「4人制タッグ」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら
「4人制タッグ」(2022/08/11 (木) 10:33:35) の最新版変更点
追加された行は緑色になります。
削除された行は赤色になります。
*概要
MUGENのタッグモードは通常2対2が上限であるが、
[[新MUGEN>新バージョンmugenについて]]ではバイナリエディタで一部を書き換える事で、''4対4に上限を引き上げる事が可能''な事が発見された。
これにより計8体のキャラを同時に戦闘参加させる事が可能となる。
タッグモードの仕様を変更するという点では「[[TAG TEAM MODE]]」と同じだが、あちらがキャラ側の記述のみで実現可能なのに対し、
4人制タッグはMUGEN本体を改造しなければならない点が異なる。
また、WinMUGENで同じ事が可能という報告はされていない。
『[[ロイヤルランブル大会]]』の投稿者であるkanajlo氏が発見、及び下記の動画で実際に戦う様子を紹介している。
&nicovideo(sm9533450)
ただし、新MUGENリリースから8年以上経った後も依然として国内で主流であり続けるWinMUGENと同じく、
&font(b,red){Elecbyte非公認のハックシステムである}という事は念頭に置いておこう。
**4人制タッグ使用方法
-&b(){MUGEN1.0の場合}
「mugen.exe」内のアドレス「3C37F」の「02」を「04」と書き換える。「03」にすれば3対3になる。
-&b(){MUGEN1.1の場合} (タイトル画面の下部に「M.U.G.E.N 1.1.0 BETA 1 ''P1''」と表示されている方)
1.0と同様にアドレス「57F0」の「02」を書き換える。
-&b(){IKEMEN GO及びPlusの場合}
[[IKEMEN>I.K.E.M.E.N]]の機能拡張バージョンとして知られるIKEMEN GOとIKEMEN Plusでは、正式に4人制タッグに対応している。
オプションのTeam SettingでSimul Limitが3以上になっていれば、キャラセレ画面のモード選択でSimulの人数を変える事ができる。
----
**問題点
-5P~8P(両タッグの3、4人目のキャラ)のライフが表示されない。
-2R目以降開始時やイントロをスキップした場合の5P~8Pの立ち位置が不規則(直前の位置を継続)で、場合によっては開幕時点で挟み撃ちが成立するなど、&br()片方が一方的に有利な配置になる事がある。さらに向きも右向きスタート固定となる。
--1.1では5P~8Rの位置もリセットされ、1R目と同じ配置になる。ただし向きはそのままで、イントロをスキップした場合は1.0と同様。
-プレイヤー側は全てのキャラがプレイヤー操作扱いになる。
-4対4という特殊な仕様上、ゲームバランスを取る事が非常に困難。
-キャラによってはMUGENをフリーズさせる事がある。
-Helpermaxは最大で56、この内4つは5P~8Pの分になるので実質''52''となり、Helper使用数が1人平均6.5個を超えるだけで[[Helper不足による不具合>MUGEN豆知識#id_588d3c54]]が発生する。
-wavchannelが初期値の16や32のままだと、1.0や1.1の仕様上音が上書きされずに新しい音が重ならなくなりやすい。
--wavchannelを128や255などの高い数値に変えればある程度は解消される。
-8人のキャラを同時に動かすためキャラによっては重い。
-EnemyNearは5P~8Pには適用されない(P2Distなどは有効。また、Enemy(2)やEnemy(3)で3・4人目の指定は可能)。
-3P・4Pとの距離に関係なく、5P・6P(3人制)または7P・8P(4人制)の方に優先して振り向いてしまう。P2Distなども同様。
-5P~8Pに対してはデバッグによる体力操作やAI切り替えが使えない(体力全回復は有効)。
--ただし1.1ではコンソール機能(日本語キーボードでは「ctrl+半/全」で入れる)の他、&br()「setlife 2(1) 0(1)」「toggleai 1(2~4)」などと書かれている部分を「toggleai 5(6~8)」に変えれば、手間はかかるが5~8PのAI切り替えが可能になる。
等の問題点がある。&link_anchor(*1){*1}
また、&font(b,red){4人制タッグで使用される事を前提にキャラやAIを作成している製作者は恐らく存在しない}ため、
自分のPCで試す際も動画を視聴する際も、''不具合は当然起こり得るもの''と考えよう。
そもそも通常の2対2の時点でバランス崩壊や不具合の温床となっており、タッグ戦での使用はサポート対象外としている製作者も多いのだから当然の話ではあるが。
大会動画の特殊ルールやストーリー動画の演出として大きな効果を発揮すると思われるが、上で挙げた問題点がある事や、
国内で新MUGEN自体がさほど普及していない事もあり、このシステムを使用している動画は海外が大半である。
国内においては、kanajlo氏の動画の3日後に『[[色々なキャラで色々する大会]]』の種目の一つとして採用されており、その後も幾つかの大会で採用されている。
&nicovideo(sm9567404)
----
**4人制タッグを使用している大会動画
-[[色々なキャラで色々する大会]]
-[[Let's餌やり!★取りサバイバル]]
-[[【一狂vs二凶vs四並】変則タッグバトル選手権大会]]
-[[3つの心が1つになれば勝てるトーナメント 【改造3vs3】]]
-[[アイスクライマー杯]]
-[[第1回 4人タッグVSボス 大会]]
-[[悪役4人 VS 正義1人 勝ち抜き大会]] (削除済み)
-[[第2回 4人タッグVSボス 大会]]
-[[真・最終章 MUGEN界 男性連合軍VS女性連合軍2]]
-[[秋の交代式3on3ミニ大会]]
----
&aname(*1,option=nolink){&color(red){*1}}
これらの問題点のいくつかはIKEMEN系列では解消されている。
5P~8Pの初期位置が正常になり、EnemyNearや振り向きなども通常通り適用。デバッグキーも有効。
Helpermaxも56以上に設定できるためHelper不足の心配はない。
----
MUGENのタッグモードは通常2対2が上限であるが、
[[新MUGEN>新バージョンmugenについて]]ではバイナリエディタで一部を書き換える事で、''4対4に上限を引き上げる事が可能''な事が発見された。
これにより計8体のキャラを同時に戦闘参加させる事が可能となる。
タッグモードの仕様を変更するという点では「[[TAG TEAM MODE]]」と同じだが、あちらがキャラ側の記述のみで実現可能なのに対し、
4人制タッグはMUGEN本体を改造しなければならない点が異なる。
また、WinMUGENで同じ事が可能という報告はされていない。
『[[ロイヤルランブル大会]]』の投稿者であるkanajlo氏が発見、及び下記の動画で実際に戦う様子を紹介している。
&nicovideo(sm9533450)
ただし、新MUGENリリースから8年以上経った後も依然として国内で主流であり続けるWinMUGENと同じく、
&font(b,red){Elecbyte非公認のハックシステムである}という事は念頭に置いておこう。
**4人制タッグ使用方法
-&b(){MUGEN1.0の場合}
「mugen.exe」内のアドレス「3C37F」の「02」を「04」と書き換える。「03」にすれば3対3になる。
-&b(){MUGEN1.1の場合} (タイトル画面の下部に「M.U.G.E.N 1.1.0 BETA 1 ''P1''」と表示されている方)
1.0と同様にアドレス「57F0」の「02」を書き換える。
-&b(){IKEMEN GO及びPlusの場合}
[[IKEMEN>I.K.E.M.E.N]]の機能拡張バージョンとして知られるIKEMEN GOとIKEMEN Plusでは、正式に4人制タッグに対応している。
オプションのTeam SettingでSimul Limitが3以上になっていれば、キャラセレ画面のモード選択でSimulの人数を変える事ができる。
----
**問題点
-5P~8P(両タッグの3、4人目のキャラ)のライフが表示されない。
-2R目以降開始時やイントロをスキップした場合の5P~8Pの立ち位置が不規則(直前の位置を継続)で、場合によっては開幕時点で挟み撃ちが成立するなど、&br()片方が一方的に有利な配置になる事がある。さらに向きも右向きスタート固定となる。
--1.1では5P~8Rの位置もリセットされ、1R目と同じ配置になる。ただし向きはそのままで、イントロをスキップした場合は1.0と同様。
-プレイヤー側は全てのキャラがプレイヤー操作扱いになる。
-4対4という特殊な仕様上、ゲームバランスを取る事が非常に困難。
-キャラによってはMUGENをフリーズさせる事がある。
-Helpermaxは最大で56、この内4つは5P~8Pの分になるので実質''52''となり、Helper使用数が1人平均6.5個を超えるだけで[[Helper不足による不具合>MUGEN豆知識#id_588d3c54]]が発生する。
-wavchannelが初期値の16や32のままだと、1.0や1.1の仕様上音が上書きされずに新しい音が重ならなくなりやすい。
--wavchannelを128や255などの高い数値に変えればある程度は解消される。
-8人のキャラを同時に動かすためキャラによっては重い。
-EnemyNearは5P~8Pには適用されない(P2Distなどは有効。また、Enemy(2)やEnemy(3)で3・4人目の指定は可能)。
-3P・4Pとの距離に関係なく、5P・6P(3人制)または7P・8P(4人制)の方に優先して振り向いてしまう。P2Distなども同様。
-5P~8Pに対してはデバッグによる体力操作やAI切り替えが使えない(体力全回復は有効)。
--ただし1.1ではコンソール機能(日本語キーボードでは「ctrl+半/全」で入れる)の他、&br()「setlife 2(1) 0(1)」「toggleai 1(2~4)」などと書かれている部分を「toggleai 5(6~8)」に変えれば、手間はかかるが5~8PのAI切り替えが可能になる。
等の問題点がある。&link_anchor(*1){*1}
また、&font(b,red){4人制タッグで使用される事を前提にキャラやAIを作成している製作者は恐らく存在しない}ため、
自分のPCで試す際も動画を視聴する際も、''不具合は当然起こり得るもの''と考えよう。
そもそも通常の2対2の時点でバランス崩壊や不具合の温床となっており、
タッグ戦での使用はサポート対象外としている製作者も多いのだから当然の話ではあるが。
大会動画の特殊ルールやストーリー動画の演出として大きな効果を発揮すると思われるが、上で挙げた問題点がある事や、
国内で新MUGEN自体がさほど普及していない事もあり、このシステムを使用している動画は海外が大半である。
国内においては、kanajlo氏の動画の3日後に『[[色々なキャラで色々する大会]]』の種目の一つとして採用されており、その後も幾つかの大会で採用されている。
&nicovideo(sm9567404)
----
**4人制タッグを使用している大会動画
-[[色々なキャラで色々する大会]]
-[[Let's餌やり!★取りサバイバル]]
-[[【一狂vs二凶vs四並】変則タッグバトル選手権大会]]
-[[3つの心が1つになれば勝てるトーナメント 【改造3vs3】]]
-[[アイスクライマー杯]]
-[[第1回 4人タッグVSボス 大会]]
-[[悪役4人 VS 正義1人 勝ち抜き大会]] (削除済み)
-[[第2回 4人タッグVSボス 大会]]
-[[真・最終章 MUGEN界 男性連合軍VS女性連合軍2]]
-[[秋の交代式3on3ミニ大会]]
----
&aname(*1,option=nolink){&color(red){*1}}
これらの問題点のいくつかはIKEMEN系列では解消されている。
5P~8Pの初期位置が正常になり、EnemyNearや振り向きなども通常通り適用。デバッグキーも有効。
Helpermaxも56以上に設定できるためHelper不足の心配はない。
----