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Chapter.1-「Highlander」


「ハイランダーやんね?」

 何故こんなことを突然思いついたのか、タミフルは自分でも全く訳が分からなかった。
確かにハイランダー戦は面白そうだったし、デュエル・マスターズの3巻を読んで感銘を受けたということも無くはない。
しかしただそれだけの理由で、テストも近いというのにこのようなやんちゃな真似をするなどとは愚の骨頂である。自分でも馬鹿げているということは分かっていた。
しかし、彼はその衝動を抑えきれなかった。


 タミフルが予想した部長の答えはこうである。

「ねーよwww」

もしその通りだったなら、

「だよなww悪ぃwww」

と自らの発言を取り消し、流すつもりでいた。むしろその方が良かったと言えるだろう。
しかし部長の回答は彼の予想を大きく裏切ることとなる。

「基本土地だけだっけ?40枚でやろうぜ」

あろうことか、部長の返答は承諾の過程を飛ばしいきなりルールの確認の段階へ飛躍したのである。これはタミフルにとって予想外であった。

 これにより、暗黙の了解で2人の間にハイランダーを行う約束が結ばれた。

 ――テストまで、あと30時間。


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