C 百々目鬼

最終更新日時 2019年03月16日 (土) 11時11分38秒

基本情報

名前 百々目鬼(どどめき)
種族 魔種
ジョブ ディフェンダー
召喚コスト 30
セフィラ なし
タイプ 百鬼
HP 400
ATK 50
DEF 50
PSY 50
武装
血晶武装
アーツ
対象称号 三紅仙
天竺を目指した者達の物語に関係する使い魔を使って50回勝利する。

アビリティ

状態 ボーナス アビリティ
召喚 なし なし
武装 なし なし
血晶武装 なし スイッチオブジェアップ
周囲に自軍マナタワー、または自軍アルカナストーンがあると攻撃力が上がり、敵軍マナタワー、または敵軍アルカナストーンがあると、防御力が上がる。

パラメーター

状態 HP ATK DEF PSY 備考
召喚 400 50 50 50
武装 450 70 70 70
血晶武装 500 120 120 100
180 120 100 自軍マナタワー、または自軍アルカナストーン周囲
120 180 100 敵軍マナタワー、または敵軍アルカナストーン周囲

修正情報

+ 修正履歴
修正履歴
Ver4.204(2018.10.31)にて、上方修正
スイッチオブジェアップ 攻撃力:+50→+60
防御力:+50→+60
範囲:3500→4000
Ver4.101(2018.01.31)にて、上方修正
スイッチオブジェアップ 自軍タワーかストーン周囲での攻撃力上昇値:+40→+50
敵軍タワーかストーン周囲での防御力上昇値:+40→+50

DATA・フレーバーテキスト

+ Ver4.0
Ver4.0
ver4.0
No 魔種:014
身長 仏舎利より高く
体重 仏像より重く
出身地 朱沙之国
捕食対象 今は食事を必要としない
睡眠 必要としない
望み 恩返し
イラストレーター 猫将軍
フレーバーテキスト(カード裏面)
-
フレーバーテキスト(LoV4.net)
その鬼が持つ無数の目には、あらゆるものが見えていた。

この世の修羅が、悪徳が、非業が、全てのものが見えていた。

しかし、その目をつぶることは許されなかった。その目を傷つけることは許されなかった。

逸らすことも、背けることも、伏せることも叶わず、ただ、見える。見えてしまう。それは、地獄に等しい痛みだった。

かつて鬼は、その痛みを和らげるために、ひたすら喰った。数え切れぬほどの生き肝を喰らい、絶えざる痛みの一時の慰めとしていた。

だがある時、鬼はひとりの少女に出会った。

少女は醜き百の目を恐れるどころか、鬼に微笑むと、その清廉なる剣にて闇巣食う鬼の心を斬り払った。すると不思議なことに、その後の鬼はあれ程までに苛まれた“痛み”を感じなくなっていた――。

それからというもの、人を攫うことはせず、見境なく命を奪うこともなくなった。

そして鬼は、今まで奪った命の分、少しでも誰かのために在りたいと願い続けたが、醜き容姿故、その姿を恐れる者や、功をあげんとする者たちに襲われることはあれども、そのような機会を得ることは全くとしてなかったのだった……だのに――。


「『百々目鬼(どどめき)』? えーと……つまりあんたは『百眼魔君』じゃないの? もーなんだよ紛らわしいなぁ。そっくりだったから本物かと思っちゃったじゃん! 悟空の兄貴より先にやっつけてでかい顔してやろうと思ったのにさぁ~。あたしの『さごゆーき作戦』が台無しだよ! ねぇ、お師匠様?」

気を張って損をしたと言わんばかりに、かってに膨れ面を浮かべる妖怪の少女と、その横で苦笑いをしている“お師匠様”と呼ばれた人間は、鬼に対してなんの恐れも感じていないようだった。

少女は緊張感のかけらもない口調で続ける。

「それはそうとして、せっかくだからこいつをどうにか上手いこと作戦の計画に……あ!! いいこと思いついた! ね、ね、あんたさ、あたしらにやっつけられて改心したってことにしてくんない? そんであたしたちと一緒に旅することにした~、みたいな? 確か『百眼魔君』ってそんな感じの展開だったと思うんだよねぇ~。悪いようにはしないからさ! このお師匠様もケッコー良いニンゲンだし、ニンゲンのくせにあたしたちが見える奴なんて、前のお師匠様かこの人くらいしか会ったことないもん! なかなか好待遇で働きやすい職場だしお勧めだよ~」

軽口をたたき続ける妖怪の少女をよそに、鬼は人間をその無数の目でじぃっと観察した。人間もまたじっと鬼を見つめ返す――やはり、この人間は醜い自分の姿に臆してはいない。このような者に出会ったのは、かつてのあの――。

その時、人間がにこりと微笑んだ。

「ありゃりゃ、なんだよ二人して見つめあっちゃってさ。沙悟浄さんには目もくれないって感じ? 目、いっぱいあるのにケチンボだなぁ」

鬼は割って入ってきた少女を無数の白い目で一瞥すると、そっとその体を手で避けた。

そして巨体をゆっくりと下げると、跪き――“お師匠様”へと頭を下げた。


~『東京西遊記』より~

考察

アタッカーとマジシャンが中心となって構成される魔種の中に、そっと入れられた30コストディフェンダー。
アビリティ「スイッチオブジェアップ」を持ち、周囲に自軍タワーかストーンがあると攻撃力が60上がり、敵軍タワーかストーンがあると、防御力が60上がる。
LoVでは、タワー戦において、自軍を守るときは攻撃力が、敵軍に荒らしに行くときは防御力が高いほうが良いので、それなりに理にかなった能力ではある。
アビリティが発現すれば、ATK180かDEF180になっているので、数字だけ見れば、まあまあ強い。
というか他に下準備なしでATK180になる30コストのディフェンダーがコイツしかいないので意外と貴重。
サポートを乗っけるとATK200くらいになるので相手の50~60コストアタッカー相手でも”タワーを守る”分には強い。

使用時の注意点は、アビリティが発現する範囲が若干狭いこと。
タワーやストーンから少し離れると一気に数字が落ちる。
守るときは、自タワーから離れたところで敵を追ってもなかなか死滅させられず、荒らしに行けば、帰還時敵タワーと自タワーの間で死滅することが多い。
うまくはまれば強いので、位置取りに注意して扱いたい。

キャラクター説明

百々目鬼(どどめき)と読む。日本に伝わる妖怪で、その名の通り全身に百(無数、という意味)の目を持つ鬼。

LoVではかつてLoV2に登場。
その時は、己の百の目が見せる、この世の修羅に苦しみ、それから逃れるために女性の生き胆を喰らう鬼であった。
しかし、妖刀「村正」を持つ少女に出会い、救済を受ける。
それ以来、人を襲う必要が無くなり、贖罪の意識と共に生きてきた。
LoV4になって、にぎやかな少女と良いニンゲンに出逢うこととなる。(「LoVの処方箋 Q&A」を見る限り、「良いニンゲン」は真鶴椿である)
ちなみにその少女が紛らわしいと言った「百眼魔君(ひゃくがんまくん)」は西遊記に登場するムカデの妖怪。全身に無数の目を持つ特徴は共通している。
そんな訳で、日本の妖怪だがLoV4では西遊記系称号の一員となっている。


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  • 上がり値は50 -- 名無しさん (2017-07-30 22:26:57)
  • 120から160になったのを確認したので40じゃないかな??
    ちょっとまだ確定ではない -- 名無しさん (2017-08-20 21:07:10)
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