C バロン
最終更新日時 |
2018年09月18日 (火) 18時57分14秒 |
基本情報
名前 |
バロン |
種族 |
人獣 |
ジョブ |
アタッカー |
召喚コスト |
30 |
セフィラ |
なし |
タイプ |
デワ |
HP |
400 |
ATK |
50 |
DEF |
60 |
PSY |
40 |
武装 |
可 |
血晶武装 |
可 |
アーツ |
無 |
CV |
緒乃 冬華 |
対象称号 |
太陽と赤き海の精霊神 デワと精霊たちの物語に関係する使い魔を使って50回勝利する。 |
アビリティ
状態 |
ボーナス |
アビリティ |
召喚 |
なし |
なし |
武装 |
なし |
なし |
血晶武装 |
ATK+20 |
バロン・ダンス |
ダッシュアタックの距離と速度が上がり、ダッシュアタック後の硬直時間が短くなる。 |
パラメーター
状態 |
HP |
ATK |
DEF |
PSY |
備考 |
召喚 |
400 |
50 |
60 |
40 |
|
武装 |
450 |
70 |
80 |
60 |
|
血晶武装 |
500 |
140 |
130 |
90 |
|
修正情報
DATA・フレーバーテキスト
+
|
Ver4.0/EVR |
Ver4.0/EVR
Ver4.0 |
No |
人獣:012/012EV |
身長 |
1.60[meter] |
体重 |
48[kg] |
司るもの |
森の良気「バナス・パティ」 |
人間だった頃の記憶 |
覚えていない |
好き |
舞踏 |
宿敵 |
魔女ランダ |
イラストレーター |
chibi |
フレーバーテキスト(通常カード裏面) |
森に悪い気をばらまくからだよ~ べ~だ! |
フレーバーテキスト(EVRカード裏面) |
んー な~んかこう ウジュウジュ~ってすんだよねー |
フレーバーテキスト(LoV4.net) |
森がざわめき、枝々が揺れ、ぶわりと葉が舞いました。
宙を舞う葉は何かの意思を持ったように一か所へと流れゆき、光となって集まっていきます。
そして、膨れ上がった光がクンと震えて弾けると、どさりと何かを落としました。
地に落ちたのは、光の粒を立ち昇らせて横たわる、白い髪を胸の前で束ねた美しい少女――。
少女はすぅっと息を吸い込むと、ゆっくりと目を開きます。そして、快適な眠りから目覚めたように上体を起こしてうんと伸びをすると、手を握り開きしながら見つめ、
「あらら、また“バロン”に生まれちゃたんだ」
と、軽快に立ち上がりました。そのまま、体の様子を確かめるように、体を捻ったり、その場でぴょんぴょんと飛び跳ねます。
「うんうん、いい感じ! バナス・パティが満ちてるね! しっかし、いい加減次こそは違うのになるかと思ったけどなぁ……聖獣様はとことんオレがお気に入りのようだねぇ。でもしょうがないか、前回も“魔女”を倒しきれなかったし――あれ?」
少女はふと違和感を感じ、首を捻りました。
「……そういうやオレ、前回どうやって死んだんだっけ?」
少女は“前世”の記憶が欠けていることに気付きました。世に仇為す『魔女』と戦い続ける『森の聖獣』として何度も転生を繰り返してきた少女にとって、それは初めてのことでした。
「え~と、あんとき魔女にとどめをさそうとして――」
――小さく、胸のあたりに痛みを感じました。
気になって、胸にかかった髪をどかしてみると、そこには小さな傷跡が――。
「ありゃりゃ?」
転生を果たした後はどのような傷もすっかり消えているはず、いったい自分に何が――少女はそのまましばらく腕を組んでうんうんと考えこみましたが、
「……ま、いっか! とにかく魔女を探しましょかね。まずはこの世界の精霊にでも聞いて回ってみようかな!」
そうニカリと笑みを浮かべると、くんくんと鼻をひくつかせて森に漂う精気を嗅ぎつつ「こっちかな?」と踊るように飛び跳ねていきました。
~『白へと続く黒の精霊物語』より~ |
|
+
|
Ver4.2 |
Ver4.2
Ver4.2 |
No |
人獣:2-017 |
身長 |
1.60[meter] |
体重 |
48[kg] |
司るもの |
森の良気「バナス・パティ」 |
人間だった頃の名前 |
アーユ |
人間だった頃の好物 |
ランブータン |
友だち |
ガルーダ |
イラストレーター |
創-Taro |
フレーバーテキスト(カード裏面) |
アハハ どんなに傷ついたって戦い続けるよ |
フレーバーテキスト(LoV4.net) |
≪ From“バロン(ver 4.0)”≫
バロンは森を駆け抜けます。鼻をひくひく動かして、魔女の匂いを追いかけて、岩から岩へ、枝から枝へ、木の葉を揺らして跳ね飛びます。
そうして次の枝に飛び移ろうとしたとき、バロンはクイッと足の甲を枝に引っかけて飛び出しかけた体を引きとめると、そのまま枝に足を絡め、ぐるんと逆さまにぶら下がりました。
「んーと、あんたは精霊さん?」
バロンが語りかけた先――そこには、宙に浮かぶ不思議な石に乗り、白塗りの顔に文様を刻みこんだ怪しげな老婆が浮かんでいました。
「ヒッヒッヒ、精霊ときたかい。あたしの清らかな雰囲気がそう勘違いさせたのかもしれないが、精霊ではないねぇ」
老婆の返事にバロンは「ん~~」と頭をひねると、「ほいっ!」と回って枝の上に跳び乗り、両足を広げて鉤爪を構えました。
「じゃあ、“魔女”か?」
「ヒヒッ、どちらかというとそっちの方がしっくりくるね。だがちょっと違う。あたしは――」
老婆は尖った石の上で、小さな足を器用にちょこちょこ動かしてくるりと回ると、
「見ての通りの“美魔女”さ♪ よかったら、下に降りてゆっくり話をしないかい?」
と、片目をつぶり、不気味な笑みを浮かべました。
バロンはキョトンとした顔でしばらく老婆を見つめていましたが、やがて構えを解くと、
「あはは、面白いおばーちゃんだ! あんたが魔女なわけないか! オレになんか用?」
と屈託の無い笑みを浮かべ、枝から飛び降り、あぐらをかいて座り込みます。
老婆はそれを見て、ヒヒヒと体を揺らして笑いながら、ゆっくり石を下降させて地面に降り立つと、バロンに尋ねました。
「お前さんが世界の為に『魔女』と戦ってるっていう『聖獣』かい? もしそうなら、あたしの宝石ちゃんが、お前さんに耳よりな情報を教えてやれというんでね、探してたんじゃよ」
「へ~、えらい宝石ちゃんだな! うん、オレが『聖獣』のバロンだよ! それで、何を教えてくれるんだい?」
老婆は「……あいかわらず、素直でいい子だねぇ……」と小声でつぶやき肩を揺らして笑うと、
「お前さんの、“記憶”さね」
と言いました。
「記憶?」
「そうだよ。さっきあたしに『魔女なのか』と聞いたね。お前さんは、何度も『魔女』と戦っているのは覚えていても、『魔女』がどんなやつなのかは覚えていないんじゃないのかい?」
バロンはまたもや「ん~~」と腕を組んで頭をひねりましたが、
「うん! 確かにその通りだ! そこだけなんだかもやがかかったように思い出せないな!」
と手を打ちます。
「そうじゃろ、そうじゃろ。それを思い出させてやろうと思ってね。ほれ、この宝石ちゃんをよ~~く見てごらん」
老婆はそう言うと、石から降りて石に手をかざします。バロンは言われた通り、首を伸ばして老婆の石に目を凝らしました。
「ホントにいい子だね。ほい、ぐーるぐる、ぐーるぐる、失われたものが蘇る……イーラ・フロル・ブレウィス・エスト……」
老婆の言葉と共に石が回り出し、次第に強い光を帯びていきます。バロンもまた、その光に吸い込まれるように首を伸ばし、食い入るように石を見つめました。
すると、次第にバロンの輝く瞳から光が失われて行き、頭の中が石のようにぐるぐると回り始めました。
「あれ……なんだかぐるぐるするな……」
「そうじゃろう? ほら、その渦の真ん中をよく見てごらん――見えてくるよぉ」
バロンの頭の中に広がる幻の渦――その真ん中に、頭に仮面を戴いた、黒髪の少女の姿が見えました。
「……あ、こいつだ……あたしはこいつと戦って……何度も……何度も……」
バロンは見ました。巡る記憶、巡る運命――
「ヒヒヒ、よく見えてるようだね。良かった良かった。なが~い間仕込んできた計画だってのに、この終盤になってどうもキナ臭い動きをしてる奴らがいるようだからねぇ。どうせお前さんら『試作品』は用済みだからね、せっかくだし、捨てるなら最後に思い切りぶっこわしてお邪魔虫たちごと消滅させちまおうって話さ――ヒヒ、あたしって、マジ美魔女」
体をゆすって笑う老婆の言葉を耳にすることなく、バロンは記憶の渦に飲み込まれて行きます。
『聖獣』と『魔女』――何度も戦い、何度も殺し、何度も殺され、そして――どのように、聖獣になったのか。
「……お爺ちゃん……そうだ……あたしはアーユ……人間だった……」
そうつぶやいたとき、バロンの胸にちくりと痛みが走りました。
「いいねいいねぇ、いい仕事するよあたしの機甲ミーティアちゃんは。“前回”お前さんらは余計なことを思い出し過ぎた。だからもう一度忘れさせて、こっちに“いいかんじ”に思い出させるってのがコツでね――ほれ、その“胸の傷”をつけた『魔女』の顔をよ~~く見てごらん」
バロンの瞳からどんどん光が失せていき――ふいに、その目が大きく見開かれました。
「……ダーヤ…お姉ちゃん……ウソだ……お姉ちゃんは、全部わかってて……」
「ほい出来上がり。その“痛み”が、おまえさんの業を燃やし、『贄』を増幅させる。さぁ、“仕事”の時間じゃよ――教会に福音を、じゃ」
崩れるようにしゃがみ込み、頭を抱えるバロン。
それを見てさも嬉しそうに笑う老婆の笑い声が、森に暗く響くのでした。
~『白へと続く黒の精霊物語』より~ |
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セリフ一覧
<戦闘中セリフ>
+
|
通常版/Ver4.0、Ver4.2 |
通常版/Ver4.0、Ver4.2
召喚 |
はいは~い オレを呼んだ? |
武装 |
えははっ♪ どんなに傷ついたって戦い続けるよ~ |
血晶武装 |
それがオレ 森の聖獣バロンなんだ! |
通常攻撃 |
はぁいっ! |
タワー制圧 |
森に悪い気をばらまくからだよ~ べ~だ! |
ストーン破壊 |
はいっ!おしまいだよ~ |
死滅 |
ありゃ死んじゃった! ま、いっか! |
サポート(Ver4.0) |
踊っちゃおうか! |
サポート(Ver4.2) |
俺は戦うよ |
|
+
|
EVR |
EVR
召喚 |
|
武装 |
|
血晶武装 |
|
通常攻撃 |
|
タワー制圧 |
|
ストーン破壊 |
|
死滅 |
|
サポート |
オレは聖獣なんだ…! |
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考察
前作のリヴァイ兵長を小型化した使い魔。
ダッシュアタックの距離と速度が上がり、ダッシュアタック後の硬直時間が短くなるので遊撃に非常に強い。
特に優れているのはアタッカーキラーとなっている海種のリゲルから逃げられる点。
2017/9/21の下方修正により長所が下方されてしまった。が、依然通常のアタッカーよりかはまだ逃げやすい。
キャラクター説明
インドネシアのバリ島に伝わる神獣の化身で、魔女の化身である
ランダとは双子の妹。
バリ・ヒンドゥにおける悪を象徴する魔女ランダと戦いを繰り広げている善なる神獣バロンとして、幾度倒されても必ず生まれ変わり、終わりの無い戦いをしなければならなかった。
なので死んでも「ま、いっか!」程度の認識なのだろう。
が、LoVでは共に紅蓮の王の花嫁になることで和解をしたらしい…?(余談だが2でのSPカードは、そのために姉妹が準備をしている場面である)
+
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編集用コメント *編集が苦手な方はこちらへ情報提供お願いします |
- タワー制圧「森に悪い気をばら撒くからだよ!べ〜だ!」 -- 名無しさん (2017-09-13 21:27:56)
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- 余りにも当Wikiやゲームから逸脱した無関係な雑談や、誹謗中傷めいた暴言、ページに関係ないコメントはおやめ下さい。
- wikiは不特定多数の人が利用する場です。プレイヤーの個人名や所属ギルドなどを書き込む行為は慎んで頂きますようお願いします。
- 個人的な日記として使用するのも控えて下さい。
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最終更新:2018年09月18日 18:57