マーシャルチャンピオン

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#image(m_champ.jpg,title=マーシャルチャンピオン) //wikipediaからの転載、及び一部加筆です。 『マーシャルチャンピオン』(MARTIAL CHAMPION)は1993年にコナミよりアーケードゲームとして発売された対戦型格闘ゲームである。 1993年12月17日にはPCエンジンSUPER CD-ROM²用ソフトとしても発売された。現在ではWiiのバーチャルコンソールでも配信されている。 元々は、同社が1985年にリリースした『[[イー・アル・カンフー>リー・ウーロン]]』の8年越しの続編として作られていた作品。 一応、イー・アル・カンフー自体も同年の1985年、MSXにて『イー・アル・カンフーII イーガー皇帝の逆襲』という続編が出ている。 ただしイーガー皇帝はあくまでもMSX版(ファミコン版)の続編である (今とは違いゲーセン基盤と家庭用ゲーム機の性能に天と地ほどの差があったため劣化移植は当然であり、それをいかに上手く誤魔化すかと言う時代だった。  特に同社MSX版[[グラディウス>ビックバイパー]]シリーズは『2』以降別物になりつつも名作と呼ばれており、設定が本家『V』や『リバース』に逆輸入されたりもしている)。 格闘ゲーム全盛期だった時期に、かつて自社で対戦型格闘ゲームを作っていた事から(と言ってもイーアルは対人戦不可能だが)、 その流れに乗ろうとしたのかもしれない。 コナミはこの他に『[[ドラグーンマイト]]』という対戦格闘ゲームもリリースしている。 余談として「ジャンクSPORTS」の番組でトークテーマを発表する時のBGMに一時期本作のVS画面のBGMが使われていた。 気になる方はYouTubeで検索すると昔の放送があるのでどうぞ。 &ref(mc_title.gif) *キャラクター -使用可能キャラクター >[[レイチェル]]、[[ティティ]]、マハンバ、アヴゥ、ボビー、[[陣>陣(マーシャルチャンピオン)]]、ゴルドー、[[禅]]、ホイ、[[ケイオス]] -CPU専用キャラクター >サラマンダー(最終ボス) *システム レバー+3ボタン([[上段攻撃、中段攻撃、下段攻撃>ブランディア]])で構成されており、それ以外は特に大きなシステムというのは無い。 PCエンジンCD-ROMに移植された際、アーケード版には無かった体力が一定以下の時のみ使用できる隠し技([[超必殺技]])が追加された。 なお、バーチャルコンソールで配信されているものはPCエンジンCD-ROM版である。 10名のキャラクターがおり、それぞれ2つずつの必殺技を持つ。 また一部のキャラは武器を所持しており、相手をダウンさせると武器を奪い攻撃することが出来る。 ただし武器を持っても手技のリーチが多少伸びる程度で、劇的に強く(あるいは弱く)なる訳では無い。 キャラクターのドットも当時としてはかなり大きく描かれており([[龍虎の拳]]のズームインクラスの大きさ)、表情も豊かに描かれている。 が、基本動作や通常技・必殺技の性能、投げやガード硬直のシステム面等の完成度は低く、格闘ゲームとしては正直良く出来ているとは言えず、 当然バランス等も皆無なレベルであり(特定の必殺技だけ出せばオールクリア可能かつ対戦でも有効、 10:0とまではいかないものの、殆どが9:1か8:2という[[世紀末]]な[[ダイヤグラム]]、しかも腕を極めてもそのダイヤグラムを覆す事は出来ない程のゲーム性の薄さ)、 出たての頃は注目は浴びたが、その覆しようのないバランスで自然消滅してしまった。 しかし、そんなゲームであっても今現在、その名を聞くことがあるのは、このゲームに登場する&s(){エロ}忍者「[[レイチェル]]」の存在だろう。 彼女の日本かぶれな忍者像と大胆すぎるコスチューム、[[何処かの骨法使い>アンディ・ボガード]]の様な技「シャドー・アタック」の存在、 負けグラフィックがレ○プ後みたいな事から有名となり、今は亡きゲーメストでは彼女の特設コーナー「レイチェル・アイランド」が作られるほどの人気となった。 今でもフィギュアや同人誌を作っている人達もいたり、なおかつコナミ公認のオフィシャルフィギュア「SRコナミフィギュアコレクション ギャルズ編」でも、 [[並み居るコナミ女性キャラ>藤崎詩織]]を押しのけてフィギュア化されるほど、その人気の高さは今なお続いている。 ちなみにもう一人[[ティティ]]という女性キャラが居るのだが、完全にレイチェルに食われてしまい目立たない存在であった。 ただし後にシューティングゲーム『[[オトメディウス>ビックバイパー]]』のボスとして[[子孫が登場>フウマ]]しており、これはこれで万事解決、と言った所だろうか? なお、ゲーメストムック「ギャルズアイランド3」でレイチェルがランクインした際、その記事で開発者が本作及びレイチェルの秘話を語っており、 「体力ゲージが少なくなると「ハァハァ」と喘ぎはじめるのは開発中には全キャラに入っていたが、  &b(){男キャラが喘ぐのは非常に気持ち悪かった}ので削除され、女キャラのレイチェルとティティにだけ仕様が残された」 等の逸話が明かされている。 また、前述の『イーアル2』として作ろうとしていた件についても「これイーアルじゃないでしょ」とコナミ社内でも突っ込まれて最終的に別名になったとのこと。 [[ラスボス]]・サラマンダー([[某地上最強の生物>範馬勇次郎]]似)は他キャラの殆どの必殺技を&del(){パクっている}使用する事ができるため、その数は優に10を超える。 その一方で通常技とオリジナル技を持っていない(&b(){つまり全技がパクリ})という極端なキャラである。 変身はしない為、[[ネオギガス]]と言うよりは3D作品『[[バーチャファイター>結城晶]]』のデュラル的なキャラと言える。 ちなみに名前は同社の名作STG『沙羅曼蛇』から取られている様子。事実レイチェルのEDでは&b(){「サラマンダ」}と呼ばれている。 結局、格闘ゲームとしては単なる駄作という位置付けで終わってしまった本作だが、「キャラ造形」としては記憶に残る格闘ゲームとして、今なお知られている。 ---- **MUGENにおけるマーシャルチャンピオン MUGENでは、masa00341氏の[[陣>陣(マーシャルチャンピオン)]]及び[[ティティ]]、チョイヤー氏とmasa00341氏それぞれの[[レイチェル]]、 ngi氏の[[禅]]、サクラカ氏の[[ケイオス]]、そしてJoey Faust氏のケイオス、ボビー、ホイ、マハンバ、ゴルドー、アヴゥが存在。 なんとサラマンダ―以外の全キャラが揃っている。 作品自体の知名度とシンプルなゲームシステムのせいか、動画ではあまり見る機会は無いものの、作品別チーム大会に出場できる人数は揃っている。 また、専用ステージも幾つか公開されている。 ---- //タグ管理用スペース(タグを変更した時は内容をこちらにコピペ上書きしてください) //格闘ゲーム
#image(m_champ.jpg,title=マーシャルチャンピオン) //wikipediaからの転載、及び一部加筆です。 『マーシャルチャンピオン』(MARTIAL CHAMPION)は1993年にコナミよりアーケードゲームとして発売された対戦型格闘ゲームである。 1993年12月17日にはPCエンジンSUPER CD-ROM²用ソフトとしても発売された。現在ではWiiのバーチャルコンソールでも配信されている。 元々は、同社が1985年にリリースした『[[イー・アル・カンフー>リー・ウーロン]]』の8年越しの続編として作られていた作品。 一応、イー・アル・カンフー自体も同年の1985年、MSXにて『イー・アル・カンフーII イーガー皇帝の逆襲』という続編が出ている。 ただしイーガー皇帝はあくまでもMSX版(ファミコン版)の続編である (今とは違いゲーセン基板と家庭用ゲーム機の性能に天と地ほどの差があったため劣化移植は当然であり、それをいかに上手く誤魔化すかと言う時代だった。  特に同社MSX版[[グラディウス>ビックバイパー]]シリーズは『2』以降別物になりつつも名作と呼ばれており、設定が本家『V』や『リバース』に逆輸入されたりもしている)。 格闘ゲーム全盛期だった時期に、かつて自社で対戦型格闘ゲームを作っていた事から(と言ってもイーアルは対人戦不可能だが)、 その流れに乗ろうとしたのかもしれない。 コナミはこの他に『[[ドラグーンマイト]]』という対戦格闘ゲームもリリースしている。 余談として「ジャンクSPORTS」の番組でトークテーマを発表する時のBGMに一時期本作のVS画面のBGMが使われていた。 気になる方はYouTubeで検索すると昔の放送があるのでどうぞ。 &ref(mc_title.gif) *キャラクター -使用可能キャラクター >[[レイチェル]]、[[ティティ]]、マハンバ、アヴゥ、ボビー、[[陣>陣(マーシャルチャンピオン)]]、ゴルドー、[[禅]]、ホイ、[[ケイオス]] -CPU専用キャラクター >サラマンダー(最終ボス) *システム レバー+3ボタン([[上段攻撃、中段攻撃、下段攻撃>ブランディア]])で構成されており、それ以外は特に大きなシステムというのは無い。 PCエンジンCD-ROMに移植された際、アーケード版には無かった体力が一定以下の時のみ使用できる隠し技([[超必殺技]])が追加された。 なお、バーチャルコンソールで配信されているものはPCエンジンCD-ROM版である。 10名のキャラクターがおり、それぞれ2つずつの必殺技を持つ。 また一部のキャラは武器を所持しており、相手をダウンさせると武器を奪い攻撃することが出来る。 ただし武器を持っても手技のリーチが多少伸びる程度で、劇的に強く(あるいは弱く)なる訳では無い。 キャラクターのドットも当時としてはかなり大きく描かれており([[龍虎の拳]]のズームインクラスの大きさ)、表情も豊かに描かれている。 が、基本動作や通常技・必殺技の性能、投げやガード硬直のシステム面等の完成度は低く、格闘ゲームとしては正直良く出来ているとは言えず、 当然バランス等も皆無なレベルであり(特定の必殺技だけ出せばオールクリア可能かつ対戦でも有効、 10:0とまではいかないものの、殆どが9:1か8:2という[[世紀末]]な[[ダイヤグラム]]、しかも腕を極めてもそのダイヤグラムを覆す事は出来ない程のゲーム性の薄さ)、 出たての頃は注目は浴びたが、その覆しようのないバランスで自然消滅してしまった。 しかし、そんなゲームであっても今現在、その名を聞くことがあるのは、このゲームに登場する&s(){エロ}忍者「[[レイチェル]]」の存在だろう。 彼女の日本かぶれな忍者像と大胆すぎるコスチューム、[[何処かの骨法使い>アンディ・ボガード]]の様な技「シャドー・アタック」の存在、 負けグラフィックがレ○プ後みたいな事から有名となり、今は亡きゲーメストでは彼女の特設コーナー「レイチェル・アイランド」が作られるほどの人気となった。 今でもフィギュアや同人誌を作っている人達もいたり、なおかつコナミ公認のオフィシャルフィギュア「SRコナミフィギュアコレクション ギャルズ編」でも、 [[並み居るコナミ女性キャラ>藤崎詩織]]を押しのけてフィギュア化されるほど、その人気の高さは今なお続いている。 ちなみにもう一人[[ティティ]]という女性キャラが居るのだが、完全にレイチェルに食われてしまい目立たない存在であった。 ただし後にシューティングゲーム『[[オトメディウス>ビックバイパー]]』のボスとして[[子孫が登場>フウマ]]しており、これはこれで万事解決、と言った所だろうか? なお、ゲーメストムック「ギャルズアイランド3」でレイチェルがランクインした際、その記事で開発者が本作及びレイチェルの秘話を語っており、 「体力ゲージが少なくなると「ハァハァ」と喘ぎはじめるのは開発中には全キャラに入っていたが、  &b(){男キャラが喘ぐのは非常に気持ち悪かった}ので削除され、女キャラのレイチェルとティティにだけ仕様が残された」 等の逸話が明かされている。 また、前述の『イーアル2』として作ろうとしていた件についても「これイーアルじゃないでしょ」とコナミ社内でも突っ込まれて最終的に別名になったとのこと。 [[ラスボス]]・サラマンダー([[某地上最強の生物>範馬勇次郎]]似)は他キャラの殆どの必殺技を&del(){パクっている}使用する事ができるため、その数は優に10を超える。 その一方で通常技とオリジナル技を持っていない(&b(){つまり全技がパクリ})という極端なキャラである。 変身はしない為、[[ネオギガス]]と言うよりは3D作品『[[バーチャファイター>結城晶]]』のデュラル的なキャラと言える。 ちなみに名前は同社の名作STG『沙羅曼蛇』から取られている様子。事実レイチェルのEDでは&b(){「サラマンダ」}と呼ばれている。 結局、格闘ゲームとしては単なる駄作という位置付けで終わってしまった本作だが、「キャラ造形」としては記憶に残る格闘ゲームとして、今なお知られている。 ---- **MUGENにおけるマーシャルチャンピオン MUGENでは、masa00341氏の[[陣>陣(マーシャルチャンピオン)]]及び[[ティティ]]、チョイヤー氏とmasa00341氏それぞれの[[レイチェル]]、 ngi氏の[[禅]]、サクラカ氏の[[ケイオス]]、そしてJoey Faust氏のケイオス、ボビー、ホイ、マハンバ、ゴルドー、アヴゥが存在。 なんとサラマンダ―以外の全キャラが揃っている。 作品自体の知名度とシンプルなゲームシステムのせいか、動画ではあまり見る機会は無いものの、作品別チーム大会に出場できる人数は揃っている。 また、専用ステージも幾つか公開されている。 ---- //タグ管理用スペース(タグを変更した時は内容をこちらにコピペ上書きしてください) //格闘ゲーム

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