R 役小角
最終更新日時 |
2019年03月01日 (金) 09時42分26秒 |
基本情報
名前 |
役小角 |
種族 |
人獣 |
ジョブ |
アタッカー |
召喚コスト |
90 |
セフィラ |
エソド |
タイプ |
陰陽師 |
HP |
700 |
ATK |
100 |
DEF |
130 |
PSY |
100 |
武装 |
可 |
血晶武装 |
可 |
アーツ |
無 |
CV |
代永翼 |
対象称号① |
無天無双の刃 剣を極めし者たちの物語に関係する使い魔を使って50回勝利する。 |
対象称号② |
陰弟陽師如律令 役小角、安倍晴明すべての勝利回数が10回以上になる。 |
アビリティ
状態 |
ボーナス |
アビリティ |
召喚 |
なし |
なし |
武装 |
なし |
なし |
血晶武装 |
DEF+30 |
九字護神法 |
自身の攻撃に、「アタッカー属性ダメージ」を上乗せする。 さらに、戦場にいる自身を除く「エソド」のセフィラを持つ自使い魔の数に応じて、「ディフェンダー属性ダメージ」や「マジシャン属性ダメージ」を上乗せする追加効果を得る。 |
パラメーター
状態 |
HP |
ATK |
DEF |
PSY |
備考 |
召喚 |
700 |
100 |
130 |
100 |
|
武装 |
750 |
150 |
180 |
120 |
|
血晶武装 |
800 |
170 |
230 |
150 |
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修正情報
+
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修正履歴 |
修正履歴
▲Ver4.207(2018.12.20)にて、上方修正 |
九字護神法 |
追加ダメージ:ATK140→150 0体時:アタッカー属性 2体時:ディフェンダー属性→1体時:ディフェンダー属性 4体時:マジシャン属性→2体時:マジシャン属性 |
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DATA・フレーバーテキスト
+
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Ver4.2 |
Ver4.2
Ver4.2 |
No |
人獣:2-007 |
身長 |
5.3[尺] |
体重 |
12[貫] |
出身 |
大和国葛城上郡茅原郷 |
偉業 |
修験道を開く |
主義 |
神仏調和 |
現在の場所 |
新宿御苑 |
イラストレーター |
naked |
フレーバーテキスト(カード裏面) |
前鬼 後鬼 どうやらわしらの出番のようじゃ |
フレーバーテキスト(LoV4.net) |
綺羅星の如き光を瞬かせ並び立つビル群。その中に、ぽっかりと大きく開いた緑色の口のように広がる庭園に、ぼんやりと浮かび上がった桜がはらはらと薄紅色の名残り雪を散らす。
それを眺める少年は――いや、見かけはそうなのだが、その佇まいから感じる凡夫ならざる老獪な空気はただ者ではなく――桜の下で静かに座を組み、穏やかな笑みを浮かべた。
「武蔵の国にも随分と華やかな都ができたものじゃ。前鬼、後鬼、ここの民草の顔を見たか? あの頃と違い、なんとも皆生を謳歌し、生き生きとしておる。まこと喜ばしいことじゃ。じゃが、こうした新しき文化の奔流に飲まれつつも、このような庭園をこしらえ、自然への憧憬を捨てきれぬが人のいじましさよ。なぁ――」
少年は見上げる桜から視線を下ろし、
「――お主もそう思わぬか?」
その奥に落ちる闇に語りかけた。
少年の問いに返ってきたものは、言葉ではなく禍つの刃――しかし少年は、涼しい顔で印を組み、「後鬼!」とひとつ声を張る。
するとたちまち少年の前に氷の障壁が広がり、ガシンッと凶刃を受け止めた。
氷に刺さる刃を見ると、それは紅の巨大な鎖鎌――繋がる鎖は桜並木の奥の闇へと続いており、辿る視線の先にぼうっと軍服の男を映し出す。
「――思わないね。役の行者殿は腑抜けてしまわれたのかな? “日の本一の謀反者”であったというあなたが、嘆かわしいことだ」
闇を背に立つ、明らかな殺意の一撃を放ったその男に、少年はやはり変わらぬ笑みで語りかけた。
「いやいやそれは買いかぶりというものよ。ならば、そなたに“この世”はどう見える?」
「そうだね――」
男もまた、緊張を解いたように軍帽を外すと、長く垂れた前髪を掻き上げた。
「ひどく貪欲で、物欲しそうな餓鬼の群れ――かな」
「ふむ、そなたは“そういった”手合いか。して、何用かな? 爺ぃをもてなすのならば、甘味のひとつでも用意してもらえると嬉しいのじゃがのう?」
「俺は達者者を集めている。役小角殿、是非我らに力を貸して頂きたい」
「ははは、“役”とは名ばかりでの、わしの力がどれほどの役に立つかは知れたものではないが、それを集めて何とする?」
砕けた姿勢に軽い口ぶり、しかしその一切に隙は無し。軍服の男は闇より数歩歩みよると、鎖鎌を引き寄せて折りたたみ、腰にしまった。
「俺は高坂甚内――あなたなら耳にしたことくらいあるだろう? 噂の通り、俺は根っからの謀反者でね。だから“この世の枠組み”を壊したいと思っている。“紅蓮の力”に触れながら、『創世』にも、『混沌』にも付かなかったあなたなら、共感してくれるのではないかと思ってね」
軍服の男――甚内は、糸のように細い目を、僅かに開き鋭い眼光を送った。
しかし小角はそれをそよ風のように軽く受け止めると、
「ふむ、たしかに儂は生まれた頃よりの謀反者じゃな。大和朝廷にひとり盾突いて暴れたのも懐かしい話よ。じゃがな、それも全ては自然の理と民草のため――」
「よっ」と膝を打って立ち上がり、鋭い手つきで印を組んだ。
「そしてわし同様、民草の為に命を懸けてこの世界の在り様を守った不肖の弟子たちがおってな、その思いを、師であるわしが、容易く手折るわけにはいくまいて」
同時に、後ろに控える前鬼と後鬼が、ぶわりと炎と氷の気を纏い浮き上がる。
「こそばゆいが、これでも神変大菩薩ともあだ名された神通力よ。長い時をかけ、世のことはつぶさに見て来たが――“高坂甚内”といったか? そなたは特に変わっておるのぉ。いや、逆に“強く枠にはまっている”というか――その跳ねっ返り様、箕輪におった、幻術使いの“鳶”を思い出すわ。いや、むしろミジャクジ様を祭っておった甲斐の小虎んとこの“逃げ坊主”かのう」
「………」
ひょうひょうと語る小角の言葉に、どうしたことか、甚内の纏う空気が気色ばむ。そしてそれを見てとった小角が目を細め――
「だとすれば、この世を壊すと嘯くそなたもまた、過ぎ去りし過去であるよなぁ」
――ガキキィィィン!!
黙れとばかりに鎌と分銅が舞い、それぞれを氷の礫と炎の壁が撃ち落とす。
果たして技を放った甚内は――しかし、先ほど立っていた場所に、その姿は既に無くなっていた。
小角は「ふぅ」と息をつき、再び笑みを浮かべて顔を上げ、咲きほこる桜の花に向かって声をかけた。
「武芸者たるもの、己が進んできた道を信じたい気持ちもようわかる。じゃがな、道とは先へと伸びているものよ。歩んできた道程が、すべての行く先を決めるものでもあるまいて。そなたの歩むそれは、本当に己の道なのか? わしにはどうにもそれが“呪い”に見えてならんがの。努々怠らず、考えてみることじゃ」
風が吹き、桜の花がざわわと揺れ、
≪くく……説教か。久しぶりに受けたよ。あなたの心はわかった。今日のところは挨拶ということにしておいてくれ。ご高説、甘んじて考えてみるとしよう――また、いずれ≫
と、花弁に乗って声が落ちた。
「かっかっか! また来い、また来い! いつでも説教してやるぞ! 案ずるなかれ、そなたのいうとおりじゃ。わしは“どちら”にもつかぬ。ただ、自然と民草の心のあるままに、よ」
しかしもう返す声はなく、闇に潜んだ甚内の気配も消えていた。
小角はどかりとその場に再び座すると、懐から包みを出して丁寧に開く。そして中から顔を出した「羊羹」ににんまりと笑みを向けると、はらりと落ちた松の葉をはしと掴んでそれに刺し、つまみ上げつつ桜にかざして眺めやる。
「なるほどのぅ……世の理は、この『日の本』を争いの地としたか。されば確かに先の男、目の付け所は悪くない――さて紅蓮の王よ、ことと次第によっては、わしも敵になりうるぞ?」
そしてのち、都会の夜に淡く開いた桜の園に「美味い!!」と一声、木霊した。
~『蓮刃剣風帖』より~ |
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セリフ一覧
+
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通常版 |
通常版
召喚 |
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武装 |
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血晶武装 |
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通常攻撃 |
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タワー制圧 |
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ストーン破壊 |
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死滅 |
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サポート |
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考察
前作では召喚から発動するアタッカー属性追撃ダメージで根元をクリorスパクリ確殺しつつリザレクションLV2からの速攻戦法で暴れていた90コストの陰陽師。
今回も同じく同コストとして登場、アビリティ「九字護神法」は前作に同じく複数の多属性のダメージを与えるものだが今作では血晶武装するまで使えない上、自身以外の「エソド」の使い魔が複数戦場に出ている必要があり、使用感はかなり変わっている。
だが、エソドには根元、主力とも優秀なカードが多く、トリガーの達成はそこまで難しくはないだろう。素の状態でもATK150相当のアタッカー属性ダメージが付加され、1体以上のエソドが居ると更にディフェンダー属性が、そして2体以上でマジシャン属性も追加される。
条件を満たしていると、何れかの追撃でクリティカルダメージが入る上こちらのDEFが230もあるので相手のDEFにもよるがジョブ不利でも優位に立ちやすい。
30~40コストまでの相手ならディフェンダーでレイド使用中でもレイドなしで返り討ちにしてしまう事も。
半面、170と低い素ATKも相まってDEFが高くなっていく主力級以上からは思うようにダメージが入らない為、そういった相手との戦闘力ではアカズキンに分を譲る事になる。
エソドのサポートが絡むとDEFが260に達し、魔種振りレイドでも来ない限り早々に落ちない屈強さを誇る。
弱点としては先に挙げたように主力級以上に対する火力不足に加えて、何より90コストの中では血晶武装するまで致命的に弱い事が挙げられる。
なお、敵にミミララレイアがいた場合は要注意。
自身のDEFを吸われて追撃が全て全部保証値にされる上に、通常時で39の固定値を叩きこまれるのでジョブも相まって相性は最悪である。
なお創魔を除く人獣の中ではVer4.2現在、唯一の高PSY使い魔。
追撃ダメージがファイタースタイルと変わらない事も踏まえ、フリッカースタイルでの戦闘能力が地味に優秀。
キャラクター説明
募集中。
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最終更新:2019年03月01日 09:42