仮面ライダークウガ

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&font(20,b,i){-A NEW HERO. A NEW LEGEND.(新たな英雄、新たな伝説)-} #image(ps_atot0027_0000_01.jpg,left,float,title=モチーフはクワガタムシと新一号) #clear #region(担当俳優・声優) -五代雄介 :オダギリジョー|『クウガ』、PS『クウガ』 :[[村井良大>https://w.atwiki.jp/niconicomugen/tag/|CV:村井良大|]]|『G』 :松原大典|『ガンバライド』『ガンバライジング』、『クライマックスヒーローズ』シリーズ、『ライジェネ』シリーズ 『バトライド・ウォー』シリーズ、『クライマックスファイターズ』シリーズ、『シティウォーズ』 :[[今村直樹>https://w.atwiki.jp/niconicomugen/tag/|CV:今村直樹|]]|『スーパーヒーロー大戦』 :[[平井啓二>https://w.atwiki.jp/niconicomugen/tag/|CV:平井啓二|]]|『ウィザード イン マジか!?ランド』 -小野寺ユウスケ :村井良大|『ディケイド』『オールライダー対大ショッカー』『MOVIE大戦2010』 『MASKED RIDER LIVE&SHOW 〜十年祭〜』『RIDER TIME ディケイドVSジオウ』 『バトライド・ウォー』シリーズ、『ガンバライジング』『ストームヒーローズ』 #endregion 2000年に放送された特撮番組『仮面ライダークウガ』に登場する[[仮面ライダー]]。 [[昭和>仮面ライダー1号]]で一時終わった仮面ライダーシリーズから平成で地上波初の作品の主人公であり、 この作品から『[[ジオウ>仮面ライダージオウ]]』までは「平成仮面ライダーシリーズ」と呼ばれる。 『[[仮面ライダーディケイド]]』にも登場している(後述)。 主な変身者は、世界を旅する冒険家である「五代 雄介(ごだい ゆうすけ)」。(演:オダギリジョー) 遺跡で発見されたベルトを何かに導かれるように装着した事で、クウガへの変身能力を持つようになり、 殺人ゲームを行うグロンギ族と戦うようになる。 警察側からはクウガの姿は「未確認生命体第4号」として認識されている(後述)。 #region(原作ストーリー) 超古代。戦いを好むグロンギ族は、霊石「ゲブロン」の力を用いて異形の怪人に変身し、各地の他民族を脅かしていた。 一方、グロンギ族によって全滅の危機に瀕した平和的な古代民族リントは、グロンギ族の凶行を止めるため、 彼らのものと同質の霊石「アマダム」によって人間を超人に変身させる変身ベルト「アークル」を開発。 完成したベルトを身につけた正義の勇者は、戦士クウガに変身し、クウガの活躍によってからくもグロンギ族は打ち倒され、 戦士クウガの命をもって封印された。 そして西暦2000年。日本アルプスの九郎ヶ岳遺跡で、奇怪な殺人事件が発生。 冒険家の青年・五代雄介は、友人の沢渡桜子が遺跡の古代文字を行っていた事から遺跡を訪れ、 そこで不思議な鼓動を発する謎のベルトと遭遇する。 やがて、事件を追う長野県警警備部の警察官・一条薫が、桜子にベルトの文字解読を依頼した事から、 ベルトと再会した雄介は、突如出現した怪人に襲われる中、ベルトから放たれたイメージによってその力を察知。 咄嗟にベルトを装着し、戦士クウガに変身した! かくして超古代の変身ベルトを受け継ぎ、戦士クウガとなった雄介は、彼が最も愛する人々の笑顔を守るため、 人類を脅かす怪人達と対決する……! #endregion #region(五代雄介) #image(19300001392430131873849721516_950.jpg,width=400,,title=伝説は塗り替えるもの) &font(20,b,i){「戦います、オレ!こんな奴等の為に、これ以上、誰かの涙は見たくない!} &font(20,b,i){ みんなに笑顔でいて欲しいんです!だから見てて下さい!オレの、変身!!」} 世界を旅する冒険家。笑顔と[[サムズアップ>空手健児]]がトレードマーク。1975年生まれの25歳。 北海道夕張生まれの神奈川県山北町育ち。みのりという妹がいる。 飄々とした能天気な性格で、少々変わり者な所はあるが強い意思と深い優しさを胸に秘めた男。 初対面の人には「夢を追う男・○○○○(その時点で持っている技の数)の技を持つ男」と書かれた自作の名刺を手渡す。 なお、1番目の技は[[笑顔>えがお]]であり、クウガへの変身が2000番目の技となった。 物語序盤、成り行きでクウガに変身し、それを知った一条薫に未確認生命体絡みの事件に首を突っ込む事を止められる (これは民間人である雄介を事件に巻き込まないようにするための配慮だった)。 が、ある切っ掛けを経て皆の笑顔を守るために未確認生命体との戦いに身を投じる。 最初は未熟だったり迷走したりする事が多い平成ライダーの中では珍しく、 最初からある程度完成した、一本線の通ったライダーである。 しかしそれでも拳を振るう事を「いい気持ちはしない」と嫌っている事が劇中で度々描写され、 彼もまた(段々と生物兵器としての肉体に近づいていくのとは対照的に)悩める人間である事を示し、 特に最後の戦いにおいて変身が解けた際の彼の表情は“泣き顔”であり、 誰かを傷つける事を楽しむグロンギの首魁ン・ダグバ・ゼバの“笑っている顔”とは対照的な姿を見せる事でそれを如実に示していた。 #endregion #region(クウガの各フォーム) &font(20,b,i,red){「超変身!!」} :&font(i,#696969){グローイングフォーム(白のクウガ)&br()「……変わった!」}| 不完全形態。基本カラーは白。他のフォームに比べて角が短い。ボディの形状はマイティフォームに酷似している。 物語序盤、雄介の戦士としての心構えが不十分だったのか変身するとこの姿になっていた。 また他フォームの変身限界時間(後述)を経過したり、深刻なダメージを負ったりするとこのフォームになってしまう。 必殺技の「グローイングキック」はマイティキックとは刻印が不完全なもので威力も低くなっているが、 中盤で一度雄介を瀕死に追い込んだメ・ギノガ・デ戦において、何度もキックを打ち込む事で マイティキックと同じ刻印を撃ち込んで敵を倒した事もある。 最初のうちは一条などの例外を除いた警察側には「未確認生命体第2号」と呼ばれ、 「未確認生命体第4号」の呼び名がついた後述の4形態とは別個体と認識されていたが、 後に第4号の別形態と認識を改められた模様。 :&font(i,red){マイティフォーム(赤のクウガ)&br()「だから見ててください!俺の、変身!」}| クウガの基本形態。基本カラーは赤。炎を司る戦士。 身体能力のバランスに優れた形態で、素手での打撃による格闘戦で真価を発揮する。 偏った能力の相手には弱く相手の能力を表すため苦戦する事も多く、 この傾向は後のフォームチェンジライダーに受け継がれている。 ([[グランドフォーム>仮面ライダーアギト]]、[[ソードフォーム>仮面ライダー電王]]、[[キバフォーム>仮面ライダーキバ]]、[[サイクロンジョーカー>仮面ライダーW]]等) 必殺技は「マイティキック」。封印エネルギーを筋肉が異常発達した右足に収束させて放つ。破壊力は30t。 後に雄介の107番目の特技・空中回転を加える事で「強化マイティキック」となった。 &font(i,red){―邪悪なるものあらば、希望の霊石を身につけ、炎のごとく邪悪を打ち倒す戦士あり―} :&font(i,blue){ドラゴンフォーム(青のクウガ)&br()「‥‥青くなった!」}| クウガの特殊形態。基本カラーは青。水を司る戦士。 跳躍力や俊敏さに優れているが、パワーや耐久力はマイティフォームよりも低下している。 高い所へ跳躍する時のみこのフォームになる事もある&s(){というより、物語後半は殆どジャンプ要因としての活躍が多かった}。 手すりや鉄パイプなど「長きもの([[棒>ビリー・カーン]]状の物)」をイメージさせる物を手にする事で作り出される「ドラゴンロッド」を武器とする。 必殺技は「スプラッシュドラゴン」。ドラゴンロッドを敵に突き立て、先端から封印エネルギーを流し込む。 余談だが初登場回は、高いジャンプ力を持つ敵に苦戦するうちに「高く飛びたい」という思いから偶発的に変身、 白→赤のように「パワーアップした」と思って青のフォームで戦った所、全くダメージを与えられず、防御力が無い為に惨敗してしまう。 これはパワーアップ回にしては異例の、自身の弱点を強調される演出だった。 しかし次の回でおやっさんから「しょう油にはしょう油の良さ、ソースにはソースの良さがある」というアドバイスを受け、 フォームを使い分ける事に気づいてコツを掴んだ事と、友人の考古学者がドラゴンフォームの特徴を示した古代碑文を解読してくれた事で、 ようやく「長きもの」で戦う事を理解し、ドラゴンフォームを使いこなせるようになった。 &font(i,blue){―邪悪なるものあらば、その技を無に帰し、流水のごとく邪悪をなぎ払う戦士あり―} :&font(i,green){ペガサスフォーム(緑のクウガ)&br()「緑になった‥‥!?」}| クウガの特殊形態。基本カラーは緑。風を司る戦士。 視覚、聴覚、反応など感覚神経が常人の数千倍まで研ぎ澄まされた形態で、 紫外線や赤外線を見る事や超音波を聞く事が出来るが、接近戦は不得手。 この能力で遠く離れた敵や[[動きの速い敵>仮面ライダーカブト]]、保護色で姿を隠した敵をも正確に捕捉出来るようになる。 その感覚の鋭さは、初変身した際に雄介が鋭くなりすぎた感覚に混乱しているうちに制限時間が終わってしまったほど。 その鋭敏さ故か他の形態と比べて消耗が激しいため、このフォームを維持できるのは、僅か約50秒間だけである。 ただ制限時間内に変身を解除さえすれば、ギリギリだったとしても特に支障は無いようである。 拳銃など「射抜くもの(射撃)」をイメージさせる物を手にする事で作り出される「ペガサスボウガン」を武器とする。 必殺技は「ブラストペガサス」。高密度に圧縮された空気弾を封印エネルギーと共にボウガンから撃ち出す。 短時間しか変身できないという設定上、戦い方は超長距離からの一撃必殺であり、 [[戦闘シーンが単調になってしまう>νガンダム]][[と言うメタ的な理由>フリーダムガンダム]]から直ぐに[[接近戦>ジョン・プレストン]]になってしまう後の[[銃使い>仮面ライダーゾルダ]][[ライダー>仮面ライダーギャレン]]とは、未だに一線を画している (まぁ銃使い「にしか」変身出来ない後年の銃使いライダーとは違い、一人で複数の形態を使い分けるライダーなので当然とも言えるが。  接近戦をするなら他の色に変身するし)。 『ディケイド』において士もこの形態にカメンライドし、クロックアップしたワームの動きを捉えて撃破している。 &font(i,green){―邪悪なるものあらば、その姿を彼方より知りて、疾風のごとく邪悪を射ぬく戦士あり―} :&font(i,#800080){タイタンフォーム(紫のクウガ)&br()「あいつにも、避けずに攻めます!」}| クウガの特殊形態。基本カラーは紫。大地を司る戦士。 パワーや耐久力に優れた形態。その反面、運動性は4フォーム中最も低い。 劇中での相手の攻撃を避けも受けもせず歩いて近付く様子から走れないと誤解されがちだが、 これは雄介が剣道をしながら考え出した 「回避を捨てて防御はタイタンの装甲に任せ、攻撃に専念して一撃で確実に仕留める」 という戦法であって、スペック上はそれなりに機敏に動く事は可能。 その防御力から、強力な敵の攻撃からの緊急回避としてこのフォームになる事もある。 「斬り裂くもの(剣)」をイメージさせる物を変化させ作り出される「タイタンソード」を武器とする。 ただし劇中ではトライアクセラー(警棒)や折れた金属の柵からも変化した事から実際は「金属」ならいいらしい。 恐らく当時(古代)の金属=武器(剣)として存在していた為に、 現代にある金属の物体の中で殺傷能力を持たない道具でも変化させられるのだろう。 //後半は雑になった。反省はしてない(なお、様々な資料で「剣」ではなく「金属」で変化すると書物がある為に間違いは無いと思います。) 必殺技は「カラミティタイタン」。タイタンソードで敵の体を貫き、刀身から封印エネルギーを流し込む。 &font(i,#800080){―邪悪なるものあらば、鋼の鎧を身につけ、地割れのごとく邪悪を切り裂く戦士あり―} :&font(i,#FF4500){ライジングフォーム(金の力)}| クウガがマイティ、ドラゴン、ペガサス、タイタンの各フォームから、放電を伴って強化した形態。雷(電気)の力が加わっている。 遺跡から発掘された碑文にはこの放電に関する直接的な記述は無く、 劇中でも古代には存在しない形態だったのでは、と予想されていた(雄介曰く「ミレニアム特別バージョン」)。 発現の原因は上述のメ・ギノガ・デの毒で瀕死の状態となった雄介への応急措置として行われた電気ショックにより、 アマダムが電気的エネルギーを放出するようになった。 これは雄介の『強くなりたい』という意思が作用し、脳から送られる大量の信号伝達物質がアマダムの特殊な力を発動したとされる。 一度倒されたギノガが肉片から再生したギノガ変異体以降の戦いで、 謎の放電現象(雄介曰く「ビリビリ」)としてその力の予兆が現れ始め、雄介の特訓により顕現した。 ベルト部はアルティメットフォームと同様金色の装甲が追加され、各フォームで使用する武器なども強化された。 戦闘能力は格段に上昇するが、アマダムには負担が大きいため、約30秒間しか変身を維持出来ない。 しかしクウガと同じく金の力を手に入れた最後のゴ怪人ゴ・ガドル・バに敗れた雄介が 再び電気ショックを受けた事により、永続的に維持出来るようになった (といってもこの時点で敵はガドルとダグバしか残っておらず、それが直接的な戦果を挙げたかというと…)。&br()&br() なお、この形態になり必殺技の威力が上がった事でグロンギが爆発した際の範囲も拡大、 4フォームの中では最後に変身したライジングマイティに至っては半径3kmが壊滅するという、 凄まじい威力を持つ事になってしまう。 そのため、一時は警察上層部からクウガの存在を危険視する声も上がったが、 グロンギ関係の事件を追っていた合同捜査本部の説得もあり窮地を脱し、 これ以降、一条をはじめとする合同捜査本部の協力を得てグロンギを爆発させても問題無い場所へと誘導、 もしくはバイクで体当たりをしかけたまま無理やり移送し、そこで仕留める事が多くなった。 &font(i,#FF4500){―戦士の瞼の下、大いなる瞳になりし時、何人たりともその眠りを妨げるなかれ―} 余談だが数多く入るフォームチェンジ形態を取るヒーロー物の中で、[[既存のフォーム合体>仮面ライダーアギト]]や、[[てんこ盛り>仮面ライダー電王]]はあれど、 単純なパワーアップではない「基本フォームの強化形態」は結構珍しい。 :&i(){アメイジングマイティ(黒の金のクウガ)&br()「…黒くなった」}| ライジングマイティからさらに強化され、体色が黒に変質した形態。雷を司る戦士。基本カラーは黒・金。 上述のゴ・ガドル・バに敗れた際に受けた二度目の電気ショックにより発現した。 右足に加え左足にもマイティアンクレットが装備され、手甲のリント文字も「雷」に変わっている。 その姿は限り無くアルティメットフォームに近いものであるが、赤い瞳が証明するように、 この段階ではまだ自我を保っての戦闘に支障は無い。 戦闘における基本的な性質はライジングマイティと同様だが、これを遥かに上回る戦闘能力を有し、 両足を使って繰り出すドロップキック「アメイジングマイティキック」の破壊力はなんと&b(){75t}にも達する。 ドラゴン・ペガサス・タイタンもアメイジングが存在するのか、ライジングの時間制限は無くなったがアメイジングはどうなのかなど 劇中で使われたシーンがたったの&b(){2回}しかなく、公式にもアナウンスがないためスペックなど、不明な点が多いフォームでもある。 また、放送当時の玩具展開や放送前の&s(){ネタバレ}情報公開がよくあった児童向け雑誌などでも、 後述のアルティメットフォームが割と早いうちから取り上げられていたのに対し、このフォームは文字通り影も形も見当たらなかった。 &s(){フォーム名だけ間違ってばらされたようだが} &b(){「番組制作側がスポンサーにも秘密にして登場させたフォーム」}と言われているが、実際にはスポンサーに了承を得て登場させたフォームであり、 高寺成紀プロデューサーによると、 &b(){「当初はライジングマイティの色替えでソフビを出すつもりだったが、&br()&space(4)ガドルを倒すためには両足キックのほうが理に適うということになり、一悶着あった」} という理由が氏のTwitterで明かされている。 放送当時、玩具化が一切行われなかったのも、サプライズ的な意味があってのことだった。 :&i(){アルティメットフォーム(凄まじき戦士)&br()「じゃあ、見ててください。俺の&font(red){変身}」}| クウガが、古代の碑文にある「聖なる泉 枯れ果てし時」、つまり優しい心を失ってしまう事で、 グロンギの首魁ン・ダグバ・ゼバと等しい存在「凄まじき戦士」になった状態。&s(){決して[[鯛焼き名人>仮面ライダーカリス]]ではない} 角状の突起や血管を模した模様が特徴的な外観をしており、クウガの他のどの形態よりもマッシュアップされたボディをしている。 基本カラーは黒で、本来の瞳は黒色。この姿になったクウガは理性を失い、戦うためだけの生物兵器となる。 他フォームを圧倒的に凌駕する身体能力・感覚を持っており、 特にパンチ力(&b(){80t})とキック力(&b(){100t})は『仮面ライダーキバ』までに登場したライダーの中では最も高い。 それどころか、&b(){全平成ライダーで見てもトップクラスである。} 平成二期以降のライダーでは一部は超えているライダーもちらほら出始めたが、 それでも「スペックがアルティメットフォームより強いかどうか」が一種の物差しに使われる程に存在感を発揮している。 各フォームの必殺技に用いられる高エネルギーを常時放出している為、&b(){通常攻撃が必殺技に等しい。} 設定上は各ライジングフォームの専用武器や必殺技も使えるが、劇中では使っていない。 その他ダグバと同じく様々な特殊能力を持つはずなのだが、後述する通りダグバ戦でしか変身しておらず、 その際は&b(){互いの能力を牽制し合っていた}ため、対象の原子を操作してプラズマ化させる超自然発火能力以外の描写はされていない。 古代文字や劇中の描写からして、電撃は放出可能。&br()&br() 中盤、雄介は残虐なゲゲル(後述)を行うグロンギへの憎しみにより一度このフォームになりかけており、 このフォームの危険性を知った後は使わない事を決めるが、アメイジングマイティがダグバの圧倒的な力の前に敗北を喫し、 それによってダグバの更なる大量殺戮を許してしまった事で変身を決意。 しかし、人々を守ろうとする優しい心を保ち続けた事によって、 伝承とは異なる自我を保ったアルティメットフォーム(瞳は赤)となる事ができた。伝説は塗り替えるもの!&br()&br() ……この形態に変身しての最終決戦は、お互いが死ぬまで(変身が解けても)ただ殴り続ける殺し合いであり、 吹雪の中に飛び散る鮮血、狂喜と言える笑顔で殴るダグバと悲痛そのものの泣き顔で殴る雄介のコントラストと相まって、 全ライダーシリーズの中でも類を見ない凄惨な雰囲気を漂わせたものとなっている。 &font(b,i){―聖なる泉涸れ果てし時、凄まじき戦士雷の如く出で、太陽は闇に葬られん―} //清らかなる戦士 心の力を極めて戦い邪悪を葬りし時 汝自らの邪悪を除きて究極の闇を消し去らん //心清き戦士 力を極めて戦い邪悪を葬りし時 汝の身も邪悪に染まりて永劫の闇に消えん //入れた方がいいのか分からないので保留 #endregion #region(専用ビークル) :&i(){トライチェイサー2000}| TRCS-2000とも呼ばれる、前半のクウガ専用バイク。モデルはGASGASのパンペーラ250。 初出は第4話(第3話でも劇中映像に映っていた)で、 俊足を誇るグロンギ、ズ・メビオ・ダにどうしても追い付けない雄介に一条が譲り渡し、それ以降クウガの愛機となる。 無公害エンジンを搭載し、出力は150馬力。警棒にもなる右グリップ、トライアクセラーを差し込み暗証番号を入力しないと起動しない。 歴代主人公ビークルでも珍しい出自を持ち、開発者は&b(){警視庁}。本来は最新鋭白バイ、「トライチェイサー2000A」の試作機であった。 量産型の方も後にグロンギ対策に全国の警察に配備されている。劇中コンソールが破損した後は、本機も量産型と同じコンソールに修理された。 電気信号により車体の色が変化する機構を搭載しており、デフォルトでは白バイらしい白黒のカラーリングだったが、 雄介は通常時に黒、クウガ変身時は金色のカラーにしている。ヘッドにクウガのリント文字を書き込んでおり、金色時のみ視認可能。 後述のトライゴウラムへの合体で金属疲労を重ね、[[バギブソン>ゴ・バダー・バ]]との激突を繰り返したため、 第33話で&b(){破損してしまう}という、これまた歴代ビークルでは珍しい運命を辿っている。 しかしクライマックスとなる第48話で修理され、クウガと共に最後の戦いの場に赴くその雄姿は、 このマシンもまた疑いようも無いライダーの相棒である事の証左だろう。 最大時速は&b(){300km/h}。現実的に考えれば非常識極まりない猛スピードマシンだが、実際には歴代ライダーのマシンではトップクラスに&b(){遅い}。 初代1号のサイクロン号の400km/hにすら劣るスピードは、クウガの世界観を現実に近づけるのに一役買っている。 ちなみに雄介は日常の足としてもこのマシンを使っているが、 車検を通るわけも無く、ナンバープレートも無いこのバイクをどのように警察に誤魔化していたかは謎。 一条が便宜を図ってくれたのだろうか? :&i(){ビートチェイサー2000}| BTCS-2000とも呼ばれる、終盤でのクウガ専用バイク。モデルはTRCS同様パンペーラ250。 あくまで白バイの試作機であったTRCSと異なり、激化するグロンギとの戦いのためクウガ専用に開発されたワンオフ機。 そのため、ゴウラムとの合体を前提にしたフレームや、最高時速400kmを可能にするエンジンが搭載されたモンスターマシンとなっている。 起動手段はトライアクセラーと暗証番号のまま。カラーは雄介時に青、クウガ時に赤と金を主体にしている。 第33話で初登場。クウガの力を危険視した警視庁上層部が一時引き渡しを渋ったが、最終的にトライチェイサーを失った雄介の下に届けられた。 後日談小説によると、第48話で最終決戦の地に向かった後、&b(){置いておかれる}という憂き目に遭った。 [[スクラップのまま続編まで放置される>仮面ライダーBLACK]]よりはましなのだろうが……。 同作中では、一条が受け継いだ他、改良型のビートチェイサー3000が登場する。 :&i(){装甲機ゴウラム}| リントがクウガのサポートメカとして造られたクワガタムシ型のマシン。 遺跡から金属片として発掘され、中盤でパーツがすべてそろった事で起動。 周辺の金属を吸収して失われたエネルギーを補い、クウガ=雄介の下に現れた。 頭脳とエネルギー源を兼ねたアマダムと同質の霊石を持つのだが、 劣化してしまっているのか事あるごとにエネルギー切れで欠片に戻ってしまっており、 そのたびに金属吸収やアマダムからの供給で戻っている。 クウガとテレパシーで繋がっているため呼べば飛んでくるし、古代言語で話す事も可能。 単体でクウガの空中移動手段として使われる他、バイクの強化装甲に変形し、「トライゴウラム」及び、 「ビートゴウラム」、そのままライジングフォームに合わせて「ライジングビートゴウラム」になる事ができる。 合体時には突進して角の先から封印エネルギーを流し込む必殺技「トライゴウラムアタック」や、「ライジングビートゴウラムアタック」が使用可能。 本来、凄まじき戦士の足になってしまわないよう、クウガがアルティメットフォームに変身したら砂になるはずだったのだが、 雄介は殺戮者とならなかったため戦いの後も姿を保っていた。 #endregion #region(グロンギ族について) &font(20,b,i,red){&size(15){   ゲームを   始めるぞ}&br()「ゲゲルゾ ザジレスゾ」} 人間とほぼ同じ血液構造を持つ人類に極めて近い戦闘種族。だが、その性格は残虐かつ闘争本能旺盛。 元々は狩猟民族だったらしいが、隕石から作り出した武器を手にした事で凶暴化し、獣のような姿へと転じたらしい。 超古代にその邪悪さから近隣の集落を襲って楽しんでいた為、リントの戦士クウガによって封印されていた。 これはリントには殺人の概念がないので、古代では封印による決着をつけるしかなかった為と思われる。 九郎ヶ岳遺跡発掘に伴い、200体あまりが現代に復活した。警察や世間には、「未確認生命体」として認識されている。 普段の外見は普通の人間と変わりない(ただし、体のどこかに怪人体を表す刺青があり、奇抜な格好をしている者も多い)が、 腹部にアマダムと同質の物体ゲブロンが埋め込まれており、これによって動植物の力を持った怪人体に変身するのだ (「ゲブロン」という名称は、「仮面ライダークウガ コレクションボックス」内の「アート・オブ・クウガ」に記されている)。 [[昭和ライダー>仮面ライダー1号]]からの伝統故か基本的にクウガとグロンギは同じ力に基づいている。 アマダムもまた隕石として飛来した事が語られている為、これらは全く同じ存在なのである。 クウガの技で死亡する場合、殆どが肉体に打ち込まれた封印エネルギーがこの腹部の核に伝達する事で爆発する。 その為、クウガの必殺技を受けても、その箇所を強引に引き剥がして逃走したグロンギもいる。 グロンギには、“凄まじき闇”、“究極の闇をもたらす者”などと称されるン・ダグバ・ゼバを頂点として、 ゴ集団・メ集団・ズ集団の階級が存在し、階級ごとに怪人体時に装着しているベルトのバックルや、 プロテクターなど装飾品の色が異なる。 リント(現代人類をリントの末裔と見なす)を標的とする殺人ゲーム「ゲゲル」を進行役のラ集団のもとで行う。 ゲゲルの権利はランク(ゴ集団>メ集団>ズ集団)の低い集団から順番に与えられるため、 後に登場する度に強さが増していき、ゴ集団の終盤の三体はクウガのフォームチェンジに当たる形態変化が出来る。 また、上記の他にダグバのベルトの修復など裏方仕事を担当していたヌ集団や、 本編ではグロンギの一人の台詞で存在が示唆されただけの最下層階級であるベ集団(キャラクターショーなどではベ・ジミン・バが登場)もいた。 独自の言語(グロンギ語)と9進数という数え方を持ち、個体差はあるが日本語や自動車・バイクの運転、 インターネットなどを短期間でマスターするほどに知能は高い。またゴ集団の中には人類の芸術に興味を示す者もいた。 しかし彼らにとって人類=リントはあくまでも種族風習たるゲゲルの標的であり、 クウガすらゲゲルの難易度を上げる障害物、またはちょっと強い標的としか見ていない。 グロンギの名前は「集団名+個人名+モチーフとなった生物のカテゴリー」&link_anchor(*1){*1}で構成されている。 また、グロンギの頂点であるダグバの場合は、 昆虫に類するものを指す「バ」の前に、グロンギ語で「聖なる」を意味する「ゼ」が付けられている。 彼らの起こす殺人は、九郎ヶ岳遺跡のある長野県を皮切りに福島県から岐阜県まで広い範囲で行われたが、 主に人口の多い東京都を中心とした関東地方周辺に集中していた。 グロンギが関係すると思われる殺人及び窃盗などの事件は「未確認生命体関連事件」として広域指定事件とされ、 警視庁に置かれた合同捜査本部によって捜査される。 グロンギは警察によって「未確認生命体第○○号(○○の部分には警察が怪人体を発見した順番に番号が振られる)」の 呼び名を付けられており、雄介や一条などの現代の人々はこちらの呼び名を使っている。 クウガも初めはグロンギの同類と思われていたため、「未確認生命体第4号」(グローイングフォームのみ「第2号」)と呼ばれており、 警察と共同戦線を張るようになってからもその呼び名を使われていた。 #endregion #region(ゲゲル) 定められた期間内に定められた人数のリントを狩る(殺す)事が出来るかどうかを試すというもの。 制限時間と人数はラ・バルバ・デによって提示される事も、自己申告で決める事もある。 一度にゲゲルを行うのは1名のみで、プレイヤー以外は絶対に人間を殺してはならないとされており(ダグバは除く)、 実際、ゲゲル開始前に殺人を犯したズ・ゴオマ・グはゲゲルプレイヤーの権利を最後まで与えられなかった。 そのため、ゲゲルプレイヤー以外の者は警官隊に襲われてもルールに従い抵抗もせず逃げてしまう。 また彼らがクウガを倒せる状態にあっても倒さないのは、クウガは非リントの為スコアにならない事や、 あえて生かしておく事でゲゲルの難易度を上げ、より楽しむ事が目的であるため。 ゲゲルに成功した者は上位ランクに昇格し、より困難な条件でのゲゲルに挑戦する事となる。 メ集団のゲゲルは単にズ集団より殺すべき人数が多いだけだが、 ゴ集団のゲゲルは「ゲリザギバス・ゲゲル(セミファイナル・ゲーム)」と呼ばれ、 プレイヤー自身が独自のルールを追加しゲゲルを行うというものである(殺す人間や殺害方法を制限し難易度を上げる目的がある)。 ちなみに、メ集団からゴ集団への昇格を賭けたゲゲルもゲリザギバス・ゲゲルに準じたルール (相違点は達成困難と判断した場合メ集団のルールに変更して行ってもよい事、グゼパ(後述)を使用する事)に則って行われ、 挑戦者はゲゲルに使用する武器完成の時点からゴ集団のプレイヤーとして扱われる。 ゲリザギバス・ゲゲルに成功すればダグバと一対一で戦う「ザギバス・ゲゲル(ファイナル・ゲーム)」に臨み、 そしてダグバを倒せば彼の変身ベルトを受け継ぎ、強大な力を手に入れられる事になっている。 ちなみに劇中では1例のみだが、カメレオン種怪人「ガルメ・レ」がズ集団からメ集団へ昇格している。 当初はプレイヤー自身が犠牲者の数をカウントするための「グゼパ(腕輪)」を支給されていたが、 ゲリザギバス・ゲゲルでは上記の理由でラ・ドルド・グが「バグンダダ(カウンター)」と呼ばれる、 ソロバン状の物を持ち歩いて直接記録を採るようになる。 #endregion 『RX』以来久々に製作されたテレビでレギュラー放送する仮面ライダーであり、 その今までの子供向け特撮番組とは異なる大人も楽しめる作風で一大ブームを巻き起こし、 以後10作以上続く平成ライダーシリーズの礎になった(同様の例では『[[ウルトラマンティガ]]』が挙げられる)。 ただ、以後の作品がシリアスなストーリーを繰り広げつつもある程度は今までの特撮番組のような、 「お約束」を許容していった(後述)事に対して、そういった「お約束」を徹底的に排除、もしくは理由を付けた事に、 クウガの特徴と、以後のシリーズとは一線を画す所がある。 例えばロケは全て脚本上の場所と同じ場所で行い (そのため最終話では、たった1シーンのために特撮番組では前例のない海外ロケ(それも近隣諸国ではなく、中米のキューバ)まで行われた)、 劇中での時間経過は実際に移動した移動時間まで計算に入れたものになっている。 シリーズ構成を務めた荒川稔久氏は後に「『クウガ』はシミュレーション」と専門誌のインタビューで振り返っている。 後のシリーズでは描写される事が少ない&b(){「各フォームの個性(延いては長所、短所)」}がクウガではハッキリと表現されており、 新たなフォームに変身できるようになっても最初の内は使い方が解らず苦戦してしまう事が多く (ロッドを使った攻撃が得意なドラゴンフォームで素手での格闘を仕掛けたり、  ペガサスフォームの超越感覚に翻弄され何も出来ないまま変身可能時間が終わってしまったり 等)、 その後の遺跡の古代文字の解読や、雄介自身の工夫の末、各フォームを使いこなせるようになる過程がリアルに描かれている。 また主人公もしくはその関係者が偶然怪人に遭遇するというパターンをなるべく廃し、 雄介が怪人の行動を知り対策を立てる事ができるのは警察内に協力者がいて情報を流してくれるからという設定が為された。 他にも -&b(){「怪人は1エピソードで1体、弱い順に現れる」}(先述のように昇進のための殺人ゲームだから) -&b(){「怪人は東京都内、遠くても近郊でしか活動しない」}(人口が多く人口密度も高く、ゲゲルを行うには最適の環境) -&b(){「怪人は倒されると爆発する」}(クウガの必殺技に含まれる封印エネルギーによるもの+怪人もゲームのルールで爆弾強制着用) -&b(){「怪人は[[回りくどい作戦>ジュラル星人]]で人々を襲う」}(ゲームのルールで対象や方法が定められているから) -&b(){「怪人はライダーを倒せそうな時も見逃す事がある」}(スコアにならない&生かしておいた方が楽しい) といった[[お約束全てに設定上の細かい理由を付ける>戦国卍丸]]等、異常とも言える拘りを持って作られている。 そのため特撮ファンの間では、平成ライダーでもクウガとそれ以降はまた別物であるという声も多い。 今までのライダーではほとんど描かれなかった、&b(){警察の活躍}がフォーカスされているのも特徴。 現実的に考えれば、正体不明の反社会勢力が出没すれば、警察も動くのは当たり前の話であり、リアリティ構築に一役買っている。 特に一条は本作の「もう一人の主人公」と言える活躍を見せており、それもまた本作の魅力だろう。 #region(無粋に見ると…) ……とまぁ[[「警察」にスポットを当てた>仮面ライダードライブ]]珍しい作風の本作だが、 無粋に見ると法の番人たる警察の暗部までリアルに描き切っていると言えなくもない。 そもそも、根本的な話として、一条が一般人である雄介に情報提供したり、 一条が個人的友誼から「未確認生命体2号=4号」である事実を隠匿したりというのもヤバイ(服務規程違反)のだが、 -&b(){最新鋭白バイであるトライチェイサー2000を勝手に雄介に譲り渡す}(窃盗罪) -&b(){一般人の雄介に警察の装備である拳銃を貸し与える}(銃刀法違反) など、一条はもっとダイレクトな犯罪行為にも手を染めている。 が、そんな一条の暴走を警察上層部が&b(){黙認しているかのような}発言をしているのが一番問題だろう。 ……最終的にクウガは人類を救う偉業を成したわけであり、結果論としては警察の姿勢は間違っていなかったのだが、 仮にこれでクウガが大敗したり、[[悪事に手を染めたりしていたらどうなっていた事やら……>機動刑事ジバン]]。 この辺りの法律的考察は盛田栄一氏の『空想法律読本2』(メディアファクトリー)に詳しい。 もっとも、変身者である五代雄介がそのようなことを決して行わない人間であるという信頼を築いた上での行為であるため、有り得ない仮定でもあるが。 #endregion #region(クウガの放送当時の裏話) 雄介を演じたオダギリジョー氏は元々変身ヒーロー物に出演するのが好きでは無く、そのため理不尽な批判や悪戯をされ、 本人としては良くない思いもしてしまい、役者を辞める事も考えていた程であった。 しかしそれでも毎週嫌な思いはしたが、最後までやり通した影には、 プロデューサーからの「これまでの仮面ライダーの形をぶち壊したい」という言葉に、 オダギリ氏も「壊す事なら自分は得意だ」という思いが繋がったからという。 また『クウガ』という作品自体やスタッフを尊敬している旨の発言もしている。 2016年のラジオ番組では「良い脚本なら、是非また雄介を演じたい」というコメントを発言、ファンを喜ばせた。 //「王様のブランチ」にて、オダギリ氏のクウガ出演の際のインタビューより。 また、2023年には藤岡弘、氏とオダギリ氏が共演して「34人のOB会」をやろうという話が出るという、 ライダーファンならニヤリとする「Airペイ」のCMが放送されている。 また、上記の大人も楽しめる作風は新しいファンを多く増やした反面、今までのライダーシリーズには見られなかった異色の作風、 様々な新要素を受け入られなかった従来の特撮ファンも多く、放送当時は賛否両論の嵐だった。 このスタートとライダーシリーズ特有の作風のためか、以降のシリーズもクウガ程ではないが、この傾向が他の特撮シリーズに比べると強い。 ちなみに、設定面で過剰なまでにリアル性を重視した事は、制作予算や制作進行に負担をかける事になってしまい&link_anchor(*2){*2}、 制作体制が破綻寸前となり従来のヒーロー物路線への大幅なテコ入れすら上層部から指示される事態となったが、 急遽ヘルプで参加したサブプロデューサーの白倉伸一郎氏と脚本家の井上敏樹氏が、 『クウガ』に深い感銘を受け理解を示し、スタッフ一丸となってその作風を維持するよう尽力したため、 当初の路線を最後まで貫徹できた……という裏事情が『クウガ』のスタッフを描いた漫画で語られている。 そのため[[次回作>仮面ライダーアギト]]以降は、このような「お約束」をどう「リアル」の中に馴染ませていくかが課題となっていった (例えば、『[[剣>仮面ライダーブレイド]]』の「アンデッドサーチャー」や『[[キバ>仮面ライダーキバ]]』の「ブラッディローズ」といった、  怪人の存在を察知出来る存在を出して遭遇に説得力を持たせるなど。  また、『[[龍騎>仮面ライダー龍騎]]』のミラーワールドや『[[W>仮面ライダーW]]』の風都など、リアリティ重視の内容を徐々に緩和していく傾向になりつつある)。 なお、本作と同じプロデューサーによる『[[仮面ライダー響鬼]]』も、原因こそはっきり明かされていないものの、 同じようにプロデューサーや脚本のテコ入れが入っており(奇しくも本作と同じ白倉Pと井上敏樹氏)、 こちらは製作体制を含め大きな路線変更を遂げた事で賛否が分かれる事になったため、本作と比較される事も多い。 余談だが設定や描写、グロンギの殺人シーンが日曜の朝8時に家族そろって見るには&b(){あまりにもグロかったり過激すぎたりした}ため、 当然の様に親の方々から放送局へクレームが多く寄せられるなど、物議を醸した。 ……まあ、&b(){「どう見ても見た目頭の不自由な人がニヤニヤ笑いながら女子高生をトラックのバックでじわじわ轢き殺す」} なんてやれば抗議が来ない方が不思議である。 その為、物語後半では&b(){「被害者を搬送中に救急隊員が怪人の毒による二次災害にあった」}や、 &b(){グロンギのせいで新幹線が運休}等、間接的にグロンギの恐怖を表すようになり、 次回作の『[[仮面ライダーアギト]]』では&b(){現実には実行不可能でかつ恐怖を演出}する「不可能犯罪」という、 「グロさを押さえながらも恐怖は同等」の[[まったく新しい>風雲黙示録]]殺害描写を作り上げた。 #endregion 商業面では変身ベルト等の人気で好成績を記録したが、 ドラマパート重視の作劇により結果的に戦闘シーンが極めて短いエピソードが生じたり、 10月に発売されていたクウガの最強形態が、翌年1月の最終回直前まで本編に登場しなかったり(出番も1、2分程度だった)等の展開が行われた他、 逆にスポンサーの玩具会社の担当者も知らなかった新形態が登場し、 急遽その商品が開発・発売されるなど販促番組としても異例づくめの記録を残す事となった。 その集大成とも言える最終回では、AパートとBパートの間にCMを挟まず一気にEDまで放送、 変身後の主役ヒーローが一切登場せず戦闘パートが無いという異例の内容だった。 また、主題歌「仮面ライダークウガ!」は『[[北斗の拳]]』の「[[愛をとりもどせ!!>テーレッテー]]」などで知られる、 クリスタルキングの元メンバーである田中昌之氏が務めた。 &s(){草野球に熱中しすぎたための}喉の負傷事故でかつてのハイトーンボイスは見る影も無くなったものの、 それを乗り越えたハスキーボイスが魂に訴えかけるアツイ曲である。 中でも特に&b(){「熱く蘇れ」}というフレーズはストーリー上のクウガだけでなく、 平成の時代での『仮面ライダー』自体の復活をも象徴しているように感じられ、非常に印象深い。 ちなみに田中氏は本作より前に『[[ウルトラマンガイア]]』でも主題歌を歌っており、 そちらの主題歌もまた「ウルトラマンガイア!」というヒーロー名+!のタイトルである。 新ライダー企画の仮タイトルに『仮面ライダーガイア』があったという話もあり、妙な偶然を感じさせてくれる。 &nicovideo(sm259421) 次回作の製作に当たっては東映内で本作の続編にしたい派と雄介達の大団円を傷つけたくない派に分かれて議論が行われたらしく、 次回作『仮面ライダーアギト』では[[未確認生命体事件やライダー型の「第4号」出現の過去を示唆しつつ>仮面ライダーG3-X]]、 未確認生命体事件の設定年代をずらして本作の続編ではないことを明示するという形となっている。 #region(『仮面ライダーディケイド』以降のクウガ) 『仮面ライダーディケイド』では役者・設定が一新されている。 名前は&b(){「小野寺 ユウスケ」}。ちなみに「小野寺」は仮面ライダーの生みの親である石ノ森章太郎先生の&b(){本名}である。 [[ディケイドの次作の主人公>仮面ライダーW]]と合わせれば石ノ森先生の出来上がりというわけである。&s(){ろくに共演した事ないけど} &font(20,b,i,red){「だって俺、クウガだし」} 元々は「自分を認めてもらいたい」という目的でパートナーの女性刑事・八代藍と共にグロンギと戦ってきていたが、 [[門矢士>仮面ライダーディケイド]]の言葉と八代の死を切っ掛けに「世界中の人々を笑顔にする」ために戦うようになった。 その後、キバットバットIII世の妹のキバーラに連れられて「キバの世界」以降も異世界を巡る士達の旅に同行する事になる。 いざという時に変身しないため、視聴者からは「変身しろよ」と突っ込まれる事も多いが、 そもそも変身出来そうにない場面が多く、逆に目立ってしまうと唯でさえ扱いにくい士(ディケイド)が[[空気になってしまう>主人公(笑)]]から仕方ない。 なお、彼もTV版で二度、『MOVIE大戦2010』では一度アルティメットフォームに変身する機会があるのだが、 いずれも瞳の色は「黒」である。 尤も、このTV版の二度の変身は特殊な状態であったのでユウスケの心が弱いわけではない (一度目はヒロインの夢の中。二度目は士を庇い倒れた後、キバーラに噛まれ魔皇力を注入されて復活した時)。 そして『MOVIE大戦2010』では瞳が黒であるにも拘らず理性を保っていた。…[[なんなんだ貴様ぁ>なんなんだアンタ]]。 ちなみにユウスケの存在も考慮してかコンプリートFでアルティメットはTVでは召喚されなかったが、 てれびくんのハイパーバトルDVDでは平成歴代最強フォームと共に召喚され、 &b(){放送から10年以上経ってようやく}必殺技のアルティメットキックが(他のライダーのキック技との合体攻撃という形ではあったが)使用された。 変身後のクウガにもユウスケが未成長である事や2000の技を持っていない関係上、違いが現れているのだが (ペガサスで走って連射や高く飛んだり、タイタンで俊敏に動くなど。オリジナルでもたまにやっていたが、ドラゴンの素手格闘は弱くなるので×。  一応一般人よりは高いスペックをマークしているので出来ない事は無いが、やはり違和感は拭えない)、 第2話のディケイド戦や[[地獄兄弟>Sexx on wings]]戦では2000の技の事を忘れた人が多かったのか、多くの人に誤解されていた。 だが、ディケイドがカメンライドしたクウガではオリジナルのような使い方で戦闘する。 ……ユウスケよりうm(ry ディケイドの能力による超絶変形・ファイナルフォームライド形態は、ゴウラム型の「クウガゴウラム」。 ゴウラム同様自在に空を飛び、大顎で敵を攻撃する。この大顎で敵を挟み込んで急降下し、 下から上昇してくるディケイドのキックを浴びせる「ディケイドアサルト」がファイナルアタックライド。 また『MOVIE大戦2010』では、アルティメットフォームから自力でカラーリングが黒くなった「アルティメットゴウラム」へとFFRしている。 劇場版『仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー』では、 クウガの新たな最強形態「仮面ライダークウガ ライジングアルティメット」に変身する。 名前通り、アルティメット+ライジングといった感じの姿で、グロンギの首領ン・ダグバ・ゼバに近い姿になっている。 大神官ビシュムの「地の石」による究極の闇の力によって変身した際は理性を失った黒い瞳のブラックアイ(ダークアイ)だったが、 洗脳が解けた後は赤い瞳のレッドアイに覚醒。 『MOVIE大戦2010』ではディケイドコンプリートフォームの力で再びライジングアルティメットに変身している。 スペック的にはアルティメットフォームをも上回っている。 (身長:210cm / 体重:150kg / パンチ力:100t / キック力:120t / ジャンプ力:ひと跳び110m / 走力:100mを1秒) 『ディケイド』以外では、映画『オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー』にも出演。 物語終盤の処刑広場での戦いに駆けつけ、ショッカー参加のグロンギ怪人を相手に立ち回りを見せている。 平成ライダー最終作『[[仮面ライダージオウ]]』では諸々の事情も重なってか、『クウガ』からのオリジナルキャストの客演は叶わなかったものの、 その代わり(?)に冬の劇場作品『平成ジェネレーションズFOREVER』にて本作の物語の起点たる九朗ヶ岳遺跡が登場。 ここに眠る先代クウガの遺体からクウガの[[アナザーライダー>アナザービルド]]・アナザークウガ、 ならびにクウガライドウォッチが生み出された。 #endregion #region(漫画作品におけるクウガ) 漫画作品としては、放送当時に『てれびくん』誌にてたなかてつお氏によるコミカライズが連載されていた他、 ゾイドの漫画版などでも知られる上山道郎氏による外伝漫画が『てれコロコミック』にて掲載されていた。 内容はTVシリーズに登場せず、設定上存在していたグロンギ怪人の登場エピソードとして描かれたもので、 ストーリー原案を東映から提供された上で製作した、事実上の&b(){公式外伝}となっている。 単行本などには未収録だが、現在は上山氏のサイトにて無料公開されており、閲覧する事が可能。 #image(Godai_Heros.jpg,width=220,title=マヨラーではない) そして2014年末、『月刊ヒーローズ』誌にて時代設定を2015年に置き換えるなど世界観を一新した漫画版が連載開始。 企画は白倉伸一郎氏、脚本は井上敏樹氏、作画は『伴天連XX』等の作品にも関わった横島一氏。 雄介がクウガになるプロセスが大きくアレンジされていたり(ただし「雄介は何故戦うのか?」の理由づけについては変わっていない)、 クモの怪人やコウモリの怪人の能力が掘り下げられたりしている。 あと(雄介に限った事ではないが)人物の容姿もかなり異なる。&s(){特に雄介はどう見ても[[別の冒険家なライダー>>https://dic.nicovideo.jp/a/仁藤攻介]]にしか見えない} また、原作で世界観の繋がりが示唆されていた『[[仮面ライダーアギト]]』の設定が大きく組み込まれており、 『クウガ』と『アギト』という平成初期ライダーの[[クロスオーバー]]的な側面もあるなど、 総じて原作から大きくアレンジされた作品に仕上がっている。 #region(まさかの実写映画登場) 映画『[[仮面ライダージオウ Over Quartzer>仮面ライダージオウ]]』には、このヒーローズ版クウガがまさかの登場を果たした。 本作の最終決戦にはバラエティ番組や演劇、ネット配信作品などTVシリーズ以外の作品に登場する仮面ライダー達も出現しており、 クウガは漫画作品代表としての選出となっている。 #endregion #endregion #region(小説作品におけるクウガ) 月刊ホビージャパンに連載されている小説作品群『S.I.C HERO SAGA』では、 クウガ編の『オデッセイ』とディケイド編の『-ストロンガーの世界-』に登場しているが、 どちらの作品でも変身者は五代雄介ではない。 『オデッセイ』は超古代にグロンギと戦った先代クウガの物語。 基本的に非公式なHERO SAGAでは珍しく、クウガの高寺プロデューサーが関わっている&b(){公式作品}である。 本作の主人公リクは戦いを嫌う心優しい青年だったが、呪術師にグロンギの脅威に立ち向かう戦士クウガとして指名されてしまう (後に呪術師はグロンギだった事が判明。戦士に不向きな者としてリクを選んでいた)。 彼は仲間達、何よりも盲目の妹ミオを守るために仲間達と共にグロンギに向かっていった。 仲間達が全滅した後もミオの思いに応えて生まれたゴウラムと共に戦い抜き、遂にはグロンギの長ダグバをも倒す事に成功した。 なお、リクは&b(){基本4フォームのみでグロンギを全て倒す}という快挙を成し遂げている。 この時代のダグバはまだ不完全体だったとはいえ、恐るべき強さである。 ただし、「戦士」の概念が無いはずのリント族に「戦士」が存在している事や、 TV本編でグロンギ族が雄介クウガを指して「今度のクウガは強い」と言っている事から、 リククウガがTV版での先代と言えるかどうかは意見が分かれている。 『ストロンガーの世界』は、リ・イマジネーションされた[[仮面ライダーストロンガー]]の世界を舞台にした作品。 変身者は小野寺ユウスケ。ディケイド一行と「ストロンガーの世界」のデルザー軍団、 さらに原典に近い世界からやって来た異世界の城茂も交えた混戦の中でディケイドと共に岩石大首領に立ち向かう。 終盤には悪に堕ちた「ストロンガーの世界」の城茂によって電気エネルギーを流し込まれ、 ライジングアルティメットになってしまうが、異世界の城茂の協力で無事元に戻る事ができた。 2013年6月29日には講談社キャラクター文庫より、TV版の脚本も務めた荒川稔久氏による小説版が発売された (当初は『カブト』『W』『オーズ』と同時の2012年11月発売予定だったが、著者の多忙による執筆の遅れで  延期に延期を重ねて半年以上経ってようやく発売され、それまではファンをやきもきさせていた)。 グロンギの事件から13年経った紛れもない(小説刊行当時の)“現在”を舞台に、 五代雄介が姿を消した後の世界を一条の視点から描いた傑作であり、小説ライダーシリーズの中でも特に高い評判を誇る。 本作ではクウガにプロトタイプがいた事が判明。 そのベルトを手に入れたTVシリーズにも登場する「とある人物」が、 グロンギ残党に立ち向かうために変身し2人目のクウガとなったが、戦いの中で自身の心の闇に呑まれてしまう。 なお、TV本編のクウガ=五代雄介も出番は決して多くはないがちゃんと登場する。 //もうちょっといい文章にできる人がいたらお願いします… #endregion #region(『ガンバライド』におけるクウガ) 第2弾でマイティフォームとペガサスフォームがスーパーレアで参戦。 マイティフォームはこの時ライダースキルがコウエイ向けだったため、 前衛で戦うには低レアを使うか、スキルを殺すかの二択を長らく強いられる羽目に。 なお、前衛で使える高レアマイティフォーム登場は001弾とかなり遅かった。 ペガサスフォームは原作では時間制限があるが、『ガンバライド』ではずっとペガサスフォームのままである。 第5弾でタイタンフォームがレジェンドレア、ドラゴンフォームがスーパーレアで参戦。 しかし、タイタンフォームの演出あり必殺技「カラミティタイタン」は、 &b(){「相手にタイタンソードが突き刺さず、突き飛ばしてしまう」}という微妙な演出になってしまっている。 これは「突き刺す」という残虐描写に伴う規制によるものであり、 同様の事情で[[残念な演出になってしまう>仮面ライダーBLACK]]後発技は「カラミティ現象」と呼ばれた。&s(){本当の意味で[[カラミティ(災厄)>キャッスルカラミティ]]になっちゃったよ} この残念な演出と低い必殺技威力で当初はガッカリレアかと思われたが、後に高攻撃力による撲殺デッキ向きと判明し地位を回復している。 また、カラミティタイタンはシャバドゥビ1弾で演出が見直され、カラミティ現象の回避にも成功した。 基本フォームは非常に早い時点から登場したものの、ライジングフォームはシャバドゥビ弾以降の参戦と遅かった。 シャバドゥビ1弾で必殺技がライジングマイティキックのマイティフォームがレジェンドレアで登場。 続くシャバドゥビ2弾で最初からライジングマイティで戦えるスーパーレアも参戦した。 そしてシャバドゥビ5弾EXステージでの先行登場を経て、最終弾であるシャバドゥビ6弾でアルティメットフォームが参戦。 レジェンドレアと究極キャンペーンで登場。レジェンドレア版は最終弾にして筐体排出カード最強の必殺技攻撃力を誇る。 なお、ライジングドラゴン・ペガサス・タイタンとアメイジングマイティは残念ながら未参戦のまま終わった。 専用[[必殺技]]はマイティフォームがマイティキック、ドラゴンフォームがスプラッシュドラゴン、 ペガサスフォームがブラストペガサス、タイタンフォームがカラミティタイタンと一通り原作技が実装されている。 また、この4フォームにはシャバドゥビ1弾で必殺技「超変身」。変身し、別フォームの原作技を繰り出す。 マイティフォームはこの他、オーズと一緒にコンビネーションキックを叩き込む半専用技「クウガ&オーズタッグキック」もある。 ライジングマイティはライジングマイティキック。ライジングマイティの場合はそのまま技を繰り出すが、 マイティフォームで発動すると技を出す前にライジングマイティに超変身する。 &s(){[[ステージ]]が風都タワーであろうが月面基地であろうがライジングマイティキックで3キロ四方の爆発を出せる。危ねぇ!} アルティメットフォームは「凄まじき拳」というオリジナル技だが、演出は48話の超自然発火能力、 そしてダグバのベルトを破壊した超重いパンチを組み合わせたもので、[[原作再現]]度は高い。 ディケイド版のクウガに関しては、 第7弾で『オールライダー対大ショッカー』に登場したライジングアルティメット(RU)レッドアイがレジェンドレアで参戦。 第7弾HEXで先行登場した後、第8弾でRUブラックアイがレジェンドレアで参戦。 RUブラックアイは登場から03までの長い間、必殺技威力最高値を誇っていた。 専用必殺技はRUレッドアイがRUマイティキック。原作ではオールライダーキックに紛れて使ったため地味だが、 『ガンバライド』では爆発以外はライジングマイティキック並に派手で、重量のある重いキックを見られる。 RUブラックアイは原作でライダー数人をまとめて吹き飛ばした暗黒掌波動。 また、ディケイド版クウガを前提にした技として、ディケイドに「ディケイドドッジ」という必殺技が実装されている。 これは&b(){FFRでクウガをボールに変形させ、敵目掛けて投げつける}という凄まじいもの。 実はコレ、小学館の必殺技コンテストでの大賞作品なのだが、 本来の大賞案では「ボールに変形した[[アギト>仮面ライダーアギト]]をディケイドとクウガが投げ合い、敵にぶつける」というものだった所、 実装時に気付いたらクウガ自身がボールにされてしまっていた。まぁ、原作で相棒ポジションである小野寺クウガしか、こんな扱いできなかったのだろう。 シャバドゥビ弾のライダータイプはマイティフォームが&font(b,red){&ruby(ヒ){火}}、ドラゴンフォームが&font(b,aqua){&ruby(ミズ){水}}、ペガサスフォームが&font(b,lime){&ruby(カゼ){風}}、タイタンフォームが&font(b,#a52a2a){&ruby(ツチ){土}}、 ライジングマイティとRUレッドアイが&font(b,#ffd700){&ruby(カミナリ){雷}}、RUブラックアイが&font(b,#4b0082){&ruby(ヤミ){闇}}、アルティメットフォームが&font(b,black){&ruby(マルチ){万能}}。 ちなみに、『ガンバライド』ではどちらの設定のクウガでも同じ声優が声を当てており、雄介クウガとも小野寺クウガとも取れる声色で演技されている。 //文章を全般的に整理。下位技は捏造名称なので紹介カットしました #endregion #region(『ガンバライジング』におけるクウガ) 1弾からしっかり参戦。ゲーム作品では非常に珍しい、グローイングフォームを引っ提げての登場。 「バースト」という戦闘中のパワーアップ演出を中核に据えた本作において、最初からバースト時に超変身の専用動作付きと恵まれている。 1弾ではディケイドばりに高レアが複数出ており、グローイング、マイティ、ドラゴン、ライジングマイティ、そしてアルティメットが参戦。 グローイングフォームからマイティフォームへの超変身という、ありそうでなかった姿も見られる。 [[必殺技]]はグローイングとドラゴン以外はガンバライドから引き続き原作技と「凄まじき拳」。 グローイングはバースト前専用なので下位技のみだが、パンチ3連打はがむしゃらに拳を繰り出していた初期のグローイングフォームらしいと評判である。 後にライジングマイティ以外のライジング3フォームとアメイジングマイティも参戦し、いずれも1枚限りながらレジェンドレア以上と厚遇は変わらず。 声は『ガンバライド』時代と同じだが、後述の追加から本作では雄介クウガ扱いの模様。 そしてライダータイム5弾にて、ディケイド10thCPの1枚としてライジングアルティメットが登場。 翌6弾ではマイティフォーム(小野寺)の名義で小野寺版マイティフォームも参戦した。 この2枚は声が異なり、小野寺ユウスケ役の村井良大氏の音声が新録されている。 またカード名義が異なるため雄介クウガと一緒に組む事も可能で、[[専用の掛け合い>特殊イントロ]]も存在する。 #endregion #region(『バトライド・ウォー』シリーズにおけるクウガ) 『1』ではグローイングフォーム以外の全フォームが登場。雄介クウガのためライジングアルティメットも無し。 基本4フォームで溜め攻撃をすると各種ライジングフォームに変身する仕様で、最終回後の時間軸のためライジングの時間制現も無い。 ついでに何故かペガサスフォームの制限時間も無く、[[飛び道具]]主体にも拘らず癖も無く他の3フォームに比べてかなり使いやすい。 ただしアメイジングマイティはライジングマイティの[[必殺技]]演出のみの登場。 [[超必殺技]]とディケイドコンプリートフォームのFARはアルティメットフォームに変身してのパイロキネシス。 設定は原作の雄介クウガだが、ディケイドの目覚め[[ステージ]]に小野寺クウガ(声優、台詞に違いは無い)が登場する。 『2』ではアメイジングマイティが1のアルティメットのモーションを引っさげてプレイアブルになり、アルティメットのモーションが新規になった。 あと相変わらずペガサスが強い。 映画が舞台のため映画が存在しないクウガはどうなるかと危惧されていたが……まさかの&b(){救済措置無し}で冗談抜きで仮面ライダークウキ状態に。 映画ステージが無いため同作での主役の[[鎧武>仮面ライダー鎧武]]勢との会話も無く、ディケイドステージに小野寺クウガが登場する事も無く、 ディケイド最強コンプリートフォームのFARにライジングアルティメットが登場する事も無いとかなり不遇 (電王も最強コンプリートのFARはライナーのままだがあちらは究極形態で超クライマックスになれる)。 ちなみにン・ダグバ・ゼバとの決戦ステージは敵がダグバオンリーという事もあってかなり周回しやすく、 レベル上げに便利なため、&b(){「ダグバ道場」}の愛称で呼ばれている。 ただしクウガ本人でこのステージに挑むと、アルティメットフォームになるまでダメージを与えられないため効率が悪い。 『創生』では原作第1話再現ステージのあるキャラに選ばれた……のだが、クウガのみ1話ではなく2話の「変身」になっている。 戦う決意を込めた名台詞、燃え盛る教会の派手さ&s(){、グローイング製作の手間}からだろうか。&s(){教会じゃなくて前作の城に見える?気のせい気のせい} また新キャラとして小野寺クウガが実装、プレイアブルキャラとしても使用する事が出来る。 こちらは各種ライジングがオミットされ溜め攻撃を当てるとアメイジングマイティの代わりに黒目アルティメットに変身可能になる。 最強フォームはライジングアルティメットで、他のフォームと違い五代クウガからモーションが一新される。 ただし、[[同一>仮面ライダーW]][[人物>仮面ライダージョーカー]]同士でもないのに何故か五代クウガと小野寺クウガを組ませる事は出来ない。&s(){てつを?あの人は例外だから} なお本作では前作までのステージが削除されたためダグバ道場は消えたが、 代わりに上記の「変身」でズ・ゴオマ・グと戦うゴオマ道場が開かれた。 椅子と柱が邪魔、ゴオマがたまに飛び回るなどの理由で「[[「戦士の覚醒」>仮面ライダーアギト]]」のジャガーロード道場の方が使われるが。 #endregion #region(『バトルスピリッツ』におけるクウガ) カードゲーム『バトルスピリッツ』のコラボブースターに、仮面ライダー第一弾「伝説の始まり」から登場。 色は赤。典型的なビートダウン型で、マイティのアタックでドローしながら他フォームに変身(ゲーム内では「チェンジ」という能力名)し、 敵に対処していく事になる。 各フォームの特徴も再現されており、ペガサスは変身時間の再現で能力発動後に手札に戻ってしまうし、 タイタンは装甲の厚さが効果で破壊されないという形で表現されている。 そして目玉なのがアルティメットフォーム。バトスピの最高レアリティである&b(){XXレア}での登場となった。 カードカテゴリは名前通りアルティメット(スピリットに比べパワー・耐性に優れる)。 コラボの中ではダグバと並んで二体のみのアルティメット、仮面ライダーなら唯一の存在である。 また、コラボ第二弾にてまだ出ていなかったマイティ以外のライジング形態も収録された。 ライジングタイタンのイラストがアルティメットに目覚めかけた串刺しシーンであり中々に怖い。 #endregion &i(){(以上、Wikipediaから引用、改変)} #region(ニコニコ動画などでの配信状況) ニコニコ動画の東映公式チャンネルでは、『龍騎』を始めとした後年の平成ライダーに先を越される中、 放送20周年を迎えた2020年に、全話配信された『仮面ライダースーパー1』の後を継いで配信が開始(各話隔週で3日間は無料)。 (『[[仮面ライダーBLACK]]』と『[[RX>仮面ライダーBLACK RX]]』は既に配信完了していたため、大きく時代をすっ飛んで『クウガ』がスタートと相成った) 同時に先立って『[[仮面ライダー剣>仮面ライダーブレイド]]』が配信開始しているため、平成ライダーのダブルヘッダー配信という異例の事態となった。 そして翌2021年10月31日に&s(){正月スペシャルを除いた}全話が配信完了し、 翌11月より次回作『[[仮面ライダーアギト]]』へとバトンタッチとなった。 またそれに先立ち、スタッフが共通し&b(){『クウガ』の精神的続編}とも言われている&link_anchor(*3){*3}『[[爆竜戦隊アバレンジャー>ダイノサンダー・ホワイトレンジャー]]』も同年10月29日から配信されている。 &s(){え?ガオレンジャーの次はハリケンジャーだろって?[[それももうとっくの昔に配信してた>機動刑事ジバン]]ので[[飛ばしたんだ>コーディー]]} &nicovideo(so37864524) なおyoutubeでもニコニコに先駆けて無料配信を開始([[1・2話は常設無料>仮面ライダージオウ]])しているが、 本作の特徴たるグロンギ語がyoutubeでは即座には分かりにくいという難点があり、 有志のコメントでフォローが入るニコニコでの方が理解がスムーズで見やすくなったといった意見も出ている。 #endregion ---- &aname(mugenkuuga,option=nolink){} **MUGENにおける仮面ライダークウガ 平成仮面ライダーキャラでお馴染みのqzak氏が手書きで平成ライダーの殆どを公開していた事もあり、 かつては&b(){平成ライダー唯一のMUGEN不在キャラクター}であった。 一応qzak氏の[[仮面ライダーディケイド]]にクウガ要素があったが、 &b(){純粋な仮面ライダークウガ}としてのキャラはDOS時代の頃から本当に長い間、存在しなかった&link_anchor(*4){*4}。 しかし現在は五代クウガと小野寺クウガの両名共にめでたくMUGEN入りを果たしている。 //平成ライダーのMUGEN事情を注釈に移しました #region(クウガ製作チーム版) -&b(){クウガ製作チーム版} #image(kuuga_g-1.gif,title=五代クウガ) 琉衣氏と吾妻氏を始めとする製作チームによって作られたクウガ。 現在は2012年9月27日に公開されたver1.61版に2013年10月26日公開の対[[バダー>ゴ・バダー・バ]]用イントロパッチを適用したものが最新版。 小野寺ユウスケボイスになるボイスパッチがかじゅみ氏によって公開されている(ver1.20用)。 2009年8月19日のα版から10年8月8日のβ2公開を通じて一部ドットの描き直し、 [[スパキャン>キャンセル]]やカウンター、根性値(逆根性値)等のシステム。追撃、立ち回り強化の為の細かいモーションの追加や、 各フォームに対応した勝利ポーズや演出、それ以外にも各種F数、速度設定等の内部的な部分も含めた、 相当に丁寧な作りでの更新が続けられている。 ただし、『クライマックスヒーローズ』等のように形態変化して戦うというのは無理な様子 (MUGENの仕様上変身キャラを作るのは非常に難しいが、それ以上に形態変化するとスプライトを書く手間が倍になってしまう)。 なので、今回はスパコンのみでフォームチェンジする事になったらしい。 ドラゴンは[[乱舞技]]、ペガサスは唯一の[[飛び道具]]、タイタンは[[アーマー>スーパーアーマー]]で攻撃を耐えつつ剣で反撃する(当身ではない)技となっている。 ペガサスフォームに関しては変身時間の制約があるので、原作再現とも言える。 5Pカラーではチェーンコンボ小足・小パンが連打キャンセル可、 移動技の岡本ダッシュが使用可能(以前は通常版で使用可能だった)、スパコンのコマンドの簡略化などの性能変化が加わった、 「[[初心者用プチ簡易操作モード>カンフーマン]]」となる。 [[\クウガァ/>カンフーマン改変キャラ]] &nicovideo(sm11677500) ver1.48ではとうとうアルティメットフォームも使用可能になった。 また6P選択でアメイジングマイティ風カラーの暴走モードが起動するようになった。 このカラーだと[[常時ゲージMAX>ゲジマユ]]に加え体力が微回復し続けるようになり、更にライダーキックの威力が強化される。 ただし微回復のためにアルティメットフォームの条件が満たしにくくなるので注意。 ゲジマユとはいえAIがゲージ技連射を自重しているため[[ランク>MUGENキャラクターのランク付け]]的には凶中位レベルか。 &nicovideo(sm16276378) 現時点でも十分な完成度と思える出来なのだが、まだ製作チームは満足していないらしく、向上意欲の高さが窺える。 比較的多彩な動きをするAIも搭載されているため、大会動画等にも使えるだろう。 なお、ボイス・AIパッチ各種の製作は自由で、製作用の資料が同梱してある。 製作者曰く「AIは専門外なので、β版時代のを最新版に対応させバグが出ないようにしてるだけ」らしい。 更新により、AIもタイタンやアルティメットを使うようになったが、それでもやや不安定な面もあり飛び道具や対空には弱いらしい。 フォームチェンジを活用した格好いいクウガを見たい人は、自分でAIを作成しよう。 2013年7月には[[スコープドッグ]]などを製作しているバルバトス氏による外部AIが公開された。 デフォルトAIをベースとして超反応やジャストディフェンス頻度が増加しており、また常時アルティメット点灯状態となっている。 過去とその他のクウガ製作動画は&link_anchor(kuuga,page=MUGENキャラ作成3){こちら}に記載。 |製作動画マイリスト&br()&nicovideo_mylist(<iframe width="312" height="176" src="https://www.nicovideo.jp/thumb_mylist/15622217" scrolling="no" style="border:solid 1px #CCC;" frameborder="0"><a target="_blank" href="https://www.nicovideo.jp/mylist/15622217">マイリスト</a></iframe>)| #image(kuuga_g-2.gif,title=俺が2000の技を持つ男、GODAIだ!もう一度やるか。b) #endregion #region(BlackCat氏製作) -&b(){BlackCat氏製作} 上記のクウガの改変。WinMUGEN、[[MUGEN1,0以降>新バージョンmugenについて]]の両方で使用可能。 ライジングフォームの各種必殺技や、アメイジングマイティキック、アルティメットフォームのオリジナル技など非常に多くの技が追加されている。 また、カラー毎に各フォームを操作することが可能。 ただし、ペガサスフォーム、タイタンフォームは現状未完成。 新たに操作可能なフォームの内、アルティメットフォームは常時ゲージMAX&ライフ自動回復、スパキャン補正カット、ライダーキック威力上昇、 常時ライジング可能の効果が付く。 攻撃力・耐久力共に狂上位相当であり、通常のキャラでは太刀打ちできない。 AIもデフォルトで搭載済み。 #endregion #region(ななび氏製作 リ・イマジ版) -&b(){ななび氏製作 リ・イマジ版} #image(kuuga_re.gif,title=小野寺クウガ) 2016年4月、平成ライダー制作Wikiロダにて、 [[龍騎>仮面ライダー龍騎]]なども改変したななび氏により、新たにリ・イマジ版の小野寺クウガが公開された。現在α版。 qzak氏のディケイドをベースに、クウガ素材を改変して作られたキャラとなっている。 現在搭載されている技は突進技の「マイティキック」と対空技の「[[空牙>楓]]」、 1ゲージ技の「超マイティキック」と「スプラッシュドラゴン」、2ゲージ技の超自然発火能力が存在する。 超マイティキックはしっかり前方宙返り無しの飛び蹴り。 超自然発火能力は黒目アルティメットに変身しつつ前方に手を翳して見えないガード不能のロック判定を放ち、 それが当たると『バトライド・ウォー』のように紫の炎で燃やし、相手の懐まで一瞬で接近してストレートパンチで決める。 演出の割に威力は低い(3割半)が、それ以外の性能が高いので致し方なし。 ちなみにロック判定は翳した手の指先ぐらいの高さまでなのでキャラ次第では見てからジャンプで避けられる。 同年5月の更新では、新たに3ゲージ技の「ライジングアルティメットマイティキック」が搭載された。 性能は五代クウガのマイティキックに近く、始動の正拳突きが当たるとロックしてライジングアルティメットに変身、キックする。 出は速い(発生7F)が、無敵やアーマーは無くガードも可能。 まだライジングアルティメット素材が少ないため演出は暫定的なものらしい。 更に6月の更新で、新たに斜め下に急降下する空中版マイティキックと2ゲージ突進技の「アルティメットゴウラム」が追加された。 アルティメットゴウラムは始動から終了まで無敵のまま、かつ空中で使用可能とかなり強力だが、その分ダメージは3割弱程度。 また、ガードされても画面端まで飛ぶので逃げられるが、終了時にはゴウラムから戻る演出が入るため、画面端の相手に防がれると多大な隙を晒す。 そして、9月には1ゲージ技として空対地飛び道具のブラストペガサスが、ガードキャンセルのカラミティタイタンがそれぞれ追加された。 これにより作中で見せた形態は通常のクウガゴウラム以外全て使えるようになった。 2017年1月には、ゲージ溜め(溜まる速度は4秒強で1本)と1ゲージ消費食らい抜け(1ラウンドにつき1回)が追加、AIも更新。 2月の更新にて強マイティキックの始動に一回転する動作が追加、超マイティキックのモーションも変更された。 3月には更新パッチが公開。これを導入するとAIや性能などが調整される他、 体力250以下の時、ライジングアルティメットがスーパーライジングアルティメット風の演出に変化するようになる。 #endregion ***出場大会 #region(一覧) ''シングル'' #list_by_tagsearch_cache([大会],[シングル],[仮面ライダークウガ],sort=hiduke,100) ''タッグ'' #list_by_tagsearch_cache([大会],[タッグ],[仮面ライダークウガ],sort=hiduke,100) -[[無茶?無謀?(第4弾) 作品別 成長 ランセレバトル]](α2 プレイヤー操作) -[[新旧男女ペアオールスターUnlimitedトーナメント+1]](おまけに登場 タッグ-[[ユリ・サカザキ]]) -[[並~狂まで入り乱れ・下剋上等ランセレタッグトーナメント!>>https://nico.ms/sm11832034]] //情報があるもののみ残す //[[男女タッグ祭り2010]](タッグ - [[東風谷早苗]]) ''チーム'' #list_by_tagsearch_cache([大会],[チーム],[仮面ライダークウガ],sort=hiduke,100) -[[種族別3VS3チームバトル【ポンコツ杯】]](おまけ) ''その他'' #list_by_tagsearch_cache([大会],[その他],[仮面ライダークウガ],sort=hiduke,100) ''更新停止中'' #list_by_tagsearch_cache([更新停止中大会],[仮面ライダークウガ],sort=hiduke,100) ''凍結'' #list_by_tagsearch_cache([凍結大会],[仮面ライダークウガ],sort=hiduke,100) ''削除済み'' #list_by_tagsearch_cache([削除済み大会],[仮面ライダークウガ],sort=hiduke,100) -グスタフ・ミュンヒハウゼン杯 ''非表示'' #list_by_tagsearch_cache([非表示大会],[仮面ライダークウガ],sort=hiduke,100) -仮面ライダーとトゥーフゥー【東方】でタッグトナメ(タッグ - [[東風谷早苗]]) #endregion ***出演ストーリー [[D:code]] [[粛清屋HERO’s]] [[仮面ライダー778]] [[ブロリーとMUGEN町の人々]] ---- &aname(*1,option=nolink){&color(red){*1}} 上述のダグバやガドルのような昆虫やそれに近いものをモチーフとした場合は「バ」、 バルバやギノガのような植物やそれに近いものは「デ」、鳥類やコウモリのような翼を持つものは「グ」、 陸上哺乳類は「ダ」、爬虫類や両生類は「レ」、魚類やヤドカリのような水辺に住む生き物は「ギ」となる。 &aname(*2,option=nolink){&color(red){*2}} 上述の「お約束」は、予算の枠内での制作や、撮影場所を確保しなければならない関係上から編み出されたものが殆どだった。 そもそも初代『仮面ライダー』自体、クランクイン当時に制作会社である東映がストライキの渦中にあったため 予算や撮影環境が十分確保できない中、スタッフ達の創意工夫により作られたものだった。 &aname(*3,option=nolink){&color(red){*3}} 言及があったのは当時の30分後の番組『[[仮面ライダー555>仮面ライダーファイズ]]』の公式サイト内。 一方でクウガBlu-rayBOX発売記念対談では、 「作品を通じて伝えたい事は同じかもしれないが意識して書いたわけではなく、むしろ『[[帰ってきたウルトラマン>ウルトラマンジャック]]』を意識していた」 とも言われている。 &aname(*4,option=nolink){&color(red){*4}} 当時の平成ライダーはディケイドまでだった。キバは一応&link_anchor(dcdkiva,page=仮面ライダーディケイド){DCDキバ}が作られており、[[後に単体化した>仮面ライダーキバ]]。 その後[[W>仮面ライダーW]]と[[オーズ>仮面ライダーオーズ]]が公開されたが、以降は[[フォーゼ>仮面ライダーフォーゼ]]と[[ウィザード>仮面ライダーウィザード]]が飛ばされ、[[鎧武>仮面ライダー鎧武]]や[[ドライブ>仮面ライダードライブ]]や(当時は[[のりもの]]のみだったが)[[アクセル>仮面ライダーアクセル]]が先に公開されていた (フォーゼはWの[[ストライカー]]及び[[中の人>如月弦太朗]]として、ウィザードはディケイド1号の演出としてMUGEN入りはしていたが)。 現在MUGENに参戦している平成ライダーについては左メニューのキャラ一覧を参照。 ---- //タグ管理用スペース(タグを変更した時は内容をこちらにコピペ上書きしてください) //|CV:オダギリジョー|,|CV:村井良大|,|CV:松原大典|,|CV:今村直樹|,|CV:平井啓二|,仮面ライダー,主人公,ヒーロー,クワガタムシ,近距離タイプ,剣道,棒使い,弓使い,剣使い,雷使い,炎使い,愛,仮面,角(額),黒髪,赤色,青色,緑色,紫色,白色,金色,黒色
&font(20,b,i){-A NEW HERO. A NEW LEGEND.(新たな英雄、新たな伝説)-} #image(ps_atot0027_0000_01.jpg,left,float,title=モチーフはクワガタムシと新一号) #clear #region(担当俳優・声優) -五代雄介 :オダギリジョー|『クウガ』、PS『クウガ』 :[[村井良大>https://w.atwiki.jp/niconicomugen/tag/|CV:村井良大|]]|『G』 :松原大典|『ガンバライド』『ガンバライジング』、『クライマックスヒーローズ』シリーズ、『ライジェネ』シリーズ 『バトライド・ウォー』シリーズ、『クライマックスファイターズ』シリーズ、『シティウォーズ』 :[[今村直樹>https://w.atwiki.jp/niconicomugen/tag/|CV:今村直樹|]]|『スーパーヒーロー大戦』 :[[平井啓二>https://w.atwiki.jp/niconicomugen/tag/|CV:平井啓二|]]|『ウィザード イン マジか!?ランド』 -小野寺ユウスケ :村井良大|『ディケイド』『オールライダー対大ショッカー』『MOVIE大戦2010』 『MASKED RIDER LIVE&SHOW 〜十年祭〜』『RIDER TIME ディケイドVSジオウ』 『バトライド・ウォー』シリーズ、『ガンバライジング』『ストームヒーローズ』 #endregion 2000年に放送された特撮番組『仮面ライダークウガ』に登場する[[仮面ライダー]]。 [[昭和>仮面ライダー1号]]で一時終わった仮面ライダーシリーズから平成で地上波初の作品の主人公であり、 この作品から『[[ジオウ>仮面ライダージオウ]]』までは「平成仮面ライダーシリーズ」と呼ばれる。 『[[仮面ライダーディケイド]]』にも登場している(後述)。 主な変身者は、世界を旅する冒険家である「五代 雄介(ごだい ゆうすけ)」。(演:オダギリジョー) 遺跡で発見されたベルトを何かに導かれるように装着した事で、クウガへの変身能力を持つようになり、 殺人ゲームを行うグロンギ族と戦うようになる。 警察側からはクウガの姿は「未確認生命体第4号」として認識されている(後述)。 #region(原作ストーリー) 超古代。戦いを好むグロンギ族は、霊石「ゲブロン」の力を用いて異形の怪人に変身し、各地の他民族を脅かしていた。 一方、グロンギ族によって全滅の危機に瀕した平和的な古代民族リントは、グロンギ族の凶行を止めるため、 彼らのものと同質の霊石「アマダム」によって人間を超人に変身させる変身ベルト「アークル」を開発。 完成したベルトを身につけた正義の勇者は、戦士クウガに変身し、クウガの活躍によってからくもグロンギ族は打ち倒され、 戦士クウガの命をもって封印された。 そして西暦2000年。日本アルプスの九郎ヶ岳遺跡で、奇怪な殺人事件が発生。 冒険家の青年・五代雄介は、友人の沢渡桜子が遺跡の古代文字を行っていた事から遺跡を訪れ、 そこで不思議な鼓動を発する謎のベルトと遭遇する。 やがて、事件を追う長野県警警備部の警察官・一条薫が、桜子にベルトの文字解読を依頼した事から、 ベルトと再会した雄介は、突如出現した怪人に襲われる中、ベルトから放たれたイメージによってその力を察知。 咄嗟にベルトを装着し、戦士クウガに変身した! かくして超古代の変身ベルトを受け継ぎ、戦士クウガとなった雄介は、彼が最も愛する人々の笑顔を守るため、 人類を脅かす怪人達と対決する……! #endregion #region(五代雄介) #image(19300001392430131873849721516_950.jpg,width=400,,title=伝説は塗り替えるもの) &font(20,b,i){「戦います、オレ!こんな奴等の為に、これ以上、誰かの涙は見たくない!} &font(20,b,i){ みんなに笑顔でいて欲しいんです!だから見てて下さい!オレの、変身!!」} 世界を旅する冒険家。笑顔と[[サムズアップ>空手健児]]がトレードマーク。1975年生まれの25歳。 北海道夕張生まれの神奈川県山北町育ち。みのりという妹がいる。 飄々とした能天気な性格で、少々変わり者な所はあるが強い意思と深い優しさを胸に秘めた男。 初対面の人には「夢を追う男・○○○○(その時点で持っている技の数)の技を持つ男」と書かれた自作の名刺を手渡す。 なお、1番目の技は[[笑顔>えがお]]であり、クウガへの変身が2000番目の技となった。 物語序盤、成り行きでクウガに変身し、それを知った一条薫に未確認生命体絡みの事件に首を突っ込む事を止められる (これは民間人である雄介を事件に巻き込まないようにするための配慮だった)。 が、ある切っ掛けを経て皆の笑顔を守るために未確認生命体との戦いに身を投じる。 最初は未熟だったり迷走したりする事が多い平成ライダーの中では珍しく、 最初からある程度完成した、一本線の通ったライダーである。 しかしそれでも拳を振るう事を「いい気持ちはしない」と嫌っている事が劇中で度々描写され、 彼もまた(段々と生物兵器としての肉体に近づいていくのとは対照的に)悩める人間である事を示し、 特に最後の戦いにおいて変身が解けた際の彼の表情は“泣き顔”であり、 誰かを傷つける事を楽しむグロンギの首魁ン・ダグバ・ゼバの“笑っている顔”とは対照的な姿を見せる事でそれを如実に示していた。 #endregion #region(クウガの各フォーム) &font(20,b,i,red){「超変身!!」} :&font(i,#696969){グローイングフォーム(白のクウガ)&br()「……変わった!」}| 不完全形態。基本カラーは白。他のフォームに比べて角が短い。ボディの形状はマイティフォームに酷似している。 物語序盤、雄介の戦士としての心構えが不十分だったのか変身するとこの姿になっていた。 また他フォームの変身限界時間(後述)を経過したり、深刻なダメージを負ったりするとこのフォームになってしまう。 必殺技の「グローイングキック」はマイティキックとは刻印が不完全なもので威力も低くなっているが、 中盤で一度雄介を瀕死に追い込んだメ・ギノガ・デ戦において、何度もキックを打ち込む事で マイティキックと同じ刻印を撃ち込んで敵を倒した事もある。 最初のうちは一条などの例外を除いた警察側には「未確認生命体第2号」と呼ばれ、 「未確認生命体第4号」の呼び名がついた後述の4形態とは別個体と認識されていたが、 後に第4号の別形態と認識を改められた模様。 :&font(i,red){マイティフォーム(赤のクウガ)&br()「だから見ててください!俺の、変身!」}| クウガの基本形態。基本カラーは赤。炎を司る戦士。 身体能力のバランスに優れた形態で、素手での打撃による格闘戦で真価を発揮する。 偏った能力の相手には弱く相手の能力を表すため苦戦する事も多く、 この傾向は後のフォームチェンジライダーに受け継がれている。 ([[グランドフォーム>仮面ライダーアギト]]、[[ソードフォーム>仮面ライダー電王]]、[[キバフォーム>仮面ライダーキバ]]、[[サイクロンジョーカー>仮面ライダーW]]等) 必殺技は「マイティキック」。封印エネルギーを筋肉が異常発達した右足に収束させて放つ。破壊力は30t。 後に雄介の107番目の特技・空中回転を加える事で「強化マイティキック」となった。 &font(i,red){―邪悪なるものあらば、希望の霊石を身につけ、炎のごとく邪悪を打ち倒す戦士あり―} :&font(i,blue){ドラゴンフォーム(青のクウガ)&br()「‥‥青くなった!」}| クウガの特殊形態。基本カラーは青。水を司る戦士。 跳躍力や俊敏さに優れているが、パワーや耐久力はマイティフォームよりも低下している。 高い所へ跳躍する時のみこのフォームになる事もある&s(){というより、物語後半は殆どジャンプ要因としての活躍が多かった}。 手すりや鉄パイプなど「長きもの([[棒>ビリー・カーン]]状の物)」をイメージさせる物を手にする事で作り出される「ドラゴンロッド」を武器とする。 必殺技は「スプラッシュドラゴン」。ドラゴンロッドを敵に突き立て、先端から封印エネルギーを流し込む。 余談だが初登場回は、高いジャンプ力を持つ敵に苦戦するうちに「高く飛びたい」という思いから偶発的に変身、 白→赤のように「パワーアップした」と思って青のフォームで戦った所、全くダメージを与えられず、防御力が無い為に惨敗してしまう。 これはパワーアップ回にしては異例の、自身の弱点を強調される演出だった。 しかし次の回でおやっさんから「しょう油にはしょう油の良さ、ソースにはソースの良さがある」というアドバイスを受け、 フォームを使い分ける事に気づいてコツを掴んだ事と、友人の考古学者がドラゴンフォームの特徴を示した古代碑文を解読してくれた事で、 ようやく「長きもの」で戦う事を理解し、ドラゴンフォームを使いこなせるようになった。 &font(i,blue){―邪悪なるものあらば、その技を無に帰し、流水のごとく邪悪をなぎ払う戦士あり―} :&font(i,green){ペガサスフォーム(緑のクウガ)&br()「緑になった‥‥!?」}| クウガの特殊形態。基本カラーは緑。風を司る戦士。 視覚、聴覚、反応など感覚神経が常人の数千倍まで研ぎ澄まされた形態で、 紫外線や赤外線を見る事や超音波を聞く事が出来るが、接近戦は不得手。 この能力で遠く離れた敵や[[動きの速い敵>仮面ライダーカブト]]、保護色で姿を隠した敵をも正確に捕捉出来るようになる。 その感覚の鋭さは、初変身した際に雄介が鋭くなりすぎた感覚に混乱しているうちに制限時間が終わってしまったほど。 その鋭敏さ故か他の形態と比べて消耗が激しいため、このフォームを維持できるのは、僅か約50秒間だけである。 ただ制限時間内に変身を解除さえすれば、ギリギリだったとしても特に支障は無いようである。 拳銃など「射抜くもの(射撃)」をイメージさせる物を手にする事で作り出される「ペガサスボウガン」を武器とする。 必殺技は「ブラストペガサス」。高密度に圧縮された空気弾を封印エネルギーと共にボウガンから撃ち出す。 短時間しか変身できないという設定上、戦い方は超長距離からの一撃必殺であり、 [[戦闘シーンが単調になってしまう>νガンダム]][[と言うメタ的な理由>フリーダムガンダム]]から直ぐに[[接近戦>ジョン・プレストン]]になってしまう後の[[銃使い>仮面ライダーゾルダ]][[ライダー>仮面ライダーギャレン]]とは、未だに一線を画している (まぁ銃使い「にしか」変身出来ない後年の銃使いライダーとは違い、一人で複数の形態を使い分けるライダーなので当然とも言えるが。  接近戦をするなら他の色に変身するし)。 『ディケイド』において士もこの形態にカメンライドし、クロックアップしたワームの動きを捉えて撃破している。 &font(i,green){―邪悪なるものあらば、その姿を彼方より知りて、疾風のごとく邪悪を射ぬく戦士あり―} :&font(i,#800080){タイタンフォーム(紫のクウガ)&br()「あいつにも、避けずに攻めます!」}| クウガの特殊形態。基本カラーは紫。大地を司る戦士。 パワーや耐久力に優れた形態。その反面、運動性は4フォーム中最も低い。 劇中での相手の攻撃を避けも受けもせず歩いて近付く様子から走れないと誤解されがちだが、 これは雄介が剣道をしながら考え出した 「回避を捨てて防御はタイタンの装甲に任せ、攻撃に専念して一撃で確実に仕留める」 という戦法であって、スペック上はそれなりに機敏に動く事は可能。 その防御力から、強力な敵の攻撃からの緊急回避としてこのフォームになる事もある。 「斬り裂くもの(剣)」をイメージさせる物を変化させ作り出される「タイタンソード」を武器とする。 ただし劇中ではトライアクセラー(警棒)や折れた金属の柵からも変化した事から実際は「金属」ならいいらしい。 恐らく当時(古代)の金属=武器(剣)として存在していた為に、 現代にある金属の物体の中で殺傷能力を持たない道具でも変化させられるのだろう。 //後半は雑になった。反省はしてない(なお、様々な資料で「剣」ではなく「金属」で変化すると書物がある為に間違いは無いと思います。) 必殺技は「カラミティタイタン」。タイタンソードで敵の体を貫き、刀身から封印エネルギーを流し込む。 &font(i,#800080){―邪悪なるものあらば、鋼の鎧を身につけ、地割れのごとく邪悪を切り裂く戦士あり―} :&font(i,#FF4500){ライジングフォーム(金の力)}| クウガがマイティ、ドラゴン、ペガサス、タイタンの各フォームから、放電を伴って強化した形態。雷(電気)の力が加わっている。 遺跡から発掘された碑文にはこの放電に関する直接的な記述は無く、 劇中でも古代には存在しない形態だったのでは、と予想されていた(雄介曰く「ミレニアム特別バージョン」)。 発現の原因は上述のメ・ギノガ・デの毒で瀕死の状態となった雄介への応急措置として行われた電気ショックにより、 アマダムが電気的エネルギーを放出するようになった。 これは雄介の『強くなりたい』という意思が作用し、脳から送られる大量の信号伝達物質がアマダムの特殊な力を発動したとされる。 一度倒されたギノガが肉片から再生したギノガ変異体以降の戦いで、 謎の放電現象(雄介曰く「ビリビリ」)としてその力の予兆が現れ始め、雄介の特訓により顕現した。 ベルト部はアルティメットフォームと同様金色の装甲が追加され、各フォームで使用する武器なども強化された。 戦闘能力は格段に上昇するが、アマダムには負担が大きいため、約30秒間しか変身を維持出来ない。 しかしクウガと同じく金の力を手に入れた最後のゴ怪人ゴ・ガドル・バに敗れた雄介が 再び電気ショックを受けた事により、永続的に維持出来るようになった (といってもこの時点で敵はガドルとダグバしか残っておらず、それが直接的な戦果を挙げたかというと…)。&br()&br() なお、この形態になり必殺技の威力が上がった事でグロンギが爆発した際の範囲も拡大、 4フォームの中では最後に変身したライジングマイティに至っては半径3kmが壊滅するという、 凄まじい威力を持つ事になってしまう。 そのため、一時は警察上層部からクウガの存在を危険視する声も上がったが、 グロンギ関係の事件を追っていた合同捜査本部の説得もあり窮地を脱し、 これ以降、一条をはじめとする合同捜査本部の協力を得てグロンギを爆発させても問題無い場所へと誘導、 もしくはバイクで体当たりをしかけたまま無理やり移送し、そこで仕留める事が多くなった。 &font(i,#FF4500){―戦士の瞼の下、大いなる瞳になりし時、何人たりともその眠りを妨げるなかれ―} 余談だが数多く入るフォームチェンジ形態を取るヒーロー物の中で、[[既存のフォーム合体>仮面ライダーアギト]]や、[[てんこ盛り>仮面ライダー電王]]はあれど、 単純なパワーアップではない「基本フォームの強化形態」は結構珍しい。 :&i(){アメイジングマイティ(黒の金のクウガ)&br()「…黒くなった」}| ライジングマイティからさらに強化され、体色が黒に変質した形態。雷を司る戦士。基本カラーは黒・金。 上述のゴ・ガドル・バに敗れた際に受けた二度目の電気ショックにより発現した。 右足に加え左足にもマイティアンクレットが装備され、手甲のリント文字も「雷」に変わっている。 その姿は限り無くアルティメットフォームに近いものであるが、赤い瞳が証明するように、 この段階ではまだ自我を保っての戦闘に支障は無い。 戦闘における基本的な性質はライジングマイティと同様だが、これを遥かに上回る戦闘能力を有し、 両足を使って繰り出すドロップキック「アメイジングマイティキック」の破壊力はなんと&b(){75t}にも達する。 ドラゴン・ペガサス・タイタンもアメイジングが存在するのか、ライジングの時間制限は無くなったがアメイジングはどうなのかなど 劇中で使われたシーンがたったの&b(){2回}しかなく、公式にもアナウンスがないためスペックなど、不明な点が多いフォームでもある。 また、放送当時の玩具展開や放送前の&s(){ネタバレ}情報公開がよくあった児童向け雑誌などでも、 後述のアルティメットフォームが割と早いうちから取り上げられていたのに対し、このフォームは文字通り影も形も見当たらなかった。 &s(){フォーム名だけ間違ってばらされたようだが} &b(){「番組制作側がスポンサーにも秘密にして登場させたフォーム」}と言われているが、実際にはスポンサーに了承を得て登場させたフォームであり、 高寺成紀プロデューサーによると、 &b(){「当初はライジングマイティの色替えでソフビを出すつもりだったが、&br()&space(4)ガドルを倒すためには両足キックのほうが理に適うということになり、一悶着あった」} という理由が氏のTwitterで明かされている。 放送当時、玩具化が一切行われなかったのも、サプライズ的な意味があってのことだった。 :&i(){アルティメットフォーム(凄まじき戦士)&br()「じゃあ、見ててください。俺の&font(red){変身}」}| クウガが、古代の碑文にある「聖なる泉 枯れ果てし時」、つまり優しい心を失ってしまう事で、 グロンギの首魁ン・ダグバ・ゼバと等しい存在「凄まじき戦士」になった状態。&s(){決して[[鯛焼き名人>仮面ライダーカリス]]ではない} 角状の突起や血管を模した模様が特徴的な外観をしており、クウガの他のどの形態よりもマッシュアップされたボディをしている。 基本カラーは黒で、本来の瞳は黒色。この姿になったクウガは理性を失い、戦うためだけの生物兵器となる。 他フォームを圧倒的に凌駕する身体能力・感覚を持っており、 特にパンチ力(&b(){80t})とキック力(&b(){100t})は『仮面ライダーキバ』までに登場したライダーの中では最も高い。 それどころか、&b(){全平成ライダーで見てもトップクラスである。} 平成二期以降のライダーでは一部は超えているライダーもちらほら出始めたが、 それでも「スペックがアルティメットフォームより強いかどうか」が一種の物差しに使われる程に存在感を発揮している。 各フォームの必殺技に用いられる高エネルギーを常時放出している為、&b(){通常攻撃が必殺技に等しい。} 設定上は各ライジングフォームの専用武器や必殺技も使えるが、劇中では使っていない。 その他ダグバと同じく様々な特殊能力を持つはずなのだが、後述する通りダグバ戦でしか変身しておらず、 その際は&b(){互いの能力を牽制し合っていた}ため、対象の原子を操作してプラズマ化させる超自然発火能力以外の描写はされていない。 古代文字や劇中の描写からして、電撃は放出可能。&br()&br() 中盤、雄介は残虐なゲゲル(後述)を行うグロンギへの憎しみにより一度このフォームになりかけており、 このフォームの危険性を知った後は使わない事を決めるが、アメイジングマイティがダグバの圧倒的な力の前に敗北を喫し、 それによってダグバの更なる大量殺戮を許してしまった事で変身を決意。 しかし、人々を守ろうとする優しい心を保ち続けた事によって、 伝承とは異なる自我を保ったアルティメットフォーム(瞳は赤)となる事ができた。伝説は塗り替えるもの!&br()&br() ……この形態に変身しての最終決戦は、お互いが死ぬまで(変身が解けても)ただ殴り続ける殺し合いであり、 吹雪の中に飛び散る鮮血、狂喜と言える笑顔で殴るダグバと悲痛そのものの泣き顔で殴る雄介のコントラストと相まって、 全ライダーシリーズの中でも類を見ない凄惨な雰囲気を漂わせたものとなっている。 &font(b,i){―聖なる泉涸れ果てし時、凄まじき戦士雷の如く出で、太陽は闇に葬られん―} //清らかなる戦士 心の力を極めて戦い邪悪を葬りし時 汝自らの邪悪を除きて究極の闇を消し去らん //心清き戦士 力を極めて戦い邪悪を葬りし時 汝の身も邪悪に染まりて永劫の闇に消えん //入れた方がいいのか分からないので保留 #endregion #region(専用ビークル) :&i(){トライチェイサー2000}| TRCS-2000とも呼ばれる、前半のクウガ専用バイク。モデルはGASGASのパンペーラ250。 初出は第4話(第3話でも劇中映像に映っていた)で、 俊足を誇るグロンギ、ズ・メビオ・ダにどうしても追い付けない雄介に一条が譲り渡し、それ以降クウガの愛機となる。 無公害エンジンを搭載し、出力は150馬力。警棒にもなる右グリップ、トライアクセラーを差し込み暗証番号を入力しないと起動しない。 歴代主人公ビークルでも珍しい出自を持ち、開発者は&b(){警視庁}。本来は最新鋭白バイ、「トライチェイサー2000A」の試作機であった。 量産型の方も後にグロンギ対策に全国の警察に配備されている。劇中コンソールが破損した後は、本機も量産型と同じコンソールに修理された。 電気信号により車体の色が変化する機構を搭載しており、デフォルトでは白バイらしい白黒のカラーリングだったが、 雄介は通常時に黒、クウガ変身時は金色のカラーにしている。ヘッドにクウガのリント文字を書き込んでおり、金色時のみ視認可能。 後述のトライゴウラムへの合体で金属疲労を重ね、[[バギブソン>ゴ・バダー・バ]]との激突を繰り返したため、 第33話で&b(){破損してしまう}という、これまた歴代ビークルでは珍しい運命を辿っている。 しかしクライマックスとなる第48話で修理され、クウガと共に最後の戦いの場に赴くその雄姿は、 このマシンもまた疑いようも無いライダーの相棒である事の証左だろう。 最大時速は&b(){300km/h}。現実的に考えれば非常識極まりない猛スピードマシンだが、実際には歴代ライダーのマシンではトップクラスに&b(){遅い}。 初代1号のサイクロン号の400km/hにすら劣るスピードは、クウガの世界観を現実に近づけるのに一役買っている。 ちなみに雄介は日常の足としてもこのマシンを使っているが、 車検を通るわけも無く、ナンバープレートも無いこのバイクをどのように警察に誤魔化していたかは謎。 一条が便宜を図ってくれたのだろうか? :&i(){ビートチェイサー2000}| BTCS-2000とも呼ばれる、終盤でのクウガ専用バイク。モデルはTRCS同様パンペーラ250。 あくまで白バイの試作機であったTRCSと異なり、激化するグロンギとの戦いのためクウガ専用に開発されたワンオフ機。 そのため、ゴウラムとの合体を前提にしたフレームや、最高時速400kmを可能にするエンジンが搭載されたモンスターマシンとなっている。 起動手段はトライアクセラーと暗証番号のまま。カラーは雄介時に青、クウガ時に赤と金を主体にしている。 第33話で初登場。クウガの力を危険視した警視庁上層部が一時引き渡しを渋ったが、最終的にトライチェイサーを失った雄介の下に届けられた。 後日談小説によると、第48話で最終決戦の地に向かった後、&b(){置いておかれる}という憂き目に遭った。 [[スクラップのまま続編まで放置される>仮面ライダーBLACK]]よりはましなのだろうが……。 同作中では、一条が受け継いだ他、改良型のビートチェイサー3000が登場する。 :&i(){装甲機ゴウラム}| リントがクウガのサポートメカとして造られたクワガタムシ型のマシン。 遺跡から金属片として発掘され、中盤でパーツがすべてそろった事で起動。 周辺の金属を吸収して失われたエネルギーを補い、クウガ=雄介の下に現れた。 頭脳とエネルギー源を兼ねたアマダムと同質の霊石を持つのだが、 劣化してしまっているのか事あるごとにエネルギー切れで欠片に戻ってしまっており、 そのたびに金属吸収やアマダムからの供給で戻っている。 クウガとテレパシーで繋がっているため呼べば飛んでくるし、古代言語で話す事も可能。 単体でクウガの空中移動手段として使われる他、バイクの強化装甲に変形し、「トライゴウラム」及び、 「ビートゴウラム」、そのままライジングフォームに合わせて「ライジングビートゴウラム」になる事ができる。 合体時には突進して角の先から封印エネルギーを流し込む必殺技「トライゴウラムアタック」や、「ライジングビートゴウラムアタック」が使用可能。 本来、凄まじき戦士の足になってしまわないよう、クウガがアルティメットフォームに変身したら砂になるはずだったのだが、 雄介は殺戮者とならなかったため戦いの後も姿を保っていた。 #endregion #region(グロンギ族について) &font(20,b,i,red){&size(15){   ゲームを   始めるぞ}&br()「ゲゲルゾ ザジレスゾ」} 人間とほぼ同じ血液構造を持つ人類に極めて近い戦闘種族。だが、その性格は残虐かつ闘争本能旺盛。 元々は狩猟民族だったらしいが、隕石から作り出した武器を手にした事で凶暴化し、獣のような姿へと転じたらしい。 超古代にその邪悪さから近隣の集落を襲って楽しんでいた為、リントの戦士クウガによって封印されていた。 これはリントには殺人の概念がないので、古代では封印による決着をつけるしかなかった為と思われる。 九郎ヶ岳遺跡発掘に伴い、200体あまりが現代に復活した。警察や世間には、「未確認生命体」として認識されている。 普段の外見は普通の人間と変わりない(ただし、体のどこかに怪人体を表す刺青があり、奇抜な格好をしている者も多い)が、 腹部にアマダムと同質の物体ゲブロンが埋め込まれており、これによって動植物の力を持った怪人体に変身するのだ (「ゲブロン」という名称は、「仮面ライダークウガ コレクションボックス」内の「アート・オブ・クウガ」に記されている)。 [[昭和ライダー>仮面ライダー1号]]からの伝統故か基本的にクウガとグロンギは同じ力に基づいている。 アマダムもまた隕石として飛来した事が語られている為、これらは全く同じ存在なのである。 クウガの技で死亡する場合、殆どが肉体に打ち込まれた封印エネルギーがこの腹部の核に伝達する事で爆発する。 その為、クウガの必殺技を受けても、その箇所を強引に引き剥がして逃走したグロンギもいる。 グロンギには、“凄まじき闇”、“究極の闇をもたらす者”などと称されるン・ダグバ・ゼバを頂点として、 ゴ集団・メ集団・ズ集団の階級が存在し、階級ごとに怪人体時に装着しているベルトのバックルや、 プロテクターなど装飾品の色が異なる。 リント(現代人類をリントの末裔と見なす)を標的とする殺人ゲーム「ゲゲル」を進行役のラ集団のもとで行う。 ゲゲルの権利はランク(ゴ集団>メ集団>ズ集団)の低い集団から順番に与えられるため、 後に登場する度に強さが増していき、ゴ集団の終盤の三体はクウガのフォームチェンジに当たる形態変化が出来る。 また、上記の他にダグバのベルトの修復など裏方仕事を担当していたヌ集団や、 本編ではグロンギの一人の台詞で存在が示唆されただけの最下層階級であるベ集団(キャラクターショーなどではベ・ジミン・バが登場)もいた。 独自の言語(グロンギ語)と9進数という数え方を持ち、個体差はあるが日本語や自動車・バイクの運転、 インターネットなどを短期間でマスターするほどに知能は高い。またゴ集団の中には人類の芸術に興味を示す者もいた。 しかし彼らにとって人類=リントはあくまでも種族風習たるゲゲルの標的であり、 クウガすらゲゲルの難易度を上げる障害物、またはちょっと強い標的としか見ていない。 グロンギの名前は「集団名+個人名+モチーフとなった生物のカテゴリー」&link_anchor(*1){*1}で構成されている。 また、グロンギの頂点であるダグバの場合は、 昆虫に類するものを指す「バ」の前に、グロンギ語で「聖なる」を意味する「ゼ」が付けられている。 彼らの起こす殺人は、九郎ヶ岳遺跡のある長野県を皮切りに福島県から岐阜県まで広い範囲で行われたが、 主に人口の多い東京都を中心とした関東地方周辺に集中していた。 グロンギが関係すると思われる殺人及び窃盗などの事件は「未確認生命体関連事件」として広域指定事件とされ、 警視庁に置かれた合同捜査本部によって捜査される。 グロンギは警察によって「未確認生命体第○○号(○○の部分には警察が怪人体を発見した順番に番号が振られる)」の 呼び名を付けられており、雄介や一条などの現代の人々はこちらの呼び名を使っている。 クウガも初めはグロンギの同類と思われていたため、「未確認生命体第4号」(グローイングフォームのみ「第2号」)と呼ばれており、 警察と共同戦線を張るようになってからもその呼び名を使われていた。 #endregion #region(ゲゲル) 定められた期間内に定められた人数のリントを狩る(殺す)事が出来るかどうかを試すというもの。 制限時間と人数はラ・バルバ・デによって提示される事も、自己申告で決める事もある。 一度にゲゲルを行うのは1名のみで、プレイヤー以外は絶対に人間を殺してはならないとされており(ダグバは除く)、 実際、ゲゲル開始前に殺人を犯したズ・ゴオマ・グはゲゲルプレイヤーの権利を最後まで与えられなかった。 そのため、ゲゲルプレイヤー以外の者は警官隊に襲われてもルールに従い抵抗もせず逃げてしまう。 また彼らがクウガを倒せる状態にあっても倒さないのは、クウガは非リントの為スコアにならない事や、 あえて生かしておく事でゲゲルの難易度を上げ、より楽しむ事が目的であるため。 ゲゲルに成功した者は上位ランクに昇格し、より困難な条件でのゲゲルに挑戦する事となる。 メ集団のゲゲルは単にズ集団より殺すべき人数が多いだけだが、 ゴ集団のゲゲルは「ゲリザギバス・ゲゲル(セミファイナル・ゲーム)」と呼ばれ、 プレイヤー自身が独自のルールを追加しゲゲルを行うというものである(殺す人間や殺害方法を制限し難易度を上げる目的がある)。 ちなみに、メ集団からゴ集団への昇格を賭けたゲゲルもゲリザギバス・ゲゲルに準じたルール (相違点は達成困難と判断した場合メ集団のルールに変更して行ってもよい事、グゼパ(後述)を使用する事)に則って行われ、 挑戦者はゲゲルに使用する武器完成の時点からゴ集団のプレイヤーとして扱われる。 ゲリザギバス・ゲゲルに成功すればダグバと一対一で戦う「ザギバス・ゲゲル(ファイナル・ゲーム)」に臨み、 そしてダグバを倒せば彼の変身ベルトを受け継ぎ、強大な力を手に入れられる事になっている。 ちなみに劇中では1例のみだが、カメレオン種怪人「ガルメ・レ」がズ集団からメ集団へ昇格している。 当初はプレイヤー自身が犠牲者の数をカウントするための「グゼパ(腕輪)」を支給されていたが、 ゲリザギバス・ゲゲルでは上記の理由でラ・ドルド・グが「バグンダダ(カウンター)」と呼ばれる、 ソロバン状の物を持ち歩いて直接記録を採るようになる。 #endregion 『RX』以来久々に製作されたテレビでレギュラー放送する仮面ライダーであり、 その今までの子供向け特撮番組とは異なる大人も楽しめる作風で一大ブームを巻き起こし、 以後10作以上続く平成ライダーシリーズの礎になった(同様の例では『[[ウルトラマンティガ]]』が挙げられる)。 ただ、以後の作品がシリアスなストーリーを繰り広げつつもある程度は今までの特撮番組のような、 「お約束」を許容していった(後述)事に対して、そういった「お約束」を徹底的に排除、もしくは理由を付けた事に、 クウガの特徴と、以後のシリーズとは一線を画す所がある。 例えばロケは全て脚本上の場所と同じ場所で行い (そのため最終話では、たった1シーンのために特撮番組では前例のない海外ロケ(それも近隣諸国ではなく、中米のキューバ)まで行われた)、 劇中での時間経過は実際に移動した移動時間まで計算に入れたものになっている。 シリーズ構成を務めた荒川稔久氏は後に「『クウガ』はシミュレーション」と専門誌のインタビューで振り返っている。 後のシリーズでは描写される事が少ない&b(){「各フォームの個性(延いては長所、短所)」}がクウガではハッキリと表現されており、 新たなフォームに変身できるようになっても最初の内は使い方が解らず苦戦してしまう事が多く (ロッドを使った攻撃が得意なドラゴンフォームで素手での格闘を仕掛けたり、  ペガサスフォームの超越感覚に翻弄され何も出来ないまま変身可能時間が終わってしまったり 等)、 その後の遺跡の古代文字の解読や、雄介自身の工夫の末、各フォームを使いこなせるようになる過程がリアルに描かれている。 また主人公もしくはその関係者が偶然怪人に遭遇するというパターンをなるべく廃し、 雄介が怪人の行動を知り対策を立てる事ができるのは警察内に協力者がいて情報を流してくれるからという設定が為された。 他にも -&b(){「怪人は1エピソードで1体、弱い順に現れる」}(先述のように昇進のための殺人ゲームだから) -&b(){「怪人は東京都内、遠くても近郊でしか活動しない」}(人口が多く人口密度も高く、ゲゲルを行うには最適の環境) -&b(){「怪人は倒されると爆発する」}(クウガの必殺技に含まれる封印エネルギーによるもの+怪人もゲームのルールで爆弾強制着用) -&b(){「怪人は[[回りくどい作戦>ジュラル星人]]で人々を襲う」}(ゲームのルールで対象や方法が定められているから) -&b(){「怪人はライダーを倒せそうな時も見逃す事がある」}(スコアにならない&生かしておいた方が楽しい) といった[[お約束全てに設定上の細かい理由を付ける>戦国卍丸]]等、異常とも言える拘りを持って作られている。 そのため特撮ファンの間では、平成ライダーでもクウガとそれ以降はまた別物であるという声も多い。 今までのライダーではほとんど描かれなかった、&b(){警察の活躍}がフォーカスされているのも特徴。 現実的に考えれば、正体不明の反社会勢力が出没すれば、警察も動くのは当たり前の話であり、リアリティ構築に一役買っている。 特に一条は本作の「もう一人の主人公」と言える活躍を見せており、それもまた本作の魅力だろう。 #region(無粋に見ると…) ……とまぁ[[「警察」にスポットを当てた>仮面ライダードライブ]]珍しい作風の本作だが、 無粋に見ると法の番人たる警察の暗部までリアルに描き切っていると言えなくもない。 そもそも、根本的な話として、一条が一般人である雄介に情報提供したり、 一条が個人的友誼から「未確認生命体2号=4号」である事実を隠匿したりというのもヤバイ(服務規程違反)のだが、 -&b(){最新鋭白バイであるトライチェイサー2000を勝手に雄介に譲り渡す}(窃盗罪) -&b(){一般人の雄介に警察の装備である拳銃を貸し与える}(銃刀法違反) など、一条はもっとダイレクトな犯罪行為にも手を染めている。 が、そんな一条の暴走を警察上層部が&b(){黙認しているかのような}発言をしているのが一番問題だろう。 ……最終的にクウガは人類を救う偉業を成したわけであり、結果論としては警察の姿勢は間違っていなかったのだが、 仮にこれでクウガが大敗したり、[[悪事に手を染めたりしていたらどうなっていた事やら……>機動刑事ジバン]]。 この辺りの法律的考察は盛田栄一氏の『空想法律読本2』(メディアファクトリー)に詳しい。 もっとも、変身者である五代雄介がそのようなことを決して行わない人間であるという信頼を築いた上での行為であるため、有り得ない仮定でもあるが。 #endregion #region(クウガの放送当時の裏話) 雄介を演じたオダギリジョー氏は元々変身ヒーロー物に出演するのが好きでは無く、そのため理不尽な批判や悪戯をされ、 本人としては良くない思いもしてしまい、役者を辞める事も考えていた程であった。 しかしそれでも毎週嫌な思いはしたが、最後までやり通した影には、 プロデューサーからの「これまでの仮面ライダーの形をぶち壊したい」という言葉に、 オダギリ氏も「壊す事なら自分は得意だ」という思いが繋がったからという。 また『クウガ』という作品自体やスタッフを尊敬している旨の発言もしている。 2016年のラジオ番組では「良い脚本なら、是非また雄介を演じたい」というコメントを発言、ファンを喜ばせた。 //「王様のブランチ」にて、オダギリ氏のクウガ出演の際のインタビューより。 また、2023年には藤岡弘、氏とオダギリ氏が共演して「34人のOB会」をやろうという話が出るという、 ライダーファンならニヤリとする「Airペイ」のCMが放送されている。 また、上記の大人も楽しめる作風は新しいファンを多く増やした反面、今までのライダーシリーズには見られなかった異色の作風、 様々な新要素を受け入られなかった従来の特撮ファンも多く、放送当時は賛否両論の嵐だった。 このスタートとライダーシリーズ特有の作風のためか、以降のシリーズもクウガ程ではないが、この傾向が他の特撮シリーズに比べると強い。 ちなみに、設定面で過剰なまでにリアル性を重視した事は、制作予算や制作進行に負担をかける事になってしまい&link_anchor(*2){*2}、 制作体制が破綻寸前となり従来のヒーロー物路線への大幅なテコ入れすら上層部から指示される事態となったが、 急遽ヘルプで参加したサブプロデューサーの白倉伸一郎氏と脚本家の井上敏樹氏が、 『クウガ』に深い感銘を受け理解を示し、スタッフ一丸となってその作風を維持するよう尽力したため、 当初の路線を最後まで貫徹できた……という裏事情が『クウガ』のスタッフを描いた漫画で語られている。 そのため[[次回作>仮面ライダーアギト]]以降は、このような「お約束」をどう「リアル」の中に馴染ませていくかが課題となっていった (例えば、『[[剣>仮面ライダーブレイド]]』の「アンデッドサーチャー」や『[[キバ>仮面ライダーキバ]]』の「ブラッディローズ」といった、  怪人の存在を察知出来る存在を出して遭遇に説得力を持たせるなど。  また、『[[龍騎>仮面ライダー龍騎]]』のミラーワールドや『[[W>仮面ライダーW]]』の風都など、リアリティ重視の内容を徐々に緩和していく傾向になりつつある)。 なお、本作と同じプロデューサーによる『[[仮面ライダー響鬼]]』も、原因こそはっきり明かされていないものの、 同じようにプロデューサーや脚本のテコ入れが入っており(奇しくも本作と同じ白倉Pと井上敏樹氏)、 こちらは製作体制を含め大きな路線変更を遂げた事で賛否が分かれる事になったため、本作と比較される事も多い。 余談だが設定や描写、グロンギの殺人シーンが日曜の朝8時に家族そろって見るには&b(){あまりにもグロかったり過激すぎたりした}ため、 当然の様に親の方々から放送局へクレームが多く寄せられるなど、物議を醸した。 ……まあ、&b(){「どう見ても見た目頭の不自由な人がニヤニヤ笑いながら女子高生をトラックのバックでじわじわ轢き殺す」} なんてやれば抗議が来ない方が不思議である。 その為、物語後半では&b(){「被害者を搬送中に救急隊員が怪人の毒による二次災害にあった」}や、 &b(){グロンギのせいで新幹線が運休}等、間接的にグロンギの恐怖を表すようになり、 次回作の『[[仮面ライダーアギト]]』では&b(){現実には実行不可能でかつ恐怖を演出}する「不可能犯罪」という、 「グロさを押さえながらも恐怖は同等」の[[まったく新しい>風雲黙示録]]殺害描写を作り上げた。 #endregion 商業面では変身ベルト等の人気で好成績を記録したが、 ドラマパート重視の作劇により結果的に戦闘シーンが極めて短いエピソードが生じたり、 10月に発売されていたクウガの最強形態が、翌年1月の最終回直前まで本編に登場しなかったり(出番も1、2分程度だった)等の展開が行われた他、 逆にスポンサーの玩具会社の担当者も知らなかった新形態が登場し、 急遽その商品が開発・発売されるなど販促番組としても異例づくめの記録を残す事となった。 その集大成とも言える最終回では、AパートとBパートの間にCMを挟まず一気にEDまで放送、 変身後の主役ヒーローが一切登場せず戦闘パートが無いという異例の内容だった。 また、主題歌「仮面ライダークウガ!」は『[[北斗の拳]]』の「[[愛をとりもどせ!!>テーレッテー]]」などで知られる、 クリスタルキングの元メンバーである田中昌之氏が務めた。 &s(){草野球に熱中しすぎたための}喉の負傷事故でかつてのハイトーンボイスは見る影も無くなったものの、 それを乗り越えたハスキーボイスが魂に訴えかけるアツイ曲である。 中でも特に&b(){「熱く蘇れ」}というフレーズはストーリー上のクウガだけでなく、 平成の時代での『仮面ライダー』自体の復活をも象徴しているように感じられ、非常に印象深い。 ちなみに田中氏は本作より前に『[[ウルトラマンガイア]]』でも主題歌を歌っており、 そちらの主題歌もまた「ウルトラマンガイア!」というヒーロー名+!のタイトルである。 新ライダー企画の仮タイトルに『仮面ライダーガイア』があったという話もあり、妙な偶然を感じさせてくれる。 &nicovideo(sm259421) 次回作の製作に当たっては東映内で本作の続編にしたい派と雄介達の大団円を傷つけたくない派に分かれて議論が行われたらしく、 次回作『仮面ライダーアギト』では[[未確認生命体事件やライダー型の「第4号」出現の過去を示唆しつつ>仮面ライダーG3-X]]、 未確認生命体事件の設定年代をずらして本作の続編ではないことを明示するという形となっている。 #region(『仮面ライダーディケイド』以降のクウガ) 『仮面ライダーディケイド』では役者・設定が一新されている。 名前は&b(){「小野寺 ユウスケ」}。ちなみに「小野寺」は仮面ライダーの生みの親である石ノ森章太郎先生の&b(){本名}である。 [[ディケイドの次作の主人公>仮面ライダーW]]と合わせれば石ノ森先生の出来上がりというわけである。&s(){ろくに共演した事ないけど} &font(20,b,i,red){「だって俺、クウガだし」} 元々は「自分を認めてもらいたい」という目的でパートナーの女性刑事・八代藍と共にグロンギと戦ってきていたが、 [[門矢士>仮面ライダーディケイド]]の言葉と八代の死を切っ掛けに「世界中の人々を笑顔にする」ために戦うようになった。 その後、キバットバットIII世の妹のキバーラに連れられて「キバの世界」以降も異世界を巡る士達の旅に同行する事になる。 いざという時に変身しないため、視聴者からは「変身しろよ」と突っ込まれる事も多いが、 そもそも変身出来そうにない場面が多く、逆に目立ってしまうと唯でさえ扱いにくい士(ディケイド)が[[空気になってしまう>主人公(笑)]]から仕方ない。 なお、彼もTV版で二度、『MOVIE大戦2010』では一度アルティメットフォームに変身する機会があるのだが、 いずれも瞳の色は「黒」である。 尤も、このTV版の二度の変身は特殊な状態であったのでユウスケの心が弱いわけではない (一度目はヒロインの夢の中。二度目は士を庇い倒れた後、キバーラに噛まれ魔皇力を注入されて復活した時)。 そして『MOVIE大戦2010』では瞳が黒であるにも拘らず理性を保っていた。…[[なんなんだ貴様ぁ>なんなんだアンタ]]。 ちなみにユウスケの存在も考慮してかコンプリートFでアルティメットはTVでは召喚されなかったが、 てれびくんのハイパーバトルDVDでは平成歴代最強フォームと共に召喚され、 &b(){放送から10年以上経ってようやく}必殺技のアルティメットキックが(他のライダーのキック技との合体攻撃という形ではあったが)使用された。 変身後のクウガにもユウスケが未成長である事や2000の技を持っていない関係上、違いが現れているのだが (ペガサスで走って連射や高く飛んだり、タイタンで俊敏に動くなど。オリジナルでもたまにやっていたが、ドラゴンの素手格闘は弱くなるので×。  一応一般人よりは高いスペックをマークしているので出来ない事は無いが、やはり違和感は拭えない)、 第2話のディケイド戦や[[地獄兄弟>Sexx on wings]]戦では2000の技の事を忘れた人が多かったのか、多くの人に誤解されていた。 だが、ディケイドがカメンライドしたクウガではオリジナルのような使い方で戦闘する。 ……ユウスケよりうm(ry ディケイドの能力による超絶変形・ファイナルフォームライド形態は、ゴウラム型の「クウガゴウラム」。 ゴウラム同様自在に空を飛び、大顎で敵を攻撃する。この大顎で敵を挟み込んで急降下し、 下から上昇してくるディケイドのキックを浴びせる「ディケイドアサルト」がファイナルアタックライド。 また『MOVIE大戦2010』では、アルティメットフォームから自力でカラーリングが黒くなった「アルティメットゴウラム」へとFFRしている。 劇場版『仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー』では、 クウガの新たな最強形態「仮面ライダークウガ ライジングアルティメット」に変身する。 名前通り、アルティメット+ライジングといった感じの姿で、グロンギの首領ン・ダグバ・ゼバに近い姿になっている。 大神官ビシュムの「地の石」による究極の闇の力によって変身した際は理性を失った黒い瞳のブラックアイ(ダークアイ)だったが、 洗脳が解けた後は赤い瞳のレッドアイに覚醒。 『MOVIE大戦2010』ではディケイドコンプリートフォームの力で再びライジングアルティメットに変身している。 スペック的にはアルティメットフォームをも上回っている。 (身長:210cm / 体重:150kg / パンチ力:100t / キック力:120t / ジャンプ力:ひと跳び110m / 走力:100mを1秒) ちなみにユウスケを演じる村井氏は、自身が演じるクウガを「オダギリ氏から借りている役」と称しているが、 ライジングアルティメットは「自分(小野寺ユウスケ)だけのクウガ」として大層気に入っているとか。 『ディケイド』以外では、映画『オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー』にも出演。 物語終盤の処刑広場での戦いに駆けつけ、ショッカー参加のグロンギ怪人を相手に立ち回りを見せている。 平成ライダー最終作『[[仮面ライダージオウ]]』では諸々の事情も重なってか、『クウガ』からのオリジナルキャストの客演は叶わなかったものの、 その代わり(?)に冬の劇場作品『平成ジェネレーションズFOREVER』にて本作の物語の起点たる九朗ヶ岳遺跡が登場。 ここに眠る先代クウガの遺体からクウガの[[アナザーライダー>アナザービルド]]・アナザークウガ、 ならびにクウガライドウォッチが生み出された。 #endregion #region(漫画作品におけるクウガ) 漫画作品としては、放送当時に『てれびくん』誌にてたなかてつお氏によるコミカライズが連載されていた他、 ゾイドの漫画版などでも知られる上山道郎氏による外伝漫画が『てれコロコミック』にて掲載されていた。 内容はTVシリーズに登場せず、設定上存在していたグロンギ怪人の登場エピソードとして描かれたもので、 ストーリー原案を東映から提供された上で製作した、事実上の&b(){公式外伝}となっている。 単行本などには未収録だが、現在は上山氏のサイトにて無料公開されており、閲覧する事が可能。 #image(Godai_Heros.jpg,width=220,title=マヨラーではない) そして2014年末、『月刊ヒーローズ』誌にて時代設定を2015年に置き換えるなど世界観を一新した漫画版が連載開始。 企画は白倉伸一郎氏、脚本は井上敏樹氏、作画は『伴天連XX』等の作品にも関わった横島一氏。 雄介がクウガになるプロセスが大きくアレンジされていたり(ただし「雄介は何故戦うのか?」の理由づけについては変わっていない)、 クモの怪人やコウモリの怪人の能力が掘り下げられたりしている。 あと(雄介に限った事ではないが)人物の容姿もかなり異なる。&s(){特に雄介はどう見ても[[別の冒険家なライダー>>https://dic.nicovideo.jp/a/仁藤攻介]]にしか見えない} また、原作で世界観の繋がりが示唆されていた『[[仮面ライダーアギト]]』の設定が大きく組み込まれており、 『クウガ』と『アギト』という平成初期ライダーの[[クロスオーバー]]的な側面もあるなど、 総じて原作から大きくアレンジされた作品に仕上がっている。 #region(まさかの実写映画登場) 映画『[[仮面ライダージオウ Over Quartzer>仮面ライダージオウ]]』には、このヒーローズ版クウガがまさかの登場を果たした。 本作の最終決戦にはバラエティ番組や演劇、ネット配信作品などTVシリーズ以外の作品に登場する仮面ライダー達も出現しており、 クウガは漫画作品代表としての選出となっている。 #endregion #endregion #region(小説作品におけるクウガ) 月刊ホビージャパンに連載されている小説作品群『S.I.C HERO SAGA』では、 クウガ編の『オデッセイ』とディケイド編の『-ストロンガーの世界-』に登場しているが、 どちらの作品でも変身者は五代雄介ではない。 『オデッセイ』は超古代にグロンギと戦った先代クウガの物語。 基本的に非公式なHERO SAGAでは珍しく、クウガの高寺プロデューサーが関わっている&b(){公式作品}である。 本作の主人公リクは戦いを嫌う心優しい青年だったが、呪術師にグロンギの脅威に立ち向かう戦士クウガとして指名されてしまう (後に呪術師はグロンギだった事が判明。戦士に不向きな者としてリクを選んでいた)。 彼は仲間達、何よりも盲目の妹ミオを守るために仲間達と共にグロンギに向かっていった。 仲間達が全滅した後もミオの思いに応えて生まれたゴウラムと共に戦い抜き、遂にはグロンギの長ダグバをも倒す事に成功した。 なお、リクは&b(){基本4フォームのみでグロンギを全て倒す}という快挙を成し遂げている。 この時代のダグバはまだ不完全体だったとはいえ、恐るべき強さである。 ただし、「戦士」の概念が無いはずのリント族に「戦士」が存在している事や、 TV本編でグロンギ族が雄介クウガを指して「今度のクウガは強い」と言っている事から、 リククウガがTV版での先代と言えるかどうかは意見が分かれている。 『ストロンガーの世界』は、リ・イマジネーションされた[[仮面ライダーストロンガー]]の世界を舞台にした作品。 変身者は小野寺ユウスケ。ディケイド一行と「ストロンガーの世界」のデルザー軍団、 さらに原典に近い世界からやって来た異世界の城茂も交えた混戦の中でディケイドと共に岩石大首領に立ち向かう。 終盤には悪に堕ちた「ストロンガーの世界」の城茂によって電気エネルギーを流し込まれ、 ライジングアルティメットになってしまうが、異世界の城茂の協力で無事元に戻る事ができた。 2013年6月29日には講談社キャラクター文庫より、TV版の脚本も務めた荒川稔久氏による小説版が発売された (当初は『カブト』『W』『オーズ』と同時の2012年11月発売予定だったが、著者の多忙による執筆の遅れで  延期に延期を重ねて半年以上経ってようやく発売され、それまではファンをやきもきさせていた)。 グロンギの事件から13年経った紛れもない(小説刊行当時の)“現在”を舞台に、 五代雄介が姿を消した後の世界を一条の視点から描いた傑作であり、小説ライダーシリーズの中でも特に高い評判を誇る。 本作ではクウガにプロトタイプがいた事が判明。 そのベルトを手に入れたTVシリーズにも登場する「とある人物」が、 グロンギ残党に立ち向かうために変身し2人目のクウガとなったが、戦いの中で自身の心の闇に呑まれてしまう。 なお、TV本編のクウガ=五代雄介も出番は決して多くはないがちゃんと登場する。 //もうちょっといい文章にできる人がいたらお願いします… #endregion #region(『ガンバライド』におけるクウガ) 第2弾でマイティフォームとペガサスフォームがスーパーレアで参戦。 マイティフォームはこの時ライダースキルがコウエイ向けだったため、 前衛で戦うには低レアを使うか、スキルを殺すかの二択を長らく強いられる羽目に。 なお、前衛で使える高レアマイティフォーム登場は001弾とかなり遅かった。 ペガサスフォームは原作では時間制限があるが、『ガンバライド』ではずっとペガサスフォームのままである。 第5弾でタイタンフォームがレジェンドレア、ドラゴンフォームがスーパーレアで参戦。 しかし、タイタンフォームの演出あり必殺技「カラミティタイタン」は、 &b(){「相手にタイタンソードが突き刺さず、突き飛ばしてしまう」}という微妙な演出になってしまっている。 これは「突き刺す」という残虐描写に伴う規制によるものであり、 同様の事情で[[残念な演出になってしまう>仮面ライダーBLACK]]後発技は「カラミティ現象」と呼ばれた。&s(){本当の意味で[[カラミティ(災厄)>キャッスルカラミティ]]になっちゃったよ} この残念な演出と低い必殺技威力で当初はガッカリレアかと思われたが、後に高攻撃力による撲殺デッキ向きと判明し地位を回復している。 また、カラミティタイタンはシャバドゥビ1弾で演出が見直され、カラミティ現象の回避にも成功した。 基本フォームは非常に早い時点から登場したものの、ライジングフォームはシャバドゥビ弾以降の参戦と遅かった。 シャバドゥビ1弾で必殺技がライジングマイティキックのマイティフォームがレジェンドレアで登場。 続くシャバドゥビ2弾で最初からライジングマイティで戦えるスーパーレアも参戦した。 そしてシャバドゥビ5弾EXステージでの先行登場を経て、最終弾であるシャバドゥビ6弾でアルティメットフォームが参戦。 レジェンドレアと究極キャンペーンで登場。レジェンドレア版は最終弾にして筐体排出カード最強の必殺技攻撃力を誇る。 なお、ライジングドラゴン・ペガサス・タイタンとアメイジングマイティは残念ながら未参戦のまま終わった。 専用[[必殺技]]はマイティフォームがマイティキック、ドラゴンフォームがスプラッシュドラゴン、 ペガサスフォームがブラストペガサス、タイタンフォームがカラミティタイタンと一通り原作技が実装されている。 また、この4フォームにはシャバドゥビ1弾で必殺技「超変身」。変身し、別フォームの原作技を繰り出す。 マイティフォームはこの他、オーズと一緒にコンビネーションキックを叩き込む半専用技「クウガ&オーズタッグキック」もある。 ライジングマイティはライジングマイティキック。ライジングマイティの場合はそのまま技を繰り出すが、 マイティフォームで発動すると技を出す前にライジングマイティに超変身する。 &s(){[[ステージ]]が風都タワーであろうが月面基地であろうがライジングマイティキックで3キロ四方の爆発を出せる。危ねぇ!} アルティメットフォームは「凄まじき拳」というオリジナル技だが、演出は48話の超自然発火能力、 そしてダグバのベルトを破壊した超重いパンチを組み合わせたもので、[[原作再現]]度は高い。 ディケイド版のクウガに関しては、 第7弾で『オールライダー対大ショッカー』に登場したライジングアルティメット(RU)レッドアイがレジェンドレアで参戦。 第7弾HEXで先行登場した後、第8弾でRUブラックアイがレジェンドレアで参戦。 RUブラックアイは登場から03までの長い間、必殺技威力最高値を誇っていた。 専用必殺技はRUレッドアイがRUマイティキック。原作ではオールライダーキックに紛れて使ったため地味だが、 『ガンバライド』では爆発以外はライジングマイティキック並に派手で、重量のある重いキックを見られる。 RUブラックアイは原作でライダー数人をまとめて吹き飛ばした暗黒掌波動。 また、ディケイド版クウガを前提にした技として、ディケイドに「ディケイドドッジ」という必殺技が実装されている。 これは&b(){FFRでクウガをボールに変形させ、敵目掛けて投げつける}という凄まじいもの。 実はコレ、小学館の必殺技コンテストでの大賞作品なのだが、 本来の大賞案では「ボールに変形した[[アギト>仮面ライダーアギト]]をディケイドとクウガが投げ合い、敵にぶつける」というものだった所、 実装時に気付いたらクウガ自身がボールにされてしまっていた。まぁ、原作で相棒ポジションである小野寺クウガしか、こんな扱いできなかったのだろう。 シャバドゥビ弾のライダータイプはマイティフォームが&font(b,red){&ruby(ヒ){火}}、ドラゴンフォームが&font(b,aqua){&ruby(ミズ){水}}、ペガサスフォームが&font(b,lime){&ruby(カゼ){風}}、タイタンフォームが&font(b,#a52a2a){&ruby(ツチ){土}}、 ライジングマイティとRUレッドアイが&font(b,#ffd700){&ruby(カミナリ){雷}}、RUブラックアイが&font(b,#4b0082){&ruby(ヤミ){闇}}、アルティメットフォームが&font(b,black){&ruby(マルチ){万能}}。 ちなみに、『ガンバライド』ではどちらの設定のクウガでも同じ声優が声を当てており、雄介クウガとも小野寺クウガとも取れる声色で演技されている。 //文章を全般的に整理。下位技は捏造名称なので紹介カットしました #endregion #region(『ガンバライジング』におけるクウガ) 1弾からしっかり参戦。ゲーム作品では非常に珍しい、グローイングフォームを引っ提げての登場。 「バースト」という戦闘中のパワーアップ演出を中核に据えた本作において、最初からバースト時に超変身の専用動作付きと恵まれている。 1弾ではディケイドばりに高レアが複数出ており、グローイング、マイティ、ドラゴン、ライジングマイティ、そしてアルティメットが参戦。 グローイングフォームからマイティフォームへの超変身という、ありそうでなかった姿も見られる。 [[必殺技]]はグローイングとドラゴン以外はガンバライドから引き続き原作技と「凄まじき拳」。 グローイングはバースト前専用なので下位技のみだが、パンチ3連打はがむしゃらに拳を繰り出していた初期のグローイングフォームらしいと評判である。 後にライジングマイティ以外のライジング3フォームとアメイジングマイティも参戦し、いずれも1枚限りながらレジェンドレア以上と厚遇は変わらず。 声は『ガンバライド』時代と同じだが、後述の追加から本作では雄介クウガ扱いの模様。 そしてライダータイム5弾にて、ディケイド10thCPの1枚としてライジングアルティメットが登場。 翌6弾ではマイティフォーム(小野寺)の名義で小野寺版マイティフォームも参戦した。 この2枚は声が異なり、小野寺ユウスケ役の村井良大氏の音声が新録されている。 またカード名義が異なるため雄介クウガと一緒に組む事も可能で、[[専用の掛け合い>特殊イントロ]]も存在する。 #endregion #region(『バトライド・ウォー』シリーズにおけるクウガ) 『1』ではグローイングフォーム以外の全フォームが登場。雄介クウガのためライジングアルティメットも無し。 基本4フォームで溜め攻撃をすると各種ライジングフォームに変身する仕様で、最終回後の時間軸のためライジングの時間制現も無い。 ついでに何故かペガサスフォームの制限時間も無く、[[飛び道具]]主体にも拘らず癖も無く他の3フォームに比べてかなり使いやすい。 ただしアメイジングマイティはライジングマイティの[[必殺技]]演出のみの登場。 [[超必殺技]]とディケイドコンプリートフォームのFARはアルティメットフォームに変身してのパイロキネシス。 設定は原作の雄介クウガだが、ディケイドの目覚め[[ステージ]]に小野寺クウガ(声優、台詞に違いは無い)が登場する。 『2』ではアメイジングマイティが1のアルティメットのモーションを引っさげてプレイアブルになり、アルティメットのモーションが新規になった。 あと相変わらずペガサスが強い。 映画が舞台のため映画が存在しないクウガはどうなるかと危惧されていたが……まさかの&b(){救済措置無し}で冗談抜きで仮面ライダークウキ状態に。 映画ステージが無いため同作での主役の[[鎧武>仮面ライダー鎧武]]勢との会話も無く、ディケイドステージに小野寺クウガが登場する事も無く、 ディケイド最強コンプリートフォームのFARにライジングアルティメットが登場する事も無いとかなり不遇 (電王も最強コンプリートのFARはライナーのままだがあちらは究極形態で超クライマックスになれる)。 ちなみにン・ダグバ・ゼバとの決戦ステージは敵がダグバオンリーという事もあってかなり周回しやすく、 レベル上げに便利なため、&b(){「ダグバ道場」}の愛称で呼ばれている。 ただしクウガ本人でこのステージに挑むと、アルティメットフォームになるまでダメージを与えられないため効率が悪い。 『創生』では原作第1話再現ステージのあるキャラに選ばれた……のだが、クウガのみ1話ではなく2話の「変身」になっている。 戦う決意を込めた名台詞、燃え盛る教会の派手さ&s(){、グローイング製作の手間}からだろうか。&s(){教会じゃなくて前作の城に見える?気のせい気のせい} また新キャラとして小野寺クウガが実装、プレイアブルキャラとしても使用する事が出来る。 こちらは各種ライジングがオミットされ溜め攻撃を当てるとアメイジングマイティの代わりに黒目アルティメットに変身可能になる。 最強フォームはライジングアルティメットで、他のフォームと違い五代クウガからモーションが一新される。 ただし、[[同一>仮面ライダーW]][[人物>仮面ライダージョーカー]]同士でもないのに何故か五代クウガと小野寺クウガを組ませる事は出来ない。&s(){てつを?あの人は例外だから} なお本作では前作までのステージが削除されたためダグバ道場は消えたが、 代わりに上記の「変身」でズ・ゴオマ・グと戦うゴオマ道場が開かれた。 椅子と柱が邪魔、ゴオマがたまに飛び回るなどの理由で「[[「戦士の覚醒」>仮面ライダーアギト]]」のジャガーロード道場の方が使われるが。 #endregion #region(『バトルスピリッツ』におけるクウガ) カードゲーム『バトルスピリッツ』のコラボブースターに、仮面ライダー第一弾「伝説の始まり」から登場。 色は赤。典型的なビートダウン型で、マイティのアタックでドローしながら他フォームに変身(ゲーム内では「チェンジ」という能力名)し、 敵に対処していく事になる。 各フォームの特徴も再現されており、ペガサスは変身時間の再現で能力発動後に手札に戻ってしまうし、 タイタンは装甲の厚さが効果で破壊されないという形で表現されている。 そして目玉なのがアルティメットフォーム。バトスピの最高レアリティである&b(){XXレア}での登場となった。 カードカテゴリは名前通りアルティメット(スピリットに比べパワー・耐性に優れる)。 コラボの中ではダグバと並んで二体のみのアルティメット、仮面ライダーなら唯一の存在である。 また、コラボ第二弾にてまだ出ていなかったマイティ以外のライジング形態も収録された。 ライジングタイタンのイラストがアルティメットに目覚めかけた串刺しシーンであり中々に怖い。 #endregion &i(){(以上、Wikipediaから引用、改変)} #region(ニコニコ動画などでの配信状況) ニコニコ動画の東映公式チャンネルでは、『龍騎』を始めとした後年の平成ライダーに先を越される中、 放送20周年を迎えた2020年に、全話配信された『仮面ライダースーパー1』の後を継いで配信が開始(各話隔週で3日間は無料)。 (『[[仮面ライダーBLACK]]』と『[[RX>仮面ライダーBLACK RX]]』は既に配信完了していたため、大きく時代をすっ飛んで『クウガ』がスタートと相成った) 同時に先立って『[[仮面ライダー剣>仮面ライダーブレイド]]』が配信開始しているため、平成ライダーのダブルヘッダー配信という異例の事態となった。 そして翌2021年10月31日に&s(){正月スペシャルを除いた}全話が配信完了し、 翌11月より次回作『[[仮面ライダーアギト]]』へとバトンタッチとなった。 またそれに先立ち、スタッフが共通し&b(){『クウガ』の精神的続編}とも言われている&link_anchor(*3){*3}『[[爆竜戦隊アバレンジャー>ダイノサンダー・ホワイトレンジャー]]』も同年10月29日から配信されている。 &s(){え?ガオレンジャーの次はハリケンジャーだろって?[[それももうとっくの昔に配信してた>機動刑事ジバン]]ので[[飛ばしたんだ>コーディー]]} &nicovideo(so37864524) なおyoutubeでもニコニコに先駆けて無料配信を開始([[1・2話は常設無料>仮面ライダージオウ]])しているが、 本作の特徴たるグロンギ語がyoutubeでは即座には分かりにくいという難点があり、 有志のコメントでフォローが入るニコニコでの方が理解がスムーズで見やすくなったといった意見も出ている。 #endregion ---- &aname(mugenkuuga,option=nolink){} **MUGENにおける仮面ライダークウガ 平成仮面ライダーキャラでお馴染みのqzak氏が手書きで平成ライダーの殆どを公開していた事もあり、 かつては&b(){平成ライダー唯一のMUGEN不在キャラクター}であった。 一応qzak氏の[[仮面ライダーディケイド]]にクウガ要素があったが、 &b(){純粋な仮面ライダークウガ}としてのキャラはDOS時代の頃から本当に長い間、存在しなかった&link_anchor(*4){*4}。 しかし現在は五代クウガと小野寺クウガの両名共にめでたくMUGEN入りを果たしている。 //平成ライダーのMUGEN事情を注釈に移しました #region(クウガ製作チーム版) -&b(){クウガ製作チーム版} #image(kuuga_g-1.gif,title=五代クウガ) 琉衣氏と吾妻氏を始めとする製作チームによって作られたクウガ。 現在は2012年9月27日に公開されたver1.61版に2013年10月26日公開の対[[バダー>ゴ・バダー・バ]]用イントロパッチを適用したものが最新版。 小野寺ユウスケボイスになるボイスパッチがかじゅみ氏によって公開されている(ver1.20用)。 2009年8月19日のα版から10年8月8日のβ2公開を通じて一部ドットの描き直し、 [[スパキャン>キャンセル]]やカウンター、根性値(逆根性値)等のシステム。追撃、立ち回り強化の為の細かいモーションの追加や、 各フォームに対応した勝利ポーズや演出、それ以外にも各種F数、速度設定等の内部的な部分も含めた、 相当に丁寧な作りでの更新が続けられている。 ただし、『クライマックスヒーローズ』等のように形態変化して戦うというのは無理な様子 (MUGENの仕様上変身キャラを作るのは非常に難しいが、それ以上に形態変化するとスプライトを書く手間が倍になってしまう)。 なので、今回はスパコンのみでフォームチェンジする事になったらしい。 ドラゴンは[[乱舞技]]、ペガサスは唯一の[[飛び道具]]、タイタンは[[アーマー>スーパーアーマー]]で攻撃を耐えつつ剣で反撃する(当身ではない)技となっている。 ペガサスフォームに関しては変身時間の制約があるので、原作再現とも言える。 5Pカラーではチェーンコンボ小足・小パンが連打キャンセル可、 移動技の岡本ダッシュが使用可能(以前は通常版で使用可能だった)、スパコンのコマンドの簡略化などの性能変化が加わった、 「[[初心者用プチ簡易操作モード>カンフーマン]]」となる。 [[\クウガァ/>カンフーマン改変キャラ]] &nicovideo(sm11677500) ver1.48ではとうとうアルティメットフォームも使用可能になった。 また6P選択でアメイジングマイティ風カラーの暴走モードが起動するようになった。 このカラーだと[[常時ゲージMAX>ゲジマユ]]に加え体力が微回復し続けるようになり、更にライダーキックの威力が強化される。 ただし微回復のためにアルティメットフォームの条件が満たしにくくなるので注意。 ゲジマユとはいえAIがゲージ技連射を自重しているため[[ランク>MUGENキャラクターのランク付け]]的には凶中位レベルか。 &nicovideo(sm16276378) 現時点でも十分な完成度と思える出来なのだが、まだ製作チームは満足していないらしく、向上意欲の高さが窺える。 比較的多彩な動きをするAIも搭載されているため、大会動画等にも使えるだろう。 なお、ボイス・AIパッチ各種の製作は自由で、製作用の資料が同梱してある。 製作者曰く「AIは専門外なので、β版時代のを最新版に対応させバグが出ないようにしてるだけ」らしい。 更新により、AIもタイタンやアルティメットを使うようになったが、それでもやや不安定な面もあり飛び道具や対空には弱いらしい。 フォームチェンジを活用した格好いいクウガを見たい人は、自分でAIを作成しよう。 2013年7月には[[スコープドッグ]]などを製作しているバルバトス氏による外部AIが公開された。 デフォルトAIをベースとして超反応やジャストディフェンス頻度が増加しており、また常時アルティメット点灯状態となっている。 過去とその他のクウガ製作動画は&link_anchor(kuuga,page=MUGENキャラ作成3){こちら}に記載。 |製作動画マイリスト&br()&nicovideo_mylist(<iframe width="312" height="176" src="https://www.nicovideo.jp/thumb_mylist/15622217" scrolling="no" style="border:solid 1px #CCC;" frameborder="0"><a target="_blank" href="https://www.nicovideo.jp/mylist/15622217">マイリスト</a></iframe>)| #image(kuuga_g-2.gif,title=俺が2000の技を持つ男、GODAIだ!もう一度やるか。b) #endregion #region(BlackCat氏製作) -&b(){BlackCat氏製作} 上記のクウガの改変。WinMUGEN、[[MUGEN1,0以降>新バージョンmugenについて]]の両方で使用可能。 ライジングフォームの各種必殺技や、アメイジングマイティキック、アルティメットフォームのオリジナル技など非常に多くの技が追加されている。 また、カラー毎に各フォームを操作することが可能。 ただし、ペガサスフォーム、タイタンフォームは現状未完成。 新たに操作可能なフォームの内、アルティメットフォームは常時ゲージMAX&ライフ自動回復、スパキャン補正カット、ライダーキック威力上昇、 常時ライジング可能の効果が付く。 攻撃力・耐久力共に狂上位相当であり、通常のキャラでは太刀打ちできない。 AIもデフォルトで搭載済み。 #endregion #region(ななび氏製作 リ・イマジ版) -&b(){ななび氏製作 リ・イマジ版} #image(kuuga_re.gif,title=小野寺クウガ) 2016年4月、平成ライダー制作Wikiロダにて、 [[龍騎>仮面ライダー龍騎]]なども改変したななび氏により、新たにリ・イマジ版の小野寺クウガが公開された。現在α版。 qzak氏のディケイドをベースに、クウガ素材を改変して作られたキャラとなっている。 現在搭載されている技は突進技の「マイティキック」と対空技の「[[空牙>楓]]」、 1ゲージ技の「超マイティキック」と「スプラッシュドラゴン」、2ゲージ技の超自然発火能力が存在する。 超マイティキックはしっかり前方宙返り無しの飛び蹴り。 超自然発火能力は黒目アルティメットに変身しつつ前方に手を翳して見えないガード不能のロック判定を放ち、 それが当たると『バトライド・ウォー』のように紫の炎で燃やし、相手の懐まで一瞬で接近してストレートパンチで決める。 演出の割に威力は低い(3割半)が、それ以外の性能が高いので致し方なし。 ちなみにロック判定は翳した手の指先ぐらいの高さまでなのでキャラ次第では見てからジャンプで避けられる。 同年5月の更新では、新たに3ゲージ技の「ライジングアルティメットマイティキック」が搭載された。 性能は五代クウガのマイティキックに近く、始動の正拳突きが当たるとロックしてライジングアルティメットに変身、キックする。 出は速い(発生7F)が、無敵やアーマーは無くガードも可能。 まだライジングアルティメット素材が少ないため演出は暫定的なものらしい。 更に6月の更新で、新たに斜め下に急降下する空中版マイティキックと2ゲージ突進技の「アルティメットゴウラム」が追加された。 アルティメットゴウラムは始動から終了まで無敵のまま、かつ空中で使用可能とかなり強力だが、その分ダメージは3割弱程度。 また、ガードされても画面端まで飛ぶので逃げられるが、終了時にはゴウラムから戻る演出が入るため、画面端の相手に防がれると多大な隙を晒す。 そして、9月には1ゲージ技として空対地飛び道具のブラストペガサスが、ガードキャンセルのカラミティタイタンがそれぞれ追加された。 これにより作中で見せた形態は通常のクウガゴウラム以外全て使えるようになった。 2017年1月には、ゲージ溜め(溜まる速度は4秒強で1本)と1ゲージ消費食らい抜け(1ラウンドにつき1回)が追加、AIも更新。 2月の更新にて強マイティキックの始動に一回転する動作が追加、超マイティキックのモーションも変更された。 3月には更新パッチが公開。これを導入するとAIや性能などが調整される他、 体力250以下の時、ライジングアルティメットがスーパーライジングアルティメット風の演出に変化するようになる。 #endregion ***出場大会 #region(一覧) ''シングル'' #list_by_tagsearch_cache([大会],[シングル],[仮面ライダークウガ],sort=hiduke,100) ''タッグ'' #list_by_tagsearch_cache([大会],[タッグ],[仮面ライダークウガ],sort=hiduke,100) -[[無茶?無謀?(第4弾) 作品別 成長 ランセレバトル]](α2 プレイヤー操作) -[[新旧男女ペアオールスターUnlimitedトーナメント+1]](おまけに登場 タッグ-[[ユリ・サカザキ]]) -[[並~狂まで入り乱れ・下剋上等ランセレタッグトーナメント!>>https://nico.ms/sm11832034]] //情報があるもののみ残す //[[男女タッグ祭り2010]](タッグ - [[東風谷早苗]]) ''チーム'' #list_by_tagsearch_cache([大会],[チーム],[仮面ライダークウガ],sort=hiduke,100) -[[種族別3VS3チームバトル【ポンコツ杯】]](おまけ) ''その他'' #list_by_tagsearch_cache([大会],[その他],[仮面ライダークウガ],sort=hiduke,100) ''更新停止中'' #list_by_tagsearch_cache([更新停止中大会],[仮面ライダークウガ],sort=hiduke,100) ''凍結'' #list_by_tagsearch_cache([凍結大会],[仮面ライダークウガ],sort=hiduke,100) ''削除済み'' #list_by_tagsearch_cache([削除済み大会],[仮面ライダークウガ],sort=hiduke,100) -グスタフ・ミュンヒハウゼン杯 ''非表示'' #list_by_tagsearch_cache([非表示大会],[仮面ライダークウガ],sort=hiduke,100) -仮面ライダーとトゥーフゥー【東方】でタッグトナメ(タッグ - [[東風谷早苗]]) #endregion ***出演ストーリー [[D:code]] [[粛清屋HERO’s]] [[仮面ライダー778]] [[ブロリーとMUGEN町の人々]] ---- &aname(*1,option=nolink){&color(red){*1}} 上述のダグバやガドルのような昆虫やそれに近いものをモチーフとした場合は「バ」、 バルバやギノガのような植物やそれに近いものは「デ」、鳥類やコウモリのような翼を持つものは「グ」、 陸上哺乳類は「ダ」、爬虫類や両生類は「レ」、魚類やヤドカリのような水辺に住む生き物は「ギ」となる。 &aname(*2,option=nolink){&color(red){*2}} 上述の「お約束」は、予算の枠内での制作や、撮影場所を確保しなければならない関係上から編み出されたものが殆どだった。 そもそも初代『仮面ライダー』自体、クランクイン当時に制作会社である東映がストライキの渦中にあったため 予算や撮影環境が十分確保できない中、スタッフ達の創意工夫により作られたものだった。 &aname(*3,option=nolink){&color(red){*3}} 言及があったのは当時の30分後の番組『[[仮面ライダー555>仮面ライダーファイズ]]』の公式サイト内。 一方でクウガBlu-rayBOX発売記念対談では、 「作品を通じて伝えたい事は同じかもしれないが意識して書いたわけではなく、むしろ『[[帰ってきたウルトラマン>ウルトラマンジャック]]』を意識していた」 とも言われている。 &aname(*4,option=nolink){&color(red){*4}} 当時の平成ライダーはディケイドまでだった。キバは一応&link_anchor(dcdkiva,page=仮面ライダーディケイド){DCDキバ}が作られており、[[後に単体化した>仮面ライダーキバ]]。 その後[[W>仮面ライダーW]]と[[オーズ>仮面ライダーオーズ]]が公開されたが、以降は[[フォーゼ>仮面ライダーフォーゼ]]と[[ウィザード>仮面ライダーウィザード]]が飛ばされ、[[鎧武>仮面ライダー鎧武]]や[[ドライブ>仮面ライダードライブ]]や(当時は[[のりもの]]のみだったが)[[アクセル>仮面ライダーアクセル]]が先に公開されていた (フォーゼはWの[[ストライカー]]及び[[中の人>如月弦太朗]]として、ウィザードはディケイド1号の演出としてMUGEN入りはしていたが)。 現在MUGENに参戦している平成ライダーについては左メニューのキャラ一覧を参照。 ---- //タグ管理用スペース(タグを変更した時は内容をこちらにコピペ上書きしてください) //|CV:オダギリジョー|,|CV:村井良大|,|CV:松原大典|,|CV:今村直樹|,|CV:平井啓二|,仮面ライダー,主人公,ヒーロー,クワガタムシ,近距離タイプ,剣道,棒使い,弓使い,剣使い,雷使い,炎使い,愛,仮面,角(額),黒髪,赤色,青色,緑色,紫色,白色,金色,黒色

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