神凰拳

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#image(shin-oh-ken_title.gif) 『神凰拳』(しんおうけん)とは、1996年にザウルスからリリースされたNEOGEO向け対戦格闘ゲーム。 海外タイトルは『Ragnagard』。 マイナー作品故に、同じくNEOGEOで出た『Operation Ragnarok』というSTGとごっちゃにされてしまうのか、 『Operation Ragnagard』だと思われている事があるようだが、完全に間違いである。 発売はザウルスだが、開発はSFCの対戦格闘ゲーム『[[バトルマスター 究極の戦士たち]]』を製作したシステムビジョン。 ROM容量は338Mbit。 後にセガサターンに移植された。 **概要 神々の頂点を決める戦いを描いた全キャラクターが''神''という異色の対戦格闘ゲーム。 キャラクターは全て3Dレンダリングされた2Dキャラで、コンボ主体のシステムになっている。 //余談だが、『SAMURAI SPIRITS ~侍魂~』(通称ポリサム)のキャッチコピーが「NEOGEO初の3D格闘ゲーム」だったが //全キャラのグラフィックが3Dであるという一点で言えば、本作『神凰拳』のほうが先である。 //一旦ポリゴンでレンダリングしていようがそれを取り込んだものを表示しているだけの完全な2D格闘ゲームなんだからこう言う風に並べて語るのはおかしい気が。 **キャラクター CPU戦では使用可能な7人を倒すと神の王が現れて試練として8戦目は自分の分身(同キャラ対戦)になる。 その後いきなり現れた悪魔達に神の王が瞬殺され、9戦目から悪魔達との戦いとなる。 プレイヤーキャラ >スサノオ、孫悟空、[[ベンテン]](弁財天)、チチ&ネネ(風神・雷神)、酒天童子、シーナ(海神)、紊天(貧乏神)、イグレット(死神) コンピューター専用キャラ >中ボス:ベヒモス、イーリス >最終ボス:ルシファー **システム 操作系はNEOGEO筐体向けのレバー+4ボタン。弱パンチ、強パンチ、弱キック、強キックの4つに割り振られている。 当時の格闘ゲームの先進的なシステムがこれでもかと詰め込まれており特殊動作が多い。 例えば[[ガードキャンセル]]だけでもLv1(通常技で反撃できる)と、Lv1に追加コマンドで出せるLv2(必殺技で反撃できる)があったり、 避けには打撃回避と投げ回避、さらに投げ回避不能投げがあったり、ゲージ溜めが2種類あって 1ゲージを対応する属性2種で使い分け、溜まった属性によって超必殺技が変化するなど共通動作で覚える事がやたらと多い。 そのため、気軽にプレイするには敷居の高いゲーム内容であった。 また、今でこそ3D対戦格闘におけるキャラクター造形はかなりの[[美麗な>かすみ]]物となっているが、当時の3Dレンダリング技術はまだ発展途上であり、 このゲームにおけるモデリングも例外ではなく、固さやぎこちなさを感じさせるものであった。 そのため、カプコンやSNKの作る[[ドット絵]]と比較された場合には魅力不足という事でキャラ人気も出ず、静かに市場から消えていってしまった。 しかしアクション自体はそこまでもっさりしているわけではなく、ゲームテンポはそれなりにスピーディーである。 動きを滑らかに見せたいという指示に対してキャラクターデザイン&グラフィック担当のスタッフが操作感重視を死守したおかげだとか。 ---- **MUGENにおける神凰拳 MUGEN入りしているキャラが[[ベンテン]]とシーナ、イーリスの3名くらいしか確認されておらず、知名度はかなり低いと言わざるを得ない。 理由としては元々作品がマイナーである事や、キャラグラフィックがポリゴンからの取り込みであるため、 実写取り込み作品並にSFFファイルやACTファイルが作りづらい事などが考えられる。 ステージの方はいくらか作られてはいる。 ---- //タグ管理用スペース(タグを変更した時は内容をこちらにコピペ上書きしてください) //格闘ゲーム
#image(shin-oh-ken_title.gif) 『神凰拳』(しんおうけん)とは、1996年にザウルスからリリースされたNEOGEO向け対戦格闘ゲーム。 海外タイトルは『Ragnagard』。 マイナー作品故に、同じくNEOGEOで出た『Operation Ragnarok』というSTGとごっちゃにされてしまうのか、 『Operation Ragnagard』だと思われている事があるようだが、完全に間違いである。 発売はザウルスだが、開発はSFCの対戦格闘ゲーム『[[バトルマスター 究極の戦士たち]]』を製作したシステムビジョン。 ROM容量は338Mbit。 後にセガサターンに移植された。また2024年現在はアケアカNEOGEOシリーズで現行機への移植も行われている。 **概要 神々の頂点を決める戦いを描いた全キャラクターが''神''という異色の対戦格闘ゲーム。 キャラクターは全て3Dレンダリングされた2Dキャラで、コンボ主体のシステムになっている。 //余談だが、『SAMURAI SPIRITS ~侍魂~』(通称ポリサム)のキャッチコピーが「NEOGEO初の3D格闘ゲーム」だったが //全キャラのグラフィックが3Dであるという一点で言えば、本作『神凰拳』のほうが先である。 //一旦ポリゴンでレンダリングしていようがそれを取り込んだものを表示しているだけの完全な2D格闘ゲームなんだからこう言う風に並べて語るのはおかしい気が。 **キャラクター CPU戦では使用可能な7人を倒すと神の王が現れて試練として8戦目は自分の分身(同キャラ対戦)になる。 その後いきなり現れた悪魔達に神の王が瞬殺され、9戦目から悪魔達との戦いとなる。 プレイヤーキャラ >スサノオ、孫悟空、[[ベンテン]](弁財天)、チチ&ネネ(風神・雷神)、酒天童子、シーナ(海神)、紊天(貧乏神)、イグレット(死神) コンピューター専用キャラ >中ボス:ベヒモス、イーリス >最終ボス:ルシファー **システム 操作系はNEOGEO筐体向けのレバー+4ボタン。弱パンチ、強パンチ、弱キック、強キックの4つに割り振られている。 当時の格闘ゲームの先進的なシステムがこれでもかと詰め込まれており特殊動作が多い。 例えば[[ガードキャンセル]]だけでもLv1(通常技で反撃できる)と、Lv1に追加コマンドで出せるLv2(必殺技で反撃できる)があったり、 避けには打撃回避と投げ回避、さらに投げ回避不能投げがあったり、ゲージ溜めが2種類あって 1ゲージを対応する属性2種で使い分け、溜まった属性によって超必殺技が変化するなど共通動作で覚える事がやたらと多い。 そのため、気軽にプレイするには敷居の高いゲーム内容であった。 また、今でこそ3D対戦格闘におけるキャラクター造形はかなりの[[美麗な>かすみ]]物となっているが、当時の3Dレンダリング技術はまだ発展途上であり、 このゲームにおけるモデリングも例外ではなく、固さやぎこちなさを感じさせるものであった。 そのため、カプコンやSNKの作る[[ドット絵]]と比較された場合には魅力不足という事でキャラ人気も出ず、静かに市場から消えていってしまった。 しかしアクション自体はそこまでもっさりしているわけではなく、ゲームテンポはそれなりにスピーディーである。 動きを滑らかに見せたいという指示に対してキャラクターデザイン&グラフィック担当のスタッフが操作感重視を死守したおかげだとか。 ---- **MUGENにおける神凰拳 MUGEN入りしているキャラが[[ベンテン]]とシーナ、イーリスの3名くらいしか確認されておらず、知名度はかなり低いと言わざるを得ない。 理由としては元々作品がマイナーである事や、キャラグラフィックがポリゴンからの取り込みであるため、 実写取り込み作品並にSFFファイルやACTファイルが作りづらい事などが考えられる。 ステージの方はいくらか作られてはいる。 ---- //タグ管理用スペース(タグを変更した時は内容をこちらにコピペ上書きしてください) //格闘ゲーム

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