テティス (C)
基本情報
名前 テティス
種族 海種
ジョブ アタッカー
召喚コスト 20
<タイプ> 純真者
タイプ オリンポス
HP 350
ATK 10
DEF 30
覚醒
超覚醒
アーツ
CV 水野 マリコ

アビリティ
召喚 なし
覚醒 なし
超覚醒 カウンターウィークAS
自身が攻撃を受けたとき、範囲内にいる自身を攻撃した敵ユニットの攻撃力と移動速度を、一定時間下げる。
最近修正されたバージョン Ver3.512 [2017.03.30]
+ エラッタ前のステータス
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Ver3.000~Ver3.013
名前 テティス
種族 海種
ジョブ アタッカー
召喚コスト 20
<タイプ> 純真者
タイプ オリンポス
HP 350
ATK 10
DEF 30
覚醒
超覚醒
アーツ
CV 水野 マリコ

アビリティ
召喚 なし
覚醒 なし
超覚醒 カウンターウィークA

ステータス
状態 HP ATK/DEF
召喚 350 10/30
覚醒 400 20/40
超覚醒 450 80/100

DATA・フレーバーテキスト
+ Ver3.2
Ver3.2
身長 1.58[meter] 私の運命は「私」が決めて、私は「私」の道を生きる。
そう、いつも心に誓ってきたわ。
でもいつしか私は、自分の思いを、生きた証をこの世界に残し、
そのために生きたいと思うようになっていったの。
そう、強くてかっこいい息子のために。
だから見つけたわ。
デキるイケメンの夫を。
いつか息子が生まれたら、たくさんの愛をもって育むわ。
息子がケガなんかしないように、丈夫な鎧を作ってあげるの。
息子の健康にも、うんと気遣ってあげなくちゃ。
たしか不死の川の水が体にいいって評判だったから、
毎日のお料理に使ってあげるの。
あ、お風呂にも入れてあげれば効果倍増ね!
...そういえば、結婚式で大騒ぎになってたあの黄金の林檎。
たしか、あれも不死の体になれるものらしいわね。
なんだかんだで私は貰えなかったし、
もう一度贈ってもらえないかエリスに聞いてみようかしら。
体重 息子への愛でいっぱいよ
愛読書 デキる我が子の育て方
未来の息子 優しい
新郎 置き去り
目標 不死身の息子
イラストレーター 匡吉
+ Ver3.3
Ver3.3
身長 1.58[meter] 私は諦めないわ。たとえ何度失敗しようとも。
自分を信じて挑み続ければ、きっといつかは成功する。
「テティスや、自分を信じるのは結構だが…」
いつかこの手で抱く愛しい息子…彼に永遠の命と祝福を授けるためなら、私は決して諦めない。彼が生まれるその日までに、私だけの究極の不死身料理を完成させるのよ!
「…その…まずはレシピ通りに作ってみてはどうかね…?」
…できた…できたわ! 今度こそ絶対成功よ!
さぁ、お父様、次はこれを味見してください!
「え…まだ食べろと…くぅ…(パク)ぐふぉあ! …今度もまた…斬新な味わいと…歯ごたえ…!!」
はい、お父様、次は不死身チェックです!
「いや、ワシ神だからこの程度の剣とかでは死なないけども…」
ふぅ…ふぅ…じっとしていて、お父様…えいっ!!
「いっったぁぁぁぁぁぁい!!」
あぁ…ごめんなさい………アキレウス。また失敗だったわ…。
ダメな母親ね…。でもお母様頑張る! さぁ、お父様もう一度チャレンジよ! …と思ったけど、もう黄金の林檎が無いわね。またお願いしなくっちゃ!
「うぅ…いい加減諦めてくれんかのぅ… それにしても…この娘は、貴重な黄金のリンゴをどうやってこんなに……」
体重 息子への愛でいっぱいよ
目標 不死身の息子
ネーレウス
未来の息子 アキレウス
信条 絶対にあきらめない!
イラストレーター 夜汽車
+ Ver3.5
Ver3.5
身長 1.58[meter] それは、私がいつものように、息子のために不死身料理の試作を作っていた時だった。エリスが倒れたと聞き、私は取るものもとりあえず、彼女の元に駆け付けた。寝所で横になる彼女の顔は、かつての面影も無い程に、ひどくやつれ果てていた。

「エリス、どうしたの!? …いったい何があったの!?」

エリスの侍女の話によれば、ここ数年、エリスは黄金の林檎を穫り行くと言っては、何日も戻らないことが、幾度もあったという。おそらく、その無理が祟ったのだろう…林檎穫りの帰りに、道に倒れているところを侍女が見つけたとのことだった。しかもその際に、やっとの思いで手に入れた最後の林檎を失くしてしまったそうで、その無念も加わり、枕も上がらぬほどに弱りきってしまったらしい。

「そんな――エリス……ごめんなさい…」

私は、何も分かっていなかった――いや、分かろうとしていなかった。あの、たくさんの黄金の林檎を手に入れるために、そうまでしてくれていた、彼女の気持ちを…。

エリスの手を握ると、彼女はうっすらと笑みを浮かべ、弱々しく握り返してくれた。私は喉が詰まりそうになるのをなんとかこらえて、声を絞りだした。

「…エリス、私のためにこんなにボロボロになるまで……それだというのに、私は息子を不死身にすることばかり考えて……全部、私のせいだわ…」

エリスは首を振った。しかし彼女の手からは、ゆるゆると力が失われていく。

「そうだわ…エリス、これを!」

私は、持っていたバスケットを開くと、その中身を取り出した。

「これは不死身料理の試作――あなたの林檎で作ったアップルパイなの…!」

エリスの体がこわばったのが分かった。優しい彼女は、息子の為に作ったこの貴重なパイを、自分が食べるわけにはいかない――そう思ったのだろう。でも、でも違うの…これは、今、あなたにこそ食べて欲しいの……いいえ、どうか食べてちょうだい!

私は、身を引くエリスを構わず抱きかかえ、アップルパイを彼女の口に押し込んだ。ところが、彼女は元気を取り戻すどころか、ガタガタと震え、悶えだしたのだ。

「どうしたの!? エリス!?」

エリスは大きく呻きを上げ、体の震えはどんどん激しさを増してゆく。私は恐ろしくなって、震えるエリスの体をただただ抱きしめるしかできなかった。

「どうして!? 不死身料理のはずなのに…! まさか、また失敗……!? どうしよう…もう林檎は無いのに……どうしよう…エリスが…死んじゃう!!」

絶望が私を押し潰そうとしたその時だった。

――バンッ!!!

寝所の扉が力任せに開け放たれ、エリスの侍女が息せいて駆け込んできた。彼女は私の腕からエリスを奪い取ると、エリスの口元に何かを差し出した。それは、黄金に輝く果実――エリスが失くした黄金の林檎だった。そうだ…これがあれば……!!

私は侍女の手から黄金の林檎をもぎとり、叫んだ。

「エリス! 待ってて! 今すぐ料理を作り直してくるから!」

その瞬間、エリスは目を見開き、バネのように跳ね起きると、私の手から林檎を石火の如く奪い取り―――放り投げた。

黄金の林檎は、流星のようなきらめきと共に、遥か彼方に消えてゆく。

突然のことに、私はただ茫然と林檎の描く美しい軌跡を眺めるしかなかった。そして気付いた――エリスが“立っている”ということに。

「エリス!? …元気に…なったの…?」

エリスは我に返ったようにゆっくりとこちらを向くと、いつもの彼女らしい、少し皮肉めいた微笑みを浮かべてくれた。彼女は何か言いたげだったが、私は構わず彼女を思い切り抱きしめた。

「よかった…! 本当に…本当に!!」

エリスは私を押しのけ、再び何か言葉を口にしようとする――きっと、黄金の林檎を失ったことについて、謝ろうとしてくれているのだろう。私は彼女の唇を指で遮った。

「…いいの、もういいのよエリス」

エリスは不思議そうに私を見つめ返した。それもそうだ。私はそれを、あんなにも際限なく欲しがっていたのだから。でも――

「私が間違っていたわ。いくら息子のためとはいえ、エリスを苦しめるようなものに、頼ってはいけなかったのよ。だからもう――黄金の林檎はいらないわ」

驚いたように目を見開くエリス。私は、彼女の手を握りしめて言った。

「息子を不死身にする方法は、他にもあると思うの。そう、この広い世界を探せばきっと他にもあるはずよ! そうね…『創世主』の力を宿したあの“紅い石”なんてどうかしら? うん、きっといけるわ! そうと決まればさっそく出発しなきゃ!」

自分を信じ、強い意志を持ち続ければ、いつかきっと願いはかなう――私はそう信じてきた。でも、そうではなかった。私は、こんなにも私を思ってくれる友達の支えがあったからこそ、その意志を保ち続けることができていたのだ。だから――

「――だから、もちろんエリスも一緒よ! あなたとわたしは親友だものね♪」
体重 息子への愛でいっぱいよ
目標 不死身の息子
使命 不死身料理の完成
味見 味より質よ!
テイスター ネーレウス
イラストレーター keypot

考察
自身を攻撃した敵ユニットの攻撃力を30下げ、移動速度を減少させる"カウンターウィークAS"を持つ軽量アタッカー。
分かりやすい荒らし用の20アタッカーである。
コスト20故にお家芸のコストカットとは相性が良いが、アナンタやアプカルルと比較すると召喚スペックは低い。

"カウンターウィークAS"は悪くない能力であるが、初撃は素ATKで食らってしまうという問題がある。
また、攻撃力を下げても下げなくても敵根元からの攻撃は保証値になるのだが、テティスのHPは20コスト相応なので、根本全員で殴られるとHPの減りは早い。
ただし、敵に移動速度低下効果を与えるため、ディフェンダーに追いつかれにくく、また荒らしを切り上げ逃げる時に敵アタッカーに連突されて落ちるという事も回避しやすい。
HPさえ見ておけば帰還は安定しやすいだろう。

低ATKゆえに根元の確殺力はかなり低い。
そのため、テティスの役割は、タワーに潜ってフリッカーでマナ溜めをリセットさせることと、敵根元に自分を殴らせマナ貯めを遅らせることにある。

完成パーティ戦においてはスプレッドに耐性があるが、海種はそもそもマジシャンには強いのであまり強みを感じづらい。
海のコスト20はキマ入りだと多少早く召喚できるため、タワー防衛エリアが解除される直前に敵タワーに辿り着ける点は強み。

Ver3.504のエラッタにて、カウンターウィークに移動速度低下効果が追加された。
Ver3.512のアップデートにて、「カウンターウィークAS」の攻撃力低下効果が-50から-30に下方修正された。

キャラクター説明
LoV1.1から登場している。声優は水野マリコ氏(過去作では中村知子氏が担当)
身勝手が多いギリシャ神話の女神達は中で珍しく、テティスは面倒見の良い優しい性格をしている。
ヘラに醜いという理由で捨てられたヘパイストスを保護して大切に育てた話がある。
「父より優れた子供を産む」という予言により、テティスに求婚をしていた神々は自分達を超える神が現れることを恐れて諦め、ペレウスという人間に嫁がせる事を決める。
テティスは納得せず逃げ回ったが結局は結婚をする事になる。この結婚式が、かの有名なトロイア戦争の引き金になる。

LoVのテティスはLoV2で結婚した後、将来生まれる子供を"戦死する"という予言をエリスに見せられて、未来の我が子を助ける方法を探す旅に出る。(旅の経緯は過去のカードや画集を参照)
3ではいつの間にか旅を終えているようで、息子を不死身にするための様々な手段に挑戦する日常的な描写が多い。ここでも彼女の独断専行ぶりが発揮されている。

現在のテティスはすっかりママドル使い魔の一人だが、LoVシリーズ初期でダークファンタジーしていた頃に、数少ない可愛い女の子の使い魔として登場したのが初。この頃はまだ未婚。
武器として弓を使用するが鈍器のように扱い、メリハリの無い体型やハート乱舞をする姿からLoVプレイヤーに幼女と呼ばれ親しまれた海種を代表する人気使い魔である。
その人気ぶりはLoV2~Re:2時代、ストレージボックスやカードファイル等のイラストの採用率が高かったほど。そしてLoV48人気投票では18位ではあったものの海種の中ではラクシュミーに次ぐ2位という功績を持つ。

これまでの彼女の技名には全てに"波紋"という単語が付いていたことで、某波紋使いの台詞をオマージュをしていた。今回の場合はVRカードの超覚醒ボイスで聞くことができる。
今作ではボイス以外でも超覚醒中のハート乱舞や、カウンターウィークA発動による桃色の波紋が広がる演出で、テティスらしさは表現されている。
また細かいところだと、アルカナ破壊中のポーズにはLoV1のサクリファイス演出時のみとっていたポーズが使用された。

裏話
※浅尾祥正氏のTwitterより(外部リンク)

関連カード
カードデータリンク
ver1.1 / PRカード ver2.1 / verRe:2 / SPカード ---


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  • 3.5フレーバー

    それは、私がいつものように、息子のために不死身料理の試作を作っていた時だった。エリスが倒れたと聞き、私は取るものもとりあえず、彼女の元に駆け付けた。寝所で横になる彼女の顔は、かつての面影も無い程に、ひどくやつれ果てていた。

    「エリス、どうしたの!? …いったい何があったの!?」

    エリスの侍女の話によれば、ここ数年、エリスは黄金の林檎を穫り行くと言っては、何日も戻らないことが、幾度もあったという。おそらく、その無理が祟ったのだろう…林檎穫りの帰りに、道に倒れているところを侍女が見つけたとのことだった。しかもその際に、やっとの思いで手に入れた最後の林檎を失くしてしまったそうで、その無念も加わり、枕も上がらぬほどに弱りきってしまったらしい。

    「そんな――エリス……ごめんなさい…」

    私は、何も分かっていなかった――いや、分かろうとしていなかった。あの、たくさんの黄金の林檎を手に入れるために、そうまでしてくれていた、彼女の気持ちを…。

    エリスの手を握ると、彼女はうっすらと笑みを浮かべ、弱々しく握り返してくれた。私は喉が詰まりそうになるのをなんとかこらえて、声を絞りだした。

    「…エリス、私のためにこんなにボロボロになるまで……それだというのに、私は息子を不死身にすることばかり考えて……全部、私のせいだわ…」

    エリスは首を振った。しかし彼女の手からは、ゆるゆると力が失われていく。

    「そうだわ…エリス、これを!」

    私は、持っていたバスケットを開くと、その中身を取り出した。

    「これは不死身料理の試作――あなたの林檎で作ったアップルパイなの…!」

    エリスの体がこわばったのが分かった。優しい彼女は、息子の為に作ったこの貴重なパイを、自分が食べるわけにはいかない――そう思ったのだろう。でも、でも違うの…これは、今、あなたにこそ食べて欲しいの……いいえ、どうか食べてちょうだい!

    私は、身を引くエリスを構わず抱きかかえ、アップルパイを彼女の口に押し込んだ。ところが、彼女は元気を取り戻すどころか、ガタガタと震え、悶えだしたのだ。

    「どうしたの!? エリス!?」

    エリスは大きく呻きを上げ、体の震えはどんどん激しさを増してゆく。私は恐ろしくなって、震えるエリスの体をただただ抱きしめるしかできなかった。

    「どうして!? 不死身料理のはずなのに…! まさか、また失敗……!? どうしよう…もう林檎は無いのに……どうしよう…エリスが…死んじゃう!!」

    絶望が私を押し潰そうとしたその時だった。

    ――バンッ!!!

    寝所の扉が力任せに開け放たれ、エリスの侍女が息せいて駆け込んできた。彼女は私の腕からエリスを奪い取ると、エリスの口元に何かを差し出した。それは、黄金に輝く果実――エリスが失くした黄金の林檎だった。そうだ…これがあれば……!!

    私は侍女の手から黄金の林檎をもぎとり、叫んだ。

    「エリス! 待ってて! 今すぐ料理を作り直してくるから!」

    その瞬間、エ
  • 考察以外を修正しました -- (名無しさん) 2016-09-23 22:01:04
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最終更新:2017年03月30日 22:59