#image(Omanyte.webp,height=300,float,left,title=進化前。結構かわいい) &br()&br() &ref(omanyte.gif)&space(5)&ref(Omanyte XY.webp) -分類:うずまきポケモン -タイプ:いわ・みず -身長:0.4m -体重:7.5kg -特性:すいすい(天気が雨・大雨の時、素早さが2倍になる)&br()&space(11)シェルアーマー(相手の攻撃が急所に当たらない) -隠れ特性:[[くだけるよろい>アーサー]](物理技のダメージを受けた時、防御が1段階下がり、素早さが2段階上がる) #clear &font(23,b,i,#00bfff){ふくげんされた あと にげだしたり にがしてしまう ものが いるため} &font(23,b,i,#00bfff){もんだいに なりつつあるのだ。} 任天堂の育成RPG『[[ポケットモンスター]]』に登場するポケモンの一匹。第1世代(『赤・緑』)から登場している最古参の1匹。 名前の由来は「オウムガイ+アンモナイト」から。言うまでもないが[[オム君>STGf0394]]とは別人。 ---- **原作中の性能 -HP:35 -攻撃:40 -防御:100 -特攻:90 -特防:55 -素早さ:35 防御力と特攻が進化前のポケモンとしては破格の種族値を持っている種類。 しかしそれ以外の能力は低く、岩・水の組み合わせは耐性的に非常に脆いので、進化させない理由は無い。 ゲーム中では「かいのかせき」というアイテムを入手し、とある研究所で復元することで手に入れることができる。 このように「化石入手→復元してポケモン入手」というイベントは、シリーズにおいて一種の恒例行事となった。 その意味では、カブト・[[プテラ]]と共に歴史を作ったポケモンと言える。 ただし、『赤・緑』では1つのソフトで、これとカブトを復元させる「こうらのかせき」とどちらか一方しか入手できないので注意。 なお、入手しなかった方も復元されたらしくセキチクシティの動物園で飼われている(わざわざプレイヤーの選択で選ばなかった方になる)のが確認できる。 ちなみに、入手イベントの流れは、 >+オツキミ山の洞窟を進んでたら化石見つけた人と遭遇 >+発見者「さては、ボクの見つけた化石を奪うつもりだな!」と襲いかかってくる >+バトル終了後に発見者「2つの化石のうち片方あげるから、勘弁してくれ!」 大体こんな感じ。 第2世代(『ゴールド・シルバー』)では[[アルフの遺跡>アンノーン]]に他の化石ポケモン共々壁画が確認できる。 しかし、研究員の話ではアルフの遺跡は1500年前の建物であるが、本来この時代ではオムナイトら化石ポケモンは絶滅しているらしい。 従来の通説が誤りで生き残りがいたのか、それとも彼らの蘇生を可能とする「何か」があったのか。 ゲーム中で答えが明示されていないため、ユーザーの間で様々な憶測が飛び交っている。 カードゲームでは、山札から化石ポケモンを出す特殊能力「かせきのふっかつ」を持つ種類が有名。 また、「おみとおし」は、元は最初期のカードゲームでオムナイトの特殊能力として登場し、 その後ゲーム版における特性として逆輸入されたものである(その割にオムナイトはこの特性を持たないのだが)。 余談だが、ワンリキーと[[鳴き声>ボイス]]が良く似ている(同じ音を矩形波のピッチを変えて使用しているため)。 #region(進化後のオムスターについて) -タイプ:いわ・みず -HP:70 -攻撃:60 -防御:125 -特攻:115 -特防:70 -素早さ:55 -特性:すいすい(雨で素早さ2倍)&br()&space(11)シェルアーマー(相手の攻撃が急所に当たらなくなる) -隠れ特性:くだけるよろい(物理攻撃を受ける度に防御が1段階下がり、素早さが1段階上がる) 貝には棘が、顔にはタコに似た歯が生え、触手は数本減っているが長くなっている。そして目が恐い。 岩タイプでは非常に珍しい特殊アタッカー。 雨天で素早さが上昇する「すいすい」持ちとしては随一の特攻を誇り、雨パーティーでよく採用される。 ただし、特殊岩技は威力60(タイプ一致で90)の「げんしのちから」が限界。 威力80の「パワージェム」を覚えないのが少々辛い(宝石要素が無いので仕方ないが)。 第5世代ではチート積み技「からをやぶる」を習得。 防御と特防を犠牲に、攻撃、特攻、素早さを大幅に引き上げるこの技により、 一度殻を破ってしまえば途方もない突破力を発揮可能になった。 第6世代では、雨のターン制限、特攻と素早さでわずかに上を行かれる単水タイプ「ブロスター」の登場などが逆風。 とはいえ、特性は全く異なり、岩タイプも複合したオムスターは差別化に苦労しないのでそこは救い。 環境的には猛威を振るう「ファイアロー」に抜群の相性を示し、メタとしての立場は向上している。 なお、初代のみ一撃必殺技「つのドリル」が使えたが、第3世代の互換切りによって使用不可になった。 VC版の解禁で第7世代で「つのドリル」「リフレクター」を覚えさせることが可能になったが、レート戦では使用不可だった。 これがあれば[[ハピナス>ラッキー]]で止まることが減っていたはずなので、惜しいところである。 また、進化によってかなり大型化してるが、&b(){殻が重くなり過ぎたせいで餌が取れずに絶滅した}らしい。所謂ドジッ子。 「からをやぶる」や特性「くだけるよろい」がある現代ならば殻を軽くして生き残れるだろうか。 |また、見た目が&s(){キモイ}個性的なのでこんなMADも&br()&nicovideo(sm13613044)| 原作では大昔に絶滅した設定だが、『Pokemon Go』では普通に地上で現存している。ただし、出現率は極めて低い。 また、[[水タイプ>コイキング]]は川・海・プールなどの水のある場所とその周辺にしか生息できず、 「巣」と呼ばれる決まった場所にしか現れないことも難易度の高さに拍車をかける。 プテラやカブト同様、[[10km歩くと孵化する紫色の卵か>イワーク]][[ら生まれることがある>カビゴン]]ので、近所に水場が無いトレーナーでも救いはある。 カードゲームでは、山札から復元ポケモンを特殊召喚する特性「ふくげんビーム」がある種類が、進化前と同じくサポートとして強力。 あと、BREAK進化したカードが「あぶないしょくしゅ」というアレな名前の特殊能力を持っている。 アニメでは化石の採掘所の地下深くで大量に生息しており、 [[プテラ]]に昼寝を邪魔された怒りで進化した[[リザードン]]に付いてくる形で地上に飛び出すも、 近くで歌っていた[[プリン]]に眠らされ再び地底に戻される。 その後、[[ロケット団]]の乱獲を警戒した地元民によって目撃者達には夢オチということにされた。 #endregion #region(メディアミックスでの活躍) 漫画『ポケモンカードになったワケ』では、上記のカードゲームのイラストを基にしたエピソード第33話に登場。 化石からのオムナイト復活を目論むも、発掘作業中に落石と落盤に巻き込まれた女性研究員マキ([[弦巻>jamバンド]]ではない)の前に、 化石どころか生身のオムナイトが現れる。 マキはすかさずダイビンキャッチでオムナイトをハグ(&s(){ボール使えよは禁句})したのだが、 そもそもこのオムナイトは、仲間の群れからはぐれて迷子になっていた個体だった (この時の、仲間達に向かって困り顔で両触手をきゅねきゅね動かす姿は不憫と同時にとても愛らしい)。 結局このエピソードは「発掘作業中に頭を打って気絶したマキの見た夢」というオチが付くのだが、 彼女が頭を打った石が実は…という、ミステリーとロマンを残すエピソードでもあった。 &s(){化石ポケモン絡みのエピソードは夢オチにしないといけない不文律でもあったのだろうか…?} 漫画『ポケットモンスターSPECIAL』では第二章(ピカチュウver.編)にて、 主人公イエローの旅を応援するカスミから、“オムすけ”というNNで助っ人として手渡され登場… …したのだが、他人のポケモンゆえに当初は言う事を聞かず、 当初は戦力というより、トレーナーとしてのノウハウが無いイエローの勉強相手、という扱いになっていた。 グリーンの元での修行を経て、多少言う事を訊くようになったようで、 サントアンヌ号を襲撃したロケット団残党相手に初陣。戦闘は端折られたが、 スリーパーの念力で浮いて逃走しようとしたロケット団員達を“冷凍ビーム”で墜落させ、捕まえる事に成功した。 ちなみにこのオムすけ、海を渡るのには『なみのりピカチュウ』がいる為“なみのり”を使う事が無く、 上記のロケット団戦だけでなく、最終決戦でオムスターに進化し繰り出した技までも“冷凍ビーム”だったりと、 タイプ一致技を使う機会が異様に少なかった。 #endregion ---- **MUGENにおけるオムナイト #image(Omanyte_DJ HANNIBALROYCE.gif,title=ゲームボーイではこんな動きありません) DJ HANNIBALROYCE氏の製作したキャラが公開中。 [[スプライト>ドット絵]]は、第1世代の白黒のものを改変した素材が使われている。 しかし、ゲームでは本来1枚しかない絵に大分手が加えられており、待機モーションなどよく動く。 キャラだけではなく、技のスプライトも第1世代の「なみのり」や「とげキャノン」で使用されたドットが使われ、 さらには、[[効果音>SE]]まで第1世代のものが使われるという徹底ぶりである。 あと、ついでに傍らには[[ポケモントレーナー]]を連れている。 一見チープに見えて細部まで作者のこだわりが見え、手を抜いているんだか手が込んでいるんだか分からんキャラである。 [[必殺技]]では前述の「なみのり」や「とげキャノン」などの近距離技の他に、ゴースを呼び出して攻撃したりする。 [[超必殺技]]は、ニドキング、ピジョット、モルフォン、サンダー、ラプラスなどを繰り出して攻撃させる。もちろん、こいつらも第1世代のドットである。 &s(){オイ、自分も含めて6匹越えてるぞ} これらのポケモンのチョイスから、恐らく2014年に行われたTwitch上の企画「TwitchPlaysPokemon」をイメージしているキャラなのだろう。 #region(「TwitchPlaysPokemon」について) 配信サイト上のチャットに入力されたコマンドで、画面上のポケモン赤をプレイするという企画。 同時に数千人が個別に指示を送るため、上手く動くわけもなくカオスになるプレイが行われ、話題になった。 その中で「かいのカセキ」がアイテム欄で度々無駄に使用されようとし(使用できるアイテムでないため、使えない旨のメッセージが表示される)、 それを主人公が神の声を聞こうとしていると解釈した視聴者達の間で宗教が発生していた。 その後にカセキから復元したオムナイトも神のように扱われ、チャット欄を盛り上げる存在だった。 #endregion また、体力を回復させる「ねむる」も使える。 個々の攻撃は強力だが[[コンボ]]はあまり期待できず、必殺技への依存度が高めなキャラになっている。 [[AI]]もデフォルトで搭載されている。 ***出場大会 #list_by_tagsearch_cache([大会],[オムナイト],sort=hiduke,100) #co(){ ''更新停止中'' #list_by_tagsearch_cache([更新停止中大会],[オムナイト],sort=hiduke,100) ''凍結'' #list_by_tagsearch_cache([凍結大会],[オムナイト],sort=hiduke,100) } //***出演ストーリー ---- //タグ管理用スペース(タグを変更した時は内容をこちらにコピペ上書きしてください) //任天堂,ポケモン,水生生物,岩石生物,水使い,触手,青色