を取り、時折彼に話しかけては、しばしの時を穏やかに過ごした。そうしている内に、気づくと傷は癒えていた。 &br()ある時、眠りに落ちた彼は、夢を見た。 &br()――紅い光… 焔を纏った紅い瞳の男… 周りには片方の目に赤い瞳を持った若者たち… 自分は彼らと共に戦い続け、ぼろぼろに傷つき、その傷からは絶え間なく紅い光が漏れている――光――紅い光――紅い光が…襲って来る――!! &br()彼は、言い知れぬ恐怖を感じて飛び起きた。 &br()息荒く目覚めた彼の目に飛び込んできたのは、視界を埋める部屋の“紅”。気づくと、自らの体からも紅い光が立ち昇っている。彼はたまらなくなり、思わず部屋を飛び出した。 &br()部屋の先も紅だった、どこを見ても紅、紅、紅――紅紅紅紅紅紅――!&br()夢中で走り、目の前の扉を乱暴に開け放ち、彼は足を止めた。 &br()彼が見たものは、彼のさざ波立った心を優しく包み込むような、清涼な光を放つ蒼い月。 &br()――外か――今は夜で――あれは、月―― &br()彼は不思議だった。目に入るものが何か、全て理解できている。なのに―― &br()――オレはオレのことを何も知らない。 &br()「オレは何だ… どうやって生まれて、どうやって生きてきた…!?」 &br()背後に気配を感じ、振り返ると、ドゥクスが立っていた。 &br()「あなたは、自分のことを知りたいのですか?」 &br()彼は無言で答えた。 &br()ドゥクスは、少し迷うように押し黙ったが、やがて静かに言った。 &br()「……あなたが誰で、どのようにして生まれてきたか… 私は教えることができます。ただ…つらく、苦しい思いをするかもしれません。それに、それを知れば、あなたは再び戦いを選ぶことに――そうせずにはいられなくなるやしれないのです。それでも、知りたいのですか?」&br()その言葉に、彼は空を見上げ、しばらく蒼い月をみつめると、ゆっくりと頷いた。 | #endregion :考察| 超覚醒アビリティ「蝕みの蒼」は自身のATKとDEFを+40するアビリティ、また降魔・魔神への攻撃時に固定ダメージを与えるというもの&br()(+50ダメージ)&br()しかしその代償に自身の降魔・魔神のATKとDEFが-20される。&br()アビリティ説明で少し勘違いをしやすく、「自身の降魔と魔神に与えるダメージ~」とあるが、この自身とは「自分の降魔」ではなく「イクリプス・レイ」のことを指す。&br()デメリットが決して無視出来ない値のため、降魔を使わないUS依存か固定値持ちの降魔での運用がベター。 :キャラクター説明| イクリプスとは、紅蓮皇帝軍が主戦力として利用する人造ロードであり、紅蓮の子らのクローンを改造した人造人間。 紅蓮の子やロードと同じく使い魔を使役できる通常個体、巨大な特別機[[イクリプス・ゼノ>Ver3/ゼノ]]等、幾つかのバリエーションが存在する。 イクリプス・レイこと~蒼月の魔蝕~は紅蓮の子らの為に擬似的な降魔としてドゥクスに用意された蒼い鎧のイクリプス。 自我無き人造兵士だったが、幾度と無く繰り返される戦いの中でアルカナの力に覚醒。心無いイクリプスとは違う、自我を持つ一人の戦士として心を得た。 &br() 同一人物扱いなため、デフォルト降魔~蒼月の魔蝕~とは同時登録不能(降魔カードを登録してくださいと出る) :関連カード| ---- コメント *編集が苦手な方はこちらへ情報提供お願いします #comment_num2(size=85,vsize=3,nsize=30,num=20)

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