C ミラ

最終更新日時 2018年07月18日 (水) 19時57分16秒

基本情報

名前 ミラ
種族 海種
ジョブ マジシャン
召喚コスト 50
セフィラ ティフ
タイプ 機甲
HP 500
ATK 70
DEF 80
PSY 100
武装
血晶武装
アーツ
CV
対象称号 1.アルカニアの匣
古代アルカニアにまつわる機甲の物語に関係する使い魔を使って50回勝利する。
2.恐慌なる力
赤谷犬樹でミラを使って50回勝利する。

アビリティ

状態 ボーナス アビリティ
召喚 なし なし
武装 なし なし
血晶武装 DEF+10
PSY+10
フォース・レイ
自身の攻撃に「精神力ダメージ」を上乗せし、「射程距離を一定時間短くする効果」を付与する。

アーツ

説明 フォース・エックス
範囲内にいるターゲット中の敵ユニット1体と、その周囲の敵ユニット全ての精神力を一定時間下げ、「精神力ダメージ」を与える。
このアーツは、自身が血晶武装していないと使用することができない。
消費マナ 30
効果時間 ?秒
wait時間 60秒

パラメーター

状態 HP ATK DEF PSY 備考
召喚 500 70 80 100
武装 550 100 110 120
血晶武装 600 140 160 160

修正情報

+ 修正履歴
修正履歴
Ver4.104(2018.04.26)にて、上方修正
フォース・レイ 精神攻撃力:10→ 15
精神力ダメージ=15+0.3(攻撃側PSY-防御側PSY)
Ver4.009(2017.08.09)にて、下方修正
フォース・レイ 精神攻撃力:20→ 10
精神力ダメージ=10+0.2(攻撃側PSY-防御側PSY)
アーツ「フォース・エックス」 ウェイト:30秒→ 60秒

DATA・フレーバーテキスト

+ Ver4.0
Ver4.0
Ver4.0
No 海種:014
全長 3.7[meter]
重量 8.9[t]
平均寿命 半万年
主な目的 不良機甲の排除
製作者 古代アルカニア人
トドメをさした者 人型の機甲
イラストレーター danciao
フレーバーテキスト(カード裏面)
-
フレーバーテキスト(LoV4.net)
「へぇ、異物研究科もやるもんだな。しっかり組みあがってるじゃねぇの。あんなバラバラだったのによ」

    青年は、暗いガレージに眠るように横たわる黒い機械を見上げた。

    そこは、『遺跡』より発掘された『異物』の再生、研究を行う『財団』の研究施設。そこには、『財団』が管理する『遺跡』で発見された、用途、製法、存在、その全てが不明な、現代世界のものとは異なる技術により造られたオーパーツ――『異物』たちが所せましと陳列されていた。

    当然ながら、その入室は幾重にもわたるチェックで厳重に制限され、関係者以外は完全にシャットアウトされている。しかし、青年の胸につけられたネームプレートに「異物研究科」の字はない。

「お前に会いに来んのも3回目だな……ここに入り込むの、ホント危ねぇんだぜ? 」

    そう言って青年は、黒い機械の、ごつごつとしつつ、それでいて仄かに弾力性のある、実は有機体なのではないかと感じさせる不可思議な材質のボディに触れる。

    特に反応はない。それもそのはずで、機械の胴体の真ん中には、高出力の熱線か何かで撃たれ溶解したような、大きな穴が空いていた。

「……このままじゃお前も使い捨ての実験道具だ。バラバラのパーツで見つかって、興味本位で組み立てられてよ、調べること調べたらまた解体されるんだ。誰もお前を治すことなんかできやしない」

    青年はおもむろにポケットから折り畳み式のミニナイフを取り出すと、軽く指先を切り、薄くにじんだ赤色を機械に押し当てた。

「――オレ以外はな」

    瞬間、青年が触れた一点を中心に、赤い光が広がり機械を包み込む。

    すると、沈黙を守っていた機械の全身が、突然命を得たように激しく鳴動し始める。同時に、胴体に大きく空いた穴が赤光を放ちながらみるみるうちに塞がっていき、各所の発光体が次々と起動を示す明滅を開始する。

「色々悩んだけどよ、やっぱもうなりふりかまっちゃ居られねぇんだわ。そもそも給料もまるで足りてねぇしな。お前が超過労働手当ってことで手ぇ打ってやろうってな――どうだ、来るか?」

    穴が塞がれた結果、胴体に現れたX字の目が、青年の呼びかけに答えるようにヴンヴンと鈍い音を立ててオレンジ色の光を明滅させる。

「へぇ、お前、“解体屋”かよ。オレは治す方の専門なんだけどな……まぁよ、いい凸凹コンビになれそうじゃねえの。よろしく頼むぜ――ミラ」
+ Ver4.1
Ver4.1
Ver4.1
No 海種:1-016
全長 3.7[meter]
重量 8.9[t]
平均寿命 半万年
かつての主な哨戒エリア 機甲の墓場
型式 030型機甲 type-X EYE
かつて受信したシグナル “あたたかな心の記憶
イラストレーター 一徳
フレーバーテキスト(カード裏面)
-
フレーバーテキスト(LoV4.net)
立ち込める黒煙により視界は封じられ、炎に遮られてサーモセンサーは意味をなさない。

ミラはレーダードローンを飛ばし、演算コアの処理比率の60%をバイスタティックレーダーに回して、探知周波数と解析範囲、レンジを目いっぱい広げ索敵を開始する。

しかし、やはりと言うべきか、それらしき反応を示す動体は全く検知できない。

だが、必ずいるはずだった。あれは――あの“黒い機甲”はすぐ近くにいる。

あのような機体は見たことが無かった。当然データベースにも存在しない。

人型機甲077型によく似てはいたが、決定的に違うのは――あれには“感情”があったということ。

あれはいったい――ふと、後方に熱源を感知した。

ミラは瞬時に右腕のレイ・ユニットを回転させ、後方にフォース・レイのエネルギー粒子を短距離で拡散させることでシールドを張る。その直後、何かしらのエネルギー体がシールドに触れ、強烈なスパークを起こす。

すかさずシールドを解除し上体を反転、エックス・アイに充填していた『フォース・エックス』を最大出力で撃ち出す。

眩いビーム光が辺りをオレンジ色に染め、周囲の風景を溶かしていく。

やったか――そう思ったとき、自身のオートバランサーが異常をきたし、がくりと体が傾いた。

急ぎ全身の回路チェックする――が、その必要が無いことにすぐに気付く。

先に飛ばしたレーダードローンのサブカメラが送信してきた映像には、ミラの胴に空いた、大きな穴を映し出していた。

次第に視界が狭まっていく。

おかしい――あの“シグナル”を受け取って以降、“ただの機甲”相手に負けることは無かった。所詮演算の結果でしかないその行動パターンを“今のミラ”は容易に予測し、上回ることができていた。

≪「心」が、読まれている――どこだ……奴の座標は……どこだ…≫

収束していく視界の端に、黒い機甲の足と、大きな刃の一端が映った。

そして、それはこう口にした。

『ああ……やはり、私は“完全”だ。だが、“完全”なのは私だけでいい。お前は――“それ”をどこで手に入れた』


* * * * 


「――どうだ? ここ最近わかって来たんだけどよ、お前、でっかい刃物みると少し動き鈍るだろ? 何かメモリーに原因があるのかと思って調べてみたんだが……なにか嫌なこと思い出させちまったら悪かったな。とりあえず、今日はこんくらいにしとくわ、そろそろ時間もやばいしな。じゃ、またくるぜ」

赤い髪の青年はそう言ってガレージを出て行った。

照明が落ちた暗いガレージにヴンと電子音が響き、エックス・アイの黄色い光が再び浮かび上がる。


≪敵影確認。今度こそ――奴の――座標を捕えた――≫


考察

LoV1の頃は圧倒的な攻防の進撃者だったが、4では精神力タイプとして復活した機甲。

精神力ダメージを押しつけるタイプの50コストマジシャン。
血晶武装で15+(攻撃側PSY-防御側PSY)×0.3の精神力ダメージを上乗せし、相手の射程をごくわずかに短縮する。
この効果はシュータースタイルでも有効。PSYが高いほどシューター時の射程は伸びるので、有効な攻撃手段となる。
血晶武装でPSYは160になり、血晶武装サポート、シロワニ、リップルなどでさらに上げることが可能。
参考としてミラの計算式による精神力ダメージは
PSY差0で15ダメージ
PSY差50で30ダメージ
PSY差100で45 ダメージ
である。

血晶武装時にはアーツ「フォース・エックス」が使用可能となり、
相手使い魔のPSYを下げたのち、精神力ダメージ
30+(攻撃側PSY-防御側PSY)×0.6
で攻撃する。PSY50差で60、PSY100差で90ダメージ。ウェイトは60秒。
アーツ中のモーション中は使用時無敵なことから、決戦時は相手アタッカーの攻撃を数回空振りさせることができる。
その間に相手アタッカーを倒すことができる場合は、非常に優秀な防御・攻撃手段となる。

キャラクター説明

LoV1より復帰。機甲と呼ばれるロボット兵器で、そのまま「機甲」という種族に属していた。
名の由来はくじら座のο(オミクロン)星から。
ミラ型機甲の役目は欠陥機甲の排除。任務続行が不可能な程に破損した機体や、バグにより予期せぬ動作を行うようになった機体を破壊する。
フレーバーテキストにおけるトドメを刺した人型の機甲とは恐らく彼女
また、かつてとある存在より受信した「心」のデータにより、このミラは自我を持っている事が判明している。

赤谷犬樹のパートナー使い魔であり、半壊状態で東京へと漂着したミラを彼が再起動させ、相棒とした。
ミラ自身が自我を持っている事もあり、何やらテレパシーの様なもので犬樹とコミュニケーションを取っている。
CPU赤谷犬樹のデッキは完成度が高い為、椿ちゃんの風雷と共に模擬戦で大暴れしていることが多々ある。
+ ストーリーネタバレ
STAGE6にて、犬樹の配下としてなんかいっぱい登場する。
大量のミラが同時に攻めてくるシーンはなかなかシュールである。
分類的にはVer4.0イラストのミラが本体。
Ver4.1イラストのミラは量産型らしくHPがかなり低い。
コンセプトとしてはこの時味方のプルートーにキルを取らせて、やたら早くなった犬樹(この時は強力なステータスを持ったアタッカーとなっている)をスロウアタックで捕まえる筈なのだが、
量産型ミラはHPは低いが他の能力は据え置きなので、大体の場合プルートーは滅多撃ちされてタワーに戻ってしまう。
しかし量産型は武装することがないのでキング・ソロモンを使えば楽に倒せる上能力も大幅に上がったりする。
残念ながら犬樹が退場となったので、これ以上の出番は無さそうだ。

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  • 召喚70,80,100 武装90,100,120 血装140,160,160 -- 名無しさん (2017-09-05 07:47:18)
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  • psyダメは(自精神力-相手精神力)×0.2+10かな?
    前が強すぎではあったけど、えらい弱くなったもんだなぁ。 -- 名無しさん (2017-08-11 01:54:36)
  • まだいけるが…リゲルの弱化も伴ってミラリゲル時代は一応の収束かねぇ -- 名無しさん (2017-08-11 13:12:16)
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最終更新:2018年07月18日 19:57