瀬川おんぷ

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#image(onpu.gif,,title=かつてのダークヒロイン、今は苦難の道を敢えて往く) &font(20,b,i,#8822ee){「プ~ルルンプルン ファミファミファ~!」} 人気アニメ「おジャ魔女どれみ」シリーズに登場する''ダークヒロイン''(元)。 担当声優は[[宍戸留美>https://w.atwiki.jp/niconicomugen/tag/|CV:宍戸留美|]]氏。 主人公・春風どれみのクラスに転校してきたクール&ビューティーな超人気チャイドル。 魔女昇給試験も飛び級で合格したり天才的才能の持ち主だが、どれみ達が世のため人のために魔法を使うのに対し、 私利私欲のために禁断魔法(人の心を操る魔法)を使用するクレバーな一面を持つ。 そんな彼女であるが、ラストで改心し、二作目『おジャ魔女どれみ♯(しゃーぷっ)』以降は別人のように丸くなった。 [[…が、それは&s(){マゾい}大友(大きなお友達の略)に必ずしも快く受け入れられたわけではなく、>キュアパッション]]後(以下略。後述) &nicovideo(sm15724688) #region(原作でのプロフィール(ネタバレ注意)) 3月3日生まれ。うお座。B型。 『おジャ魔女どれみ』(以下『無印』)35話から転校生として登場。 どれみ達の師匠・マジョリカの宿敵…というか喧嘩友達である魔女・マジョルカの門下。 母・美保は彼女のマネージャーを努めており、父・剛は長距離寝台列車の運転士であまり会えない。 考えてみるとこの二人の出会いが結構謎な気がするが、主人公どれみの両親もフィッシングライターと元ピアニスト志望という、 方向性が噛み合わない取り合わせである。あまり気にする所ではないのかもしれない。 母親はかつて「桜井くらら」の芸名でアイドルとして活動していたが、ある大事なステージの本番直前に怪我を負い、 さらにそのトラウマで失語症になってしまった(現在は完治)事から引退。おんぷに夢を託し、自らマネージャーを務めている。 おんぷも母に応えようと頑張っていたのだが、母の実家のある沖縄でマジョルカと出会った事で魔女見習いとなり、 彼女の開く芸能事務所でチャイドルとしてみるみる頭角を現していく。 しかし彼女は魔法の暗黒面に引き寄せられてしまった。即ち、魔法を使って人の心を変える術を得てしまったのだ。 本来心を操る魔法は禁呪であり、使った者には呪いが降りかかる。 しかしおんぷはマジョルカから贈られたブレスレットの力で呪いを回避し、平気でこの魔法を使い続けていた。 贈ったマジョルカ当人もそのような使い方は望んでいないにもかかわらず、常に自分のために魔法を使い続けた。 そんな彼女だったが、敵対していたどれみ達との交流を通じて次第に心を開いていく。 『無印』ラストでどれみ達と共に1級試験に合格しようやく改心した直後、親やクラスメイト達に全員の魔法が露見してしまう。 おんぷは皆が魔女ガエルになるのを防ぐため(つまり&b(){他人のため})に「人の記憶を消す」禁呪を使い、 遂にブレスレットが呪いに耐え切れなくなり破損、呪いを受けて倒れてしまう。 24時間以内に処置が施されなければ、おんぷは百年の眠りに就いてしまう。 どれみ達はようやく手に入れた魔女の資格を剥奪されるのを承知の上で、3人以上でないと発動できない&s(){[[必殺技]]}最大魔法「マジカルステージ」でおんぷを救う。 以来、おんぷはマジョルカ黙認の下、師匠の異なるどれみ達と行動を共にするようになる。 性格は表向きクールだが内面は負けず嫌いの努力家。 登場当初は自身が芸能人とあって他者との間に垣根を作っていたが、それを平気で飛び越していくどれみには恩を感じており、 『も~っと! おジャ魔女どれみ』45話では、どれみと会わなかったら嫌な人間になっていただろうと本人の前で告白している。 芸能人としても多忙を極めており、シリーズ全4作で確認される限り、 ラジオ番組2本、シングルCD3枚(その内の「ルピナスの子守唄」は母の持ち歌だった)、写真集1冊の存在が明かされている。 一旦こうと決めた時の行動力と粘り強さはどれみも感心するほど。 改心後は自己中心的で小悪魔な所は鳴りを潜めていったが、移籍をタテにマジョルカを脅迫してスケジュールを組ませるなど、 したたかな面は相変わらずであり、師匠に嘆かれていた。 初期はすまし顔が多かったが、打ち解けていったのもあってシリーズを追うごとに徐々にギャグ顔も見せるようになる。 登場する魔女見習い達は皆楽器の心得があり、おんぷもフルートの演奏ができるが、彼女だけは特に楽器に関するエピソードは語られていない。 むしろ歌声を披露するシーンが多く、他の魔女見習い達の演奏に乗せて歌う場面も何度かあった。 どれみ達への合流後は、芸能活動を行いながら学校生活、さらにMAHO堂の手伝いもするようになり、多忙な生活を送る事になる。 仕事があるせいで他のメンバーに比べあまり手伝えない事を気にする事もあるが、一方で自分のラジオ番組でMAHO堂の宣伝をしたり、 おんぷ目当てでMAHO堂にやってくる客も少なくなく、広告塔として売上げにはかなり貢献している。 母に仕事のために手伝いをやめるよう言われた際には家出してしまうなど、MAHO堂での時間はとても大切に思うようになっていった。 『おジャ魔女どれみドッカ~ン!』(以下『ドッカ~ン!』)33話ではハリウッド進出を目指してオーディションを受けるが不合格、 しかも合格したのは無名の新人というある意味残酷な結果にショックを受け、一人街を彷徨う。 このまま芸能活動を続けるべきか、引退して普通の少女として生きるべきか…そんな時彼女は、世界的女優・SAKUYAと出会い、 「子供でいられる時間を大切にしなさい」とアドバイスを受け、迷いを振り切り、改めて芸能人として生きる事を決意する。 美空第一小学校卒業にあたっては、芸能活動や家族の事を考慮し、芸能コースがあり、単身赴任中の父の家にも近い東京の遠近学園へ進学する。 師匠のマジョルカが経営する「ルカ・エンタープライズ」に属していたが、 『ドッカ~ン!』46話で「[[魔女ガエルの呪い>妹尾あいこ]]」が解けたのを機にマジョルカは人間界を去り、事務所は閉鎖。 以後は母・美保がマネジメントを一手に引き受ける事になる。しかし中学3年生の冬、美保は無理が祟り脳梗塞で倒れてしまう。 美保自身は幸い軽い後遺症(片足に麻痺が残る程度)で済んだのだが、マネージャーでもある美保を欠いたおんぷは芸能活動を休止。 彼女の介護を手伝う形で、美空町の自宅はそのままに、父の親類が住む北海道・稚内に移住するが、その際、どれみ達への連絡を躊躇ってしまい、 高校進学直前に開かれた美空第一小学校の同窓会にも欠席していた。&link_anchor(*1){*1} これが、『ドッカ~ン!』から3年後を描くラノベ『おジャ魔女どれみ16』(以下『16』)の導入部となる 再び人生の岐路に立ったおんぷだったが、どれみの招きで春風家の家族旅行に加わって訪れたどれみの父・渓介の実家のある岐阜・高山にて、 渓介やその父で春慶塗職人の春風雄介の言葉に感銘を受け、「母のためではなく、自分の足で立つために」芸能活動続行を決め、 『無印』でTVドラマの準主役を争って以来親友となった森野かれんの協力を得て、かれんの事務所に移籍。 東京にある事務所の寮で暮らしつつ、チャイドルを卒業して舞台女優への転向を目指し、 どれみの母でかつてプロピアニストを目指していた春風はるかの下で歌とピアノの指導を受け、ダンスや英会話などにも取り組んでいる。 『16』においてどれみ、藤原はづき、[[妹尾あいこ]]はおんぷの行方を探すために再び魔女見習いとなるのだが、 おんぷは当初芸能界復帰を決意したのと同じ理由で、敢えて魔女見習いには戻っていない (精神操作魔法を使って自身の人気を高めようとしたチャイドル時代への反省もあった)。 その代わり、どれみ達が様々な事件に関わる際には、彼女達より先んじて大人社会の中で揉まれてきた経験を活かし、 ブレーンとしてアドバイスを与えていた。&s(){人は変わるもんだ。}&link_anchor(*2){*2} しかし高1の冬、度重なるオーディション落選の末に主演の座を勝ち取ったミュージカル『ブルームーン』のパリ公演の最中に、 かつて自分達が誕生に立ち会い、1年間育てた次期女王候補の魔女「ハナちゃん」と思わしき人物の動画を%%ようつべ%%動画投稿サイトで目にし、 未だ関係が修復されたとは言えない魔女界と人間界との間に混乱が生じる事を懸念して、魔女見習い復帰を決断する。 『16』1巻カラー口絵では、タイトル通り16才になったおんぷの制服姿が披露されているが、 どことなく『[[ハートキャッチプリキュア!>キュアブロッサム]]』の[[キュアムーンライト]]/月影ゆりを思わせるのは気のせいか。 &s(){同じ馬越嘉彦デザインだし、紫だし、苦難系だし。} なお、もともと「おんぷ」という名は主人公に与えられ、「どれみ」は主人公の妹役となる予定だった。 しかし商標権の問題から断念し、主人公→「どれみ」、主人公の妹→「ぽっぷ」に変更された。 この逸話はファンの間で知られており、『馬越嘉彦 東映アニメーションワークス』には当初のネーミングが書かれた設定資料が収録されている。 #endregion 影のある少女というキャラ設定の所為か、主人公勢の中でも一際大友に人気が高く、 宍戸留美氏の好演と歌唱力もあって多くのキャラソンが発売された。 #region(この歌声を聴け!) &nicovideo(sm6561835) #endregion また、後番組である『[[明日のナージャ>ナージャ・アップルフィールド]]』にも宍戸氏が続投。 ニチアサキッズタイム枠最恐の悪役と称えられる悪女[[ローズマリー・アップルフィールド]]を演じ、 当時視聴していた多くの子供達の''トラウマ''となり、一部の大友からは「[[闇おんぷ>MEGAMARI]]」などと呼ばれた。 |注:子供番組のキャラソンです&br()&nicovideo(sm4216389)| ---- **MUGENにおけるおんぷっち #image(ChidolRave.gif,,left,float) &br()&br()&br()&br() &font(24,b,i,#8822ee){ 「あたしでーす。」} &font(24,b,i,#8822ee){ 「芸能界はそんなに甘くないのよ?」} #clear たるせ氏が丹精込めて製作した高クオリティ手描きキャラが存在していた。 最新版のver0.99が[[あいちゃん>妹尾あいこ]]と共に「Randomselect」で代理公開されていたが、2019年10月に同所が閉鎖されたため、現在は正規入手不可。 二段ジャンプや空中移動攻撃技も備え、[[挑発]]で[[ロマキャン>GUILTY GEAR]]もどきが使えたりと、[[立ち回り]]は最近のキャラと比べても見劣りはしないスペック。 [[必殺技]]も変則的な軌道の飛び道具に無敵対空、[[Lovin'Youな突進技>ダック・キング]]と格ゲー三種の神器も搭載。 [[超必殺技]]の「マジカルムーン」は威力は控えめだが判定が強く使い勝手の良い[[バスターウルフ>テリー・ボガード]]。 もうひとつの「チャイドルレイブ」は高威力な[[ボタン追加入力型乱舞技>デッドリーレイブ]]。色々な衣装にコスプレしながら乱舞を叩き込む。 コマンド分岐で打ち上げ攻撃に変化させる事もでき、後述の強力な魔法攻撃に繋げられる切り札的存在。 なお、この技名は絶対に「○ャイルド○イプ」と読み間違わないよう注意されたし。 メインの魔法攻撃は、専用ボタンで魔法準備状態に入り、さらに独自の「魔法玉ゲージ」を消費して使用する。 手順や制限がある分威力は絶大で、攻撃魔法だけではなくパワーアップやオーラバリア展開、各種動作高速化などの補助系魔法も揃えており 非常にテクニカルなキャラになっている。 また、スタートボタンでメニューを開けば技表が確認できる、移植元のKF-Xモードに切り替えられる、ムービーのON/OFFなどの親切機能も装備。 各種演出も派手で可愛らしく、様々な[[カットイン]]や完成度の高いOP・EDにファンはきっと感涙するであろう。 ***出場大会 #list_by_tagsearch_cache([大会],[瀬川おんぷ],sort=hiduke,100) #co(){ ''更新停止中'' #list_by_tagsearch_cache([更新停止中大会],[瀬川おんぷ],sort=hiduke,100) ''凍結'' #list_by_tagsearch_cache([凍結大会],[瀬川おんぷ],sort=hiduke,100) } //***出演ストーリー ***プレイヤー操作 [[ランダムセレクトでサバイバルは制覇できるのかー]](part16) ---- &aname(*1,option=nolink){&color(red){*1}} 折しもチャイドルブームが去り、そのキツい性格もあって芸能界では風当たりの強かった彼女の周辺を、 &s(){マスゴミ}ネガティヴなゴシップネタを求める芸能記者がうろついていた事も移住の理由の一つだった。 実際彼らは瀬川邸の様子を見に来たどれみ達に接触を試みている。 &aname(*2,option=nolink){&color(red){*2}} もっとも『16』でのどれみ達も、人間界に帰ってきたマジョリカから魔女見習いへの復帰を薦められていたが、 当初は『ドッカ~ン!』50話で「魔法に頼らず、自分達の力で歩みたい」と正式な魔女への昇進を辞退した経緯もあり断っていた。 しかし件の芸能記者が北海道までやってきたのを、やはりおんぷの行方を探しに北海道に来ていたどれみ達が目撃し「事態が切迫している」と判断、 マジョリカを介して魔女界の女王様に復帰を懇願した。 女王様や魔女界の最高意思決定機関である元老院は、これまで魔女界に多大な貢献をしてきたどれみ達を無条件で復帰させる節があったようだが、 どれみ達は3年前の魔女昇進辞退と同じ理由から、自分達で決めた「もし自分のために魔法を使ったら、魔女ガエルに変えても構わない」 というルールを敢えて付け、女王様や元老院議員達を当惑させた。 結局「魔女ガエルの呪い」が先々代女王・マジョトゥルビヨンしか扱えない超高度な魔法という事情もあり、 ペナルティを「タップ破砕」とする事で折り合いがついている。 なお、魔女見習いに復帰したのは1巻の中盤で、魔女見習いとしての活動は各巻とも後半に集中し、マジカルステージも都合5度しか発動していない (『16』は小説というメディアの特性もあり、TVアニメ2~3回分のエピソードが入れ替わりつつ同時進行している)。 ---- //タグ管理用スペース(タグを変更した時は内容をこちらにコピペ上書きしてください。) //|CV:宍戸留美|,魔法使い,紫髪,天才,アイドル,魔法少女,学生
#image(onpu.gif,,title=かつてのダークヒロイン、今は苦難の道を敢えて往く) &font(20,b,i,#8822ee){「プ~ルルンプルン ファミファミファ~!」} 人気アニメ「おジャ魔女どれみ」シリーズに登場する''ダークヒロイン''(元)。 担当声優は[[宍戸留美>https://w.atwiki.jp/niconicomugen/tag/|CV:宍戸留美|]]氏。 主人公・春風どれみのクラスに転校してきたクール&ビューティーな超人気チャイドル。 魔女昇給試験も飛び級で合格したり天才的才能の持ち主だが、どれみ達が世のため人のために魔法を使うのに対し、 私利私欲のために禁断魔法(人の心を操る魔法)を使用するクレバーな一面を持つ。 そんな彼女であるが、ラストで改心し、二作目『おジャ魔女どれみ♯(しゃーぷっ)』以降は別人のように丸くなった。 [[…が、それは&s(){マゾい}大友(大きなお友達の略)に必ずしも快く受け入れられたわけではなく、>キュアパッション]]後(以下略。後述) &nicovideo(sm15724688) #region(原作でのプロフィール(ネタバレ注意)) 3月3日生まれ。うお座。B型。 『おジャ魔女どれみ』(以下『無印』)35話から転校生として登場。 どれみ達の師匠・マジョリカの宿敵…というか喧嘩友達である魔女・マジョルカの門下。 母・美保は彼女のマネージャーを務めており、父・剛は長距離寝台列車の運転士であまり会えない。 考えてみるとこの二人の出会いが結構謎な気がするが、主人公どれみの両親もフィッシングライターと元ピアニスト志望という、 方向性が噛み合わない取り合わせである。あまり気にする所ではないのかもしれない。 母親はかつて「桜井くらら」の芸名でアイドルとして活動していたが、ある大事なステージの本番直前に怪我を負い、 さらにそのトラウマで失語症になってしまった(現在は完治)事から引退。おんぷに夢を託し、自らマネージャーを務めている。 おんぷも母に応えようと頑張っていたのだが、母の実家のある沖縄でマジョルカと出会った事で魔女見習いとなり、 彼女の開く芸能事務所でチャイドルとしてみるみる頭角を現していく。 しかし彼女は魔法の暗黒面に引き寄せられてしまった。即ち、魔法を使って人の心を変える術を得てしまったのだ。 本来心を操る魔法は禁呪であり、使った者には呪いが降りかかる。 しかしおんぷはマジョルカから贈られたブレスレットの力で呪いを回避し、平気でこの魔法を使い続けていた。 贈ったマジョルカ当人もそのような使い方は望んでいないにもかかわらず、常に自分のために魔法を使い続けた。 そんな彼女だったが、敵対していたどれみ達との交流を通じて次第に心を開いていく。 『無印』ラストでどれみ達と共に1級試験に合格しようやく改心した直後、親やクラスメイト達に全員の魔法が露見してしまう。 おんぷは皆が魔女ガエルになるのを防ぐため(つまり&b(){他人のため})に「人の記憶を消す」禁呪を使い、 遂にブレスレットが呪いに耐え切れなくなり破損、呪いを受けて倒れてしまう。 24時間以内に処置が施されなければ、おんぷは百年の眠りに就いてしまう。 どれみ達はようやく手に入れた魔女の資格を剥奪されるのを承知の上で、3人以上でないと発動できない&s(){[[必殺技]]}最大魔法「マジカルステージ」でおんぷを救う。 以来、おんぷはマジョルカ黙認の下、師匠の異なるどれみ達と行動を共にするようになる。 性格は表向きクールだが内面は負けず嫌いの努力家。 登場当初は自身が芸能人とあって他者との間に垣根を作っていたが、それを平気で飛び越していくどれみには恩を感じており、 『も~っと! おジャ魔女どれみ』45話では、どれみと会わなかったら嫌な人間になっていただろうと本人の前で告白している。 芸能人としても多忙を極めており、シリーズ全4作で確認される限り、 ラジオ番組2本、シングルCD3枚(その内の「ルピナスの子守唄」は母の持ち歌だった)、写真集1冊の存在が明かされている。 一旦こうと決めた時の行動力と粘り強さはどれみも感心するほど。 改心後は自己中心的で小悪魔な所は鳴りを潜めていったが、移籍をタテにマジョルカを脅迫してスケジュールを組ませるなど、 したたかな面は相変わらずであり、師匠に嘆かれていた。 初期はすまし顔が多かったが、打ち解けていったのもあってシリーズを追うごとに徐々にギャグ顔も見せるようになる。 登場する魔女見習い達は皆楽器の心得があり、おんぷもフルートの演奏ができるが、彼女だけは特に楽器に関するエピソードは語られていない。 むしろ歌声を披露するシーンが多く、他の魔女見習い達の演奏に乗せて歌う場面も何度かあった。 どれみ達への合流後は、芸能活動を行いながら学校生活、さらにMAHO堂の手伝いもするようになり、多忙な生活を送る事になる。 仕事があるせいで他のメンバーに比べあまり手伝えない事を気にする事もあるが、一方で自分のラジオ番組でMAHO堂の宣伝をしたり、 おんぷ目当てでMAHO堂にやってくる客も少なくなく、広告塔として売上げにはかなり貢献している。 母に仕事のために手伝いをやめるよう言われた際には家出してしまうなど、MAHO堂での時間はとても大切に思うようになっていった。 『おジャ魔女どれみドッカ~ン!』(以下『ドッカ~ン!』)33話ではハリウッド進出を目指してオーディションを受けるが不合格、 しかも合格したのは無名の新人というある意味残酷な結果にショックを受け、一人街を彷徨う。 このまま芸能活動を続けるべきか、引退して普通の少女として生きるべきか…そんな時彼女は、世界的女優・SAKUYAと出会い、 「子供でいられる時間を大切にしなさい」とアドバイスを受け、迷いを振り切り、改めて芸能人として生きる事を決意する。 美空第一小学校卒業にあたっては、芸能活動や家族の事を考慮し、芸能コースがあり、単身赴任中の父の家にも近い東京の遠近学園へ進学する。 師匠のマジョルカが経営する「ルカ・エンタープライズ」に属していたが、 『ドッカ~ン!』46話で「[[魔女ガエルの呪い>妹尾あいこ]]」が解けたのを機にマジョルカは人間界を去り、事務所は閉鎖。 以後は母・美保がマネジメントを一手に引き受ける事になる。しかし中学3年生の冬、美保は無理が祟り脳梗塞で倒れてしまう。 美保自身は幸い軽い後遺症(片足に麻痺が残る程度)で済んだのだが、マネージャーでもある美保を欠いたおんぷは芸能活動を休止。 彼女の介護を手伝う形で、美空町の自宅はそのままに、父の親類が住む北海道・稚内に移住するが、その際、どれみ達への連絡を躊躇ってしまい、 高校進学直前に開かれた美空第一小学校の同窓会にも欠席していた。&link_anchor(*1){*1} これが、『ドッカ~ン!』から3年後を描くラノベ『おジャ魔女どれみ16』(以下『16』)の導入部となる 再び人生の岐路に立ったおんぷだったが、どれみの招きで春風家の家族旅行に加わって訪れたどれみの父・渓介の実家のある岐阜・高山にて、 渓介やその父で春慶塗職人の春風雄介の言葉に感銘を受け、「母のためではなく、自分の足で立つために」芸能活動続行を決め、 『無印』でTVドラマの準主役を争って以来親友となった森野かれんの協力を得て、かれんの事務所に移籍。 東京にある事務所の寮で暮らしつつ、チャイドルを卒業して舞台女優への転向を目指し、 どれみの母でかつてプロピアニストを目指していた春風はるかの下で歌とピアノの指導を受け、ダンスや英会話などにも取り組んでいる。 『16』においてどれみ、藤原はづき、[[妹尾あいこ]]はおんぷの行方を探すために再び魔女見習いとなるのだが、 おんぷは当初芸能界復帰を決意したのと同じ理由で、敢えて魔女見習いには戻っていない (精神操作魔法を使って自身の人気を高めようとしたチャイドル時代への反省もあった)。 その代わり、どれみ達が様々な事件に関わる際には、彼女達より先んじて大人社会の中で揉まれてきた経験を活かし、 ブレーンとしてアドバイスを与えていた。&s(){人は変わるもんだ}&link_anchor(*2){*2} しかし高1の冬、度重なるオーディション落選の末に主演の座を勝ち取ったミュージカル『ブルームーン』のパリ公演の最中に、 かつて自分達が誕生に立ち会い、1年間育てた次期女王候補の魔女「ハナちゃん」と思わしき人物の動画を&s(){ようつべ}動画投稿サイトで目にし、 未だ関係が修復されたとは言えない魔女界と人間界との間に混乱が生じる事を懸念して、魔女見習い復帰を決断する。 『16』1巻カラー口絵では、タイトル通り16才になったおんぷの制服姿が披露されているが、 どことなく『[[ハートキャッチプリキュア!>キュアブロッサム]]』の[[キュアムーンライト]]/月影ゆりを思わせるのは気のせいか。 &s(){同じ馬越嘉彦デザインだし、紫だし、苦難系だし} なお、元々「おんぷ」という名は主人公に与えられ、「どれみ」は主人公の妹役となる予定だった。 しかし商標権の問題から断念し、主人公→「どれみ」、主人公の妹→「ぽっぷ」に変更された。 この逸話はファンの間で知られており、『馬越嘉彦 東映アニメーションワークス』には当初のネーミングが書かれた設定資料が収録されている。 #endregion 影のある少女というキャラ設定の所為か、主人公勢の中でも一際大友に人気が高く、 宍戸留美氏の好演と歌唱力もあって多くのキャラソンが発売された。 #region(この歌声を聴け!) &nicovideo(sm6561835) #endregion また、後番組である『[[明日のナージャ>ナージャ・アップルフィールド]]』にも宍戸氏が続投。 ニチアサキッズタイム枠最恐の悪役と称えられる悪女[[ローズマリー・アップルフィールド]]を演じ、 当時視聴していた多くの子供達の''トラウマ''となり、一部の大友からは「[[闇おんぷ>MEGAMARI]]」などと呼ばれた。 |注:子供番組のキャラソンです&br()&nicovideo(sm4216389)| ---- **MUGENにおけるおんぷっち #image(ChidolRave.gif,,left,float) &br()&br()&br()&br() &font(24,b,i,#8822ee){ 「あたしでーす。」} &font(24,b,i,#8822ee){ 「芸能界はそんなに甘くないのよ?」} #clear たるせ氏が丹精込めて製作した高クオリティ手描きキャラが存在していた。 最新版のver0.99が[[あいちゃん>妹尾あいこ]]と共に「Randomselect」で代理公開されていたが、2019年10月に同所が閉鎖されたため、現在は正規入手不可。 二段ジャンプや空中移動攻撃技も備え、[[挑発]]で[[ロマキャン>GUILTY GEAR]]もどきが使えたりと、[[立ち回り]]は最近のキャラと比べても見劣りはしないスペック。 [[必殺技]]も変則的な軌道の飛び道具に無敵対空、[[Lovin'Youな突進技>ダック・キング]]と格ゲー三種の神器も搭載。 [[超必殺技]]の「マジカルムーン」は威力は控えめだが判定が強く使い勝手の良い[[バスターウルフ>テリー・ボガード]]。 もうひとつの「チャイドルレイブ」は高威力な[[ボタン追加入力型乱舞技>デッドリーレイブ]]。色々な衣装にコスプレしながら乱舞を叩き込む。 コマンド分岐で打ち上げ攻撃に変化させる事もでき、後述の強力な魔法攻撃に繋げられる切り札的存在。 なお、この技名は絶対に「○ャイルド○イプ」と読み間違わないよう注意されたし。 メインの魔法攻撃は、専用ボタンで魔法準備状態に入り、さらに独自の「魔法玉ゲージ」を消費して使用する。 手順や制限がある分威力は絶大で、攻撃魔法だけではなくパワーアップやオーラバリア展開、各種動作高速化などの補助系魔法も揃えており 非常にテクニカルなキャラになっている。 また、スタートボタンでメニューを開けば技表が確認できる、移植元のKF-Xモードに切り替えられる、ムービーのON/OFFなどの親切機能も装備。 各種演出も派手で可愛らしく、様々な[[カットイン]]や完成度の高いOP・EDにファンはきっと感涙するであろう。 ***出場大会 #list_by_tagsearch_cache([大会],[瀬川おんぷ],sort=hiduke,100) #co(){ ''更新停止中'' #list_by_tagsearch_cache([更新停止中大会],[瀬川おんぷ],sort=hiduke,100) ''凍結'' #list_by_tagsearch_cache([凍結大会],[瀬川おんぷ],sort=hiduke,100) } //***出演ストーリー ***プレイヤー操作 [[ランダムセレクトでサバイバルは制覇できるのかー]](part16) ---- &aname(*1,option=nolink){&color(red){*1}} 折しもチャイドルブームが去り、そのキツい性格もあって芸能界では風当たりの強かった彼女の周辺を、 &s(){マスゴミ}ネガティヴなゴシップネタを求める芸能記者がうろついていた事も移住の理由の一つだった。 実際彼らは瀬川邸の様子を見に来たどれみ達に接触を試みている。 &aname(*2,option=nolink){&color(red){*2}} もっとも『16』でのどれみ達も、人間界に帰ってきたマジョリカから魔女見習いへの復帰を薦められていたが、 当初は『ドッカ~ン!』50話で「魔法に頼らず、自分達の力で歩みたい」と正式な魔女への昇進を辞退した経緯もあり断っていた。 しかし件の芸能記者が北海道までやってきたのを、やはりおんぷの行方を探しに北海道に来ていたどれみ達が目撃し「事態が切迫している」と判断、 マジョリカを介して魔女界の女王様に復帰を懇願した。 女王様や魔女界の最高意思決定機関である元老院は、これまで魔女界に多大な貢献をしてきたどれみ達を無条件で復帰させる節があったようだが、 どれみ達は3年前の魔女昇進辞退と同じ理由から、自分達で決めた「もし自分のために魔法を使ったら、魔女ガエルに変えても構わない」 というルールを敢えて付け、女王様や元老院議員達を当惑させた。 結局「魔女ガエルの呪い」が先々代女王・マジョトゥルビヨンしか扱えない超高度な魔法という事情もあり、 ペナルティを「タップ破砕」とする事で折り合いがついている。 なお、魔女見習いに復帰したのは1巻の中盤で、魔女見習いとしての活動は各巻とも後半に集中し、マジカルステージも都合5度しか発動していない (『16』は小説というメディアの特性もあり、TVアニメ2~3回分のエピソードが入れ替わりつつ同時進行している)。 ---- //タグ管理用スペース(タグを変更した時は内容をこちらにコピペ上書きしてください。) //|CV:宍戸留美|,魔法使い,紫髪,天才,アイドル,魔法少女,学生

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