ドラコ

「ドラコ」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

ドラコ」(2023/12/10 (日) 14:47:02) の最新版変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

//基本情報をregion外へ >この記事ではウルトラ怪獣について解説しています。 >kihachi氏のストーリー動画については、「[[ドラコ!!]]」を参照してください。 #image(ドラコ1.jpg,,title=空を飛んで相手を翻弄する宇宙怪獣) 特撮作品『[[ウルトラマン]]』の第25話「怪彗星ツイフォン」に登場した[[怪獣]]。 [[ロッキー>ロッキー・バルボア]]の宿敵ではないし(あっちはドラ&b(){ゴ})、[[お手紙ちょうだい!>ドラコケンタウロス]]とは言わない。 あと[[ハリー・ポッター]]のライバルでもない&s(){フォイ}。 また、初代と地続きの世界である『[[ウルトラマン80]]』にも&b(){「ファイヤードラコ」}なる名前の怪獣が登場するが、&b(){一切繋がりは無い。} 別名「彗星怪獣」。身長45m、体重2万t。 彗星ツイフォンが地球に接近した際に彗星から地球へ飛来した宇宙怪獣。彗星ツィフォン出身とする怪獣図鑑もある。 1本の短い角と巨大な翼を持ち、両手は鎌、体表は黒いタイルのような皮膚で覆われている。 武器は両手の鎌で、左右の鎌で連続で斬りつけて相手を攻撃する。 その威力は時には斬りつけた相手怪獣から火花が散る事もあるほど。 さらに背中の翼を使い素早い動きで飛翔して敵を翻弄する戦法も得意とする。 2009年の映画においては、口から火球を吐くという攻撃方法を披露したが、 この映画で人間大の相手に1度使った以外では映像作品では2021年まで使われていない。 基本的には両手の鎌での接近戦と飛行能力で戦う怪獣で、 上述のような飛び道具の印象は原作では薄い。 またこのドラコが怪獣[[ジェロニモン]]の能力で蘇った「再生ドラコ」も存在。 こちらは背中の翼が無く両手が鎌から普通の指がある手に変化している。 飛び道具は特になく飛行能力は無くなったようだが格闘戦で戦う。 なおドラコ、再生ドラコのどちらも他の怪獣と戦う事が多い怪獣で、 後述のパワードドラコを除いて『ウルトラマンX』までウルトラ戦士と直接交戦する機会が無かった。 //項目の順番と配置を整理 #region(映像作品でのドラコ) 1967年の『ウルトラマン』の第25話「怪彗星ツイフォン」にて初登場。地球に接近した彗星ツイフォンから飛来し、 日本アルプスの山中で[[冷凍怪獣ギガス>ギガス(ウルトラマン)]]や途中から介入した[[レッドキング]]と戦った。 //ネオギガスへのリンクや補足はギガス(ウルトラマン)のページにあるしそちらに任せていいのでは。 ギガス相手には攻撃を飛行して回避、鎌で斬りつけて互角以上の戦いを繰り広げた。 乱入したレッドキングに翼を毟り取られ、飛べなくなった所を2体に徹底的に攻撃され致命傷を負わされてもなお、 ギガスをダウンに追い込むなど奮闘するが、レッドキングから痛恨の逆エビを決められ落命。 &b(){副題と絡む肩書から25話の主演怪獣かと思ったら、まさかの[[噛ませ扱い>ヤムチャ]]である。} &s(){ウルトラマンに敗北経験のあるレッドキングよりも、新怪獣であるドラコがウルトラマンと戦った方が話が盛り上がったと思うのだが…} &s(){[[バルタン星人]]とは違って、レッドキングはウルトラマン対策を組んでのリベンジマッチだった訳でもないし。} その後、同作第37話「小さな英雄」にて[[ジェロニモン]]の手によって[[テレスドン]]や[[ピグモン]]と共に&b(){再生ドラコ}として、 「科特隊とウルトラマンに倒された怪獣」(ピグモン談)の一体[[として復活>タイラント]]。 (実際は上記の通りドラコを倒したのはレッドキングなのだが、  そもそもピグモン自身もレッドキングに殺された怪獣なので、単に言葉の綾だろう  実際ジェロニモン最大の敗因は、人類に友好的なピグモンを復活させてしまった事だし)。 書籍によってはドラコIIとも記載されている。 頭の角が増える、両手が五本指になる、翼が無くなる&s(){「中の人」が違う}などの変化はあるが、その闘争心は相変わらず。 科学特捜隊のハヤタ隊員のマルス133で右肩を粉砕され流血するものの、残った左腕でイデ隊員を倒そうとする。 が、その身を挺した[[ピグモン]]が犠牲になった事で、科特隊の存在意義に悩んで戦意を喪失していたイデ隊員を奮起させる事となり、 新兵器「スパーク8」で跡形も無く&b(){消滅}した。 &ref(ドラコ(ギャラクシー).jpg,,title=ウルトラギャラクシー版)&ref(再生ドラコ(ギャラクシー).jpg,,width=210,title=弱点克服+想定外のパワーを侮るな) 2008年の『ウルトラギャラクシー大怪獣バトル NEVER ENDING ODYSSEY』では、 レイオニクスバトラーのフック星人が操る怪獣として登場。 初代に近い外見の個体は主人公:レイの味方怪獣[[エレキング]]と戦い、 飛行を活かした回避と両手の鎌での素早い連続攻撃で一時は優位に立つものの、 ZAPの宇宙船の援護攻撃を受けて形勢が逆転、初代と同様に翼をもぎ取られ、放電光線で倒される。 この個体を復活させたものか別の個体か定かではないが後に再生ドラコも登場し、やはりフック星人が使役する。 [[ゼットン星人]]の操る[[テレスドン]]([[ゼットン]]は最終局面のために温存していたらしい)と戦いを繰り広げるが、 乱入してきた[[キングジョーブラック>キングジョー]]によって両者とも爆殺されてしまった。 余談だがこの戦闘の時、自身の6倍の体重を誇る[[テレスドン]]を持ち上げるという怪力を披露した。 また、この対決は『ウルトラマン』でジェロニモンに復活させられた怪獣同士の対決でもある。 2009年の映画『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』では、ウルトラマンベリアル配下の怪獣軍団として登場。 光の国でベムスター、[[サラマンドラ]]と共にレイとミライを襲ったが、 救援に現れた[[モロボシ・ダン>ウルトラセブン]]が放った[[カプセル怪獣]]たちのうち、アギラと交戦。 アギラのスピードに翻弄され、空中に放り投げられた挙句に角攻撃でとどめを刺され、倒された。 ちなみに本作では口から火球を吐く攻撃を映像作品では初使用したが、 人間大の相手に1発使用したのみであり、数十mの相手には使用しなかった。 //ダン隊員のページよりもウルトラセブンのページの方がモロボシダンの情報が充実しており、説明のためのリンクならウルトラセブンの方が妥当 2015年の『ウルトラマンX』では第18話の回想シーンに登場。 どこかの惑星で宇宙化猫のムーを&s(){これまでの鬱憤を晴らさんとばかりに}いじめている様子が写しだされた。 そこへ現われた[[ウルトラマンエックス]]に制止され、邪魔をするなとばかりに戦いを挑むが逆にエックスのパンチを受けて吹き飛ばされ、撃退された。 その後の描写はないが公式サイトの「追い払われた」という記述から逃げ出したものと思われる。 このように本家ドラコは再登場の機会は多くそれなりに人気と知名度もあるウルトラ怪獣なのだが、 先述のようにこれだけ登場していても、実は映像作品中において&b(){初登場からほぼ半世紀の間ウルトラ戦士と一度も同一画面上で並んだ事が無かった。} 『ウルトラマン』作中では2回ともウルトラマン登場前にやられ、『大怪獣バトル』ではそもそも怪獣同士の戦闘がメイン、 ベリアルの怪獣軍団がモブのごとくウルトラ戦士に次々やられるシーンのある『ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』でさえ、 登場シーンが氷に閉ざされウルトラ戦士への変身が不可能になった光の国への侵攻時だったため絡みを逃したという、 なまじ単独の出番があったが故の奇跡的な遭遇回避であった。 そして2015年、『X』にて&b(){ついに}ウルトラ戦士との共演が実現したが…この話はあくまで宇宙化猫がメインであり、 例のシーン自体そいつの回想と、いわゆるチョイ役扱いであった。 ウルトラ戦士とのバトルシーンにしても、というかあれを戦ったと言っていいのかどうか…。 もっとも、今までの登場と違って明確に死んだ描写が無かっただけマシなのかもしれないが。 と、ウルトラ戦士との戦いの機会には恵まれなかったドラコだが、 1972年に放送された「おはよう!こどもショー」における5分間コーナー『レッドマン』に複数回登場し、 主役の人型ヒーローのレッドマンと何度も戦いを繰り広げた。 外見が複数タイプあり、翼が無く手が5本指で再生ドラコに近いが角が1本の個体、 翼が無く片手が鎌でもう片手が普通の手の個体が確認されている。 特に8話に登場したドラコはレッドマンを作中でも相当に追い詰めた強豪怪獣である。 #region(ドラコ武勇伝) #image(DORAKO in Redman.jpg,,width=220,title=某粘土アニメのペンギンっぽかったりするこの着ぐるみ) 『レッドマン』第8話のドラコは主役レッドマンとは互角以上の死闘を演じた程の戦歴の持ち主で、 一時はほぼ完全なダウンを奪った程の強豪怪獣である。 必殺(虐殺)武器であるレッドアローによる反撃の気力すら奪うほどのダメージを与え、 更にはレッドアローを奪い取り、これまでそれによって無残にも殺されてきた同志達の恨みを今晴らさんとばかりに止めを刺そうとするが、 突如正気を取り戻したレッドマンにレッドアローを奪い返され、結局それの餌食になってしまった。 しかしレッドマンも勝利を掴んだ直後に、これまでのダメージに耐え切れず一時グロッキー状態に陥ったという、 数少ないレッドマンを追い詰めた怪獣でもある。 #endregion #endregion #region(映像作品以外でのドラコ) 楳図かずお氏の漫画版では片手が鞭になっており、口から火炎を吐く攻撃を使用している。 『ウルトラマンSTORY 0』では翼の配置がムササビのようになり足先も刃物になったドラコが登場、 ウルトラ戦士と空中戦を繰り広げるシーンが数ページある。 #image(dorako-rmc1.jpg,,width=300,title=アメコミ版レッドマン1巻より) 2018年刊行開始のアメコミ版『レッドマン』1巻にも登場、 漫画ならではの豊かな表情と躍動感で戦うドラコが見られる作品である。 外見は翼があり目がオレンジと赤色で2009~2015年の映像作品のドラコに近い。 [[ブラックキング]]とタッグを組んでレッドマンを襲撃し、 息の合った連携攻撃でレッドマンに立ち向かうが、最後はレッドマンに敗れ去った。 ブラックキングを持ち上げて飛行し、レッドマンの上からブラックキングを落として攻撃しており、 体重6万トンのブラックキングを持ち上げる強力な飛行能力を有していたようだ。 レッドマンに投げ飛ばされたブラックキングが直撃してもまだ立ち上がるなど、 なかなかのしぶとさも感じられる。 本作は2018年に株式会社フェーズシックスより日本語翻訳版が刊行されている。 #endregion #region(パワードドラコ) #image(Powered DORAKO.jpg,,width=280,title=レッド、パワードに圧勝!…なんだこの強さは) 『[[ウルトラマンパワード]]』第12話「パワード暗殺計画」にも&b(){パワードドラコ}が登場。 同作では[[サイコバルタン星人>パワードバルタン星人]]に操られ、[[尖兵>ジェネラル(カイザーナックル)]]としてウルトラマンパワードの実力をテストする為に送り込まれた。 袋袖状になっている両腕や左右に別れる下あごが特徴であり、[[中華系の暗殺者>元]]をイメージさせる風貌である。 その腕から隠しナイフを出し一瞬で相手を切り裂く動きは&b(){全体的にウルトラマンも怪獣も動きが鈍くさい}本作の中でも異彩を放っており、 上手く強豪感を演出していた。 このナイフは投擲武器としても使え、一撃でW.I.N.R.のストライクビートルを撃墜している。 また、本来はバルタンの母船へデータを転送する為の物で攻撃手段ではないが、発する超音波もパワードをよろめかせるほどの威力がある。 登場早々、『ウルトラマン』で因縁のある[[レッドキング]](雄)をすれ違いざまのナイフの一撃で瞬殺し、初代ドラコとは違う所を見せ付ける。 全身が生体反射外骨格に覆われており、パワードのあらゆる光線技が通用しない。 初戦において、パワードがその圧倒的な戦闘能力に圧倒され一時退却するという、データ収集用の捨て駒とは思えないほどの強さを持ち、 W.I.N.R.の全てのミサイルで一点を集中攻撃する作戦をあっさり跳ね除け、 パワードの[[体に大きな傷を付け>サガット]]、これ以上地球に留まるのは危険になるほどのダメージを与えた。 最期はスティンガーミサイルの集中攻撃で付いていたほんの僅かな傷に、 パワードがメガスペシウム光線をピンポイントで長時間撃ち込む事でようやく倒す事ができたが、 本来の役目であるデータ収集は完遂した上、直後にパワードも倒れるという相討ちに近い大戦果を挙げた。 こいつが送った戦闘データを参照して完成したのが、あの[[パワードゼットン>ゼットン]]である。 //だが、あらゆる部分からのW.I.N.R.とパワードの攻撃を受けたが、最後まで背中からの攻撃は受けなかった為に……。 #endregion #region(片腕が鞭になったドラコについて) 1967年版の着ぐるみが完成した当初では右手は[[鞭>ウィップ]](ゼンマイ状に巻かれている)になっており、 実際ソフビやSD指人形等はこの状態で造形されている。 怪獣図鑑やムック等でも鞭の写真が採用されている事が多く、撮影時に鎌に変えられたものと思われる。 恐らく着ぐるみが使い辛かったのだろう(後の[[グドン>ツインテール]]と比べると細い上巻き取るギミックも必要)。 ページTOPの画像を見ると、鞭を切断して無理やり鎌に改造した名残のように先端が欠けている。 左手側の鋭利に研ぎ澄まされた鎌とは何とも対照的。 また、楳図かずお氏の漫画版ではこの鞭で[[水爆>A-Bomb]]を掴み取る描写がされている。 他にも1988年放送の過去作の映像で怪獣を解説する番組『ウルトラ怪獣大百科』では 「ドラコ種は本来右手が磁石鞭になっているのが普通で、作中に登場した個体は変わり者」 と解説されている。 #image(dorakoNG23157.jpg,,width=230,title=完成当初のドラコ) #endregion また『ウルトラマン超闘士激伝』のOVA版には、 ドラコと彗星ツイフォンの設定を基にしたオリジナルキャラクターとして、&b(){「彗星戦神 ツイフォン」}が登場している。 ---- **MUGENにおけるドラコ &ref(dorako01.gif)&space(5)&ref(dorako1st-0.gif)&space(5)&ref(0 立ち動作.gif)&space(5)&ref(Powered.gif,,height=150) [[ギマイラ]]などの作者であるzektard氏により製作された再生ドラコ(上画像の左)が2009年に公開されている。 さらにカーベィ氏によりzektard氏版のドットを改変した初代ドラコ(上画像の真ん中)も2013年に公開された。 その後スキキラーハーゲッシ氏によりバリ音スクス氏が一から手描きでドットを製作したドラコtypeB(上画像の右)が2022年に公開されている。 また2023年には『ウルトラマンパワード』に登場したドラコもカーベィ氏によって公開された。 zektard氏版は凶キャラ性能だがAIが存在せず、カーベィ氏版、スキキラーハーゲッシ氏版はデフォルトでAIが搭載された一般キャラ性能である。 #region(zektard氏製作 再生ドラコ) -zektard氏製作 再生ドラコ &ref(dorako003.jpg,,width=300)&space(5)&ref(dorako01.gif) zektard氏による再生ドラコ(&b(){ドラコII}名義)が手描きキャラとして2009年5月16日に公開開始。 姿は再生ドラコだが、原作では使わなかった全く新しいオリジナル技が搭載されている。 ファイル名、ディスプレイネームは&b(){「DORAKO」}。 #image(dorako.JPG) [[通常技]]の「ドラコ メガトンパンチ」は隙が少ないが遠くには攻撃できない。ただし攻撃判定は足元をカバーできるくらい上下に広い。 2013年2月8日の更新においてこのパンチ技がより見栄えのいいアニメーションに差し替えられて公開された。 もう1つの通常技は通常のドラコの翼を生やして攻撃するオリジナル技「ドラコ ウィング・カッター」でパンチよりもさらに攻撃範囲が広い。 威力もパンチよりこの技の方が高く、見栄えもするので是非使いこなしたい。 #image(mist attack.JPG) そして遠距離攻撃用のオリジナル技として口から吐く紫の霧で攻撃する「ミスト・アタック」という技も持っている。 威力も高く、[[サラマンドラ]]の火炎や[[ギマイラ]]の技以上に広い範囲を攻撃できるので非常に強力。 人操作の時にはこの技をメインにしつつ、上手く他の技も混ぜていきたい。 #image(powered_dorako.JPG) [[超必殺技]]ではパワードドラコに変身して目からビームを放つ(技名は「貫通光」)。 中々敵に当てやすく高威力なので、ゲージが溜まったらどんどん使っていこう。 ちなみにこのパワードドラコ、翼がしっかりあるのに再生ドラコから変身したせいか角が5本あり、 手も鎌ではなく拳になっていたりする。 何気にDEFが250もあり非常に硬い。 古い動画では投げ技を食らった時にやられスプライトが表示されないというのを見かけるかもしれないが、 現在では修正されておりきちんと投げられてくれるので心配いらない。 [[AI]]が搭載されていないものの、人操作なら充分他の怪獣と戦えるので、人操作で活躍させてやるといいだろう。 タッグ戦ならば、前衛をガンガンこなせるゲージ回収率の高い相方にさえ恵まれたら、 プレイヤー操作でなくとも[[必殺技]]や超必を割り込ませ、(あくまで後方支援としては)結構イイ働きをする。 ちなみに、改変やAI搭載は自由との事。 長らくAIが未搭載であったが、2022年7月にIX氏により外部AIが公開された。 キャラのステータスを低下させたものも同梱されており、相手によって使い分けるといいだろう。 #region(ドラコの技や立ち回りがよく分かる大会動画) 怪獣主役の大会ではあまり実力を発揮できない事も多いが、watch modeでも相手が普通のキャラならこうなる。 |9:00~&br()&nicovideo(sm9847448)| #endregion #endregion #region(カーベィ氏製作 初代ドラコ) -カーベィ氏製作 初代ドラコ #image(dorako1st-0.gif) zektard氏の再生ドラコを改変した初代ドラコ。2013年1月30日にカーベィ氏のサイトで公開された。 必殺技などは公開当初搭載されていなかったが、2013年2月9日に全て搭載された。 そして2013年5月25日にAIが搭載され、更に2014年1月8日の更新で下段攻撃が全て追加、 同年3月25日の更新でファイル名が&b(){「doeako1st」}となり、 そして6年後の2020年6月4日の更新により、性能や技などが大幅に変更された。 なお、旧版では連射が効いて便利な突風や、&s(){多分レッドマンから奪ったのであろう}「レッドアロー」が搭載されていた。 zektard氏版の再生ドラコの外見をベースに、背面に羽が追加されて頭の角の本数が一本になり、 両腕は鎌に変更されているなど、一目で初代ドラコと分かるものとなっている。 余談だが、原作のドラコの着ぐるみの改変とは逆の経緯を辿っている事になる。 性能としては上記の再生ドラコとはほぼ別物になっており、 攻撃力はやや控えめだが機動力が高く空中戦が得意というMUGEN怪獣としては珍しいタイプ。 再生ドラコの必殺技や超必殺技は全てオミットされた代わりに、スピードと飛翔能力を活かした技を獲得。 通常技は2ボタン式で鎌を使った噛み付きや背面の羽で攻撃する技などがあり、 必殺技には飛び道具として「火球」が搭載されている他、[[ガイガン]]のように相手に回転しながら攻撃する「回転切り」や「滑空」など、 機動力を生かした技が搭載されている。 超必殺技は「辻斬り」や「巴投げ」など、キャラのイメージに沿ったものとなっている。 その中でも「怪彗星ツイフォン」は前述した『ウルトラマン超闘士激伝』に登場するツイフォンのオーラを纏って相手に突撃する技であり、 ファンならニヤリとさせられる事間違い無し。 AIもデフォルトで搭載されている。 AI戦では距離が開くと飛び道具の火球を連発してくる。 人操作では中々快適に動いてくれるので、持ち味の早さで敵を翻弄してやるといいだろう。 #endregion #region(スキキラーハーゲッシ氏 & バリ音スクス氏製作 ドラコtypeB) -スキキラーハーゲッシ氏 & バリ音スクス氏製作 ドラコtypeB //defファイルの製作者はバリ音スクス氏だがサイトトップページでの公開場所がスキキラーハーゲッシ氏の製作物だったので見つけやすいようそちらに準拠 //合作の様なのでバリ音スクス氏の名前も書いておいた方が良いかと #image(0 立ち動作.gif) バリ音スクス氏が手描きのドット絵と記述を、スキキラーハーゲッシ氏が調整を担当して作られたキャラ。 外見は初代、2015年版、アメコミ版等複数作品のいいとこどりとの事で1Pは2015年版、カラーによっては初代版にもできる。 2022年1月16日公開開始、最新版は2022年5月1日更新版。 公開場所が検索では見つけにくいが、『MUGEN怪獣キャラ総合スレ3』の949のリンクから公開先へ行く事ができる。 バリ音スクス氏の[[ガドルフォドン]]、[[レイザース]]、[[バギラ]]の記述をベースにしているらしく、 素体もバリ音スクス氏が製作したものとの事で、記述や仕様に共通点が見られる。 ファイル名、ディスプレイネームは&b(){「DORAKO_typeB」}。 &b(){&color(red){無断改変禁止、無断転載禁止、音声差し替えパッチ公開禁止など、}} &b(){&color(red){利用規約が細かく多数の利用条件があるため、同梱の説明書をよく読んで注意して使用した方がいいだろう。}} コンセプトは「縦横無尽に飛び回り動き回って、素早いスピードで戦う怪獣」との事で、 原作同様素早い動きで飛び回る機動力のあるキャラとなっている。 通常技は弱中強の3ボタン式で鎌を使った突きや多彩な斬りつけ攻撃が搭載。 クールタイムがある技はダイナミックに飛行して接近する移動技や投げ以外に無敵があるタックルなどがある。 クールタイム技には手の鎌の付け根が鞭になって伸び、相手を掴むと接近できる技も有り、 映像作品で没になり漫画に登場する片手が鞭のドラコをイメージした技のようだ。 飛び道具技が3ゲージ技しかなく、移動技と接近戦で戦う性能をしている。 ゲージ技は「かすみ斬り」や「急降下」、「彗竜禍動翔」のようにダイナミックに飛び回る技が搭載。 「[[ブラックキング]]持ち上げ飛行」という、 アメコミ版レッドマンでのドラコとブラックキングのタッグ攻撃技も搭載されており、見栄えのいい動きをしてくれる。 飛行して突進する技の「彗竜禍動翔」の技名の元ネタは漫画『輝竜戦鬼ナーガス』に登場する技の「水竜渦動衝」らしいが、 こうした軌道の飛行や、地上の相手への空中からの体当たりは初代ドラコも使っており違和感はない。 口から火球を吐く攻撃も搭載されてはいるが、消費は1ゲージなものの使用には3ゲージが必要で、 威力は低いが直撃した場合の有利フレームがかなり長い技になっている。 ガードされなければ次の技につなげられるかもしれないが、 使用に必要なゲージの多さもあってまずAI戦では使われない。 AIもデフォルトで搭載されており、強~一般の怪獣キャラ相手に普通に戦える強さを意図したとの事である。 #endregion #region(カーベィ氏製作 パワードドラコ) -カーベィ氏製作 パワードドラコ #image(Powered.gif,height=150) スプライトはGesura505氏のものが使われており、動きは「spritestudio」を用いて作られている。 原作でも強力だったナイフでの攻撃の他、背面の翼を利用した「突風」などの技を使用可能である。 超[[必殺技]]はいずれも1[[ゲージ]]技の「必殺隠しナイフ」「暴風」「音波攻撃」の三つ。 AIもデフォルトで搭載されている。 余談だが、パワードドラコの参戦によって『ウルトラマンパワード』に登場する怪獣は全てMUGEN入りする事となった。 #endregion ***出場大会 #list_by_tagsearch_cache([大会],[ドラコ],sort=hiduke,100) ''更新停止中'' #list_by_tagsearch_cache([更新停止中大会],[ドラコ],sort=hiduke,100) #co(){ ''凍結'' #list_by_tagsearch_cache([凍結大会],[ドラコ],sort=hiduke,100) } ***出演ストーリー [[わたしたちのすわこさま]](その4前編、その4後編、zektard氏版再生ドラコ) [[怪獣王 王座復権への道]](9話前編、zektard氏版再生ドラコ) [[ホル・ホースの銃喫茶]](9話、カーベィ氏版をメカレータ―改造された怪獣として使用) ---- //タグ管理用スペース(タグを変更した時は内容をこちらにコピペ上書きしてください) //mugenキャラとして存在するドラコは火炎を吐かず、鞭も使用しないので、火炎ブレス、鞭使いタグを削除 //火炎はカーベィ氏版とスキキラーハーゲッシ氏版、鞭はスキキラーハーゲッシ氏版にあるためタグ追加 //|円谷|,怪獣,鎌使い,羽付,目から光線,刃物になった体,火炎ブレス,鞭使い,黒色 &hiduke(1967/01/01)
//基本情報をregion外へ >この記事ではウルトラ怪獣について解説しています。 >kihachi氏のストーリー動画については、「[[ドラコ!!]]」を参照してください。 #image(ドラコ1.jpg,,title=空を飛んで相手を翻弄する宇宙怪獣) 特撮作品『[[ウルトラマン]]』の第25話「怪彗星ツイフォン」に登場した[[怪獣]]。 [[ロッキー>ロッキー・バルボア]]の宿敵ではないし(あっちはドラ&b(){ゴ})、[[お手紙ちょうだい!>ドラコケンタウロス]]とは言わない。 あと[[ハリー・ポッター]]のライバルでもない&s(){フォイ}。 また、初代と地続きの世界である『[[ウルトラマン80]]』にも&b(){「ファイヤードラコ」}なる名前の怪獣が登場するが、&b(){一切繋がりは無い。} 別名「彗星怪獣」。身長45m、体重2万t。 彗星ツイフォンが地球に接近した際に彗星から地球へ飛来した宇宙怪獣。彗星ツィフォン出身とする怪獣図鑑もある。 1本の短い角と巨大な翼を持ち、両手は鎌、体表は黒いタイルのような皮膚で覆われている。 武器は両手の鎌で、左右の鎌で連続で斬りつけて相手を攻撃する。 その威力は時には斬りつけた相手怪獣から火花が散る事もあるほど。 さらに背中の翼を使い素早い動きで飛翔して敵を翻弄する戦法も得意とする。 2009年の映画においては、口から火球を吐くという攻撃方法を披露したが、 この映画で人間大の相手に1度使った以外では映像作品では2021年まで使われていない。 基本的には両手の鎌での接近戦と飛行能力で戦う怪獣で、 上述のような飛び道具の印象は原作では薄い。 またこのドラコが怪獣[[ジェロニモン]]の能力で蘇った「再生ドラコ」も存在。 こちらは背中の翼が無く両手が鎌から普通の指がある手に変化している。 飛び道具は特になく飛行能力は無くなったようだが格闘戦で戦う。 なおドラコ、再生ドラコのどちらも他の怪獣と戦う事が多い怪獣で、 後述のパワードドラコを除いて『ウルトラマンX』までウルトラ戦士と直接交戦する機会が無かった。 //項目の順番と配置を整理 #region(映像作品でのドラコ) 1967年の『ウルトラマン』の第25話「怪彗星ツイフォン」にて初登場。地球に接近した彗星ツイフォンから飛来し、 日本アルプスの山中で[[冷凍怪獣ギガス>ギガス(ウルトラマン)]]や途中から介入した[[レッドキング]]と戦った。 //ネオギガスへのリンクや補足はギガス(ウルトラマン)のページにあるしそちらに任せていいのでは。 ギガス相手には攻撃を飛行して回避、鎌で斬りつけて互角以上の戦いを繰り広げた。 乱入したレッドキングに翼を毟り取られ、飛べなくなった所を2体に徹底的に攻撃され致命傷を負わされてもなお、 ギガスをダウンに追い込むなど奮闘するが、レッドキングから痛恨の逆エビを決められ落命。 &b(){副題と絡む肩書から25話の主演怪獣かと思ったら、まさかの[[噛ませ扱い>ヤムチャ]]である。} &s(){ウルトラマンに敗北経験のあるレッドキングよりも、新怪獣であるドラコがウルトラマンと戦った方が話が盛り上がったと思うのだが…} &s(){[[バルタン星人]]とは違って、レッドキングはウルトラマン対策を組んでのリベンジマッチだった訳でもないし。} その後、同作第37話「小さな英雄」にて[[ジェロニモン]]の手によって[[テレスドン]]や[[ピグモン]]と共に&b(){再生ドラコ}として、 「科特隊とウルトラマンに倒された怪獣」(ピグモン談)の一体[[として復活>タイラント]]。 (実際は上記の通りドラコを倒したのはレッドキングなのだが、  そもそもピグモン自身もレッドキングに殺された怪獣なので、単に言葉の綾だろう  実際ジェロニモン最大の敗因は、人類に友好的なピグモンを復活させてしまった事だし)。 書籍によってはドラコIIとも記載されている。 頭の角が増える、両手が五本指になる、翼が無くなる&s(){「中の人」が違う}などの変化はあるが、その闘争心は相変わらず。 科学特捜隊のハヤタ隊員のマルス133で右肩を粉砕され流血するものの、残った左腕でイデ隊員を倒そうとする。 が、その身を挺した[[ピグモン]]が犠牲になった事で、科特隊の存在意義に悩んで戦意を喪失していたイデ隊員を奮起させる事となり、 新兵器「スパーク8」で跡形も無く&b(){消滅}した。 &ref(ドラコ(ギャラクシー).jpg,,title=ウルトラギャラクシー版)&ref(再生ドラコ(ギャラクシー).jpg,,width=210,title=弱点克服+想定外のパワーを侮るな) 2008年の『ウルトラギャラクシー大怪獣バトル NEVER ENDING ODYSSEY』では、 レイオニクスバトラーのフック星人が操る怪獣として登場。 初代に近い外見の個体は主人公:レイの味方怪獣[[エレキング]]と戦い、 飛行を活かした回避と両手の鎌での素早い連続攻撃で一時は優位に立つものの、 ZAPの宇宙船の援護攻撃を受けて形勢が逆転、初代と同様に翼をもぎ取られ、放電光線で倒される。 この個体を復活させたものか別の個体か定かではないが後に再生ドラコも登場し、やはりフック星人が使役する。 [[ゼットン星人]]の操る[[テレスドン]]([[ゼットン]]は最終局面のために温存していたらしい)と戦いを繰り広げるが、 乱入してきた[[キングジョーブラック>キングジョー]]によって両者とも爆殺されてしまった。 余談だがこの戦闘の時、自身の6倍の体重を誇る[[テレスドン]]を持ち上げるという怪力を披露した。 また、この対決は『ウルトラマン』でジェロニモンに復活させられた怪獣同士の対決でもある。 2009年の映画『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』では、ウルトラマンベリアル配下の怪獣軍団として登場。 光の国でベムスター、[[サラマンドラ]]と共にレイとミライを襲ったが、 救援に現れた[[モロボシ・ダン>ウルトラセブン]]が放った[[カプセル怪獣]]たちのうち、アギラと交戦。 アギラのスピードに翻弄され、空中に放り投げられた挙句に角攻撃でとどめを刺され、倒された。 ちなみに本作では口から火球を吐く攻撃を映像作品では初使用したが、 人間大の相手に1発使用したのみであり、数十mの相手には使用しなかった。 //ダン隊員のページよりもウルトラセブンのページの方がモロボシダンの情報が充実しており、説明のためのリンクならウルトラセブンの方が妥当 2015年の『ウルトラマンX』では第18話の回想シーンに登場。 どこかの惑星で宇宙化猫のムーを&s(){これまでの鬱憤を晴らさんとばかりに}いじめている様子が写しだされた。 そこへ現われた[[ウルトラマンエックス]]に制止され、邪魔をするなとばかりに戦いを挑むが逆にエックスのパンチを受けて吹き飛ばされ、撃退された。 その後の描写はないが公式サイトの「追い払われた」という記述から逃げ出したものと思われる。 このように本家ドラコは再登場の機会は多くそれなりに人気と知名度もあるウルトラ怪獣なのだが、 先述のようにこれだけ登場していても、実は映像作品中において&b(){初登場からほぼ半世紀の間ウルトラ戦士と一度も同一画面上で並んだ事が無かった。} 『ウルトラマン』作中では2回ともウルトラマン登場前にやられ、『大怪獣バトル』ではそもそも怪獣同士の戦闘がメイン、 ベリアルの怪獣軍団がモブのごとくウルトラ戦士に次々やられるシーンのある『ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』でさえ、 登場シーンが氷に閉ざされウルトラ戦士への変身が不可能になった光の国への侵攻時だったため絡みを逃したという、 なまじ単独の出番があったが故の奇跡的な遭遇回避であった。 そして2015年、『X』にて&b(){ついに}ウルトラ戦士との共演が実現したが…この話はあくまで宇宙化猫がメインであり、 例のシーン自体そいつの回想と、いわゆるチョイ役扱いであった。 ウルトラ戦士とのバトルシーンにしても、というかあれを戦ったと言っていいのかどうか…。 もっとも、今までの登場と違って明確に死んだ描写が無かっただけマシなのかもしれないが。 と、ウルトラ戦士との戦いの機会には恵まれなかったドラコだが、 1972年に放送された「おはよう!こどもショー」における5分間コーナー『レッドマン』に複数回登場し、 主役の人型ヒーローのレッドマンと何度も戦いを繰り広げた。 外見が複数タイプあり、翼が無く手が5本指で再生ドラコに近いが角が1本の個体、 翼が無く片手が鎌でもう片手が普通の手の個体が確認されている。 特に8話に登場したドラコはレッドマンを作中でも相当に追い詰めた強豪怪獣である。 #region(ドラコ武勇伝) #image(DORAKO in Redman.jpg,,width=220,title=某粘土アニメのペンギンっぽかったりするこの着ぐるみ) 『レッドマン』第8話のドラコは主役レッドマンとは互角以上の死闘を演じた程の戦歴の持ち主で、 一時はほぼ完全なダウンを奪った程の強豪怪獣である。 必殺(虐殺)武器であるレッドアローによる反撃の気力すら奪うほどのダメージを与え、 更にはレッドアローを奪い取り、これまでそれによって無残にも殺されてきた同志達の恨みを今晴らさんとばかりに止めを刺そうとするが、 突如正気を取り戻したレッドマンにレッドアローを奪い返され、結局それの餌食になってしまった。 しかしレッドマンも勝利を掴んだ直後に、これまでのダメージに耐え切れず一時グロッキー状態に陥ったという、 数少ないレッドマンを追い詰めた怪獣でもある。 #endregion #endregion #region(映像作品以外でのドラコ) 楳図かずお氏の漫画版では片手が鞭になっており、口から火炎を吐く攻撃を使用している。 『ウルトラマンSTORY 0』では翼の配置がムササビのようになり足先も刃物になったドラコが登場、 ウルトラ戦士と空中戦を繰り広げるシーンが数ページある。 #image(dorako-rmc1.jpg,,width=300,title=アメコミ版レッドマン1巻より) 2018年刊行開始のアメコミ版『レッドマン』1巻にも登場、 漫画ならではの豊かな表情と躍動感で戦うドラコが見られる作品である。 外見は翼があり目がオレンジと赤色で2009~2015年の映像作品のドラコに近い。 [[ブラックキング]]とタッグを組んでレッドマンを襲撃し、 息の合った連携攻撃でレッドマンに立ち向かうが、最後はレッドマンに敗れ去った。 ブラックキングを持ち上げて飛行し、レッドマンの上からブラックキングを落として攻撃しており、 体重6万トンのブラックキングを持ち上げる強力な飛行能力を有していたようだ。 レッドマンに投げ飛ばされたブラックキングが直撃してもまだ立ち上がるなど、 なかなかのしぶとさも感じられる。 本作は2018年に株式会社フェーズシックスより日本語翻訳版が刊行されている。 #endregion #region(パワードドラコ) #image(Powered DORAKO.jpg,,width=280,title=レッド、パワードに圧勝!…なんだこの強さは) 『[[ウルトラマンパワード]]』第12話「パワード暗殺計画」にも&b(){パワードドラコ}が登場。 同作では[[サイコバルタン星人>パワードバルタン星人]]に操られ、[[尖兵>ジェネラル(カイザーナックル)]]としてウルトラマンパワードの実力をテストする為に送り込まれた。 袋袖状になっている両腕や左右に別れる下あごが特徴であり、[[中華系の暗殺者>元]]をイメージさせる風貌である。 その腕から隠しナイフを出し一瞬で相手を切り裂く動きは&b(){全体的にウルトラマンも怪獣も動きが鈍くさい}本作の中でも異彩を放っており、 上手く強豪感を演出していた。 このナイフは投擲武器としても使え、一撃でW.I.N.R.のストライクビートルを撃墜している。 また、本来はバルタンの母船へデータを転送する為の物で攻撃手段ではないが、発する超音波もパワードをよろめかせるほどの威力がある。 登場早々、『ウルトラマン』で因縁のある[[レッドキング]](雄)をすれ違いざまのナイフの一撃で瞬殺し、初代ドラコとは違う所を見せ付ける。 全身が生体反射外骨格に覆われており、パワードのあらゆる光線技が通用しない。 初戦において、パワードがその圧倒的な戦闘能力に圧倒され一時退却するという、データ収集用の捨て駒とは思えないほどの強さを持ち、 W.I.N.R.の全てのミサイルで一点を集中攻撃する作戦をあっさり跳ね除け、 パワードの[[体に大きな傷を付け>サガット]]、これ以上地球に留まるのは危険になるほどのダメージを与えた。 最期はスティンガーミサイルの集中攻撃で付いていたほんの僅かな傷に、 パワードがメガスペシウム光線をピンポイントで長時間撃ち込む事でようやく倒す事ができたが、 本来の役目であるデータ収集は完遂した上、直後にパワードも倒れるという相討ちに近い大戦果を挙げた。 こいつが送った戦闘データを参照して完成したのが、あの[[パワードゼットン>ゼットン]]である。 //だが、あらゆる部分からのW.I.N.R.とパワードの攻撃を受けたが、最後まで背中からの攻撃は受けなかった為に……。 #endregion #region(片腕が鞭になったドラコについて) 1967年版の着ぐるみが完成した当初では右手は[[鞭>ウィップ]](ゼンマイ状に巻かれている)になっており、 実際ソフビやSD指人形等はこの状態で造形されている。 怪獣図鑑やムック等でも鞭の写真が採用されている事が多く、撮影時に鎌に変えられたものと思われる。 恐らく着ぐるみが使い辛かったのだろう(後の[[グドン>ツインテール]]と比べると細い上巻き取るギミックも必要)。 ページTOPの画像を見ると、鞭を切断して無理やり鎌に改造した名残のように先端が欠けている。 左手側の鋭利に研ぎ澄まされた鎌とは何とも対照的。 また、楳図かずお氏の漫画版ではこの鞭で[[水爆>A-Bomb]]を掴み取る描写がされている。 他にも1988年放送の過去作の映像で怪獣を解説する番組『ウルトラ怪獣大百科』では 「ドラコ種は本来右手が磁石鞭になっているのが普通で、作中に登場した個体は変わり者」 と解説されている。 #image(dorakoNG23157.jpg,,width=230,title=完成当初のドラコ) #endregion また『ウルトラマン超闘士激伝』のOVA版には、 ドラコと彗星ツイフォンの設定を基にしたオリジナルキャラクターとして、&b(){「彗星戦神 ツイフォン」}が登場している。 ---- **MUGENにおけるドラコ &ref(dorako01.gif)&space(5)&ref(dorako1st-0.gif)&space(5)&ref(0 立ち動作.gif)&space(5)&ref(Powered.gif,,height=150) [[ギマイラ]]などの作者であるzektard氏により製作された再生ドラコ(上画像の左)が2009年に公開されている。 さらにカーベィ氏によりzektard氏版のドットを改変した初代ドラコ(上画像の真ん中)も2013年に公開された。 その後スキキラーハーゲッシ氏によりバリ音スクス氏が一から手描きでドットを製作したドラコtypeB(上画像の右)が2022年に公開されている。 また2023年には『ウルトラマンパワード』に登場したドラコもカーベィ氏によって公開された。 zektard氏版は凶キャラ性能だがAIが存在せず、カーベィ氏版、スキキラーハーゲッシ氏版はデフォルトでAIが搭載された一般キャラ性能である。 #region(zektard氏製作 再生ドラコ) -zektard氏製作 再生ドラコ &ref(dorako003.jpg,,width=300)&space(5)&ref(dorako01.gif) zektard氏による再生ドラコ(&b(){ドラコII}名義)が手描きキャラとして2009年5月16日に公開開始。 姿は再生ドラコだが、原作では使わなかった全く新しいオリジナル技が搭載されている。 ファイル名、ディスプレイネームは&b(){「DORAKO」}。 #image(dorako.JPG) [[通常技]]の「ドラコ メガトンパンチ」は隙が少ないが遠くには攻撃できない。ただし攻撃判定は足元をカバーできるくらい上下に広い。 2013年2月8日の更新においてこのパンチ技がより見栄えのいいアニメーションに差し替えられて公開された。 もう1つの通常技は通常のドラコの翼を生やして攻撃するオリジナル技「ドラコ ウィング・カッター」でパンチよりもさらに攻撃範囲が広い。 威力もパンチよりこの技の方が高く、見栄えもするので是非使いこなしたい。 #image(mist attack.JPG) そして遠距離攻撃用のオリジナル技として口から吐く紫の霧で攻撃する「ミスト・アタック」という技も持っている。 威力も高く、[[サラマンドラ]]の火炎や[[ギマイラ]]の技以上に広い範囲を攻撃できるので非常に強力。 人操作の時にはこの技をメインにしつつ、上手く他の技も混ぜていきたい。 #image(powered_dorako.JPG) [[超必殺技]]ではパワードドラコに変身して目からビームを放つ(技名は「貫通光」)。 中々敵に当てやすく高威力なので、ゲージが溜まったらどんどん使っていこう。 ちなみにこのパワードドラコ、翼がしっかりあるのに再生ドラコから変身したせいか角が5本あり、 手もナイフではなく拳になっていたりする。 何気にDEFが250もあり非常に硬い。 古い動画では投げ技を食らった時にやられスプライトが表示されないというのを見かけるかもしれないが、 現在では修正されておりきちんと投げられてくれるので心配いらない。 [[AI]]が搭載されていないものの、人操作なら充分他の怪獣と戦えるので、人操作で活躍させてやるといいだろう。 タッグ戦ならば、前衛をガンガンこなせるゲージ回収率の高い相方にさえ恵まれたら、 プレイヤー操作でなくとも[[必殺技]]や超必を割り込ませ、(あくまで後方支援としては)結構イイ働きをする。 ちなみに、改変やAI搭載は自由との事。 長らくAIが未搭載であったが、2022年7月にIX氏により外部AIが公開された。 キャラのステータスを低下させたものも同梱されており、相手によって使い分けるといいだろう。 #region(ドラコの技や立ち回りがよく分かる大会動画) 怪獣主役の大会ではあまり実力を発揮できない事も多いが、watch modeでも相手が普通のキャラならこうなる。 |9:00~&br()&nicovideo(sm9847448)| #endregion #endregion #region(カーベィ氏製作 初代ドラコ) -カーベィ氏製作 初代ドラコ #image(dorako1st-0.gif) zektard氏の再生ドラコを改変した初代ドラコ。2013年1月30日にカーベィ氏のサイトで公開された。 必殺技などは公開当初搭載されていなかったが、2013年2月9日に全て搭載された。 そして2013年5月25日にAIが搭載され、更に2014年1月8日の更新で下段攻撃が全て追加、 同年3月25日の更新でファイル名が&b(){「doeako1st」}となり、 そして6年後の2020年6月4日の更新により、性能や技などが大幅に変更された。 なお、旧版では連射が効いて便利な突風や、&s(){多分レッドマンから奪ったのであろう}「レッドアロー」が搭載されていた。 zektard氏版の再生ドラコの外見をベースに、背面に羽が追加されて頭の角の本数が一本になり、 両腕は鎌に変更されているなど、一目で初代ドラコと分かるものとなっている。 余談だが、原作のドラコの着ぐるみの改変とは逆の経緯を辿っている事になる。 性能としては上記の再生ドラコとはほぼ別物になっており、 攻撃力はやや控えめだが機動力が高く空中戦が得意というMUGEN怪獣としては珍しいタイプ。 再生ドラコの必殺技や超必殺技は全てオミットされた代わりに、スピードと飛翔能力を活かした技を獲得。 通常技は2ボタン式で鎌を使った噛み付きや背面の羽で攻撃する技などがあり、 必殺技には飛び道具として「火球」が搭載されている他、[[ガイガン]]のように相手に回転しながら攻撃する「回転切り」や「滑空」など、 機動力を生かした技が搭載されている。 超必殺技は「辻斬り」や「巴投げ」など、キャラのイメージに沿ったものとなっている。 その中でも「怪彗星ツイフォン」は前述した『ウルトラマン超闘士激伝』に登場するツイフォンのオーラを纏って相手に突撃する技であり、 ファンならニヤリとさせられる事間違い無し。 AIもデフォルトで搭載されている。 AI戦では距離が開くと飛び道具の火球を連発してくる。 人操作では中々快適に動いてくれるので、持ち味の早さで敵を翻弄してやるといいだろう。 #endregion #region(スキキラーハーゲッシ氏 & バリ音スクス氏製作 ドラコtypeB) -スキキラーハーゲッシ氏 & バリ音スクス氏製作 ドラコtypeB //defファイルの製作者はバリ音スクス氏だがサイトトップページでの公開場所がスキキラーハーゲッシ氏の製作物だったので見つけやすいようそちらに準拠 //合作の様なのでバリ音スクス氏の名前も書いておいた方が良いかと #image(0 立ち動作.gif) バリ音スクス氏が手描きのドット絵と記述を、スキキラーハーゲッシ氏が調整を担当して作られたキャラ。 外見は初代、2015年版、アメコミ版等複数作品のいいとこどりとの事で1Pは2015年版、カラーによっては初代版にもできる。 2022年1月16日公開開始、最新版は2022年5月1日更新版。 公開場所が検索では見つけにくいが、『MUGEN怪獣キャラ総合スレ3』の949のリンクから公開先へ行く事ができる。 バリ音スクス氏の[[ガドルフォドン]]、[[レイザース]]、[[バギラ]]の記述をベースにしているらしく、 素体もバリ音スクス氏が製作したものとの事で、記述や仕様に共通点が見られる。 ファイル名、ディスプレイネームは&b(){「DORAKO_typeB」}。 &b(){&color(red){無断改変禁止、無断転載禁止、音声差し替えパッチ公開禁止など、}} &b(){&color(red){利用規約が細かく多数の利用条件があるため、同梱の説明書をよく読んで注意して使用した方がいいだろう。}} コンセプトは「縦横無尽に飛び回り動き回って、素早いスピードで戦う怪獣」との事で、 原作同様素早い動きで飛び回る機動力のあるキャラとなっている。 通常技は弱中強の3ボタン式で鎌を使った突きや多彩な斬りつけ攻撃が搭載。 クールタイムがある技はダイナミックに飛行して接近する移動技や投げ以外に無敵があるタックルなどがある。 クールタイム技には手の鎌の付け根が鞭になって伸び、相手を掴むと接近できる技も有り、 映像作品で没になり漫画に登場する片手が鞭のドラコをイメージした技のようだ。 飛び道具技が3ゲージ技しかなく、移動技と接近戦で戦う性能をしている。 ゲージ技は「かすみ斬り」や「急降下」、「彗竜禍動翔」のようにダイナミックに飛び回る技が搭載。 「[[ブラックキング]]持ち上げ飛行」という、 アメコミ版レッドマンでのドラコとブラックキングのタッグ攻撃技も搭載されており、見栄えのいい動きをしてくれる。 飛行して突進する技の「彗竜禍動翔」の技名の元ネタは漫画『輝竜戦鬼ナーガス』に登場する技の「水竜渦動衝」らしいが、 こうした軌道の飛行や、地上の相手への空中からの体当たりは初代ドラコも使っており違和感はない。 口から火球を吐く攻撃も搭載されてはいるが、消費は1ゲージなものの使用には3ゲージが必要で、 威力は低いが直撃した場合の有利フレームがかなり長い技になっている。 ガードされなければ次の技につなげられるかもしれないが、 使用に必要なゲージの多さもあってまずAI戦では使われない。 AIもデフォルトで搭載されており、強~一般の怪獣キャラ相手に普通に戦える強さを意図したとの事である。 #endregion #region(カーベィ氏製作 パワードドラコ) -カーベィ氏製作 パワードドラコ #image(Powered.gif,height=150) スプライトはGesura505氏のものが使われており、動きは「spritestudio」を用いて作られている。 原作でも強力だったナイフでの攻撃の他、背面の翼を利用した「突風」などの技を使用可能である。 超[[必殺技]]はいずれも1[[ゲージ]]技の「必殺隠しナイフ」「暴風」「音波攻撃」の三つ。 AIもデフォルトで搭載されている。 余談だが、パワードドラコの参戦によって『ウルトラマンパワード』に登場する怪獣は全てMUGEN入りする事となった。 #endregion ***出場大会 #list_by_tagsearch_cache([大会],[ドラコ],sort=hiduke,100) ''更新停止中'' #list_by_tagsearch_cache([更新停止中大会],[ドラコ],sort=hiduke,100) #co(){ ''凍結'' #list_by_tagsearch_cache([凍結大会],[ドラコ],sort=hiduke,100) } ***出演ストーリー [[わたしたちのすわこさま]](その4前編、その4後編、zektard氏版再生ドラコ) [[怪獣王 王座復権への道]](9話前編、zektard氏版再生ドラコ) [[ホル・ホースの銃喫茶]](9話、カーベィ氏版をメカレータ―改造された怪獣として使用) ---- //タグ管理用スペース(タグを変更した時は内容をこちらにコピペ上書きしてください) //mugenキャラとして存在するドラコは火炎を吐かず、鞭も使用しないので、火炎ブレス、鞭使いタグを削除 //火炎はカーベィ氏版とスキキラーハーゲッシ氏版、鞭はスキキラーハーゲッシ氏版にあるためタグ追加 //|円谷|,怪獣,鎌使い,羽付,目から光線,刃物になった体,火炎ブレス,鞭使い,黒色 &hiduke(1967/01/01)

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示: