神/The God
概要
神とは、カードをプレイヤー全てに配り、手札を順に出していって0枚になったプレイヤーが勝利するゲームである。詳細は上記の「大富豪」リンク参照。
ここでは、このゲームの主な「大富豪」との違いを記す。
用語
- プレイヤー…本ゲームのプレイヤー。「大富豪」と同じく、3~6、7人辺りが最適。
- 手札…プレイヤーが持つカード。最初に配られたカードの他、本ゲームでは各種方法で手札に加わる。
これを無くしたプレイヤーの勝ち。
カードの役
本ゲームの最大の特徴が、この「役」である。
「大富豪」でもローカルルールにより特定のカードに役が付与される場合があるが、本ゲームではほぼ全てのカードに役が存在する。
Aジャスティス/A-Justice
Aは縛りの効果を受けない。
「1ジャスティス」、「アルファ・ジャスティス」とも。
「縛り」のかかっている状態でも、それを無視してAを出すことが可能である。
サンドストーム/Sandstorm
3を3枚出す:場を切る。
「クソ」の最終奥義であり、Jokerをも超える最強の切り。文字通り切り札である。「砂嵐」とも。
出した瞬間に無条件でスタックが切れ、出したプレイヤーのターンとなる。
デスサイズ/Deathscythe
4を2枚出す:Jokerを切る。
Jokerに対抗し得る数少ない手段の1つ。
Jokerが2より強い→2は3を2枚で切れる→じゃあJokerは4を2枚で切れる、という理論で誕生したのではないかと思われる。
5スキップ/5-Skip
5が出たとき、次のプレイヤーのターンをスキップする。
所謂「スキップ」。「5飛ばし」とも。
- これを使ったら「お前のターンねぇからぁ!」と言うのが定石。
6メガネ/6-Glasses
6が場に出たとき、プレイヤー1人を対象とする。あなたはそのプレイヤーの手札を無作為に1枚選んで確認してもよい。
誰かの手札を1枚ピーピングする。役としては珍しく任意効果である(下記のデメリットになり得る役を除けば唯一である)。
- 中盤~終盤にかけて手札の少ないプレイヤーに使うと効果的である。
- 上位種としてKスナッチが存在する。
7ドネイト/7-Donate
7が場に出たとき、あなたの手札を1枚選び、それをあなたの次のプレイヤーの手札に加える。
「7渡し」とも。自らの手札を減らした上で次のプレイヤーの手札を増やせるため、攻め・守りの両方を兼ね備えた極めて強力な役である。
- 基本的に10ディスカードの上位互換である。
- この役の効果により上がった場合、「ドネイト上がり」となる。
8切り/8-Cut
8が場に出たとき、場を切る。
神の他にも「大富豪」に見られる役。
自動で「ずっと俺のターン!」ができ、1ターンキルをしたい場合や態勢を立て直したい場合、革命を起こしたい場合などに重宝される。
9リバース/9-Reverse
9が場に出たとき、ターン進行を逆にする。
所謂「リバース」。
10ディスカード/10-Discard
10が場に出たとき、あなたは手札を1枚捨てる。
「10捨て」とも。
ドネイトと同じく手札を減らせるため、一気にビートダウンする場合には有効である。
10は7と違ってある程度出しやすいのもポイント。
Jバック/Jack-Backward
Jが場に出たとき、その場が切れるまで革命となる。
「イレブンバック」とも。1ターンだけ革命を起こせる。
- 「激縛」が起こっている状態で11を出すと、11バックによりJokerとサンドストームを除いて出せるカードが存在しなくなる。
この現象はWAZATENにより「矛盾切り」と名づけられ(どのへんが矛盾なのかは不明)、語呂の良さから広く使われている。
アリュール・クイーン/Allure Queen
Qが場に出たとき、墓地に存在するカード1枚を対象としてもよい。そうした場合、それをあなたの手札に加える。
任意で1枚のカードをサルベージ。
Jokerをサルベージ出来れば極めて協力である。また、Qを回収することで常に強めの手札を維持する事が可能。
ただし手札は減っていないので、使いどころが重要である。
Kスナッチ/King-Snatch
Kが場に出たとき、プレイヤー1人を対象としてもよい。
そうした場合、そのプレイヤーの手札を1枚無作為に選び、それをあなたの手札に加える。
ハンデス+手札補充。6メガネを更に凶悪にしたバージョンとも取れる。
基本的に相手の戦略を崩すために用いられ、終盤では上手く引っこ抜いて相手にチョンボを強要することすら可能。
しかし手札は減っていないため、不用意に用いると相手を手助けすることになるので注意。
この項目はスタブです。
最終更新:2009年02月27日 21:43