ジョン・アターソン(R)
基本情報
名前 ジョン・アターソン
種族 不死
ジョブ マジシャン
召喚コスト 50
<タイプ> 狂言者
タイプ リッパー
HP 500
ATK 70
DEF 90
覚醒
超覚醒
アーツ
CV 北沢 力

アビリティ
召喚 なし
覚醒 なし
超覚醒 【白】ルクサリアの囁き
防御力と移動速度が上がる。
ただし、戦場に出ているあいだ、攻撃力が徐々に下がる。
このペナルティは自身がチェンジするまで継続する。
【黒】ザ・リッパー
攻撃力と移動速度が上がる。
ただし、戦場に出ているあいだ、防御力が徐々に下がる。
このペナルティは自身がチェンジするまで継続する。
CHANGE 超覚醒アビリティの【白】と【黒】を切り替える。
自身が超覚醒していないと使用することができない。
消費マナ 10

ステータス
状態 HP ATK/DEF
召喚 500 70/90
覚醒 550 90/110
超覚醒【白】 600 170/260
超覚醒【黒】 250/190

DATA・イラスト・フレーバーテキスト
+ Ver3.4(VerRe:3.0)
Ver3.4(VerRe:3.0)
全長 1.82[meter]
重量 65[kg]
勤め先 ハイド弁護士事務所
お気に入りの鏡 ルクサリア製
嫌いなもの メス豚
ルクサリアの声が求めるもの 病巣の切除
イラストレーター 加藤 さやか
フレーバーテキスト
僕はため息をついた。これからの時間を思うと気が重い。

僕には親友がいた。エドワード・ジキル――彼とはパブリックスクールで知り合い、共にクリケットに青春をかけた。僕と彼は、多くの時間を共に過ごし、大いに笑い、大いに泣いた。僕にとって、親友といえるものは、後にも先にも彼一人であるといっても過言ではない。

僕たちは同じ大学に進み、彼は医学の道を進むと言った。僕もまた、同じ道を歩みたかったが、どうにも向いていなかったようで泣く泣く挫折した。代わりに、司法の道へと進んだ僕は、弁護士となった。進む道こそ分かれたが、結局僕たちは共にこの町で人を助け、守る仕事に就いた。彼と共に歩む人生は愛にあふれ、これといって刺激的なことはなくとも、穏やかで、誇らしい生活だった。

そんなある日、彼の様子がおかしくなった。ため息がちで、常に何かを思いつめているようだった。いつものパブで話をしていても、心ここにあらずだった。心配になり理由を尋ねると、彼は驚くべき言葉を発した。

「なぁジョン、女性の気持ちを知るには、どうしたらいいだろうか?」


僕は、お気に入りの古いアンティーク調の大鏡の前で、ランチ用のタイを締めながら、もう一度深くため息をついた。

まったく信じられない。あの、絵にかいたような朴念仁のエドワードが恋わずらいだなんて。今日もこれからその相談に乗らねばならないとは。彼はいつから…おそらく、僕が務める事務所の所長が主催した、あのパーティーの日からだろう。

僕にとって、彼は親友であると共に憧れだった。その彼が、あのように弱々しく悩む様を見ることは、僕にはとても苦痛だった。彼が、たった一人に心を奪われ、苦しむなんて…。

彼は、我を張らず、常に人のことを思い、人を助ける聖人でなければならない。そんな彼に僕はなりたかった。僕は彼の鏡になりたかった。だから、君は穢れてはいけないんだよ。でなければ、あの卑しい父のように…何故、お前達はいつも…僕のエドワードまでも穢すのか…この――

「…汚らわしい、メスどもめ」

やはり、病巣は取り除かなければならない。

――なら、行こうじゃないか。親友の悩みをきいたら、今夜も繰り出そう。

鏡の中の、緑の僕が笑った。


新聞を読みながらパブで待っていると、彼がやってきた。いつものように洒落気一つなく、長い髪を乱暴にまとめ、今日もまた困ったような顔をしている。

「やぁ、エド。興味深い記事を見つけたよ」
「また殺人事件かい? ゴメン。今日はどうにもそういう話を聞きたい気分じゃないんだ」
「そうかい? じゃあこの弁護士兼名探偵は事件の解明をあきらめて、今日もお姫様の心の謎を解くとしようか」

僕は新聞をブックラックにもどし、紅茶を一口飲んだ。その新聞にはこう書いてあった。

“切り裂き魔 ザ・リッパ-現る”

考察
前Verにてリッパ―として参戦していた50コストマジシャン。

召喚コストは70/90と少しDEF寄り。初手としてはギリギリ運用可能なレベル。
超覚醒時にスピードおよびATKかDEFの一方のステータスが大きく上がる代わりに、上がらない方のステータスが減少し続けるという珍しいアビリティを持つ。
白状態のルクサリアの囁きはDEF+70、ATK減少8秒毎-10、20%スピードアップ。 (要検証)
黒状態のザ・リッパーはATK+80、DEF減少8秒毎-10、20%スピードアップ。 (要検証)
減少値はカイネのアビリティと等速で、どちらも1まで下がり得る。


いままで使い魔にはなかったタイプのステータスだが、超覚醒で170/260に1.2倍のスピードアップ、チェンジして250/190に1.2倍のスピードアップ、という驚愕の性能はデメリットを補って余りあるもの。
スピードアップの恩恵が大きく、白状態だと高DEFで耐えつつ敵使い魔から逃走が可能で、黒状態だと逃走する敵使い魔を高ATKで撃破できる。黒状態でのシューターはATK160が出るため、早さを利用しての荒らし性能も高い。敵からすればフィールドにアターソンがいるだけで警戒せざるを得なくなる。
白状態の破格の硬さはというと、A180のアタッカーからの被ダメージがほぼ保障値の20.5であるので対面にサンチョやカイネなどがいても余裕で前に出られる。
A200のアタッカーあたりから痛く感じてくるので、突っ張るにしてもペルセポネ等から繋いで高いラインで超覚醒しないと荒らすのが難しくなる。
A220にもなるとさすがに裏の使い魔を選択したほうがよい。(これくらいの攻撃力のあるアタッカーは概ねアビリティで追加ダメージを出してくる、というのもある)
アタッカー以外だとA220でも13ダメージでほぼ通らないのでタワー戦ではそうそう落ちることはない。
ただし保障値・固定値は普通に通るので、実は白状態の攻撃力の低さもあり根本アタッカーに絡まれる方が面倒に感じる。


大きな欠点として同コスト以上の敵との1対1の勝負に弱い。白状態だと決定打を与えられず、黒状態だと自身の体力が持たず、逃走を余儀なくされやすい。基本的に別ジョブの相方使い魔同伴での運用になる。
また、同じ様なアビリティのカイネと大きく違う点はタワーやゲートに戻っても減少値がリセットされない点。これにより、他のチェンジ型使い魔よりチェンジの頻度が多く、10マナとはいえ考えて使用しないと軍団作成に大きな影響を及ぼすことに。
召喚スペックもギリギリ初手ができて150マナ時点で動ける、実質70コストくらいに考えた方がよい。


集団行動ではかなり足が速いためディフェンダーと組むと彼が先に走ってしまいがちで、先にターゲットをとられて護衛が到着する前に大打撃を受けているなんてことのないように。
アタッカーと組ませた場合はかなり足回りの良いデッキになるがHP管理には細心の注意を払うこと。
ただしターゲットを引きやすい分、相手の動向を注視して白状態のまま後ろに下がらせるとそのまま相手が突っ込んでくれることもある。
狙われている使い魔は避難させつつほかの使い魔で叩く、というのは集団戦で重要なテクニックの一つであるが、彼は比較的それを狙いやすいのでぜひ意識したい。


ジョン以外の使い魔をどうするかにもよるが、彼単体で見た場合には相性のいい降魔は~開闢の聖帝~や~背徳の騎士~が挙がる。
スピードアップのおかげで逃げる使い魔の背中を追いやすい彼であるが、そのままだと攻撃後の硬直のせいで実はファイタースタイルのまま敵を追いかけた場合に実際にA250の攻撃を叩き込める回数はさほど多くない。
ハイアーツによる加速とレンジアップ持ちディフェンダーである聖帝、スピードアップ強化と硬直の軽減をする背徳はこの点での補完が強力である。
また背徳の騎士はハイアーツによる戦闘時での戦闘力の短時間の大幅な底上げも、黒状態で低防御高火力となるジョンと相性良好。


管理をおろそかにすると簡単に落とされてしまうので、数値のみを見れば非常に強力な使い魔だが、それ以上に使いづらさが目立つ使い魔でもある。

誰もが理解できているとは思うが、当然ジキルハイドとの同時運用は種族・ジョブ・コストの関係上絶望的である。
タワー戦だけ見たらジキルとアターソンだけで組むのは実は……いややめておこう

キャラクター説明
『ジキルとハイド』に登場する弁護士で、ジキルの友人。
元ネタでは真面目な弁護士の男性なのだが、LoVでの彼は病的に女性を憎み、ジキルに対しては愛情や崇拝に近いレベルの感情を抱く危険人物と化している。
ver3.2ジキル、ver3.2ハイドのフレーバーテキストから登場している。

ハイドの夢に出てきた“緑色の男”とは、チェンジ後の姿「リッパー」のことを指す。
リッパーの元ネタは、切り裂きジャックの通称で知られるイギリスの怪人、ジャック・ザ・リッパーと思われる。
女性ばかりを大量に惨殺したことで知られる殺人鬼であり、今もなお捕まっていない。
LoVでは、アケローン大陸の一国「ルクサリア」にあるルクサリア王立医科大学を最終学歴とした外科医であった。

LoV2に登場していたリッパーの姿はハイドのフレーバーテキストに書かれているように、顔に穴が開いている緑色の男だが
LoV3での顔や服装から見るに今作のリッパーはジョンとの融合体、またはジョンに潜む別人格として存在しているようにも考えられる。
先述したルクサリアで作られたアンティークの大鏡がどうも関係しているようだが…

中盤における強さと弁護士という設定から、近年ネットで話題のとある弁護士にあやかって「タワー戦に強い弁護士」と言われている。
某カプコンの弁護士のような逆転力はない。
関連カード


コメント *編集が苦手な方はこちらへ情報提供お願いします
  • ルクサリアの囁きとザ・リッパーの上昇量、減少量は同じだと思われます。上昇値はタワーに戻るとリセットされている模様 -- (名無しさん) 2015-11-20 22:59:32
  • 上昇値はそれぞれ+70、減少量は8秒毎に10だと思われます。 -- (名無しさん) 2015-11-23 18:59:11
  • 前Verにてリッパ―として参戦していた50コストマジシャン。

    召喚コストは70/90と少しDEF寄り。初手としてはギリギリ運用可能なレベル。
    超覚醒時にステータスが上がる代わりに、上がらない方のステータスが減少し続けるという珍しいアビリティを持つ。
    ルクサリアの囁きはDEF+70、ATK減少8秒毎-10、20%スピードアップ。 (要検証)
    ザ・リッパーはATK+80、DEF減少8秒毎-10、20%スピードアップ。 (要検証)
    減少値はカイネのアビリティ等速。

    いままで使い魔にはなかったタイプのステータスだが、超覚醒で170/260に1.2倍のスピードアップ、チェンジして250/190に1.2倍のスピードアップ、という驚愕の性能はデメリットを補って余りあるもの。
    スピードアップの恩恵が大きく、白状態だと高DEFで耐えつつ敵使い魔から逃走が可能で、黒状態だと逃走する敵使い魔を高ATKで撃破できる。黒状態でのシューターはATK160が出るため、早さを利用しての荒らし性能も高い。敵からすればフィールドにアターソンがいるだけで警戒せざるを得なくなる。

    大きな欠点として同コスト以上の敵との1対1の勝負に弱い。白状態だと決定打を与えられず、黒状態だと自身の体力が持たず、逃走を余儀なくされやすい。基本的に別ジョブの相方使い魔同伴での運用になる。
    また、同じ用なアビリティのカイネと大きく違う点はタワーやゲートに戻っても減少値がリセットされない点。これにより、他のチェンジ型使い魔よりチェンジの頻度が多く、10マナとはいえ考えて使用しないと軍団作成に大きな影響を及ぼすことに。


    管理をおろそかにすると簡単に落とされてしまうので、数値のみを見れば非常に強力な使い魔だが、それ以上に使いづらさが目立つ使い魔でもある。


    誰もが理解できているとは思うが、当然ジキルハイドとの同時運用は種族・ジョブ・コストの関係上絶望的である。
    -- (名無しさん) 2015-11-25 19:43:13
  • ATK1DEF1を確認 -- (名無しさん) 2015-12-21 18:56:54
  • 運用するならどう考えても常時黒だと思うのですが。
    -- (名無しさん) 2016-04-29 17:50:16
  • すいません。効果を勘違いしていました。
    てっきり下限があると・・・
    -- (名無しさん) 2016-04-29 22:29:29
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最終更新:2016年09月26日 07:08
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