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ん。。。 朝か…今何時だ。5時40分か…早すぎるな、もう少し寝よう フェードアウト ドカッ!  幸一「いてぇ!」 由紀「やっと起きたか、母さんもう仕事に行くから遅刻しないようにね」 幸一「げ、もうそんな時間!?って未だ6時30分じゃないかよ」 由紀「もう~昨日もお風呂入らなかったでしょ、まったく」 幸一「あ~そうだった。母さん今日は早番じゃないでしょ」 由紀「少し先の駅まで歩いていくから早く出るのよ。母さん決めた」 昨日の事を未だ言ってるのかよ 幸一「母さん~昨日も言ったけどアレは冗談だか…」 由紀「じゃ、行ってきます」 幸一「人の話聞けよ…」 とりあえずシャワー浴びてこよう フェードアウト 移動 通学路 今日は昨日よりさらに風が強いな~天気なのは良いけどさ 時間的にもトッシーが来ても良い頃なんだけどな 今日は霧島さんと話せるかな、て言うか隣の席なのに1日いて話せないってある意味拷問だよ アレだけのマニューバなんてテレビや映画でしか見たこと無いのに一体何処で技術を身につけたんだろう 霧島さんて日本人と何処のハーフなんだろう…そもそも本当にハーフなのか?! まぁ目は青くて髪が金髪だから北欧系なんだろうな~身長も普通の子より高いし可愛いし 性格があんなんじゃなければな~ フェードアウト 学校 正門 結局トッシーとは会わなかったな。毎日朝練って訳じゃないのかもしれない 移動 教室 峯岸「おー桜井、おはりんちょ」 幸一「何だよ「おはりんちょ」って。普通におはようって言ってくれ」 峯岸「ノリ悪~桜井ノリ悪~」 幸一「はいはい~オレはノリ悪いですよ~」 峯岸「開き直ったか…」 幸一「朝練は無かったの?」 峯岸「あったぞ、今日は昨日より早かったからな」 幸一「そっか、どうりで会わないわけだ」 峯岸「何だ何だ、オレは男に興味は無いぞ。そっちの路線は他の奴に当たってくれ」 幸一「大丈夫だ、こっちもその気は無い」 そうこう話しているうちに霧島さんが教室に入ってきた 幸一「おはよう霧島さん」 レン「…おはよう」 峯岸「オッス霧ちゃん」 レン「…」 峯岸「はいはい、ごめん~」 女子「ねぇトッシーちょっと来てよ~」 峯岸「おう、今行く。じゃ桜井又な」 幸一「あ、うん」
ん。。。 朝か…今何時だ。5時40分か…早すぎるな、もう少し寝よう フェードアウト ドカッ!  幸一「いてぇ!」 由紀「やっと起きたか、母さんもう仕事に行くから遅刻しないようにね」 幸一「げ、もうそんな時間!?って未だ6時30分じゃないかよ」 由紀「もう~昨日もお風呂入らなかったでしょ、まったく」 幸一「あ~そうだった。母さん今日は早番じゃないでしょ」 由紀「少し先の駅まで歩いていくから早く出るのよ。母さん決めた」 昨日の事を未だ言ってるのかよ 幸一「母さん~昨日も言ったけどアレは冗談だか…」 由紀「じゃ、行ってきます」 幸一「人の話聞けよ…」 とりあえずシャワー浴びてこよう フェードアウト 移動 通学路 今日は昨日よりさらに風が強いな~天気なのは良いけどさ 時間的にもトッシーが来ても良い頃なんだけどな 今日は霧島さんと話せるかな、て言うか隣の席なのに1日いて話せないってある意味拷問だよ アレだけのマニューバなんてテレビや映画でしか見たこと無いのに一体何処で技術を身につけたんだろう 霧島さんて日本人と何処のハーフなんだろう…そもそも本当にハーフなのか?! まぁ目は青くて髪が金髪だから北欧系なんだろうな~身長も普通の子より高いし可愛いし 性格があんなんじゃなければな~ フェードアウト 学校 正門 結局トッシーとは会わなかったな。毎日朝練って訳じゃないのかもしれない 移動 教室 峯岸「おー桜井、おはりんちょ」 幸一「何だよ「おはりんちょ」って。普通におはようって言ってくれ」 峯岸「ノリ悪~桜井ノリ悪~」 幸一「はいはい~オレはノリ悪いですよ~」 峯岸「開き直ったか…」 幸一「朝練は無かったの?」 峯岸「あったぞ、今日は昨日より早かったからな」 幸一「そっか、どうりで会わないわけだ」 峯岸「何だ何だ、オレは男に興味は無いぞ。そっちの路線は他の奴に当たってくれ」 幸一「大丈夫だ、こっちもその気は無い」 そうこう話しているうちに霧島さんが教室に入ってきた 幸一「おはよう霧島さん」 レン「…おはよう」 峯岸「オッス霧ちゃん」 レン「…」 峯岸「はいはい、ごめん~」 女子「ねぇトッシーちょっと来てよ~」 峯岸「おう、今行く。じゃ桜井又な」 幸一「あ、うん」 幸一「ごめんね霧島さん、朝から騒がしくて。アレでも結構良い奴なんだよ」 レン「…別に聞いてないけど」 幸一「あ…そう」 (これじゃ昨日とまったく同じじゃないか。頑張れオレ!) 幸一「霧島さんてハーフだよね?やっぱり北欧系なのかな。金髪とか凄く綺麗だね」 レン「…それで」 明らかに嫌がってるな。そこまで露骨に出さなくてもって思う 幸一「ごめん、静かにしてたほうが良いかな」 レン「うん」 幸一「そっか~」 (今の言葉効いたな~) 放課後 教室 今日も授業が終わるといつの間にか霧島さんは消えてしまった 峯岸「おいっす!」 幸一「おいす~何かコレ定番になってないか?」 峯岸「そうか?分かりやすくて良いだろ」 幸一「それもそうだな。今日は部活?」 峯岸「まぁな、これから行く所だ。お前もたまにはサッカーやってみろよ~教えるぜ」 幸一「いや、いいよ。オレも今日はミラーの整備しようと思ってたからさ」 峯岸「残念だな~授業でのお前の動きは中々光る物があると思ってたんだが」 幸一「運動神経が無いわけじゃないからな」 峯岸「じゃ今度付き合えよ、又な」 幸一「時間があったらな~怪我するなよ」 トッシーは片手を上げると教室から出て行った 場所移動 ガレージ 幸一「今日も風が強いからな~流石に飛ぶのは無理か」 仕方ない今日は尾翼の調整をしよう、どうも左が下がる原因は尾翼にあるんじゃないか 霧島さんはそれでも綺麗なマニューバをえがいてたが… ギュギュ! 幸一「やっぱり少しナットが緩んでたな、部品もそろそろ新しいのと交換しないといけないか」 幸一「この前はこうしていたら霧島さんがきたんだっけ」 ・・・ 流石に来ないか、あの時の霧島さんは全然別人だったのにな… フェードアウト 移動 家  幸一「ただいま~」 ・・・ 幸一「アレ、母さん居ないのかな」 テーブルを見ると夕食がラップをかけられそこに手紙が置いてあった 幸一「何々、友達と映画に行ってきます。夕食は作っておいたから暖めて食べて下さい、ちゃんとお風呂入ること」 幸一「仕方が無い先に風呂行ってから食べるかな~」 フェードアウト 移動 自室 幸一「ふぅ~食った~」 机の上にある飛行機カタログに目を通しながらベッドに横になる 幸一「良いな~コレ、加速なんてミラーの2倍近くあるじゃないかよ」 正直ミラーで今の滑走路を走るにはあまりにも短いが親の形見であり愛していた機体だ オレだって一番好きだけど、大会では新型の機体に差をつけられる一方だ 自分で言うのも変だけど下手じゃないしそこそこ良い線行ってると思う けれどミラーで勝負をする事自体がもう既にハンデを背負っている事になってしまう パーツも新型のタイプや特殊電子部品などは使えないから増設も無理だ 今時複葉機なんて流行らないのかな~ 幸一「さて、寝るかな」

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