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<< BGM その1 >> 幸一「ふあぁぁぁ~~」 幸一「む~昨日は少し本を読みすぎたかな、すげぇ眠い…」 「しっかし、7月なのに随分暑いな~30度は超えてるぞ」 オレの名前は「桜井 幸一」 この道の先にある『泉学園』に通う学生だ 昔と違い現在の7月の平均気温は25度前後と暑い この道を挟んだ泣亜川の向こう岸では 軍の戦闘機が1マイルを目指し飛び立っていく所である 幸一「あ!散香だ、しかもあれはⅡタイプだな…凄え~」 散香マークⅡ… 機動性とトップスピードに優れ空軍が常用している 単体での撃ち合いや集団戦闘にも向いている オールマイティーな機体だ 幸一「あんな機体に何時か乗りたいな…って流石に無理か」 歩き出そうとしたその先に何かが映る 1人の少女がぼんやりと空を見上げていた [[シーン01]] 幸一「うちの制服着てる、あんな子居たかな…」 (しかも金髪じゃん。外人か?) 彼女も視線を感じたのかこっちに気がついたらしい [[シーン02]]<<BGMをミュートにする>> 幸一「わっ…」 綺麗なショートカットで小柄な顔立ち@ 思わず見とれてしまいそうになってしまう\ 幸一「あ、やべっ」 レン「・・・」 幸一「お、おはよう」 (って外人だったらどうするんだよ!?日本語分かるかな) レン「…おはよう」 (お、通じた…って言うか日本語上手いな) 幸一「その制服、ウチの学校だよね?」 レン「・・・」 幸一「えっと…じゃぁね」 いささか気まずくなり視線をそらして その場から逃げるように去った 学校へ向かいながら考え事をしていた 幸一「あの子も… 散香を見てた…のかな?」 通り去る時も一瞬彼女を見たが その時は幸一を気にせず空を見ていた ********************************************************************* <<BGM 学校>> 教室へ着くと時計は8時20分を指していた予鈴まで後5分ほどだ 「よう!桜井、今日はギリギリだな、珍しい」 コイツは同じクラスの「峯岸 俊樹」皆からは通称「トッシー」と呼ばれている オレがこの学校に入学して初めての友達であり親友であり悪友だ 幸一「おはようトッシー、相変わらず朝から元気だな~」 峯岸「まぁオレから元気をとっちまったらトッシーじゃないもんな」 峯岸は軽く胸を張ってみると右手でバンと叩き誇らしげな表情を見せる << 効果音  予鈴の音 >> 幸一「やっば~!早く用意しないと」 (とりあえず教科書とかはしまっておくか) しかし予鈴の8時25分を過ぎても一向に担任の教師は来ない 峯岸「あれ、おっかしいな。もうとっくに25分過ぎてるぞ。気になるな~」 幸一「おいトッシー!止めておけって、五十嵐に見つかったらまた雷が落ちるぞ」 五十嵐とは幸一や峯岸のクラスの担任の教師である いかにも昔ながらの頑固先生で何時もぶっちょう面をしていて決まり事等には厳しい 峯岸「大丈夫、ちっと職員室覗いて来るぁ」 (あ~あ行っちまった…) 幸一「アイツ…この前も同じような事して職員室に呼ばれたくせに」 (それにしてもあの頑固親父が時間通りに来なかった事なんて入学して初めてだ) 五十嵐と言う教師は真面目で時間にはキッチリと教室に来る人間だ それがもう10分を過ぎようと言うのにまったく来る気配が無い、これはトッシーの言うとおり何かあると考えたほうが良いな (お、帰ってきた) 峯岸「おいおい!ビッグニュースだぞ!」 女子「え、どうしたの?」 女子達も気になるみたいだな 峯岸「今職員室に行ったんだがよ、中に外人が居た!」 男子「外人?マジ?!英語の教師とかじゃなくて?」 峯岸「違うって、あんなにちっこい教師がいるかよ!オレ達と年は同じ位だし」 その言葉にオレの心は大きく揺れる (ま、まさかあの子…さっき川に居た) 峯岸「とにかくヤベェんだって…」 五十嵐「何がやばいんだ?峯岸」 トッシーが後ろを振り向くと五十嵐がドアに腕を乗せて立っていた 峯岸「せ、先生…おはようございます」 (今にも雷が落ちそうな顔してるな) 五十嵐「峯岸、お前さっき職員室を覗いていたろ。そんなに職員室が好きなら休み時間にたっぷり説教してやるからな!」 峯岸「そんな~オレは幸一に頼まれただけなんだって」 五十嵐「本当か?桜井」 幸一「ちょ、ちょっと待て!オレは何も言ってないぞ!」 峯岸「言ってた言ってた!見てこいって」 幸一「バカ!勝手に話し作るなよ!」 五十嵐「良く分かった、それじゃぁ2人共職員室に来い」 (全然分かってねぇじゃねーかよ!) 峯岸「(スマン、親友)」 (張り倒してぇ!) 五十嵐「早く席に着け、ホームルームを開始するぞ」 女子「先生~随分来なかったね」 五十嵐「皆、遅くなってすまない。話しは峯岸から聞いただろう」
<< BGM その1 >> 幸一「ふあぁぁぁ~~」 幸一「む~昨日は少し本を読みすぎたかな、すげぇ眠い…」 「しっかし暑いな~30度は超えてるぞ」 オレの名前は「桜井 幸一」 この道の先にある『泉学園』に通う学生だ この道を挟んだ泣亜川の向こう岸では 軍の戦闘機が1マイルを目指し飛び立っていく所である 幸一「あ!散香だ、しかもあれはⅡタイプだな…凄え~」 散香マークⅡ… 機動性とトップスピードに優れ空軍が常用している 単体での撃ち合いや集団戦闘にも向いている オールマイティーな機体だ 幸一「あんな機体に何時か乗りたいな…って流石に無理か」 歩き出そうとしたその先に自分と同じように空を見ている影が見える 1人の少女がぼんやりと空を見上げていた [[シーン01]] 幸一「うちの制服着てる、あんな子居たかな…」 (しかも金髪じゃん。外人か?) 彼女も視線を感じたのかこっちに気がついたらしい [[シーン02]]<<BGMをミュートにする>> 幸一「わっ…」 綺麗なショートカットで小柄な顔立ち 思わず見とれてしまった 幸一「あ、やべっ」 レン「・・・」 幸一「お、おはよう」 (って外人だったらどうするんだよ!?日本語分かるかな) レン「…おはよう」 (お、通じた…って言うか日本語上手いな) 幸一「その制服、ウチの学校だよね?」 レン「・・・」 いささか気まずくなり視線をそらして その場から逃げるように去った 幸一「えっと…じゃぁね」 学校へ向かいながら考え事をしていた 幸一「あの子も… 散香を見てた…のかな?」 通り去る時も一瞬彼女を見たが その時はオレを気にせず空を見ていた ********************************************************************* <<BGM 学校>> 教室へ着くと時計は8時20分を指していた予鈴まで後5分ほどだ 「よう!桜井、今日はギリギリだな、珍しい」 コイツは同じクラスの「峯岸 俊樹」皆からは「トッシー」と呼ばれている オレがこの学校に入学して初めての友達であり親友であり悪友だ 幸一「おはようトッシー、相変わらず朝から元気だな~」 峯岸「まぁオレから元気をとっちまったらトッシーじゃないもんな」 峯岸は軽く胸を張ってみると右手でバンと叩き誇らしげな表情を見せる << 効果音  予鈴の音 >> 幸一「やっば~!早く用意しないと」 (とりあえず教科書とかはしまっておくか) しかし予鈴の8時25分を過ぎても一向に担任の教師は来ない 峯岸「あれ、おっかしいな。もうとっくに25分過ぎてるぞ。気になるな~」 幸一「おいトッシー!止めておけって、五十嵐に見つかったらまた雷が落ちるぞ」 五十嵐とは幸一や峯岸のクラスの担任の教師である いかにも昔ながらの頑固先生で何時もぶっちょう面をしていて決まり事等には厳しい 峯岸「大丈夫、ちっと職員室覗いて来るぁ」 (あ~あ行っちまった…) 幸一「アイツ…この前も同じような事して職員室に呼ばれたくせに」 (それにしてもあの頑固親父が時間通りに来なかった事なんて入学して初めてだ) 五十嵐と言う教師は真面目で時間にはキッチリと教室に来る人間だ それがもう10分を過ぎようと言うのにまったく来る気配が無い、これはトッシーの言うとおり何かあると考えたほうが良いな (お、帰ってきた) 峯岸「おいおい!ビッグニュースだぞ!」 女子「え、どうしたの?」 女子達も気になるみたいだな 峯岸「今職員室に行ったんだがよ、中に外人が居た!」 男子「外人?マジ?!英語の教師とかじゃなくて?」 峯岸「違うって、あんなに若い教師がいるかよ!オレ達と年は同じ位だし」 その言葉にオレの心は大きく揺れる (ま、まさかさっき川に居たあの子…) 峯岸「とにかくヤベェんだって…」 五十嵐「何がやばいんだ?峯岸」 トッシーが後ろを振り向くと五十嵐がドアに腕を乗せて立っていた 峯岸「せ、先生…おはようございます」 (今にも雷が落ちそうな顔してるな) 五十嵐「峯岸、お前さっき職員室を覗いていたろ。そんなに職員室が好きなら休み時間にたっぷり説教してやるからな!」 峯岸「そんな~オレは幸一に頼まれただけなんだって」 五十嵐「本当か?桜井」 幸一「ちょ、ちょっと待て!オレは何も言ってないぞ!」 峯岸「言ってた言ってた!見てこいって」 幸一「バカ!勝手に話し作るなよ!」 五十嵐「良く分かった、それじゃぁ2人共職員室に来い」 (全然分かってねぇじゃねーかよ!) 峯岸「(ククク…道連れだぜ桜井!)」 (張り倒してぇ!) 五十嵐「早く席に着け、ホームルームを開始するぞ」 女子「先生~随分来なかったね」 五十嵐「皆、遅くなってすまない。話しは峯岸から聞いただろう」

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