~開闢の聖帝~(R)
基本情報
名前 開闢の聖帝(かいびゃくのせいてい)
真名 黄帝
種族 降魔
ジョブ ディフェンダー
初期カルマ 1
カルマ取得速度 FAST
<タイプ> 霊王
タイプ 聖五帝
HP 700
ATK 200
DEF 220
ハイアーツ
CV 田澤 茉純

カルマアビリティ
カルマ1個 パワードレイン
自身が敵ユニットを攻撃すると、攻撃した敵ユニットの攻撃力と防御力を一定時間下げ、自身の攻撃力と防御力が一定時間上がる。
カルマ2個 パワードレイン
自身が敵ユニットを攻撃すると、攻撃した敵ユニットの攻撃力と防御力を一定時間下げ、自身の攻撃力と防御力が一定時間上がる。
カルマ3個 レンジアップ
ファイタースタイル時に、射程距離が延びる。
ハイアーツ 聖帝陵
範囲内にいる自ユニット全ての移動速度を、一定時間上げる。
効果時間 70秒
最近修正されたバージョン Ver3.512 [2017.03.30]

ステータス
  • 魔神状態中
カルマ所持数 融合体数 HP ATK/DEF
カルマ1個 0体 650 200/220〔通常時〕
210/230〔パワードレイン発動時〕
7体 900 260/280〔通常時〕
270/290〔パワードレイン発動時〕
  • 魔神状態解除後
カルマ所持数 HP ATK/DEF
カルマ1個 600 200/220〔通常時〕
210/230〔パワードレイン発動時〕
カルマ2個 600 200/220〔通常時〕
220/240〔パワードレイン発動時〕
カルマ3個 600 200/220〔通常時〕
220/240〔パワードレイン発動時〕

DATA・イラスト・フレーバーテキスト
+ Ver3.4(VerRe:3.0)
Ver3.4(VerRe:3.0)
身長 1.60[meter]
体重 教えぬよ
故郷 既に失われた
旧知 シユウ
望み 世界の守護
真名 黄帝
イラストレーター ひと和
フレーバーテキスト
まだ幼い頃、私は天の子として生を授かり、神から人の世を託された。

天の御印を持つ者として、いったいどのように世を治めるべきか――
私は誰にも悲しんでほしくなかった。
私が民を愛するように、私も民に愛してほしかった。
だから、私は誰もが幸せになれる良い治世を行おうと考えた。
人が人に強いることなく、お互いを慈しみ、決して争うことのない世界。
そこには上も下もない。皆が平等で優しい世界。

民を脅かす悪鬼とは、すべて私が戦おう…
私は民の元にくだり、民と肩をならべて暮らそう――
神より賜った、知識と、神通力を振るい、私はそれを成した。
世界は笑顔であふれ、皆が幸せを感じてくれた。
そんな民を見て、私も幸せであった。
そこには、愛すべき世界があった。

だが、“それ”は全てを喰らい尽くした。

混沌――次元を渡り、世界を喰らう、悪意。
その侵攻は静かで苛烈だった。
それはそっと民の心に忍び込み、疑いを知らぬものに疑わせ、憎しみを知らぬものに憎ませた。
一切の負の感情を知らぬ民に、それらの悪情に耐えられる者は無く、人の和は瞬く間にがらがらと崩れていった。
そして、それの存在に気付いた時には、もう、どうしようもなく、終わっていた。

全ては簡単なことだった。争いを知らぬ者が、争いを収めることはできない。
戦いを知らぬ者が、誰かを護ることはできない。

それは報いだった――民の上に立つことを受けいれず、平和のみを求め、民に戦えと言えなかった、私の弱さへの報い。
私は、愛する民が自ら傷つけ合い、滅びゆく様を見ていることしかできなかった。
そして、私も共に滅ぶはずであった――。

◆ ◆ ◆ ◆

「…少し…感傷に浸ってしもうたか」

どうにもここは、生まれた世界に似ているせいか、昔のことを思い出させる。
私は聖黄の王錫を掲げ、改めて世界に告げた。

「民よ! 強くあれ! 剣をとり戦え! 善従せぬ悪は全て討つ!
    さぁ ここに 朕が人の世を開いてしんぜよう!」

もう、二度と間違えぬ。必ずやこの民を、この世界を守り抜いてみせようぞ。
+ Ver3.5(VerRe:3.1)
Ver3.5(VerRe:3.1)
身長 1.60[meter]
体重 教えぬよ
生まれ 姫水のほとり
その徳 とても高く
その人望 とても厚い
好きなもの
イラストレーター 碧 風羽
フレーバーテキスト
かつて少女は、民を、世界を守る為に戦い、敗れた。そして、その世界から切り離されることになったその時、星に想いを託した。
――もし…もしも許されるのなら… やり直せるのならば、私と共に歩み、憂い、笑い、そして共に戦ってくれる者たちが、再び世に現れんことを…。
消えゆく少女のその想いは星々へと広がってゆき、やがて百八つの輝きとなり遍く地上へと降り注いだ。

* * * *

「…と、そういうわけでな。そのわた…朕は、今日もぬしらの働きに非常に満足しておるわけだ。朕一人であったなら、こうまで上手く敵を退けることはできなかったであろうよ。」
レムギアの地に幾度目かの顕現を果たした帝は、傍らの若者に語りながら、その朱に染まった瞳を、ちらりちらりと窺い見る。
「む…無論、一人で戦う自信が無いわけではないぞ? …だが、朕はもう知っておるのだ。民に甘んじる帝は愚帝。ただ無闇に民の前に立つ帝でも足りぬ。本当に上出来なのは、守るべき民と共に歩む帝だということをな」
そう言って、帝は自らの過去と、自らの世界で起きたことについてとつとつと若者に語った。かつて自分が、世界のすべてを一人で背負い、一人で戦い、そしてそれ故に、すべて失ったことを。
「――ここは、朕の生きた世界とは違うが、この世界もまた、朕にとって守らねばならぬ世界… 守りたいと思える世界となった。その…改めてな、ぬしらと共にある今、強く感じるのだ。他者を頼ることは、決して悪でも恥でもないのだということ――それに、信頼できる者と共に肩を並べて戦うことが、これほどまでに心強いということもな」
そう笑う帝の笑顔は、世界を背負い戦う聖なる帝などではなく、ごく普通の、どこにでもいる年頃の少女のように見えた。
そうしている内に、帝の体から、黄金色に輝く光が漏れ始める。
「んむ… そろそろ時間か」
帝は立ち上がると、若者に告げた。
「朕はな、そのように思わせてくれたぬしらに感謝しておる…本当に――今からすることは、今まで恐ろしゅうてできなんだ… だが、ぬしらが朕に勇気をくれた。かつて、朕が滅ぼしてしまった世界、その民と向き合う勇気を。ここは混沌との決戦の地、ならば今こそ、かつて星に託した我が願いを集おう。我が願いを宿せし、我が民の血脈を継ぎし者たちと共に戦おう…!」
帝は手を広げ、夜空に祈った。
すると、藍色の天空に瞬く星々が、一つ、また一つ、強く輝き、地表へと降り立っていく。
「おぉ… 天雄――地急――天微――地魁――天暗――皆… そうか… やはり芽生えていてくれたか…」
流れ落ちる星たちを眺め、帝はその目にもひとつ星を浮かべた。
「さあ、これにてこの地に、朕の願いを宿した宿星の者たちが降り立った。その者らであれば、きっと朕とおぬしらの助けになってくれるであろうぞ。どうか、また、共に――」
そう言って、帝は舞い上がる光と共に消え去った。
しかし、帝は気づいていなかった――かつての自身の願いの中に、悔恨の悲しみに彩られた願いがあったことを――降り注ぐ星々の輝き中に、暗く陰る光があったことを――。

考察
部隊戦推奨のディフェンダー降魔。
カルマFASTで始動が早く、カルマアビは3つ共に自己強化。
パワードレインは10+10の合計20。アタッカーに対するアンチ力はかなり高い。
ハイアーツ、カルマ3アビ共に敵ユニットに食らいつく事に特化している。

ドレインの性質を考えると部隊が強力なアタッカー&マジシャンデッキのアンカー役として出すのが有効であろう。
ヴァルナと組み合わせるとほぼどんな部隊相手でも1匹はだるだるな能力にできるので確実に取れる。
撃破重視の~漂白の罪人~、守り重視の~蒼天の守護龍~との競合になるが、こちらは立ち回りと対応力に長けたタイプ。
アーツは実質クイドラとしての運用も。

Ver3.512 [2017.03.30~]にて、「パワードレイン(カルマ1)」の敵ユニットから吸収する攻撃力と防御力の効果値が+5から+10へ上方修正された。

キャラクター説明
真名は黄帝。
神話伝説上では、三皇の治世を継ぎ、中国を統治した五帝の最初の帝であるとされる。また、三皇のうちに数えられることもある。(紀元前2510年~紀元前2448年)
モチーフは男性だが、今作では女性として描かれている。よく見ると露出度がすごい。

LoVの黄帝は混沌によって滅ぼされた世界からやってきた存在らしい。
Re:3からの新キャラで真名が浸透してないからか、「デコ帝」「サウザー(漫画「北斗の拳」に登場する聖帝)」とよく呼ばれる。

声優は奇しくもヴァルナと同じく田澤茉純女史が担当。
通常版では皇帝らしく荘厳な物言いだが、VR版は突然呼び出されて慌てたりと何故かコミカルなキャラにされている。

関連カード


コメント *編集が苦手な方はこちらへ情報提供お願いします
  • 素ステ ATK200 DEF220
    アビリティ
    召喚パワードレイン
    覚醒パワードレイン
    超覚醒レンジアップ
    ハイアーツ 聖帝陵
    範囲内にいる自ユニット全ての移動速度を、一定時間上げる。 -- (名無しさん) 2015-11-23 19:55:48
  • アーツは60カウント -- (名無しさん) 2015-12-27 17:36:48
  • なんかアタマジデッキって分かりにくいからやめようぜ -- (名無しさん) 2016-03-22 07:55:06
  • 聖帝十字陵じゃないんですか・・・ -- (名無しさん) 2016-04-02 16:51:33
  • 3.5 フレーバー
    かつて少女は、民を、世界を守る為に戦い、敗れた。そして、その世界から切り離されることになったその時、星に想いを託した。

    ――もし…もしも許されるのなら… やり直せるのならば、私と共に歩み、憂い、笑い、そして共に戦ってくれる者たちが、再び世に現れんことを…。

    消えゆく少女のその想いは星々へと広がってゆき、やがて百八つの輝きとなり遍く地上へと降り注いだ。


    * * * *


    「…と、そういうわけでな。そのわた…朕は、今日もぬしらの働きに非常に満足しておるわけだ。朕一人であったなら、こうまで上手く敵を退けることはできなかったであろうよ。」

    レムギアの地に幾度目かの顕現を果たした帝は、傍らの若者に語りながら、その朱に染まった瞳を、ちらりちらりと窺い見る。

    「む…無論、一人で戦う自信が無いわけではないぞ? …だが、朕はもう知っておるのだ。民に甘んじる帝は愚帝。ただ無闇に民の前に立つ帝でも足りぬ。本当に上出来なのは、守るべき民と共に歩む帝だということをな」

    そう言って、帝は自らの過去と、自らの世界で起きたことについてとつとつと若者に語った。かつて自分が、世界のすべてを一人で背負い、一人で戦い、そしてそれ故に、すべて失ったことを。

    「――ここは、朕の生きた世界とは違うが、この世界もまた、朕にとって守らねばならぬ世界… 守りたいと思える世界となった。その…改めてな、ぬしらと共にある今、強く感じるのだ。他者を頼ることは、決して悪でも恥でもないのだということ――それに、信頼できる者と共に肩を並べて戦うことが、これほどまでに心強いということもな」

    そう笑う帝の笑顔は、世界を背負い戦う聖なる帝などではなく、ごく普通の、どこにでもいる年頃の少女のように見えた。

    そうしている内に、帝の体から、黄金色に輝く光が漏れ始める。

    「んむ… そろそろ時間か」

    帝は立ち上がると、若者に告げた。

    「朕はな、そのように思わせてくれたぬしらに感謝しておる…本当に――今からすることは、今まで恐ろしゅうてできなんだ… だが、ぬしらが朕に勇気をくれた。かつて、朕が滅ぼしてしまた世界、その民と向き合う勇気を。ここは混沌との決戦の地、ならば今こそ、かつて星に託した我が願いを集おう。我が願いを宿せし、我が民の血脈を継ぎし者たちと共に戦おう…!」

    帝は手を広げ、夜空に祈った。

    すると、藍色の天空に瞬く星々が、一つ、また一つ、強く輝き、地表へと降り立っていく。

    「おぉ… 天雄――地急――天微――地魁――天暗――皆… そうか… やはり芽生えていてくれたか…」

    流れ落ちる星たちを眺め、帝はその目にもひとつ星を浮かべた。

    「さあ、これにてこの地に、朕の願いを宿した宿星の者たちが降り立った。その者らであれば、きっと朕とおぬしらの助けになってくれるであろうぞ。どうか、また、共に――」

    そう言って、帝は舞い上がる光と共に消え去った。

    しかし、帝は気づいていなかった――かつての自身の願いの中に、悔恨
  • (続き)

    (~悔恨)の悲しみに彩られた願いがあったことを――降り注ぐ星々の輝き中に、暗く陰る光があったことを――。
    身長
    1.60[meter]
    体重
    教えぬよ
    生まれ
    姫水のほとり
    その徳
    とても高く
    その人望
    とても厚い
    好きなもの

    碧 風羽 -- (名無しさん) 2016-07-04 01:05:18
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最終更新:2017年04月17日 20:10
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