武吉

最終更新日時 2019年03月05日 (火) 10時13分42秒

基本情報

名前 武吉(ぶきつ)
ジョブ アタッカー
召喚コスト 30
セフィラ なし
HP 400
ATK 50
DEF 50
PSY 50
武装
血晶武装
アーツ
CV 吉原 康平
対象称号 遥けき崑崙、舞い散る仙華
<仙精封神>に関係する使い魔を使って50回勝利する。

アビリティ

状態 ボーナス アビリティ
召喚 なし なし
武装 なし なし
血晶武装 ATK+40 半仙半人
フリッカースタイルのとき、射程距離が延び、かつ攻撃力と精神力が上がる。

エクストラアビリティ

種族 アビリティ
人獣 迅功
自身のフリック攻撃に「一定時間、移動速度を下げる効果」を付与する。
神族 跳功
自身のフリック攻撃の、弾き飛ばす距離が一定になる。
魔種 打功
自身のフリック攻撃に、「攻撃力に応じたアタッカー属性ダメージ」を上乗せする。
海種 石功
自身のフリック攻撃に、「射程距離を短くする効果」を付与する。
不死 撃功
フリッカースタイルのとき、さらに射程距離が延びる。
ただし、弾き飛ばせなくなる。

パラメーター

状態 種族 HP ATK DEF PSY 備考
召喚 400 50 50 50
武装 450 70 70 70
血晶武装 共通 500 160 120 100
164 フリッカースタイル時

修正情報

+ エラッタ・修正履歴
エラッタ・修正履歴
Ver4.209(2019.02.28)にて、エラッタ
(海種)石功 変更前:
自身のフリック攻撃に、「一定時間、バトルスタイルをファイタースタイルに固定し、
スマッシュアタックができなくなる効果」を付与する。

変更後:
自身のフリック攻撃に、「射程距離を短くする効果」を付与する。

DATA

+ 創魔 第2弾
創魔 第2弾
創魔 第2弾
No 創魔:2-023
身長 1.67[meter]
体重 53[kg]
出身 西岐
親友 ナタ太子
特性 頭脳明晰にして勇敢
立派な仙人
イラストレーター 加藤 さやか
フレーバーテキスト(LoV4.net)
≪ From“太公望(ver 4.2)”≫


ナタちゃんが、いなくなった。

元々フラフラと気ままな質だから、いつものことと言えばそうなのだが、今回ばかりは様子が違った。

最後にナタちゃんを見たのは、太乙様のお言いつけを果たすべく、ぶつくさ文句を言いながら風火二輪を回して空の彼方に飛んでいったとき。でもその別れ際、ナタちゃんはやっぱりいつもの元気な笑顔で、僕にめいっぱい両手を振って出かけていった。

それじゃあ、何の様子が違ったのかというと――それは、お師さんだ。

僕らは今、太乙真人様の庵にお世話になっているのだが、ナタちゃんと入れ替わる様に、長い事この世界を留守にしていた僕の尊敬してやまないお師さん――大仙・太公望様が帰って来たのだ。

お師さんはいつもの飄々とした笑みを浮かべて「お久しぶりだね」と声をかけてくれたけど、その目にはどことなく疲れが浮かんでいるような気がした。

もしやナタちゃんに何かあったのかと思い訊ねると、

「相変わらず聡いね、お前さんは――うん、あの子は今よくない状態にある。けれど心配はいらないよ。あたしがちゃあんと綺麗に始末をつけるさ。そうしたら前とかわらず“いつも通り”さね」

と、“いつも通り”より明るい調子で笑ってくれた。

こういう時のお師さんは、良くない。

必ず一人で重荷を背負う画策をし、無茶をして何かしらの大傷を負う――あの時もそうだった。


僕は子供の頃、旅の途中で山賊に両親を殺された。復讐に駆られた僕は、仇を討とうと山賊のねぐらに忍び込んだが、まんまと捕まってしまい、木に縛りつけられ野ざらしにされた。何日も何日も、何も食べず、飲まず、獣の目に怯え、どうにかなってしまいそうになりながらも、復讐心だけを頼りに必死に意識を保ち続けた。けれどそれにも限界が来て意識を失いかけたとき、ふっと体が軽くなり、誰かに抱き上げられた。

空腹と疲れで朦朧としていたが、僕を抱き上げるそいつも人売りの山賊かもしれないと、僕はなけなしの力を振り絞り、攻めて一矢とそいつの腕に噛みついた。しかしそいつは痛そうな顔一つせず「元気があって何よりだ」と、めいっぱい明るく笑いかけてくれた――それが、お師さんだった。

そうして僕はお師さんに救われ、弟子として共に暮らすようになったのだが、その後大変だったのはお師さんだった。僕のような仙気のかけらもない人間を弟子にするということは、仙界では類を見ない大事だったようで、その事でお師さんは偉い大仙の皆様方に激しく叱責された挙句、重い刑罰を科せられることになってしまったのだった。

なぜそうまでして僕なんかを助けてくれたのか訊ねると、お師さんは「あたしによくある、ただの気まぐれさ」と言って笑った。

その時はただ、なんて奇特でお優しい仙人様なのだろうと思っただけだったのだが――後に、僕はひょんなことから知ってしまった。

僕の両親を殺した件の山賊たちは、実はお師さんが関わった戦争に負けた兵士の成れの果てだったそうである。
そしてそのことを、お師さんは未だ僕に話してくれていない。

つまり、お師さんはそういう方なのである。


そんなお師さんにあんな顔をさせた奴はいったい何者なのか――きっと白髪蛸の申公豹も関わっているのだろうけど、あいつ程度にお師さんが追い詰められるとは思えない。

そしてお師さんは、おそらくその事でここを訪れたに違いない。

その後庵に入ったお師さんは、太乙様と何やら長い“話し合い”をしていた。

お師さんと太乙様は昔から犬猿の仲――ではあるものの、心の底ではお互いを認め合っているように見えなくもないのだが、それでも決して仲が良いわけではないので、行われていたのはいつもの“静かな言い争い”だった。

“だった”、とわかるのは、僕がそれを聞いていたからだ。

いけない事とはわかっていたが、居ても立ってもいられず、僕は太乙さまの宝貝『韻律声板』をお借りして、お二人の会話に聞き耳を立てた。

話は――とても恐ろしいものだった。

なにやら、全宇宙の敵である『混沌』が、この世界に悪さを仕掛けてきているらしい。しかも今までにない“姦計”を持って。

計の名は『贄』――なんでも何かの呪法に則って“絆持つ者同士”を殺し合わせると、相手を殺した方が「肉体を持つ混沌」に造り変えられちまうらしい。そして、お師さまの『贄』にあてがわれた者こそが、ナタちゃんのようだった。そういえば僕が申公豹にさらわれた時、確か奴も『贄』という言葉を使っていなかったか――?

とにかく、お師さんとナタちゃんが殺し合うなんてとんでもないことだ。そもそもどんな理由があろうと、ナタちゃんがお師さんに手を上げるなんてことがある筈がない。あるとしたら、ナタちゃんが『混沌』に取り憑かれる――これしかありえない。

あの笑顔を見るに――半人前である僕に、お師さんはこの事を決して話さないだろう。

でも僕だって二人を守りたい。その為に何かがしたい。

何でもいい、僕にも出来ることはないだろうか――そこで、僕は思いついた。

つい最近、『混沌』にかどわかされた同胞を救い出したいという雄霊に出会い、太乙様にお取次ぎしたことがあった。彼らがうまく仲間を救えたのなら、そこにナタちゃんを助ける手掛かりがあるかもしれない。

仙人とは自然と宇宙の調和の為に仙境に身を置き、むやみやたらに他の存在と交わってならないのだが、事態が事態だし、未だ半人半仙の僕ならば少しは許されるだろう。

一つ躊躇するものがあるとするなら、彼らの“出自”なのだが、でも、それでも――



「なるほどなぁ、友だちが『混沌』に憑かれてる……か」

「ひぃんはへぇほ(いいんじゃねぇの)? ひゅふ(朱武)。ハフハフ……(んぐ)。こんないいもん貰っちまったしよぉ。いや~、あたい一遍この『ぴざ』っての食ってみたかったんだよ! あたいにしては、今日はついてるなぁ!」

「なんだよ楊志姐さん、言ってくれりゃピザくらい」

「だってお前、あの飯屋辞めてきちゃったんだろ? なのに持って来てくれってのもなぁ……」

「そんなの気にすんなって! あの店長むかつくヤツだったし、店の勝手はわかってるしな! 痩せても枯れてもオイラたちは山賊よ! サラっとピザっとバレないように持ってくりゃ平気だって!」

「アホ言うな史進、駄目に決まってんだろ。あと姐さん、ピザ」

「ん? あ……ああああああ!? あたいの“黄色いドロドロ”がああああ!?」

「あはは! やっぱ姐さんはついてないなぁ。ピザは傾けっとチーズが滑って落ちちゃうから気ぃつけないとね~」 

「先に言えよ! くふぅ……ドロドロぉ……」

「――それで、如何でしょうか?」

「ああ、騒がしくてすまねぇな。うん……助けてやりてぇのは山々なんだがよ……」

「え~~、冷たいこと言うなよ朱武ぅ~~、助けてやろうぜぇ~~」

「おい史進、わかってんのか? 俺らはすぐにでも『紅蓮のロード』を見つけなきゃならねぇんだ……つってもお前のこった、わかるわかんねぇよかどーせ……」

「そ、面白そうが一番! それにオイラも『混沌』のやつらに仕返ししてやりてぇしな! あんたも安心しな! この朱武さんは初めはこんな風に必ず渋るんだけどさ、結局なんだかんだと困ったやつを見捨てられない不器用さんなんだ! それに『神機軍師』つって、腕はたいしたこたねぇけど頭だけはめちゃくちゃいいんだぜぃ!」

「“だけ”たぁなんだ! ……ったく、やーっと調子でてきたと思ったらこれだぜ――でも確かに、これに乗じて上手くすりゃ、思ったより早く『教会』どもに一泡吹かせられるかもな……よし! わかったぜ武吉さんとやら。『仙彫り』の件じゃ世話になったしな、そのご同胞とあっちゃ捨て置くわけにもいかねぇや。そんじゃ、詳しい話を聞かせてくれ」

「かたじけない」

そう、僕は深く頭を下げた。

正直、未だに山賊は苦手だ。

中には「武侠の徒」という者もいるのだろうが、その侠気はあくまで知人への仁義に基づくものであり、広く平和や自然のために武を揮うものではないと思う。

けど、今は何をおいても――とにかく、やれるだけやってみるさ。

お師さん、ナタちゃん、待っててくれな。

セリフ一覧

+ 通常版
通常版
召喚 僕を頼ってくれるのかい? こいつはありがてぇや
武装 仙力足りねぇ分は 気迫で補う!
血晶武装 大仙・太公望が一番弟子 この武吉が滅多打ちにしてやる!!
通常攻撃 それそれそれぇい!
タワー制圧 ふぅー ちぃーと危なかったかねぇ
ストーン破壊
死滅 くそぉぉぉ!!
+ EXボイス
EXボイス
召喚 分かってる 今はやる時なんだってな
武装 すげぇ お師さんだけじゃねぇ 英雄豪傑が溢れてやがらぁ!
血晶武装
通常攻撃 そういうのは許せねぇなぁ!
タワー制圧 来いよ申公豹 てめーの白髪ダコ、丸坊主にしてやる
ストーン破壊
死滅

考察


フリッカースタイル時ATK+148、PSY+30、射程+??%および各種族毎の追加効果

  • 人獣 対象のSPD??%ダウン
  • 神族 フリックで弾く距離固定
  • 魔種 自身のATK30%相当のアタッカー属性ダメージ追撃 根本全ジョブをスパクリワンパン可能
  • 海種 対象の攻撃射程??%ダウン
  • 不死 射程+??% ただし弾けなくなる

Ver4.208(2019.01.31)にて追加時
フリックでコマンドバンする海武吉がインチキくさい性能だったが、ひと月であっさりエラッタされた。そりゃそうだ

キャラクター説明

募集中。

+ 第2弾
第2弾


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  • 魔武吉 フリックでスパクリ根本全ジョブワンパン確認 -- 名無しさん (2019-02-26 15:58:13)
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