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「夏侯惇」(2023/06/18 (日) 10:44:18) の最新版変更点
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#image(left,XiaHouDun-sango-face.gif,float,title=ワル顔)
&sizex(7){&font(b,i,green){「ゥハッ!!!」}}
#clear
#image(left,XiaHouDun-ゥハ!.gif,float,title=漢は背中で物を語る)
&bold(){夏侯惇}(かこうとん、かこうじゅん、ピンイン: XiaHou Dun(シア ホウ・ドゥン)? - 延康元(220)年4月25日)は、
後漢末~三国時代の武将、政治家。
字(あざな)は&bold(){元譲}(げんじょう、yuan rang(ユェンラン))。
豫州沛国譙県(現在の安徽省亳州市)の出身。
夏侯氏は、前漢建国の功臣である夏侯嬰の末裔を自称する一族(本家は前漢末には途絶えている)。
非常に間違えやすいが「夏''候''」ではなく「夏''侯''」なので注意。
曹操の父・曹嵩は夏侯氏から養子に出て曹姓となったものと見なされており、
夏侯惇は、曹操と[[夏侯淵]]の従兄弟に当たる。
正史『三国志』の本伝には目立った戦功が無く、曹操遠征中の後詰めを任された程度の記述しかない。
どちらかといえば、民政官や留守司令官としての功績が多く記されている。
当代きっての戦術家で陣頭指揮を好む曹操にとって、安心して後方を任せられる親族は貴重であり、
さらに、時宜によって曹操の意向や法律を気にせず行動するよう許可されていた事から、
曹操がその能力や判断を深く信頼していた事が窺える。
また、曹操からの信頼が最も厚かった武将で、車への同乗や曹操の寝室への自由な出入りが唯一許されていた
(同じく信頼されてた[[典韋]]や郭嘉ですらここまでの待遇はされていない。ちなみに典韋を紹介したのも夏侯惇)。
他にも曹操は「不臣の礼(配下として扱わない特別待遇)」を取ろうとした(夏侯惇は拒否)。
曹操の死後僅か数ヶ月で後を追うように死去。彼の亡骸は後の曹叡の時代に曹操と同じ廟園に祀られた。
この辺のくだりも何か運命染みたものを[[感じざるを得ない。>お覇王]]
人となりは清廉で慎ましく、軍中にすら師を招き講義を受けるなど、教養深い一面を持つが、
若い頃は師を侮辱したという理由で相手を殺しており、気性の烈しさで知られた。
[[呂布]]との抗争中に流れ矢で左目を失っており、従弟の[[夏侯淵]]と区別するため「盲夏侯」とあだ名されたが、
儒教の初学書『孝経』に「身體髮膚は之を父母に受く。敢て毀傷せざるは孝の始めなり」とあるように、
儒教圏には「体を欠損することは親不孝」という通念もあり、当人はこれを不名誉として嫌がっていたようである。
隻眼になった当初は片っ端から目に付く[[鏡を叩き割っていた>ユダ]]という辺り、彼の心の傷の深さは相当なものだったと思われる。
『演義』では正史とは異なり、武勇に優れた猛将というキャラ付けとなっていて、
[[関羽]]と一騎討ちを演じたり、孔明の罠に嵌って大敗を喫したりしている。
また、上記の左目を失った逸話が脚色され、「父母からいただいた体を無碍にはできぬ」と、
射抜かれた自分の[[目玉>目玉おやじ]]を喰うという勇猛っぷりが描かれている。[[・・・・すごい漢だ。]]
コーエーのシミュレーションゲーム『三國志』シリーズでは基本的に『演義』を踏襲して統率と武力が高数値だが、
『三國志V』からは正史のイメージを反映してか政治力も高めに設定される事が多く、
知力や魅力も一定水準以上をキープしている事も相まって万能の武将となっている。
//https://www.lhexw.net/san-bushou/kakouton.html
現在では、「眼帯」「[[NO.2>ホル・ホース]]」といった分かり易い要素からか人気も高く、
例によってコーエーの『[[真・三國無双]]』シリーズの影響で「惇兄ぃ」「[[トニー>アイアンマン]]」などと呼ばれ、
いかにもゴツい猛将というよりは、ダンディーなオヤジキャラとして認知されているようである。
ちなみに『真・三國無双6』以降では、衣装差分で眼帯の無い両目の揃った顔を拝む事も出来る
(片目を失うイベントはこれ以前の『3』『4』でも用意されており、その時点ではグラフィックの都合上眼帯をしたまま矢を受けている)。
何の因果か『無双』の夏侯惇は『[[戦国BASARA>戦国BASARA X]]』の[[伊達政宗]]とは中の人も一緒で隻眼キャラという点でも共通していたりする。&s(){流石に[[六爪流>ウルヴァリン]]ではないが}
ニコニコ動画歴史戦略ゲーにおいては、
何かにつけてキャラブレイクする曹操(もしくは自軍武将達)のブレーキ役として[[常識人>魏]]ポジションに落ち着く事が多いようだ。
//史実について詳しい方、編集お願いします。
三国志の人物を[[性転換>ミッドナイトブリス]]させた『[[恋姫†夢想>真・恋姫†夢想 ~乙女対戦★三国志演義~]]』シリーズにも登場している(真名は&b(){「[[春蘭]]」})。
先述の目玉を喰らう場面もしっかりと再現されている。&b(){眼球を抜き出す一枚絵付きで。} 無論[[主君>華琳]]共々女性である。誰得だそれ。
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**格ゲーにおける夏侯惇
格闘ゲームとしては1993年に台湾の「熊猫軟體股扮有限公司(Panda Entertainment)」によって制作されたPCゲーム、
『[[SangoFighter>SANGO FIGHTER]](正式名『三國志 武將爭霸』)』、
および1995年に発売された続編の『SangoFighter2(『武將爭覇2』)』に登場。
鱗の様な鎧に身を包んだ眼帯+強面の髭オヤジ。
割と悪党な顔つきだが、『SANGO』自体が伝統的な演義解釈に則った、
「正義の五虎将を操作して、悪の曹操をブッ殺せ!」というゲームなので[[しょうがない>○○だからしょうがない]]。
まぁ今じゃなんだかんだシブカッコいい[[眼帯の帝王>サガット]]も[[初代>ストリートファイター]]じゃ相当の悪人面だったしね。
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**MUGENにおける夏侯惇
MUGENでは2体の惇兄が確認されている。
#region(General Chicken氏製作)
-General Chicken氏製作
『武將爭覇2』の韓国語版を元にアレンジを加えたもの。
海外サイト「Mugen Storehouse」内の「Old Mugen Storehouse」というコーナーにて氏の他の武将達とセットで代理公開されていたが、
サーバーに問題が発生したらしく、現在は正規入手不可。
//なお、公開場所は「Old Mugen Storehouse」というコーナーなのだが、ハングル表記のサイト故に少々分かりにくいので注意。
//検索すればすぐ分かるとは思いますが
性能的にはガンガン前に出て攻撃を当てていく超接近戦タイプ。
奇想天外な動きと突進技で相手を壁に追い詰めていく戦法が主体。
重力を無視した[[空中逆さダブルラリアット>ザンギュラ]]を繰り出し、多段ヒットで体力をごっそり持っていく。
従弟の[[夏侯淵]]とタッグを組ませた時のダメージたるや凶悪の一言である。
また、[[北斗>北斗の拳]]ばりのバク宙キックも繰り出す。
#image(XiaHouDun-大回転.gif,title=ど、どういうことなの・・・)
#endregion
#region(TESTP氏製作 アレンジ仕様)
-TESTP氏製作 アレンジ仕様
代理公開先であった「Random Select」が2019年10月に閉鎖されたため、残念ながら現在は正規入手不可。
General Chicken氏の惇兄と比べて微妙に背が高く、鎧の色が若干青っぽいのに加え、[[ポトレ>ポートレイト]]にハングル表記が無いのが特徴。
また、[[ボイス]]も原作とは異なる模様。
//中国語らしき台詞を発するが何を言ってるかは不明。別のゲームから持ってきた?
ダブルラリアットやバク宙キックに加え、こちらには&s(){掛け声が妙に耳に残る}[[飛び道具]]も搭載されている。
//原作では飛び道具を持っていない様なので、恐らくオリジナル技、
[[超必殺技]]では[[真空竜巻旋風脚>竜巻旋風脚]]の如くダブルラリアットを繰り出したりするが、残念ながら(?)逆さダブラリはしない。
だが、飛び道具と通常・超必版のダブルラリアットは空中でも使用が可能で、上記の惇兄に勝るとも劣らぬ重力を無視した戦法が可能である。
AIは搭載されておらず、上記General Chicken氏製と比べて知名度は低いと思われる。
#endregion
***出場大会
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''削除済み''
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#co(){
''更新停止中''
#list_by_tagsearch_cache([更新停止中大会],[夏侯惇],sort=hiduke,100)
''凍結''
#list_by_tagsearch_cache([凍結大会],[夏侯惇],sort=hiduke,100)
}
***出演ストーリー
[[戦え!爆炎少女ヒロ]]
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//タグ管理用スペース(タグを変更した時は内容をこちらにコピペ上書きしてください)
//眼帯,隻眼,中国人
#image(left,XiaHouDun-sango-face.gif,float,title=ワル顔)
&sizex(7){&font(b,i,green){「ゥハッ!!!」}}
#clear
#image(left,XiaHouDun-ゥハ!.gif,float,title=漢は背中で物を語る)
&bold(){夏侯惇}(かこうとん、かこうじゅん、ピンイン: XiaHou Dun(シア ホウ・ドゥン)? - 延康元(220)年4月25日)は、
後漢末~三国時代の武将、政治家。
字(あざな)は&bold(){元譲}(げんじょう、yuan rang(ユェンラン))。
豫州沛国譙県(現在の安徽省亳州市)の出身。
夏侯氏は、前漢建国の功臣である夏侯嬰の末裔を自称する一族(本家は前漢末には途絶えている)。
非常に間違えやすいが「夏''候''」(「候う(そうろう)」の候、にんべんの横に縦棒あり)ではなく「夏''侯''」(侯爵の侯、にんべんの横に縦棒なし)なので注意。
曹操の父・曹嵩は夏侯氏から養子に出て曹姓となったものと見なされており、
夏侯惇は、曹操と[[夏侯淵]]の従兄弟に当たる。
正史『三国志』の本伝には目立った戦功が無く、曹操遠征中の後詰めを任された程度の記述しかない。
どちらかといえば、民政官や留守司令官としての功績が多く記されている。
当代きっての戦術家で陣頭指揮を好む曹操にとって、安心して後方を任せられる親族は貴重であり、
さらに、時宜によって曹操の意向や法律を気にせず行動するよう許可されていた事から、
曹操がその能力や判断を深く信頼していた事が窺える。
また、曹操からの信頼が最も厚かった武将で、車への同乗や曹操の寝室への自由な出入りが唯一許されていた
(同じく信頼されてた[[典韋]]や郭嘉ですらここまでの待遇はされていない。ちなみに典韋を紹介したのも夏侯惇)。
他にも曹操は「不臣の礼(配下として扱わない特別待遇)」を取ろうとした(夏侯惇は拒否)。
曹操の死後僅か数ヶ月で後を追うように死去。彼の亡骸は後の曹叡の時代に曹操と同じ廟園に祀られた。
この辺のくだりも何か運命染みたものを[[感じざるを得ない。>お覇王]]
人となりは清廉で慎ましく、軍中にすら師を招き講義を受けるなど、教養深い一面を持つが、
若い頃は師を侮辱したという理由で相手を殺しており、気性の烈しさで知られた。
[[呂布]]との抗争中に流れ矢で左目を失っており、従弟の[[夏侯淵]]と区別するため「盲夏侯」とあだ名されたが、
儒教の初学書『孝経』に「身體髮膚は之を父母に受く。敢て毀傷せざるは孝の始めなり」とあるように、
儒教圏には「体を欠損することは親不孝」という通念もあり、当人はこれを不名誉として嫌がっていたようである。
隻眼になった当初は片っ端から目に付く[[鏡を叩き割っていた>ユダ]]という辺り、彼の心の傷の深さは相当なものだったと思われる。
『演義』では正史とは異なり、武勇に優れた猛将というキャラ付けとなっていて、
[[関羽]]と一騎討ちを演じたり、孔明の罠に嵌って大敗を喫したりしている。
また、上記の左目を失った逸話が脚色され、「父母からいただいた体を無碍にはできぬ」と、
射抜かれた自分の[[目玉>目玉おやじ]]を喰うという勇猛っぷりが描かれている。[[・・・・すごい漢だ。]]
コーエーのシミュレーションゲーム『三國志』シリーズでは基本的に『演義』を踏襲して統率と武力が高数値だが、
『三國志V』からは正史のイメージを反映してか政治力も高めに設定される事が多く、
知力や魅力も一定水準以上をキープしている事も相まって万能の武将となっている。
//https://www.lhexw.net/san-bushou/kakouton.html
現在では、「眼帯」「[[NO.2>ホル・ホース]]」といった分かり易い要素からか人気も高く、
例によってコーエーの『[[真・三國無双]]』シリーズの影響で「惇兄ぃ」「[[トニー>アイアンマン]]」などと呼ばれ、
いかにもゴツい猛将というよりは、ダンディーなオヤジキャラとして認知されているようである。
ちなみに『真・三國無双6』以降では、衣装差分で眼帯の無い両目の揃った顔を拝む事も出来る
(片目を失うイベントはこれ以前の『3』『4』でも用意されており、その時点ではグラフィックの都合上眼帯をしたまま矢を受けている)。
何の因果か『無双』の夏侯惇は『[[戦国BASARA>戦国BASARA X]]』の[[伊達政宗]]とは中の人も一緒で隻眼キャラという点でも共通していたりする。&s(){流石に[[六爪流>ウルヴァリン]]ではないが}
ニコニコ動画歴史戦略ゲーにおいては、
何かにつけてキャラブレイクする曹操(もしくは自軍武将達)のブレーキ役として[[常識人>魏]]ポジションに落ち着く事が多いようだ。
//史実について詳しい方、編集お願いします。
三国志の人物を[[性転換>ミッドナイトブリス]]させた『[[恋姫†夢想>真・恋姫†夢想 ~乙女対戦★三国志演義~]]』シリーズにも登場している(真名は&b(){「[[春蘭]]」})。
先述の目玉を喰らう場面もしっかりと再現されている。&b(){眼球を抜き出す一枚絵付きで。} 無論[[主君>華琳]]共々女性である。誰得だそれ。
----
**格ゲーにおける夏侯惇
格闘ゲームとしては1993年に台湾の「熊猫軟體股扮有限公司(Panda Entertainment)」によって制作されたPCゲーム、
『[[SangoFighter>SANGO FIGHTER]](正式名『三國志 武將爭霸』)』、
および1995年に発売された続編の『SangoFighter2(『武將爭覇2』)』に登場。
鱗の様な鎧に身を包んだ眼帯+強面の髭オヤジ。
割と悪党な顔つきだが、『SANGO』自体が伝統的な演義解釈に則った、
「正義の五虎将を操作して、悪の曹操をブッ殺せ!」というゲームなので[[しょうがない>○○だからしょうがない]]。
まぁ今じゃなんだかんだシブカッコいい[[眼帯の帝王>サガット]]も[[初代>ストリートファイター]]じゃ相当の悪人面だったしね。
----
**MUGENにおける夏侯惇
MUGENでは2体の惇兄が確認されている。
#region(General Chicken氏製作)
-General Chicken氏製作
『武將爭覇2』の韓国語版を元にアレンジを加えたもの。
海外サイト「Mugen Storehouse」内の「Old Mugen Storehouse」というコーナーにて氏の他の武将達とセットで代理公開されていたが、
サーバーに問題が発生したらしく、現在は正規入手不可。
//なお、公開場所は「Old Mugen Storehouse」というコーナーなのだが、ハングル表記のサイト故に少々分かりにくいので注意。
//検索すればすぐ分かるとは思いますが
性能的にはガンガン前に出て攻撃を当てていく超接近戦タイプ。
奇想天外な動きと突進技で相手を壁に追い詰めていく戦法が主体。
重力を無視した[[空中逆さダブルラリアット>ザンギュラ]]を繰り出し、多段ヒットで体力をごっそり持っていく。
従弟の[[夏侯淵]]とタッグを組ませた時のダメージたるや凶悪の一言である。
また、[[北斗>北斗の拳]]ばりのバク宙キックも繰り出す。
#image(XiaHouDun-大回転.gif,title=ど、どういうことなの・・・)
#endregion
#region(TESTP氏製作 アレンジ仕様)
-TESTP氏製作 アレンジ仕様
代理公開先であった「Random Select」が2019年10月に閉鎖されたため、残念ながら現在は正規入手不可。
General Chicken氏の惇兄と比べて微妙に背が高く、鎧の色が若干青っぽいのに加え、[[ポトレ>ポートレイト]]にハングル表記が無いのが特徴。
また、[[ボイス]]も原作とは異なる模様。
//中国語らしき台詞を発するが何を言ってるかは不明。別のゲームから持ってきた?
ダブルラリアットやバク宙キックに加え、こちらには&s(){掛け声が妙に耳に残る}[[飛び道具]]も搭載されている。
//原作では飛び道具を持っていない様なので、恐らくオリジナル技、
[[超必殺技]]では[[真空竜巻旋風脚>竜巻旋風脚]]の如くダブルラリアットを繰り出したりするが、残念ながら(?)逆さダブラリはしない。
だが、飛び道具と通常・超必版のダブルラリアットは空中でも使用が可能で、上記の惇兄に勝るとも劣らぬ重力を無視した戦法が可能である。
AIは搭載されておらず、上記General Chicken氏製と比べて知名度は低いと思われる。
#endregion
***出場大会
#list_by_tagsearch_cache([大会],[夏侯惇],sort=hiduke,100)
''削除済み''
#list_by_tagsearch_cache([削除済み大会],[夏侯惇],sort=hiduke,100)
#co(){
''更新停止中''
#list_by_tagsearch_cache([更新停止中大会],[夏侯惇],sort=hiduke,100)
''凍結''
#list_by_tagsearch_cache([凍結大会],[夏侯惇],sort=hiduke,100)
}
***出演ストーリー
[[戦え!爆炎少女ヒロ]]
----
//タグ管理用スペース(タグを変更した時は内容をこちらにコピペ上書きしてください)
//眼帯,隻眼,中国人