ミロカロス

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#image(350milo.png,height=300,float,left,title=変わりすぎってレベルじゃねーぞ!) &space(5)&ref(Milotic BW.webp)&space(5)&ref(Milotic XY.webp)  分類:いつくしみポケモン  タイプ:みず  高さ:6.2m  重さ:162.0kg  特性:ふしぎなうろこ(状態異常の時、ぼうぎょが1.5倍になる)     かちき(相手から能力を下げられた時、とくこうが二段階上昇する)  隠れ特性:メロメロボディ&br()&space(18)(逆の性別の相手から直接攻撃を受けた時、相手を30%の確率でメロメロにする(バトル時)&br()&space(22)手持ちの先頭にすると、逆の性別のポケモンに会いやすくなる(フィールド時)) #clear &font(23,b,i,#ff1493){「おおきな みずうみの そこに すんでいる。} &font(23,b,i,#ff1493){   からだが あざやかな ピンクいろに かがやくとき} &font(23,b,i,#ff1493){     すさんだ こころを いやす はどうを はなつ」} 任天堂の育成RPG『[[ポケットモンスター]]』シリーズに登場するポケモンの一匹。初出は『ルビー・サファイア』。ヒンバスから進化する。 進化する前は全く戦力にならないが、進化した途端超一流の能力を得るという[[コイキング]]の後継者とも言えるポケモン。 深海魚「[[リュウグウノツカイ>永江衣玖]]」がモチーフとなっている、非常に美しいポケモンである。 ---- **原作中の性能 HP:95 攻撃:60 防御:79 特攻:100 特防:125 素早さ:81 全ポケモン中で[[最も美しい>ユダ]]とされており、彫刻や絵画の題材とされることも多い。 その美しさは、見たものの心を癒し、憎しみや争いを忘れさせるほどであるという。 能力としては、HP・特攻・特防が高く、攻撃が低い。合計値はかなり高め。 特性「ふしぎなうろこ」は状態異常のときに防御が上がるというものであり、 「ねむる」と「ねごと」を活用した持久タイプの技編成と相性がよい(これを利用したミロカロスは[[ゾンビ型>ジル・バレンタイン]]と呼ばれる)。 タイプは耐性に優れた[[みず>オルバス]]単タイプであり、他のみずタイプと同じく「[[こおり>クーラ・ダイアモンド]]」系統の技も覚えてくれるため、 相性的には悪いはずの草やドラゴンに対しても苦戦はしない。さらに、「[[じこさいせい>リザレクション]]」や「アクアリング」、 さらには「[[どくどく>テスタメント]]」「さいみんじゅつ」「あやしいひかり」も使えるので、長期戦に持ち込むと滅法強い。 上記のようにとくぼうが高いので効果抜群のでんきやくさ技にも結構耐える上、「ミラーコート」を使えば返り撃ちにすることも可能。 これらの要素から、&b(){みずタイプ特殊最強ポケモンの称号}を公式で与えられている。 (ちなみに、物理最強は[[ギャラドス>コイキング]]である。どちらも龍に縁があり進化前はとても強そうに見えない他、  「威圧感」と「美しさ」で対になっているとも言える。  また、総合種族値540で共通、それの振り分け値も全て共通するなど、制作側も意識していると思われる)。 特に上記の称号を得た第4世代は「さいみんじゅつ」の凶悪性能により大暴れし&s(){すぎてヘイトを稼ぎまくっ}ていた。 …だがプラチナ~第5世代は特殊寄りの水ポケモンの中では上位の実力を持つとは言いにくいのが実情だったりした([[相性面>ピカチュウ]]だけの話ではない)。 例を挙げると… +みず、こおり技以外には、「[[めざめるパワー>アンノーン]]」、「どくどく」にダメージを依存していること +補助技のウェイトが大きいこと +決定力を増す能力補助系のわざがないこと +ぼうぎょが少し低いこと +特殊を受けるにしてもでんきに弱いこと が挙げられる。 ただし特性「かちき」を取得した第6世代以降のダブルバトルでは、 特性いかくのランドロス(+7世代では[[ガオガエン]])が相手にいるだけで攻撃力が跳ね上がっていくので、再び上位層となっている。 #co(){ //ここまで詳細に書かなくても良いだろうってことでバッサリ #region(その詳細) まず1は殆どの特殊寄りの水タイプ全般の問題点で、 みず、こおり技に耐性のある「みずタイプ」自身相手には攻めあぐねることが多い。 一応「めざめるパワー」でフォローが可能だが、ミロカロスの場合はその三つ以外には使い辛いノーマル、ドラゴン技しかない。 「めざめるパワー」を導入できない場合は、「どくどく」に頼ることになるが、これも防がれては非常に辛い。 この理由では攻められるならスターミー、エンペルト、ドクロッグ、持久戦ならドククラゲ辺りが辛い。 2は「ダイヤモンド・パール・プラチナ」で補助技を使用不能にする「[[ちょうはつ>挑発]]」の効果ターンが長くなったこと、 最後に使ったわざ以外が使えなくなり、渡してもこちらが有利になりやすい「こだわりスカーフ」の登場、 それを移す手段の氾濫によって、補助技がメインだったポケモン全般が辛くなっている。 回復と「どくどく」を封じられてはみずタイプを相手にするだけでも辛く、 この所為で対となるギャラドスと正面対決をする場合は、「めざめるパワー」のでんき辺りが無いと勝ち目が無い。 3は「積みがあれば勝てる」状況が多いミロカロスにとっては痛く、所謂特殊型のお約束「[[ハピで止まります>ラッキー]]」にも当てはまる。 1で挙げた面子相手でも「めいそう」があれば勝てそうな場合が多く、 使いやすいステータス・タイプ・特性を持っているだけにその点が非常に惜しまれる。 つまり上記の通りハピナスを初めとした、こちらの特殊技が通らず「どくどく」に耐性のある耐久型ポケモンに弱い。 4はタフだとは言え、防御はそれほど高くないので(とはいえ普通のポケモンに比べるとそこそこ高い方) 強力な物理技を喰らうと素早さの遅さも引っ張って回復が追いつかなくなる。 特に「ダイヤモンド・パール・プラチナ」以降では物理技のレパートリーが増え、 仕様変更により今まで特殊技だったでんきやくさタイプの技が一部物理技となったので、以前より倒されやすくなった。 増えたわざの威力や、どうぐがダメージのインフレを後押ししているのも痛い。そのため高威力物理全般にも弱いと言える。 どんなに特防特化をしても「ギリギリ確定3発」が精一杯で、必然的に回復頻度が多くなる。 一発凌げる程度ではどの道回復は追いつかず、受けとしての機能を早々に失ってしまうため 耐えられること自体にあまり意味はない。 それどころか、回復する間に相手は有利なポケモンを繰り出しやすくなる(所謂“無償降臨”)ので、 物理受けという役割は持てないと言っていい。 (そもそも防御特化にしてしまうと耐久指数や補助技の面で、シャワーズやスイクンといった  他の単水ポケモンの劣化になりがちである) 5についても、メジャーな特殊アタッカー([[ゲンガー]]・スターミー・ラティオスなど)は 10まんボルトを持っていることが多いので、弱点を付かれやすいのでは特殊受けという役割を持たせようがない。 というか特殊受けなんかこいつ自身も止める例の「[[ピンク玉>ラッキー]]」にやらせていた方がよほど安定する。 「ダイヤモンド・パール」では「さいみんじゅつ」の圧倒的な性能により そもそも不利な相手だろうとハピナスや同タイプでもなければ強引に倒せたので最強クラスのポケモンとして君臨していたが、 「プラチナ」以降ではサポートの要であった「さいみんじゅつ」が大幅に弱体化し、 教え技により多くのポケモンが物理電気技の「[[かみなりパンチ>二階堂紅丸]]」や物理草技の「タネばくだん」、 耐久型ポケモンを無力化できる「[[トリック>ミスター・サタン]]」などを習得したためかなり立場が悪くなった。 以上のことから一部では、「攻撃を特化してアタッカーにするしか役割を持てない」とまでネタにされている有様である……。なんて時代だ。 &s(){とはいえ複数催眠をありにすればプラチナでも容赦ない性能になってしまうが} ちなみに種族値580以上禁止などのローカルルールでは、比較対象のスイクンがいない&低種族値が多くなるのでめっぽう強い。 第5世代ではさらに「さいみんじゅつ」が弱体化したが、 ねむりのターンが交代でリセットされるのを悪用した催眠ドラゴンテールミロカロスなどという最悪の物体が使われることもあった。 第6世代のX・Yでは個体そのものは出現しないものの、新たに二つ目の特性「かちき」(何らかの能力低下を受けると特攻が上がる)を取得。 「いかく」などの相手の特性で下げられても発動するため、コレにより特殊アタッカーとしての道が見えてきた。 実際に「いかく」や「こごえるかぜ」が飛び交うダブルバトルではスイクンを上回り名実ともに最強の特殊水タイプになっている。 「かちき」ミロカロスを入手するなら旧ソフトから連れて来て、特性を別の物に変化させる消耗品「とくせいカプセル」を使うのが手っ取り早い。 また、効果抜群の攻撃(ミロカロスの場合草・電気)を受けると攻撃や特攻が二段階上がる消耗品の「じゃくてんほけん」や、 じこさいせいしてるだけでも接触技しかない相手を倒せる「ゴツゴツメット」、 変化技を出せなくなる代わりに特防を上げられる「とつげきチョッキ」など、これまでにないタイプの道具が出現している。 しかし&b(){「めざめるパワー」の威力が60で固定されてしまった}ためにサブウェポンの選択は厳しくなっている。 #endregion } 入手は困難を極め、まず進化前のヒンバスの入手自体が難しく、さらに「[[うつくしさ>バルログ]]」を上げて進化させなくてはならない。 「うつくしさ」を上昇させるアイテムは『ルビー・サファイア』、『ダイヤモンド・パール・プラチナ』だと木の実を材料にして作る必要があり、 一々ミニゲームが挟まれるため面倒(『プラチナ』のみ購入可能でぐっと楽になった)。 『ハートゴールド・ソウルシルバー』に至っては特定の人物に毛づくろいしてもらうしかなく、現実で日を跨ぐ必要がある。 だが、『ブラック・ホワイト』ではコンディションが廃止されたことにより、進化条件がヒンバスに「きれいなウロコ」を持たせた状態での通信交換に変更。 しかも「すごいつりざお」で進化前と共に釣り上げることも出来るため、以前よりも入手は容易。 『Ωルビー・αサファイア』ではコンディションが復活したが、ポロックづくりのミニゲームが廃止されたので、 過去作よりは手早く進化させられる。 ストーリー上では、ルネジムのミクリをはじめ、チューブクイーンのアザミ、 『ダイヤモンド・パール』ではチャンピオンのシロナ、タワータイクーンのクロツグと多くの強豪が使用している。 ちなみに、&b(){162.0kg}と意外と体重が重い。 ボールから登場した際に&b(){ズシン}と音を立てる様を見て驚いたプレイヤーは少なくない筈。 ---- **外部作品におけるミロカロス アニポケでは『アドバンスジェネレーション』においてアダンの手持ちとして登場。担当声優は[[西村ちなみ>https://w.atwiki.jp/niconicomugen/tag/|CV:西村ちなみ|]]女史。 漫画『ポケットモンスター SPECIAL』では4章のメインキャラであるルビーの手持ちとして登場している。 偶然釣り上げたヒンバスが懐いてきたため、成り行きで手持ちに加わることになった。 当初ルビーはコンテスト制覇を目指していたため、ヒンバスの見た目の悪さからパーティに加えることに難色を示していたものの、 意外性を狙うために「美しさ」部門の担当となる。 一度は諸事情で精神的に余裕の無かったルビーに叱責されて彼のもとから離れるも、 最終決戦時に駆け付け、そこでミロカロスに進化した。 その際のルビーの叫ぶシーンは作品屈指の名シーンであり、読者の好きなシーン部門人気投票で2位に選ばれている。 &font(22,b,i,#c70067){「本当の美しさは心の美しさだ!!誰かを愛し、想いやる心そのものなんだ!!} &font(22,b,i,#c70067){ 強大な力にすべてをのみこまれる前に、そんな気持ちを思い出してくれ!!」} ---- **MUGENにおけるミロカロス //動画使用禁止になっても過去の動画は残ります。キャラクターの情報をカットしないでください //また、ひとまとまりの文章を見えなくするなら「#co(){}」を活用すると消す際ももしもの復帰の際も楽です めるふぃむ氏(旧名・メフィ夫氏)によって製作されたものが動画上で公開されていたが、 製作者引退により、同氏の全ての製作キャラと共々公開停止かつ&b(){[[使用禁止>動画使用に制限のあるキャラ]]}となっている。 ボイスが付いており、何故か[[白レン]]である。一部同じ声優の[[モーラ]]も混じっている模様。 7Pカラーではボイスとカットインが[[巴マミ]]になる。 //readmeに技リストがないため、技名はすべて適当です 近距離での尻尾の攻撃もそれなりに強いが、遠距離線で力を発揮する技が多い。 [[飛び道具]]も種類が多く、「[[れいとうビーム>アイスマン]]」「[[ふぶき>ストーム]]」、[[超必殺技]]の「はかいこうせん」がある。 近距離でも吹き飛ばし技の「ハイドロポンプ」がある上に上記のように尻尾で戦えるので、地上戦では隙が少ない。 だが、対空技が無い上にジャンプも低いため、空中戦が得意な相手とは相性が悪い。 ただ通常火力がそこそこ高めで、ゲージ技が非常に強力であるため、一発逆転も十分に可能である。 ゲージ回収率も中々なので、ゲージ技狙いの戦法が有効か。 更新で追加された新技・「なみのり」は2ゲージ威力450となかなかで、しかも技の性質上[[AI殺し]]となっており、この技に対してガードを失敗するAIが多い。 しかしこの技も地上付近にしか当たり判定が無いため、空中戦をされるとやはり不利。 11~12Pカラーは自重しない性能で、特に12Pカラーは[[殺人貴・七夜>殺人貴・影夜四貴]]と互角くらいらしい。 [[AI]]はデフォルトで搭載されており、技こそ少ないもののコンボを決めてくることも多い。 上記の強力なゲージ技も相まって1Pでも強は裕に超えていると思われる。 というか凶キャラに片足突っ込んでいる(もちろん敵との相性にもよるのだが)。 また、同氏によって対人戦向けとして弱体化が施された、上記のミロカロスの妹という設定の「シスターミロカロス」、 正反対に[[神キャラ]]へ改変された「イツァムナー」も公開されていた。 ***出場大会 #list_by_tagsearch_cache([大会],[ミロカロス],sort=hiduke,100) ''更新停止中'' #list_by_tagsearch_cache([更新停止中大会],[ミロカロス],sort=hiduke,100) ''凍結'' #list_by_tagsearch_cache([凍結大会],[ミロカロス],sort=hiduke,100) ''削除済み'' #list_by_tagsearch_cache([削除済み大会],[ミロカロス],sort=hiduke,100) ***出演ストーリー [[わたしたちのすわこさま]] ---- //タグ管理用スペース(タグを変更した時は内容をこちらにコピペ上書きしてください) //|CV:西村ちなみ|,任天堂,ポケモン,魚,水生生物,水使い
#image(350milo.png,height=300,float,left,title=変わりすぎってレベルじゃねーぞ!) &space(5)&ref(Milotic BW.webp)&space(5)&ref(Milotic XY.webp)  分類:いつくしみポケモン  タイプ:みず  高さ:6.2m  重さ:162.0kg  特性:ふしぎなうろこ(状態異常の時、ぼうぎょが1.5倍になる)     かちき(相手から能力を下げられた時、とくこうが二段階上昇する)  隠れ特性:メロメロボディ&br()&space(18)(逆の性別の相手から直接攻撃を受けた時、相手を30%の確率でメロメロにする(バトル時)&br()&space(22)手持ちの先頭にすると、逆の性別のポケモンに会いやすくなる(フィールド時)) #clear &font(23,b,i,#ff1493){「おおきな みずうみの そこに すんでいる。} &font(23,b,i,#ff1493){   からだが あざやかな ピンクいろに かがやくとき} &font(23,b,i,#ff1493){     すさんだ こころを いやす はどうを はなつ」} 任天堂の育成RPG『[[ポケットモンスター]]』シリーズに登場するポケモンの一匹。初出は『ルビー・サファイア』。ヒンバスから進化する。 進化する前は全く戦力にならないが、進化した途端超一流の能力を得るという[[コイキング]]の後継者とも言えるポケモン。 深海魚「[[リュウグウノツカイ>永江衣玖]]」がモチーフとなっている、非常に美しいポケモンである。 ---- **原作中の性能 HP:95 攻撃:60 防御:79 特攻:100 特防:125 素早さ:81 全ポケモン中で[[最も美しい>ユダ]]とされており、彫刻や絵画の題材とされることも多い。 その美しさは、見たものの心を癒し、憎しみや争いを忘れさせるほどであるという。 能力としては、HP・特攻・特防が高く、攻撃が低い。合計値はかなり高め。 特性「ふしぎなうろこ」は状態異常のときに防御が上がるというものであり、 「ねむる」と「ねごと」を活用した持久タイプの技編成と相性がよい(これを利用したミロカロスは[[ゾンビ型>ジル・バレンタイン]]と呼ばれる)。 タイプは耐性に優れた[[みず>オルバス]]単タイプであり、他のみずタイプと同じく「[[こおり>クーラ・ダイアモンド]]」系統の技も覚えてくれるため、 相性的には悪いはずの草やドラゴンに対しても苦戦はしない。さらに、「[[じこさいせい>リザレクション]]」や「アクアリング」、 さらには「[[どくどく>テスタメント]]」「さいみんじゅつ」「あやしいひかり」も使えるので、長期戦に持ち込むと滅法強い。 上記のようにとくぼうが高いので効果抜群のでんきやくさ技にも結構耐える上、「ミラーコート」を使えば返り撃ちにすることも可能。 これらの要素から、&b(){みずタイプ特殊最強ポケモンの称号}を公式で与えられている。 (ちなみに、物理最強は[[ギャラドス>コイキング]]である。どちらも龍に縁があり進化前はとても強そうに見えない他、  「威圧感」と「美しさ」で対になっているとも言える。  また、総合種族値540で共通、それの振り分け値も全て共通するなど、制作側も意識していると思われる)。 特に上記の称号を得た第4世代は「さいみんじゅつ」の凶悪性能により大暴れし&s(){すぎてヘイトを稼ぎまくっ}ていた。 …だがプラチナ~第5世代は特殊寄りの水ポケモンの中では上位の実力を持つとは言いにくいのが実情だったりした([[相性面>ピカチュウ]]だけの話ではない)。 例を挙げると… +みず、こおり技以外には、「[[めざめるパワー>アンノーン]]」、「どくどく」にダメージを依存していること +補助技のウェイトが大きいこと +決定力を増す能力補助系のわざがないこと +ぼうぎょが少し低いこと +特殊を受けるにしてもでんきに弱いこと が挙げられる。 ただし特性「かちき」を取得した第6世代以降のダブルバトルでは、 特性いかくのランドロス(+7世代では[[ガオガエン]])が相手にいるだけで攻撃力が跳ね上がっていくので、再び上位層となっている。 #co(){ //ここまで詳細に書かなくても良いだろうってことでバッサリ #region(その詳細) まず1は殆どの特殊寄りの水タイプ全般の問題点で、 みず、こおり技に耐性のある「みずタイプ」自身相手には攻めあぐねることが多い。 一応「めざめるパワー」でフォローが可能だが、ミロカロスの場合はその三つ以外には使い辛いノーマル、ドラゴン技しかない。 「めざめるパワー」を導入できない場合は、「どくどく」に頼ることになるが、これも防がれては非常に辛い。 この理由では攻められるならスターミー、エンペルト、ドクロッグ、持久戦ならドククラゲ辺りが辛い。 2は「ダイヤモンド・パール・プラチナ」で補助技を使用不能にする「[[ちょうはつ>挑発]]」の効果ターンが長くなったこと、 最後に使ったわざ以外が使えなくなり、渡してもこちらが有利になりやすい「こだわりスカーフ」の登場、 それを移す手段の氾濫によって、補助技がメインだったポケモン全般が辛くなっている。 回復と「どくどく」を封じられてはみずタイプを相手にするだけでも辛く、 この所為で対となるギャラドスと正面対決をする場合は、「めざめるパワー」のでんき辺りが無いと勝ち目が無い。 3は「積みがあれば勝てる」状況が多いミロカロスにとっては痛く、所謂特殊型のお約束「[[ハピで止まります>ラッキー]]」にも当てはまる。 1で挙げた面子相手でも「めいそう」があれば勝てそうな場合が多く、 使いやすいステータス・タイプ・特性を持っているだけにその点が非常に惜しまれる。 つまり上記の通りハピナスを初めとした、こちらの特殊技が通らず「どくどく」に耐性のある耐久型ポケモンに弱い。 4はタフだとは言え、防御はそれほど高くないので(とはいえ普通のポケモンに比べるとそこそこ高い方) 強力な物理技を喰らうと素早さの遅さも引っ張って回復が追いつかなくなる。 特に「ダイヤモンド・パール・プラチナ」以降では物理技のレパートリーが増え、 仕様変更により今まで特殊技だったでんきやくさタイプの技が一部物理技となったので、以前より倒されやすくなった。 増えたわざの威力や、どうぐがダメージのインフレを後押ししているのも痛い。そのため高威力物理全般にも弱いと言える。 どんなに特防特化をしても「ギリギリ確定3発」が精一杯で、必然的に回復頻度が多くなる。 一発凌げる程度ではどの道回復は追いつかず、受けとしての機能を早々に失ってしまうため 耐えられること自体にあまり意味はない。 それどころか、回復する間に相手は有利なポケモンを繰り出しやすくなる(所謂“無償降臨”)ので、 物理受けという役割は持てないと言っていい。 (そもそも防御特化にしてしまうと耐久指数や補助技の面で、シャワーズやスイクンといった  他の単水ポケモンの劣化になりがちである) 5についても、メジャーな特殊アタッカー([[ゲンガー]]・スターミー・ラティオスなど)は 10まんボルトを持っていることが多いので、弱点を付かれやすいのでは特殊受けという役割を持たせようがない。 というか特殊受けなんかこいつ自身も止める例の「[[ピンク玉>ラッキー]]」にやらせていた方がよほど安定する。 「ダイヤモンド・パール」では「さいみんじゅつ」の圧倒的な性能により そもそも不利な相手だろうとハピナスや同タイプでもなければ強引に倒せたので最強クラスのポケモンとして君臨していたが、 「プラチナ」以降ではサポートの要であった「さいみんじゅつ」が大幅に弱体化し、 教え技により多くのポケモンが物理電気技の「[[かみなりパンチ>二階堂紅丸]]」や物理草技の「タネばくだん」、 耐久型ポケモンを無力化できる「[[トリック>ミスター・サタン]]」などを習得したためかなり立場が悪くなった。 以上のことから一部では、「攻撃を特化してアタッカーにするしか役割を持てない」とまでネタにされている有様である……。なんて時代だ。 &s(){とはいえ複数催眠をありにすればプラチナでも容赦ない性能になってしまうが} ちなみに種族値580以上禁止などのローカルルールでは、比較対象のスイクンがいない&低種族値が多くなるのでめっぽう強い。 第5世代ではさらに「さいみんじゅつ」が弱体化したが、 ねむりのターンが交代でリセットされるのを悪用した催眠ドラゴンテールミロカロスなどという最悪の物体が使われることもあった。 第6世代のX・Yでは個体そのものは出現しないものの、新たに二つ目の特性「かちき」(何らかの能力低下を受けると特攻が上がる)を取得。 「いかく」などの相手の特性で下げられても発動するため、コレにより特殊アタッカーとしての道が見えてきた。 実際に「いかく」や「こごえるかぜ」が飛び交うダブルバトルではスイクンを上回り名実ともに最強の特殊水タイプになっている。 「かちき」ミロカロスを入手するなら旧ソフトから連れて来て、特性を別の物に変化させる消耗品「とくせいカプセル」を使うのが手っ取り早い。 また、効果抜群の攻撃(ミロカロスの場合草・電気)を受けると攻撃や特攻が二段階上がる消耗品の「じゃくてんほけん」や、 じこさいせいしてるだけでも接触技しかない相手を倒せる「ゴツゴツメット」、 変化技を出せなくなる代わりに特防を上げられる「とつげきチョッキ」など、これまでにないタイプの道具が出現している。 しかし&b(){「めざめるパワー」の威力が60で固定されてしまった}ためにサブウェポンの選択は厳しくなっている。 #endregion } 入手は困難を極め、まず進化前のヒンバスの入手自体が難しく、さらに「[[うつくしさ>バルログ]]」を上げて進化させなくてはならない。 「うつくしさ」を上昇させるアイテムは『ルビー・サファイア』、『ダイヤモンド・パール・プラチナ』だと木の実を材料にして作る必要があり、 一々ミニゲームが挟まれるため面倒(『プラチナ』のみ購入可能でぐっと楽になった)。 『ハートゴールド・ソウルシルバー』に至っては特定の人物に毛づくろいしてもらうしかなく、現実で日を跨ぐ必要がある。 だが、『ブラック・ホワイト』ではコンディションが廃止されたことにより、進化条件がヒンバスに「きれいなウロコ」を持たせた状態での通信交換に変更。 しかも「すごいつりざお」で進化前と共に釣り上げることも出来るため、以前よりも入手は容易。 『Ωルビー・αサファイア』ではコンディションが復活したが、ポロックづくりのミニゲームが廃止されたので、 過去作よりは手早く進化させられる。 ストーリー上では、ルネジムのミクリをはじめ、チューブクイーンのアザミ、 『ダイヤモンド・パール』ではチャンピオンのシロナ、タワータイクーンのクロツグと多くの強豪が使用している。 ちなみに、&b(){162.0kg}と意外と体重が重い。 ボールから登場した際に&b(){ズシン}と音を立てる様を見て驚いたプレイヤーは少なくない筈。 ---- **外部作品におけるミロカロス アニポケでは『アドバンスジェネレーション』においてアダンの手持ちとして登場。担当声優は[[西村ちなみ>https://w.atwiki.jp/niconicomugen/tag/|CV:西村ちなみ|]]女史。 漫画『ポケットモンスター SPECIAL』では4章のメインキャラであるルビーの手持ちとして登場している。 偶然釣り上げたヒンバスが懐いてきたため、成り行きで手持ちに加わることになった。 当初ルビーはコンテスト制覇を目指していたため、ヒンバスの見た目の悪さからパーティに加えることに難色を示していたものの、 意外性を狙うために「美しさ」部門の担当となる。 一度は諸事情で精神的に余裕の無かったルビーに叱責されて彼のもとから離れるも、 最終決戦時に駆け付け、そこでミロカロスに進化した。 その際のルビーの叫ぶシーンは作品屈指の名シーンであり、読者の好きなシーン部門人気投票で2位に選ばれている。 &font(22,b,i,#c70067){「本当の美しさは心の美しさだ!!誰かを愛し、想いやる心そのものなんだ!!} &font(22,b,i,#c70067){ 強大な力にすべてをのみこまれる前に、そんな気持ちを思い出してくれ!!」} ---- **MUGENにおけるミロカロス //動画使用禁止になっても過去の動画は残ります。キャラクターの情報をカットしないでください //また、ひとまとまりの文章を見えなくするなら「#co(){}」を活用すると消す際ももしもの復帰の際も楽です めるふぃむ氏(現・浅瑠璃 るめ氏)によるものが存在していたが、現在は公開停止。 //製作者の復帰に伴い少し修正。動画使用も解禁されています(2023年12月現在) [[ボイス]]が付いており、何故か[[白レン]]である。一部同じ声優の[[モーラ]]も混じっている模様。 7Pカラーではボイスとカットインが[[巴マミ]]になる。 //readmeに技リストがないため、技名はすべて適当です 近距離での尻尾の攻撃もそれなりに強いが、遠距離線で力を発揮する技が多い。 [[飛び道具]]も種類が多く、「[[れいとうビーム>アイスマン]]」「[[ふぶき>ストーム]]」、[[超必殺技]]の「はかいこうせん」がある。 近距離でも吹き飛ばし技の「ハイドロポンプ」がある上に上記のように尻尾で戦えるので、地上戦では隙が少ない。 だが、対空技が無い上にジャンプも低いため、空中戦が得意な相手とは相性が悪い。 ただ通常火力がそこそこ高めで、ゲージ技が非常に強力であるため、一発逆転も十分に可能である。 ゲージ回収率も中々なので、ゲージ技狙いの戦法が有効か。 更新で追加された新技・「なみのり」は2ゲージ威力450となかなかで、しかも技の性質上[[AI殺し]]となっており、この技に対してガードを失敗するAIが多い。 しかしこの技も地上付近にしか当たり判定が無いため、空中戦をされるとやはり不利。 11~12Pカラーは自重しない性能で、特に12Pカラーは[[殺人貴・七夜>殺人貴・影夜四貴]]と互角くらいらしい。 [[AI]]はデフォルトで搭載されており、技こそ少ないもののコンボを決めてくることも多い。 上記の強力なゲージ技も相まって1Pでも強は裕に超えていると思われる。 というか凶キャラに片足突っ込んでいる(もちろん敵との相性にもよるのだが)。 また、同氏によって対人戦向けとして弱体化が施された、上記のミロカロスの妹という設定の「シスターミロカロス」、 正反対に[[神キャラ]]へ改変された「イツァムナー」も公開されていた。 ***出場大会 #list_by_tagsearch_cache([大会],[ミロカロス],sort=hiduke,100) ''更新停止中'' #list_by_tagsearch_cache([更新停止中大会],[ミロカロス],sort=hiduke,100) ''凍結'' #list_by_tagsearch_cache([凍結大会],[ミロカロス],sort=hiduke,100) ''削除済み'' #list_by_tagsearch_cache([削除済み大会],[ミロカロス],sort=hiduke,100) ***出演ストーリー [[わたしたちのすわこさま]] ---- //タグ管理用スペース(タグを変更した時は内容をこちらにコピペ上書きしてください) //|CV:西村ちなみ|,任天堂,ポケモン,魚,水生生物,水使い

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