~終角の暴獣~
基本情報
名前 ~終角の暴獣~
真名 ベヒーモス
種族 降魔
ジョブ アタッカー
初期カルマ 1
カルマ取得速度 NORMAL
<タイプ> <凶獣>
タイプ 終末獣
HP 700
ATK 190
DEF 220
ハイアーツ

カルマアビリティ
カルマ1個 ユニットアップA
自身が戦場に出ている間、自ユニットの攻撃力を上げる。(+5)
カルマ2個 ユニットアップA
自身が戦場に出ている間、自ユニットの攻撃力を上げる。(+10)
カルマ3個 ユニットアップA
自身が戦場に出ている間、自ユニットの攻撃力を上げる。(+15)
ハイアーツ 大終滅
範囲内の自ユニット全てに、「敵ユニットを撃破するたびに敵軍アルカナストーンゲージを減らす」効果を、一定時間付与する。
効果時間 60秒

ステータス
  • 魔神状態中
カルマ所持数 融合体数 HP ATK/DEF
カルマ1個 0体 700 200/220
7体 1000 260/280
  • 魔神状態解除後
カルマ所持数 HP ATK/DEF
カルマ1個 700 195/220
カルマ2個 700 205/220
カルマ3個 700 220/220

DATA・イラスト・フレーバーテキスト
+ Ver3.4(VerRe:3.0)
Ver3.4(VerRe:3.0)
全長 以前より大きい
重量 以前より重い
最高速度 以前より速い
最高温度 全てを焼き尽くす
目的 混沌を喰らう
真名 ベヒーモス
イラストレーター タカヤマトシアキ
フレーバーテキスト
「神の傑作」たる獣は、終末を生き残るべき“選ばれし者”を守るため、懸命に戦った。彼とともに神によって生み落とされた兄弟、「最強の生物」と「全ての鳥の王」はすでに倒れ、“選ばれし者”達へと捧げられるはずだったその肉体は、敵対者たる混沌の口に呑まれた。兄弟たちを喰らい力を増した混沌に、彼の爪も、牙も、双角でさえも、傷一つつけることはできず、彼もまた破れ、喰われることを覚悟した。

しかし、混沌は地に倒れた彼を無視すると、その背後に守られていた“選ばれし者”と、世界を喰らった。そして、その全てを腹の内に呑みこむと、嘲笑うかのように彼を捨て置いたまま、その次元を後にした。

守るべき者も、倒すべき敵すらも失い、全てが虚無と化した世界に、ただ一人残された彼は、呆然と空間を漂い、そして気付いた。

――そうか…そういうことか混沌よ、ならば、乗ってやる。

獣は、食いしばる口に牙を覗かせて身を起こし、折れた角を虚空に突き立てて雄たけびを上げた。すると、全てを奪い去った混沌への怒り、全てを守れなかった自らへの怒り、胸の内に燃え盛る全ての怒りが業焔となり、彼の傷だらけの体を包み込んだ。

――燃やせ! 力なき肉を、弱き心を… そして熱を入れろ… 我が爪に、牙に、双角に…! 我が身よ宿せ… 混沌を焼き滅ぼす、暴獣の焔を…!!

爆炎と共に消し炭と化した古き肉体、旧き名を破り捨て、彼は転醒を果たした――ただ混沌を討ち滅ぼす、その為だけに永劫に戦い続けることを宿命づけられた存在、降魔へと。

――全ての次元の終末まで、我が肉は喰らわぬと…ならば、それまでに、必ずや貴様らを喰らってくれる!

獣は、次元を震わせる咆哮を一つ上げると、燃え盛る双角で“世界の境界”を切り裂き、生まれ育った次元を後にした。
+ Ver3.5
Ver3.5
全長 以前よりさらに大きい
重量 以前よりさらに重い
最高温度 アルカナをも溶かす
その身に宿すもの 終末の兄弟たちの魂
求めるもの 混沌を打倒す力
性格 忍耐強く、義に厚い
イラストレーター もりお
フレーバーテキスト
あれから、どれほどの時が経ったであろうか。どれほどの次元を渡ったであろうか。降魔と化した終末の巨獣は、全てを混沌への復讐に費やしてきた。しかし、憤怒に燃えるその双角が混沌の喉元に届くことはなかった。

数え切れぬ程の戦いが、復讐を果たせぬまま終わった。そのたびに、混沌は全てを喰らい尽くし、虚無と化した世界に彼一人を残すと、嘲笑を残し別の次元へと消えた。

今の自分の力だけでは、目的を果たすことはできない――そう理解した彼は、新たな力を求め、次元を渡り続けた。

そうして、万の混沌の領域を潜り抜け辿り着いた地『レムギア』――そこには、かつて彼が辿ってきた次元では存在し得なかった、16の“紅”が同時に存在する世界だった。

――これほど特異な次元が存在するとは… ここにならば、混沌の敷く滅びを破る力があるやもしれん。

その時だった。彼の焔の双角は感じ取った――星核から天へと上る、巨大な力の出現を。彼は自身に覆いかぶさるその影を見て、笑った。

――そうか… そうであった… ここで出会えたか…“お前”がいたか…! 降魔へと身をやつしてのち、一度も出会うことは無かったが、それはこの時の為だったか…!

それは、彼ら終末の巨獣らが持ちえた、可能性の到達点。もう一つの「神の傑作」。

――なぁ、そうだろう? 竜を統べる皇――バハムートよ!!

彼は、地平の彼方へと飛び去った竜皇の軌跡を眺め。武者震いに灼熱に燃え立つ双角を振るった。

――奴こそが探し求めていた鍵、当然、奴と言えど今のままでは混沌には届かぬだろう。だが、我が体に宿る“終末の獣”たちの力を奴が宿せば……!

巨獣は、竜皇の元へと急いだ。己が兄弟の魂を託し、その力を更なる高みに導くために。

考察
パーティ強化型のアタッカー降魔。
同系の~背徳の騎士~と比べてATKだけを上げるという極めてシンプルな構造。
しかし自身含む合計+30という数値はそちらに決して見劣りしない。

ハイアーツは範囲内味方に一定時間(60秒)キルブレイク付与。
ちなみにニャルラトホテプと重複はする(そちらがアローンなので実用性はともかく)。

総合的に考えるとマジシャンと相性が良い。
スプレッドとハイアーツはもとより、一部のヘイスト持ちならばATK上昇とも噛み合う。
逆に~背徳~ら他のアタッカー降魔に比べて、アタッカーを重ねる形には向いていない。
よって不死で扱われる事が多い。

ハイアーツは空き巣狩りに効果があるので、時には足の速さを活かして単体で急行して食べる事も多い。

弱点は他の降魔のハイアーツがどれも戦闘において大きな力を発揮するのに対してこのカードのみ戦闘面に関与しない効果である所。
その分と言うべきか全体強化効果は中々の物なので相手のハイアーツを上手く躱して戦闘に持ち込みたい。

キャラクター説明
真名はベヒーモス。
ベヒーモスは旧約聖書に登場する神が造りだした巨大な怪物であり「完璧な獣」とも称される。
同じく「最強の生物」である海のリヴァイアサンと「全ての鳥を統べる鳥の王」である空のジズらと併せ三頭一対とされている。
なお、世界の終末には生き残った「選ばれし者」の食べ物として捧げられる事が運命付けられていたりする。

LoV1では使い魔として登場していた。降魔としてはLoV3が初。
もちろん使い魔のベヒーモスとは別個体で、この個体は多くの降魔の例に漏れず混沌によって滅ぼされた世界の出身のようだ。

ちなみに竜皇バハムートは元々はベヒーモスと同一の存在であり、時代の流れの中で別々の存在となっていった。(Behemothをアラビア語読みするとBahamūt、すなわちバハムートとなる。)
その為Ver3.5のフレーバーテキストではそれを意識した文章となっている。

関連カード


コメント *編集が苦手な方はこちらへ情報提供お願いします
  • 埋めお願いします

    全長 以前より大きい
    重量 以前より重い
    最高速度 以前より速い
    最高温度 全てを焼き尽くす
    目的 混沌を喰らう
    真名 ベヒーモス


    「神の傑作」たる獣は、終末を生き残るべき“選ばれし者”を守るため、懸命に戦った。彼とともに神によって生み落とされた兄弟、「最強の生物」と「全ての鳥の王」はすでに倒れ、“選ばれし者”達へと捧げられるはずだったその肉体は、敵対者たる混沌の口に呑まれた。兄弟たちを喰らい力を増した混沌に、彼の爪も、牙も、双角でさえも、傷一つつけることはできず、彼もまた破れ、喰われることを覚悟した。

    しかし、混沌は地に倒れた彼を無視すると、その背後に守られていた“選ばれし者”と、世界を喰らった。そして、その全てを腹の内に呑みこむと、嘲笑うかのように彼を捨て置いたまま、その次元を後にした。

    守るべき者も、倒すべき敵すらも失い、全てが虚無と化した世界に、ただ一人残された彼は、呆然と空間を漂い、そして気付いた。

    ――そうか…そういうことか混沌よ、ならば、乗ってやる。

    獣は、食いしばる口に牙を覗かせて身を起こし、折れた角を虚空に突き立てて雄たけびを上げた。すると、全てを奪い去った混沌への怒り、全てを守れなかった自らへの怒り、胸の内に燃え盛る全ての怒りが業焔となり、彼の傷だらけの体を包み込んだ。

    ――燃やせ! 力なき肉を、弱き心を… そして熱を入れろ… 我が爪に、牙に、双角に…! 我が身よ宿せ… 混沌を焼き滅ぼす、暴獣の焔を…!!

    爆炎と共に消し炭と化した古き肉体、旧き名を破り捨て、彼は転醒を果たした――ただ混沌を討ち滅ぼす、その為だけに永劫に戦い続けることを宿命づけられた存在、降魔へと。

    ――全ての次元の終末まで、我が肉は喰らわぬと…ならば、それまでに、必ずや貴様らを喰らってくれる!

    獣は、次元を震わせる咆哮を一つ上げると、燃え盛る双角で“世界の境界”を切り裂き、生まれ育った次元を後にした。 -- (名無しさん) 2015-12-06 20:22:37
  • ハイアーツによるキルブレイクで入手できるポイントは8
    時間は詳しく計っているわけではないが、60Cは継続していたように思える -- (名無しさん) 2015-12-14 19:43:08
  • 基本情報の所のDEFが200になっています。 -- (名無しさん) 2015-12-15 18:08:38
  • 5-020のフレーバーです。

    あれから、どれほどの時が経ったであろうか。どれほどの次元を渡ったであろうか。降魔と化した終末の巨獣は、全てを混沌への復讐に費やしてきた。しかし、憤怒に燃えるその双角が混沌の喉元に届くことはなかった。

    数え切れぬ程の戦いが、復讐を果たせぬまま終わった。そのたびに、混沌は全てを喰らい尽くし、虚無と化した世界に彼一人を残すと、嘲笑を残し別の次元へと消えた。 

    今の自分の力だけでは、目的を果たすことはできない――そう理解した彼は、新たな力を求め、次元を渡り続けた。

    そうして、万の混沌の領域を潜り抜け辿り着いた地『レムギア』――そこには、かつて彼が辿ってきた次元では存在し得なかった、16の“紅”が同時に存在する世界だった。

    ――これほど特異な次元が存在するとは… ここにならば、混沌の敷く滅びを破る力があるやもしれん。

    その時だった。彼の焔の双角は感じ取った――星核から天へと上る、巨大な力の出現を。彼は自身に覆いかぶさるその影を見て、笑った。

    ――そうか… そうであった… ここで出会えたか…“お前”がいたか…! 降魔へと身をやつしてのち、一度も出会うことは無かったが、それはこの時の為だったか…!

    それは、彼ら終末の巨獣らが持ちえた、可能性の到達点。もう一つの「神の傑作」。

    ――なぁ、そうだろう? 竜を統べる皇――バハムートよ!!

    彼は、地平の彼方へと飛び去った竜皇の軌跡を眺め。武者震いに灼熱に燃え立つ双角を振るった。

    ――奴こそが探し求めていた鍵、当然、奴と言えど今のままでは混沌には届かぬだろう。だが、我が体に宿る“終末の獣”たちの力を奴が宿せば……!

    巨獣は、竜皇の元へと急いだ。己が兄弟の魂を託し、その力を更なる高みに導くために。
    全長:以前よりさらに大きい
    重量:以前よりさらに重い
    最高温度:アルカナも溶かす
    その身に宿すもの:終末の兄弟たちの魂
    求めるもの:混沌を打倒す力
    性格:忍耐強く、義に厚い
    -- (名無しさん) 2016-06-26 18:02:35
  • 今回の調整で
    カルマ1 ATK+5
    カルマ2 +15
    カルマ3 +30
    になりました -- (名無しさん) 2016-08-09 11:56:29
名前:
コメント:

すべてのコメントを見る

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2016年08月13日 02:50
添付ファイル