火車(C)
基本情報
名前 火車(かしゃ)
種族 不死
ジョブ マジシャン
召喚コスト 10
<タイプ> 怪異
タイプ 百鬼
HP 300
ATK 5
DEF 10
覚醒 不可
超覚醒 不可
アーツ

アビリティ
召喚 ヘイスト
攻撃間隔を短くする。
TRANCE 超覚醒時、範囲内にいる最も近くのトランスを持つ自使い魔1体に憑依し、
自身のアビリティを付与、さらに攻撃力と防御力を30ずつ上げる。
ただし、同じ使い魔には1体しか憑依できない。
憑依した対象の自ユニットが死滅すると、トランスは解除され自身も死滅する。
消費マナ 20

ステータス
状態 HP ATK/DEF
召喚 300 5/10

DATA・イラスト・フレーバーテキスト
+Ver3.2
Ver3.2
画像
全長 十六[尺] 「儂は火車が怖いんじゃ。息子よ…儂が死んだら、棺桶の蓋に剃刀を置いておくれ。必ずじゃぞ…」
そういって、男の父親は息を引き取った。
雷雨となった通夜の晩、息子は棺桶の中の父親と共に夜を過ごしておったそうな。
火車なぞ迷信よ──父親の言葉に呆れた息子は、棺桶の蓋に何も置かんかった。
そして夜はどんどん更け、息子がコクリコクリとうたた寝を始めた丑三つ時…
ピカリ…ドンガラゴンッ!…と激しい雷。
驚き目を覚ました息子が目にしたものは、恐ろしき顔と燃え盛る車輪。
「ヒィッ…火車じゃぁっ!!」
恐れおののく息子の目の前で、火車は熊のような太い腕で棺桶の中から父親の遺体を鷲掴みにすると、
「親のいまわの際の言葉も守れぬ不幸ものよ! 悪人よ!」
そう言うて連れ去ってしまったそうな。
そして月日は流れた。年を取った息子も、父親と同じように病床に伏せり、
最後の言葉を子に残そうとしていた。
「儂は火車が怖いんじゃ。息子よ…儂が死んだら、棺桶の蓋に剃刀を置いておくれ。必ずじゃぞ…」
そういって、男の父親は息を引き取った。
──火車なぞ迷信よ。父親の言葉に呆れた息子は…。
重量 二百[貫]
最高速度 一刻に二百里
生息域 雷雲の中
出没 葬儀の場
連れ去るもの 悪人の死体
イラストレーター 藤仲リュウ
+Ver3.4(VerRe:3.0)
Ver3.4(VerRe:3.0)
画像
全長 十六[尺] とある国に、徳の高い殿様がおった。若くして父を亡くし跡目を継いで以来、殿様は国の発展に力を尽くした。治水を為し、飢饉を回避し、城下の民に学を広めた。やがてその国は近隣の国々とは比べようもないほど豊かになった。そして、年老いた殿様は、家臣ら皆に惜しまれながら、天寿を全うしようとしておった。

その光景はまさに大往生、誰の目から見てもそう思われた。しかし、今際の際になり、殿様は震える声で家臣に尋ねたそうな。

「儂は極楽へと行けるかのう…」

家臣らは、貴方様ほど善行を積まれた方ならば、仏も迷うことなく極楽へお連れするでしょう、と答えた。しかし、殿様は体を震わせながら、何もいない天井にむけて語りかけたそうな。

「許してくれ…仕方なかったのじゃ…許してくれ…許してくれ…」

すると突然、空を黒雲が覆い、雷鳴が響き渡り…火車が現れた。火車は殿様を鷲掴みにすると、ぎょろりとその顔を睨んだ。

「仕方ないではないか! 儂は父が嫌いだったのじゃ! じゃから、代わりに多くの善行を積んだではないか! これだけあれば罪を償うには十分ではないか! じゃから、頼む…地獄だけは…地獄にだけは…!!」

殿様は必死に懇願したが、火車は殿様を連れ飛び去った。そうして数代後、結局その国は滅んだそうな。
重量 二百[貫]
最高速度 一刻に二百里
連れ去るもの 悪人の死体
連れて行く先 地獄
苦手 妙八の音
イラストレーター 猫将軍
+Ver3.5(VerRe:3.1)
Ver3.5(VerRe:3.1)
全長 十六[尺]
ある場末の宿場町に奇妙な噂が立っていた。
丑三つ時の街道に現れる美しい童、その童と言の葉を交わした者は、気付かぬ間に無数の肉片に切り裂かれてしまうという。
今宵もまた、旅の道すがらだろうか、男が一人、心細い月明かりの下宿場街道を歩いていた。
「やあ、お兄さん。こんな夜更けに何してるんだい?」
草陰から不意に現れた童は、笑みを浮かべながら男に問いかけた。男は、突然現れた童に驚きつつも、じぃっとその美しい顔をのぞき込んだ。
「…もしかして、あんたかい? 最近ここらで噂の童ってのは」
「へぇ、俺、噂になってんの? まいったなぁ。…で、あんた誰だよ。とっても“匂う”ぜ?」
童の顔から笑みが消えると同時に、吹き抜ける一陣のつむじ風。風に巻かれた男の体は、バラバラとした“四角い欠片”に切り裂かれたかと思うと――黒い煙と化した。
黒煙はもうもうと天へと昇り、ぶわりと膨れ上がると、黒雲へと変じて雷鳴を轟かせる。黒雲より、宵闇を切り裂く雷光と共に出でしは、憤怒の形相で童を睨む妖。
「見つけたぞ! 同胞の誓いも守れぬ裏切り者よ! 兄弟の縁さえ断ち切る不幸者よ! 悪人よ! 儂は火車、罪過悪人を運ぶ妖なり! かまいたちが血族、魔威太よ、貴様の行く先は極楽に非ず。この火車が貴様を連れ行くは地獄の底よ!」
唸り吠える火車の炎の轍が童の胴を薙ぐ。燃え盛る炎から飛び出した童は、ひらりと優雅に宙を回って降り立った。
「ちぇっ、お前らかよ。…あぁ、ひでぇなぁ、これ気に入ってたのにさぁ」
見ると、童の体に傷はなく、代わりに焼け焦げた装束の隙間より覗くは、胸に刻まれし異様な紋。
「ぬぅぅ!? その“紋”、貴様、同胞を裏切っただけでなく、真の外道へと落ちたか!!」
「あれ? これ知ってんの? 外道ねぇ… オレに言わせりゃ、あんなくだらない掟に縛られて生きるより、こっちの方がよっぽどましさ。あんちゃん…いや兄貴たちにも教えてやりたいくらいだよ――綺麗な“紅”の魅力ってのをさ」
そうにやりと笑みをこぼすと、童の周囲を風が巻く。
「抜かせ! 年端もいかぬ若妖が! 百鬼の面汚しが!」
火車の吐き出す豪炎に風が爆ぜるが、すでにそこに童の姿は無し。
「ぬぅ、逃したか… しかしあの紋、我らが百鬼の中より『十と三の鍵』となりし者が現れてしまうとは… あと“いくつ”であるものか… もはや一刻の猶予もならん “門”が開かれる前に、白澤様にお知らせせねば…!」
そう言うと火車は、炎の塊となって黒雲の中へと飛びさった。
重量 二百[貫]
最高速度 一刻に二百里
生息域 雷雲の中
追跡 掟を破りし百鬼
目的 裏切り者を地獄に落とす
イラストレーター のば

考察
不死10コストトランス持ちの1体。召喚時にヘイストを持つが、超覚醒のヘイストと比べると控えめな性能。
しかし、根元トランスにも関わらず攻撃間隔を縮めれる事には変わらないので依然お手軽な強トランスであろう。なので客将としても度々目にする事も多い。
主力ディフェンダーにトランスするとウェイトが早すぎてスマッシュがやり辛いほどだが、捕縛力は中々のものになる。
スサノオのスマッシュゲインWとは相性がよく、スサノオのステータス上昇の間隔が早くなるので、タイマンに強い。
クロノスとのトランスも選択肢のひとつだが、人獣にはクイックアタックのギーブルの存在があるのでそちらが優先されるか。

火車自身の攻撃の早さも見逃せない。シューターで保障値を入れる事に関しては他の根元より早いのでトランス度外視でも候補に挙げられる位には有用。
ビリー・ザ・キッドと併用すると、ディフェンダー荒らしに対してダメージ追加+高速シューターを打ちこめるので早めに溶かせる。

キャラクター説明
読み方は「かしゃ」。生前に罪を犯した人間の死体を奪うとされる日本の妖怪である。

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