ピグモン

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#image(pigumon.jpg,title=マックス版,width=180) 円谷プロの特撮ドラマ『[[ウルトラマン]]』を初めとする本シリーズに登場する小[[怪獣]]。別名「友好珍獣」。 身長と体重はかつては1m、10kgだったが、後述する『ウルトラマンR/B』以降は1.5m、60kgに改められている。 『[[ウルトラQ>ゴメス]]』に登場したガラモン(後述)の着ぐるみを改造して流用しているので酷似しているが、設定上の因果関係は無い。 性格は友好的で小学2年生の子供と同じくらいの知能を持つとされており、基本的に人間やウルトラマンなどを助ける善良な役回りで登場する。 ちなみに『ウルトラマンタロウ』には回想シーン扱いだが[[タイラント>タイラント(ウルトラマン)]]の回に出た際、[[ナレーション>アナウンス]]に「女の子に人気がある」と言われていた。 #region(ピグモンの主な活躍) 『ウルトラマン』では第8話と第37話に登場。 多々良島にて暮らしており、怪獣や[[吸血植物>スフラン]]に襲われ負傷していた観測所の隊員へ水や食料を運んで助けていた。 調査にやってきた[[科特隊>科学特捜隊]]に対しても遭難者のもとへ案内するなど協力的だったが [[レッドキング]]の襲撃を受けた際に自らが囮となって前に出た為、岩を投げ付けられて絶命してしまった。 『[[ウルトラマンタロウ]]』ではこの時の映像が回想シーンとして登場。 &nicovideo(sm18226136) 第37話では[[テレスドン]]や[[ドラコ]]と同様、[[ジェロニモン]]が復活させた怪獣の1体。 東京のデパートに現れ、通報を受けてやってきた科特隊にジェロニモンの計画を伝えた。 共に怪獣達が潜む大岩山へ向うが、イデ隊員をドラコから庇って叩き潰されてしまう。 「超人的な力を持つウルトラマンがいるなら自分達は必要ないのではないか」と 科特隊の存在意義に悩み意気消沈していたイデ隊員はこれが切っ掛けで士気を取り戻し、ドラコをスパーク8で倒す。 この回のサブタイトル「小さな英雄」は人類のために自らを犠牲にしたピグモンのことを指しており、 彼に科学特捜隊特別隊員の称号を与え黙祷を捧げる、というラストシーンでしめられる。 劇場用作品『蘇れ!ウルトラマン』でもこれと似たような扱いになっており、 [[ゼットン]]に敗れて以降スランプに陥っていたハヤタの迷いを断ち切る切っ掛けになった。 (『蘇れ!』ではウルトラマンとハヤタは分離することなく地球に留まっているという設定) 『[[ウルトラマンパワード]]』にも登場しており、初代と区別して&b(){パワード・ピグモン}とも表記されるが、戦闘力が強化されたという意味ではない。 役割は『ウルトラマン』と同じだが、こちらは殺されることなく生存している。 『[[ウルトラマンマックス]]』では宇宙人が地球に送った電脳珍獣として登場。 古代人に文明を与えた存在であり、同時に次元の狭間にある怪獣島サブジェクト・ファントムを制御するための存在でもある。 当初は石像化していた個体によって島を制御していたが、密猟者の暴走によって破壊されてしまい、島が暴走を始めてしまう。 最後はDASHのカイト隊員と出会った個体が自ら石像となって暴走する島を止めた。 その後、同じ個体が再登場し、DASHと協力してシャマー星人の侵略を阻止した。 映画『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』にもK76星に住むピグモンが登場しており、 [[ウルトラマンゼロ]]がウルトラマンレオに修行を付けてもらっている様子を見届けていた。 このピグモンはゼロが戦士として認められる切っ掛けを作ることになる。 『ウルトラゼロファイト』第一部では[[バット星人]]グラシエに&b(){間違って復活させられる}。 邪魔だと感じたグラシエの命令でレッドキングに処分されそうになるが間一髪、ウルトラマンゼロに助けられた。 以降、ガルベロスの精神攻撃やグラシエとの決戦の際などにゼロに激励を送り、彼の迷いを振り払う。 最終的にグラシエは倒されたものの、ルナミラクルゼロの力によって生き延びることが出来た。 第二部でも再登場し、[[メフィラス星人]]・魔導のスライの手によってゼロへの人質にされてしまう。 まんまと怪獣墓場におびき寄せられたゼロは黒幕の策略で大変なことになってしまうが、 同時にピグモンの存在がゼロのさらなる覚醒の最後の切っ掛けを与えることになる。 戦いが終わった後、ウルティメイトフォースゼロに誘われて彼らの基地マイティベースで暮らすことになった。 このようにゼロの成長には守るべき物の象徴としてピグモンが何度も関わっており、もはやゼロシリーズのヒロインポジションである。 『[[ウルトラマンX>ウルトラマンエックス]]』では17話に登場。物語の15年前に起きたウルトラフレアによって、スパークドールズが実体化した個体で、 作中世界においては日本以外にもオーストラリア(パワードへのオマージュ)で存在が確認されている。 田舎の森にすんでおり、近くに引っ越してきた少女と友情を育むがある日ダークサンダーエナジーが落ちることを察知し、 彼女達が向かったショッピングモールに姿を現したことで騒ぎを起こし、人々に恐れられて縄で縛られ、さらに1人の男性には暴行を加えられてしまう。 そこへダークサンダーエナジーを浴びて凶暴化したキングゲスラが出現。キングゲスラが破壊した建物の瓦礫から自分を殴った男性を身を挺して救う。 瓦礫によって重傷を負い倒れてしまったピグモンは、少女の呼びかけに応じることは無かった……が、 Xioの治療によって一命を取り留め、数日後に再び元気な姿を見せて少女と喜び合うのだった。 ピグモンを殴った男も命を救われたことで謝罪の言葉を口にしており、後にピグモンの住処を掃除していた。 『ウルトラマンR/B』でも第17話に登場。着ぐるみが初代に近いものに変わっている。 ダダなどの宇宙人達と一緒にパーティーを開いていたが、彼らが「大御所様」と呼んでいるある存在に間違えて日程を伝えてしまっていたため、 再度パーティーを開くために奔走する様子や、それをめぐる騒動が描かれた。 作中の描写を見る限りどうやら本作の世界とは別の次元からやってきたらしい。 翌年公開の劇場版では湊カツミ=[[ウルトラマンロッソ>ウルトラマンロッソ&ウルトラマンブル]]が本作の敵・ウルトラマントレギアによって飛ばされたホスター21星系に住まう小怪獣として登場。 メカゴモラに襲われるもロッソに危機を救われたことで、その後地球へ戻る手立てがなく彷徨っていたカツミに水を飲ませて助け、 カツミの家族らの尽力で地球へ戻る手段が出来た際には星から去っていくカツミを見送った。 なお着ぐるみは『マックス』版と『R/B』版が一緒に出ており、外見の違いを個体差として表現している。 『[[セブンガーファイト>セブンガー]]』5話ではガラモンと一緒に登場。 ガラモン討伐に来たハルキ搭乗のセブンガーに一瞬勘違いされるも、友好的な怪獣だと説明され、セブンガーとガラモン2体の戦いを見守る事になる。 途中ガラモンに翻弄されダウンしてしまったセブンガーを庇うように、ガラモンを説得?しようとするが、踏みつぶされて殺されてしまう。 当然ハルキは怒り反撃を開始する……のだが、あのウルトラファイト系列の作風かつ、 セブンガーの引退試合だったため、&b(){死亡したピグモンの事は途中から一切触れられなくなってしまう}。 この他、アニメ『ザ☆ウルトラマン』ではピグモンに似たロボットのピグが登場、 『[[ウルトラマンコスモス]]』でもピグモン・ガラモンをオマージュした怪獣が登場している。 また、児童向けメディアミックス『かいじゅうステップ』および同作のアニメ版『かいじゅうステップワンダバダ』では、 主人公トリオの内の1人にして筆頭格がピグモンのこどもかいじゅう&link_anchor(*1){*1}&b(){「ピグちゃん」}(CV:久野美咲)であり (ちなみにあと二人は&b(){「カネちゃん」}([[カネゴン]])と&b(){「ダダちゃん」}([[ダダ]]))、 毎回ドタバタしたりほのぼのしたりと可愛い姿を見せている。 ウルトラ怪獣では[[バルタン星人]]と並んで高い知名度を誇り、 『ウルトラQ』のカネゴン共々、円谷プロのマスコットキャラクター的な扱いを受けている。 #endregion #region(映像作品以外でのピグモン) 2004年発売のPS2版『ウルトラマン』では怪獣だけを操作して対戦できるモードがあり、操作可能な怪獣の中にピグモンもいる。 しかし、原作を忠実に再現したゲームである為、ピグモンは他の怪獣に比べてとても小さく、 雀の涙どころではない攻撃力&b(){(基本的に1、必殺技で3のダメージ。ちなみに他の怪獣の体力は全て3ケタ台)}と、 如何なる怪獣でも[[一撃で倒すことのできる防御力>かみキャラ]]を持つ。 要するに、ファンサービスとして用意された、意図的な一弱キャラという扱いである。 むしろピグモンを相手に戦う側が複雑な気分になる仕様の気もする。 ただ小さい上にジャンプ力もありちょこまかと逃げ回れるので、一撃食らわせた後逃げ回ってタイムアップで勝利、なんてことも出来なくは無い。 2007年稼働開始のデータカードダス『大怪獣バトル ULTRA MONSTERS』(現在は稼働停止)では技カードの他、 EXまでのストーリーモードや漫画版で主人公のパートナー(戦闘要員ではなくナビゲーター)として登場していた。 バトルナイザーを通して意思を伝えているため、人語を話す。以降の『NEO』ではカネゴンにこの役目を譲っている。 #endregion ---- **隕石怪獣ガラモン &ref(garamon.jpg,,width=280,title=不気味さ3割増) 『ウルトラQ』に登場した怪獣.別名「隕石怪獣」。体長40m、体重6万t。 上述の通り、着ぐるみは後に改造されてピグモンに流用された。 後述するように、MUGENにおいてピグモンの12Pとしてガラモンが搭載されたので、本項でガラモンも併せて解説する。 チルソニア遊星の宇宙人「[[セミ人間]]」に操られる[[ロボット>キングジョー]][[怪獣>メカゴジラ]]で、弓ヶ谷のダム湖に落ちた巨大隕石より現れた。 ちなみに弓ヶ谷では隕石を「ガラダマ」と呼んでおり、そこから出現した怪獣ということで「ガラダマモンスター」、略してガラモンと呼ばれた。 合金チルソナイト製の小型隕石からの電波を受けて活動し、熊谷ダムを破壊して東京に向かっていたが、 小型隕石の電波を遮蔽されて、(何故かヨダレを垂らしながら)活動を停止した。 後に別のエピソードでは小型隕石をセミ人間が奪還、複数のガラモンが東京で暴れ回ったが、再び小型隕石の電波を遮蔽され、 ガラモンは全て活動停止。任務に失敗したセミ人間は仲間に処刑された。 #region(その後のガラモン) 『ウルトラQ dark fantasy』では、ガラモンの後継機である&b(){隕石怪獣ガラゴン}が登場。 小型ロボット「ガラQ」を&s(){ファービー}ペットロボとして売り出し、多数出回った所でガラゴンが出現、多数のガラQと共に破壊活動を行った。 前回の経験から人類側は、多数あるガラQのどれかがガラゴンを操る電子頭脳かと考えていたが、 実はガラゴン自体に電子頭脳が搭載されていて全てのガラQを操っていた。 最終的にはガラゴン自身に電磁波遮蔽パウダーを浴びせる事で侵略を阻止している。 後にセミ人間の同族「セミ女」が操る「ガラゴン2号」も登場したが、こちらも最終的には倒された。 また、『ウルトラギャラクシー大怪獣バトル NEVER ENDING ODYSSEY』においては、オキの机上に置いてあった 「大怪獣バトルファイル」のデータとして、[[ツインテール]]や[[バキシム]]と並んでガラゴンの名前だけが確認できる。 『セブンガーファイト』5話では上記の通り、ピグモンとセットで2体登場。 最初のうちはコンビネーションでセブンガーを翻弄していたのだが、セブンガーの重量には3秒以上耐えられないと解析され、 2体ともセブンガーに3秒間フォール(しっかり3カウント付き)され、何故か大爆発を起こして死亡した。 『ウルトラマンブレーザー』では第9話「オトノホシ」にて57年ぶりにTVシリーズで再登場を果たした。 楽団に擬態したセミ人間の演奏によってコントロールされている。 本作では『Q』で言及されたチルソナイトの超硬度の装甲に加えて腹部は衝撃を吸収する構造と明かされ、 スパイラルバレードやアースガロンの多目的レーザー砲すら容易く防ぐなど強力な防御力が強調されている。 中ボスのニジカガチに止めを刺したレインボー光輪にすら長時間耐えており、いかに頑強かがうかがえる。 その身体を活かして飛び跳ねながら全身の棘を叩き付ける体当たり攻撃も強力な他、 さらに両腕の長い爪同士を打ち合わせることで不快な超高音を含んだ衝撃波を放出する能力も披露し、 『Q』で怪獣プロレスが無かったため明かされなかった戦闘能力の高さを視聴者に披露した。 アンリの活躍によりセミ人間の演奏が途絶えたことで機能を停止した隙を突かれブレーザーに敗れるが、 その残骸は後に棒状の武器「チルソナイトスピア」の素材とされ、強固な装甲を持つゲバルガ用の切り札として即時実戦投入されるも、 それをさらにブレーザーがゲバルガの電磁波エネルギーと融合・加工して、彼に新たな武器を授ける事になった。 ソーシャルゲーム『ウルトラ怪獣バトルブリーダーズ』でも登場。 スペックは運と回避が低い代わりに防御とHPが高い堅固な性能をしている他、 攻撃と同時に味方全員のHPを小回復させる必殺技「ボディーアタック」、自分以外の味方が必殺または攻撃で相手を倒した時、 次のフェイズ終了時まで防御力を中アップさせる固有スキル「堅牢なガラダマ」などを持つ。 余談だが、ピグモンは未実装なものの、ウルバトのジオラマモードではガラモンを縮小してピグモンとして扱うユーザーがちょくちょく存在するらしい。 『ウルトラ怪獣モンスターファーム』にも育成怪獣の一匹として登場。 かつて『絶対に笑ってはいけない地球防衛軍24時』にて浜田雅功氏がガラモンに似ているとネタにされていたからか、 「春はまだか」「チキンライス」等、浜田氏関連の楽曲の大半からガラモンが再生されるようになっている (ちなみに同じく顔が似ている怪獣として挙げられていた[[M1号]]はゲームに未登場)。 #image(Garamon_Redman.jpg,title=『ウルトラマン』放送当時のソフビ人形は(技術的な問題もあり)この造詣に近かったりする。,width=250) その他、帯番組『レッドマン』にも登場するが、&s(){低予算番組だったため}初代からかけ離れた造形のスーツになっている。 2018年になって製作されたアメコミ版『レッドマン』では、 このあまりの変貌ぶりからか別怪獣の&b(){「レッドモン」}という設定にされた。 #endregion #region(「ピグモン」と「ガラモン」の関連について) 上述の通り、設定上で因果関係が皆無なのにも拘わらず、着ぐるみを流用した都合上故に 外見に大きな類似……どころか双子の如く瓜二つになってしまったピグモンとガラモンの二匹。 両者の外見が似ている理由について、公式からは「他人の空似」以上の見解は長らく用意されなかったが、 山本弘氏の中編小説『多々良島ふたたび』において、独自設定ながら一つの解答が用意されるに至った。 (同作は2015年7月23日発売のアンソロジーに表題作として収録) その小説によれば、ピグモンは元々地球原産の怪獣ではなく&b(){チルソニア遊星の現住生物}であり、 ガラモンはピグモンが侵略兵器として転用された生体サイボーグ。 地球に派遣された星人達はコスト削減のために、多々良島の怪獣を目覚めさせてコントロールしようと目論むも ガラモンと違い手懐けるのは容易でなく、暴走の末に基地は破壊されてしまう事態に見舞われる。 その際、セミ人間に飼われていた個体が逃げ出し野生化したものが『ウルトラマン』に登場したピグモンだとされている。 #endregion ---- **MUGENにおけるピグモン #image(muu pigmon.gif) muu氏によって製作されたものが存在。 先述のPS2版『ウルトラマン』を意識していて且つ対怪獣キャラを想定しているためか &b(){デフォルトでサイズが0.1に設定されており、[[ちびキャラ]]というにも程があるだろうというくらい小さい。} そのためサイズをいじらない限りドットの点にしか見えず、ステージによっては目視が難しい。 性能面は&b(){LIFEとDEFの設定が1}という所謂[[かみキャラ]]。 また、コマンド技の種類も少なく体当たり、超体当たり、ゲージための3つしかない。 一応、サイズが小さいので攻撃を受けにくいという利点もありはする。 ***12P(ガラモン)について 2010年8月7日の更新で、12Pカラーとして&b(){隕石怪獣ガラモン}のモードが搭載された。 カラーは『ウルトラQ』の画面同様の白黒カラーとなっている。 //SFFファイルを見るとサイズは違うがスプライトはピグモンと同じような気がする 仕様がかなり特殊なキャラで、ガラモンの&b(){怪獣部分は常に無敵}で、 動き回っている&b(){怪獣部分とは別に存在する電子頭脳を攻撃しないと倒せない}。 なお電子頭脳は試合開始時にガラモンが立っていた場所にあり、動かない。 ただしサイズは原作のサイズなので、ガラモンに比べて非常に小さく、 普通のステージなら何処にあるのかがすぐに分からなくなってしまうだろう。 ちなみに、電子頭脳は[[1発までなら攻撃に耐えられる。とはいえ2回攻撃が当たれば死ぬ>アーサー#arthur_mvc]]のでかみキャラなのは相変わらずだが。 原作や『大怪獣バトル』同様、本体は突進攻撃や、怪獣部分の周囲を攻撃する「怪電波放射」、 隕石を降らせて攻撃する「ガラダマ落とし」、降らせる隕石が多数になる「ガラダマ作戦」などで攻撃してくる。 本体は常時無敵だが食らい判定があり、[[AI]]を惑わせる。 さらに、前述のように電子頭脳のサイズは非常に小さいので、AIによっては当たらない攻撃を連発することもある。 とはいえ、電子頭脳にも食らい判定はあるので、AIが電子頭脳部分を攻撃してくれることも多い。 むしろ人操作の方が電子頭脳探しに苦労し易かったりする。 &nicovideo(sm11715107) また、改変キャラとしてパワードピグモンもカーベィ氏によって公開されている。 画像がパワード版に変更されているほかは仕様等含めてピグモンと共通の模様。 2022年4月にはカーベィ氏により再生ピグモン仕様にするパッチが公開されている。 ***出場大会 ****【ピグモン】 #list_by_tagsearch_cache([大会],[ピグモン],sort=hiduke,100) -[[MUGEN大怪獣バトル2010]](非戦闘、インタビュアーとして登場) #co(){ ''更新停止中'' #list_by_tagsearch_cache([更新停止中大会],[キャラ名],sort=hiduke,100) ''凍結'' #list_by_tagsearch_cache([凍結大会],[キャラ名],sort=hiduke,100) } ****【ガラモン(ピグモン12P)】 #list_by_tagsearch_cache([大会],[ガラモン],sort=hiduke,100) -[[MUGEN大怪獣バトル2010]](エキシビジョンマッチ第5弾) //ページのある大会はゲスト等でなければリンクではなくタグサーチで対応が正しい //***出演ストーリー ---- &aname(*1,option=nolink){&color(red){*1}} //記述を少々整理。ピグちゃん以外のCVは割愛しました この作品に登場するキャラクター達は全員が「ウルトラ怪獣の子供」という設定であるため、当然ながらメイントリオ以外の怪獣達も全て子供である。 そのためか、公式ではこのように「ウルトラ怪獣」ではなく「こどもかいじゅう」と表現される。 また、アニメ版はNHKEテレの夕方枠アニメのため、児童層に対する道徳教育としての側面が強いストーリー構成やキャラ設定が基本となっている。 例えば「自分勝手に振る舞ってしまう→他のキャラに指摘されたり自分で反省したりして謝るメインキャラ」という展開や、 ガキ大将キャラでちょっとトラブルメーカーな所はあるが、きちんと話せば頼りになるレッド([[レッドキング]])など。 &b(){……大筋では。} というのもこのアニメ、&b(){特撮本編ネタがかなり多い}のがもう一つの特徴で、 -小道具に[[ウルトラ警備隊>ウルトラセブン]]のマークが入っている -ウルトラ戦士のぬいぐるみや人形が登場する&br()(後述のムゲちゃん初登場回に至っては、(出典作品に因んでか)どう見てもコスモスルナモードの人形が壊れてしまった所からストーリーが始まった)、 -ゲストキャラの本物の怪獣に再登場機会の乏しい[[ガマクジラ]]やスフラン&br()(作劇上の都合から、&b(){円谷公認で}デザインが「いかにも植物怪獣」なものに変更される拘りよう)が選ばれる --しかも「真珠を食べる」「動物を襲う」など。原作での描写を踏まえた展開になる -こどもかいじゅうに今作が初めての再登場になるモットクレロンの&b(){「クレロンちゃん」}、ムゲラの&b(){「ムゲちゃん」}、&br()[[ギガス>ギガス(ウルトラマン)]]の&b(){「ギガちゃん」}、バオーンの&b(){「バオちゃん」}が登場。クレロンちゃんとムゲちゃんに至ってはアニメ版準レギュラー格 -かいじゅう達の不思議な力「かいじゅうパワー」は大半が作中設定を踏まえた能力&br()(作劇の都合も強いであろうピグちゃんの「誰とでも友達になれる」ですら二つ名の「友好珍獣」に掛かっている) 等々、枚挙に暇が無い。 また、1カットだけかつ「ダダちゃんの想像の中だけ」という形ながら、『SSSS.』版デザインのグリッドマンが原作SE付きで登場したこともあり、 この時は公式Twitterで「『でんこうちょうじん』が出てくるみたい?」と事前告知もなされた。 &s(){原作設定を知っていると絶対にしない「巨大ロボット扱い」はいかにも子供らしい間違いか} ---- //タグ管理用スペース(タグを変更した時は内容をこちらにコピペ上書きしてください。) //|円谷|,怪獣,ロボット,メカ,電磁波,マスコット,赤色,ちびキャラ &hiduke(1966/09/04)
#image(pigumon.jpg,title=マックス版,width=180) #region(担当声優) :江戸家猫八|『ウルトラマン』第37話(鳴き声) :小宮山清|『ウルトラマン』第37話(怪獣語翻訳機の声) :栗葉子|『ウルトラマンZOFFY』『アニメちゃん』 :田村景子|『5夜連続シリーズ スーパーTV 春休みスペシャル 人気怪獣大パレード』 :[[塩屋浩三>https://w.atwiki.jp/niconicomugen/tag/|CV:塩屋浩三|]]|『ウルトラマングラフィティ』 :[[梅津秀行>https://w.atwiki.jp/niconicomugen/tag/|CV:梅津秀行|]]|『ウルトラマングラフィティ』第5話 :[[徳井青空>https://w.atwiki.jp/niconicomugen/tag/|CV:徳井青空|]]|『怪獣娘』シリーズ #endregion 円谷プロの特撮ドラマ『[[ウルトラマン]]』を初めとする本シリーズに登場する小[[怪獣]]。別名「友好珍獣」。 身長と体重はかつては1m、10kgだったが、後述する『ウルトラマンR/B』以降は1.5m、60kgに改められている。 『[[ウルトラQ>ゴメス]]』に登場したガラモン(後述)の着ぐるみを改造して流用しているので酷似しているが、設定上の因果関係は無い。 性格は友好的で小学2年生の子供と同じくらいの知能を持つとされており、基本的に人間やウルトラマンなどを助ける善良な役回りで登場する。 ちなみに『ウルトラマンタロウ』には回想シーン扱いだが[[タイラント>タイラント(ウルトラマン)]]の回に出た際、[[ナレーション>アナウンス]]に「女の子に人気がある」と言われていた。 #region(ピグモンの主な活躍) 『ウルトラマン』では第8話と第37話に登場。 多々良島にて暮らしており、怪獣や[[吸血植物>スフラン]]に襲われ負傷していた観測所の隊員へ水や食料を運んで助けていた。 調査にやってきた[[科特隊>科学特捜隊]]に対しても遭難者のもとへ案内するなど協力的だったが [[レッドキング]]の襲撃を受けた際に自らが囮となって前に出た為、岩を投げ付けられて絶命してしまった。 『[[ウルトラマンタロウ]]』ではこの時の映像が回想シーンとして登場。 &nicovideo(sm18226136) 第37話では[[テレスドン]]や[[ドラコ]]と同様、[[ジェロニモン]]が復活させた怪獣の1体。 東京のデパートに現れ、通報を受けてやってきた科特隊にジェロニモンの計画を伝えた。 共に怪獣達が潜む大岩山へ向うが、イデ隊員をドラコから庇って叩き潰されてしまう。 「超人的な力を持つウルトラマンがいるなら自分達は必要ないのではないか」と 科特隊の存在意義に悩み意気消沈していたイデ隊員はこれが切っ掛けで士気を取り戻し、ドラコをスパーク8で倒す。 この回のサブタイトル「小さな英雄」は人類のために自らを犠牲にしたピグモンのことを指しており、 彼に科学特捜隊特別隊員の称号を与え黙祷を捧げる、というラストシーンでしめられる。 劇場用作品『蘇れ!ウルトラマン』でもこれと似たような扱いになっており、 [[ゼットン]]に敗れて以降スランプに陥っていたハヤタの迷いを断ち切る切っ掛けになった。 (『蘇れ!』ではウルトラマンとハヤタは分離することなく地球に留まっているという設定) 『[[ウルトラマンパワード]]』にも登場しており、初代と区別して&b(){パワード・ピグモン}とも表記されるが、戦闘力が強化されたという意味ではない。 役割は『ウルトラマン』と同じだが、こちらは殺されることなく生存している。 『[[ウルトラマンマックス]]』では宇宙人が地球に送った電脳珍獣として登場。 古代人に文明を与えた存在であり、同時に次元の狭間にある怪獣島サブジェクト・ファントムを制御するための存在でもある。 当初は石像化していた個体によって島を制御していたが、密猟者の暴走によって破壊されてしまい、島が暴走を始めてしまう。 最後はDASHのカイト隊員と出会った個体が自ら石像となって暴走する島を止めた。 その後、同じ個体が再登場し、DASHと協力してシャマー星人の侵略を阻止した。 映画『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』にもK76星に住むピグモンが登場しており、 [[ウルトラマンゼロ]]がウルトラマンレオに修行を付けてもらっている様子を見届けていた。 このピグモンはゼロが戦士として認められる切っ掛けを作ることになる。 『ウルトラゼロファイト』第一部では[[バット星人]]グラシエに&b(){間違って復活させられる}。 邪魔だと感じたグラシエの命令でレッドキングに処分されそうになるが間一髪、ウルトラマンゼロに助けられた。 以降、ガルベロスの精神攻撃やグラシエとの決戦の際などにゼロに激励を送り、彼の迷いを振り払う。 最終的にグラシエは倒されたものの、ルナミラクルゼロの力によって生き延びることが出来た。 第二部でも再登場し、[[メフィラス星人]]・魔導のスライの手によってゼロへの人質にされてしまう。 まんまと怪獣墓場におびき寄せられたゼロは黒幕の策略で大変なことになってしまうが、 同時にピグモンの存在がゼロのさらなる覚醒の最後の切っ掛けを与えることになる。 戦いが終わった後、ウルティメイトフォースゼロに誘われて彼らの基地マイティベースで暮らすことになった。 このようにゼロの成長には守るべき物の象徴としてピグモンが何度も関わっており、もはやゼロシリーズのヒロインポジションである。 『[[ウルトラマンX>ウルトラマンエックス]]』では17話に登場。物語の15年前に起きたウルトラフレアによって、スパークドールズが実体化した個体で、 作中世界においては日本以外にもオーストラリア(パワードへのオマージュ)で存在が確認されている。 田舎の森にすんでおり、近くに引っ越してきた少女と友情を育むがある日ダークサンダーエナジーが落ちることを察知し、 彼女達が向かったショッピングモールに姿を現したことで騒ぎを起こし、人々に恐れられて縄で縛られ、さらに1人の男性には暴行を加えられてしまう。 そこへダークサンダーエナジーを浴びて凶暴化したキングゲスラが出現。キングゲスラが破壊した建物の瓦礫から自分を殴った男性を身を挺して救う。 瓦礫によって重傷を負い倒れてしまったピグモンは、少女の呼びかけに応じることは無かった……が、 Xioの治療によって一命を取り留め、数日後に再び元気な姿を見せて少女と喜び合うのだった。 ピグモンを殴った男も命を救われたことで謝罪の言葉を口にしており、後にピグモンの住処を掃除していた。 『ウルトラマンR/B』でも第17話に登場。着ぐるみが初代に近いものに変わっている。 ダダなどの宇宙人達と一緒にパーティーを開いていたが、彼らが「大御所様」と呼んでいるある存在に間違えて日程を伝えてしまっていたため、 再度パーティーを開くために奔走する様子や、それをめぐる騒動が描かれた。 作中の描写を見る限りどうやら本作の世界とは別の次元からやってきたらしい。 翌年公開の劇場版では湊カツミ=[[ウルトラマンロッソ>ウルトラマンロッソ&ウルトラマンブル]]が本作の敵・ウルトラマントレギアによって飛ばされたホスター21星系に住まう小怪獣として登場。 メカゴモラに襲われるもロッソに危機を救われたことで、その後地球へ戻る手立てがなく彷徨っていたカツミに水を飲ませて助け、 カツミの家族らの尽力で地球へ戻る手段が出来た際には星から去っていくカツミを見送った。 なお着ぐるみは『マックス』版と『R/B』版が一緒に出ており、外見の違いを個体差として表現している。 『[[セブンガーファイト>セブンガー]]』5話ではガラモンと一緒に登場。 ガラモン討伐に来たハルキ搭乗のセブンガーに一瞬勘違いされるも、友好的な怪獣だと説明され、セブンガーとガラモン2体の戦いを見守る事になる。 途中ガラモンに翻弄されダウンしてしまったセブンガーを庇うように、ガラモンを説得?しようとするが、踏みつぶされて殺されてしまう。 当然ハルキは怒り反撃を開始する……のだが、あのウルトラファイト系列の作風かつ、 セブンガーの引退試合だったため、&b(){死亡したピグモンの事は途中から一切触れられなくなってしまう}。 この他、アニメ『ザ☆ウルトラマン』ではピグモンに似たロボットのピグが登場、 『[[ウルトラマンコスモス]]』でもピグモン・ガラモンをオマージュした怪獣が登場している。 また、児童向けメディアミックス『かいじゅうステップ』および同作のアニメ版『かいじゅうステップワンダバダ』では、 主人公トリオの内の1人にして筆頭格がピグモンのこどもかいじゅう&link_anchor(*1){*1}&b(){「ピグちゃん」}(CV:久野美咲)であり (ちなみにあと二人は&b(){「カネちゃん」}([[カネゴン]])と&b(){「ダダちゃん」}([[ダダ]]))、 毎回ドタバタしたりほのぼのしたりと可愛い姿を見せている。 ウルトラ怪獣では[[バルタン星人]]と並んで高い知名度を誇り、 『ウルトラQ』のカネゴン共々、円谷プロのマスコットキャラクター的な扱いを受けている。 #endregion #region(映像作品以外でのピグモン) 2004年発売のPS2版『ウルトラマン』では怪獣だけを操作して対戦できるモードがあり、操作可能な怪獣の中にピグモンもいる。 しかし、原作を忠実に再現したゲームである為、ピグモンは他の怪獣に比べてとても小さく、 雀の涙どころではない攻撃力&b(){(基本的に1、必殺技で3のダメージ。ちなみに他の怪獣の体力は全て3ケタ台)}と、 如何なる怪獣でも[[一撃で倒すことのできる防御力>かみキャラ]]を持つ。 要するに、ファンサービスとして用意された、意図的な一弱キャラという扱いである。 むしろピグモンを相手に戦う側が複雑な気分になる仕様の気もする。 ただ小さい上にジャンプ力もありちょこまかと逃げ回れるので、一撃食らわせた後逃げ回ってタイムアップで勝利、なんてことも出来なくは無い。 2007年稼働開始のデータカードダス『大怪獣バトル ULTRA MONSTERS』(現在は稼働停止)では技カードの他、 EXまでのストーリーモードや漫画版で主人公のパートナー(戦闘要員ではなくナビゲーター)として登場していた。 バトルナイザーを通して意思を伝えているため、人語を話す。以降の『NEO』ではカネゴンにこの役目を譲っている。 #endregion ---- **隕石怪獣ガラモン &ref(garamon.jpg,,width=280,title=不気味さ3割増) 『ウルトラQ』に登場した怪獣.別名「隕石怪獣」。体長40m、体重6万t。 上述の通り、着ぐるみは後に改造されてピグモンに流用された。 後述するように、MUGENにおいてピグモンの12Pとしてガラモンが搭載されたので、本項でガラモンも併せて解説する。 チルソニア遊星の宇宙人「[[セミ人間]]」に操られる[[ロボット>キングジョー]][[怪獣>メカゴジラ]]で、弓ヶ谷のダム湖に落ちた巨大隕石より現れた。 ちなみに弓ヶ谷では隕石を「ガラダマ」と呼んでおり、そこから出現した怪獣ということで「ガラダマモンスター」、略してガラモンと呼ばれた。 合金チルソナイト製の小型隕石からの電波を受けて活動し、熊谷ダムを破壊して東京に向かっていたが、 小型隕石の電波を遮蔽されて、(何故かヨダレを垂らしながら)活動を停止した。 後に別のエピソードでは小型隕石をセミ人間が奪還、複数のガラモンが東京で暴れ回ったが、再び小型隕石の電波を遮蔽され、 ガラモンは全て活動停止。任務に失敗したセミ人間は仲間に処刑された。 #region(その後のガラモン) 『ウルトラQ dark fantasy』では、ガラモンの後継機である&b(){隕石怪獣ガラゴン}が登場。 小型ロボット「ガラQ」を&s(){ファービー}ペットロボとして売り出し、多数出回った所でガラゴンが出現、多数のガラQと共に破壊活動を行った。 前回の経験から人類側は、多数あるガラQのどれかがガラゴンを操る電子頭脳かと考えていたが、 実はガラゴン自体に電子頭脳が搭載されていて全てのガラQを操っていた。 最終的にはガラゴン自身に電磁波遮蔽パウダーを浴びせる事で侵略を阻止している。 後にセミ人間の同族「セミ女」が操る「ガラゴン2号」も登場したが、こちらも最終的には倒された。 また、『ウルトラギャラクシー大怪獣バトル NEVER ENDING ODYSSEY』においては、オキの机上に置いてあった 「大怪獣バトルファイル」のデータとして、[[ツインテール]]や[[バキシム]]と並んでガラゴンの名前だけが確認できる。 『セブンガーファイト』5話では上記の通り、ピグモンとセットで2体登場。 最初のうちはコンビネーションでセブンガーを翻弄していたのだが、セブンガーの重量には3秒以上耐えられないと解析され、 2体ともセブンガーに3秒間フォール(しっかり3カウント付き)され、何故か大爆発を起こして死亡した。 『ウルトラマンブレーザー』では第9話「オトノホシ」にて57年ぶりにTVシリーズで再登場を果たした。 楽団に擬態したセミ人間の演奏によってコントロールされている。 本作では『Q』で言及されたチルソナイトの超硬度の装甲に加えて腹部は衝撃を吸収する構造と明かされ、 スパイラルバレードやアースガロンの多目的レーザー砲すら容易く防ぐなど強力な防御力が強調されている。 中ボスのニジカガチに止めを刺したレインボー光輪にすら長時間耐えており、いかに頑強かがうかがえる。 その身体を活かして飛び跳ねながら全身の棘を叩き付ける体当たり攻撃も強力な他、 さらに両腕の長い爪同士を打ち合わせることで不快な超高音を含んだ衝撃波を放出する能力も披露し、 『Q』で怪獣プロレスが無かったため明かされなかった戦闘能力の高さを視聴者に披露した。 アンリの活躍によりセミ人間の演奏が途絶えたことで機能を停止した隙を突かれブレーザーに敗れるが、 その残骸は後に棒状の武器「チルソナイトスピア」の素材とされ、強固な装甲を持つゲバルガ用の切り札として即時実戦投入されるも、 それをさらにブレーザーがゲバルガの電磁波エネルギーと融合・加工して、彼に新たな武器を授ける事になった。 ソーシャルゲーム『ウルトラ怪獣バトルブリーダーズ』でも登場。 スペックは運と回避が低い代わりに防御とHPが高い堅固な性能をしている他、 攻撃と同時に味方全員のHPを小回復させる必殺技「ボディーアタック」、自分以外の味方が必殺または攻撃で相手を倒した時、 次のフェイズ終了時まで防御力を中アップさせる固有スキル「堅牢なガラダマ」などを持つ。 余談だが、ピグモンは未実装なものの、ウルバトのジオラマモードではガラモンを縮小してピグモンとして扱うユーザーがちょくちょく存在するらしい。 『ウルトラ怪獣モンスターファーム』にも育成怪獣の一匹として登場。 かつて『絶対に笑ってはいけない地球防衛軍24時』にて浜田雅功氏がガラモンに似ているとネタにされていたからか、 「春はまだか」「チキンライス」等、浜田氏関連の楽曲の大半からガラモンが再生されるようになっている (ちなみに同じく顔が似ている怪獣として挙げられていた[[M1号]]はゲームに未登場)。 #image(Garamon_Redman.jpg,title=『ウルトラマン』放送当時のソフビ人形は(技術的な問題もあり)この造詣に近かったりする。,width=250) その他、帯番組『レッドマン』にも登場するが、&s(){低予算番組だったため}初代からかけ離れた造形のスーツになっている。 2018年になって製作されたアメコミ版『レッドマン』では、 このあまりの変貌ぶりからか別怪獣の&b(){「レッドモン」}という設定にされた。 #endregion #region(「ピグモン」と「ガラモン」の関連について) 上述の通り、設定上で因果関係が皆無なのにも拘わらず、着ぐるみを流用した都合上故に 外見に大きな類似……どころか双子の如く瓜二つになってしまったピグモンとガラモンの二匹。 両者の外見が似ている理由について、公式からは「他人の空似」以上の見解は長らく用意されなかったが、 山本弘氏の中編小説『多々良島ふたたび』において、独自設定ながら一つの解答が用意されるに至った。 (同作は2015年7月23日発売のアンソロジーに表題作として収録) その小説によれば、ピグモンは元々地球原産の怪獣ではなく&b(){チルソニア遊星の現住生物}であり、 ガラモンはピグモンが侵略兵器として転用された生体サイボーグ。 地球に派遣された星人達はコスト削減のために、多々良島の怪獣を目覚めさせてコントロールしようと目論むも ガラモンと違い手懐けるのは容易でなく、暴走の末に基地は破壊されてしまう事態に見舞われる。 その際、セミ人間に飼われていた個体が逃げ出し野生化したものが『ウルトラマン』に登場したピグモンだとされている。 #endregion ---- **MUGENにおけるピグモン #image(muu pigmon.gif) muu氏によって製作されたものが存在。 先述のPS2版『ウルトラマン』を意識していて且つ対怪獣キャラを想定しているためか &b(){デフォルトでサイズが0.1に設定されており、[[ちびキャラ]]というにも程があるだろうというくらい小さい。} そのためサイズをいじらない限りドットの点にしか見えず、ステージによっては目視が難しい。 性能面は&b(){LIFEとDEFの設定が1}という所謂[[かみキャラ]]。 また、コマンド技の種類も少なく体当たり、超体当たり、ゲージための3つしかない。 一応、サイズが小さいので攻撃を受けにくいという利点もありはする。 ***12P(ガラモン)について 2010年8月7日の更新で、12Pカラーとして&b(){隕石怪獣ガラモン}のモードが搭載された。 カラーは『ウルトラQ』の画面同様の白黒カラーとなっている。 //SFFファイルを見るとサイズは違うがスプライトはピグモンと同じような気がする 仕様がかなり特殊なキャラで、ガラモンの&b(){怪獣部分は常に無敵}で、 動き回っている&b(){怪獣部分とは別に存在する電子頭脳を攻撃しないと倒せない}。 なお電子頭脳は試合開始時にガラモンが立っていた場所にあり、動かない。 ただしサイズは原作のサイズなので、ガラモンに比べて非常に小さく、 普通のステージなら何処にあるのかがすぐに分からなくなってしまうだろう。 ちなみに、電子頭脳は[[1発までなら攻撃に耐えられる。とはいえ2回攻撃が当たれば死ぬ>アーサー#arthur_mvc]]のでかみキャラなのは相変わらずだが。 原作や『大怪獣バトル』同様、本体は突進攻撃や、怪獣部分の周囲を攻撃する「怪電波放射」、 隕石を降らせて攻撃する「ガラダマ落とし」、降らせる隕石が多数になる「ガラダマ作戦」などで攻撃してくる。 本体は常時無敵だが食らい判定があり、[[AI]]を惑わせる。 さらに、前述のように電子頭脳のサイズは非常に小さいので、AIによっては当たらない攻撃を連発することもある。 とはいえ、電子頭脳にも食らい判定はあるので、AIが電子頭脳部分を攻撃してくれることも多い。 むしろ人操作の方が電子頭脳探しに苦労し易かったりする。 &nicovideo(sm11715107) また、改変キャラとしてパワードピグモンもカーベィ氏によって公開されている。 画像がパワード版に変更されているほかは仕様等含めてピグモンと共通の模様。 2022年4月にはカーベィ氏により再生ピグモン仕様にするパッチが公開されている。 ***出場大会 ****【ピグモン】 #list_by_tagsearch_cache([大会],[ピグモン],sort=hiduke,100) -[[MUGEN大怪獣バトル2010]](非戦闘、インタビュアーとして登場) #co(){ ''更新停止中'' #list_by_tagsearch_cache([更新停止中大会],[ピグモン],sort=hiduke,100) ''凍結'' #list_by_tagsearch_cache([凍結大会],[ピグモン],sort=hiduke,100) } ''削除済み'' #list_by_tagsearch_cache([削除済み大会],[ピグモン],sort=hiduke,100) ****【ガラモン(ピグモン12P)】 #list_by_tagsearch_cache([大会],[ガラモン],sort=hiduke,100) -[[MUGEN大怪獣バトル2010]](エキシビジョンマッチ第5弾) //ページのある大会はゲスト等でなければリンクではなくタグサーチで対応が正しい //***出演ストーリー ---- &aname(*1,option=nolink){&color(red){*1}} //記述を少々整理。ピグちゃん以外のCVは割愛しました この作品に登場するキャラクター達は全員が「ウルトラ怪獣の子供」という設定であるため、当然ながらメイントリオ以外の怪獣達も全て子供である。 そのためか、公式ではこのように「ウルトラ怪獣」ではなく「こどもかいじゅう」と表現される。 また、アニメ版はNHKEテレの夕方枠アニメのため、児童層に対する道徳教育としての側面が強いストーリー構成やキャラ設定が基本となっている。 例えば「自分勝手に振る舞ってしまう→他のキャラに指摘されたり自分で反省したりして謝るメインキャラ」という展開や、 ガキ大将キャラでちょっとトラブルメーカーな所はあるが、きちんと話せば頼りになるレッド([[レッドキング]])など。 &b(){……大筋では。} というのもこのアニメ、&b(){特撮本編ネタがかなり多い}のがもう一つの特徴で、 -小道具に[[ウルトラ警備隊>ウルトラセブン]]のマークが入っている -ウルトラ戦士のぬいぐるみや人形が登場する&br()(後述のムゲちゃん初登場回に至っては、(出典作品に因んでか)どう見てもコスモスルナモードの人形が壊れてしまった所からストーリーが始まった)、 -ゲストキャラの本物の怪獣に再登場機会の乏しい[[ガマクジラ]]やスフラン&br()(作劇上の都合から、&b(){円谷公認で}デザインが「いかにも植物怪獣」なものに変更される拘りよう)が選ばれる --しかも「真珠を食べる」「動物を襲う」など。原作での描写を踏まえた展開になる -こどもかいじゅうに今作が初めての再登場になるモットクレロンの&b(){「クレロンちゃん」}、ムゲラの&b(){「ムゲちゃん」}、&br()[[ギガス>ギガス(ウルトラマン)]]の&b(){「ギガちゃん」}、バオーンの&b(){「バオちゃん」}が登場。クレロンちゃんとムゲちゃんに至ってはアニメ版準レギュラー格 -かいじゅう達の不思議な力「かいじゅうパワー」は大半が作中設定を踏まえた能力&br()(作劇の都合も強いであろうピグちゃんの「誰とでも友達になれる」ですら二つ名の「友好珍獣」に掛かっている) 等々、枚挙に暇が無い。 また、1カットだけかつ「ダダちゃんの想像の中だけ」という形ながら、『SSSS.』版デザインのグリッドマンが原作SE付きで登場したこともあり、 この時は公式Twitterで「『でんこうちょうじん』が出てくるみたい?」と事前告知もなされた。 &s(){原作設定を知っていると絶対にしない「巨大ロボット扱い」はいかにも子供らしい間違いか} ---- //タグ管理用スペース(タグを変更した時は内容をこちらにコピペ上書きしてください) //|CV:江戸家猫八|,|CV:小宮山清|,|CV:栗葉子|,|CV:田村景子|,|CV:塩屋浩三|,|CV:梅津秀行|,|CV:徳井青空|,|円谷|,ちびキャラ,弱キャラ,紙装甲,怪獣,ロボット,メカ,電磁波,マスコット,赤色 &hiduke(1966/09/04)

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