C ナムタル
最終更新日時 |
2018年07月18日 (水) 19時52分31秒 |
基本情報
名前 |
ナムタル |
種族 |
不死 |
ジョブ |
ディフェンダー |
召喚コスト |
10 |
セフィラ |
なし |
タイプ |
バビロニア |
HP |
350 |
ATK |
10 |
DEF |
5 |
PSY |
40 |
武装 |
不可 |
血晶武装 |
不可 |
アーツ |
無 |
CV |
- |
対象称号 |
恋人の依人 花島笙子でナムタルを使って50回勝利する。 |
アビリティ
召喚 |
リバースタイムカット |
自身が戦場にいる間、自ロードと自使い魔の復活時間が短くなる。 |
パラメーター
状態 |
HP |
ATK |
DEF |
PSY |
備考 |
召喚 |
350 |
10 |
5 |
40 |
|
DATA・フレーバーテキスト
+
|
Ver4.0 |
ver4.0 |
No |
不死:018 |
全長 |
42[cm](力なき現在) |
重量 |
8[kg](力なき現在) |
生息域 |
冥府(家出中) |
主人 |
エレシュキガル |
今好きなごはん |
お肉入りの焼いたお米 |
今嫌いなごはん |
『ネギ』とかいう植物 |
イラストレーター |
moi |
フレーバーテキスト(カード裏面) |
- |
フレーバーテキスト(LoV4.net) |
「はい、どうぞ」
優しい声と共に、ぼくの目の前にあたたかなごはんが置かれる。
ワケあって冥府を離れてからというもの、このニンゲンには世話になりっぱなしだ。
エレシュキガル様は、いなくなったぼくのことを少しは気にかけてくれているだろうか……いいや、きっとあの方は今もネルガル様のことで頭がいっぱいに違いない。ぼくがいないことにすら気付いていないのじゃないかな?
そうでないならぼくの大切な“あの時間”を、あんなにも何度も何度も忘れてネルガル様を探しになんていかないはず――だからもう、あの方のところになんて帰ってやらないんだ。
そう決意も新たに、ぼくは床に置かれたお皿に口をつけた。
誇り高き冥獣であるこのぼくが、犬かなにかと勘違いされているのはシャクだけど、あるじ様の許可なく冥府を飛び出してきちゃったもんだから……なんだっけ……“しんせー(神性)”っていうのかな? それが弱まっちゃってて、ニンゲンからはきっとそう見えちゃうんだろうな。だから、しかたない。
「どう? おいしい?」
モグモグ…………うぅ、すごくおいしい――けれど、ぼくはなにも答えてやらない。
たくさんごはんを食べて、最近ようやく力が戻ってきた。
これでもぼくは“60の病”を操る疫病の神だ。優しくしてくれたので少しだけ可哀そうだけど、ごはんを食べ終わったらぼくはこのニンゲンを殺さなきゃならない。
それがぼくの“けんのー(権能)”なのだから仕方がない。“なれあい”なんてしないんだ。
大皿に盛られたごはんももうおしまい。ごちそうさま――さあ、いよいよだ。自由になったぼくは、今こそ病をふりまいて、地上をぼくだけの冥界に……あれ……?
……なんだろ……身体が……動か……ない……?
「あは、よかったぁ。やっと効いてくれた♪ “あの子”が持ってたお薬だから大丈夫とは思ってたけど、見た目より危険な子っぽかったから、ちょっと心配だったんだ」
……お薬……? さっきのごはんに? 冥獣のこのぼくに……!?
そう思ったときには、もう眠くて眠くて、ぼくはごろりと身体を横たえてしまった。
それでもぼくは、のこった意識で精一杯がるるると牙を剥いてみせる。
「こわいなぁ。大丈夫だよ、別に何もしないから。ちょっと、お願い聞いて欲しいだけなの」
本当にこわいと思ってるのかどうかよくわからない声の調子のまま、そのニンゲンはにじりよってきた。
見ると、さっきまで普通だった目が、赤くなってる。
ふつうのニンゲンじゃない。もしかしたらこいつは最初からぼくのことを知って――という想像は、「知ってるよ」という、ぼくの心を読んだような肯定でさえぎられた。
――オマエは、なにものだ……!?
「私? 私は――ただのシスターさん、かな?」
にこにこと笑いながら、そいつはぼくの首根っこをむんずとつかみあげた。
エレシュキガル様、ごめんなさい。少しごはんが遅れたくらいで家出なんてするんじゃなかった。
ぼく、“やばい”のに捕まっちゃったみたいです……。 |
|
+
|
Ver4.1 |
Ver4.1
Ver4.1 |
No |
不死:1-016 |
全長 |
12[meter](本来) |
重量 |
2.5[t](本来) |
現在の生息域 |
聖マルディウス教会 |
本来の権能 |
数多の病を操る |
現在の権能 |
寝冷えを促進する程度 |
現在の趣味 |
おさんぽ |
イラストレーター |
バシウス |
フレーバーテキスト(カード裏面) |
- |
フレーバーテキスト(LoV4.net) |
ぼくだけはしっている。
あいつは本当は、すごくおそろしいやつなんだってこと。
あいつはみんなのまえではニコニコ笑うけれど、ひとりのときは絶対に笑わないんだ。
あいつは嫌いなやつと話すとき、誰にも聞こえないくらい小さく舌打ちするんだ。
あいつはぼくがネギを嫌いなの知ってるくせにいつもごはんにいれるんだ。
残すと次は大盛りで出されるからがんばって食べてるのに、それを心底うれしそうに眺めるんだ。
もともとおかしなやつなんだと思ってた。
でも――見てしまった、見てしまった、とうとう見てしまった。ぼくはけっていてきなしゅんかんを見てしまった。
あいつが夜中に、こそこそとあやしいやつらと話しているのを、見てしまった。相手がだれかはわからなかったけど、かくれてやりとりするなんて、きっとわるいやつらに決まっている。だからあいつもきっとわるいやつなんだ。
でも、そのことを誰もしらない。気づいてない。
……そうだ、いいこと思いついた! このことをネタに、あいつを“きょーはく”すればいいんだ! “このことをみんなにだまっていてほしければ、ぼくをかいほうしろ!”って。すごい、ぼくはなんてかしこいんだ! こんな大かつやくをしればエレシュキガル様もきっとぼくのことを見直して、ごはんの時間を守ってくれるにちがいない!
よし、じゃあさっそく――と、思ったけど……うん、ちょっとおなかすいたな。ごはん食べてからいこう。
あいつが用意したごはんっていうのがふほんいだけど、はらがへってはなんとかっていうしね。それじゃあいただきまーす。
…もぐ…
……も…ぐ……
………もぐぅぅ………
――はっ! あれ? ぼくねてた?
「そうだよ。もう、こんなところで寝てたら風邪引いちゃうからね。ダメだよ?」
いや、ぼく冥獣だし疫病をあやつる神だから、かぜとかひかないよ。
……でも、なんでこんなところでねてたんだろう。それに、なんだかすごくだいじなことを忘れてる気がする。うーん……?
「……思い出せないってことは、きっとたいしたことじゃなかったんじゃないかな、ね?」
そうかな? でも――
「ね?」
……うん、そうかも。そんな気がしてきた。そうにちがいない。
ショーコ、ぼくおなかすいた! |
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考察
LoV4の新使い魔。
冥界の伝令役にして突然の死をもたらす悪霊だが、
LoVではすぐに復活させてくれるアビリティを持った不死の根元ディフェンダー。
ナムタルがいると、主人公は復活までの時間が3秒、使い魔は10秒短縮される。自身の死滅も対象。
前者は主に○主人公での荒らし時間を増やすのに有効。
後者はカーミラやヒステリー・トムの効果によって使われたユニットの再召喚に役立つ。
ナムタルがいる限り主人公は矢継ぎ早に繰り出せるので、
相手の荒らしマジシャンにアタッカー主人公を粘着させて削り続けるような芸当が可能になる。
相手のディフェンダー荒らしにマジシャン使い魔を当てる場合も同様。
ただし、復活時間短縮はナムタルがタワーに入っていると発動しないので注意。
キャラクター説明
バビロニア神話に登場する死神。
冥府神
エレシュキガルの部下で、彼女の命令により地上の人間の命を奪う。
彼らのターゲットになった人間は死病に罹り、苦しみの果てに死に至るのだとか。
どうやら今はエレシュキガルの元をわけあって離れてしまい力を失っていたが、ある日1人の少女にご飯を貰って力を取り戻す。
しかしナムタルの仕事は人の命を奪うこと。可哀想と思いつつその少女の生命を奪おうとするが。
なんとそのご飯には薬が盛られており、「ただのシスター」を名乗る彼女に使役される羽目となった。
というわけで今は花島笙子のパートナー使い魔である。
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- エレシュキガルに使える冥界の伝令役にして突然の死をもたらす悪霊 -- 名無しさん (2017-07-25 21:37:11)
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最終更新:2018年07月18日 19:52