カラマーゾフ(R)
- 基本情報
名前 |
カラマーゾフ |
種族 |
不死 |
ジョブ |
マジシャン |
召喚コスト |
70 |
<タイプ> |
邪魍 |
タイプ |
テイルズ |
HP |
600 |
ATK |
70 |
DEF |
110 |
覚醒 |
可 |
超覚醒 |
可 |
アーツ |
無 |
CV |
北沢 力 |
アビリティ |
召喚 |
醜悪よな、ドミートリィ |
スマッシュアタックができなくなる。 |
覚醒 |
略奪者たれ、イヴァン |
攻撃力が上がる。さらに、自身が攻撃した敵ユニットの防御力と移動速度を一定時間下げる。 |
超覚醒 |
内なる悪魔、アレクセイ |
攻撃力が上がる。さらに、自身が攻撃した敵ユニットの周囲にいる敵ユニット1体にダメージを与え、攻撃力と移動速度を一定時間下げる。 |
- ステータス
状態 |
HP |
ATK/DEF |
召喚 |
600 |
70/110 |
覚醒 |
650 |
130/140 |
超覚醒 |
700 |
240/210 |
- DATA・フレーバーテキスト
-
+
|
Ver3.5(Ver3.5) |
Ver3.5(Ver3.5) |
全長 |
欲が深ければ深い程 |
体重 |
罪が重ければ重い程 |
信念 |
神がいなければ全て許される |
長男 |
背中のドミートリィ |
次男 |
左首のイヴァン |
三男 |
右首のアレクセイ |
イラストレーター |
小城 崇志 |
フレーバーテキスト |
薄暗い広間の真ん中に、いくつかの椅子が並んでいる。
その中で、ひときわ豪奢な椅子に腰をかけ、体中に紋様を刻んだ男が、ひとりニヤニヤしながら声をあげる。
「さあて、次はどうすっかなぁ~ めぼしいところは揃えたけどよぉ、あいつら不安定だしなぁ~」
男の言葉に、誰もいない空間から声が返ってくる。
「ヒヒヒッ、ご機嫌だね。バン坊にしては順調みたいじゃないか。何かいい『鍵』が手に入ったんだねぇ?」
突然の声にビクリと体を揺らした男が、椅子ごとひっくり返りそうになる。
「テメェ! いっきなり話しかけてんじゃねえぞババァッ! オレぁ臆病なんだ! 心臓が止まったらどうしてくれんだぁ?」 「…無い心臓は止まらんだろうに… 相変わらずだねぇ。そん時はポーにでも直してもらうんだね」 「あぁ? 冗談じゃねぇ。そんなんしたら、胸にミサイルとかつけられそうだぜ。んで、そっちはどうなんだよ。“お人形遊び”はもう終わったのか?」 「心配せんでも、いい仕込みができとるよ。それよりバン坊、あたしゃ最近は二次元の方に興味が強くてねぇ」 「………どうしたババァ、なんか怖ぇぞ…」 「んあ? あ~~すまんすまん、つまり<夢の世界>、さ」 「…ババァ、もう死ぬのか? 死んだら夢は見れねぇぞ……?」 「しつこいねぇ… 夢、見させてやろうかぃ?」
突然、男の椅子が、派手な音を立ててひっくり返る。
「うわぶっ! っっぶねぇだろババァ! テメェこそ永遠に夢見させんぞ!! …ってかよぉ、テメェが狙ってる『鍵』、あんな大物マジで釣れんのかよ?」 「ヒヒヒ、そこじゃそこ。あたしゃね、とうとう<夢の世界>に干渉する方法を見つけたんじゃ」 「…どうやんだよ。あの<マセガキ(夢の管理人)>とか<ちゃんねー(語り部>は『境界』に触れただけで、びんびん反応しちまうじゃねぇか。外からじゃ、ぜってぇ入れねぇぞ?」 「だからさね、あたしの『映し魂』の仕組みを応用して、あっちの世界の住人を『使徒』にする方法をみつけたんじゃ」 「ほぉぅ、あの世界に、そんな闇持った奴なんかいんのかよ」 「ヒヒ、学がないねぇ、本ぐらいよみな。人間の愛憎渦巻く物語から、あたしごのみのイケメンを三人足して三で割った登場人物を創ってやったよ。だ~いぶ男前にしあがったぞえ?」 「本はたまに怖ぇから嫌ぇなんだよ。けどよ、流石に『境界』超えて命令まではできねぇだろうが」 「まぁ、その通りだねぇ。…ヒヒ、じゃが、そこが知恵の使いどこさね。あたしが狙っている最強の『鍵』の“呪い”とそいつをリンクさせたんじゃ。あの『鍵』も“復活”したいだろうからねぇ、勝手に指示出してくれるって寸法じゃよ」 「へぇ~、すげぇな」 「惚れなおしたかい?」 「ババァ、次言ったらマジで夢の国ぶちこむぞ。とにかく、ま…」 「ヒヒ、じゃな…」
[[教会に福音を]]
* * * *
「“呪い”の命令だ… めんどくせぇ…」 「ああ、ほんっとめんどくせぇぇなぁぁ」 「めんど臭ぇぇ! めんど臭ぇぇぇ! 糞臭ぇ! 鼻がどうにかなっちまうぜぇぇ!」
「次はどこいくんだ?」 「あぁ? どこ行くんだろうなぁ~あ?」 「どこどこどこどこど~こどこおおおおおおお!」
「オズか?」 「オズだなぁ」 「オズだよなああああああ!?」
「じゃ、この世界、終わらせるか…」 「そんじゃあ、終わらせちまうかぁぁぁ!!???」 「オーーーシマイだぁあぁ~~あ! セ・カ・イぃぃぃぃオシマイ!!!」
「うひっ」 「うひひひっ!」 「うひひひゃひゃひゃひゃぁあぁぁああ!」
~「スカーレットテイル」その13~ |
-
|
- 考察
- 不死2体目の70コストマジシャン。同コストのヘカテ―と比べると、召喚時の攻撃力が頼りなく、スマッシュまで封印されるためべドラム投げには適さない。
- 覚醒で攻撃力上昇に加えて敵の防御力30ダウンと移動速度減少の効果が発動し、ようやくまともな戦闘ができるようになる。
- 超覚醒でさらに攻撃力上昇とカークスのようなツインアタックが発動。ターゲット周辺の敵1体にダメージと共に攻撃力25ダウン&移動速度減少を与える。
- 超覚醒まで育てれば高コストにふさわしい活躍が出来るようになるが、やはり召喚時の低攻撃力とスマッシュ封印が痛い。
- デバフ効果自体は優秀だが、敵二体までしか弱体化できないと考えると物足りなく感じてしまう。
- ピルロイ等で低攻撃力をフォローし、超覚醒後はシューターで先制攻撃して自軍や味方の補助をするのが主な運用になるだろう。
- モルボルやライル、降魔~神罰の執行者~などで弱体化効果を重ね掛けするのも面白い。
- キャラクター説明
- 元ネタはドストエフスキーの長編小説『カラマーゾフの兄弟』。
- ドミートリイ、イヴァン、アレクセイの三兄弟を中心に思想や信仰など様々なテーマを含んだ名作なのだが…
- LoVでは巨大な人間の頭部(ドミートリィ)から二対の長い首(イヴァン、アレクセイ)が生えた、人面の双頭竜のような醜悪なクリーチャーである。どうしてこうなった。
- フレーバーからバン坊と“ババァ”と呼ばれる人物の策略の産物であるようだが、今後も傑作小説が怪物化して使い魔となるのかもしれない。
コメント *編集が苦手な方はこちらへ情報提供お願いします
- 使ってみましたがデバフがあるとはいえ覚醒段階では高攻撃力+毒のヘカテーほど荒らしへの圧力はない感じ、だけど何より超覚醒した後が辛い。
わだつみ、キュベレー、ヴァルナ見てもわかる通りウィーク△は乱戦でスプレッドばら蒔いて敵チーム全体を弱体化してナンボだけど、いくら等倍ダメージとはいえツインアタックではあまりに物足りない。
現環境の70コストとしては物足りないステータスや超覚醒時のウィークがキュベレーと大差無いこと考えたらスマッシュ封印必要だったの?と個人的に思う。 -- (名無しさん) 2016-06-29 22:15:26
- 使ってみたけど充分強いよ、超覚醒してからべトラム打って根本シューターで潰せるし単色で組めばさらに移動速度上がるからアタッカーに1回当ててから逃げれば殺られはしない程度で帰れる -- (名無しさん) 2016-06-29 23:54:57
- 70コスが超覚醒してから根本殺せても意味無い -- (名無しさん) 2016-07-12 09:26:03
- 降魔でサポートできるとはいえ70コストということは、○であれ□であれもう片方はカラマーゾフよりは小型になるわけだからスペック的にもう少し一声欲しいかな。
常に相方と合流してのムーブでは活躍できそうだけど、それだとゲームの仕様上自分のポイント稼げなくて辛いし。 -- (名無しさん) 2016-07-12 15:08:33
- 弱い時間帯が長いから、ポネエレシュから出すよりもライヒで守りながら育てる方がいいと感じた。
あとはピルロイやモルガンで火力の底上げかな。 -- (名無しさん) 2016-07-13 10:05:57
- 仕様なのかなあ?
動画を見たところ超覚状態で攻撃した時のデバフが、
ターゲット:DEF30
巻き込み一体:ATK30
しか発生していない -- (名無しさん) 2016-07-23 22:46:10
- すいません、移動速度は落ちてました -- (名無しさん) 2016-07-23 22:56:58
- アビリティをよく読んで
二体のA/D両方を下げるとは書いてないよ
二体の両方を下げるなら神罰と同じ書き方になる -- (名無しさん) 2016-07-24 11:31:47
- 考察の書き方だと誤解を招きそうなので修正しました -- (名無しさん) 2016-07-24 19:49:45
- キュベレーとバン・ドレイルの強みを混ぜようとした結果、キュベレーから召喚ATKと単体へのウィーク値及び集団へのウィークばら蒔きを奪い、バンから覚醒時点で戦えるスペックと超覚醒時の高威力・高速シューター並びにいざという時の火力底上げアーツを奪った使い魔の出来上がり。
…両者の悪いとこ取りをして得たものが今の環境じゃ数パンで溶かされるであろうDEF210という数値である。 -- (名無しさん) 2016-08-27 17:19:53
- せめて長男でA上げようか -- (名無しさん) 2016-09-04 16:18:21
- 素ステが貧弱な大型の召喚アビリティが純然たるデメリットっておかしいよね…
シェラハとかと違ってメリットをデメリットで打ち消すわけでもなく、超覚醒後も足を引っ張り続けるっていう。 -- (名無しさん) 2016-09-04 16:50:49
- 実際に相手をしてみるとわかるが頭おかしいぐらい移動速度が落ちるんだよな
その時は横にモルボルがアーツ付きで居座っていたこともあって並大抵の軍団では近寄ったら死ぬ空間が出来上がる
つまり使いようってことでさ -- (名無しさん) 2016-09-05 03:30:40
- ここだと評価ひくいけど今オリ~ヴァミだと結構見るし言われてるほど不遇な性能ではないはず
そもそもスマッシュ不可もウエソヨマザベス傾星みたいな超火力でもない限りそこまでスプレッドは多用しないから運用の上ではデメリットとしても気にならない部類かなと -- (名無しさん) 2016-09-05 09:56:55
- オリヴァミだとイラストorグラフィック重視になってくるからなあ
-- (名無しさん) 2016-09-06 06:00:05
- ヘカテーで良(ry -- (名無しさん) 2016-09-06 16:14:18
- ヘカテーとなら…カラマーゾフでよくね -- (名無しさん) 2016-09-06 22:29:45
- 高いATKに高威力の毒をスプレッドで蒔け、アームズで追撃離脱がしやすいヘカテーと結構鬱陶しいウィーク持ちでシューターで牽制妨害がしやすく、先に当てられればアタッカーから逃げることも可能なカラマーゾフ、役目が違うので編成次第ではないかと。カラマーゾフは二体までしかウィーク出来ないから相手が少ない方が輝いて、ヘカテーは毒蒔けるから集団戦も結構強いみたいならな感じ。まあでもどっちもDFE高くなく逃走手段も確実とまでは言えないからそこは似てます。 -- (名無しさん) 2016-09-06 23:25:47
- ヘカテーは覚醒からでもそこそこ動けるから総合面で見たらヘカテーに分があるかなぁ。あくまでも局地的に見たらの話しである。
-- (名無しさん) 2016-09-07 03:09:20
最終更新:2016年12月12日 11:12