この空は何処までも青く広い
何時も目にしながら手が届かないもの
心までが浄化されそうな澄みわたるその場所に僕たちはいる

飛行機…ライト兄弟という偉大な発明家によって生まれた空と人間を結ぶ掛け橋
この奇跡の乗り物を人は度々戦争という道具に使ってきた
心の底から開放してくれる素晴らしい機械を恐怖の魔物へ…
使う者次第で飛行機は最高の仲間ともなり最悪の殺人マシーンにもなる
今は他のどの乗り物よりこの飛行機が愛用されている

幼い子供は将来優秀なエースパイロットを目指し日夜努力している
小学校に上がる頃には飛行ライセンスを取れるようになる
航空ショー、輸送、空軍、飛行機を活用した仕事はこの30年で格段に増えた

そしてなにより10年前に新しく設立された空戦隊…フライトウイングの存在は大きい
空戦隊とは実弾は使わずポニッシュ弾と呼ばれる特殊なゴムでできた弾で戦うスポーツ的な職業である
分かりやすくいうなら野球やサッカーの様な感覚であるが全く違う所は命を失う可能性も大きいという事
しかし今や全ての世代から男女問わず注目されている職業

空戦隊にはそれぞれランクが有って一番上が「エース」と言い全世界の大会で優勝、準優勝レベルの者しか所属を許されないリーグ
基本的に一般の人間の所属は無く空軍やプロのフライターしか今の所いないのが現状
続いて「シニア」これは一般フライターやエースでは無いがそれに近い人たちが所属するリーグ
女性だけのリーグ「クイーンズ」やアマチュア乗りのリーグ「ビギナー」などもある
そして一番下に学生リーグ「リトルエース」がある
こうして各項目に別れているのも人気の要因だろう

誰もが自由に飛べる空、でも守らなくてはいけない法律もある
免許の無いものは飛べない、これは基本として
フライターは定期的に健康診断に行く、空戦隊が誕生してからできた法律なんだけど
パイロットの体の安全を図るためという名目でリーグ前には全員が行う
そして高度6000ft(1800M)以上は軍の許可無しで上がる事は出来ない
これ以上上昇すると軍のレーダーに引っかかってしまうためである
何故6000ft以上はダメかと言うと各国の戦闘機は高度6000ft以上が規定で定められ
6000ft以下で飛んだ場合法律違反で捕まってしまう
昔はこの法は無かったのだが民間と軍のトラブルや事故が多発したために政府が考案したらしい
つまり6000ftを基準にしてそれ以下が一般、それ以上が軍関係という事になる

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2009年05月28日 22:48