ギャオス

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ギャオス」(2023/10/03 (火) 13:44:52) の最新版変更点

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&image(gyaos.jpg,width=300,title=鋭利な頭部) &font(20,b,i){「ギャオス?何だい、ソレは」&br()「ギャオーって鳴くからギャオスだよ」} 1967年に大映系にて公開された特撮映画『大怪獣空中戦 ガメラ対ギャオス』で初登場した[[怪獣]]。[[''ダ''オス>ダオス]]ではない。 蝙蝠の様な羽を持ち、口から300万サイクルの&b(){「超音波メス」}を発射して、対象を切断する。 肉食で、特に[[人間の肉>バラゴン]]や[[血液を好んで食べる>ギマイラ]]。 別名は昭和シリーズでは「超音波怪獣」、平成シリーズでは「超遺伝子獣」となっている。 ガメラの敵となる怪獣では出演回数が最も多く、[[ガメラ]]のライバル怪獣として推す声も多い (ただし、実際にガメラのライバル怪獣として作られた怪獣は[[バルゴン]]である)。 名前の由来は、昭和シリーズでは劇中でギャオスに捕まるも生還した第一発見者の少年が「ギャオー」と鳴くからと名付け、 それを防衛軍も(対策会議に呼んだ少年に何度も横から訂正されるので根負けして)採用している。 昭和、平成を通して紫外線や強い光が弱点であり、夜間にしか活動が出来ない。 このギャオスの鳴き声は、後に『[[帰ってきたウルトラマン>ウルトラマンジャック]]』に登場した[[凶暴怪獣アーストロン>アーストロン]]の鳴き声に流用されている。 アーストロンはウルトラシリーズでも登場機会が多い怪獣なので、どちらかと言うそちらのイメージの方が強い人も多いのではないだろうか? また、元プロ野球選手の内藤尚行氏はブルペンで投げる度にあげる雄叫びから「ギャオス内藤」とも呼ばれ、 2013~2014年時の登録名や、引退後にタレントに転身した際の芸名にも使われている。 #region(作品ごとのギャオスの基本データ(身長、体重など)) -&b(){昭和シリーズ} 身長:65m 翼長:172m 体重:25t -&b(){平成シリーズ} 身長:85m 翼長:185m 体重:75t -&b(){ギャオスハイパー} 身長:88m 翼長:190m 体重:78t -&b(){『小さき勇者』版} 身長:30m 翼長:90m 体重:500t #endregion 昭和シリーズでは第3作目『ガメラ対ギャオス』で初登場。富士山の噴火の影響で復活し、人々や[[家畜>こぶた]]を襲った。 ガメラに海中に引き込まれそうになりつま先を自ら切り離して逃げたが、つま先は再生した。 切り落とされたつま先が後日に異様に縮んでいた事から、日光や紫外線が弱点である事が露呈。 「人工血液でギャオスを誘き出し日の出を待つ」と言う作戦が立てられたが失敗に終わっている(時間稼ぎの方法が笑える内容だが)。 炎も苦手であり、胸部から発する霧で鎮火する能力を持つ。 ガメラはこの霧によって飛行中のジェット噴射が消えてしまい、落下してしまった。 首の部分で背骨が音叉状になっている(劇中の推測では超音波メスを発生させる器官を兼ねているらしい)ため首が回らず、背後は死角となっている。 最後はガメラによって富士山の火口に引きずり込まれて倒された。 また、『ガメラ対大悪獣ギロン』には亜種の&b(){宇宙ギャオス}が登場。銀色の体で胸に赤い横線が入っている他、日中でも活動している。 しかし[[ギロン]]に瞬殺された上に[[死体を切り刻まれてしまう>オーバーキル]]という、完全にかませ犬扱いであった。 後に同映画の映像を流用する形で『宇宙怪獣ガメラ』にも登場している。 &ref(Hgyaos.jpg,,width=300,title=怪獣映画お約束の東京タワー破壊) &font(20,b,i,red){「ただの鳥じゃなか! 翼長約15メートル、しかもこいは人ば襲う!」}&link_anchor(*1){*1} &font(20,b,i,red){「“鳥”じゃありません。 羽毛が無く牙がある。 あんな“鳥”はいません!」} //この見出し文足した奴だけど、これはギャオスが巨大化する前のセリフなので最初の方に移しました。 平成シリーズでは第1作『ガメラ 大怪獣空中決戦』から登場。 超古代文明による遺伝子操作の結果の産物という設定がなされている。 当初はガメラに比べて遥かに小さく非力だったが、共食いや自己進化を繰り返し、ガメラに対抗するように巨大化。 更に上記の弱点も単に目が弱いだけであり、目に膜を張る事で克服し、昼間でも活動出来るようになった。 人工生命体故に染色体があらゆる生物の利点を集約した一対しかなく、性転換による[[単独無性生殖が可能>USAゴジラ]]であり、 上記の画像のように東京タワーに巣を作りそこに卵を産み落とした。 #region(あくまで登場人物の推測という形ではあるが) その真の存在意義は、超古代文明が作り出した、 &b(){「ガメラとセットの人口調節・地球環境保護システム」}なのではないかと語られている。 &b(){人口が増えすぎて地球環境が破壊される}→&b(){ギャオス復活、人類を駆逐して文明を破壊する}→&br()&b(){ガメラ復活、用済みとなったギャオスを根絶する}→&b(){役目を終えたガメラ、眠りに就く}→&br()&b(){僅かに生き残った人類が再び文明を築き始める}→&b(){以下ループ}というわけ。 もしこれが真実ならば、幾ら地球を守るためとはいえ思い付いた人間は相当に性格が歪んでいると言わざるを得ないだろう。 尤も[[創作作品(主にSF)の敵役>サザビー]]に良くある思想の一つではある。&s(){やり方が[[回りくどい>ジュラル星人]]のは置いといて} ただ、この推論に対しては、 &b(){「[[人類を滅ぼして地球を守ろうという考え>デビルガンダム]]も生態系の破壊であり自然の摂理に反しており、[[人の思い上がりに過ぎない>東方不敗マスター・アジア]]。}  &b(){ガメラはその傲慢を打ち砕くために生まれた」} という反論も為されており、どちらが正しいのかは明確にはなっていない。 #endregion 地球環境の乱れによって覚醒し、最初に生き残った三匹は全てガメラによって倒されたものの、 続編の『ガメラ2 レギオン襲来』においてガメラが[[レギオン]]を倒すために「ウルティメイト・プラズマ」を使用し、 地球の力であるマナを大量消費、結果的にギャオスが覚醒しやすい状況に陥ってしまった。 そのため、『ガメラ3 邪神<イリス>覚醒』では世界中で完全体の&b(){「ハイパーギャオス」}が出現するようになる。 やがて全てのハイパーギャオスは怨敵ガメラを滅ぼすべく日本へと向かう。 満身創痍ながらもなお戦わんとするガメラ。全戦力を以って対抗しようとする[[自衛隊]]。 この黙示録の結末は……未だに語られてはいない。 #region(しかし…) 大映に料金授受を行わない等を条件に許可を得た落語家の林家しん平氏が自主制作した続編『ガメラ4 真実』が存在する。 残念ながら今では見る事の叶わない幻の作品となっているが、『ガメラ3 邪神<イリス>覚醒』のその後が語られている。 同作では、翼を振動させる事によってプラズマ火球を無効化させる能力を持った&b(){「アルビノギャオス」}が登場している。 その他、『邪神<イリス>覚醒』の翌年に当たる西暦2000年を舞台にした作品も存在する。 『2』と『3』の間に発売されたゲーム『ガメラ2000』ではギャオスを作った勢力が西暦2000年に復活し、 『大怪獣空中決戦』の件で日本に保管されていたギャオス遺伝子を奪取して、 様々なギャオスバリエーションを作り出して侵略を仕掛けてくる。 同ゲームの世界観は近未来的で、設定年代が近い『3』とは実質パラレルの関係になっていると思われる。 &nicovideo(sm13970283) #endregion また、『ガメラ3』に登場する怪獣の[[イリス]]は、ギャオスの突然変異体とも言われている。 #region(その他作品でのギャオス) 『小さき勇者たち~ガメラ~』にも少しだけ登場。 映画開始直後、本編より30年前のプロローグにあたる部分で、4羽のギャオスが日本のとある漁村を襲い、駆け付けたガメラ(アヴァンガメラ)と戦いになる。 一匹一匹では敵わないものの数の力でガメラの全身をズタズタにするが、最期の力を解放したガメラの自爆によって一掃された。 しかし、ギャオスの細胞には他の生物を異常進化させて怪獣化させる力があり、 この時吹っ飛んだギャオスの肉片を食べたトカゲが、この映画の敵怪獣であるジーダスに変化している。 ガメラ50周年記念に製作された短編記念映像『GAMERA』にも登場。 大群で出現して東京を壊滅状態に追いやり、主人公マナブ少年の父親をも無残に捕食してしまうが、 マナブを襲っていた個体はガメラに踏み潰され、残った大群もガメラが放った火炎噴射により一瞬にして消し炭と化した。 本作のギャオスは西洋のドラゴンをモチーフにしており、ハイパーギャオス以上に不気味かつ狂気的な外観を持つ。 超音波メスを放つシーンは無いものの、画面の隅にそれらしき光線が映っているため使用可能と思われる。 2023年Netflix配信の3Dアニメ『GAMERA-Rebirth-』では、他の昭和ガメラ怪獣共々久々に映像媒体で登場を果たした(通称「リバースギャオス」)。 デザインはスーツ特撮では難しいより細身で上記の50周年記念のようなワイバーン風にアレンジされている他、 本作でも超音波メスは健在だが実写版と異なり色が赤い。 複数体出現し、横須賀で次々と自衛隊の戦闘機を撃墜するが、突如出現したガメラに次々と無双され、 一番巨大なガメラと同サイズの個体は飛行中に火炎弾を受けても&s(){歴代お馴染みの}片足だけの犠牲に留めて、 強引に接近戦を仕掛け至近距離から超音波メスで殺そうとするならなど善戦したが、 地面に叩きつけられた挙句に眼も潰され、人気のない田畑に投げ飛ばされた所で、 最大チャージした火炎弾を浴びせられ、断末魔と共に焼け死んだ。 しかし……? 破李拳竜氏による漫画『大怪獣ガメラ』においては、人間を操る能力を見せた他、 クライマックスでは死んだ怪獣の生命エネルギーを吸収して&b(){「最強怪獣パワード・ギャオス」}へと変貌した。 ゲーム『巨影都市』には平成版が登場。 群れで街を襲った後、ヒロインを含む大勢の人々をタワーに連れ去ってしまう。 主人公はヒロインを助けるためにギャオスの足に掴まってタワーに向かい、ギャオスに囲まれたタワーからの脱出を目指すことになる。 なお、助けに行かないルートも用意されているが、そちらは主人公が苦悩している間にいつの間にかヒロインが脱出して戻ってくるという、 ツッコミ所満載の展開になる。 #endregion ---- **MUGENにおけるギャオス 昭和版についてはgoogoo64氏が2009年12月9日に公開したものと、 カーベィ氏が2023年8月6日に公開したものが、 平成版については仮面魔獣氏が2011年9月21日に公開開始したものが存在する。 googoo64氏の昭和版のギャオスは、技や動きは原作である昭和版ギャオスのイメージをかなり忠実に再現しており、格ゲー離れした性能の狂上位キャラである。 カーベィ氏の昭和版ギャオスは強さは一般的なキャラになっており、 動作も一般的な格闘ゲームのキャラのものとなっている。 仮面魔獣氏の平成版のギャオスはかなり一般格闘ゲーム寄りの動きと技性能になっており、一般キャラと戦えるようなキャラに仕上がっている。 単体キャラ以外では、カーベィ氏の[[ギロン]]に宇宙ギャオスが[[ストライカー]]として搭載されている。 #region(googoo64氏製作 昭和版ギャオス) -googoo64氏製作 昭和版ギャオス #image(g64gyaos23.gif) 2009年12月9日公開。 [[トト>ガメラ]]や[[ギロン]]の製作者であるgoogoo64氏による、昭和版のギャオス。 その技のセレクトや動きは原作である昭和版ギャオスのイメージをかなり忠実に再現している。 [[AI]]こそ搭載されていないが、それを含めても性能が狂上位になっており、該当ランクなら充分watchでも戦えるだろう。 &nicovideo(sm9047888) その仕様は一般的な格闘ゲームのキャラとは大きく異なっており、ゲージ消費で使用する技やガードが存在しない。 しかも常に一定の高さになるように浮かんでおり、空中を自由に飛び回る事が出来る。 さらに使う技も攻撃力が異様に高い技や即死級ダメージの技、無敵時間付きの回復技などが揃っており、 しかもそれらの技を前述のようにゲージ消費無しでバンバン使用してくる。 そういった意味ではゲージが常にMAXの特殊カラーや特殊ルールのような感覚で使うといいのかもしれない。 また、食らい判定も癖があり、攻撃技の使用中は自分の食らい判定が一切無く、攻撃を当てられない。 さらにダメージを受けた時やダウン時には食らい判定が急に小さくなり、コンボや連続攻撃が上手く当たらない事も多い。 そのため、倒そうとすると攻撃範囲が広く一撃で倒せるような火力のある技が必要になる。 怪獣なら[[ゼットン]]のファイナルビームなどが有効。 このように動画への使用が難しい性能のキャラなのだが、 原作再現率が高く、どの技もコマンド入力無しにボタン一つで出せるなど、個人で使う分には使いやすいキャラなので、 昭和ギャオスが好きならぜひ使って欲しいキャラである。 #region(技解説) //動画でもあまり見かけず、使っている人も少なそうなので、技の解説をしてみます -&b(){ハリケーン} 羽ばたいて竜巻を起こし、敵を空中に舞い上がらせる。攻撃範囲が上下に非常に広く、当てやすい技。 映画内で戦車などを吹き飛ばしていたシーンの再現と思われる。 -&b(){黄色い霧} 水平移動しながら腹部から黄色い霧を発生させて下の敵にダメージを与える、移動と攻撃を兼ねた便利な技。 映画で使用していたのは&b(){黄色い消火液}であって、ダメージを与える効果は無いはずなのだが、何故か使っていてもあまり違和感は無い。 アーマー殺しの性質もあるらしく、アーマー持ちの相手に使うと異常な大ダメージを与える事がある。 -&b(){暗闇のコウモリ} 背景を真っ暗にした後、蝙蝠のように天井からぶら下がって休憩、体力を回復する。 前述のようにゲージを消費せず、しかも使用中は無敵状態になるので相手にはどうする事も出来ない鬼畜技。 恐らく映画内の洞窟で休んで足を再生させていたシーンが元ネタと思われる。 別にそのシーンでは&b(){天井からぶら下がってはいない}のだが、やはり違和感はあまり無い。 -&b(){超音波メス} ギャオスといえばやはりこの技。ビジュアルは原作に忠実だが、威力が即死級になっている。 バリアーやガードで防げるが、直撃すれば[[シラリー]]辺りさえ葬り去る。 ただ、連続ダメージに対する無敵時間などのあるキャラなら直撃しても防げるようである。 -&b(){掴み上昇} 敵を足で掴んで上昇した後、地面に落して叩き付ける技。 映画内で飛べなくなったガメラを掴んで何度も地面にぶつけているシーンが元ネタと思われる。 #endregion 余談だが、このギャオスには『[[ウルトラマン>ウルトラマン(ゲーム)]]』の夜の町のステージがよく似合う。 他にはzektard氏製作の「暁の潮風島ステージ」なども、 朝焼けの中に山と森の浮かび上がる昭和版の最終決戦を思い出させるステージで、実にマッチしている。 #region(大会ネタバレ) |ギャオスの技や技の演出、立ち回りがよく分かる一戦(1:20~)&br()&nicovideo(sm11693332)| [[MUGEN大怪獣バトル2010]]の別枠では、一回戦で[[シルバーブルーメ]]と対戦した。 シルバーブルーメは[[別大会>ウルトラ怪獣全裸王決定戦]]にて、一撃必殺技とイリスの同化さえ当たらないという、 持ち前の理不尽な食らい判定などによるAI殺しの性能で、[[ゼットン]]を始めとする強豪を破って優勝しており、 この別枠では別大会には無かったライフの自動回復まで搭載されていた。 しかし、そもそもAIが搭載されていないギャオスにはブルーメ得意のAI殺しが殆ど通用しなかった。 そして長時間持続する多段の攻撃判定を持つギャオスの「黄色い霧」は、 一瞬しかないブルーメの食らい判定にも的確に大ダメージを与える事ができ、 ブルーメの自動回復さえ上回って撃破する事に成功した。 とはいえギャオスの異常な火力をもってしても、ライフ自動回復有りのブルーメの体力を削る事は黄色い霧以外では困難で、 黄色い霧の当たらなかった2ラウンド目は長期戦となった。 だが、長時間の無敵付きの攻撃を連発して相手をジリ貧に追い込むブルーメ得意の戦法も、常に浮遊しているギャオスには上手く機能せず、 対するギャオスは長期戦に持ち込まれても、無敵付きの回復技である「暗闇のコウモリ」で持ち堪える事が出来た。 ギャオスには投げ無効は無いので、ブルーメの3ゲージ技が当たればブルーメにも勝ち目はあったのだが、 3ラウンド目でブルーメの使用した即死攻撃をギャオスは自身の食らい判定の消える攻撃で見事に回避。 再びの黄色い霧でブルーメを沈め、激戦を制した。 ある意味格ゲーをやめてる狂キャラが揃った別枠らしい、「相性次第で強豪も倒せる」というのがモロに出た一戦だったが、 この一戦の名勝負でギャオスの知名度が少しは上がったのは間違いないだろう。 #endregion #endregion #region(カーベィ氏製作 昭和版ギャオス) -カーベィ氏製作 昭和版ギャオス #image(Kirbey_Gyaos.gif) 2023年8月6日公開。 怪獣キャラでお馴染みのカーベィ氏による、昭和版のギャオス。 スプライトはワカメ先生氏によって描かれており、「SpriteStudio」を用いて製作されている。 こちらも原作である昭和版ギャオスのイメージをかなり忠実に再現しているが、googoo64氏よりも一般的な格闘ゲームキャラ寄りに作られており、 地上動作やガード、ゲージ消費の技など性能は差別化されている。 また、defファイルの登録名を変更することにより、性能自体は変化しないが「対ギロン」に登場した宇宙ギャオスを使用することも可能。 AIもデフォルトで搭載されている。 #endregion #region(仮面魔獣氏製作 平成版ギャオス) -仮面魔獣氏製作 平成版ギャオス #image(gyaos_h.gif,title=恐怖の超遺伝子獣) 仮面魔獣氏によって製作された、平成三部作準拠の手描きのギャオス。氏のブログから公開先のOneDriveに行く事が出来る。 比較的格ゲー寄りの性能になっており、技も一般的な射程と威力になっている。 2012年4月16日にほぼ全ての技を搭載したβ版となった。 //文章よりも動画の方がキャラの特徴の大枠は伝わりやすい。キャラ紹介動画なら詳細性能説明の前の方がいいと思う &nicovideo(sm17689062) これまで公開された怪獣に比べるとコンボが非常に多彩であり、テキストファイルには6種類レシピが記載されているが、 いずれも慣れれば比較的簡単で且つ大きなダメージを取る事が出来る。 技の見栄えもよく、特に3ゲージ技の「ソニックディストラクト・タックル」は、 一度上方に飛んで画面外に消えた後、奥から飛来して相手を奇襲するというダイナミックなもの。 他にも[[サマーソルトキック]]や相手を掴んで飛び上がり叩き付ける投げ技など、ギャオスらしいスピーティーなものがある。 2012年4月30日の更新でAIが搭載された。 2014年3月9日には2年ぶりに更新され、バースト(喰らい抜け)の追加や技の調整が行われた。 新たなコンボルートが出来た一方、浮かせ技だった4Cが削除(2Bに変更?)されたため、下記のコンボが一部実行不可能になったりしている。 なお、更新に伴い2012年4月30日のバージョンが削除されているため、更新する際はバックアップを取っておいた方がいいだろう。 その後も2014年10月に調整等の更新が行われている。 &b(){おすすめコンボ} ||備考| |屈A>立A>立B>214B>623C|小技からの繋ぎ| |4C>4C>214C>623C|浮かせ技である4C始動| |4C>JC>214C|4C始動の空中コンボ| |4C>236B>236C|テキストにも載っているレシピ。ゲージを使用し、4cの当たる位置にもよるがこのお手軽さで3~5割は破格| #endregion ***出場大会 ****【昭和版ギャオス(googoo64氏製)】 #list_by_tagsearch_cache([大会],[ギャオス],sort=hiduke,100) #co(){ ''更新停止中'' #list_by_tagsearch_cache([更新停止中大会],[ギャオス],sort=hiduke,100) ''凍結'' #list_by_tagsearch_cache([凍結大会],[ギャオス],sort=hiduke,100) } ****【平成版ギャオス(仮面魔獣氏製)】 #list_by_tagsearch_cache([大会],[平成ギャオス],sort=hiduke,100) ***出演ストーリー [[地球防衛隊「X」>>https://www.nicovideo.jp/watch/sm19048540]](仮面魔獣氏製) [[ネクサスまてぃっく]](第7話に登場、仮面魔獣氏製) ---- &aname(*1,option=nolink){&color(red){*1}} 余談ながら、この報告をした長崎県警の警部・大迫力(おおさこ つとむ。演:螢雪次朗)はこの事件の恐怖がもとで『2』までの間に転職してしまうが、 その後も何かにつけ巨大怪獣被害の現場に遭遇してしまい、職も警部から警備員、果ては無職へとすっかり人生を狂わされてしまう、 平成三部作共通の名物キャラとなっている。 ---- //タグ管理用スペース(タグを変更した時は内容をこちらにコピペ上書きしてください) //怪獣,ガメラシリーズ,ライバル,風使い,気体・霧状攻撃,再生能力,音波攻撃,羽付,吸血鬼,鳥,爪使い &hiduke(1967/03/15)
&image(gyaos.jpg,width=300,title=鋭利な頭部) &font(20,b,i){「ギャオス?何だい、ソレは」&br()「ギャオーって鳴くからギャオスだよ」} 1967年に大映系にて公開された特撮映画『大怪獣空中戦 ガメラ対ギャオス』で初登場した[[怪獣]]。[[''ダ''オス>ダオス]]ではない。 蝙蝠の様な羽を持ち、口から300万サイクルの&b(){「超音波メス」}を発射して、対象を切断する。 肉食で、特に[[人間の肉>バラゴン]]や[[血液を好んで食べる>ギマイラ]]。 別名は昭和シリーズでは「超音波怪獣」、平成シリーズでは「超遺伝子獣」となっている。 ガメラの敵となる怪獣では出演回数が最も多く、[[ガメラ]]のライバル怪獣として推す声も多い (ただし、実際にガメラのライバル怪獣として作られた怪獣は[[バルゴン]]である)。 名前の由来は、昭和シリーズでは劇中でギャオスに捕まるも生還した第一発見者の少年が「ギャオー」と鳴くからと名付け、 それを防衛軍も(対策会議に呼んだ少年に何度も横から訂正されるので根負けして)採用している。 昭和、平成を通して紫外線や強い光が弱点であり、夜間にしか活動が出来ない。 このギャオスの鳴き声は、後に『[[帰ってきたウルトラマン>ウルトラマンジャック]]』に登場した[[凶暴怪獣アーストロン>アーストロン]]の鳴き声に流用されている。 アーストロンはウルトラシリーズでも登場機会が多い怪獣なので、どちらかと言うそちらのイメージの方が強い人も多いのではないだろうか? また、元プロ野球選手の内藤尚行氏はブルペンで投げる度にあげる雄叫びから「ギャオス内藤」とも呼ばれ、 2013~2014年時の登録名や、引退後にタレントに転身した際の芸名にも使われている。 #region(作品ごとのギャオスの基本データ(身長、体重など)) -&b(){昭和シリーズ} 身長:65m 翼長:172m 体重:25t -&b(){平成シリーズ} 身長:85m 翼長:185m 体重:75t -&b(){ギャオスハイパー} 身長:88m 翼長:190m 体重:78t -&b(){『小さき勇者』版} 身長:30m 翼長:90m 体重:500t #endregion 昭和シリーズでは第3作目『ガメラ対ギャオス』で初登場。富士山の噴火の影響で復活し、人々や[[家畜>こぶた]]を襲った。 ガメラに海中に引き込まれそうになりつま先を自ら切り離して逃げたが、つま先は再生した。 切り落とされたつま先が後日に異様に縮んでいた事から、日光や紫外線が弱点である事が露呈。 「人工血液でギャオスを誘き出し日の出を待つ」と言う作戦が立てられたが失敗に終わっている(時間稼ぎの方法が笑える内容だが)。 炎も苦手であり、胸部から発する霧で鎮火する能力を持つ。 ガメラはこの霧によって飛行中のジェット噴射が消えてしまい、落下してしまった。 首の部分で背骨が音叉状になっている(劇中の推測では超音波メスを発生させる器官を兼ねているらしい)ため首が回らず、背後は死角となっている。 最後はガメラによって富士山の火口に引きずり込まれて倒された。 また、『ガメラ対大悪獣ギロン』には亜種の&b(){宇宙ギャオス}が登場。銀色の体で胸に赤い横線が入っている他、日中でも活動している。 しかし[[ギロン]]に瞬殺された上に[[死体を切り刻まれてしまう>オーバーキル]]という、完全にかませ犬扱いであった。 後に同映画の映像を流用する形で『宇宙怪獣ガメラ』にも登場している。 &ref(Hgyaos.jpg,,width=300,title=怪獣映画お約束の東京タワー破壊) &font(20,b,i,red){「ただの鳥じゃなか! 翼長約15メートル、しかもこいは人ば襲う!」}&link_anchor(*1){*1} &font(20,b,i,red){「“鳥”じゃありません。 羽毛が無く牙がある。 あんな“鳥”はいません!」} //この見出し文足した奴だけど、これはギャオスが巨大化する前のセリフなので最初の方に移しました。 平成シリーズでは第1作『ガメラ 大怪獣空中決戦』から登場。 超古代文明による遺伝子操作の結果の産物という設定がなされている。 当初はガメラに比べて遥かに小さく非力だったが、共食いや自己進化を繰り返し、ガメラに対抗するように巨大化。 更に上記の弱点も単に目が弱いだけであり、目に膜を張る事で克服し、昼間でも活動出来るようになった。 人工生命体故に染色体があらゆる生物の利点を集約した一対しかなく、性転換による[[単独無性生殖が可能>USAゴジラ]]であり、 上記の画像のように東京タワーに巣を作りそこに卵を産み落とした。 #region(あくまで登場人物の推測という形ではあるが) その真の存在意義は、超古代文明が作り出した、 &b(){「ガメラとセットの人口調節・地球環境保護システム」}なのではないかと語られている。 &b(){人口が増えすぎて地球環境が破壊される}→&b(){ギャオス復活、人類を駆逐して文明を破壊する}→&br()&b(){ガメラ復活、用済みとなったギャオスを根絶する}→&b(){役目を終えたガメラ、眠りに就く}→&br()&b(){僅かに生き残った人類が再び文明を築き始める}→&b(){以下ループ}というわけ。 もしこれが真実ならば、幾ら地球を守るためとはいえ思い付いた人間は相当に性格が歪んでいると言わざるを得ないだろう。 尤も[[創作作品(主にSF)の敵役>サザビー]]に良くある思想の一つではある。&s(){やり方が[[回りくどい>ジュラル星人]]のは置いといて} ただ、この推論に対しては、 &b(){「[[人類を滅ぼして地球を守ろうという考え>デビルガンダム]]も生態系の破壊であり自然の摂理に反しており、[[人の思い上がりに過ぎない>東方不敗マスター・アジア]]。}  &b(){ガメラはその傲慢を打ち砕くために生まれた」} という反論も為されており、どちらが正しいのかは明確にはなっていない。 #endregion 地球環境の乱れによって覚醒し、最初に生き残った三匹は全てガメラによって倒されたものの、 続編の『ガメラ2 レギオン襲来』においてガメラが[[レギオン]]を倒すために「ウルティメイト・プラズマ」を使用し、 地球の力であるマナを大量消費、結果的にギャオスが覚醒しやすい状況に陥ってしまった。 そのため、『ガメラ3 邪神<イリス>覚醒』では世界中で完全体の&b(){「ハイパーギャオス」}が出現するようになる。 やがて全てのハイパーギャオスは怨敵ガメラを滅ぼすべく日本へと向かう。 満身創痍ながらもなお戦わんとするガメラ。全戦力を以って対抗しようとする[[自衛隊]]。 この黙示録の結末は……未だに語られてはいない。 #region(しかし…) 大映に料金授受を行わない等を条件に許可を得た落語家の林家しん平氏が自主制作した続編『ガメラ4 真実』が存在する。 残念ながら今では見る事の叶わない幻の作品となっているが、『ガメラ3 邪神<イリス>覚醒』のその後が語られている。 同作では、翼を振動させる事によってプラズマ火球を無効化させる能力を持った&b(){「アルビノギャオス」}が登場している。 その他、『邪神<イリス>覚醒』の翌年に当たる西暦2000年を舞台にした作品も存在する。 『2』と『3』の間に発売されたゲーム『ガメラ2000』ではギャオスを作った勢力が西暦2000年に復活し、 『大怪獣空中決戦』の件で日本に保管されていたギャオス遺伝子を奪取して、 様々なギャオスバリエーションを作り出して侵略を仕掛けてくる。 同ゲームの世界観は近未来的で、設定年代が近い『3』とは実質パラレルの関係になっていると思われる。 &nicovideo(sm13970283) #endregion また、『ガメラ3』に登場する怪獣の[[イリス]]は、ギャオスの突然変異体とも言われている。 #region(その他作品でのギャオス) 『小さき勇者たち~ガメラ~』にも少しだけ登場。 映画開始直後、本編より30年前のプロローグにあたる部分で、4羽のギャオスが日本のとある漁村を襲い、駆け付けたガメラ(アヴァンガメラ)と戦いになる。 一匹一匹では敵わないものの数の力でガメラの全身をズタズタにするが、最期の力を解放したガメラの自爆によって一掃された。 しかし、ギャオスの細胞には他の生物を異常進化させて怪獣化させる力があり、 この時吹っ飛んだギャオスの肉片を食べたトカゲが、この映画の敵怪獣であるジーダスに変化している。 ガメラ50周年記念に製作された短編記念映像『GAMERA』にも登場。 大群で出現して東京を壊滅状態に追いやり、主人公マナブ少年の父親をも無残に捕食してしまうが、 マナブを襲っていた個体はガメラに踏み潰され、残った大群もガメラが放った火炎噴射により一瞬にして消し炭と化した。 本作のギャオスは西洋のドラゴンをモチーフにしており、ハイパーギャオス以上に不気味かつ狂気的な外観を持つ。 超音波メスを放つシーンは無いものの、画面の隅にそれらしき光線が映っているため使用可能と思われる。 2023年Netflix配信の3Dアニメ『GAMERA-Rebirth-』では、他の昭和ガメラ怪獣共々久々に映像媒体で登場を果たした(通称「リバースギャオス」)。 デザインはスーツ特撮では難しいより細身で上記の50周年記念のようなワイバーン風にアレンジされている他、 本作でも超音波メスは健在だが実写版と異なり色が赤い。 複数体出現し、横須賀で次々と自衛隊の戦闘機を撃墜するが、突如出現したガメラに今度は自分達が次々と駆逐される。 一番巨大なガメラと同サイズの個体は飛行中に火炎弾を受けても&s(){歴代お馴染みの}片足だけの犠牲に留めて、 強引に接近戦を仕掛け至近距離から超音波メスで殺そうとするならなど善戦したが、 地面に叩きつけられた挙句に眼も潰され、人気のない田畑に投げ飛ばされた所で、 最大チャージした火炎弾を浴びせられ、断末魔と共に焼け死んだ。 しかし……? 破李拳竜氏による漫画『大怪獣ガメラ』においては、人間を操る能力を見せた他、 クライマックスでは死んだ怪獣の生命エネルギーを吸収して&b(){「最強怪獣パワード・ギャオス」}へと変貌した。 ゲーム『巨影都市』には平成版が登場。 群れで街を襲った後、ヒロインを含む大勢の人々をタワーに連れ去ってしまう。 主人公はヒロインを助けるためにギャオスの足に掴まってタワーに向かい、ギャオスに囲まれたタワーからの脱出を目指すことになる。 なお、助けに行かないルートも用意されているが、そちらは主人公が苦悩している間にいつの間にかヒロインが脱出して戻ってくるという、 ツッコミ所満載の展開になる。 #endregion ---- **MUGENにおけるギャオス 昭和版についてはgoogoo64氏が2009年12月9日に公開したものと、 カーベィ氏が2023年8月6日に公開したものが、 平成版については仮面魔獣氏が2011年9月21日に公開開始したものが存在する。 googoo64氏の昭和版のギャオスは、技や動きは原作である昭和版ギャオスのイメージをかなり忠実に再現しており、格ゲー離れした性能の狂上位キャラである。 カーベィ氏の昭和版ギャオスは強さは一般的なキャラになっており、 動作も一般的な格闘ゲームのキャラのものとなっている。 仮面魔獣氏の平成版のギャオスはかなり一般格闘ゲーム寄りの動きと技性能になっており、一般キャラと戦えるようなキャラに仕上がっている。 単体キャラ以外では、カーベィ氏の[[ギロン]]に宇宙ギャオスが[[ストライカー]]として搭載されている。 #region(googoo64氏製作 昭和版ギャオス) -googoo64氏製作 昭和版ギャオス #image(g64gyaos23.gif) 2009年12月9日公開。 [[トト>ガメラ]]や[[ギロン]]の製作者であるgoogoo64氏による、昭和版のギャオス。 その技のセレクトや動きは原作である昭和版ギャオスのイメージをかなり忠実に再現している。 [[AI]]こそ搭載されていないが、それを含めても性能が狂上位になっており、該当ランクなら充分watchでも戦えるだろう。 &nicovideo(sm9047888) その仕様は一般的な格闘ゲームのキャラとは大きく異なっており、ゲージ消費で使用する技やガードが存在しない。 しかも常に一定の高さになるように浮かんでおり、空中を自由に飛び回る事が出来る。 さらに使う技も攻撃力が異様に高い技や即死級ダメージの技、無敵時間付きの回復技などが揃っており、 しかもそれらの技を前述のようにゲージ消費無しでバンバン使用してくる。 そういった意味ではゲージが常にMAXの特殊カラーや特殊ルールのような感覚で使うといいのかもしれない。 また、食らい判定も癖があり、攻撃技の使用中は自分の食らい判定が一切無く、攻撃を当てられない。 さらにダメージを受けた時やダウン時には食らい判定が急に小さくなり、コンボや連続攻撃が上手く当たらない事も多い。 そのため、倒そうとすると攻撃範囲が広く一撃で倒せるような火力のある技が必要になる。 怪獣なら[[ゼットン]]のファイナルビームなどが有効。 このように動画への使用が難しい性能のキャラなのだが、 原作再現率が高く、どの技もコマンド入力無しにボタン一つで出せるなど、個人で使う分には使いやすいキャラなので、 昭和ギャオスが好きならぜひ使って欲しいキャラである。 #region(技解説) //動画でもあまり見かけず、使っている人も少なそうなので、技の解説をしてみます -&b(){ハリケーン} 羽ばたいて竜巻を起こし、敵を空中に舞い上がらせる。攻撃範囲が上下に非常に広く、当てやすい技。 映画内で戦車などを吹き飛ばしていたシーンの再現と思われる。 -&b(){黄色い霧} 水平移動しながら腹部から黄色い霧を発生させて下の敵にダメージを与える、移動と攻撃を兼ねた便利な技。 映画で使用していたのは&b(){黄色い消火液}であって、ダメージを与える効果は無いはずなのだが、何故か使っていてもあまり違和感は無い。 アーマー殺しの性質もあるらしく、アーマー持ちの相手に使うと異常な大ダメージを与える事がある。 -&b(){暗闇のコウモリ} 背景を真っ暗にした後、蝙蝠のように天井からぶら下がって休憩、体力を回復する。 前述のようにゲージを消費せず、しかも使用中は無敵状態になるので相手にはどうする事も出来ない鬼畜技。 恐らく映画内の洞窟で休んで足を再生させていたシーンが元ネタと思われる。 別にそのシーンでは&b(){天井からぶら下がってはいない}のだが、やはり違和感はあまり無い。 -&b(){超音波メス} ギャオスといえばやはりこの技。ビジュアルは原作に忠実だが、威力が即死級になっている。 バリアーやガードで防げるが、直撃すれば[[シラリー]]辺りさえ葬り去る。 ただ、連続ダメージに対する無敵時間などのあるキャラなら直撃しても防げるようである。 -&b(){掴み上昇} 敵を足で掴んで上昇した後、地面に落して叩き付ける技。 映画内で飛べなくなったガメラを掴んで何度も地面にぶつけているシーンが元ネタと思われる。 #endregion 余談だが、このギャオスには『[[ウルトラマン>ウルトラマン(ゲーム)]]』の夜の町のステージがよく似合う。 他にはzektard氏製作の「暁の潮風島ステージ」なども、 朝焼けの中に山と森の浮かび上がる昭和版の最終決戦を思い出させるステージで、実にマッチしている。 #region(大会ネタバレ) |ギャオスの技や技の演出、立ち回りがよく分かる一戦(1:20~)&br()&nicovideo(sm11693332)| [[MUGEN大怪獣バトル2010]]の別枠では、一回戦で[[シルバーブルーメ]]と対戦した。 シルバーブルーメは[[別大会>ウルトラ怪獣全裸王決定戦]]にて、一撃必殺技とイリスの同化さえ当たらないという、 持ち前の理不尽な食らい判定などによるAI殺しの性能で、[[ゼットン]]を始めとする強豪を破って優勝しており、 この別枠では別大会には無かったライフの自動回復まで搭載されていた。 しかし、そもそもAIが搭載されていないギャオスにはブルーメ得意のAI殺しが殆ど通用しなかった。 そして長時間持続する多段の攻撃判定を持つギャオスの「黄色い霧」は、 一瞬しかないブルーメの食らい判定にも的確に大ダメージを与える事ができ、 ブルーメの自動回復さえ上回って撃破する事に成功した。 とはいえギャオスの異常な火力をもってしても、ライフ自動回復有りのブルーメの体力を削る事は黄色い霧以外では困難で、 黄色い霧の当たらなかった2ラウンド目は長期戦となった。 だが、長時間の無敵付きの攻撃を連発して相手をジリ貧に追い込むブルーメ得意の戦法も、常に浮遊しているギャオスには上手く機能せず、 対するギャオスは長期戦に持ち込まれても、無敵付きの回復技である「暗闇のコウモリ」で持ち堪える事が出来た。 ギャオスには投げ無効は無いので、ブルーメの3ゲージ技が当たればブルーメにも勝ち目はあったのだが、 3ラウンド目でブルーメの使用した即死攻撃をギャオスは自身の食らい判定の消える攻撃で見事に回避。 再びの黄色い霧でブルーメを沈め、激戦を制した。 ある意味格ゲーをやめてる狂キャラが揃った別枠らしい、「相性次第で強豪も倒せる」というのがモロに出た一戦だったが、 この一戦の名勝負でギャオスの知名度が少しは上がったのは間違いないだろう。 #endregion #endregion #region(カーベィ氏製作 昭和版ギャオス) -カーベィ氏製作 昭和版ギャオス #image(Kirbey_Gyaos.gif) 2023年8月6日公開。 怪獣キャラでお馴染みのカーベィ氏による、昭和版のギャオス。 スプライトはワカメ先生氏によって描かれており、「SpriteStudio」を用いて製作されている。 こちらも原作である昭和版ギャオスのイメージをかなり忠実に再現しているが、googoo64氏よりも一般的な格闘ゲームキャラ寄りに作られており、 地上動作やガード、ゲージ消費の技など性能は差別化されている。 また、defファイルの登録名を変更することにより、性能自体は変化しないが「対ギロン」に登場した宇宙ギャオスを使用することも可能。 AIもデフォルトで搭載されている。 #endregion #region(仮面魔獣氏製作 平成版ギャオス) -仮面魔獣氏製作 平成版ギャオス #image(gyaos_h.gif,title=恐怖の超遺伝子獣) 仮面魔獣氏によって製作された、平成三部作準拠の手描きのギャオス。氏のブログから公開先のOneDriveに行く事が出来る。 比較的格ゲー寄りの性能になっており、技も一般的な射程と威力になっている。 2012年4月16日にほぼ全ての技を搭載したβ版となった。 //文章よりも動画の方がキャラの特徴の大枠は伝わりやすい。キャラ紹介動画なら詳細性能説明の前の方がいいと思う &nicovideo(sm17689062) これまで公開された怪獣に比べるとコンボが非常に多彩であり、テキストファイルには6種類レシピが記載されているが、 いずれも慣れれば比較的簡単で且つ大きなダメージを取る事が出来る。 技の見栄えもよく、特に3ゲージ技の「ソニックディストラクト・タックル」は、 一度上方に飛んで画面外に消えた後、奥から飛来して相手を奇襲するというダイナミックなもの。 他にも[[サマーソルトキック]]や相手を掴んで飛び上がり叩き付ける投げ技など、ギャオスらしいスピーティーなものがある。 2012年4月30日の更新でAIが搭載された。 2014年3月9日には2年ぶりに更新され、バースト(喰らい抜け)の追加や技の調整が行われた。 新たなコンボルートが出来た一方、浮かせ技だった4Cが削除(2Bに変更?)されたため、下記のコンボが一部実行不可能になったりしている。 なお、更新に伴い2012年4月30日のバージョンが削除されているため、更新する際はバックアップを取っておいた方がいいだろう。 その後も2014年10月に調整等の更新が行われている。 &b(){おすすめコンボ} ||備考| |屈A>立A>立B>214B>623C|小技からの繋ぎ| |4C>4C>214C>623C|浮かせ技である4C始動| |4C>JC>214C|4C始動の空中コンボ| |4C>236B>236C|テキストにも載っているレシピ。ゲージを使用し、4cの当たる位置にもよるがこのお手軽さで3~5割は破格| #endregion ***出場大会 ****【昭和版ギャオス(googoo64氏製)】 #list_by_tagsearch_cache([大会],[ギャオス],sort=hiduke,100) #co(){ ''更新停止中'' #list_by_tagsearch_cache([更新停止中大会],[ギャオス],sort=hiduke,100) ''凍結'' #list_by_tagsearch_cache([凍結大会],[ギャオス],sort=hiduke,100) } ****【平成版ギャオス(仮面魔獣氏製)】 #list_by_tagsearch_cache([大会],[平成ギャオス],sort=hiduke,100) ***出演ストーリー [[地球防衛隊「X」>>https://www.nicovideo.jp/watch/sm19048540]](仮面魔獣氏製) [[ネクサスまてぃっく]](第7話に登場、仮面魔獣氏製) ---- &aname(*1,option=nolink){&color(red){*1}} 余談ながら、この報告をした長崎県警の警部・大迫力(おおさこ つとむ。演:螢雪次朗)はこの事件の恐怖がもとで『2』までの間に転職してしまうが、 その後も何かにつけ巨大怪獣被害の現場に遭遇してしまい、職も警部から警備員、果ては無職へとすっかり人生を狂わされてしまう、 平成三部作共通の名物キャラとなっている。 ---- //タグ管理用スペース(タグを変更した時は内容をこちらにコピペ上書きしてください) //怪獣,ガメラシリーズ,ライバル,風使い,気体・霧状攻撃,再生能力,音波攻撃,羽付,吸血鬼,鳥,爪使い &hiduke(1967/03/15)

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