高坂甚内
最終更新日時 |
2019年02月28日 (木) 14時07分33秒 |
基本情報
名前 |
高坂甚内 |
ジョブ |
アタッカー |
召喚コスト |
70 |
セフィラ |
なし |
HP |
600 |
ATK |
120 |
DEF |
100 |
PSY |
70 |
武装 |
可 |
血晶武装 |
可 |
アーツ |
無 |
CV |
立花 慎之介 |
対象称号 |
無天無双の刃 剣を極めし者たちの物語に関係する使い魔を使って50回勝利する。 |
アビリティ
状態 |
ボーナス |
アビリティ |
召喚 |
なし |
なし |
武装 |
なし |
なし |
血晶武装 |
ATK+20 DEF+20 |
顔なき忍 |
移動速度が上がり、ダッシュアタックの距離が延びる。 さらに、ダッシュアタックを当てた敵ユニットとその周囲の敵ユニットの移動速度を一定時間下げる。 |
エクストラアビリティ
種族 |
アビリティ |
人獣 |
甲州流・重ね雪華 |
ダッシュアタックに必要な移動距離と移動速度が下がる。 |
神族 |
二天一流・五方の構 |
自身が受ける「スロウアタックによる移動速度低下効果」を減らす。 |
魔種 |
逃げ弾正・天 |
ダッシュアタックを敵ユニットに当てたとき、自身が前方に一定距離瞬間移動する。 |
海種 |
鳶加藤 |
ダッシュアタックを敵ユニットに当てたとき、自身の移動速度が一定時間上がる。 |
不死 |
逃げ弾正・地 |
ダッシュアタックを敵ユニットに当てたとき、自身が後方に一定距離瞬間移動する。 |
パラメーター
状態 |
種族 |
HP |
ATK |
DEF |
PSY |
備考 |
召喚 |
|
600 |
120 |
100 |
70 |
|
武装 |
|
650 |
160 |
140 |
90 |
|
血晶武装 |
人獣 |
700 |
210 |
190 |
120 |
|
神族 |
|
魔種 |
|
海種 |
|
不死 |
|
修正情報
+
|
エラッタ・修正履歴 |
エラッタ・修正履歴
◆▲Ver4.209(2019.02.28)にて、エラッタおよび上方修正 |
スペック変更 |
変更前: ATK120/DEF110/PSY60 血晶武装ボーナス: →ATK+40 DEF-10
変更後: ATK120/DEF100/PSY70 血晶武装ボーナス: →ATK+20 DEF+20 |
(共通)顔なき忍 |
移動速度低下の効果時間:2秒→5秒 |
▲Ver4.208(2019.01.31)にて、上方修正 |
(共通)顔なき忍 |
移動速度:+25%→+30% |
▲Ver4.207(2018.12.20)にて、上方修正 |
(共通)顔なき忍 |
移動速度:+20%→+25% ダッシュ距離:1900 速度低下:-30% 効果時間:2秒 効果範囲:800→1200 |
|
DATA
+
|
創魔 第1弾 |
創魔 第1弾
創魔 第1弾 |
No |
2-007 |
身長 |
1.77[meter] |
体重 |
64[kg] |
現在の目的 |
世界を縛る“仕組み”の破壊 |
盟友 |
天草四朗 |
心の“根”とした者 |
武田信玄 |
好き |
鮑の煮貝 |
イラストレーター |
RARE ENGINE |
フレーバーテキスト(LoV4.net) |
◆◆ 高坂甚内 ◆◆
風が、鳴っている。
ひゅるん、ひゅるん、ひゅるん。
四方の全てで鳴っている。
前から、後ろから、左右から、頭上から、あらゆる方向から風の鳴る音が聞こえている。
もちろん、自然界において風が同時に全方から吹くことなどそうそうない。つまり、これは“術”だ。
身を隠し、どこから命に手を伸ばすか悟らせないための、忍の技――。
高坂甚内は目を閉じ、視覚と聴覚を断った。
半径100メートル内に感じるものはグラウンドを形成する土石、植物……石灰のかけら……コンクリートの建物……いくつかの銃火器……巡回する衛兵の気配もあるが、その意識はまったくこちらへは向いていない。
市谷駐屯地のグラウンド中央――深夜とはいえ、国防の雄が集うこの場所にて誰に気取られることもなく刃を交えるなど、どのような超人の技か。
いくら探れども、そこに“風を生んだ者”の気配はない。
だがその者はいるのだ。確実に。
「――いいね。やるようになった」
甚内はさらに深く、鋭く、気を探る感覚を研ぎ澄ませていった。
ここまでの技量となると、吐気、殺気などは当てにならない――探るべき寄る辺は、ただ命を刈り取る“刃の気配”のみ。
甚内は愛用の鎖鎌をじゃらりと広げると、分銅を天に大鎌を地に構えた。
日の本一の剣豪が編み出した二天一流、その内絶対の防御を誇る型――『五方の構え』。
――風が、揺れた。
刹那、直上より強烈な衝撃が走り、甚内を中心に猛烈な嵐が巻き起こる。
風と風が擦れ合い、甚内の閉ざしたはずの耳にチキチキと鳴き声のような音が届くと共に、千の啄みが体を削ろうと圧を掛けてくる。
「『黒千鳥』か――芸が少ないな」
だが、甚内は笑んだ。
天地に防護を張ったその構えは、風の対流を自然にいなし、嵐はそこだけ吹けぬ理由があるかのように甚内の体を避けて通った。
不意に、嵐の中に小さな翼が見えた。
幻か――チキチキと鳴く声に紛れ、静かに、口をつぐんで飛ぶ小鳥――。
小鳥はにわかに数を増し、無数の羽音が紅色を帯びて風炎の刃と化す。
「これは……!」
ガガガガガシンッ!!――刃が激しくぶつかり合う音と共に剣風が爆ぜ、炎の嵐が吹き飛ぶ。
甚内は微動だにせず、変わらずに構えを取っていた。
逆巻く嵐にて全方位より敵を切り刻む『黒千鳥』の嵐をいなした『五方の構え』――然して、それを崩せば千鳥の餌食。見えぬ敵は崩せぬ構えの理を突き、天地に構えたその間、さらにその前後から二つの大手裏剣を投げつけたのだ。
「――技の名は?」
「――鶫晩刃(つぐみくれは)」
何処となく掛けた甚内の問いに、闇より声が返った。
「なるほど――」
果たして甚内を襲った双刃の行方は――見よ、なんと二つの刃は宙にて制止しているではないか。
甚内は、鎖鎌の地と天を結ぶ鎖で正面、そして天より背に垂らした鎖分銅で背面の大手裏剣を絡めとり、構えを保ったまま、見事それを防いでのけたのである――師の武蔵ですら引き分けた、その技を。
「――女々しい名だね」
笑みを浮かべる甚内――だが、その口元からつうと一筋の赤が垂れた。
確かに重ね合わせた必殺の技は防がれた。
しかしその左胸には、短刀が深々と突き立っていた。
甚内が短刀を掴みぐっと引き抜くと、それは思いの他あっさりと抜けた。
それもそのはず、短刀の刃は半ばより折れていたのである。
「“北条の宝刀”だと……? 風魔頭領の証……クク……これを、お前が放ったというのか」
「……極限まで存在を消した俺の技に、お前は鋭い“刃の気配”を追った」
一陣の風に闇の幕が吹きめくられたかのように、忍び装束の男が現れた。
その者こそ一連の風の主――風魔忍軍頭領、十三代目、風魔小太郎――。
「故に、欠けた刃に反応が遅れた」
「……そのようだね」
甚内はそう笑いつつ、
「お前とは何度か刃を交えたが……因果じゃないか。この時代、あれから丁度100年くらいか? “この世界”でお前と最後にやりあったのもここだったね。あの頃にくらべたら、随分強くなったよ――風間(かざま)」
手にした短刀を懐かし気に眺めた。
小太郎が腰からクナイを引き抜き、甚内に向ける。
「高坂中尉――あんたは人を信じなさすぎる。人は変われる。いつまでもあんたの駒じゃない」
「ふん、何も無かったお前がね……何が、お前に“根”を生やした?」
甚内を冷たく狙う小太郎の瞳が、微かだが、熱を帯びたように見えた。
「あんたのおかげだ。俺はあんたを追った。何も省みず、ただひたすらにな。そうしたのはきっとあんたの言う通り、俺には他に何も無かったからなのだろう。しかしその中で、俺は共に歩むべき者に出会った」
「ああ……なるほどなぁ」
そう甚内が目を閉じ、小太郎がクナイを振り上げたその時、
「風間――」
甚内は静かに言った。
「俺と共にこないか?」
「……?」
小太郎の腕が止まる。
「あの世界でお前が共に歩むと決めた者――月如琥珀が“消えた”のだろう? しかも、“存在”そのものが」
「………」
「お前はその原因を突き止めようとし、俺がそれに何らかの関わりを持つことに気付いた。それでこの世界まで俺を追って来たのだろう? そして見事、俺をここまで追い詰めた」
静かに語る甚内の声に聞き入る様に、いつの間にか風もが凪いでいた。
「俺なら――“それ”を無かったことにできるかもしれない」
「――つまり、あんたの仕業ではないということか」
「当然だ。『紅蓮の子ら』が“消えた”のは、くだらない“世界の仕組み”によるものだ。俺と四朗は、それを壊したいのさ。そのためにはもう少し戦力が欲しい。俺たちと共に来い――そうすれば、あの虎鉄とかいう子供を“利用する”必要もなくなる」
「………」
握ったクナイの切っ先が、小太郎の心の奥を映したように僅かに揺れる。
甚内は左胸を抑え、笑みと共に風魔の宝刀を差し出した。
「歓迎するよ」
小太郎のクナイがゆっくりと下を向き、その刃が腰のベルトへと吸い込まれた。
しかし――
「的が絞れた。それだけ聞ければ十分だ」
そう言うと、小太郎は甚内に背を向け歩き出した。
「振られたか……クク、だがどうした? もの別れだというなら、トドメを刺していけばいい。まさか俺が背から刺さんと本気で思うお前でもないだろう?」
「『贄』の件は俺も掴んでいる。おそらく、あんたは俺の『贄』だ。あんたを殺せば俺は主を喰らう『混沌』になるだろう。逆もまた然り――だから、あんたは俺を殺さない」
「なるほどね……だが、主の元に戻れたとしてどうする? 風間、分かっているだろう? 風魔は呪われている。お前に流れる血は、風魔が強さと引き換えに、近しき者たちに血を流させることを受け入れた呪いの血だ。お前は主にそんな道を歩ませようというのか?」
「あいつは、それでもいいと言った――だから俺は、あいつの描く未来のために戦っている。風魔の血も、高坂甚内という男も、すでに俺には過去だ。俺はもう過去に囚われはしない。全てを飲み込み、先を生きる」
「馬鹿馬鹿しいな。そもそもお前は――」
小太郎が足を止め、肩越しの視線で甚内の言葉を遮った。
「あんたこそ何に拘っている?――それこそ呪いなんじゃないのか?」
「……何?」
――そなたもまた、過ぎ去りし過去であるよなぁ。
そういえば、先頃に刃を交えた伝説の修験者もまた、甚内にそう告げていたか。
過去――甚内を捉える、過去。
――俺はな、生まれついての謀叛者なのよ
かつて、自身の“根”が無いことに気付いた彼は、血臭を引きずりながら世界を彷徨った。
――『あぁ、こいつはなんだか俺に似てるな』と思っちまった
そしてある男に出会い、言葉を聞いた。
――その上で、お前が俺の側にいてぇと言ってくれんなら、それは俺の器量かと、素直に嬉しいぜ
過去、彼もまた、その言葉に命の寄る辺を見つけたのだったか。
――虎綱ぁ、お前も楽しめぇ。羽が休まったならよ、どこぞへ好きに飛んで行っていいんだぜぇ? 上がったり、下ったり、止まったり――
「……ふん、“また”説教とは忌々しいな。『混沌』など、どうとでもなる」
再び歩き始める小太郎の背を甚内がねめつける。
果たして言葉を紡ぐ間に不死の体が幾らか傷を癒したか、甚内は音ひとつ立てず、跳び様に短刀を放った。
未だ背を向けたままの小太郎は――しかし、背後を見ることなく半身を反らして短刀をはしと掴み取り、それと同時にクナイを放つ。黒く鋭い軌跡が、宙に跳ぶ甚内へと吸い込まれて行く――。
「――っ!?」
逃れることは適わない――そのはずであった。
だが、なんとしたことか、甚内は何もない宙で“もう一度”跳ね、跳躍の軌道を変え避けてみせたのである。それは、かつて彼の信頼厚き部下として戦場を共にした小太郎でさえも見たことの無い妙技であった。
「逃げるのは得意でね――しかし、こういった技も何故に封じていたものかな」
そのまま宙へと跳んだ甚内は闇に溶け、
≪感謝するぞ風間。思い出したよ。そういえば、鳶は自由に飛ぶものだった。故に――≫
体無く、その声だけが地に落ちる。
≪過去に拘るのも俺の自由さ。お前が捨てたものに、俺は拘り続けるよ――最後までね≫
声と共に、気配も夜に溶け消えた。
甚内の言葉に何を感じたか、小太郎は掴んだ短刀を握りしめながら目を閉じ、暫し闇に体を浸していた。
そして短刀を懐にしまい、迷いなき目で夜天を仰ぐと、一陣の風と共に何処へとなく跳び去った。
~『蓮刃剣風帖』より~ |
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セリフ一覧
+
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通常版 |
通常版
召喚 |
さて、どれほどのものか… |
武装 |
やれやれ…それで武芸のつもりかな |
血晶武装 |
教えてやろうか 本当の殺し合いをね |
通常攻撃 |
どうした?威勢がないな |
スマッシュ攻撃 |
可愛いなぁ |
タワー制圧 |
|
ストーン破壊 |
よく唸り、よく足掻く…可愛いよ お前は |
死滅 |
なるほどねぇ…ククク そういうのもあり、か |
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+
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エクストラボイス |
エクストラボイス
召喚 |
|
武装 |
追ってくるなら 逃げ切るさ |
血晶武装 |
それでも駄目なら…喉笛を掻き切るだけだ |
通常攻撃 |
|
スマッシュ攻撃 |
|
タワー制圧 |
|
ストーン破壊 |
|
死滅 |
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考察
移動速度上昇は+30%。
ダッシュアタックを当てた敵とその周囲の敵に5秒間-30%の速度低下。
キャラクター説明
募集中。
紹介動画
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編集用コメント *編集が苦手な方はこちらへ情報提供お願いします |
- 魔種、不死のEXアビリティはダッシュアタックを当ててから移動までに若干タイムラグあり。 -- 名無しさん (2018-11-14 23:46:27)
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- 余りにも当Wikiやゲームから逸脱した無関係な雑談や、誹謗中傷めいた暴言、ページに関係ないコメントはおやめ下さい。
- wikiは不特定多数の人が利用する場です。プレイヤーの個人名や所属ギルドなどを書き込む行為は慎んで頂きますようお願いします。
- 個人的な日記として使用するのも控えて下さい。
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最終更新:2019年02月28日 14:07