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#image(maribato.jpg)
2004年に同人サークルであるDKソフトウェア開発室から発売された''姉妹(スール)対戦格闘ゲーム。''
2006年には続編である『マリばと!+プラス』も発売された。
今野緒雪の少女小説『マリア様がみてる』を原作としており、おのおのの技や絆(後述)を駆使して戦う。
独特のシステムと軽快なゲーム性からそこそこの人気を獲得した。
***登場人物
・『マリばと!』
>[[福沢祐巳]]、[[小笠原祥子]]、水野蓉子、[[藤堂志摩子]]、佐藤聖、
>[[島津由乃]]、支倉令、鳥居江利子
・『マリばと!』追加パッチ Ver2.0
>[[二条乃梨子]]、[[松平瞳子]]
・『マリばと!+プラス』
>蟹名静、[[細川可南子]]、久保栞
もちろん、原作では剣道をやっている支倉令以外には戦闘経験などあるはずがないため、かなり[[格ゲー補正]]がかかっている。
その分魔改造されており、ハチャメチャ度合いでは『[[Eternal Fighter Zero]]』といい勝負である。
#region(close, 自重しない山百合会の面々+α)
・[[雨傘>緋雨閑丸]]で相手を刺す福沢祐巳。&bold(){まだまともな部類}であるから恐ろしい。
・&bold(){[[南斗獄屠拳]]をぶっぱなす}小笠原祥子。
・&bold(){ローズウィップ}で相手をしばき倒す水野蓉子。
・&bold(){扇子で[[竜巻を発生>ジョー東]]}させる藤堂志摩子。
・抱きつき魔が高じて&bold(){[[ザンギエフ]]になった}佐藤聖。あと&bold(){[[車で人を轢く>どないや]]}。
・&bold(){雅突(not[[誤字>誤植]])}をかます島津由乃。もちろん&bold(){[[ゼロスタイル>キワミ]]}もあり。
・&bold(){竹刀で居合いをする}支倉令。[[飛天御剣流>緋村剣心]]も使える模様。
・&bold(){凸からビームを放つ}鳥居江利子。
・巨大な数珠を持ち、&bold(){リアル阿修羅バスター}を発動させる二条乃梨子。
・&bold(){[[カラドボルグを投影する>アーチャー]]}松平瞳子。
・&bold(){[[歌で戦う>初音ミク]]}のはまだ許せるとして、&bold(){マッチで[[スタンド>スタンド使い]]を召喚}する蟹名静。
・&bold(){[[どう見ても生きている髪>ミリア=レイジ]]}を持つ細川可南子。
・&bold(){パニッシャー([[こっち>パニッシャー]]ではない)を乱射}する久保栞。修道院じゃなくて&bold(){[[埋葬機関>シエル]]}に行ったとしか思えない。
参考動画として実際に観てもらうとこんな感じである
&nicovideo(sm7622396)
#endregion
また、手製のCVもついており、なかなかよく合っていて楽しめる。
**システム
キャラクターは小さめで『[[The Queen of Heart>Queen Of Heart'99]]』ぐらいのサイズしかないが、
ほぼ全員に空中ダッシュと2段ジャンプが搭載されているため、かなりスピーディ。
その他はかなり簡素であり、覚醒や[[ガードキャンセル]]などの細かいシステムはほとんどない。
せいぜい
-ダウン後の1回のみの追い打ち可能
-吹き飛ばし攻撃はジャンプキャンセル可能
ぐらいである。
ガードを崩せる技も''投げ技以外存在しない''ため、後述のシステムと合わせて、上級者同士だとかなりの長期戦になることもある。
必殺技ゲージは9本と多めだが、消費も激しいためあまり多用できない。
**姉妹システム
このゲームが''「姉妹(スール)対戦格闘ゲーム」''と呼ばれる最大の理由が、このシステムである。
対戦する際に、キャラクターを''2人''選び、チームとするのである。
チームは2人とも同時に画面上に存在し、片方を操作し''(アクティブ)''、もう片方は後ろについてくる''(パートナー)''。
基本的に当たり判定はアクティブのみが持ち、パートナーは当たり判定を持たない。
また、パートナーの位置にいると少しずつ体力が回復していく(ただし[[赤い部分>ヴァイタルソース]]まで)。
それぞれのチームは必殺技ゲージ以外に「姉妹ゲージ」を持ち、消費してワンボタンでアクティブとパートナーを入れ替えられる。
ゲージは自然に回復していくが、''スールだったり仲良しだったりすると回復が速くなる''。
この交代は&bold(){食らい判定の途中だろうが[[超必殺技]]の発動中であろうが交代可能}。
そのため、交代した相手にカットされるので、コンボを決めるのが非常に難しくなっている。
ただし交代しても少しの間は当たり判定が残ってしまうため、即座に無敵になれるわけではない。
また、超必殺技にはタメや持続時間の長い技が多いため、発動→即交代で同時攻撃を仕掛けることも可能。
**ダイヤグラム
何人か強めのキャラはいるが、人によって違うためあまりあてにならない。
そもそも2人一組が前提になる上に組み合わせも重要なため、[[ダイヤグラム]]を作る意味があまり無かったりする。
それにダイヤグラムを作れるほど有名なゲームじゃry
**MUGENでは
何人かキャラクターが製作されているが、さすがに姉妹システムを搭載するのは難しいのか、
ストライカーを大量に呼び出す[[人間弾幕]]スタイルとして作られているものが多い。
まあ、原作どおりに作ると全員[[セシリア]]みたいになってしまうから仕方ないのだが。
**最後に
長々と語ったが、現物を見た方が速いと思うので、一つ置いておく。
&nicovideo(sm227554)
#image(maribato.jpg)
2004年に同人サークルであるDKソフトウェア開発室から発売された&b(){姉妹(スール)対戦格闘ゲーム}。
2006年には続編である『マリばと!+プラス』も発売された。
今野緒雪の少女小説『マリア様がみてる』を原作としており、各々の技や絆(後述)を駆使して戦う。
独特のシステムと軽快なゲーム性からそこそこの人気を獲得した。
&nicovideo(sm227554)
***登場人物
-『マリばと!』
>[[福沢祐巳]]、[[小笠原祥子]]、水野蓉子、[[藤堂志摩子]]、佐藤聖、
>[[島津由乃]]、支倉令、鳥居江利子
-『マリばと!』追加パッチ Ver2.0
>[[二条乃梨子]]、[[松平瞳子]]
-『マリばと!+プラス』
>蟹名静、[[細川可南子]]、久保栞
もちろん、原作では剣道をやっている支倉令以外には戦闘経験などあるはずがないため、かなり[[格ゲー補正]]がかかっている。
その分魔改造されており、ハチャメチャ度合いでは『[[Eternal Fighter Zero]]』といい勝負である。
#region(自重しない山百合会の面々+α)
-[[雨傘>緋雨閑丸]]で相手を刺す福沢祐巳。&b(){まだまともな部類}であるから恐ろしい
-&b(){[[南斗獄屠拳]]をぶっぱなす}小笠原祥子
-&b(){ローズウィップ}で相手をしばき倒す水野蓉子
-&b(){扇子で[[竜巻を発生>ジョー東]]}させる藤堂志摩子
-抱きつき魔が高じて&b(){[[ザンギエフ]]になった}佐藤聖。あと&b(){[[車で人を轢く>どないや]]}
-&b(){雅突(not誤字)}をかます島津由乃。もちろん&b(){[[ゼロスタイル>キワミ]]}もあり
-&b(){竹刀で居合いをする}支倉令。[[飛天御剣流>緋村剣心]]も使える模様
-&b(){凸からビームを放つ}鳥居江利子
-巨大な数珠を持ち、&bold(){リアル阿修羅バスター}を発動させる二条乃梨子
-&b(){[[カラドボルグを投影する>アーチャー]]}松平瞳子
-&b(){[[歌で戦う>初音ミク]]}のはまだ許せるとして、&b(){マッチで[[スタンド>スタンド使い]]を召喚}する蟹名静
-&b(){[[どう見ても生きている髪>ミリア=レイジ]]}を持つ細川可南子
-&b(){パニッシャー([[こっち>パニッシャー]]ではない)を乱射}する久保栞。修道院じゃなくて&b(){[[埋葬機関>シエル]]}に行ったとしか思えない
|実際に観てもらうとこんな感じである&br()&nicovideo(sm7622396)|
#endregion
また、オリジナルのCVも搭載されており、中々よく合っていて楽しめる。
**システム
キャラクターは小さめで『[[The Queen of Heart>Queen Of Heart'99]]』ぐらいのサイズしかないが、
ほぼ全員に空中ダッシュと2段ジャンプが搭載されているため、かなりスピーディ。
その他はかなり簡素であり、覚醒や[[ガードキャンセル]]などの細かいシステムはほとんどない。
せいぜい
-ダウン後の1回のみの追い打ち可能
-吹き飛ばし攻撃はジャンプキャンセル可能
ぐらいである。
ガードを崩せる技も&b(){投げ技以外存在しない}ため、後述のシステムと合わせて、上級者同士だとかなりの長期戦になることもある。
必殺技ゲージは9本と多めだが、消費も激しいためあまり多用できない。
**姉妹システム
このゲームが&b(){「姉妹(スール)対戦格闘ゲーム」}と呼ばれる最大の理由が、このシステムである。
対戦する際に、キャラクターを&b(){2人}選び、チームとするのである。
チームは2人とも同時に画面上に存在し、一人を操作し&b(){(アクティブ)}、もう一人は後ろに付いてくる&b(){(パートナー)}。
基本的に当たり判定はアクティブのみが持ち、パートナーは当たり判定を持たない。
また、パートナーの位置にいると少しずつ体力が回復していく(ただし[[赤い部分>ヴァイタルソース]]まで)。
それぞれのチームは必殺技ゲージ以外に「姉妹ゲージ」を持ち、消費してワンボタンでアクティブとパートナーを入れ替えられる。
ゲージは自然に回復していくが、&b(){スールだったり仲良しだったりすると回復が速くなる}。
この交代は&b(){食らい判定の途中だろうが[[超必殺技]]の発動中であろうが交代可能}。
そのため、交代した相手にカットされるので、コンボを決めるのが非常に難しくなっている。
ただし交代しても少しの間は当たり判定が残ってしまうため、即座に無敵になれるわけではない。
また、超必殺技にはタメや持続時間の長い技が多いため、発動→即交代で同時攻撃を仕掛けることも可能。
//ダイヤグラムに関する記述は詳しく書かれている訳でもなく、残しておく必要性が薄いと感じたので割愛
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**MUGENにおけるマリばと!
何人かがMUGEN入りしているが、流石に姉妹システムを再現するのは難しいのか、
[[ストライカー]]を大量に呼び出す[[人間弾幕]]スタイルとして作られているものが多い。
まあ、原作通りに作ると全員[[セシリア]]みたいになってしまうから仕方ないのだが。
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