アナンタ(C)
- 基本情報
名前 |
アナンタ |
種族 |
海種 |
ジョブ |
アタッカー |
召喚コスト |
20 |
<タイプ> |
守護者 |
タイプ |
ナーガ |
HP |
350 |
ATK |
30 |
DEF |
20 |
覚醒 |
不可 |
超覚醒 |
不可 |
アーツ |
無 |
CV |
菅谷 弥生 |
アビリティ |
召喚 |
DEFウィークⅠ |
自身が攻撃した敵ユニットの防御力を、一定時間わずかに下げる。 |
-
+
|
エラッタ前のステータス |
- 閉じる
Ver3.000~Ver3.013 |
No |
017 |
種族 |
海種 |
名前 |
アナンタ |
ジョブ |
アタッカー |
召喚コスト |
20 |
タイプ |
守護者 |
クラス |
ナーガ |
HP |
350 |
ATK |
30 |
DEF |
25 |
覚醒 |
不可 |
超覚醒 |
不可 |
アーツ |
無 |
-
|
- ステータス
状態 |
HP |
ATK/DEF |
召喚 |
350 |
30/20 |
- DATA・イラスト・フレーバーテキスト
-
+
|
Ver3.0 |
身長 |
不定 |
あの方に見捨てられ 幾度かの終焉を迎えた世界が 長い時をかけながら 再び構築されていく
お優しいあの方は 私の側で眠り 夢の中で 世界に関わり 世界を救い 世界を滅ぼす
しかし 世界の真の再生はまだ訪れてはいない その日がくるまで 私はあの方のお側で 乳海を漂って… いや あの紅い光は… まさか こんなにも早く…! |
体重 |
不定 |
生息域 |
世界の果て |
仕事 |
主人の添い寝 |
趣味 |
主人の夢の手伝い |
主人 |
ヴィシュヌ |
イラストレーター |
椛島 洋介 |
-
|
-
+
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Ver3.1 |
身長 |
不定 |
ヴィシュヌ様 しばし私はこの乳海を去ろうと思います 遠くユガの時を超えた彼方より あの“紅き光”を 感じました アケローンでの戦い…あの悲しい戦いの記憶を 呼び覚ますほどの戦乱の種が芽生えたのです
私の務めは あなた様が目覚めるまで ここで この尊き眠りを守ること… しかし 千頭竜王である私の…ナーガラージャの1人である 私のカルマが この戦いを捨て置かぬのです
覚えておいて下さい 私の心はいつでも あなた様のお傍にあり あなた様を守り 寄り添い眠ることを望んでおります ――たとえ あなた様と戦うことになろうとも |
体重 |
不定 |
生息域 |
世界の果て |
仕事 |
主人の添い寝 |
好きなもの |
シヴァの舞踏会 |
化身のひとつ |
バララーマ |
イラストレーター |
匡吉 |
-
|
-
+
|
Ver3.2 |
身長 |
不定 |
――昔話をしよう。 世界の維持を司る神と共に、久遠の眠りを渡る蛇は、 かつて夢を見た。北の大地でひとり、美しく、 悲しい舞を踊る「氷をまとった女王」の夢を。 それ以来、蛇はその舞のことが頭からはなれず、 来る日も来る日もその舞を夢想した。 見かねた神は、蛇に言った。 「なぜ、お前がそれほどあの者の舞に惹かれるのか、 下界に降り、あの者の悲しみを見てくるがよい」 蛇は喜んだ。しかし、蛇は、千の頭をもつ、 醜い化け物の姿をしていた。この姿のまま下界に降りれば、 多くの者に恐れられ、あの女王にも逢えぬかもしれぬ。 悲しむ蛇に、神は、蛇の母となりうる清らかな心をもつ人間を教えた。 こうして、人間の子として転生を果たし、 美しい乙女へと成長した蛇――千頭竜王は、北へと旅立つ。 そしてそれは、これから彼女を待つ、 「紅き光を持つ者」との運命へと続く旅立ちでもあった――。 |
体重 |
不定 |
生息域 |
世界の果て |
好きなもの |
シヴァの舞踏 |
人としての母 |
ゴニカ |
人としての化身のひとつ |
パタンジャリ |
イラストレーター |
小玉 |
-
|
-
+
|
Ver3.3 |
現在の人の姿の身長 |
1.61[meter] |
――昔話をしよう。人の姿を手にいれた蛇は、夢に見て以来、 どうしても心惹かれてやまぬ舞を求め、遠い北の地で「氷をまとった女王」に会った。 蛇は、女王に夢で見た舞を見せてくれるよう頼んだ。しかし、女王は断った。 女王の舞は、かつて彼女が人であったことを、ひとりそっと悲しみ、 懐かしむためのものであったからだ。 女王は、彼女の秘密の舞を、神の夢の中で盗み見てしまった罪をもって、 蛇に罰を科した。その罰とは、真に正しき王たる者に出会うまで、真なる姿を封じること。
蛇は悲しんだ。このようなか弱き人の姿のままでは、蛇の主人である神を守ることができない…。 蛇は必死に世界を回り、様々な王を訪ねた。 そして崩れ果てた世界の果てで、とうとう紅き力を宿した、 真に正しき王に出会い、その者から、人の優しさ、悲しみ、世界の強さを学び、 気付いた。それらこそが、蛇がかつて惹かれた、氷の女王の舞に秘められたものであったことに。
「フフ 懐かしいな… お前を見ていると あの旅を思い出す」 今や千頭竜王たる力を取り戻した蛇は、側に立つ、赤き隻眼の戦士を見つめた。 私は、やはりこの者にどうしようもなく惹かれてしまっているらしい ――蛇は、この戦士に、かつて氷の女王に教えられた「世界の業」を 映し見ていることを改めて悟り、思った。 やはり、これが私のカルマであるか――ならば、それに従い戦おう、と。 |
現在の人の姿の体重 |
48[kg] |
現在の生息域 |
人の世の戦場 |
主人 |
ヴィシュヌ |
好きなもの |
シヴァの舞踏 |
惹かれるもの |
紅き力 |
イラストレーター |
sime |
-
|
-
+
|
Ver3.4(VerRe:3.0) |
現在の人の姿の身長 |
1.61[meter] |
現在の人の姿の体重 |
48[kg] |
現在の生息域 |
人の世の戦場 |
名の意味 |
無限 |
好きな花 |
蓮の花 |
学んだもの |
人の理 |
イラストレーター |
クレタ |
フレーバーテキスト |
蛇は主人と共に、世界の滅びと再生を幾度となく見届けてきた。
主人は世界の夢を巡り、蛇はその眠りを護る… 主人の目覚めと共に世界は滅び、蛇は共に見届ける… 再び主人は眠り、蛇はその眠りを守って再生の刻を待つ―― それが、蛇の唯一の理だった。
いずれ主人は再び目覚め、この世界もまたそう遠からず滅ぶのであろう。 蛇はそれを至極当たり前のこととして捉えていた。
しかし蛇は、紅き光の者を見定める旅の中で、多くの者と出会い、多くの理を知った。 紅き光を持つ王が、悲しき氷の女王が、蛇に、世界とそこに根付く人々の理―― その強さと優しさ、悲しみと美しさを教えてくれた。
だが蛇は同時に思った――どこまでいっても、自分と彼らは違う。 今でこそ、蛇の姿は人のそれではあるが、その本質はナーガラージャ―― ただ世界の滅びを見届ける人ならざる者、千の頭を持つ竜の王なのだ。
どれだけ人の強さを理解することはできても、 心なき蛇が、優しさ故の強さを持つことはない。 いくら人の美しさに憧れようとも、永遠の命をもつ蛇が、儚き命より生まれる美しさを手にすることはない。 世界の何かに惹かれ、どのような理を知ろうとも、蛇にとっての世界が変わることはないのだ。
蛇は、己のカルマに従い世界に関わるのみ。 世界の存続のため、ましてや人の生き死にのため力を振るうことなどなく、 ただ、理解し、その終わりを見届けるだけなのだ。
ただ――傍らに立つ赤き隻眼の戦士を見つめ蛇は思う。 この者の想いが報われることなく世界が終るのは… それは少しだけ、ほんの少しだけ――嫌だ。
その小さな揺らぎが、人の形を成した者と同じものであることに、蛇はまだ気付いていない。 |
-
|
- 考察
- コスト20のアタッカーにして2種混種までなら開幕召還の面子に加われる上に
- キマとハルフゥの併用なら10マナで出せる。
- 最序盤から敵の防御力を落としつつ、ある程度の攻撃力で戦えるため対主荒らしとして重要度は高い。
- 特に相手のマジシャン主の処理はアナンタの有無でかなり差が出る事になるだろう。
- キマとハルフゥ入りの海種単が補いたい、タワー防衛できる根元役として入れておくべきであろう1枚。
- 中盤以降は普通の低コストと同様、戦闘に使わず破壊や制圧に動かす事が多い。
- 戦闘要員の中に連れて行った場合でもウィークが微かに活きるのが強みでもある。
- キャラクター説明
- インド神話における蛇の王「ナーガラージャ」の一柱。千の頭を持つ。
- その名は「無限」を意味する。世界が生まれるより前、ヴィシュヌが枕がわりにして寝ていたという。
- LoV2では敵ユニットをカエルにしたり、敵ユニットに変身したりと、癖の強い性能を持つ使い魔として登場していた。
- 今回は小型で汎用性が高く、海単のベースとも言えるポジションにいる。
- イラストによっては明るい顔をしていたり暗い顔をしているが、3Dモデルやセリフ回しから察するに暗いほうが正しい。
- なおLoV2当時、アナンタの3Dモデルの作りが粗かったことがLoV3で目立つようになり、不評が集まり一度修正された。
- 過去にカードファイルとしてグッズ化された経験を持つ。
- そのイラストでは安倍吉俊氏(LoV2初登場時の担当イラストレーター)繋がりで、テティスとのツーショットになっている。
- 関連カード
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- 3.5フレーバー
蛇は、主人の夢の中に人の子として生まれ出でて後、戦士として生きた。
本来の蛇の感覚からすれば、その生は瞬きするほどに短い時間であったが、人の子として過ごすとそれなりに長きものであり、驚くことにその時間は、蛇が感じたことのない幸福感や、充実感といったようなものに満ちていた。
思えばあの選択――主人の夢の中へと転生することは、間違っていたことだったのかもしれない。
蛇は傍観する者… 主人の眠りを守る寝台であり、夢の終わりを見届けるだけの存在――それは、この先どんなに時が経ってもかわることはない。しかし、夢の中で人の子として生き、多くの者に出会い、様々な他の生に触れるうちに、蛇は己の存在について悩み、苦しむようになった。
共に戦う赤眼の戦士を、見届けるべき夢の一部とは思えなくなってしまったのだ。
言葉を交わすたび、彼らの心に触れるたびに、蛇の心はざわついた。
もしも主人が目覚め、この世界という夢が破れたら、赤眼の戦士も、その心も、すべてが無へと帰ってしまう。
幾度も見てきた夢の終焉が、世界が無に変わる瞬間が、今は、どうしようもなく怖かった。
許されるのならば、彼らを支え、共に戦い続け、その思いを遂げさせてやりたい。そしてその後も、この世界と彼らの幸福が永久に続いて欲しい――
――そんなことを思いながら、蛇は、まだ眠る仲間の輪からそっと離れ、澄んだ湖をひとり眺めていた。
すると、蛇の揺れる心を映し出したように、視線の先の水面がゆらりと揺れた。そしてそこに、満天の星が映しだされ、その光が集まって水面を白く――まるで、かつて蛇が主人と共に漂っていた、あの乳海のように染めあげていった。
「偉大な戦士の迷いを感じ、導かんと来ましたが――なるほど、あなただったのですね、ヴィシュヌ様の隋獣よ」
不意に聞こえた凜とした声に、蛇がはっと視線を上げると、そこには美しい水精の姿があった。
…continued to “モハーナ”
現在の人の姿の身長
1.61[meter]
現在の人の姿の体重
48[kg]
現在の生息域
人の世の戦場
世界とは
主人の夢の中にあるもの
命とは
夢の中を彷徨うもの
滅びとは
夢の終焉…それだけだったのに…
Hitoto* -- (名無しさん) 2016-07-11 02:20:33
最終更新:2015年12月07日 08:57