「Chapter.5」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら
「Chapter.5」(2007/11/26 (月) 19:32:53) の最新版変更点
追加された行は緑色になります。
削除された行は赤色になります。
*Chapter.5-「Revenge of the Enchanter」
休みに入った。
この土日を挟んで、月曜日はテスト最終日である。
タミフルは勉学にも励んでいたが、デッキの調整も欠かさなかった。阿呆だ。
金曜日の大敗から、彼は「ハイランダー」とは何であるかを初めて知ったような気がした。
クロック・パーミッション(正確にはタミフルのそれはどうしようもないコントロール)はハイランダーに向かないこと。
面白ギミックがまるで役立たずだということ。
やっぱりクリーチャー主体のほうがよく回ること。
そこで、彼は金太郎の助言を素直に受け入れ、一度原点に戻ることにした。「アゾリウスビートダウン」である。
まず単体で役に立たないカードを片っ端から抜いた。
それでも《栄光の頌歌》と《ロクソドンの戦槌》は残した。これらは割られない限り場に残り続ける優秀な強化呪文であり、戦況に多いに影響すると考えたのである。
次に、応用の効く除去を詰め込んだ。
強化にもなる《海賊の魔除け》《重い拳》、クリーチャー以外にも付けられて回復もできる《信仰の足枷》等を投入した。
その他は、アドバンテージの損失の少ない《検分するスプライト》、《重い拳》との相性が良い《真鍮の虻》《標の鷹》、単体で十分強い《アゾリウスの一番翼》《北風乗り》等を投入、画期的なビートダウンとなった。
また、奥の手として黒赤のハイランダー用のデッキも作成した。
着々と、復讐の為の手筈は整っていった。
――テスト終了まで、あと1日。
#comment(vsize=2,nsize=20,size=40)
*Chapter.5-「Revenge of the Enchanter」
休みに入った。
この土日を挟んで、月曜日はテスト最終日である。
[[タミフル]]は勉学にも励んでいたが、デッキの調整も欠かさなかった。阿呆だ。
金曜日の大敗から、彼は「ハイランダー」とは何であるかを初めて知ったような気がした。
クロック・パーミッション(正確にはタミフルのそれはどうしようもないコントロール)はハイランダーに向かないこと。
面白ギミックがまるで役立たずだということ。
やっぱりクリーチャー主体のほうがよく回ること。
そこで、彼は金太郎の助言を素直に受け入れ、一度原点に戻ることにした。「アゾリウスビートダウン」である。
まず単体で役に立たないカードを片っ端から抜いた。
それでも《栄光の頌歌》と《ロクソドンの戦槌》は残した。これらは割られない限り場に残り続ける優秀な強化呪文であり、戦況に多いに影響すると考えたのである。
次に、応用の効く除去を詰め込んだ。
強化にもなる《海賊の魔除け》《重い拳》、クリーチャー以外にも付けられて回復もできる《信仰の足枷》等を投入した。
その他は、アドバンテージの損失の少ない《検分するスプライト》、《重い拳》との相性が良い《真鍮の虻》《標の鷹》、単体で十分強い《アゾリウスの一番翼》《北風乗り》等を投入、画期的なビートダウンとなった。
また、奥の手として黒赤のハイランダー用のデッキも作成した。
着々と、復讐の為の手筈は整っていった。
――テスト終了まで、あと1日。
→[[Chapter.6]]
#comment(vsize=2,nsize=20,size=40)