スカポカーン

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スカポカーン - (2022/07/23 (土) 04:35:12) のソース

#image(skapokan_00.gif,title=おもに目がキモイ)

&font(24,b,i){&color(darkorange){「このナンセンスさで、わらいじにしてもらおう!」}}

任天堂がファミコンで出したロボット格闘ゲーム『[[ジョイメカファイト]]』の登場ロボット。
ワルロボとしてステージ4の8体の敵キャラクターの内の1体として登場する。
倒しても仲間にはならないが、ハードモードをクリアすると対戦でも使えるようになる。

主人公である[[スカポン]]の[[コンパチ>EXキャラクター]]だが、性能的には完全な上位互換。
(スカポカーンに限らず、ステージ4のロボはすべてイーロボの上位互換版)
特徴的だった点目が普通の目になっている。だが[[定まらない>ダーピーフーヴス]][[視線>ふなっしー]]のせいでなんか[[キ>アッシュ・クリムゾン]][[モ>禍忌]][[イ>天草四郎時貞]]。
ちなみに[[カラーリング>カラーパレット]]について、
CPU戦でのスカポカーンは黄色カラーがデフォなのだが、スペシャルでのカラーはスカポンと同じピンク色。
一方のスカポンは1Pがピンクで2Pが黄色と、お互い逆になっている。
なお、対戦で操作する時はスカポン同様1Pがピンクで2Pが黄色となるためスカポンとの対戦で同じ配色になるということはない。
&nicovideo(sm120234)

他のステージ4のロボと違ってスカポンと見た目がほとんど同じなため、見間違えやすい。
[[ニュートラルポーズ]]の途中で一瞬こちらに背中を向けるのだが、そうなるともう完全に同一人物である。
一応上記の目の他にも胴の飾りや手足の模様と異なる部分はあるが形状自体は変わっていない。
スカポンがお笑いロボットなので、きっとコイツもそうだろう。ワルナッチ博士も「笑い死に」とか言ってるし。
タッグならジョイメカ版「ざ・たっち」がお目にかかれるだろう。

スカポンは他のイーロボと違ってさらわれてワルロボに改造されたことはないはずなのに、
戦闘データだけでアッパーキャラを制作できたワルナッチ博士は何気に[[すごい人物>・・・・すごい漢だ。]]なのかもしれない。
[[Dr.ワイリー]]が[[ロックマン]]の[[上位互換>エックス]](ワイリー的には寧ろ[[こい>フォルテ]][[つ等>ゼロ(ロックマン)]]?)を作るようなものである。
&size(10){とはいえワイリーはロックマンのプロトタイプ兼[[おにいさん>ターンX]]である[[ブルース]]を戦闘用に改造した張本人。}
&size(9){(ライト博士から脱走して行き倒れていた所をブルースはワイリーに助けられた)。}
&size(8){ライト博士がロックマンを戦闘用に改造するのはブルースよりも後なのでぶっちゃけ(ry}
閑話休題。
//CO・削除する程の物では無いかと

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**原作での性能
スカポカーンの性能は、はっきり言って&b(){「酷い」}の一言に尽きる。
[[プレイヤー操作]]では、[[ホウオウ]]を抜けば確実にトップ3に入る。
攻めの[[レオ>レオ(ジョイメカファイト)]]・守りの[[カエン]]・一発屋のスカポカーンと言った所。

***技性能解説
-&b(){&color(orange){ローリングポカーン}}(←ため→+B 20POW)
スカポカーンを象徴する[[必殺技]]。
見た目は[[高速で回転しな>ブランカ]][[がら突進するだけ>ダック・キング]](スカポンの「ローリングスカ」と同じ)だが、
攻撃力が大幅に上がっており(「ローリングスカ」は12POW)派生技もある。
#region(以下、派生技一覧(威力は全て20POW))
+対空ローリングポカーン(←ため十字キー右斜め上+B)
+空中ローリングポカーン(空中で←ため→+B)
+急停止し垂直に跳ねる(ローリングポカーン後追加入力でA)
+速度を維持しつつジャンプする(ローリングポカーン後追加入力でB)

#endregion
これらの派生により対地、対空、奇襲、逃げ、[[めくり]][[永パ>永久]]の全てをカバーできる。
しかもガードすると跳ね返ってしまうため、[[飛び道具]]や突進技のないキャラはまともに反撃できない。
「ローリングポカーン」に対抗するには相討ち覚悟で強[[判定]]の技をぶつけるか、先読みして捌くしかない。
[[ブロッキング]]や[[直前ガード>ジャストディフェンス]]、避けなどがある後世の格ゲーならまだマシな技だったのだが……。

なお、この技は追加入力のタイミング次第で&b(){追尾版ホウオウキャノンすら飛び越える}。
誘導+高速のホウオウキャノンでさえそれなのだから、他の飛び道具は推して知るべし。
相手が確実にダウンするので、一発当たれば勝ったも同然。プレイヤー操作ならどこまでもエグくできるが、CPUはやや有情。

-&b(){&color(orange){トンデケポカーン}}(↓タメA 16POW)
&b(){頭を外して飛ばす}こと以外は何の変哲もない飛び道具。それでも持ってるだけで有利である。
威力はスカポンの飛び道具である「トンデケー(8POW)」「コンナンイラヘン(14POW)」よりも高い。

-&b(){&color(orange){ハチャメチャクチャ}}(A連打 1HITあたり10POW)
&b(){「飛び道具は一つで充分」}と言わんばかりに、連打技も搭載している。&s(){コンナンイラヘンは本当にいらなかった}
連続ヒットではないので喰らってからでもガードできるが、密着から直撃すると5、6発当たって&b(){半分近く減る}。
気絶値も高く、ガードしても&b(){2割}は持っていかれる。

-&b(){&color(orange){スカポカーンナゲ}}(相手の近くで十字キー+A &color(red){24POW})
そして「[[最も最も最も最も最も最も最もおそろしいィ――――ッ!>スティーリー・ダン]]」のが、この投げ技。
&b(){&color(red){なんと全キャラ中、最高の威力を誇る上、[[&color(red){投げ間合いが非常に広い}>ジボル]]。}}
他に24POWの投げ技を持つのは、パワーキャラである[[ギガント]]とボスキャラである[[ラー]]だけ。

万能の突進技、スタンダードな飛び道具、削りに使える連打技と高威力の投げ。
一見するとホウオウと同じくらい詰みに入るような気がするが、スピードだけはやや控えめ。
[[ジャンプもかなり緩やか>ティッシュ]]で、通常移動もほとんど進んでくれない。
あと飛び道具の性能も[[ホウオウ]]や他のキャラには劣るので、CPU戦ならすんなり倒せることもある。
「ローリングポカーン」でほとんどの状況に対応できるが、逆に言えば「ローリングポカーン」に頼らないと話が始まらない。
「ローリングポカーン」一本でトップ3入りしたと言っても過言ではない。イメージは『[[ストIII3rd>ストリートファイターIII]]』の[[ユン]]の幻影陣が近いか。

CPU戦でスカポカーンと闘うなら空中投げとスピードに長けた[[サスケ]]か、飛び道具の性能がいいキャラがオススメとなっている。
「ローリングポカーン」は[[発生]]が早くても無敵技ではないので、MUGENではそれほど脅威ではないかもしれない。
距離を取って動きをよく見ていけばなんとかなる……はず。

プレイヤー戦ではローリングポカーンゲーになるであろう。
特にスカポカーンVSスカポカーンでは、いかに相手に先にローリングポカーンを出させるかの駆け引き勝負になる。
ローリングポカーンには無敵が一切ないので、後出しの方が有利だからだ。
ただし、当たり前だが、後出し側も無敵無しなので相打ちや判定負けも十分ありえる。

#region(何?もっと[[超!エキサイティン!>バトルドーム]]したい?)
実はローリングポカーンにはもう1つ派生コマンドがある。
-&b(){放物線を描いて飛ぶ}(ローリングポカーン後追加入力で→↓←A+B &color(red){28POW~35POW})
この技はランダムで威力が変動するというギャンブル要素を持つ。
高めの数値を引いた場合にはジョイメカファイト中最高の単発ダメージを叩き出す。
しかもこの威力上昇が他の技にも乗るようで、トンデケポカーンのヒットと同時に空出しすることで威力上昇分をトンデケポカーンに上乗せできる。
独特な軌道で動くので、使いこなせれば緊張感のあるバトルが味わえるだろう。
ちなみに35POWというのは、mugenの標準(ライフ1000)で換算すれば&b(){397ダメージ}である。 
別の例えで言うと、高火力で名高い&b(){ストI}の[[波動拳]]とほぼ互角である。&size(9){(厳密には強化版ローリングポカーンの方がちょっと[[安い]])}
#endregion

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**MUGENにおけるスカポカーン
卵寒天氏が製作したものが存在し、現在ははいうぇい氏によって代理公開されている。
なお、非常に分かりづらい所にあるので「ジョイメカ」でサイト内を検索することをお勧めする。

他のキャラクター同様現代風のアレンジが随所に施されている。
具体的には、
-ダッシュ
-バクステ
-上下ガードの区別
-空中ガード
-キャンセル
-連続技
卵寒天氏のジョイメカキャラにとっては、もはやお馴染みの調整である。
#region(詳しい解説)

ジョイメカと言えば全技1[[フレーム]]発生だが、卵寒天氏のスカポカーンはちょっと違う。
[[通常技]]はすべて5フレーム~11フレームに調整されている。必殺技も全て1フレーム発生ではないので安心。
1フレーム発生は&b(){スカポカーンナゲとローリングポカーンだけ!}

トンデケポカーンが「←ため→+ボタン」の[[タメ>タメ技]][[コマンド]]に変更された(発生17フレーム、150ダメージ)。
元のゲームに慣れていると、ついついタメ時間を短めにしがちなので注意(十字キー後ろ入れっぱで出る)。
そのため原作レベルの弾幕合戦は不可能となった。
また、ジョイメカの飛び道具は発射した後に十字キーでスピードを調整できる共通システムがある。
氏はこの仕様を押すボタンを変えることで低速・普通・高速の3段階を再現させている。

次にハチャメチャクチャ(発生7フレーム、5×nダメージ)。
こちらもボタン連打コマンドから昇龍拳コマンドに変更。元のゲームに比べ暴発率はグンとダウン。
この技を対空として使うと中々美味しいので、現代格闘ゲームに見合った変更と言える。

発生も1フレームなので、是非とも狙っていきたいスカポカーンナゲ(220ダメージ)。
投げ範囲は24ドットに設定されている。

そして本題のローリングポカーン(発生1フレーム)。
威力は約200ダメージで統一されているものの追加入力・空中ガード不可は健在。
有能な技だが無敵はない。よって相手の無敵技には切り返されてしまうので気を付けよう。

-ローリングポカーン1 
所謂原作と同じコマンドで出せるごくごく普通のローリングポカーン。空中可
(氏のリドミによると空中版はローリングポカーン2という位置付け)。
追加入力でXを押すとその場でちょっとだけ跳ねる。
追加入力でAを押すとそれなりに跳ねる。飛び道具の回避ができるくらいには飛ぶ。
追加入力で24+X+Aを入力すると威力が上がった状態(350ダメージ)で飛び跳ねる。
-ローリングポカーン3   
コマンド4ため9+Aで出る対空ローリングポカーン。斜めに放物線を描くように飛ぶ。もちろん空中でも可。逃げにも使える。
#endregion

乱入者氏による外部[[AI]]が製作されている。
レベルは1から9まで設定可能(ただしLV9を動画で使う場合は氏の許可が必要)。
対人向けと対AI向けの境目となる標準LVは4とのこと。
ワイと同じく発狂度の調整が可能(詳しくはAIリドミで。ただし自己責任である)。
2013年8月29日にはIX氏による外部AIも公開された。
こちらは5段階にレベル調整が可能かつ性能改変パッチとなっている。

-コンボ
|~レシピ|~ダメージ|
|パンチ×3→ローリングポカーン1|440|
|トンデケポカーン→ローリングポカーン1|350|
|アシバライ→ハチャメチャクチャ→ローリングポカーン1|270|
|スカポカーンナゲ→ローリングポカーン1|420|
AIは上記のようなコンボも狙ってくるため、ジョイメカと言えど油断できない。

***出場大会
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-[[色々なキャラで色々する大会]](耐久ファイトアタッカー)
''削除済み''
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#co(){
''更新停止中''
#list_by_tagsearch_cache([更新停止中大会],[スカポカーン],sort=hiduke,100)
}
''凍結''
#list_by_tagsearch_cache([凍結大会],[スカポカーン],sort=hiduke,100)
//***出演ストーリー

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//タグ管理用スペース(タグを変更した時は内容をこちらにコピペ上書きしてください)
//任天堂,ジョイメカファイト,ロボット,メカ,強キャラ