アリーナ

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※どのアリーナをお探しですか? +&link_aname(arena){アリーナ} (ドラゴンクエストIV) +[[牧原アリーナ]] ([[わくわく7]]) +アリーナ ([[レオナ・ハイデルン]]の改変キャラ) 本項では1のアリーナについて解説します。 ---- &aname(arena) #ref(arena.jpg,,left,float,width=280,title=リメイク版より。よく見ると下記の小説版のイラストとポーズが…?) &br()&br()&br()&br()&br()&br()&br()&br() &font(b,i,20){ アリーナの こうげき!} &font(b,i,20){ かいしんの いちげき!} #clear エニックス(現スクウェア・エニックス)のRPG『[[ドラゴンクエストIV>ドラゴンクエスト4勇者]]』の登場人物。 名前の由来は競技場・闘技場等を表す英語「arena」。日本では横浜アリーナなどが有名。 ただし設定上は綴りが少し異なる「Alena」であり、こちらも現実に存在する人名である(尤も「アレーナ」と読む場合が多いが)。 味方メンバーの一人であり、第二章「おてんば姫の冒険」では主人公を務める。 &color(white){おきのどくですが レディストーカーのきろくは きえてしまいました} サントハイム王国の16歳のお姫様。赤色のクルクルとしたクセが付いた髪形ととんがり帽子が特徴。 一応「王女」であるが、王女と呼ばれる事はなく一貫して[[姫>ピーチ]]と呼ばれており、ステータスの職業欄でも「ひめ(姫)」である。 海外NES版での呼称は「Princess Alena」、海外DS版では「Tsarevna Alena」。 "Tsarevna"はロシア語由来の言葉で「[[皇帝]]の娘」を意味し、つまりはこれも「アリーナ姫」の事である。 皇帝がツァーリ(Tsar)で皇子がツァレーヴィチ(Tsarevich)、皇女がツァレーヴナ(Tsarevna)。 何故ロシア語なのかというと、「Alena」という名前がロシアでポピュラーなためその雰囲気を出そうとしたためとの事。 &s(){厳密にロシア語読みすると「アリーナ」でも「アレーナ」でもなく&b(){「アリョーナ」}になってしまうようだが。} これに伴い、国の名前もドイツっぽい「サントハイム」ではなく「Santeem(NES版)」や「Zamoksva(DS版)」に変更され、 Zamoksva領内の各種ネーミングもロシア風に統一され、国民のセリフもロシア訛りを表現した英文が用いられるなど雰囲気作りが徹底されている。 海外版ドラクエではキャラの名前が変えられている(クリフト→Kiryl ブライ→Borya)事が多いのだが、アリーナはその名前の響きからか、 日本版から名前変更されなかった数少ないキャラクターの一人である。 快活でお気楽で向こう見ずな性格で、[[格闘技に>ティファ・ロックハート]][[精を出している。>ファラ・エルステッド]] エニックス公式のゲームブックでは、 「母親の身体が弱かったため、アリーナが同じ轍を踏まないよう、幼い頃にサントハイム王が格闘技を推奨した」 という設定になっている。 尤も現在では大変後悔しており、「母親に似て美人なのだから、もう格闘技など辞めて欲しい」と願っている。 なお、サントハイム王は幼少の頃から予知能力を持っているが、アリーナにはその素質は一切受け継がれていない。 城の外の世界に興味津々だが、一国の姫が気軽に城外に出られるはずもないため、&b(){自室の壁を蹴破り力ずくで脱走}した事がある。 父親に釘を刺されるがそれでも城外に行きたいアリーナは、もう一度同じ手口で城を脱出。 しかし、お目付け役である神官クリフトや教育係の宮廷魔術師ブライにはお見通しであったようで、あっさり見付かってしまう。 その後「勝手に脱走を繰り返されるくらいなら、せめて付き人を同行させた方がまだ安全だろう」というブライらの判断により、 クリフトとブライの2人を連れて諸国漫遊の旅に繰り出す事になる。 [[行く先々で困った人々を助け>アンパンマン]]、ある事件を切っ掛けに遂に父親からも諸国漫遊を認められるに至り、 アリーナは大国エンドールで開かれる武術大会に出場する事になるのだが……。 ちなみに道中では前章の主人公である王宮戦士ライアンに出逢う事もある。 &nicovideo(sm15508973) #region(おてんば姫の行進) 決勝戦の相手であるデスピサロは会場から姿を消してしまい、武術大会は不戦勝でアリーナの優勝となる。 そしてエンドール城から出ると、一人の兵士が今すぐサントハイムに戻るように伝えて絶命した。 サントハイムに戻った一行だが、不気味に静まり返ったそこに人の気配は無く、一匹の猫を残して全員神隠しに遭っており、 城の皆を捜すために再び旅に出る事になる……という所で第二章は幕を閉じる。 第五章の「導かれし者たち」では事件の原因たるデスピサロを探すべく旅をしていたが、 病気になったクリフトを治療すべく、冒険者達と組んで薬となるパデキアの根っこを探していた所で主人公一行と出会う。 最終的に主人公が根っこを渡す事でクリフトは回復し、彼と同時に仲間になる (ブライは根っこを探す協力という形で一足先に仲間になる)。 #endregion 魔法使いのような服装とは裏腹に『[[DQIII>ドラゴンクエスト3勇者]]』の武闘家の特質を受け継いだキャラクターで、 呪文の類は使えないが「ちから」と「すばやさ」が高いため[[アタッカーとして活躍出来る>ゴレムス]]。 装備品が少なく[[盾>キャプテンアメリカ]]や[[重い防具>シャルロット]]は装備出来ないが、素の攻撃力が高いので打撃面では気にならない。むしろお金が節約出来る。 仲間内でも特に「会心の一撃」(クリティカル)が出やすく、[[1ターンに>ジャッキー]][[2回攻撃が>キラーマジンガ]][[可能>トリス]]な「キラーピアス」を装備させると会心の一撃を出しまくってくれる。 ファミコン版ではあまり[[AI]]が優秀ではなかった(効かないのに[[ザラキ>即死攻撃]]を連発するクリフト等)ので、 「取り敢えず殴ってくれる」という特性を生かしスタメンに入れていた人も多かっただろう。 #region(その実力の程はと言うと……) &b(){最大25%}というぶっ飛んだ会心の一撃発生率と最高クラスの素早さを併せ持ち、アタッカーとしては掛け値無しにトップ (極めて単純に会心の一撃のダメージを260、通常打撃のダメージを120として計算すると、1ターン2回攻撃でのダメージ期待値は300を超える。  これは&b(){能力上限が500に底上げされ、攻撃特技が爆発的に増えた6以降と比較しても遜色の無い値である})。 しかも、当時は身の守りのステータスが無く、素早さが守備力に直結していたため、防具がいい加減でも守備力はそこそこ高い。 一方で呪文やブレスの耐性はどうしても低くなりがちだが、HPが割と高いので普通に耐えてくれる。 そもそも火力と素早さが高く、危険な相手にも先手を取って各個撃破出来るため、結果的に被害を抑えられる事が多い。 極め付けに、殴る以外に攻撃手段が無いために耐性を気にする必要が無く、会心の一撃が決まれば守備力すら貫通し、 ついでにガス欠の心配が無いというオマケまで付いている。 ……とまあ、総合的に見ればシリーズ全体で見ても指折りの実力者の一人である。 敢えて欠点を挙げるならばアイテム以外で回復出来ない事、複数の敵を同時に攻撃出来ない事くらいだが、それは他のメンバーで補えば済む話である。 原作の時点で上記の有様だが、PS版では多少HPが下がったものの、新しく追加された天使のレオタードのおかげで&b(){強力な耐性を得られるように。} 更に会心の一撃を捨てる事にはなるが、こちらも新しく追加されたグリンガムの鞭を装備出来るため、&b(){高い攻撃力からのグループ攻撃が可能になった。} グリンガムの鞭は作品中第2位の攻撃力を持つため、素早く力強いアリーナが使えば敵グループを素早く殲滅出来たり。 グループ攻撃は会心の一撃が出ないので、ボス戦はキラーピアスの方が有効で、使い分けると良い。 総じて原作よりも強化されたと言える。 [[余りに強すぎた>マリア・ラーネッド]]ためか、DS版・スマホ版では会心率がやや下げられてしまったのだが、これは安易な調整であると不評。 やっぱり「バシバシ会心の一撃を決めてこそのアリーナ」と言うのが多くのプレイヤーの認識のようだ。 #endregion #co{ シリーズでも珍しい直接殴り合いに行ける武闘派女性キャラクターの一人であり、 魔法戦士系にまで目を広げれば『DQVII』のアイラや、リメイク版『[[DQV>ドラゴンクエスト5主人公]]』のデボラ等もいるが、&b(){呪文・特技なし}という極端なキャラクターは、 性別を自由に決められる『III』(他作品では特技を習得するので『III』限定)の武闘家・戦士を除けば彼女くらいである。 『VI』のドランゴ(見るからにパワーファイター系の恐竜風ドラゴン)ですら呪文を覚えるのに… (厳密にいうと『III』連中は転職で呪文を引き継げるので、本当に何の呪文も特技も使えない女はアリーナだけである)。 ドラクエどころかRPGで見ても珍しい女性キャラかもしれない。 } //そもそも「昔のドラクエは戦士系が特技使えなかった」「今は特技使える」ってだけの話でしょう。男だって呪文特技0キャラはローレ・ライアン・ピピンぐらいだし。 PS版では仲間同士の会話が出来るようになり、彼女のセリフも劇的に増えたが、 &b(){「きのうはすぐに寝かしつけられたから 日課の腕立てふせができなかったわ!」} &b(){「わたしなぐれないものは信じない主義なんだけど 幽霊ってホントにいたのね」} &b(){「好きな人とむすばれることより 今は格闘のライバルがほしいわ!」} &b(){「砂の上で走りこめば足腰をきたえることができそうね。さっそくやってみようかしら」} &b(){「イカダに乗るくらいならおよいで移動した方がはやいわ」} ……と、結構な肉体派、というより&b(){脳筋}である事が判明した。姫様……。&s(){まあそんな感じだろうとは思っていたが} 事あるごとに「戦ってみたい」だの「あの人強そう」だのと呟くバトルマニアっぷりはどこぞの[[戦闘>ブロリー]][[民族>孫悟空(ドラゴンボール)]]のようである。 とはいえ、根の底は一国の王女さま。 疎ましく思っている時もあるが家族愛は強く、父親が病気になった時は我を忘れて帰郷し病気を治すために奮闘を見せる。 先述の武術大会で「優勝したものが姫と結婚出来る」という男性ばかり出る格闘大会を&b(){自分が優勝してチャラにする}など、 各町でも困った人を見過ごす事は出来ない&s(){好漢}大物ぶりを見せており、そこもまた人気の一因であろう。 なお、FC版での名前の表記は厳密には「ア&b(){り}ーナ」、クリフトも同様に「ク&b(){り}フト」になっているが、これは[[誤字>誤植]]ではなく、 容量節約でカタカナの「リ」の文字自体が用意されておらず、ひらがなの「り」で代用しているためである。 &ref(mi_arena.jpg,,left,float,width=200,title=いのまた版姫さま)  余談ではあるが、久美沙織女史の小説版では一人称が「ボク」の所謂「[[ボク>アルル・ナジャ]][[っ娘>月宮あゆ]]」である。  これだけ[[他メディアとは一人称が違う>レイレイ]]など、[[原作再現]]という意味では賛否両論あるものの、  氏が手掛けた『DQ』シリーズのノベライズ(IV~VIまで)は、  原作の消化不良だった部分やストーリーの流れがオリジナル設定で大幅に補完されており、  読み物としての完成度は非常に高い。  この『IV』に関しては投げっぱなし感が強かった[[ホイミン>ホイミスライム]]の人間化、  サントハイム失踪事件の真相もフォローされており、小説の設定を支持する声も少なくない。  挿絵では[[テイルズオブシリーズ]]でお馴染み、いのまたむつみ女史が描いた貴重なDQキャラも拝める(新装版除く)ので、  ファンなら読んで損は無いだろう。  またアニメ『アベル伝説』ではこっそりクリフトと一瞬だけゲスト出演している(セリフ無し)。  『いただきストリート』にも出演しており[[クラウド>クラウド・ストライフ]]や[[マリオ]]達との共演を果たしている。  DS版ではマリオに対して「[[ジャンプさえしてればいいってもんじゃない>バッタ]]」と喧嘩を売り、  [[弟>ルイージ]]に対しては「兄の影に隠れてると思ったら意外とちゃっかりしてるのね」  と口にする等、おてんばぶりを発揮している。  なお、実は雷が苦手である事が判明した。 #clear PS4/PS3専用ソフト『ドラゴンクエストヒーローズ 闇竜と世界樹の城』にも参戦。 同作では[[中川翔子>https://w.atwiki.jp/niconicomugen/tag/|CV:中川翔子|]]女史が[[ボイス]]を担当しており、その後の関連作でも一貫して同女史が声優を担当している。 ドラクエファンである中川女史が堀井雄二氏にアピールした事で勝ち取った役ではあるが、 やはり「専業声優ではない声優が、初期シリーズの人気キャラクターを演じる」と言う扱いには批判の声も少なからずあり、現在も賛否両論の扱いである。 |&nicovideo(sm25698328)|&nicovideo(sm25749150)| |&nicovideo(sm25768047)|&nicovideo(sm24796857)| なお、実はタイトーから発売された『レディストーカー』は、 「『トルネコの大冒険』のようにアリーナが主役のスピンオフ作品の企画だったが、許可が降りなかったのでオリジナルゲームとなった」 ……と言う噂があるが、あくまで噂に過ぎない。 確かに両ゲームは類似点が多く、開発会社の社長である内藤寛はかつてドラクエを開発していたチュンソフトに所属していたが、 公式関係者からのソースは無く、そもそも[[「他社ゲームのスピンオフを許可が取れる前に勝手に作るか?」>レイジ・オブ・ザ・ドラゴンズ]]と言う点が大分怪しい。 &nicovideo(sm24172605) ---- **MUGENにおけるアリーナ MUGENでは現状2種類の手描きアリーナが確認されている。 #region(竜飛氏製作) -&b(){竜飛氏製作} #image(Arena.gif,title=竜飛氏製作) 現在の完成度は8割、原作通り打撃技で押していくキャラになっている。ディスプレイネームは「Arena」。 必殺技はオリジナルで追加されており、「[[絶紹>ユン]][[歩法>李典徳]]」など中国拳法ベースになっている。 超必殺技は選択カラーで、下記の2つのモードを選択する事が出来る。 +原作モード(ドラクエの技を元に製作したもの) +ソウルゲインモード(初期に作られた[[ソウルゲイン]]の技を元にしたもの) [[AI]]もデフォルトで搭載されており、レベル最大だとかなりの強さを発揮する。 また、[[中村繪里子>天海春香]]氏によるボイスも搭載されている。 &nicovideo(sm18558380) #endregion #region(白昼夢氏製作) -&b(){白昼夢氏製作} #image(alena.gif,title=白昼夢氏製作) 2011年3月にβ版が公開された。ディスプレイネームは「ALENA」。 [[ニュートラル>ニュートラルポーズ]]の姿勢などは[[さくら>春日野さくら]]がモデルになっているが、 各種動作や技はオリジナルかつアリーナの力強さを表現したものになっている。 必殺技は一定の確率で会心の一撃になり、その確率は所持ゲージ数で変動し、0本だと10%、3本で最大の40%。 ボイスはCDシアター(ドラマCD)に準じ、[[吉田小南美>https://w.atwiki.jp/niconicomugen/tag/|CV:吉田小南美|]]氏のものが([[アリーナに限らず>カンフーガール]])搭載されている模様。 こちらにはつづら氏の外部AIが公開されている。 &nicovideo(sm13970348) Noctis氏が改変した「Tsarevna Alena」も存在。 会心の一撃など色々とオミットした上で、扱いやすく再構成された別物として完成されている。 AIもデフォルトで搭載済み。 |紹介動画(公開先へのリンク有り)&br()&youtube(https://www.youtube.com/watch?v=MdvcB9ej2EA){320,240}| #endregion ***出場大会 #region(一覧) ''シングル'' #list_by_tagsearch_cache([大会],[シングル],[アリーナ],sort=hiduke,100) ''タッグ'' #list_by_tagsearch_cache([大会],[タッグ],[アリーナ],sort=hiduke,100) -[[運命に惹かれた者に捧げる!高性能タッグ大会【ステラ杯】]](おまけ) ''チーム'' #list_by_tagsearch_cache([大会],[チーム],[アリーナ],sort=hiduke,100) -[[ベル主催!栄光のぽっこーん3VS3チームバトル【ポンコツ杯2】]](おまけ) ''その他'' #list_by_tagsearch_cache([大会],[その他],[アリーナ],sort=hiduke,100) -[[遊戯王MUGENモンスターズ>>https://nico.ms/sm10625507]] ''削除済み'' #list_by_tagsearch_cache([削除済み大会],[アリーナ],sort=hiduke,100) #co(){ ''更新停止中'' #list_by_tagsearch_cache([更新停止中大会],[アリーナ],sort=hiduke,100) ''凍結'' #list_by_tagsearch_cache([凍結大会],[アリーナ],sort=hiduke,100) } #endregion //***出演ストーリー ---- //タグ管理用スペース(タグを変更した時は内容をこちらにコピペ上書きしてください) //|CV:中川翔子|,|CV:吉田小南美|,ドラクエ,王女,格闘家,爪使い,マント,鉄壁スカート,赤毛,赤髪
※どのアリーナをお探しですか? +&link_aname(arena){アリーナ} (ドラゴンクエストIV) +[[牧原アリーナ]] ([[わくわく7]]) +アリーナ ([[レオナ・ハイデルン]]の改変キャラ) 本項では1のアリーナについて解説します。 ---- &aname(arena) #ref(arena.jpg,,left,float,width=280,title=リメイク版より。よく見ると下記の小説版のイラストとポーズが…?) &br()&br()&br()&br()&br()&br()&br()&br() &font(b,i,20){ アリーナの こうげき!} &font(b,i,20){ かいしんの いちげき!} #clear エニックス(現スクウェア・エニックス)のRPG『[[ドラゴンクエストIV>ドラゴンクエスト4勇者]]』の登場人物。 [[ネクストAC>ホワイト・グリント]]ではない。 名前の由来は競技場・闘技場等を表す英語「arena」。日本では横浜アリーナなどが有名。 ただし設定上は綴りが少し異なる「Alena」であり、こちらも現実に存在する人名である(尤も「アレーナ」と読む場合が多いが)。 味方メンバーの一人であり、第二章「おてんば姫の冒険」では主人公を務める。 &color(white){おきのどくですが レディストーカーのきろくは きえてしまいました} サントハイム王国の16歳のお姫様。赤色のクルクルとしたクセが付いた髪形ととんがり帽子が特徴。 一応「王女」であるが、王女と呼ばれる事はなく一貫して[[姫>ピーチ]]と呼ばれており、ステータスの職業欄でも「ひめ(姫)」である。 海外NES版での呼称は「Princess Alena」、海外DS版では「Tsarevna Alena」。 "Tsarevna"はロシア語由来の言葉で「[[皇帝]]の娘」を意味し、つまりはこれも「アリーナ姫」の事である。 皇帝がツァーリ(Tsar)で皇子がツァレーヴィチ(Tsarevich)、皇女がツァレーヴナ(Tsarevna)。 何故ロシア語なのかというと、「Alena」という名前がロシアでポピュラーなためその雰囲気を出そうとしたためとの事。 &s(){厳密にロシア語読みすると「アリーナ」でも「アレーナ」でもなく&b(){「アリョーナ」}になってしまうようだが。} これに伴い、国の名前もドイツっぽい「サントハイム」ではなく「Santeem(NES版)」や「Zamoksva(DS版)」に変更され、 Zamoksva領内の各種ネーミングもロシア風に統一され、国民のセリフもロシア訛りを表現した英文が用いられるなど雰囲気作りが徹底されている。 海外版ドラクエではキャラの名前が変えられている(クリフト→Kiryl ブライ→Borya)事が多いのだが、アリーナはその名前の響きからか、 日本版から名前変更されなかった数少ないキャラクターの一人である。 快活でお気楽で向こう見ずな性格で、[[格闘技に>ティファ・ロックハート]][[精を出している。>ファラ・エルステッド]] エニックス公式のゲームブックでは、 「母親の身体が弱かったため、アリーナが同じ轍を踏まないよう、幼い頃にサントハイム王が格闘技を推奨した」 という設定になっている。 尤も現在では大変後悔しており、「母親に似て美人なのだから、もう格闘技など辞めて欲しい」と願っている。 なお、サントハイム王は幼少の頃から予知能力を持っているが、アリーナにはその素質は一切受け継がれていない。 城の外の世界に興味津々だが、一国の姫が気軽に城外に出られるはずもないため、&b(){自室の壁を蹴破り力ずくで脱走}した事がある。 父親に釘を刺されるがそれでも城外に行きたいアリーナは、もう一度同じ手口で城を脱出。 しかし、お目付け役である神官クリフトや教育係の宮廷魔術師ブライにはお見通しであったようで、あっさり見付かってしまう。 その後「勝手に脱走を繰り返されるくらいなら、せめて付き人を同行させた方がまだ安全だろう」というブライらの判断により、 クリフトとブライの2人を連れて諸国漫遊の旅に繰り出す事になる。 [[行く先々で困った人々を助け>アンパンマン]]、ある事件を切っ掛けに遂に父親からも諸国漫遊を認められるに至り、 アリーナは大国エンドールで開かれる武術大会に出場する事になるのだが……。 ちなみに道中では前章の主人公である王宮戦士ライアンに出逢う事もある。 &nicovideo(sm15508973) #region(おてんば姫の行進) 決勝戦の相手であるデスピサロは会場から姿を消してしまい、武術大会は不戦勝でアリーナの優勝となる。 そしてエンドール城から出ると、一人の兵士が今すぐサントハイムに戻るように伝えて絶命した。 サントハイムに戻った一行だが、不気味に静まり返ったそこに人の気配は無く、一匹の猫を残して全員神隠しに遭っており、 城の皆を捜すために再び旅に出る事になる……という所で第二章は幕を閉じる。 第五章の「導かれし者たち」では事件の原因たるデスピサロを探すべく旅をしていたが、 病気になったクリフトを治療すべく、冒険者達と組んで薬となるパデキアの根っこを探していた所で主人公一行と出会う。 最終的に主人公が根っこを渡す事でクリフトは回復し、彼と同時に仲間になる (ブライは根っこを探す協力という形で一足先に仲間になる)。 #endregion 魔法使いのような服装とは裏腹に『[[DQIII>ドラゴンクエスト3勇者]]』の武闘家の特質を受け継いだキャラクターで、 呪文の類は使えないが「ちから」と「すばやさ」が高いため[[アタッカーとして活躍出来る>ゴレムス]]。 装備品が少なく[[盾>キャプテンアメリカ]]や[[重い防具>シャルロット]]は装備出来ないが、素の攻撃力が高いので打撃面では気にならない。むしろお金が節約出来る。 仲間内でも特に「会心の一撃」(クリティカル)が出やすく、[[1ターンに>ジャッキー]][[2回攻撃が>キラーマジンガ]][[可能>トリス]]な「キラーピアス」を装備させると会心の一撃を出しまくってくれる。 ファミコン版ではあまり[[AI]]が優秀ではなかった(効かないのに[[ザラキ>即死攻撃]]を連発するクリフト等)ので、 「取り敢えず殴ってくれる」という特性を生かしスタメンに入れていた人も多かっただろう。 #region(その実力の程はと言うと……) &b(){最大25%}というぶっ飛んだ会心の一撃発生率と最高クラスの素早さを併せ持ち、アタッカーとしては掛け値無しにトップ (極めて単純に会心の一撃のダメージを260、通常打撃のダメージを120として計算すると、1ターン2回攻撃でのダメージ期待値は300を超える。  これは&b(){能力上限が500に底上げされ、攻撃特技が爆発的に増えた6以降と比較しても遜色の無い値である})。 しかも、当時は身の守りのステータスが無く、素早さが守備力に直結していたため、防具がいい加減でも守備力はそこそこ高い。 一方で呪文やブレスの耐性はどうしても低くなりがちだが、HPが割と高いので普通に耐えてくれる。 そもそも火力と素早さが高く、危険な相手にも先手を取って各個撃破出来るため、結果的に被害を抑えられる事が多い。 極め付けに、殴る以外に攻撃手段が無いために耐性を気にする必要が無く、会心の一撃が決まれば守備力すら貫通し、 ついでにガス欠の心配が無いというオマケまで付いている。 ……とまあ、総合的に見ればシリーズ全体で見ても指折りの実力者の一人である。 敢えて欠点を挙げるならばアイテム以外で回復出来ない事、複数の敵を同時に攻撃出来ない事くらいだが、それは他のメンバーで補えば済む話である。 原作の時点で上記の有様だが、PS版では多少HPが下がったものの、新しく追加された天使のレオタードのおかげで&b(){強力な耐性を得られるように。} 更に会心の一撃を捨てる事にはなるが、こちらも新しく追加されたグリンガムの鞭を装備出来るため、&b(){高い攻撃力からのグループ攻撃が可能になった。} グリンガムの鞭は作品中第2位の攻撃力を持つため、素早く力強いアリーナが使えば敵グループを素早く殲滅出来たり。 グループ攻撃は会心の一撃が出ないので、ボス戦はキラーピアスの方が有効で、使い分けると良い。 総じて原作よりも強化されたと言える。 [[余りに強すぎた>マリア・ラーネッド]]ためか、DS版・スマホ版では会心率がやや下げられてしまったのだが、これは安易な調整であると不評。 やっぱり「バシバシ会心の一撃を決めてこそのアリーナ」と言うのが多くのプレイヤーの認識のようだ。 #endregion #co{ シリーズでも珍しい直接殴り合いに行ける武闘派女性キャラクターの一人であり、 魔法戦士系にまで目を広げれば『DQVII』のアイラや、リメイク版『[[DQV>ドラゴンクエスト5主人公]]』のデボラ等もいるが、&b(){呪文・特技なし}という極端なキャラクターは、 性別を自由に決められる『III』(他作品では特技を習得するので『III』限定)の武闘家・戦士を除けば彼女くらいである。 『VI』のドランゴ(見るからにパワーファイター系の恐竜風ドラゴン)ですら呪文を覚えるのに… (厳密にいうと『III』連中は転職で呪文を引き継げるので、本当に何の呪文も特技も使えない女はアリーナだけである)。 ドラクエどころかRPGで見ても珍しい女性キャラかもしれない。 } //そもそも「昔のドラクエは戦士系が特技使えなかった」「今は特技使える」ってだけの話でしょう。男だって呪文特技0キャラはローレ・ライアン・ピピンぐらいだし。 PS版では仲間同士の会話が出来るようになり、彼女のセリフも劇的に増えたが、 &b(){「きのうはすぐに寝かしつけられたから 日課の腕立てふせができなかったわ!」} &b(){「わたしなぐれないものは信じない主義なんだけど 幽霊ってホントにいたのね」} &b(){「好きな人とむすばれることより 今は格闘のライバルがほしいわ!」} &b(){「砂の上で走りこめば足腰をきたえることができそうね。さっそくやってみようかしら」} &b(){「イカダに乗るくらいならおよいで移動した方がはやいわ」} ……と、結構な肉体派、というより&b(){脳筋}である事が判明した。姫様……。&s(){まあそんな感じだろうとは思っていたが} 事あるごとに「戦ってみたい」だの「あの人強そう」だのと呟くバトルマニアっぷりはどこぞの[[戦闘>ブロリー]][[民族>孫悟空(ドラゴンボール)]]のようである。 とはいえ、根の底は一国の王女さま。 疎ましく思っている時もあるが家族愛は強く、父親が病気になった時は我を忘れて帰郷し病気を治すために奮闘を見せる。 先述の武術大会で「優勝したものが姫と結婚出来る」という男性ばかり出る格闘大会を&b(){自分が優勝してチャラにする}など、 各町でも困った人を見過ごす事は出来ない&s(){好漢}大物ぶりを見せており、そこもまた人気の一因であろう。 なお、FC版での名前の表記は厳密には「ア&b(){り}ーナ」、クリフトも同様に「ク&b(){り}フト」になっているが、これは[[誤字>誤植]]ではなく、 容量節約でカタカナの「リ」の文字自体が用意されておらず、ひらがなの「り」で代用しているためである。 &ref(mi_arena.jpg,,left,float,width=200,title=いのまた版姫さま)  余談ではあるが、久美沙織女史の小説版では一人称が「ボク」の所謂「[[ボク>アルル・ナジャ]][[っ娘>月宮あゆ]]」である。  これだけ[[他メディアとは一人称が違う>レイレイ]]など、[[原作再現]]という意味では賛否両論あるものの、  氏が手掛けた『DQ』シリーズのノベライズ(IV~VIまで)は、  原作の消化不良だった部分やストーリーの流れがオリジナル設定で大幅に補完されており、  読み物としての完成度は非常に高い。  この『IV』に関しては投げっぱなし感が強かった[[ホイミン>ホイミスライム]]の人間化、  サントハイム失踪事件の真相もフォローされており、小説の設定を支持する声も少なくない。  挿絵では[[テイルズオブシリーズ]]でお馴染み、いのまたむつみ女史が描いた貴重なDQキャラも拝める(新装版除く)ので、  ファンなら読んで損は無いだろう。  またアニメ『アベル伝説』ではこっそりクリフトと一瞬だけゲスト出演している(セリフ無し)。  『いただきストリート』にも出演しており[[クラウド>クラウド・ストライフ]]や[[マリオ]]達との共演を果たしている。  DS版ではマリオに対して「[[ジャンプさえしてればいいってもんじゃない>バッタ]]」と喧嘩を売り、  [[弟>ルイージ]]に対しては「兄の影に隠れてると思ったら意外とちゃっかりしてるのね」  と口にする等、おてんばぶりを発揮している。  なお、実は雷が苦手である事が判明した。 #clear PS4/PS3専用ソフト『ドラゴンクエストヒーローズ 闇竜と世界樹の城』にも参戦。 同作では[[中川翔子>https://w.atwiki.jp/niconicomugen/tag/|CV:中川翔子|]]女史が[[ボイス]]を担当しており、その後の関連作でも一貫して同女史が声優を担当している。 ドラクエファンである中川女史が堀井雄二氏にアピールした事で勝ち取った役ではあるが、 やはり「専業声優ではない声優が、初期シリーズの人気キャラクターを演じる」と言う扱いには批判の声も少なからずあり、現在も賛否両論の扱いである。 |&nicovideo(sm25698328)|&nicovideo(sm25749150)| |&nicovideo(sm25768047)|&nicovideo(sm24796857)| なお、実はタイトーから発売された『レディストーカー』は、 「『トルネコの大冒険』のようにアリーナが主役のスピンオフ作品の企画だったが、許可が降りなかったのでオリジナルゲームとなった」 ……と言う噂があるが、あくまで噂に過ぎない。 確かに両ゲームは類似点が多く、開発会社の社長である内藤寛はかつてドラクエを開発していたチュンソフトに所属していたが、 公式関係者からのソースは無く、そもそも[[「他社ゲームのスピンオフを許可が取れる前に勝手に作るか?」>レイジ・オブ・ザ・ドラゴンズ]]と言う点が大分怪しい。 &nicovideo(sm24172605) ---- **MUGENにおけるアリーナ MUGENでは現状2種類の手描きアリーナが確認されている。 #region(竜飛氏製作) -&b(){竜飛氏製作} #image(Arena.gif,title=竜飛氏製作) 現在の完成度は8割、原作通り打撃技で押していくキャラになっている。ディスプレイネームは「Arena」。 必殺技はオリジナルで追加されており、「[[絶紹>ユン]][[歩法>李典徳]]」など中国拳法ベースになっている。 超必殺技は選択カラーで、下記の2つのモードを選択する事が出来る。 +原作モード(ドラクエの技を元に製作したもの) +ソウルゲインモード(初期に作られた[[ソウルゲイン]]の技を元にしたもの) [[AI]]もデフォルトで搭載されており、レベル最大だとかなりの強さを発揮する。 また、[[中村繪里子>天海春香]]氏によるボイスも搭載されている。 &nicovideo(sm18558380) #endregion #region(白昼夢氏製作) -&b(){白昼夢氏製作} #image(alena.gif,title=白昼夢氏製作) 2011年3月にβ版が公開された。ディスプレイネームは「ALENA」。 [[ニュートラル>ニュートラルポーズ]]の姿勢などは[[さくら>春日野さくら]]がモデルになっているが、 各種動作や技はオリジナルかつアリーナの力強さを表現したものになっている。 必殺技は一定の確率で会心の一撃になり、その確率は所持ゲージ数で変動し、0本だと10%、3本で最大の40%。 ボイスはCDシアター(ドラマCD)に準じ、[[吉田小南美>https://w.atwiki.jp/niconicomugen/tag/|CV:吉田小南美|]]氏のものが([[アリーナに限らず>カンフーガール]])搭載されている模様。 こちらにはつづら氏の外部AIが公開されている。 &nicovideo(sm13970348) Noctis氏が改変した「Tsarevna Alena」も存在。 会心の一撃など色々とオミットした上で、扱いやすく再構成された別物として完成されている。 AIもデフォルトで搭載済み。 |紹介動画(公開先へのリンク有り)&br()&youtube(https://www.youtube.com/watch?v=MdvcB9ej2EA){320,240}| #endregion ***出場大会 #region(一覧) ''シングル'' #list_by_tagsearch_cache([大会],[シングル],[アリーナ],sort=hiduke,100) ''タッグ'' #list_by_tagsearch_cache([大会],[タッグ],[アリーナ],sort=hiduke,100) -[[運命に惹かれた者に捧げる!高性能タッグ大会【ステラ杯】]](おまけ) ''チーム'' #list_by_tagsearch_cache([大会],[チーム],[アリーナ],sort=hiduke,100) -[[ベル主催!栄光のぽっこーん3VS3チームバトル【ポンコツ杯2】]](おまけ) ''その他'' #list_by_tagsearch_cache([大会],[その他],[アリーナ],sort=hiduke,100) -[[遊戯王MUGENモンスターズ>>https://nico.ms/sm10625507]] ''削除済み'' #list_by_tagsearch_cache([削除済み大会],[アリーナ],sort=hiduke,100) #co(){ ''更新停止中'' #list_by_tagsearch_cache([更新停止中大会],[アリーナ],sort=hiduke,100) ''凍結'' #list_by_tagsearch_cache([凍結大会],[アリーナ],sort=hiduke,100) } #endregion //***出演ストーリー ---- //タグ管理用スペース(タグを変更した時は内容をこちらにコピペ上書きしてください) //|CV:中川翔子|,|CV:吉田小南美|,ドラクエ,王女,格闘家,爪使い,マント,鉄壁スカート,赤毛,赤髪

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